JP2010078725A - 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】補助的な露光手段を設けずに細線を感光体上に形成した際に発生する画像部と非画像部の境界での電位差による影響を低減させる。
【解決手段】画像形成装置10は、画像情報を取得する画像情報取得部12と、画像情報取得部12により取得した画像情報により示される画像中に線画領域を設定する線画領域設定部14と、線画領域設定部14により線画領域と設定された領域の非画像部の画像密度を補正する網点面積率補正部18と、含む。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置10は、画像情報を取得する画像情報取得部12と、画像情報取得部12により取得した画像情報により示される画像中に線画領域を設定する線画領域設定部14と、線画領域設定部14により線画領域と設定された領域の非画像部の画像密度を補正する網点面積率補正部18と、含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
バーコードの線幅を細くし線幅種類を増やすことでバーコードの情報量を増加させることが試みられている。そこで、バーコード等の細線を精度良く画像形成する技術が必要とされている。細線を画像形成する場合には、感光体上の露光箇所と非露光箇所との境界で電位差の勾配が急となることにより非露光箇所に面したトナーまでも引き寄せられてしまうという露光部と非露光部の境界での電位差による影響により、線幅が拡大されて形成されることがあった。
そこで、下記の特許文献1には、主露光部と補助露光部とを有したLED露光装置により、主露光部により露光された周辺の範囲を補助露光部が低出力の光で露光することで、エッジ画像の境界におけるエッジ効果の発生を抑える技術が提案されている。
特開平05−177871号公報
本発明の目的の一つは、補助的な露光手段を設けずに細線を感光体上に形成した際に発生する画像部と非画像部の境界での電位差による影響を低減させることにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像処理装置の発明は、画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報取得手段により取得した画像情報により示される画像中に線画領域を設定する線画領域設定手段と、前記線画領域設定手段により線画領域と設定された領域の非画像部の画像密度を補正する非画像部補正手段と、を含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記非画像部補正手段で補正される非画像部の画像は網点で構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の画像形成装置の発明は、請求項1または2に記載の画像処理装置と、感光体と、前記感光体を帯電させる帯電部と、前記帯電部により帯電した前記感光体の前記画像処理装置で処理された画像のある部分に対応する部分を露光する露光手段と、前記露光手段で露光された部分を現像する現像手段と、を備え、前記非画像部補正手段で補正された領域の前記感光体の帯電電位は、帯電電位と現像電位との間の電位となることを特徴とする。
また、請求項4に記載の画像形成装置の発明は、請求項1または2に記載の画像処理装置と、感光体と、前記感光体を帯電させる帯電部と、前記帯電部により帯電した前記感光体の前記画像処理装置で処理された画像のない部分に対応する部分を露光する露光手段と、前記露光手段で露光されなかった部分を現像する現像手段とを備え、前記非画像部補正手段で補正された領域の前記感光体の帯電電位は、除電電位と現像電位との間の電位となることを特徴とする。
また、請求項5に記載のプログラムの発明は、画像処理装置に、画像情報により示される画像中に線画領域を設定する線画領域設定処理と、前記線画領域設定手段により線画領域と設定された領域の非画像部の画像密度を補正する非画像部補正処理とを実行させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像形成に用いる画像データを処理する場合に、露光手段を追加せずに画像部と非画像部の境界での電位差による影響を低減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、補正された部分の補正量を均一なものとすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、非画像部が現像されることを抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、非画像部が現像されることを抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像形成に用いる画像データを処理する場合に、露光手段を追加せずに画像部と非画像部の境界での電位差による影響を低減させることができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本実施形態に係る画像形成装置10の機能ブロック図を示す。