JPH0935605A - リレー取付構造 - Google Patents

リレー取付構造

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Publication number
JPH0935605A
JPH0935605A JP7184319A JP18431995A JPH0935605A JP H0935605 A JPH0935605 A JP H0935605A JP 7184319 A JP7184319 A JP 7184319A JP 18431995 A JP18431995 A JP 18431995A JP H0935605 A JPH0935605 A JP H0935605A
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JP
Japan
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relay
relay mounting
outer peripheral
mounting portion
peripheral wall
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JP7184319A
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Inventor
Shin Nakayama
慎 中山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H50/047Details concerning mounting a relays
    • H01H50/048Plug-in mounting or sockets

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱からのリレーの取り外し作業の際
に、上ケースと下ケースとを組み付けるロックアームが
不用意に撓むことのないリレーの取付構造を提供する。 【解決手段】 本発明のリレー取付構造は、リレー装着
部39に、リレー41が装着された状態でロックアーム
29の撓みを阻止して、ロックアーム29へのロック爪
27の係合状態を保持するたわみ阻止壁部47を設けた
ことにより、リレー装着部39からリレー41を取り外
す際に、ロックアーム29が不用意に撓まない。従っ
て、リレー装着部39からのリレー41の取り外し作業
の際に上ケースと下ケースとが分解することない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱のリレ
ー装着部にリレーを取り付けるためのリレー取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱内のブスバーにより形成され
た分岐回路とリレーの端子部とを接続する場合、図5に
示すように電気接続箱1内のブスバー3と接続された電
線5から、ジョイント端子7を介して電線9を分岐さ
せ、リレーの端子部11と接続するものがある(実開平
6−9325号公報)。この接続構造では、電気接続箱
1にリレー13を機械的に接続しているのみで、ブスバ
ー3と端子部11との電気的な接続は、電線9を用いて
いる。
【0003】このため、電気接続箱1に搭載するリレー
13の数量が多くなると、ブスバー3と端子部11とを
接続する電線や、ジョイント端子の本数が多くなり、組
付工数も増えるので製造コストが高くなる。
【0004】そこで、図6に示すように、電気接続箱1
内のブスバー3とリレー13の端子部11とを直接接続
する構造が提案されている。この接続構造は、図7に示
すように、電気接続箱1内のブスバー3の雄端子部3a
とリレー13の端子部(雄端子)11とを中継端子15
を介して接続している。ここで、リレー13は、図8に
示すように、コイル等のリレー本体の上部を覆う上ケー
ス17と、リレー本体の下部を覆う下ケース19とから
なり、下ケース19の内側にリレー13の端子部11が
突出している。そして、図8に示すように下ケース19
に係止孔21や、図9に示すように、係止突起23が形
成され、これらの係止孔21や係止突起23が、リレー
装着部25の壁部25aと係合することにより、リレー
13が電気接続箱1に取り付けられる。
【0005】また、図10に示すように、上ケース17
と下ケース19とのつなぎ目部分(網目部分)20が熱
溶着により接続されて一体に形成されているものもある
がコスト高となるため図11、12に示すように、ロッ
ク爪27とロックアーム29により上ケース17と下ケ
ース19とが一体に組み付けられている。
【0006】すなわち、上ケース17の外周からロック
爪27が突設され、下ケース19に係止孔31を形成す
る係止枠33からなるロックアーム29が形成されてい
る。そして、ロック爪27を係止枠33内の係止孔31
に挿入することで、上ケース17と下ケース19とが組
