JP2001186346A - 網点、網点形成方法および装置 - Google Patents

網点、網点形成方法および装置

Info

Publication number
JP2001186346A
JP2001186346A JP36639599A JP36639599A JP2001186346A JP 2001186346 A JP2001186346 A JP 2001186346A JP 36639599 A JP36639599 A JP 36639599A JP 36639599 A JP36639599 A JP 36639599A JP 2001186346 A JP2001186346 A JP 2001186346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
halftone
halftone dot
dot
dots
area ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36639599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3427026B2 (ja
Inventor
Hiroshi Asai
浩 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18486683&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001186346(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP36639599A priority Critical patent/JP3427026B2/ja
Priority to EP00127152A priority patent/EP1111905B1/en
Priority to DE60042635T priority patent/DE60042635D1/de
Priority to US09/741,798 priority patent/US6989913B2/en
Publication of JP2001186346A publication Critical patent/JP2001186346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3427026B2 publication Critical patent/JP3427026B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と異なる印刷性能を有する網点を提供す
る。 【解決手段】 各網点がランダムに配置され、一様な網
点面積率の画像領域内において、半数の網点が隣接する
網点と接合する網点面積率が、50%を超える値に設定
されている。また、各網点が隣接する網点と接合すると
きに、隣接する網点と接合する点である複数の接合点
が、特定の網点面積率において同時には接合しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷に用いられ
る網点を形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷の分野においては、多階調画像をハ
ーフトーン化することによってハーフトーン画像である
印刷画像が作成される。ハーフトーン化の方法として
は、網点を用いるものが一般的である。
【0003】従来の網点(いわゆるAM網点)は、一定
の間隔で格子状に配列されており、網点画像の濃度は単
位面積当たりの網点の面積によって表現される。すなわ
ち、AM網点の規則的な配列は常に一定であり、多階調
画像信号のレベルの増加に応じて各網点を構成する黒画
素の数が増加する。この明細書において、「画素」と
は、画像記録装置における記録の1単位を意味する。例
えば、レーザビームによって感光フィルムや印刷版を露
光する画像記録装置では、レーザビームの1スポットが
1画素に相当する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】規則的な配列を有する
従来のAM網点では、(1)周期的な画像との間でモア
レが発生しやすい、(2)多色刷りにおいてロゼットモ
アレが発生しやすい、(3)網点面積率が50%のとき
(スクエアドットの場合)に、隣接する網点同士が一斉
に接合するので、トーンジャンプを生じやすい、等の問
題が指摘されている。
【0005】そこで、近年では、FMスクリーニングと
呼ばれるハーフトーン化方法もかなり頻繁に利用されて
いる。FMスクリーニングにおいては、ドットの大きさ
を成長させるのではなく、小さなドット(FM網点と呼
ばれる)の数を増加させることによって、画像濃度を増
大させている。FMスクリーニングにおいては、AM網
点に関する上述した各種の問題が緩和される。
【0006】しかし、FMスクリーニングでは、(1)
ドットサイズを小さくすると安定した印刷性能を得難
い、(2)一方、ドットサイズを大きくすると画像のざ
らつきが目立つ、(3)ドットの[周囲長/面積]の比
が網点よりも大きいので、印刷時にドットサイズが変化
し易い(すなわちドットゲイン特性が不安定である)、
等の問題点が存在する。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、従来と異なる印
刷性能を有する網点、および、その網点を用いた印刷技
術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明で
は、各網点がランダムに配置され、一様な網点面積率の
画像領域内において、半数の網点が隣接する網点と接合
する網点面積率が、50%を超える値に設定されている
とともに、各網点が隣接する網点と接合するときに、隣
接する網点と接合する点である複数の接合点が、特定の
網点面積率において同時には接合しないことを特徴とす
る。こうすれば、モアレやトーンジャンプの発生を抑制
でき、また、印刷の安定性やドットゲイン特性に優れて
いる網点を提供することができる。
【0009】なお、1個の網点が形成される網点セルの
形状が、各網点毎に異なる不規則な形状を有しているこ
とが好ましい。こうすれば、ざらつきの少ない滑らかな
画像を再現することができる。
【0010】なお、本発明は、網点、網点形成方法およ
び装置、印刷方法および装置、それらの方法や装置の機
能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコン
ピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュ
ータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信
号、等の種々の態様で実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】A.装置の構成:以下、本発明の
実施の形態を実施例に基づいて説明する。図1は、本発
明の一実施例としての画像処理システムの構成を示すブ
ロック図である。この画像処理システムは、コンピュー
タ100と、画像記録装置200とを備えている。
【0012】コンピュータ100は、CPU10と、R
OMおよびRAMを含むメインメモリ12と、フレーム
メモリ14と、キーボード30と、マウス32と、表示
装置34と、ハードディスク36と、これらの各要素を
接続するバス40と、を備える。なお、図1では各種の
インターフェイス回路は省略されている。
