JP2003152999A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JP2003152999A
JP2003152999A JP2001347026A JP2001347026A JP2003152999A JP 2003152999 A JP2003152999 A JP 2003152999A JP 2001347026 A JP2001347026 A JP 2001347026A JP 2001347026 A JP2001347026 A JP 2001347026A JP 2003152999 A JP2003152999 A JP 2003152999A
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JP2001347026A
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Hirotaka Oku
博隆 奥
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定された単一の閾値配列を用いてデジタル
画像のハーフトーニングを行う画像処理方法および画像
処理装置において、AMスクリーンとFMスクリーンの
両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出
力する。 【解決手段】 入力画像をハーフトーニングする閾値配
列31を作成する際に、閾値を孤立点を発現させるため
の閾値と低濃度部を処理するための閾値と高濃度部を処
理するための閾値に分け、それぞれに所定の異なる作成
手法を適用することで、濃度に適したハーフトーニング
が可能な閾値配列31を作成することができる。また、
AMスクリーンとFMスクリーンの両方の特性を併せ持
つことで、両者のメリットを最大限に生かした高画質の
ハーフトーニングを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真などの印
刷装置やディスプレイなどの表示装置などに用いられる
デジタル画像ハーフトーニングに関し、特に、電子写真
のスクリーン生成に用いるハーフトーニング処理におい
て、好ましい画質を出力するための画像処理方法および
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数色をインクやトナーなどの媒
体によって出力し画像を形成する印刷装置では、ドット
の有無によって画像が再現される。したがって、印刷装
置で画像を出力する際には、コントロール信号として1
ビットの駆動信号が必要である。
【0003】一方、出力されるデジタル画像は複数のビ
ットから構成される多値画像データで表現されることが
多い。
【0004】よって、この多値画像データを印刷装置や
ディスプレイ装置などの出力する際には多値画像データ
を2値画像データに変換する必要があり、この処理はハ
ーフトーニング処理と呼ばれる。
【0005】このハーフトーニング処理の手法によっ
て、印刷装置からの出力画像の画質が左右されることか
ら、高画質を実現するために多くの手法が提案されてい
る。
【0006】従来から提案されている手法のなかで、比
較的高画質を実現する手法のひとつが誤差拡散法であ
る。この誤差拡散法では、多値画像データから2値画像
データに変換する際に生じた数値的な差を、隣接する画
素に振り分けることで多値画像データの濃度を保存し、
結果として誤差が小さい2値画像データが得られる。
【0007】これに対して、誤差拡散法とは異なるハー
フトーニング手法のなかで多く用いられるのがディザ法
である。ディザ法では閾値を二次元に配置した閾値配列
を多値画像データと比較し、その大小から2値画像を生
成するものである。
【0008】このディザ法を大きく分類すると、ドット
集中型とドット分散型と呼ばれる二つの手法に分類でき
る。
【0009】ドット集中型とは、あるひとつのドットを
核としてその核の周囲に以降のドットを打刻していくも
のであり、核を中心としたひとつのドットの面積で階調
を再現する。ドット集中型では核となるドット(コアド
ット)の間隔が一定で、集中したドット(網点)の大き
さで画像を再現することから、AM(振幅変調)スクリ
ーンと呼ばれる。
【0010】一方のドット分散型では、ドットができる
だけ面積をもたないようにする手法であり、低濃度にお
いては各ドットが分散配置され、高濃度になるに従って
隙間を埋めるようにドットが配置される。ドット分散型
では、ドット集中型とは異なり、孤立ドットの間隔の粗
密によって画像を再現することから、FM(周期変調)
スクリーンと呼ばれる。
【0011】AMスクリーンとFMスクリーンの出力例
を図11に示す。
【0012】図11は、従来のAMスクリーンとFMス
クリーンとの出力例を示す説明図である。
【0013】AMスクリーンではひとつの網点が1ドッ
トよりも大きいため、網点の再現性がよく印刷の再現性
がよいが、再現する階調数を増やそうとするとコアドッ
トの間隔が広くなり出力画像の解像性が低下するという
問題があった。