み付けられている。これにより、製造コストが低減され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リレー
の交換作業等の際に、図12に示すように、リレー13
を電気接続箱のリレー装着部25から外すため上ケース
17を摘んで上方へ引き上げると、ロックアーム29が
不用意に外側へ撓んでしまい、上ケース17のみリレー
装着部25から外れ、下ケース19がリレー装着部25
に取り残されてしまう。このため、リレー13の中身
(コイル等)が露出してしまうことがある。この場合に
は、下ケース19をリレー装着部から再度引き上げなけ
ればならないので、二度手間となる。
【0008】従って、電気接続箱からのリレーの取り外
し作業に手間がかかるという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、電気接続箱からのリレ
ーの取り外し作業の際に、上ケースと下ケースとを組み
付けるロックアームが不用意に撓むことのないリレーの
取付構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、リレー本体の上部側を覆う上ケース
と、リレー本体の下部側を覆う下ケースと、上ケース又
は下ケースのいずれか一方に設けたロック爪と、他方に
設けられて前記ロック爪と係合し上ケースと下ケースと
を連結する可撓性のロックアームとを有するリレーを電
気接続箱のリレー装着部に取り付けるリレー取付構造に
おいて、前記リレー装着部に、前記リレーが装着された
状態でロックアームの撓みを阻止して、前記ロックアー
ムへの前記ロック爪の係合状態を保持するたわみ阻止壁
部を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項1の発明によれば、リレー装着部か
らリレーを外すために上ケースをリレー装着部から引き
上げると、ロックアームが外側に撓もうとするが、撓み
阻止壁部により、ロックアームの撓みが阻止されている
のでロックアームが撓むことがない。従って、上ケース
をリレー装着部から引き上げても、上ケースと下ケース
とが分解することがなく、リレー装着部からリレー全体
が一度に外れる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記ロック爪が前記上ケースに設けられ、前記
ロックアームが前記下ケースに設けられて、前記ロック
アームの外側へのたわみ変形によりロックアームとロッ
ク爪との係合が解除されることを特徴としている。
【0013】請求項2の発明によれば、ロックアームが
リレーの外側へ撓むことにより、ロックアームとロック
爪との係合が解除される。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の発明であって、前記リレーの外周に帯状突出部
が設けられ、前記リレー装着部にこの帯状突出部と係合
してリレー装着部にリレーを固定する弾性係止片部が設
けられていることを特徴としている。
【0015】請求項3の発明によれば、リレーを電気接
続箱のリレー装着部に挿入すると、リレーの外周に設け
た帯状突出部に弾性係止片部が係合し、リレーがリレー
装着部に装着される。
【0016】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか一項に記載の発明であって、前記リレー装着
部にリレーが嵌合する外周壁が設けられ、この外周壁の
一部に前記たわみ阻止壁部を一体に形成したことを特徴
としている。
【0017】請求項4の発明によれば、リレーを外周壁
の内部に挿入すると、外周壁の一部に形成されたたわみ
阻止壁部によりロックアームの不用意なたわみが阻止さ
れて、ロック爪とロックアームとの係合状態が保持され
る。
【0018】請求項5の発明は、請求項3記載の発明で
あって、前記リレー装着部に前記リレーが嵌合する外周
壁が設けられ、この外周壁の一部にたわみ阻止壁部を一
体に形成すると共に、前記弾性係止片部がこの外周壁の
内側に設けられていることを特徴としている。
【0019】請求項5の発明によれば、リレーを外周壁
の内部に挿入すると、外周壁の一部に形成されたたわみ
阻止壁部によりロックアームの不用意なたわみが阻止さ
れて、ロック爪とロックアームとの係合状態が保持され
る。これと共に、リレーの帯状突出部に弾性係止片部が
係合して、リレーがリレー装着部に取り付けられる。
【0020】請求項6の発明は、請求項5記載の発明で
あって、前記弾性係止片部が前記外周壁に一体に設けら
れた可撓性のアーム部と、このアーム部の先端部に設け
られて内側へ突出する係止突起部と、この係止突起部に
設けられて前記帯状突出部に係止する係止面と、外側に
向けて上り傾斜の傾斜面とからなることを特徴としてい
る。
【0021】請求項6の発明によれば、リレーを外周壁
の内部に挿入すると、リレーの端部が、弾性係止片部の
傾斜面上を摺動してアーム部を外側に撓ませる。そし
て、リレーの帯状突出部が係止突起部を乗り越えると、
係止面が帯状突出部に係止して、外周壁の内部からのリ