【0013】メインメモリ12には、SPMデータ作成
部20の機能を実現するためのコンピュータプログラム
が格納されている。SPMデータ作成部20の機能につ
いては後述する。SPMデータ作成部20の機能を実現
するコンピュータプログラムは、フレキシブルディスク
やCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録された形態で提供される。
【0014】画像記録装置200は、スクリーンパター
ンメモリ(SPM)210と、画像データメモリ212
と、比較器214と、露光記録部(網点形成部)216
とを備えている。SPM210は、SPMデータ作成部
20で作成されたSPMデータ(「閾値マトリクス」と
も呼ぶ)を格納する。比較器214は、SPMデータか
ら選ばれた閾値と多階調画像データとを比較し、この比
較結果に応じて網点記録信号(露光信号)を生成する。
露光記録部216は、この網点記録信号を用いて感光材
である網点記録媒体上に網点を形成する。なお、画像記
録装置200としては、露光以外の記録手段(例えばイ
ンクの吐出)を用いた他のタイプの記録装置を利用する
ことも可能である。
【0015】B.第1実施例:図2は、第1実施例にお
いて網点用のSPMデータを作成する手順を示すフロー
チャートである。ステップS1では、ランダムに配置さ
れた網点中心を有する複数の網点領域(以下、「網点セ
ル」と呼ぶ)を設定する。網点中心をランダムに配置す
る手法としては、ボロノイ図を用いた施設配置問題の解
法が利用可能である。
【0016】図3は、ランダムに配置された網点中心を
示す説明図である。この例では、9つの繰り返し領域R
Aがタイル状に配列されている。網点中心は、円で囲ま
れた黒点の位置に配置される。9つの繰り返し領域RA
は、すべて同一である。図2の中央にある繰り返し領域
RAにおいては、複数の網点中心と、各網点中心を囲む
多角形とが描かれている。これらの多角形は「ボロノイ
多角形」と呼ばれるものである。ボロノイ多角形は、あ
る任意の網点中心と近傍の網点中心とを結ぶ直線の垂直
二等分線をそれぞれ求め、これらの垂直二等分線同士の
交点を結ぶことによって形成される多角形である。ボロ
ノイ多角形の頂点をボロノイ点、辺をボロノイ辺、網点
中心の位置を母点と呼ぶ。また、多数の母点に関するボ
ロノイ多角形を示す図は、ボロノイ図と呼ばれる。
【0017】ボロノイ図は、施設配置問題と呼ばれる地
理的最適化問題の解法の1つとして知られている。施設
配置問題は、2次元空間内に複数個の施設を配置する際
に、2次元空間内に存在する多数の利用者が施設を利用
する際の費用の総計が最も小さくなるように施設の配置
を決定する非線形最適化問題である。ここで、「費用」
の評価関数は、例えば利用者から各施設までの距離であ
る。郵便局や公衆電話を利用しやすく配置するために、
ボロノイ図を利用することができる。ボロノイ図につい
ては、例えば「計算幾何学と地理情報処理」,bit別
冊(1986年9月号)、伊理正夫監修、共立出版、1
63〜168頁、1986年9月10日発行、に詳述さ
れている。
【0018】図4は、ステップS1の詳細手順を示すフ
ローチャートである。ステップS11では、繰り返し領
域RA内に、網点中心の数と等しい数の母点をランダム
に配置する。図5(a)〜(c)は、ボロノイ図を用い
た施設配置問題の解法の手順を示す説明図である。図5
(a)には、繰り返し領域RA内に母点がランダムに配
置されている状態を示している。但し、図5(a)では
簡単のために母点の数を少なくしている。図5(b)
は、図5(a)に対応するボロノイ図を示している。こ
のボロノイ図は、任意の母点と近傍の母点とを結ぶ直線
の垂直二等分線をそれぞれ求め、これらの垂直二等分線
同士の交点を結ぶことによって形成される。なお、ボロ
ノイ図を作成する際には、繰り返し領域RAが繰り返し
タイル状に配列された状態を仮定するので、図5(b)
においても繰り返し領域RAの外側に母点が描かれてい
る。
【0019】ステップS12では、各ボロノイ多角形の
重心位置を計算し、各母点を重心位置にそれぞれ移動さ
せる。この様子は、図5(c)に示されている。図5
(c)の黒四角は移動前の母点の位置を示し、斜線が付
された四角は重心位置(移動後の母点の位置)を示して
いる。なお、繰り返し領域RAのほぼ中央に存在する3
つの母点は、移動前後で同じ位置を占めている。
【0020】ステップS13では、複数の母点の移動量
が所定の閾値以下であるか否かが判断され、閾値以下で
なければステップS12を再度実行する。例えば、繰り
返し領域RA内の複数の母点についての移動量の合計を
算出し、この合計値が5画素を越えていれば、ステップ
S12に戻り、母点を再度移動させる。一方、母点の移
動量が閾値以下であれば、ステップS12〜S13の処
理を終了する。
【0021】こうしてステップS12〜S13の処理が
収束すると、図3に示すようなボロノイ図が得られる。
最終的に得られたボロノイ図の母点は、網点中心として
利用される。また、各母点を中心とするボロノイ多角形
は、その網点中心を中心とする網点セルとして利用され
る。
【0022】なお、網点をランダムに配置するための手
法としては、ボロノイ図を用いた手法以外の任意のもの
を利用することができる。但し、ボロノイ図を用いた手
法と同様に、各網点セルが不規則な形状を有するように
設定されることが好ましい。
【0023】図6は、ボロノイ図以外の手法で網点中心
の位置を決定した場合の網点セルの設定方法を示す説明
図である。ここでは、各画素が最寄りの網点中心の網点
セルに含まれるものとすることによって、網点セルが設
定されている。
【0024】図2のステップS2では、繰り返し領域内
の各網点セルの画素位置に、SPMデータを決定する際
に利用される評価値がそれぞれ割り当てられる。図7
は、網点セル内の評価値分布の設定方法を示す説明図で
ある。まず、図7(a)に示すように、多角形である網
点セルHC内に複数の三角形領域を設定する。この例で
は、破線で示す網点セルHCの各辺の中点を順番に結ぶ
ことによって、実線で示される内部多角形IPが形成さ
れる。なお、内部多角形IPは、一般にはN角形(Nは
3以上の整数)であり、図7の例ではN=7である。
【0025】内部多角形IPの辺と、網点セルHCの辺
との間には、N個の外部三角形領域OTAが形成され
る。また、内部多角形IPの各頂点と網点中心DCとを
接続することによって、内部多角形IPが、網点中心D
Cを頂点とするN個の内部三角形領域ITAに分割され
る。この結果、網点セルHCは、N個の内部三角形領域
ITAと、N個の外部三角形領域OTAとに区分され
る。網点セルHCをこのように区分する利点は後述す
る。
【0026】次に、網点セルHC内の各画素に関して、
所定の評価手法に従って評価値をそれぞれ決定する。第
1実施例では、図6(b)に示すように、網点セルHC
内の各画素の評価値は、黒丸で示す網点中心DCでは
1.0に設定され、網点セルHCの辺の頂点(白三角で
示す)では−1.0に、内部多角形IPの各頂点(白三
角で示す)では0+αに設定される。ここで、αは、微
小な正又は負の乱数であり、各頂点毎に異なる値が設定
される。乱数αの絶対値としては、約0.1程度の値が
好ましい。乱数αを用いる理由は、隣接する網点同士が
接合するタイミングを、各頂点毎に多少ずらすためであ
る。この点については、更に後述する。
【0027】図7(b)に示されているように、網点が
形成される平面をxy軸で規定される平面とし、各画素
位置における評価値をz軸にとると、xyz軸で構成さ
れる3次元空間を定義することができる。以下では、こ
