JP2001185147A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

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JP2001185147A
JP2001185147A JP36891099A JP36891099A JP2001185147A JP 2001185147 A JP2001185147 A JP 2001185147A JP 36891099 A JP36891099 A JP 36891099A JP 36891099 A JP36891099 A JP 36891099A JP 2001185147 A JP2001185147 A JP 2001185147A
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secondary battery
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particle size
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JP36891099A
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Tomotaka Hashimoto
知孝 橋本
Masataka Yamashita
正隆 山下
Koji Kanekiyo
浩司 兼清
Masahiro Ohashi
正寛 大橋
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Asahi Kasei Corp
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Asahi Kasei Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高容量であり、かつ良好な室温及び低温での
容量維持率を兼ね備えた非水電解液二次電池を実現する
ことである。 【解決手段】 表面被覆されたグラファイトに対して被
覆を行なっていないグラファイトを特定範囲で混合され
た負極材料を、電解液として非水系電解液を用いた非水
電解液二次電池である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高容量の非水電解液
二次電池に関するものであり、特に室温及び低温におけ
る充放電サイクルに優れたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子携帯機器の発達に伴ない、そ
の駆動源となる電池の発達には著しいものがある。その
中でもリチウムイオン二次電池は高いエネルギー密度を
有することから特に注目を集めている。現在、一般的に
知られているリチウムイオン二次電池は、負極活物質に
は炭素素材、アモルファス合金、アモルファス金属酸化
物などの可逆的にリチウム吸蔵放出が可能な物質を、正
極活物質にはコバルト、ニッケル、マンガン等の遷移金
属を含むリチウム複合酸化物を用い、両極間をリチウム
イオンが移動する事によって充放電を行う機構を有して
いる。両極に使用される活物質はエネルギー密度が高い
ため電池の小型化、軽量化が可能となる。このためリチ
ウムイオン二次電池は、小型化、軽量化が望まれるカメ
ラ一体型VTRあるいは携帯電話等の携帯機器に多く使
用されるようになってきている。
【0003】さらに最近は、リチウムイオン二次電池
を、携帯機器だけでなく、中型、大型の電源装置に用い
ようとする試みがある。中型、大型の電源装置は、電気
自動車や電気モーター併用自転車の駆動モーター用電
源、家庭用のエネルギー備蓄装置であるロードレベラ
ー、通信機器やOA機器を大量に扱う事業所等のバック
アップ電源、電力を大量に消費する研究所、製造所の自
家発電機に付帯した電力貯蔵装置などその応用範囲は広
い。
【0004】現在市販されているリチウムイオン二次電
池の負極は、1000℃前後で焼成したコークスと天然
或いは2800℃前後で焼成した黒鉛が用いられてい
る。コークスを負極に用いた場合、リチウムの挿入速度
が大きく急速充放電性能が優れ、特に低温での充放電サ
イクル性が良好な長所を有するものの、重量及び容積当
たりの容量が小さいことから、電池容量が小さい欠点が
ある。一方、黒鉛を負極に用いた場合、重量及び容積当
たりの容量が大きく、電池容量が大きい長所があるもの
の、リチウムの挿入速度が小さく急速充放電性能が低
く、低温での充放電サイクル性が低い問題がある。特開
平4−368778号公報、特開平4−370662号
公報、特開平5−94838号公報、特開平5−121
066号公報などが、黒鉛粒子の表面を低結晶性の炭素
体で被覆する表面被覆炭素材料を提案している。この表
面被覆炭素材料は容量は黒鉛に近く、またリチウム挿入
速度も大きく、低温でのサイクル性が優れている。しか
しながら、室温でのサイクル性が十分に高くない問題が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は非水電解液二
次において、高容量と良好な室温及び低温での容量維持
率を兼ね備えた優れたものを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の問題
を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、表面被覆さ
れた黒鉛に対して被覆を行なっていない黒鉛が特定範囲
で混合された場合、高容量と良好な室温及び、低温での
容量維持率を兼ね備えた電池となることを見出した。す
なわち本発明は以下の二次電池を提案するものである。 (1)(002)面の平均面間隔を示すd002が0.