レーの抜けを阻止する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリレー取付構
造の実施の形態について説明する。
【0023】第1の形態 図1(a)、(b)、図2、図3を用いて第1の形態に
ついて説明する。なお、図1(a)は電気接続箱のリレ
ー装着部39と、このリレー装着部39に装着されるリ
レー41を示す斜視図であり、図1(b)はリレー装着
部39にリレー41を装着した状態を示す断面図であ
る。
【0024】図1(a)に示すように、電気接続箱のリ
レー装着部39には、電気接続箱内で分岐回路を形成す
るブスバーの端子部及びこの端子部に接続された中継端
子(いずれも不図示)が収容された嵌合部40が突設さ
れている。この嵌合部40の周囲には、断面矩形状で、
リレー41が嵌合される外周壁43が形成されている。
この外周壁43の対向する壁部45、45の中間部は互
いに接近する方向、すなわち外周壁43の内側へ向けて
突出されており、たわみ阻止壁部47、47が形成され
ている。このたわみ阻止壁部47、47は、外周壁43
内にリレー41が挿入されると、図3に示すようにロッ
クアーム29の外側部分に所定の隙間L1を介して位置
する。
【0025】また、壁部45、45には、たわみ阻止壁
部47、47の両側に、弾性係止片部49、49がそれ
ぞれ形成されている。この弾性係止片部49は、図1
(b)に示すように、外周壁43の内部の底壁43aか
ら立設された可撓性のアーム部51と、このアーム部5
1の先端部に設けられて内側へ突出する係止突起部53
と、この係止突起部53に設けられてリレー41の帯状
突出部35に係止する係止面55と、外側に向けて上り
傾斜の傾斜面57とからなる。アーム部51は壁部45
と所定の隙間L2(図1(b)参照)をあけて立設され
ており、アーム部51が外側へ最大に撓んだときには、
係止突起部53の係止面55が帯状突出部35の上面3
5aから外れて、弾性係止片部49と帯状突出部35と
の係合が解除される。
【0026】次にリレー41をリレー装着部39に取り
付ける手順について説明する。
【0027】先ずリレー41の下ケース19の下端側を
外周壁43に位置合わせする。このとき、たわみ阻止壁
部47、47とロックアーム29、29とが同じ位置に
来るように位置決めする。次に、リレー41を外周壁4
3内に押し込むと、下ケース19の下端側が弾性係止片
部49の傾斜面57上を摺動することにより弾性係止片
部49が外側に撓む。さらにリレー41を外周壁43内
に押し込むと、弾性係止片部49の係止突起部53が帯
状突出部35を乗り越えて、係止面55が帯状突出部3
5の上面35a上に係止する。これと共に、下ケース1
9内に突出しているリレー41の端子部が嵌合部40内
のブスバーの雄端子部と中継端子を介して電気的に接続
される。これにより、リレー41がリレー装着部39に
取り付けられる。
【0028】次に、リレー装着部39に取り付けられた
リレー41を取り外すには、図2に示すように、上ケー
ス17を指42で摘んで、上方(矢印a方向)へ引き上
げる。このとき、ロックアーム29は、上ケース17の
上方向への引上げにより外側に撓んで、ロック爪27か
ら外れようとするが、図3に示すように、たわみ阻止壁
47に当接して、所定量以上のたわみが阻止される。こ
のため、ロック爪27が係止孔31から抜け出ることが
ない。一方、弾性係止片部49のアーム部51も、リレ
ー41の上方への引上げにより、外側に撓み、係止面5
5が帯状突出部35の上面から外れる。従って、リレー
41は、上ケース17と下ケース19とが分解すること
なく、外周壁43から抜け出て、リレー41をリレー装
着部39から外れる。
【0029】このように本形態によれば、たわみ阻止壁
部47により、リレー41を外周壁43から抜き出す際
には、ロック爪27とロックアーム29との係合状態が
保持されるので、下ケース19と上ケース17とを分解
することなく、リレー41をリレー装着部39から取り
外すことが出来る。従って、リレー装着部39に取り残
された下ケース19を再度引き上げる手間が無くなり、
リレー41の交換作業が容易になる。
【0030】また、本形態では、リレー41の帯状突出
部35に、弾性係止片部49を係合させるだけで、リレ
ー41をリレー装着部39に固定することが出来るた
め、リレー41にリレー装着部39への固定手段を特別
に設ける必要がない。従って、リレー41をリレー装着
部39に固定するための構造が簡単になり、リレー41
の製造コストを低減することが可能となる。
【0031】なお、リレー41の交換がない場合には、
上記形態で示したように係止突起部53の係止面55が
帯状突出部35と面接触するように略平面に形成し、リ
レー41の交換が必要な場合には、係止面55を傾斜さ
せたり、あるいは、係止突起部53を曲面状に形成し
て、帯状突出部35から係止突起部53がはずれ易い形
状にしても良い。
【0032】第2の形態 次に図4に示す第2実施例について説明する。上記第1
