JP2666795B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2666795B2
JP2666795B2 JP1208096A JP1208096A JP2666795B2 JP 2666795 B2 JP2666795 B2 JP 2666795B2 JP 1208096 A JP1208096 A JP 1208096A JP 1208096 A JP1208096 A JP 1208096A JP 2666795 B2 JP2666795 B2 JP 2666795B2
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繁一 若田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターミナルを二重
係止するための固定部材をハウジングの前面側から装着
するタイプのコネクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主に防水型のコネクタでは、ター
ミナルの二重係止を図るべく固定部材をハウジングの前
面側から装着するタイプのものが使用されており、例え
ば米国特許第3686619号および同第360176
0号に開示されている。これは詳細には、ハウジング内
の収容通路にターミナルを後方から挿入すると、その収
容通路に撓み変形可能に設けられた弾性腕によりターミ
ナルが抜け止め状態で係止され、その後ハウジングの前
方から固定部材を装着して弾性腕の撓み変形領域に突入
させることで弾性腕の撓み変形を規制し、もってターミ
ナルの二重係止を行うというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のもの
は、ハウジングの収容通路にターミナルを挿入して弾性
腕による係止が完了して初めて固定部材が装着できる構
造であった。そのため、コネクタにターミナルを組み付
けるアッセンブリラインでは、ハウジング、ターミナル
および固定部材を別々に搬入し、それらをライン上で新
たに組み付ける必要があり、組み付けの自動化を図ろう
とすれば大掛かりな設備が必要であり、また輸送等も含
めてそれらの部品を個別に管理しなくてはならず、製造
コストが高くならざるを得ないという問題があった。
【0004】本発明のコネクタは上記のような事情に基
づいて完成されたものであって、固定部材を予め仮装着
した状態でアッセンブリラインに供給できるようにする
ことを第1の目的としている。また第2の目的は、固定
部材が仮装着位置から誤って本装着位置に移行するのを
防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、ターミナルの収容
通路を内部に設けた筒状部が備えられ、前記収容通路に
後方から挿入されたターミナルは、その収容通路に設け
られた撓み変形可能な弾性腕により抜け止め状態で係止
され、かつ前記筒状部の前方から装着される固定部材を
弾性腕の撓み変形領域に位置させることでターミナルの
二重係止を行うようにしたコネクタにおいて、前記固定
部材は、筒状部における弾性腕の撓み変形領域の手前の
位置で仮係止可能とされ、さらなる押し込みにより前記
撓み変形領域に進出した位置に本係止可能とされている
構成としたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記固定部材は、そこに設けられた2種類の係止突
起のうちの1つが前記筒状部に設けられた第1の係止部
位に係合することで仮係止され、他の係止突起が同筒状
部に設けられた第2の係止部位に対して仮係止時期より
も遅い時期に係合することで本係止される構成としたと
ころに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記筒状部の外側には相手側コネク
タに向けて開口するスカート部が形成され、前記固定部
材は、そのスカート部からほぼ突出することなく収容さ
れた状態で前記筒状部に仮係止可能とされている構成と
したところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>固定部材を筒状部の前面側から装着
すると、固定部材はまず弾性腕の撓み変形領域の手前の