【0014】この問題に対しては、幾つかのコアドット
をひとまとめとして、それぞれのコアドットと閾値配列
に重みをもたせることで、階調数と解像性を両立させる
と言う手法がよく用いられる。
【0015】しかしながら、この手法の課題として、コ
アドットの間隔によって閾値配列のサイズが固定されて
しまうという問題があった。したがって、たとえばシス
テム的な制約に対応するなどの理由によって、これ以外
のサイズのAMスクリーンを生成しようとすると、網点
の間隔にばらつきを生じ、画質も低下する結果となる。
【0016】一方のFMスクリーンではドットが分散配
置されることから解像性には優れているが、再現する階
調数を増やそうとすると、出力画像に周期的な縞模様が
発生し、画質が低下するという問題があった。
【0017】これらの課題を解決するために提案された
手法のひとつにブルーノイズマスク法がある。ブルーノ
イズマスク法はドットの配置を示すドットパターンが非
周期的で放射状に対称性を持ったものであり、周波数特
性においては低周波数パワースペクトルが少なく、高周
波数パワースペクトルに集中しているところが特徴であ
り、従来のFMスクリーンよりもドットの分布が均一
で、なおかつ周期性を抑えた出力画像を生成することが
できる。
【0018】また、FMスクリーンではAMスクリーン
では制限であった閾値のサイズが任意に設定可能である
ため、システム上の制約に沿って、閾値配列の大きさを
自由に設定することができる。
【0019】しかしながら、電子写真など一部の印刷装
置では装置の特性上1ドットを鮮明に出力することが容
易でなく、FMスクリーンやブルーノイズマスクのよう
な孤立したドットを多く出力する手法では、高画質を得
られない場合が多い。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の技術においては、 (1)AMスクリーンでは1ドットが鮮鋭に出にくい印
刷装置であっても安定した画像を出力できるが、コアド
ットの間隔が制限となって閾値配列のサイズを印刷シス
テムの仕様に合致させにくいという問題がある。
【0021】(2)また、FMスクリーンや誤差拡散で
は閾値配列のサイズに自由度が高いが、1ドットが鮮鋭
に出にくい印刷装置では安定した出力がされにくいとい
う問題がある。
【0022】そこで、本発明は、AMスクリーンとFM
スクリーンの特徴を兼ね備えた閾値配列を用いて画像の
ハーフトーニングによって高画質を実現することのでき
画像処理方法および画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像処理方法は、二次元配列を用いて画像
の2値化を行う画像処理方法であって、濃度に応じて異
なる閾値作成過程によって作成した単一の閾値配列を用
いて画像のハーフトーニングを行うものである。
【0024】また、この課題を解決するために、本発明
の画像処理方法は、前記閾値作成過程が、孤立ドットの
発現を目的とした閾値を作成するコア閾値作成過程と、
低濃度部のドット発現を目的をした閾値を作成する低濃
度部閾値作成過程と、高濃度部の発現を目的とした閾値
を作成する高濃度閾値作成過程とを有するものである。
【0025】さらに、この課題を解決するために、本発
明の画像処理方法は、前記低濃度部閾値作成過程が、あ
る閾値までが書き込まれた閾値配列と二次元の重み係数
を掛け合わせた結果から、次の閾値を書き込む閾値配列
内の位置を決定する閾値書き込み位置決定過程を有する
ものである。
【0026】また、この課題を解決するために、本発明
の画像処理方法は、前記高濃度部閾値作成過程が、0お
よび1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と二次
元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比
べて薄くなる位置を算出し、その位置に次の閾値を配置
する閾値書き込み位置決定過程を有するものである。
【0027】さらに、この課題を解決するために、本発
明の画像処理方法は、前記高濃度部閾値作成過程が、0
および1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と二
次元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と
比べて薄くなる位置を算出し、その位置に対して所定の
順序に従って次の閾値を配置する閾値書き込み位置決定
過程を有するものである。
【0028】また、この課題を解決するために、本発明
の画像処理方法は、出力画像のドットプロファイルをフ
ーリエ変換により周波数空間に変換すると、二次元の周
波数空間においてパワースペクトルが格子点上に集中す
るものである。
【0029】さらに、この課題を解決するために、本発
明の画像処理装置は、二次元配列を用いて画像の2値化
を行う画像処理装置であって、濃度に応じて異なる閾値
作成手段によって作成した単一の閾値配列を用いて画像
のハーフトーニングを行う構成としたものである。
【0030】また、この課題を解決するために、本発明
の画像処理装置は、前記閾値作成手段が、孤立ドットの