実施例では、たわみ阻止壁部47と弾性係止片部49と
が同一の壁部45に形成されていたが、本形態のリレー
装着部59に設けたたわみ阻止壁部61を弾性係止片部
49が形成されている壁部63と交叉する方向の対向す
る壁部65に形成した例である。
【0033】図4に示すように、本形態のリレー装着部
59の外周壁43の対向する壁部63には、角側に弾性
係止片部49が形成されている。また、壁部63の対向
方向に対して交叉する方向の壁部65に、たわみ阻止壁
部61が形成されている。
【0034】そして、ロックアーム29とたわみ阻止壁
部61との位置を合わせた状態で、リレー41を外周壁
43内に挿入すると、上記第1の形態と同様に、弾性係
止片部49が下ケース19との摺動により外側に撓み、
係止突起部53が帯状突出部35の上面35aと係合す
る。これにより、リレー41がリレー装着部59に取り
付けられる。
【0035】次に、リレー41をリレー装着部59から
外す場合には、上記第1の形態と同様に上ケース17を
摘み上げて取り外す。この場合、ロックアーム29が外
側へ撓もうとするが、たわみ阻止壁部61により所定量
以上の撓みが阻止されているので、ロック爪27とロッ
クアーム29との係合が解除されることがない。一方、
リレー41のリレー装着部59からの引上げにより弾性
係止片部49が外側に撓んで係止面55が帯状突出部3
5から外れる。これにより、リレー41をリレー装着部
59から外すことが出来る。この場合、ロックアーム2
9の外側へのたわみがたわみ阻止壁部61により阻止さ
れているので、上ケース17と下ケース19とが取り外
しの際に分解することがない。
【0036】本形態においても上記第1の形態と同様
に、たわみ阻止壁部61により、リレー41を外周壁4
3から抜き出す際には、ロック爪27とロックアーム2
9との係合状態が保持されるので、下ケース19と上ケ
ース17とを分解することなく、リレー41をリレー装
着部59から取り外すことが出来る。従って、リレー装
着部59に取り残された下ケース19を再度引き上げる
手間が無くなり、リレー41の交換作業が容易になる。
【0037】また、本形態では、リレー41の帯状突出
部35に、弾性係止片部49を係合させるだけで、リレ
ー41をリレー装着部59に固定することが出来るた
め、リレー41にリレー装着部59への固定手段を特別
に設ける必要がない。従って、リレー41をリレー装着
部59に固定するための構造が簡単になり、リレー41
の製造コストを低減することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、リレー装着部に、リレーが装着された状態でロッ
クアームの撓みを阻止して、ロックアームへのロック爪
の係合状態を保持するたわみ阻止壁部を設けたことによ
り、電気接続箱からのリレーの取り外し作業の際に、ロ
ックアームが不用意に撓んで上ケースと下ケースとが分
解することがない。従って、リレーの交換作業の際に、
リレーをリレー装着部から一回の動作で取り外すことが
出来るので、リレーの交換作業が容易になる。
【0039】請求項2の発明によれば、ロック爪をロッ
クアームに係合させるだけで上ケースと下ケースとを組
み付けることが出来るので、リレーの製造コストを低減
することが出来る。しかも、リレーをリレー装着部に装
着すると、ロックアームの不用意なたわみがたわみ阻止
壁部により阻止されるので、上ケースと下ケースとを確
実に組み付けることが出来る。
【0040】請求項3の発明によれば、リレー装着部の
弾性係止片部をリレーの帯状突出部に係止させることに
より、リレーをリレー装着部に固定することが出来るの
で、リレーにリレー装着部への係止を目的とする固定構
造を形成する必要がなく、リレーの構造が簡単になるた
め、リレーの製造コストを低減することが出来る。
【0041】請求項4の発明によれば、リレー装着部に
外周壁を設けることにより、リレーをリレー装着部に嵌
合する際の位置決めが容易になる。また、リレーを外周
壁内に挿入すれば、たわみ阻止壁部がロックアームの不
用意なたわみを阻止するので、リレーをリレー装着部か
ら抜き取る際に、上ケースと下ケースとが分解すること
がなく、上ケースと下ケースとを確実に組み付けること
が出来る。さらに、たわみ阻止壁部を外周壁に一体に形
成したことにより、たわみ阻止壁部を強固に形成するこ
とが出来る。
【0042】請求項5の発明によれば、外周の内側に弾
性係止片部を設けたことにより、外周壁内に挿入すれ
ば、弾性係止片部がリレーの帯状突出部に係止して、リ
レーをリレー装着部に確実に固定することが出来る。
【0043】請求項6の発明によれば、リレーを外周壁
内に挿入すれば、弾性係止片部の傾斜面上をリレーの下
ケースの下端部が摺動してアーム部を撓ませ、最終的に
係止突起部がリレーの帯状突出部に係合するので、リレ
ー装着部へのリレーの装着作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリレー取付構造が適用された第1