図1に示されるように、画像形成装置10は、本実施形態における画像情報取得部として使用した画像情報取得部12、本実施形態における線画領域設定部として使用した線画領域設定部14、補正情報記憶部16、本実施形態における非画像部補正手段として使用した網点面積率補正部18、露光制御部20、本実施形態における感光体として使用した感光体22、帯電部24、本実施形態における露光手段として使用した露光部26、本実施形態における現像手段として使用した現像部28、本実施形態における画像転写部として使用した画像転写部30及び画像定着部32を含む。
図2には、画像形成装置10のハードウェア構成図を示した。画像形成装置10は、図示していないCPU等により構成される制御手段、半導体メモリ素子や磁気ディスク装置等により構成される記憶手段、入出力インターフェース等により構成される入出力手段等のコンピュータを構成するハードウェア、そして、感光体ドラム23、帯電器25、LEDアレイ27、現像器29、転写ロール31及び定着器33、搬送ベルト35、トレイ37等のハードウェアを含み、上記の各部の機能を実現することとしてよい。図2では簡単のため省略したが、上記の画像形成機構はCMYKの色毎に設けることとしてよい。そして、画像情報取得部12、線画領域設定部14、補正情報記憶部16、網点面積率補正部18、及び露光制御部20は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムが、図示しない媒体読取装置を用いて画像形成装置10に読み込まれ実行されることで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは情報記憶媒体によって画像形成装置10に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信ネットワークを介して供給されることとしてもよい。
画像情報取得部12は、画像形成の対象とする画像情報を取得する。画像情報は、ラスターデータとしてもよいし、PDL形式のデータとしてもよい。PDL形式のデータの場合には、画像情報取得部12は、PDL形式のデータをラスタライズしてラスターデータを生成する。
図3には、本実施形態に係る画像形成装置10による画像形成対象の画像の一例を示した。図3(A)に示されるように、画像形成対象の画像データは、テキストや図形オブジェクトとともにバーコード等の細線画像を含む。図3(B)は、バーコード画像を拡大して表示したものであり、バーコードを構成する線分には多様な線幅が含まれている。
本実施形態に係る画像形成装置10では、画像形成対象の画像データのうち、バーコード画像等の線画像が含まれる線画領域については選択的に細線を形成するのに適した画像に変更するものである。なお本実施形態ではバーコード領域を線画領域に設定したが、線画領域に設定されるのはバーコードに限定されない。表の線や、細く表現したい線画等々を含み直線には限定されず曲線も含まれる。以下、上記処理を実現するために画像形成装置10に備えられた構成について詳細に説明する。
線画領域設定部14は、画像形成対象の画像のうち線画像最適化モードで画像形成する領域(以下、線画領域)を設定する。線画像最適化モードとは、上述したように、線画像を精度よく画像形成するために細線を形成するのに適した制御を行い潜像画像を形成する処理モードである。
線画領域設定部14は、画像形成対象の画像について利用者の指定に基づいて線画領域を設定してもよいし、画像形成対象の画像のエッジ成分等の画像特徴量に基づいて線画像が含まれる領域を特定し、当該特定された領域を線画領域に設定することとしてもよい。この際、線画領域設定部14は、複数の線を包括的にカバーする領域を線画領域として設定することとしてもよいし、複数の線の各々に線画領域を設定することとしてもよいし、線画像の周辺の画像密度を変更するだけでもよい。逆に線画領域を文書全体等に設定しても良く、文書全体に線画領域を設定されるモードを独立に設けてもよい。
補正情報記憶部16は、画像形成対象の画像データの網点面積率(Coverage in、以下Cin)を補正する変換LUT(Look Up Table)を記憶する。本実施形態においては、変換LUTには以下の第1及び第2の変換LUTが含まれる。
まず、図4Aには、第1の変換LUTの入力Cinと補正後のCinの対応関係を示した。図4Aに示されるように、本実施形態では、第1の変換LUTでは、入力Cinと補正後のCinは比例関係にあることとし、入力Cinが「0」の場合には補正後のCinも「0」とした。