3350nm以上、0.3380nm未満の範囲にあ
り、c軸方向の結晶子の大きさを示すLcが10nm以
上の高結晶性構造を有する黒鉛材料の表面を非黒鉛質炭
素で被覆することにより得られる平均粒径が10〜30
μm、比表面積が5m2/g以下の被覆炭素材料(A)
と、d002が0.3350nm以上、0.3380n
m未満の範囲にあり、Lcが10nm以上、平均粒径が
10〜30μm、比表面積が7m2/g以下である黒鉛
材料(B)を混合した混合物を負極に用いた非水電解液
二次電池において、前記黒鉛材料(B)を20〜80w
t%の範囲で含むことを特徴とする非水電解液二次電
池。
【0007】(2)上記(1)における炭素の混合物に
平均粒径が2〜8μmである炭素材料(C)を5〜40
wt%の範囲で混合したことを特徴とする非水電解液二
次電池。 (3)上記(1)における黒鉛材料(B)がd002が
0.3350nm以上、0.3380nm未満の範囲に
あり、Lcが10nm以上、平均粒径が10〜30μ
m、比表面積が5m2/g以下の黒鉛化炭素繊維である
上記(1)又は2の非水系リチウムイオン二次電池。 (4)上記(3)における炭素の混合物に平均粒径が2
〜8μmである炭素材料(C)を5〜40wt%の範囲
で混合したことを特徴とする非水電解液二次電池。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の負極材料は、非黒鉛質炭
素に被覆された黒鉛材料と被覆を施されていない黒鉛材
料の混合物が選ばれる。被覆された黒鉛材料は、芯材の
黒鉛粒子に非黒鉛質炭素前駆体を一部もしくは全ての表
面を被覆した後に焼成を行ない得ることができる。芯材
の黒鉛材料は(002)面の平均面間隔を示すd002
が0.3350nm以上、0.3380nm未満の範囲
にあり、c軸方向の結晶子の大きさを示すLcが10n
m以上であることが必要である。d002の大きさが
0.3380nm以上、或いはLcが10nm未満の炭
素材料は結晶構造が未発達であり、充放電量が十分に大
きくない。粒子の形状は鱗状、鱗片状、球状、塊状、繊
維状等いずれのものも用いることができる。
【0009】本発明においてd002及びLcは、各炭
素材料とシリコン粉末を重量比が1:1となるよう混合
したものをX線回折装置にて測定を行ない算出した。d
002の値は炭素材料の(002)面による回折角:2
θをシリコンの(111)面の回折角で補正を行ない、
Braggの式(1)より求めた。 2dsinθ=λ ・・・・・(1) 一方、Lcの値は(002)面の回折角:2θと回折ピ
ークの半値幅:βによるScherrerの式(2)よ
り求めた。 Lc=Kλ/βcosθ・・・(2)
【0010】非黒鉛質炭素の前駆体としてはコールター
ルピッチ、石油系油及び石炭系油等の重質油、ナフタレ
ン、アントラセン、フェナントレン、ピレン、クリセ
ン、ペリレンなどの縮合多環芳香族を加熱加圧して得ら
れるタール類、塩化ビニール、塩化ビニリデン、ポリア
クリロニトリル、フェノール樹脂、芳香族ポリアミド、
フルフリルアルコール樹脂、イミド樹脂等の樹脂等があ
げられる。これら前駆体による黒鉛材料の被覆は、前駆
体と黒鉛材料の混合、溶剤洗浄、焼成の工程からなる。
混合はリボン混合機、スクリュー型混合機、櫂型混合機
等の一般的な混合機を用いることができる。洗浄に用い
る溶剤はアセトン、キノリン、トルエン、ベンゼン、石
油及び石炭系の軽油及び中油などの溶剤を用いることが
できる。被覆後の焼成温度は700℃から2000℃が
望ましく、より好ましくは900℃以上、1500℃以
下で行うことが好ましい。これは700℃未満の温度で
は被覆した有機物の炭素化が十分でなく、得られた被覆
後の炭素材料の充放電効率が低くなり、1500℃以上
では被覆した前駆体が芯材黒鉛材料から剥離等を起こす
と考えられ、充放電効率が低下する。焼成時の雰囲気は
窒素、アルゴン、ヘリウム、水素等、あるいは真空中で
行うことができる。真空中で加熱処理を行う場合、得ら
れる炭化収率は減少するが、充放電効率が向上する傾向
があり特に有効である。焼成後の粒子は粉砕、解砕、分
級を行い、目標とする径の粒子を得ることができる。
【0011】被覆された黒鉛材料の平均粒径は10〜3
0μm、比表面積は5m2/g以下とすることが必要で
ある。平均粒径が10μm以下の場合は充放電効率が低
下し、電池容量が低下する。30μm以上では炭素粒子
内のリチウムの拡散が遅くなり、良好なサイクル性を維
持することが困難となる。また比表面積が5m2/gよ
り大きいと、過充電時の負極と電解液の反応が急激に起
こるため過充電特性が低下する。
【0012】本発明においてBET比表面積測定は、コ
ールター社製のSA3100を使用して測定を行なっ
た。粒子径測定はSYMPATEC社製の乾式流動分散
ユニットRODOS及びレーザー回折式粒度分布測定光
学システムHEROS−BASIS/KA(0.5〜1
75μmレンジ)を使用して測定し、平均粒径は50%
累積径値D(50%)の値を用いた。但し、これらの測
定を行う解析装置についてはこの限りでない。
【0013】被覆を施されていない黒鉛材料は(00
2)面の平均面間隔を示すd002が0.3350nm
以上、0.3380nm未満の範囲にあり、c軸方向の
結晶子の大きさを示すLcが10nm以上であることが
