JPH0421270Y2 - - Google Patents

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JPH0421270Y2
JPH0421270Y2 JP3716987U JP3716987U JPH0421270Y2 JP H0421270 Y2 JPH0421270 Y2 JP H0421270Y2 JP 3716987 U JP3716987 U JP 3716987U JP 3716987 U JP3716987 U JP 3716987U JP H0421270 Y2 JPH0421270 Y2 JP H0421270Y2
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JP
Japan
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locking arm
connector
insulating housing
panel
locking
Prior art date
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JP3716987U
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JPS63145279U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気コネクタの技術分野において利
用され、特に該電気コネクタをパネル等に取付け
て固定するためのパネル取付用係止腕をもつ電気
コネクタに関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば添付図面の第3図に示すような電
気コネクタが知られている。この公知の電気コネ
クタ1は、絶縁ハウジング10の両側面11,1
1に、パネル20の取付開口21の両側に設けら
れている凹部22,22に挿入された際、該凹部
22にて弾性力をもつて係止して上記電気コネク
タ1の固定を図る係止腕12,12が設けられて
いる。この係止腕12,12は、絶縁ハウジング
の両側面11,11のほぼ中間位置より、後方
(図において上方)へ外方に開く方向に延出され
て片持梁の形態をなし弾性を有している。該係止
腕12,12の先端部は第4図の拡大図にてよく
開示されているごとく、その外方に階段状の段部
13が設けられている。この係止腕12,12
は、外力を受けた際に弾性によつて内方向に変位
(撓み)を生ずることができるようになつている。
また、絶縁ハウジング10の側縁には、鍔部1
4,14が突出して設けられている。さらに、絶
縁ハウジング10の後面(図において上面側に)
は、複数の接触子挿入穴15が設けられており、
電線30が接続されている接触子(図示せず)が
上記接触子挿入穴15から挿入されている。そし
て、前面側に設けられた開口(図示せず)にて相
手方コネクタ(図示せず)の接触子と結合可能と
なつている。なお、参照番号16は、相手コネク
タとのロツク用の突起である。
このように構成された電気コネクタ1のパネル
20への固定は、第3図に示す矢印の方向へ挿入
することによつてなされる。この挿入により、係
止腕12,12は、その段部13が取付開口21
の両側の凹部22に当接し該凹部22から受ける
押圧力によつて、内方向に撓みを生じる。引続い
てさらに絶縁ハウジング10をパネル20の開口
21にて挿入していくと、上記当接する段部13
は、基部の段13Nから先端部の段13Aへと移
行し、該移行は鍔部14のパネル20との当接ま
で続行する。そして、鍔部14のパネルとの当接
によつて挿入方向での位置決めがなされ、また上
記段部13での凹部22との弾圧力によつて固定
がなされる。上記係止腕12の段部13は、複数
の段13A,13B……13Nが設けられている
ので、第4図Aのごとくパネル20の板厚が薄い
ときには先端部の段で係止でき、また第4図Bの
ごとくパネル20の板厚が厚い場合は基部の段で
係止できるようになつていて、異なる厚さのパネ
ル20に対応できるという利点がある。
(考案が解決しようとする問題点) このように上述した片持梁状の係止腕をもつ絶
縁ハウジングにあつては、係止腕の先端部が開放
されているために次のような問題点を有してい
た。
接触子の数が多い大型のコネクタの場合、相
手コネクタの挿抜動作によつて係止腕に大きな
負荷がかかり、係止腕が曲がつたり、折れたり
する虞れがある。さりとて、この負荷に耐えら
れるように係止腕の基部を強固にすると弾性が
なくなつて、パネル20の開口21に挿入する
ことが困難となる。
成形された絶縁ハウジングが接触子の挿入前
において多数箱等に入られて輸送される際に係
止腕同士が絡み合つてしまい、輸送後の自動機
でのハーネス加工等によつて電線付接触子を挿
入する際に支障をきたす。さらには、絡み合つ
た係止腕同士が、容易に外れずこれを無理に外
そうとすると係止腕が曲がつたり折れる等破損
して使用不能になる虞れがある。
また、上記ハーネス加工後の製品も、電線と
係止腕とが絡み合つてしまい、非常に取扱いが
困難となつてしまう。
(問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は、上述の従来の電気コネクタが有して
いた問題点を解決して、係止腕の機能を損うこと
なく、絡み合いの生じないパネル取付用係止腕を
もつ電気コネクタを提供することを目的とする。
本考案は、上記目的の達成のために、 前面にて相手方コネクタと接続されるコネクタ