次に、図4Bには、第2の変換LUTの入力Cinと補正後のCinの対応関係を示した。図4Bに示されるように、本実施形態では、入力Cinが0の時は第1の変換LUTでは補正後Cinを0にしていたのに対し、第2の変換LUTではそれより大きな正の値Aとした。そして入力Cinが0〜Thまでは補正後のCinを正の値Aに固定し、入力CinがTh以上の場合には第1の変換LUTと同じ曲線を表すこととする。この第2の変換LUTにより画像の網点面積率を補正した場合には、入力CinがTh以下であってもAの入力が設定されることとなる。
図5には、Cinと出力画像濃度(Dout)との対応関係を示した。図5に示されるように、CinがBを超えると出力画像濃度が急激に立ち上がり、この点をかぶりだしCinとする。そして、第2の変換LUTでは、Aの値をかぶりだしCinよりもわずかに小さい値に設定することとしてよい。線画領域の画像データを第2の変換LUTにより補正することで、元の画像データにおけるCinがTh以下のデータは、かぶりだし濃度以下で露光されることとなる。
本実施形態における非画像補正手段として使用した網点面積率補正部18は、線画領域設定部14により設定された線画領域以外の通常画像領域については、補正情報記憶部16に記憶された第1の変換LUTを用いて画像データの網点面積率を補正し、線画領域については第2の変換LUTを用いて画像データの網点面積率を補正する。このようにすることで、非画像部の面積率が補正される。
図6には、線画領域の画像データの補正前と補正後の一例を示した。図6(A)には、補正前の線画領域の画像データを、図6(B)には補正後の線画領域の画像データを示した。図6(A)及び(B)に示されるように、図6(B)における非画像部は、図6(A)における非画像部に対してCinが正の値にオフセットされることにより、図6(A)の非画像部よりも網点面積率が大きく、すなわち濃い濃度に補正される。
露光制御部20は、後述する露光部26による感光体22への露光を制御する。本実施形態では、露光制御部20は露光量制御情報生成部20Aを含み、感光体上に形成する画像の位置毎の露光する部分を指定した露光データを生成するものである。
露光量制御情報生成部20Aは、網点面積率補正部18により補正された画像形成対象の画像データの網点面積率に基づいて露光する露光データを生成する。なおここで露光制御部20は、上記生成された露光データを露光部26に出力する。
なお、予め露光する網点面積率を変化させて露光した領域を濃度センサにより検知して現像が開始されるかぶりだし網点面積率を判定し、判定したかぶりだし網点面積率未満の値に設定することとしてよい。
感光体22は、暗所では絶縁体の性質を有し、明所では導体の性質を有するものであり、感光体ドラム23等により実現されることとしてよい。感光体22は、暗所でプラスまたはマイナスに帯電させることで、トナーを付着させる電荷を持ち、後述する露光部26により露光された部位は導体となり電荷が失われる。
帯電部24は、感光体22の表面を予め定められた電位(帯電電位)に一様に帯電させるものであり、帯電器25等により実現されることとしてよい。例えば、本実施形態では帯電電位を−700Vとする。
露光部26は、露光制御部20から入力された露光データに基づいて感光体22にレーザ光を露光し、感光体22に静電潜像を形成するものであり、LEDアレイ27等により実現されることとしてよい。感光体22においてレーザ光が露光された部位は電化を失う。ここで、かぶりだしの低Cinが設定された部位は微弱露光により、電化を失っても0Vになる程までは失わず、また、かぶりだし露光量より小さいことから、帯電電位から帯電電位と現像バイアス電位との間に徐電される。なおこの時の電位を微弱露光電位とよぶ。
図7には、感光体22の帯電電位、微弱露光電位、現像バイアス電位、露光電位のそれぞれの関係を示した。図7(A)には、通常画像領域の電位関係を示し、図7(B)には、線毎に線画領域を設けた場合の線画領域の電位関係を示し、図7(C)には、複数の線を含むように線画領域を設けた場合の線画領域の電位関係を示した。
図7(A)に示されるように、通常画像領域については微弱露光を行わないため、帯電電位と露光電位とにより静電潜像が表され、露光部位と非露光部位とで電位差が急激に変化するため、再現される線幅が画像部と非画像部の境目で拡がってしまう。なお画像部と非画像部の境目をエッジ部分とよぶ。
一方で、図7(B)に示されるように、線の周囲を微弱露光する場合には、露光部位と非露光部位との電位差が、帯電電位と現像バイアス電位との間の微弱露光電位により勾配が通常画像領域の場合よりも小さくなるため、エッジ部分による影響が低減され、再現される線幅の拡がりが抑えられる。
また、図7(C)に示されるように、複数の線を含む領域に線画領域を設けた場合にも、露光部位と非露光部位とが微弱露光電位と露光電位との電位差となるため、勾配が通常画像領域の場合よりも小さくなるため、エッジ部分による影響が低減され、再現される線幅の拡がりが抑えられる。