の3次元空間を「評価値空間」と呼び、各画素の評価値
分布で構成される立体を評価値立体と呼ぶ。この評価値
空間において、同一の三角形領域内の各画素における評
価値は、ほぼ平面を構成するものと仮定することができ
る。従って、内部多角形IP内の評価値で構成される平
面を側面とする評価値立体は、内部多角形IPを底面と
し、網点中心DCを頂点とする多角形錐をほぼ構成して
いる。
【0028】網点セルHC内の各画素の評価値は、例え
ば図7(c)のように決定される。図7(c)は、図7
(b)に示す評価値立体の1つの三角面ABCを示して
いる。この三角面の3つの頂点A,B,Cの座標は既知
である。三角面ABC上の任意の点Dの評価値dzは、
以下のようにして決定できる。
【0029】まず、ベクトルABとベクトルACの外積
を計算して、三角面ABCと直交するベクトルABCを
求める。ベクトルABとベクトルACはいずれも既知な
ので、ベクトルABCの成分も既知である。一方、点A
から任意の画素Dに向かうベクトルADは、三角面AB
C上にあるので、ベクトルABCと直交するはずであ
る。従って、ベクトルABCとベクトルADとの内積は
0になる。
【0030】具体的には、ベクトルADの成分は(dx
−ax,dy−ay,dz−az)であり、ベクトルA
BCの成分を(Vx,Vy,Vz)とすると、ベクトル
ABCとベクトルADの内積は、以下の式で与えられ
る。
【0031】 ABD・AD = Vx(dx-ax)+Vy(dy-ay)+Vz(dz-az) = 0
【0032】上式において、画素Dにおける評価値dz
以外の値は既知である。従って、上式を解くことによっ
て、任意の画素Dにおける評価値dzを決定することが
できる。
【0033】こうして、繰り返し領域内のすべての網点
セルのすべての画素について、評価値が設定される。こ
の評価値は、−1.0〜1.0の範囲の値である。
【0034】図2のステップS3では、各網点セル毎
に、画素の評価値の大きさの順に仮点灯順0〜(Mー
1)(Mは網点セル内の画素数)が割り当てられる。な
お、各網点セルに含まれる画素数Mは、網点セル毎に異
なるので、仮点灯順0〜(M−1)の範囲も網点セル毎
に異なる。
【0035】ステップS4では、各網点セル毎に、仮点
灯順を画素数M(またはM−1)で除算して正規化する
ことによって、各画素の正規化評価値を決定する。以上
の説明から解るように、正規化評価値は、0〜1の範囲
の値である。
【0036】ステップS5では、繰り返し領域内の全画
素を、正規化評価値の大きい順に並び替え、その順に最
終点灯順を割り当てる。図3からも解るように、繰り返
し領域内には多数の網点セルが存在するので、同一の正
規化評価値を有する画素が複数個存在する場合がある。
図8は、このような場合の最終点灯順の設定の好ましい
例と好ましくない例とを比較して示している。図8
(A)は、好ましくない例であり、単に画素の配置順に
従って最終点灯順が設定されている。図8(B)は好ま
しい例であり、画素の配置順との相関が生じないように
最終点灯順が設定されている。好ましくない例では、あ
る画像濃度において、局所的な領域(例えば繰り返し領
域の左部分の領域)に点灯画素(黒化した画素)が固ま
るので、画像にムラが生じる可能性がある。一方、好ま
しい例のように、画素の配置順との相関が生じないよう
に最終点灯順を設定すれば、点灯画素が適度に分散する
ので、画像の空間周波数が高くなり、ムラを緩和するこ
とができる。
【0037】なお、繰り返し領域RA内にMt個の画素
が存在するときには、最終点灯順として0〜(Mt−
1)の値が割り当てられる。
【0038】ステップS6では、多階調画像データの階
調数に応じて、最終点灯順を必要に応じて階調圧縮する
ことによって、SPMデータが生成される。例えば、多
階調画像データが0〜Ndの範囲の値を取り得るときに
は、各画素の最終点灯順を(Nd−1)/(Mt−1)
倍する階調圧縮を行う。ここで、Mtは繰り返し領域R
A内の画素数である。この結果、0〜(Nd−1)の範
囲の閾値を有するSPMデータ(閾値マトリクス)を作
成することができる。
【0039】各画素の記録の有無は、SPMデータの閾
値TDと多階調画像データIDとを比較することによっ
て、次のように決定される。 TD<IDの時:記録。 ID≦TDの時:非記録。
【0040】多階調画像データIDの範囲は0〜Ndで
あり、閾値TDの範囲は0〜(Nd−1)なので、上記
の比較によって多階調画像を(Nd+1)階調で再現す
ることができる。
【0041】図9は、こうして得られたSPMデータを
用いて形成される網点の成長過程の一例を示す説明図で
ある。第1実施例の網点の特徴の1つは、図9(d)に
示したように、隣接する網点と接合する点である複数の
接合点が、特定の網点面積率において一斉に接合しな
い、という点にある。換言すれば、各網点は、複数の接
合点を有しており、少なくとも1つの接合点は、他の接
合点とは異なる網点面積率において隣接する網点と接合
する。ここで、2つの網点が「接合する」とは、その2
つの網点を構成する画素同士が、上下または左右に隣接
する位置に来ることを意味する。
【0042】図9(d)の例では、網点の周囲の矢印で
示された位置に7箇所の接合点が存在する。これらの接
合点が、或る網点面積率において、一斉に隣接する網点
と接合することは無く、網点面積率が増加するにつれ
て、少しずつ順次接合してゆく。このような特徴は、図
7(b)で説明したように、内部多角形IPの頂点(白
三角)の評価値を、乱数αを用いて設定したことの結果
である。
【0043】なお、図9(e)の状態では、黒い網点の
周囲に白い複数の三角形領域がとびとびに形成されてい
る。これらの三角形領域は、図7に示した外部三角形領
域OTAに対応する。以上の説明から理解できるよう
に、網点の形状やその成長過程は、図7に示した評価値
値分布の設定によって特徴付けられる。
【0044】図10は、第1実施例において、一様な網
点面積率の画像領域(すなわちチント画像)内に形成さ
れる複数の網点の例を示す説明図である。この図に示さ
れている6個の網点のうち、4つの網点は、隣接する網
点セルの境界にすべて接しているのに対して、残りの2
個の網点は、その接合点の一部または全部が網点セルの
境界に接していない。
【0045】C.第2実施例:網点の形状を特徴付ける
評価値分布(図7)を変えることによって、網点形状を
種々の所望の形状に成形することが可能である。図11
は、第2実施例における評価値分布の設定方法を示す説
明図である。第2実施例では、網点中心DCと網点セル
HCの多角形の頂点とを直線でそれぞれ結ぶことによっ
て、網点セルHCを複数の三角形領域に区分する。そし
て、図11(b)に示すように、網点中心DCにおける
評価値を1.0に設定し、網点セルHCの各頂点におけ
る評価値を−1.0+α(αは正または負の乱数)に設
定する。各画素の評価値の計算方法は、図7(c)で説
明したものと同じである。
【0046】図12は、第2実施例における網点の成長
過程の一例を示す説明図である。図12(e)の状態で
は、黒い網点の周囲に、網点セルの境界に沿って白画素
の領域が形成される。この理由は、評価値分布の設定の
際に、第1実施例のような外部三角形領域OTA(図7
(a))を形成していないからである。但し、第2実施
例においても、網点セルの各頂点位置の評価値を乱数α
に基づいて設定しているので、第1実施例と同様に、す
べての接合点が或る網点面積率において同時に接合する
ことが無い、という特徴を有している。
【0047】図13は、第2実施例の網点を用いて記録
されたチント画像の例を示す説明図である。図13で