発現を目的とした閾値を作成するコア閾値作成手段と、
低濃度部のドット発現を目的をした閾値を作成する低濃
度部閾値作成手段と、高濃度部の発現を目的とした閾値
を作成する高濃度閾値作成手段とを有する構成としたも
のである。
【0031】さらに、この課題を解決するために、本発
明の画像処理装置は、前記低濃度部閾値作成手段が、あ
る閾値までが書き込まれた閾値配列と二次元の重み係数
を掛け合わせた結果から、次の閾値を書き込む閾値配列
内の位置を決定する閾値書き込み位置決定手段を有する
構成としたものである。
【0032】また、この課題を解決するために、本発明
の画像処理装置は、前記高濃度部閾値作成手段が、0お
よび1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と、二
次元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と
比べて薄くなる位置を算出し、その位置に次の閾値を配
置する閾値書き込み位置決定手段を有する構成としたも
のである。
【0033】さらに、この課題を解決するために、本発
明の画像処理装置は、前記高濃度部閾値作成手段が、0
および1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と、
二次元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲
と比べて薄くなる位置を算出し、その位置に対して所定
の順序に従って次の閾値を配置する閾値書き込み位置決
定手段を有する構成としたものである。
【0034】また、この課題を解決するために、本発明
の画像処理装置は、出力画像のドットプロファイルをフ
ーリエ変換により周波数空間に変換すると、二次元の周
波数空間においてパワースペクトルが格子点上に集中す
る構成としたものである。
【0035】これらにより、AMスクリーンとFMスク
リーンの特徴を兼ね備えた閾値配列を用いて画像のハー
フトーニングによって高画質を実現することができる。
【0036】また、任意のサイズで閾値配列を作成で
き、画像処理手段もしくは画像処理装置の仕様に応じて
閾値配列のサイズを変更することが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、二次元配列を用いて画像の2値化を行う画像処理方
法であって、濃度に応じて異なる閾値作成過程によって
作成した単一の閾値配列を用いて画像のハーフトーニン
グを行う画像処理方法であり、AMスクリーンとFMス
クリーンの両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトー
ン画像を出力することができるという作用を有する。
【0038】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、閾値作成過程が、孤立ドットの
発現を目的とした閾値を作成するコア閾値作成過程と、
低濃度部のドット発現を目的をした閾値を作成する低濃
度部閾値作成過程と、高濃度部の発現を目的とした閾値
を作成する高濃度閾値作成過程とを有する画像処理方法
であり、AMスクリーンとFMスクリーンの両方の特性
を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出力すること
ができるという作用を有する。
【0039】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、低濃度部閾値作成過程が、ある
閾値までが書き込まれた閾値配列と二次元の重み係数を
掛け合わせた結果から、次の閾値を書き込む閾値配列内
の位置を決定する閾値書き込み位置決定過程を有する画
像処理方法であり、AMスクリーンとFMスクリーンの
両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出
力することができるという作用を有する。
【0040】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、高濃度部閾値作成過程が、0お
よび1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と二次
元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比
べて薄くなる位置を算出し、その位置に次の閾値を配置
する閾値書き込み位置決定過程を有する画像処理方法で
あり、AMスクリーンとFMスクリーンの両方の特性を
兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出力することが
できるという作用を有する。
【0041】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、高濃度部閾値作成過程が、0お
よび1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と二次