の絶縁ハウジングが側面に係止腕と鍔部とを有
し、係止腕は上記側面から後方に向けて延出され
て弾性をもつて形成され、鍔部は側面の他部に突
起として形成され、コネクタの取付用パネルの取
付開口にて、上記係止腕の弾性力によつて固定そ
して上記突起によつて位置決めがなされる電気コ
ネクタにおいて、 上記係止腕の先端部に、外係止腕と絶縁ハウジ
ングとを繋ぐ可撓連絡部が設けられている、 ことにより構成される。
本考案によれば、係止腕の先端部に可撓連絡部
が存在するために、絶縁ハウジング同士がそれら
の係止腕にて絡み合いを生ずることはない。しか
も、上記可撓連絡部が容易に撓むことができるの
で、係止腕の弾性力による固定機能を損わない。
(実施例) 以下、添付図面の第1図及び第2図にもとづい
て本考案の一実施例を説明する。なお、第1図及
び第2図において、第3図及び第4図に示された
従来の電気コネクタと共通な部分については同一
符号を付してその説明は省略している。
第1図において絶縁ハウジング10の側部の中
間位置からは、後方(上方)斜めに延出して曲げ
弾性を有する係止腕12Aが設けられている。該
係止腕12Aは、その上端部にて比較的薄く容易
に撓む可撓連絡部17によつて、上記絶縁ハウジ
ング10の側面と繋がつている。上記係止腕12
Aは、その上端部から下方に向けて複数の段をも
つ段部13が、従来のものと同様に設けられてい
る。
かかる構造の電気コネクタ1にあつては、パネ
ル20の取付開口21への取付けは、前述の従来
のものの場合とほぼ同様になされる。その際、可
撓連絡部17は、容易に撓むようになつているの
で、上記取付開口21への挿入の際の係止腕の弾
性撓み変形には何ら支障とならない。そして、絶
縁ハウジングの取扱中にあつては、係止腕は互い
に絡み合うこともなくなる。また、上記可撓連絡
部17は係止腕12Aの補強ともなつている。
上記可撓連絡部17は、絶縁ハウジング10に
対する連絡位置あるいはその形状に関して特に限
定はなく、第2図の二点鎖線にて示す17A,1
7Bのように適宜の異なる形態をとることができ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案の係止腕は絶縁ハウジング
の側面との間に可撓連絡部を有しているために次
のような効果を奏する。
相手コネクタとの挿抜によつて係止腕に負荷
がかかつたとしても、可撓連絡部で補強されて
いるので係止腕が曲がつたり、折れたりする虞
れがなくなる。これは、係止腕の基部を強固に
する必要がないので、パネルの開口にも容易に
挿入取付けることができることを意味する。
絶縁ハウジングを箱等に多数入れて輸送して
も、係止腕同士は絡み合うことがなくなり、絡
み合いに起因する輸送中の破損やハーネス加工
時におけるトラブルが解消される。
絶縁ハウジングに電線付接触子を組み込んだ
後においても、電線と係止腕の絡み合いが全く
ないので、輸送中の破損やハーネス時のトラブ
ルも解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての電気コネク
タの斜視図、第2図は第1図のものにおいて可撓
連絡部の位置及び形状についての変形例を示す部
分拡大図、第3図は従来の電気コネクタの斜視
図、第4図は第3図の電気コネクタがパネルへ取
付けられたときの部分拡大図で、第4図Aはパネ
ルが薄い場合、第4図Bはパネルが厚い場合を示
している。 1……電気コネクタ、10……絶縁ハウジン
グ、12A……係止腕、14……鍔部、17……
可撓連絡部、21……パネルの取付開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面にて相手方コネクタと接続されるコネクタ
    の絶縁ハウジングが側面に係止腕と鍔部とを有
    し、係止腕は上記側面から後方に向けて延出され
    て弾性をもつて形成され、鍔部は側面の他部に突
    起として形成され、コネクタの取付用パネルの取
    付開口にて、上記係止腕の弾性力によつて固定そ
    して上記突起によつて位置決めがなされる電気コ
    ネクタにおいて、 上記係止腕の先端部に、該係止腕と絶縁ハウジ
    ングとを繋ぐ可撓連絡部が設けられている、 ことを特徴とするパネル取付用係止腕をもつ電気
    コネクタ。
JP3716987U 1987-03-16 1987-03-16 Expired JPH0421270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3716987U JPH0421270Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3716987U JPH0421270Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145279U JPS63145279U (ja) 1988-09-26
JPH0421270Y2 true JPH0421270Y2 (ja) 1992-05-14

Family

ID=30848255

Family Applications (1)

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JP3716987U Expired JPH0421270Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

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