は、実際の形状に近い網点が用いられており、5%から
63%までの網点面積率の範囲において網点が順次成長
してゆく過程が理解できる。但し、図13に示す実際の
成長過程は、理想化されて描かれている図12の例とは
かなり異なる印象を与えるが、基本的な過程は同じであ
る。
【0048】網点面積率が5%のときには、各網点は1
または2画素の大きさを有している。また、網点が形成
されていない網点セルも存在する。図13の例におい
て、すべての網点セルに網点が形成されているのは、網
点面積率が17%のときである。
【0049】網点同士が接合を始めるのは、網点面積率
が38%のときである。但し、ここでは○で示した一箇
所において接合が生じているだけである。網点面積率が
45%になると、○で示す二箇所において網点同士が接
合している。網点面積率が53%になると、接合してい
る網点の数が多少増加する。網点面積率が63%のとき
は、ほとんどの網点が隣接する網点と接合している。但
し、この時点でも、隣接する網点と接合していない網点
がいくつか存在する。実際に、半数の網点が隣接する網
点と接合するのは、網点面積率が約60%のときであ
る。上述ような網点の接合の過程は、第1実施例の網点
でも同様である。
【0050】なお、一般には、本発明による網点によっ
て記録されたチント画像では、網点面積率が50%のと
きには半数以上の網点が隣接する網点と接合しておら
ず、50%を超える網点面積率のときに、半数の網点が
隣接する網点と接合する。
【0051】図14は、従来の種々の網点を用いて記録
されたチント画像の例を示す説明図である。図14
(a)はAM網点(スクエアドット)の例を示し、図1
4(b)はFM網点を示している。
【0052】AM網点では、すべての網点が特定の網点
面積率(約50%)において、一斉に他の網点と接合す
る。このため、この網点面積率においてトーンジャンプ
が生じ易い。FM網点では、ドットが成長せずに、ドッ
トの個数が増加してゆく。このため、個々のドットが小
さく、印刷時におけるドット再現の安定性に問題があ
る。
【0053】これに対して、上述した本発明の実施例に
よる網点では、50%を超える網点面積率のときに半数
の網点が隣接する網点と接合するという第1の特徴と、
すべての接合点が或る網点面積率において同時に接合す
ることが無いという第2特徴と、網点がランダムに配置
されているという第3の特徴とを有している。これらの
特徴は、以下のような種々の利点を有している。
【0054】第1の利点は、網点同士が同時に接合する
ことに起因するトーンジャンプを緩和することができ
る、という点である。第2の利点は、図3や図10から
理解できるように、網点中心がランダムに配置されてい
るにも係わらず、網点セルの間隔や大きさのばらつきが
小さいので、チント(一様濃度の画像領域)が滑らかに
再現される、という点である。第3の利点は、従来のF
Mスクリーニングで用いられていた細かなドット(FM
ドットとも呼ばれる)に比べて、ドットの[周囲長/面
積]の比が小さく、この結果、印刷時にドットサイズが
安定する(いわゆるドットゲインが小さい)、という点
である。第4の利点は、光ビームで感光材を露光する網
点記録装置において、いわゆるビートムラが発生しにく
い、という点である。ここで、ビートムラとは、複数の
発光素子から射出される光ビームに関する大きさや照射
位置の誤差に起因して、記録された網点画像上に主走査
方向に沿った筋状のムラが発生する現象である。ビート
ムラは、規則的な配置を有するAM網点では発生しやす
いが、上記各実施例の網点では網点が不規則的に配置さ
れるので、このようなビートムラが発生し難い。
【0055】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0056】(1)上記実施例では、各画素をオン/オ
フの2値で記録していたが、本発明は、各画素を3値以
上の多値で記録する場合にも適用可能である。図15
は、2値の画素で形成された2値網点と、3値の画素で
形成された3値網点とを示す説明図である。3値網点で
は、白領域は濃度0の画素で構成されており、黒領域は
濃度1の画素で、また、ハッチングが付された領域は濃
度0.5の画素で構成されている。このような多値の網
点も、上述した実施例とほぼ同様な方法に従って形成す
ることができる。例えば、1画素に異なるn個の閾値を
割り当てておき、各画素毎にn個の閾値と画像データと
をそれぞれ比較することによって、各画素の濃度を決定
することが可能である。このためには、上記実施例にお
いて、例えば各画素にそれぞれn個の異なる評価値を設
定すればよい。
【0057】(2)図13からも理解できるように、ハ
イライト領域(網点面積率の低い領域)においては、各
網点を構成する画素数が少なくなる傾向にある。画像記
録装置200における1画素のサイズがきわめて小さい
場合には、ハイライト領域における網点のサイズが小さ
いために、印刷の安定性が低下する可能性がある。例え
ば、図16(a)に示すように、最小サイズの網点が1
画素で構成される場合には、このような印刷の安定性の
問題が生じる場合がある。このような問題を回避するた
めに、図16(b)に示すように、最小サイズの網点
が、常に複数の画素で構成されるようにすることが好ま
しい。
【0058】(3)本発明による網点は、印刷に使用さ
れるすべての色版(すなわち、すべての印刷用インク)
に適用してもよく、あるいは、一部の色版のみに適用し
てもよい。これは、YMCKの4版による印刷に限ら
ず、5版以上を用いた印刷の場合も同様である。例え
ば、水平線や垂直線のエッジをきれいに再現したい色版
には、スクリーン角度が45°であるAM網点を適用
し、その他の色版に本発明による網点を適用することが
できる。本発明による網点は、網点の位置や形状が不規
則なので、AM網点と併用しても、モアレが発生する心
配が無いという利点がある。
【0059】(4)複数の色版に本発明による網点を適
用する場合に、一定の領域内(例えば繰り返し領域内)
における網点の個数を、色版毎に異なる値に設定するこ
とが可能である。一定の領域内における網点の個数を変
更すると、画像の調子もこれに応じて変わる。本発明で
は、一定の領域内における網点の個数を任意に設定でき
るので、これによって画像の調子を自在に制御すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての画像処理システムの
構成を示すブロック図。
【図2】SPMデータを作成する手順を示すフローチャ
ート。
【図3】ランダムに配置された網点中心を示す説明図。
【図4】ステップS1の詳細手順を示すフローチャー
ト。
【図5】ボロノイ図を用いてランダムに配置された網点
中心の位置を決定する方法を示す説明図。
【図6】ボロノイ図以外の手法で網点中心の位置を決定
した場合の網点セルの設定方法を示す説明図。
【図7】第1実施例における網点セル内の評価値分布の
設定方法を示す説明図。
【図8】最終点灯順の設定例を示す説明図。
【図9】第1実施例における網点の成長過程の一例を示
す説明図。
【図10】第1実施例において、一様な網点面積率の画
像領域に形成される複数の網点の例を示す説明図。
【図11】第2実施例における評価値分布の設定方法を
示す説明図。
【図12】第2実施例における網点の成長過程の一例を
示す説明図。
【図13】第2実施例の網点を用いて記録されたチント
画像の例を示す説明図。
【図14】従来の網点を用いて記録されたチント画像の
例を示す説明図。
【図15】2値網点と3値網点とを示す説明図。
【図16】最小サイズの網点を1画素で構成した場合と