元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比
べて薄くなる位置を算出し、その位置に対して所定の順
序に従って次の閾値を配置する閾値書き込み位置決定過
程を有する画像処理方法であり、AMスクリーンとFM
スクリーンの両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフト
ーン画像を出力することができるという作用を有する。
【0042】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、出力画像のドットプロファイル
をフーリエ変換により周波数空間に変換すると、二次元
の周波数空間においてパワースペクトルが格子点上に集
中する画像処理方法であり、AMスクリーンとFMスク
リーンの両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトーン
画像を出力することができるという作用を有する。
【0043】本発明の請求項7に記載の発明は、二次元
配列を用いて画像の二値化を行う画像処理装置であっ
て、濃度に応じて異なる閾値作成手段によって作成した
単一の閾値配列を用いて画像のハーフトーニングを行う
画像処理装置であり、AMスクリーンとFMスクリーン
の両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を
出力することができるという作用を有する。
【0044】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7記載の発明において、閾値作成手段が、孤立ドットの
発現を目的とした閾値を作成するコア閾値作成手段と、
低濃度部のドット発現を目的をした閾値を作成する低濃
度部閾値作成手段と、高濃度部の発現を目的とした閾値
を作成する高濃度閾値作成手段とから構成される画像処
理装置であり、AMスクリーンとFMスクリーンの両方
の特性を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出力す
ることができるという作用を有する。
【0045】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8記載の発明において、低濃度部閾値作成手段が、ある
閾値までが書き込まれた閾値配列と二次元の重み係数を
掛け合わせた結果から、次の閾値を書き込む閾値配列内
の位置を決定する閾値書き込み位置決定手段を有する画
像処理装置であり、AMスクリーンとFMスクリーンの
両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出
力することができるという作用を有する。
【0046】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項8記載の発明において、高濃度部閾値作成手段が、0
および1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と、
二次元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲
と比べて薄くなる位置を算出し、その位置に次の閾値を
配置する閾値書き込み位置決定手段を有する画像処理装
置であり、AMスクリーンとFMスクリーンの両方の特
性を兼ね備えた高画質のハーフトーン画像を出力するこ
とができるという作用を有する。
【0047】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項8記載の発明において、高濃度部閾値作成手段が、0
および1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と、
二次元の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲
と比べて薄くなる位置を算出し、その位置に対して所定
の順序に従って次の閾値を配置する閾値書き込み位置決
定手段を有する画像処理装置であり、AMスクリーンと
FMスクリーンの両方の特性を兼ね備えた高画質のハー
フトーン画像を出力することができるという作用を有す
る。
【0048】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項7記載の発明において、出力画像のドットプロファイ
ルをフーリエ変換により周波数空間に変換すると、二次
元の周波数空間においてパワースペクトルが格子点上に
集中する画像処理装置であり、AMスクリーンとFMス
クリーンの両方の特性を兼ね備えた高画質のハーフトー
ン画像を出力することができるという作用を有する。
【0049】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図10を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0050】図1は本発明の一実施の形態による画像処
理装置のブロック図、図2は同閾値配列の作成手順を示
すフローチャート、図3は同閾値配列においてコア閾値