の形態のリレー装着部とリレーとを示し、(a)はリレ
ー装着部にリレーを装着する前の状態す斜視図、(b)
はリレーをリレー装着部に装着した状態を示す断面図で
ある。
【図2】リレー装着部に装着された状態のリレーを上方
に引き上げて抜き取る状態を示す断面図である。
【図3】ロック爪とロックアームとの関係を示し、 図
2のIII部を拡大した断面図である。
【図4】本発明に係るリレー取付構造が適用された第2
の形態のリレー装着部とリレーとを示し、リレー装着部
にリレーを装着する前の状態す斜視図である。
【図5】電気接続箱内のブスバーとリレーとを電線を用
いて接続する従来のリレー取付構造を示す回路図であ
る。
【図6】電気接続箱内のブスバーとリレーとを電線を用
いることなく接続する従来のリレー取付構造を示す回路
図である。
【図7】図6に示すリレー取付構造において、ブスバー
とリレーとの接続を示す断面図である。
【図8】下ケースに係止穴が形成された従来のリレーを
示す斜視図である。
【図9】下ケースに係止突起が形成された従来のリレー
を示す斜視図である。
【図10】上ケースと下ケースとを熱溶着で一体に組み
付けた従来のリレーを示す正面図である。
【図11】ロック爪とロックアームとで上ケースと下ケ
ースとを一体に組み付けるリレーを示し、(a)は正面
図、(b)はロック爪とロックアームとの関係を示す断
面図である。
【図12】図11に示すリレーにおいてリレー装着部か
らリレーを抜き取る際に上ケースと下ケースとが分解し
た状態を示す側面図である。
【符号の説明】
17 上ケース 19 下ケース 27 ロック爪 29 ロックアーム 35 帯状突出部 37 リレー本体 39、59 リレー装着部 41 リレー 43、67 外周壁 47、61 たわみ阻止壁部 49 弾性係止片部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレー本体の上部側を覆う上ケースと、
    リレー本体の下部側を覆う下ケースと、上ケース又は下
    ケースのいずれか一方に設けたロック爪と、他方に設け
    られて前記ロック爪と係合し上ケースと下ケースとを連
    結する可撓性のロックアームとを有するリレーを電気接
    続箱のリレー装着部に取り付けるリレー取付構造におい
    て、前記リレー装着部に、前記リレーが装着された状態
    でロックアームの撓みを阻止して、前記ロックアームへ
    の前記ロック爪の係合状態を保持するたわみ阻止壁部を
    設けたことを特徴とするリレー取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記ロッ
    ク爪が前記上ケースに設けられ、前記ロックアームが前
    記下ケースに設けられて、前記ロックアームの外側への
    たわみ変形によりロックアームとロック爪との係合が解
    除されることを特徴とするリレー取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の発明であ
    って、前記リレーの外周に帯状突出部が設けられ、前記
    リレー装着部にこの帯状突出部と係合してリレー装着部
    にリレーを固定する弾性係止片部が設けられていること
    を特徴とするリレー取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の発明であって、前記リレー装着部にリレーが嵌合
    する外周壁が設けられ、この外周壁の一部に前記たわみ
    阻止壁部を一体に形成したことを特徴とするリレー取付
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の発明であって、前記リレ
    ー装着部に前記リレーが嵌合する外周壁が設けられ、こ
    の外周壁の一部にたわみ阻止壁部を一体に形成すると共
    に、前記弾性係止片部がこの外周壁の内側に設けられて
    いることを特徴とするリレー取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明であって、前記弾性
    係止片部が前記外周壁に一体に設けられた可撓性のアー
    ム部と、このアーム部の先端部に設けられて内側へ突出
    する係止突起部と、この係止突起部に設けられて前記帯
    状突出部に係止する係止面と、外側に向けて上り傾斜の
    傾斜面とからなることを特徴とするリレー取付構造。
JP7184319A 1995-07-20 1995-07-20 リレー取付構造 Pending JPH0935605A (ja)

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JP7184319A JPH0935605A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 リレー取付構造

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