複数画素で構成した場合とを示す説明図。
【符号の説明】
10…CPU 12…メインメモリ 14…フレームメモリ 20…SPMデータ作成部 30…キーボード 32…マウス 34…表示装置 36…ハードディスク 40…バス 100…コンピュータ 200…画像記録装置 210…SPM(閾値マトリクスメモリ) 212…画像データメモリ 214…比較器 216…露光記録部(網点形成部)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA08 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CC01 CE13 DA16 DA17 DB02 DB05 DB08 DC04 DC06 5C077 LL03 LL19 MP02 NN04 RR03 TT01 5C078 AA08 CA23 9A001 GG04 GG08 HH23 KK42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷に用いられる網点であって、 各網点がランダムに配置され、 一様な網点面積率の画像領域内において、半数の網点が
    隣接する網点と接合する網点面積率が、50%を超える
    値に設定されているとともに、 各網点が隣接する網点と接合するときに、隣接する網点
    と接合する点である複数の接合点が、特定の網点面積率
    において同時には接合しないことを特徴とする網点。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の網点であって、 1個の網点が形成される網点セルの形状が、各網点毎に
    異なる不規則な形状を有している、網点。
  3. 【請求項3】 印刷に用いられる網点を形成する方法で
    あって、 予め準備された閾値マトリクス内から選択された閾値
    と、多階調画像データとを比較する工程と、 前記比較の結果に応じて網点を形成する工程と、を備
    え、 前記閾値マトリクスは、(1)各網点がランダムに配置
    され、(2)一様な網点面積率の画像領域内において、
    半数の網点が隣接する網点と接合する網点面積率が、5
    0%を超える値に設定されているとともに、(3)各網
    点が隣接する網点と接合するときに、隣接する網点と接
    合する点である複数の接合点が、特定の網点面積率にお
    いて同時には接合しない、ように構成されている、網点
    形成方法。
  4. 【請求項4】 印刷に用いられる網点を形成するための
    装置であって、 予め準備された閾値マトリクスを記憶する閾値マトリク
    スメモリと、 前記閾値マトリクスメモリから読み出された閾値と、多
    階調画像データとを比較する比較器と、 前記比較器における比較結果に応じて網点を形成する網
    点形成部と、を備え、 前記閾値マトリクスは、(1)各網点がランダムに配置
    され、(2)一様な網点面積率の画像領域内において、
    半数の網点が隣接する網点と接合する網点面積率が、5
    0%を超える値に設定されているとともに、(3)各網
    点が隣接する網点と接合するときに、隣接する網点と接
    合する点である複数の接合点が、特定の網点面積率にお
    いて同時には接合しない、ように構成されている、網点
    形成装置。
JP36639599A 1999-12-24 1999-12-24 網点形成方法および装置 Expired - Lifetime JP3427026B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36639599A JP3427026B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 網点形成方法および装置
EP00127152A EP1111905B1 (en) 1999-12-24 2000-12-12 Halftone dot forming method and apparatus
DE60042635T DE60042635D1 (de) 1999-12-24 2000-12-12 Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung von Halbtonpunkten
US09/741,798 US6989913B2 (en) 1999-12-24 2000-12-22 Halftone dots, halftone dot forming method and apparatus therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36639599A JP3427026B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 網点形成方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001186346A true JP2001186346A (ja) 2001-07-06
JP3427026B2 JP3427026B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=18486683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36639599A Expired - Lifetime JP3427026B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 網点形成方法および装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6989913B2 (ja)
EP (1) EP1111905B1 (ja)
JP (1) JP3427026B2 (ja)
DE (1) DE60042635D1 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004343106A (ja) * 2003-05-06 2004-12-02 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置、デバイス製造方法およびそれにより製造したデバイス
JP2005341089A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Dainippon Printing Co Ltd スクリーン画像の生成方法
JP2006014271A (ja) * 2004-05-28 2006-01-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 網点画像生成用の閾値マトリクス生成方法、網点画像生成方法および装置、並びに記録媒体
JP2006071877A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Dainippon Printing Co Ltd スクリーン画像の生成方法
JP2006086785A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Dainippon Printing Co Ltd 網点からなる画像の印刷方法ならびに画像変換方法および装置
JP2007152645A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Dainippon Printing Co Ltd グラビア印刷方法および印刷物