の書込が可能な座標を設定した様子を示す説明図、図4
は同作業を行う拡張領域を示す説明図、図5は同コア閾
値の配置において理想点と書き込み点の関係を示す説明
図、図6は同重み配列を示す説明図、図7は同低濃度閾
値の配置において理想点と理想近傍点と書き込み点の関
係を示す説明図、図8は同順序配列を示す説明図、図9
は同面積濃度30パーセントの画像を処理した様子を示
す説明図、図10は同面積濃度30パーセントの画像の
二次元スペクトルを示す説明図である。
【0051】本実施の形態において、画像処理手段1
は、図1に示すように、入力階調画像11に対して比較
手段12を適用し、ハーフトーン画像13を出力するも
のであり、比較手段12において画像を2値化する際に
は閾値配列14を閾値として、入力画像の2値化を行う
ものである。
【0052】なお、ここでは具体例として出力されるハ
ーフトーン画像13を2値画像とするが、ハーフトーン
画像13は2値画像に限らず、4値もしくはそれ以上の
ハーフトーン画像であってもよい。
【0053】この画像処理手段1で使用する閾値の作成
方法を、図2を用いて説明する。
【0054】閾値配列を作成する手段は大きく分けて3
つの手段から形成される。手順の一つ目はハイライト出
力において孤立した1ドット目を出力するためのハイラ
イト部閾値の作成手段であり、ここではコア閾値作成過
程21と呼ぶ。
【0055】二つ目は低濃度出力において孤立ドットで
はなく、2ドットから数ドットが固まった低濃度部出力
のための閾値を作成する手段であり、ここでは低濃度閾
値の配置過程22と呼ぶ。
【0056】さらに、次の段階では、高濃度出力におい
て紙など出力媒体の白地を残し濃度再現をよくすること
を目的とした高濃度部出力のための閾値を作成する手段
であり、ここでは高濃度閾値の配置過程23と呼ぶ。
【0057】コア閾値作成過程21を図3〜図5を用い
て詳しく説明する。
【0058】先ず、閾値配列のサイズMx×Myを任意
に定め、図3に示すような二次元の閾値配列31を作成
する。ここでは手順をわかりやすくするために具体的な
数値としてMx=32、My=32を与える。
【0059】次に、このMx×Myの配列内においてコ
ア閾値を書き込む候補座標を決定する。候補座標とは閾
値配列31においてコア閾値を書き込む座標のことであ
り、画像を出力した際に孤立ドットを出力するための閾
値のことを指す。ここでは、閾値配列31内に黒色およ
び灰色で示す点をコア閾値候補点32とする。
【0060】また、コア閾値候補点32の座標をコア閾
値候補座標と呼ぶ。コア閾値候補点32は閾値配列のサ
イズや、印刷装置の仕様に応じて個数を設定する。
【0061】本実施の形態では67個のコア閾値候補点
32を手作業により設定した。この閾値候補点32のう
ちの3つを初期座標33として選び、1および2および
3の閾値を配置する。
【0062】ここでは、67個あるコア閾値候補点32
のなかから任意の点を適度に分散するように選択して初
期座標33を決定した。選択された3点は図3において
黒色で表された点である。
【0063】次に、コア閾値作成過程21においてn=
4から67までの閾値を配置する手法について説明す
る。
【0064】これらの閾値を配置するために、図4に示
すような閾値配列31を縦横各3倍に拡張した拡張領域
41を作成する。この拡張領域は9個の閾値配列31か
ら構成され、9個の閾値配列31の全ては常に同じ値を
保持するものである。
【0065】図4では初期座標33のみ、つまりn=3
までの値が書き込まれた状態を表し、値が書き込まれた
座標を黒点で示している。この拡張領域41において閾
値nを配置する座標を決定する。
【0066】ここでは閾値nを書き込む座標をPw(p
d,qd)とする。いま、n−1までの閾値が書き込ま
れた拡張領域において、1からn−1までの何れかの閾
値Tnが打刻された座標(pn,qn)をTn(pn,
qn)と表すとすると、拡張領域41内にあって、Mx
≦p<(2×Mx)、My≦q<(2×My)の範囲を
移動する点P42について、Pの座標(p,q)から全
てのTn(pn,qn)に対して距離Dnを計算し、そ
の距離Dnのなかの最小値DminをP(p,q)の評
価値としてバッファDb(p,q)に記録する。
【0067】点Pの移動範囲Mx≦p<(2×Mx)、
My≦q<(2×My)の全ての点に対してDb(p,
q)を計算し、Db(p,q)が最も大きい値を示す点
の座標を、閾値nを書き込むうえでの理想点Pdとし、
その座標を(pm,qm)とする。
【0068】理想点(pm,qm)がコア閾値候補点3
2と同じ座標であれば、(pm,qm)を書き込み点P
wとして、Pwの座標(pd,qd)に閾値nを書き込
めばよいが、もしコア閾値候補点32と異なる座標の場
合は、コア閾値候補点32のうち、閾値が書き込まれて
いない座標のなかで、最もPdから近い座標を書き込み
点Pwとし、座標(pd,qd)に閾値nを書き込む。
【0069】図5に理想点Pdと書き込み点Pwの関係
を表した図を示す。
【0070】図5に示すのは拡張領域41の一部分を切
り出したものであり、Dbの値から求められた理想点