位置で仮組みされる。この状態では弾性腕は撓み変形が
可能であるので、ターミナルは収容通路の後方から弾性
腕を撓み変形領域に向けて撓み変形させつつ挿入され、
所定位置まで挿入されると弾性腕が元姿勢に復元しつつ
ターミナルと係合して一次係止する。次に固定部材をさ
らに押し込むと、固定部材は撓み変形領域に進出した位
置に本組みされる。それにより弾性腕の撓み変形が規制
され、もってターミナルが二重係止される。
【0009】またターミナルの挿入時に半挿入状態に留
め置かれると、弾性腕が撓み変形領域に突出した状態に
留められる。そのため、仮組みされた固定部材を本係止
位置に押し込もうとした場合に、突出した弾性腕に当た
ることで押し込みができず、それを持ってターミナルが
半挿入状態にあることが検知される。
【0010】すなわち請求項1の発明によれば、固定部
材をターミナルが挿入可能な状態で筒状部に仮組みする
ことが可能であるから、コネクタのアッセリブリライン
へは、固定部材が仮組みされたハウジングとターミナル
とを搬入すればよく、自動化にも簡単に対応できるとと
もに、部品管理費を削減でき、製造コストの低減を期す
ることができる。また、ターミナルの半挿入検知を行う
ことができる効果がある。
【0011】<請求項2の発明>固定部材を筒状部の前
面側から装着すると、そこに設けられた1つの係止突起
がまず筒状部に設けられた第1の係止部位に係合するこ
とで仮係止される。さらに固定部材を押し込むと、別の
係止突起が同筒状部に設けられた第2の係止部位に係合
することで本係止される。
【0012】<請求項3の発明>固定部材はスカート部
からほぼ突出しない状態で筒状部に仮組みされる。この
ため、固定部材が仮組みされてアッセンブリラインへ搬
入される途中や、アッセンブリを行う途中において、ス
カート部が保護壁の役目を果たして、固定部材が外部部
材に突き当たる可能性が少なくなる。このことは、固定
部材がターミナルの挿入前において不用意に本係止位置
まで押し込まれることが防止できることを意味し、円滑
なアッセンブリを期することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1から図8は雌コネクタ
A、図9から図16は雄コネクタBを示す。雌コネクタ
Aは、ハウジング1、ターミナル2、無端状弾性シール
リング3及び固定部材4から成る。ハウジング1は、タ
ーミナル2を収容する通路11aを有した一対の筒状部
11,11´、これら筒状部11,11´と適宜間隔を
おき、これらを囲んだ状態でハウジング1の前半分に設
けられたスカート部12、筒状部11,11´の同軸方
向上中央位置でこれと直交して立ち上がり、上記スカー
ト部12の後端に継続する垂壁部13及び上記垂壁部1
3と上記筒状部11,11´とが直交する位置におい
て、対となる2つの筒状部11,11´に跨ってその側
壁との間に段差を有して形成された弾性シールリング3
の巻き付け台14とから成る。
【0014】筒状部11,11´は、その側壁11b上
に切り欠き部11cを有し、その切り欠き部11c内に
可撓性の片持ち梁り状弾性腕11dを構成している。筒
状部11,11´は、上記側壁11bを縦方向に向けた
状態で、それと直交する方向へ適宜間隔をおいて相並ん
でいる。
【0015】弾性腕11dは、通路11aに収容される
ターミナル2の挿入方向へ自由端11d−1を延ばして
おり、その自由端近くに通路11a内へ突出する凸部1
1d−2を有している。凸部11d−2は、弾性腕11
dの自由端方向側において、垂直な面を、その背向する
側に傾斜面を有している。また、筒状部11,11´
は、筒状部11,11´の並び方向の両外側に位置する
側壁11eに筒状部11,11´の軸方向へ長い長孔1
1fを有している。
【0016】ターミナル2は凹部21を有している。ハ
ウジング1に設けられた通路11a内に挿入されたター
ミナル2は、片持ち梁り状弾性腕11dの自由端11d
−1の凸部11d−2に当接し、その傾斜面を利用し
て、自由端を筒状部11,11´の外方へ変位させた状
態で移動し、通路11a内の所定位置に来たとき、弾性
腕11dの自由端近くの凸部11d−2を凹部21内に
迎え入れ、当該部分に係止される。シールリング3は、
上述した巻き付け台14に巻装され、スカート部12と
の間に適宜間隔を有する。