JP2008508759A (ja) * 2004-07-28 2008-03-21 サジャン コミュニカシオン イメージをスクリーニングする方法
US7471421B2 (en) 2004-10-08 2008-12-30 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Method of generating threshold matrix and recording medium storing data of threshold matrix
JP2009100233A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
US7532365B2 (en) 2005-01-07 2009-05-12 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Threshold matrix generation method, threshold matrix generation apparatus, and recording medium
JP2012166379A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置および画像記録方法

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7224488B2 (en) * 2001-06-12 2007-05-29 Fujifilm Corporation Method of correcting threshold array, dot pattern data structure, method of correcting pixel layout of image, and method of determining threshold array for generating image
AR040336A1 (es) * 2002-06-26 2005-03-30 Glaxo Group Ltd Compuesto de piperidina, uso del mismo para la fabricacion de un medicamento, composicion farmaceutica que lo comprende y procedimiento para preparar dicho compuesto
US20040021911A1 (en) * 2002-07-31 2004-02-05 Corson John F. Array scanner noise reduction system
JP4501515B2 (ja) * 2003-06-16 2010-07-14 株式会社デンソー 車両用表示装置およびその表示板
JP2005136612A (ja) 2003-10-29 2005-05-26 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 網点形成方法、網点形成装置および網点記録媒体
US7198345B2 (en) 2003-11-19 2007-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing method and ink jet printing system
EP1766959A1 (en) * 2004-05-05 2007-03-28 Eastman Kodak Company Color management of halftone prints
JPWO2005109851A1 (ja) * 2004-05-06 2008-03-21 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US20060197992A1 (en) * 2005-03-02 2006-09-07 Xerox Corporation Stochastic screens for rendering devices with high-addressability
JP4412248B2 (ja) * 2005-07-05 2010-02-10 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
DE102005055446B3 (de) * 2005-11-21 2007-06-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen eines Schirmbilds
EP1912423A1 (en) * 2006-10-11 2008-04-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Error diffusion based on Kueppers' color separation and halftoning methods
JP4975663B2 (ja) * 2008-03-12 2012-07-11 大日本スクリーン製造株式会社 閾値マトリクス生成方法、網点画像生成方法および網点画像生成装置
JP2010078725A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
GB2473475B (en) * 2009-09-11 2014-12-17 Andrew William Peter Cave Computer program for generating 1-bit image data from multiple-bit image data
US8564840B2 (en) 2010-05-28 2013-10-22 Xerox Corporation Halftone tiling and halftoning for annular rasters
US8681382B1 (en) * 2010-11-09 2014-03-25 Marvell International Ltd. Threshold matrix diffusion halftoning
US8576449B2 (en) * 2011-04-28 2013-11-05 Xerox Corporation Parametrically controlled halftone spot function for an irregular halftone grid
US8467099B2 (en) * 2011-05-16 2013-06-18 Xerox Corporation Directional halftone method with enhanced edge and detail rendition
JP5891865B2 (ja) 2012-03-14 2016-03-23 富士ゼロックス株式会社 画像処理用マスク生成方法、画像処理用マスク生成プログラム、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP5940506B2 (ja) * 2013-10-30 2016-06-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 網点追加装置、網点追加プログラムおよび網点追加方法
GB2522422A (en) * 2014-01-22 2015-07-29 Landa Corp Ltd Apparatus and method for half-toning