(◆の点)から最も近く、閾値が書き込まれていないコ
ア閾値候補点(●の点)を書き込み点Pwとし、閾値n
を書き込むものである。
【0071】以上の処理を全てのコア閾値候補点32に
閾値が書き込まれるまで続けることで、1から67まで
の閾値を持ったコア閾値を作成する。
【0072】次に低濃度閾値の配置過程22について説
明する。
【0073】ここでの低濃度とは閾値配列31が持つ配
列個数の半分の値を指す。なお、本実施の形態において
は閾値配列31は32×32であるためn=512まで
の閾値配置を指す。つまり、低濃度閾値の配置過程22
において閾値配列31に書き込む閾値をnとすると、本
実施の形態では低濃度閾値の配置過程22ではn=68
から512までのことを意味する。
【0074】n=67までの閾値が書き込まれた拡張領
域41に、次の閾値n=68を書き込む例を用いて低濃
度閾値の配置方法を説明する。n=68の閾値を書き込
む座標を決定するには、拡張領域と図6に示す重み配列
6を用いる。重み配列6は重み中心を原点として−4≦
x≦4、−4≦y≦4の配列であり配列内の係数w
(x,y)は0から1までの値を持つ。
【0075】この係数Pow(x,y)を拡張領域41
の閾値Tn(pn,qn)に掛け合わせ、Tnの値を
(pn,qn)の周辺座標へ、重み係数を用いて拡散さ
せる。具体的には座標(pn,qn)を中心として、
(pn−4)≦x≦(pn+4)、(qn−4)≦y≦
(qn+4)の範囲においてTn(pn,qn)×Po
w(x−pn,y−qn)の値を計算し、拡張領域41
と同じサイズの配列バッファDb(x,y)に書き込む
というものである。
【0076】このDb(x,y)はコア閾値作成過程2
1と同じメモリ空間であってもよい。ただし、内容はn
が変わるごとに初期化されたものを用いる。また、同じ
nにおいて、他の閾値Tnの計算によりバッファDb
(x,y)に値がある場合には従来の値と今回の値を足
し合わせた値をDb(x,y)に上書きする。
【0077】Dbの計算を拡張領域41内の全ての閾値
Tn(pn,qn)に対して行い、Db(x,y)に累
積した値を記録し、全てのDb(x,y)の計算が終了
した時点で、Db(x,y)のうち最も値が小さい座標
をMx≦x<(2×Mx)、My≦y<(2×My)の
なかから選び、理想点pdとする。
【0078】なお、Pdの座標は(pm,qm)とす
る。実際に閾値を書き込み点Pwの座標(pd,qd)
に書き込むには理想点pd(pm,qm)から最も近
い、閾値が書き込まれた座標(pn,qn)を距離の計
算によって求める。
【0079】この点を理想近傍点Pnとすると、Pnに
隣接する座標のなかで理想点に最も近い点を書き込み点
Pwとする。なお、Pwを選ぶ際には、すでに閾値が書
き込まれている座標は除外する。隣接する点に図7に理
想点Pdから書き込み点Pwを決定する様子を示す。
【0080】図7は拡張領域41の一部分を切り出した
ものであり、Pdから最も近い閾値が書き込まれた点に
隣接する4つの点のなかから最もPdに近い点を求め、
書き込み点Pwとする様子を表している。なお、Pwの
決定にあたってPdからの距離が全く同じ点が選択可能
である場合はどちらの点に閾値を書き込んでもよい。
【0081】次のn=69の座標決定に移行する前にD
bを初期化し、同様の処理をn=512になるまで反復
する。
【0082】次に高濃度閾値の配置過程23について説
明する。
【0083】プリンタで画像を出力する際には高濃度域
ではなるべく紙の白地を残したほうが階調性が良くなる
ため、高濃度域ではできるだけ白地を残すように閾値を
配置する。
【0084】使用するデータとしては拡張領域41と重
み係数6と、図8に示す順序配列8である。この順序配
列8は四隅を除いた5×5の配列中に1から21までの
値を持つものであり、書き込み点を決定する際に用いる
ものである。低濃度閾値配置が完了した拡張領域41に
は1から512までの値が書き込まれている。
【0085】いま、閾値n=513を書き込む場合を例
としてn=513を拡張領域41に書き込む手順を説明
する。
【0086】先ず、拡張領域において閾値が書き込まれ
ている座標の値を1、書き込まれていない座標の値を0
とする拡張領域と同じ大きさの2値データ配列Bin
(x,y)を作成する。
【0087】いま、次の閾値を書き込むための理想点P
dを決定するために、Bin(x,y)と重み係数を掛
け合わせた値を用いる。具体的には、Bin内の0≦p
o<(3×Mx)、0≦qo<(3×My)の範囲を移
動する座標(po,qo)を中心として、図6に示す重
み配列71を低濃度閾値の配置過程22のときと同様に
(po−4)≦x<(po+4)、(qo−4)≦y<
(qo+4)の範囲で移動する(x,y)についてBi
n(po,qo)×Pow(x−po,y−qo)を計
算し、値をバッファDb(x,y)に書きこむ。
【0088】その際、すでに他の閾値Binの計算によ
りバッファDb(x,y)に値がある場合には従来の値
と今回の値を足し合わせた値をDb(x,y)に上書き
する。この処理を全てのBinに対して行い、その結
果、最もDbの値が小さい座標を理想点pdとする。