【0017】固定部材4は、相直交する4つの側壁を有
し、且つ窓口付き底壁41を有した枠状の形で構成さ
れ、相並ぶ一対の筒状部11,11´に跨って被冠可能
である。一方、固定部材4の開口端縁には外方へ広がる
フランジ42が設けられている。固定部材4の4つの側
壁の一方の相対向する側壁43,43´の内面には、開
口端近くに小突起43a,43a´が設けられ、他方の
相対向する側壁の一方の側壁44にはその部分から切り
欠き形成された片持ち梁り状の弾性片44aが設けられ
ており、弾性片44aの内面における固定部材4の軸方
向上の中央位置と対応する部分には、相互に間隔をおい
て一対の突起44a−1,44a−1´が設けられてい
る。小突起43a,43a´及び突起44a−1,44
a−1´は共に、固定部材4を筒状部11,11´に被
冠すべく嵌め入れていく方向側にある面を傾斜面として
いる。
【0018】一対の筒状部11,11´に跨って被冠さ
れる固定部材4は、上述した小突起43a,43a´が
筒状部11,11´の長孔11fに嵌入し、また上述し
た突起44a−1,44a−1´の傾斜面が筒状部1
1、11´の側壁11bの先端に当接した状態で、且つ
固定部材4の側壁44が筒状部11,11´の側壁11
b上における弾性腕11dの形成部分から外れたところ
に位置した状態(図4、図7参照)でハウジング1に仮
装着される。
【0019】したがって、雌コネクタAにおける固定部
材4とハウジング1の仮係止手段及び仮被係止手段は、
固定部材4における側壁43,43´の内面の小突起4
3a,43a´と側壁44上の弾性片44aに形成され
た突起44a−1,44a−1´及び上記筒状部11,
11´における側壁11bの先端と側壁11eの長孔1
1fとから構成されていることが理解出来るであろう。
【0020】上述の如く、固定部材4を仮装着したハウ
ジング1は、筒状部11,11´の夫々の通路11a内
にターミナル2を迎え入れ、弾性腕11dの凸部11d
−2をターミナル2の凹部21に嵌合させ、また巻き付
け台14上にシールリング3を装着した状態(図5参
照)で、固定部材4の本装着の作業を待つことになる。
【0021】本装着は、固定部材4を仮装着の状態から
さらに筒状部11,11´に押し付け、弾性片44aの
撓みと、突起44a−1,44a−1´の傾斜面とを利
用し、突起44a−1,44a−1´を、筒状部11,
11´の側壁11bの先端から側壁11b上に乗り越え
させ、固定部材4の底壁41を筒状部11,11´の先
端面に当接させ、突起44a−1,44a−1´を切り
欠き部11cに嵌入させ、その切り欠き端に係止させる
ことにより成される(図6、図8参照)。
【0022】すなわち、固定部材4はターミナル2が挿
入可能な状態で筒状部11,11´に仮組みすることが
可能であるから、コネクタのアッセリブリラインへは、
固定部材4が仮組みされたハウジング1とターミナル2
とを搬入すればよく、自動化にも簡単に対応できるとと
もに、部品管理費を削減でき、製造コストの低減が図ら
れる。
【0023】またターミナル2を通路11aに挿入する
際、それが半挿入状態に留め置かれると、弾性腕11d
の自由端11d−1が側壁11bの外方に突出した状態
に留められる。そのため仮組みされた固定部材4を本係
止位置に押し込もうとした場合に、突出した弾性腕11
dの自由端11d−1に当たることで押し込みができ
ず、それを持ってターミナル2が半挿入状態にあること
が検知される。
【0024】さらに、固定部材4はスカート部12から
突出することなくその中に収められた状態で筒状部1
1,11´に仮組みされるため、固定部材4が仮組みさ
れてアッセンブリラインへ搬入される途中や、アッセン
ブリを行う途中において、スカート部12が保護壁の役
目を果たして、固定部材4が外部部材に突き当たる可能
性が少なくなる。そのため、固定部材4がターミナル2
の挿入前において不用意に本係止位置まで押し込まれる
ことが防止される。
【0025】雄コネクタBは、ハウジング5、ターミナ
ル6及び固定部材7とから成る。ハウジング5は、ター
ミナル6を収容する通路51aを有した一対の筒状部5
1,51´、これら筒状部51,51´と適宜間隔をお
き、これらを囲んだ状態でハウジング5の前半分に設け
られたスカート部52、筒状部51,51´の同軸方向