JP6380763B2 (ja) * 2015-09-25 2018-08-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法
JP6344353B2 (ja) * 2015-09-25 2018-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法
US11142013B2 (en) 2016-05-27 2021-10-12 Esko Software Bvba Method for smoother tonal response in flexographic printing
US10410100B1 (en) 2017-11-14 2019-09-10 Landa Corporation Ltd. AM Screening
WO2020245290A1 (en) * 2019-06-05 2020-12-10 Agfa Nv A method of digital halftoning
US11989468B1 (en) * 2023-04-18 2024-05-21 Xerox Corporation Systems and methods for identifying printers using Voronoi diagrams

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61154364A (ja) 1984-12-27 1986-07-14 Canon Inc 画像処理方法
US6163382A (en) * 1989-07-20 2000-12-19 Netz; Yoel Devices and methods for offset and similar printing systems
JPH0722348B2 (ja) * 1989-09-14 1995-03-08 大日本スクリーン製造株式会社 網目版画像記録方法
US5642436A (en) * 1990-07-18 1997-06-24 Linotype-Hell Ag Method for generating and storing digitalized density threshold values for the rastering of a half-tone picture original
US5264926A (en) * 1990-09-14 1993-11-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Perpendicular, equal frequency non-conventional screen patterns for electronic halftone generation
US6072592A (en) * 1991-08-13 2000-06-06 Megadot Systems Limited Method and apparatus for preparing color screens in a halftone image
WO1995006911A1 (en) * 1993-09-01 1995-03-09 Canon Information Systems Research Australia Pty. Ltd. Method for the creation of dither matrices
DE69417832T2 (de) * 1993-09-28 1999-08-12 Hewlett Packard Co Digitale Halbtonrasterwiedergabe eines Grautonbildes mit frequenzabhängiger diagonaler Korrelation
DE69425244T2 (de) * 1994-04-27 2001-01-25 Agfa Gevaert Nv Tonabhängige Rosettenstrukturen bei der Mehrschichthalbtonrasterung durch Phasenmodulation
US5579457A (en) * 1994-07-29 1996-11-26 The Harlequin Group Ltd. Image display apparatus and method using irregularly placed curving structures
KR970705285A (ko) * 1994-07-29 1997-09-06 할리퀸 그룹 리미티드 균일하게 분포된 농도 클러스터를 사용하는 이미지 디스플레이 방법 및 장치(image display using evenly distributed intensity clusters)
JP2905107B2 (ja) * 1994-12-27 1999-06-14 大日本スクリーン製造株式会社 閾値マトリクスの作成方法並びに画像のハーフトーン化方法および装置
US5689623A (en) * 1995-03-27 1997-11-18 Optronics International Corporation Spread spectrum digital screening
US5787238A (en) * 1996-11-14 1998-07-28 Xerox Corporation Clustered halftone dot design process
US5859955A (en) * 1997-01-21 1999-01-12 Xerox Corporation Stochastically clustered dot halftoning system
US5745250A (en) * 1997-03-07 1998-04-28 Xerox Corporation Method of producing tint dots with pairs of holladay halftones
JPH1117821A (ja) 1997-06-19 1999-01-22 Tokyo Gas Co Ltd 自動検針システム
US6064359A (en) * 1997-07-09 2000-05-16 Seiko Epson Corporation Frame rate modulation for liquid crystal display (LCD)
US6088512A (en) * 1997-07-09 2000-07-11 Seiko Epson Corporation Void-and-cluster dither-matrix generation for better half-tone uniformity
US6356360B1 (en) * 1997-12-16 2002-03-12 Eastman Kodak Company Apparatus and method for rendering halftone dot structures using grey level dots
JP3905650B2 (ja) * 1998-08-31 2007-04-18 武藤工業株式会社 疑似階調表現方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004343106A (ja) * 2003-05-06 2004-12-02 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置、デバイス製造方法およびそれにより製造したデバイス