現像部28は、感光体22を露光して形成した静電潜像に帯電したトナーを付着させて、トナー像を形成するものであり、現像器29等により実現されることとしてよい。例えば、現像部28は、感光体22に対向して−600Vの対向電極を設け、マイナスに帯電したトナーを感光体22に形成された静電潜像に付着させることとしてよい。
画像転写部30は、感光体22の表面に形成されたトナー像を紙等の記録媒体に転写するものであり、転写ロール31等により実現されることとしてよい。画像転写部30は、感光体22の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する際に、記録媒体のトナー像の転写面の裏側に正の転写電界を与えることで記録媒体にトナーが転写されやすくする。
画像定着部32は、トナーに熱を加えつつ、トナーが付着した記録媒体を両面から加圧してトナーを定着させるものであり、定着器33等により実現されることとしてよい。そして、トナーを定着した記録媒体は、表面がクリーニングされた後に画像形成装置10からトレイ37に排出される。
次に、図8に示したフローチャートを参照しながら、画像形成装置10により行われる画像形成処理の流れを説明する。
図8に示されるように、画像形成装置10は、形成対象の画像情報の入力を受け付ける(S101)。そして、画像形成装置10は、受け付けた画像情報において、線画像が含まれる線画領域を設定する(S102)。線画領域の設定は、利用者の入力に基づいて行ってもよいし、画像処理に基づいて行うこととしてもよい。ここで、画像情報のうち線画領域以外の領域は標準画像領域とする。
次に、画像形成装置10は、画像情報の画像形成単位毎に、当該画像形成単位が標準画像領域に含まれる場合には第1のLUTに基づいて入力する値(Cin)を補正し、線画領域に含まれる場合には第2のLUTに基づいて入力する値(Cin)を補正する(S103)。画像形成装置10は、入力値が補正された画像情報に基づいて、画像情報に基づく潜像画像を感光体に形成する際の露光量を制御する露光データを生成する(S104)。
画像形成装置10は、生成された露光データに基づいて感光体22を露光する(S105)。ここで、線画領域については、線画像が形成されない背景部分についても第2のLUTに基づいて補正された入力カバレッジに基づいて微弱露光が行われる。画像形成装置10は、露光により感光体22に形成された静電潜像の箇所にトナーを付着させてトナー像を生成する(S106)。画像形成装置10は、形成されたトナー像を印刷用紙に転写した(S107)後に定着させて印刷用紙を排出する(S108)。
以上説明した画像形成装置10では、画像形成対象の画像について線画像最適化モードで形成する線画領域を設定し、設定した線画領域については、微弱露光し、線画領域においてエッジ部分による影響が発生するのを抑制している。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば、形成対象の画像のうち、画像オブジェクトを形成する箇所以外は線画領域として設定してもよい。
[第2の実施形態]
上記の実施形態では、画像部を露光する画像形成装置を説明したが、第2の実施形態においては、画像形成装置は非画像部を露光する非画像露光画像形成装置とする。第2の実施形態においては、感光体の露光されなかった部分に現像器からトナーが移りその部分に画像が形成される。露光制御部20は、非画像部をかぶりだし露光量より強い露光量で露光するように制御する。
上記の実施形態では、画像部を露光する画像形成装置を説明したが、第2の実施形態においては、画像形成装置は非画像部を露光する非画像露光画像形成装置とする。第2の実施形態においては、感光体の露光されなかった部分に現像器からトナーが移りその部分に画像が形成される。露光制御部20は、非画像部をかぶりだし露光量より強い露光量で露光するように制御する。
[第3の実施形態]
上記の実施形態では、一筐体の画像形成装置において画像処理を行うこととしたが、第3の実施形態では、画像形成装置に画像を送る前の段階で画像処理を行うこととする。第3の実施形態では、パーソナルコンピュータによりデータファイルが作成され、作成されたデータファイルがメモリに保存される。このデータファイルをキーボード等の入力デバイスが受け付けた操作情報に応じてCPUがメモリから読み込み(画像情報取得手段による処理に対応)、当該読み込んだデータファイルにより示される画像の中から、印刷する際に細線再現性を向上させたい領域を、マウス等の入力デバイスが受け付けた操作情報に応じてCPUが線画領域として設定する(線画領域設定手段による処理に対応)。この場合データファイルにより示される画像全体を線画領域と設定してもよい。線画領域が設定されると、第3の実施形態における非画像部補正手段として使用したパーソナルコンピュータに内蔵された印刷処理部が、非画像部の画像密度を補正する。パーソナルコンピュータは印刷指示を受け付けると、印刷処理部で処理された画像データを第3の実施形態における画像形成装置に送信する。画像形成装置では、パーソナルコンピュータから送信された画像データに基づいて、画像データに対応した部分が露光され印刷が実行される。なお、パーソナルコンピュータに複数の画像形成装置が接続されている場合等には、印刷処理部は個々の画像形成装置のかぶり開始電位の差等の特性に基づいて、非画像部の像密度を決定しても良い。また、パーソナルコンピュータに上記の印刷前に行われる処理を実行させるためのプログラムは、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いてパーソナルコンピュータにインストールされることとしてもよい。