上の中央位置でこれと直交して立ち上がり、上記スカー
ト部52の後端に継続する垂壁部53及び上記スカート
部52の内側面上に構成される断面凸形状部54とから
成る。
【0026】筒状部51,51´は、その側壁51b上
に切り欠き部51cを有し、その切り欠き部51c内に
可撓性の片持ち梁り状弾性腕51dを形成している。筒
状部51,51´は、上記側壁51bを縦方向に向けた
状態でそれと直交する方向へ適宜間隔をおき相並んでい
る。
【0027】弾性腕51dは、通路51aに挿入されて
くるターミナル6の挿入方向へ自由端51d−1を延ば
し、その自由端近くに通路51a内へ突出する凸部51
d−2を有している。凸部51d−2は、弾性腕51d
の自由端方向側において、垂直な面を、またその背向す
る側に傾斜面を有している。また筒状部51,51´
は、その並び方向において相対峙する内側の側壁51e
の夫々に筒状部51,51´の軸方向へ長い長孔51f
を有している。
【0028】ターミナル6は凹部61を有している。ハ
ウジング5に設けられた通路51a内に挿入されたター
ミナル6は、片持ち梁り状弾性腕51dの自由端51d
−1の凸部51d−2に当接し、その傾斜面を利用して
自由端を筒状部51,51´の外方へ変位させた状態で
移動し、通路51a内の所定位置に来たとき、弾性腕5
1dの自由端近くの凸部51d−2を凹部61内に迎え
入れ、当該部分に係止される。
【0029】固定部材7は直交する4つの側壁を有して
枠状に形成され、一方の開口部には、窓口つきの底壁7
1が形成され、またその底壁71の中央部からは、固定
部材7の軸方向前後に延びる係止片72とガイド片73
とが突出形成されている。
【0030】固定部材7の一つの側壁74には、その部
分から切り欠き形成された片持ち梁り状弾性片74aが
2つ設けられ、夫々の弾性片74a上には、外方へ突出
する突起74a−1が形成されている。係止片72にお
ける固定部材7の筒状部51,51´への披着方向側の
自由端近くには、その両側面に小突起72a,72a´
が設けられている。突起74a−1及び小突起72a,
72a´はともに固定部材7の筒状部51,51´への
披着方向側の面を傾斜面としている。
【0031】一対の筒状部51,51´に跨って被冠さ
れる固定部材7は、上述した小突起72a,72a´
が、筒状部51,51´の長孔51fに嵌入し、また上
述した突起74a−1の傾斜面がスカート部52の内側
面上の断面凸形状部54に当接した状態で、且つ固定部
材7の側壁が筒状部51,51´の弾性腕51dの形成
部分から外れたところに位置した状態(図12、図15
参照)でハウジング5に仮装着される。
【0032】したがって、雄コネクタBにおける固定部
材7とハウジング5との仮係止手段及び仮被係止手段
は、ハウジング5におけるスカート部52の内側面上の
断面凸形状部54と上記筒状部51,51´の相対峙す
る側壁51eに設けられた長孔51f及び固定部材7に
おける係止片72の先端部両側面上の小突起72a,7
2a´と側壁74上の弾性片74aの外方へ突出した突
起74a−1とで構成されていることが理解出来るであ
ろう。
【0033】上述した如く、固定部材7を仮装着したハ
ウジング5は、筒状部51,51´の夫々の通路51a
内にターミナル6を迎え入れ、弾性腕51dの凸部51
d−2をターミナル6の凹部61に嵌合させた状態(図
13参照)で、本装着の作業を待つことになる。
【0034】本装着は、固定部材7を仮装着した状態か
らさらに筒状部51,51´に対し押し付け、弾性片7
4aの可撓性と突起74a−1の傾斜面とを利用し、突
起74a−1をハウジング5のスカート部52の内側面
に構成された断面凸形状部54の一方の段差から乗り越
えさせ、固定部材7の底壁71を筒状部51,51´の
先端に当接させ、突起74a−1を断面凸形状部54の
他方の段差に係止させることにより成される(図14、
図16参照)。
【0035】すなわち、固定部材7はターミナル6が挿
入可能な状態で筒状部51,51´に仮組みすることが
可能であるから、コネクタのアッセリブリラインへは、
固定部材7が仮組みされたハウジング5とターミナル6
とを搬入すればよく、自動化にも簡単に対応できるとと
もに、部品管理費を削減でき、製造コストの低減が図ら
れる。
【0036】またターミナル6を通路51aに挿入する