【0089】そして、この理想点に対して閾値書き込み
点(pd,qd)を決定するには、順序配列8の中心を
表す順序配列中心点81を理想点の座標(pm,qm)
に重ね合わせて、配列の値1から21の順序で拡張領域
41において閾値が書き込まれていない座標を探索す
る。
【0090】閾値が書き込まれているかどうかを調べる
にはBinの値を用いればよい。すなわち、(pm,q
m)を中心として順序配列8に記された順序で探索する
座標を(pm´,qm´)とすると、Bin(pm´,
qm´)=0となる座標(pm´,qm´)に閾値51
3を書き込むことになる。
【0091】次のn=514の座標決定に移行する前に
Dbを初期化し、同様の処理をn=1024になるまで
反復する。
【0092】以上の手順によって、閾値配列31に1か
ら(Mx×My)までの値が書き込まれる。この閾値配
列31を用いて入力画像のハーフトーニングを行うに
は、入力画像の階調数に合わせて数値を正規化して用い
ればよい。たとえば256階調の入力画像に対しては1
から255までに変換するといった具合である。
【0093】なお、低濃度閾値の配置過程22において
n=512に至るまでに、閾値nを書き込んだあとの閾
値n+1において閾値nにおける理想点と閾値n+1に
おける理想点が変化しなくなくなった場合、つまり閾値
を書き込んでもその座標が候補点から遠すぎることで次
の候補点の算出を行う際に候補点が変わらなくなった場
合は、n=512に達さなくても高濃度閾値の配置過程
23の計算を始めればよい。
【0094】なお、低濃度閾値の配置過程22において
使用した重み配列6は重み係数の一例を示したものであ
り、数値の異なる配列を用いてもよい。
【0095】なお、高濃度閾値の配置過程23において
使用した順序配列8は一例を示したものであり、数値の
異なる配列を用いてもよい。
【0096】この手法によって画像処理を行った結果の
特徴を次に示す。
【0097】この手法の特徴は、濃度が増すにつれてコ
アドットの周囲にドットが順次発現していくような出力
を呈するものである。たとえば白ドットと黒ドットの面
積率が7:3つまり面積濃度30パーセントの画像を切
り出して、ドットプロファイルを二次元フーリエ変換に
よって周波数空間に変換しパワースペクトルを観察する
と、図10に示すような特徴的なパワースペクトルを示
す。
【0098】このようなパワースペクトルを示すこと
は、この手法によって作成されたドットプロファイル
が、一件ランダムに配置されているように見えても格子
状の周期構造をもっているということであり、従来の手
法にはない新しい手法である。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、孤立ド
ットを出力するための閾値と、画像の低濃度部を出力す
るための閾値と、画像の高濃度部を出力するための閾値
を異なる手法で作成することができるという有効な効果
が得られる。
【0100】また、本発明によれば、AMスクリーンと
FMスクリーンの両方の特性を併せ持つ閾値配列の作成
が可能であり、FMスクリーンで問題になりがちな階調
再現性を解決しつつ、AMスクリーンで問題となる周期
性を除去するを可能にすることができるという有効な効
果が得られる。
【0101】さらに、本発明によれば、閾値配列のサイ
ズを任意に設定できるため、印刷装置の仕様に合わせて
自由に閾値配列を作成できるという有効な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像処理装置のブ
ロック図
【図2】本発明の一実施の形態による閾値配列の作成手
順を示すフローチャート
【図3】本発明の一実施の形態による閾値配列において
コア閾値の書込が可能な座標を設定した様子を示す説明
【図4】本発明の一実施の形態による作業を行う拡張領
域を示す説明図
【図5】本発明の一実施の形態によるコア閾値の配置に
おいて理想点と書き込み点の関係を示す説明図
【図6】本発明の一実施の形態による重み配列を示す説
明図
【図7】本発明の一実施の形態による低濃度閾値の配置
において理想点と理想近傍点と書き込み点の関係を示す
説明図
【図8】本発明の一実施の形態による順序配列を示す説
明図
【図9】本発明の一実施の形態による面積濃度30パー
セントの画像を処理した様子を示す説明図
【図10】本発明の一実施の形態による面積濃度30パ
ーセントの画像の二次元スペクトルを表す説明図
【図11】従来のAMスクリーンとFMスクリーンとの
出力例を示す説明図
【符号の説明】
1 画像処理装置 6 重み配列 8 順序配列 11 入力階調画像 12 比較手段 13 ハーフトーン画像 14 閾値配列 21 コア閾値作成過程 22 低濃度閾値の配置過程 23 高濃度閾値の配置過程 31 閾値配列 32 コア閾値候補点 33 初期座標 41 拡張領域 42 移動点P 43 すでに閾値が書き込まれた点 81 順序配列中心点

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次元配列を用いて画像の2値化を行う画
    像処理方法であって、濃度に応じて異なる閾値作成過程