上記の実施形態では、一筐体の画像形成装置において画像処理を行うこととしたが、第3の実施形態では、画像形成装置に画像を送る前の段階で画像処理を行うこととする。第3の実施形態では、パーソナルコンピュータによりデータファイルが作成され、作成されたデータファイルがメモリに保存される。このデータファイルをキーボード等の入力デバイスが受け付けた操作情報に応じてCPUがメモリから読み込み(画像情報取得手段による処理に対応)、当該読み込んだデータファイルにより示される画像の中から、印刷する際に細線再現性を向上させたい領域を、マウス等の入力デバイスが受け付けた操作情報に応じてCPUが線画領域として設定する(線画領域設定手段による処理に対応)。この場合データファイルにより示される画像全体を線画領域と設定してもよい。線画領域が設定されると、第3の実施形態における非画像部補正手段として使用したパーソナルコンピュータに内蔵された印刷処理部が、非画像部の画像密度を補正する。パーソナルコンピュータは印刷指示を受け付けると、印刷処理部で処理された画像データを第3の実施形態における画像形成装置に送信する。画像形成装置では、パーソナルコンピュータから送信された画像データに基づいて、画像データに対応した部分が露光され印刷が実行される。なお、パーソナルコンピュータに複数の画像形成装置が接続されている場合等には、印刷処理部は個々の画像形成装置のかぶり開始電位の差等の特性に基づいて、非画像部の像密度を決定しても良い。また、パーソナルコンピュータに上記の印刷前に行われる処理を実行させるためのプログラムは、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いてパーソナルコンピュータにインストールされることとしてもよい。
10 画像形成装置、12 画像情報取得部、14 線画領域設定部、16 補正情報記憶部、18 網点面積率補正部、20 露光制御部、20A 露光量制御情報生成部、22 感光体、23 感光体ドラム、24 帯電部、25 帯電器、26 露光部、27 LEDアレイ、28 現像部、29 現像器、30 画像転写部、31 転写ロール、32 画像定着部、33 定着器、35 搬送ベルト、37トレイ。
Claims (5)
- 画像情報を取得する画像情報取得手段と、
前記画像情報取得手段により取得した画像情報により示される画像中に線画領域を設定する線画領域設定手段と、
前記線画領域設定手段により線画領域と設定された領域の非画像部の画像密度を補正する非画像部補正手段と、
を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 前記非画像部補正手段で補正される非画像部の画像は網点で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 請求項1または2に記載の画像処理装置と、
感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部と、
前記帯電部により帯電した前記感光体の前記画像処理装置で処理された画像のある部分に対応する部分を露光する露光手段と、
前記露光手段で露光された部分を現像する現像手段と、を備え、
前記非画像部補正手段で補正された領域の前記感光体の帯電電位は、帯電電位と現像電位との間の電位となる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像処理装置と、
感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部と、
前記帯電部により帯電した前記感光体の前記画像処理装置で処理された画像のない部分に対応する部分を露光する露光手段と、
前記露光手段で露光されなかった部分を現像する現像手段とを備え、
前記非画像部補正手段で補正された領域の前記感光体の帯電電位は、除電電位と現像電位との間の電位となる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 画像処理装置に、
画像情報により示される画像中に線画領域を設定する線画領域設定処理と、
前記線画領域設定手段により線画領域と設定された領域の非画像部の画像密度を補正する非画像部補正処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。
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