際、それが半挿入状態に留め置かれると、弾性腕51d
の自由端51d−1が側壁51bの外方に突出した状態
に留められる。そのため仮組みされた固定部材7を本係
止位置に押し込もうとした場合に、突出した弾性腕51
dの自由端51d−1に当たることで押し込みができ
ず、それを持ってターミナル6が半挿入状態にあること
が検知される。
【0037】さらに固定部材7はスカート部52内にほ
ぼ収められた状態で筒状部51,51´に仮組みされる
ため、固定部材7が仮組みされてアッセンブリラインへ
搬入される途中や、アッセンブリを行う途中において、
スカート部52が保護壁の役目を果たして、固定部材7
が外部部材に突き当たる可能性が少なくなる。そのた
め、固定部材7がターミナル6の挿入前において不用意
に本係止位置まで押し込まれることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雌コネクタの一部切
欠分解斜視図である。
【図2】その分解縦断面図である。
【図3】その分解横断面図である。
【図4】固定部材を仮装着した状態の横断面図である。
【図5】ターミナルを挿入した状態の横断面図である。
【図6】固定部材を本装着した状態の横断面図である。
【図7】固定部材を仮装着した状態の縦断面図である。
【図8】固定部材を本装着した状態の縦断面図である。
【図9】雄コネクタの一部切欠分解斜視図である。
【図10】その分解縦断面図である。
【図11】その分解横断面図である。
【図12】固定部材を仮装着した状態の横断面図であ
る。
【図13】ターミナルを挿入した状態の横断面図であ
る。
【図14】固定部材を本装着した状態の横断面図であ
る。
【図15】固定部材を仮装着した状態の縦断面図であ
る。
【図16】固定部材を本装着した状態の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A…雌コネクタ 1…ハウジング 11,11´…筒状部 11a…通路 11c…切り欠き部 11d…弾性腕 11d−1…自由端 11d−2…凸部 11f…長孔 12…スカート部 2…ターミナル 21…凹部 4…固定部材 43a,43a´…小突起 44a…弾性片 44a−1,44a−1´…突起 B…雄コネクタ 5…ハウジング 51,51´…筒状部 51a…通路 51d…弾性腕 51d−1…自由端 51d−2…凸部 51f…長孔 52…スカート部 54…断面凸形状部 6…ターミナル 61…凹部 7…固定部材 72a,72a´…小突起 74a…弾性片 74a−1…突起

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターミナルの収容通路を内部に設けた筒
    状部が備えられ、前記収容通路に後方から挿入されたタ
    ーミナルは、その収容通路に設けられた撓み変形可能な
    弾性腕により抜け止め状態で係止され、かつ前記筒状部
    の前方から装着される固定部材を弾性腕の撓み変形領域
    に位置させることでターミナルの二重係止を行うように
    したコネクタにおいて、 前記固定部材は、筒状部における弾性腕の撓み変形領域
    の手前の位置で仮係止可能とされ、さらなる押し込みに
    より前記撓み変形領域に進出した位置に本係止可能とさ
    れていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、そこに設けられた2種
    類の係止突起のうちの1つが前記筒状部に設けられた第
    1の係止部位に係合することで仮係止され、他の係止突
    起が同筒状部に設けられた第2の係止部位に対して仮係
    止時期よりも遅い時期に係合することで本係止されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記筒状部の外側には相手側コネクタに
    向けて開口するスカート部が形成され、前記固定部材
    は、そのスカート部からほぼ突出することなく収容され
    た状態で前記筒状部に仮係止可能とされていることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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