    によって作成した単一の閾値配列を用いて画像のハーフ
    トーニングを行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】前記閾値作成過程は、孤立ドットの発現を
    目的とした閾値を作成するコア閾値作成過程と、 低濃度部のドット発現を目的をした閾値を作成する低濃
    度部閾値作成過程と、高濃度部の発現を目的とした閾値
    を作成する高濃度閾値作成過程とを有することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】前記低濃度部閾値作成過程は、ある閾値ま
    でが書き込まれた閾値配列と二次元の重み係数を掛け合
    わせた結果から、次の閾値を書き込む閾値配列内の位置
    を決定する閾値書き込み位置決定過程を有することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】前記高濃度部閾値作成過程は、0および1
    で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と二次元の重
    み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比べて薄
    くなる位置を算出し、その位置に次の閾値を配置する閾
    値書き込み位置決定過程を有することを特徴とする請求
    項2記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】前記高濃度部閾値作成過程は、0および1
    で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と二次元の重
    み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比べて薄
    くなる位置を算出し、その位置に対して所定の順序に従
    って次の閾値を配置する閾値書き込み位置決定過程を有
    することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】出力画像のドットプロファイルをフーリエ
    変換により周波数空間に変換すると、二次元の周波数空
    間においてパワースペクトルが格子点上に集中すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】二次元配列を用いて画像の2値化を行う画
    像処理装置であって、濃度に応じて異なる閾値作成手段
    によって作成した単一の閾値配列を用いて画像のハーフ
    トーニングを行うことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記閾値作成手段は、 孤立ドットの発現を目的とした閾値を作成するコア閾値
    作成手段と、 低濃度部のドット発現を目的をした閾値を作成する低濃
    度部閾値作成手段と、 高濃度部の発現を目的とした閾値を作成する高濃度閾値
    作成手段とから構成されることを特徴とする請求項7記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記低濃度部閾値作成手段は、ある閾値ま
    でが書き込まれた閾値配列と二次元の重み係数を掛け合
    わせた結果から、次の閾値を書き込む閾値配列内の位置
    を決定する閾値書き込み位置決定手段を有することを特
    徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記高濃度部閾値作成手段は、0および
    1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と、二次元
    の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比べ
    て薄くなる位置を算出し、その位置に次の閾値を配置す
    る閾値書き込み位置決定手段を有することを特徴とする
    請求項8記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】前記高濃度部閾値作成手段は、0および
    1で表現される閾値配列内の閾値の有無情報と、二次元
    の重み係数を掛け合わせた結果から、濃度が周囲と比べ
    て薄くなる位置を算出し、その位置に対して所定の順序
    に従って次の閾値を配置する閾値書き込み位置決定手段
    を有することを特徴とする請求項8記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】出力画像のドットプロファイルをフーリ
    エ変換により周波数空間に変換すると、二次元の周波数
    空間においてパワースペクトルが格子点上に集中するこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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