JP2005341089A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Dainippon Printing Co Ltd スクリーン画像の生成方法
JP4514132B2 (ja) * 2004-05-28 2010-07-28 大日本スクリーン製造株式会社 網点画像生成用の閾値マトリクス生成方法、網点画像生成方法および装置、並びに閾値マトリクス
JP2006014271A (ja) * 2004-05-28 2006-01-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 網点画像生成用の閾値マトリクス生成方法、網点画像生成方法および装置、並びに記録媒体
US7782493B2 (en) 2004-05-28 2010-08-24 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Method of generating threshold matrix for creating halftone dot image and method and apparatus for creating halftone dot image and recording medium
JP4758428B2 (ja) * 2004-07-28 2011-08-31 サジャン コミュニカシオンズ イメージをスクリーニングする方法
JP2008508759A (ja) * 2004-07-28 2008-03-21 サジャン コミュニカシオン イメージをスクリーニングする方法
JP2006071877A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Dainippon Printing Co Ltd スクリーン画像の生成方法
JP4591951B2 (ja) * 2004-09-01 2010-12-01 大日本印刷株式会社 スクリーン画像の生成方法
JP2006086785A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Dainippon Printing Co Ltd 網点からなる画像の印刷方法ならびに画像変換方法および装置
US7471421B2 (en) 2004-10-08 2008-12-30 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Method of generating threshold matrix and recording medium storing data of threshold matrix
US7532365B2 (en) 2005-01-07 2009-05-12 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Threshold matrix generation method, threshold matrix generation apparatus, and recording medium
JP2007152645A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Dainippon Printing Co Ltd グラビア印刷方法および印刷物
JP2009100233A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
JP2012166379A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置および画像記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20020051147A1 (en) 2002-05-02
EP1111905A3 (en) 2004-08-11
EP1111905A2 (en) 2001-06-27
JP3427026B2 (ja) 2003-07-14
EP1111905B1 (en) 2009-07-29
US6989913B2 (en) 2006-01-24
DE60042635D1 (de) 2009-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3427026B2 (ja) 網点形成方法および装置
US7471421B2 (en) Method of generating threshold matrix and recording medium storing data of threshold matrix
US7782493B2 (en) Method of generating threshold matrix for creating halftone dot image and method and apparatus for creating halftone dot image and recording medium
JP3400316B2 (ja) 網点画像データの修正方法およびその装置、網点閾値データの修正方法
JP2003046777A (ja) マスク作成方法、画像処理装置、ソフトウェアプログラム、並びにマスクデータ
JP2006191487A (ja) 閾値マトリクス生成方法、閾値マトリクス生成装置および記録媒体
US8441688B2 (en) Image processing apparatus and method thereof
JP2003234900A (ja) 均一に分散されたドット成長を有するハーフトーン化方法
JP4236804B2 (ja) 画像処理方法、その装置及び記憶媒体
JPH0785273A (ja) 周波数変調ハーフトーン画像および作成方法
JPH0738755A (ja) 中間調スクリーン形成器、中間調スクリーンおよびその形成方法
US6278802B1 (en) Frequency-modulation halftone screen and method for making same
JP3762800B2 (ja) 網目スクリーンの作成方法
JP3678586B2 (ja) 多階調画像のハーフトーン化方法
JP2905107B2 (ja) 閾値マトリクスの作成方法並びに画像のハーフトーン化方法および装置
JP4124581B2 (ja) 画像の画素配置修正方法
JP2010093756A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP3904325B2 (ja) 多値画像のハーフトーニング装置及び画像形成装置
JP2003152999A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP3917634B2 (ja) 網目スクリーンの作成方法
JP2001326817A (ja) 画像処理装置
JP3481438B2 (ja) 閾値マトリクスの作成方法およびそのための記録媒体
JP3504078B2 (ja) 閾値マトリクスパターンの作成方法およびハーフトーン画像の記録方法
JP3592035B2 (ja) 六角形セルの作成方法およびこの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0670144A (ja) 改良された周波数変調ハーフトーン化法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3427026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term