必要である。d002の大きさが0.3380nm以
上、或いはLcが10nm未満の炭素材料は結晶構造が
未発達であり、充放電量が十分に大きくない。また、平
均粒径は10〜30μm、比表面積は7m2/g以下と
することが必要である。平均粒径が10μm以下の場合
は充放電効率が低下し、電池容量が低下する。30μm
以上では炭素粒子内のリチウムの拡散が遅くなり、良好
なサイクル性を維持することが困難となる。また比表面
積が7m2/gより大きいと、過充電及時の負極と電解
液の反応が急激に起こるため安全上好ましくない。黒鉛
粒子の形状は鱗状、鱗片状、球状、塊状、繊維状等いず
れのものも用いることができるが。特に繊維状の黒鉛材
料が好ましい。
【0014】被覆された黒鉛材料と被覆を施されていな
い黒鉛材料の混合比は、被覆されていない黒鉛材料の含
有率が20wt%以上、80wt%以下が好ましく、特
に30wt%以上、70wt%以下が好ましい。20w
t%以下では室温におけるサイクル性が低下し、80w
t%以上では0℃等の低温におけるサイクル性が低下す
る。被覆された黒鉛材料と被覆を施されていない黒鉛材
料の混合は、分散液である水系或溶剤或いは有機系溶剤
に加える前に乾式混合するか、もしくは分散液にそれぞ
れの粒子を加えた後で湿式混合するかのいずれの方法で
も行うことができる。
【0015】また、上記の混合された黒鉛材料と平均粒
径が2〜8μmである炭素材料の混合物は、平均粒径が
2〜8μmである炭素粉末の含有率が5〜40wt%の
範囲で混合することにより、室温におけるサイクル性が
向上する。5wt%以下ではその効果が小さく、40w
t%以上では負極活物質の比表面積が大きくなり過ぎ、
耐過充電性等の性能が低下するため良好な性能バランス
の電池が得られない。混合範囲は10〜30wt%が特
に望ましい。これらの混合は分散液である水系或溶剤或
いは有機系溶剤に加える前に乾式混合するか、分散液に
それぞれの粒子を加えた後で湿式混合することのいずれ
でも行うことができる。
【0016】負極の集電体としてはCu、Ni、ステン
レススチールなどの8〜100μm程度の厚みの金属製
箔或いは網等が用いられる。結着剤としてはテフロン、
ポリエチレン、ニトリルゴム、ポリブタジエン、ブチル
ゴム、スチレン/ブタジエンゴム、スチレンブタジエン
ラテックス、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエ
チルセルロース、各種組成のラテックス及びアクリロニ
トリル、ポリフッ化ビニル、フッ素化ゴム、クロロプレ
ン、ポリフッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレ
ン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロモノクロル
エチレン、無水マレイン酸のうち1種類或いは2種類以
上フッ化ビニリデンとの共重合体などが用いられる。特
に好ましい結着剤としては、スチレン/ブタジエンゴ
ム、スチレンブタジエンラテックス、無水マレイン酸の
うち1種類或いは2種類以上とフッ化ビニリデンとの共
重合体があげられる。
【0017】負極の活物質かさ密度は1.0g/cm3
以上、1.6g/cm3未満が好ましい。1.0g/c
3未満では電池内に入れられる活物質量が少なくな
り、電池容量が小さくなる。また、1.6g/cm3
り大きいとリチウム挿入速度が低下し、低温でのサイク
ル特性が低下する。より好ましくは1.1g/cm3
上、1.55g/cm3未満の範囲である。負極塗布量
は150g/m2以下が好ましく、より好ましくは13
0g/m2である。負極塗布量が150g/m2より大き
いと過電圧が増加し、低温でのサイクル性等の性能が低
下する。
【0018】次に本発明の電池の正極について説明す
る。本発明の電池の正極材料としてはリチウムイオンが
可逆的に放出・吸蔵でき、電子輸送が容易に行えるよう
に電子伝導度が高い材料が好ましい。この材料として
は、例えば、TiS2、TiS3、MoS2、MoS3、F
eS、FeS2、TaS2、CuS、Cu2S、CuCo
4などの金属硫化物、 V25、V613、MoO3、M
nO2、CuO、Cu52 12、Cr23、TiO2など
の金属酸化物、NbSe3、VSe2などの金属セレン化
物、LiVO2、LiCrO2、LiFeO2、LiNi
2、LiCoO2、LiMnO2、LiMn24などの
アルカリ金属含有複合酸化物を用いることができる。通
常はこれらのうちリチウムコバルト複合酸化物、リチウ
ムニッケル複合酸化物、リチウムマンガン複合酸化物な
ど容量の大きな材料を使用することが好ましい。これら
の材料を電極として用いる加工方法は、前記負極電極の
場合と同様の方法が利用可能である。
【0019】正極の集電体としてはAl、Cu、Ni、
ステンレススチールなどの8〜100μm程度の厚みの
金属製箔、或いは網等が用いられるが、特にAl製の金
属製箔或いは網等を用いることが好ましい。次に、リチ
ウムイオン移動媒体について説明する。このイオン移動
媒体としては、例えば、リチウム塩を均一に溶解した非
プロトン性有機溶剤の溶液、リチウム塩を高分子マトリ
ックスに均一分散させた固体または粘調体、前記の非プ
ロトン性有機溶剤の溶媒と高分子マトリックスの混合物
などが用いられる。これらに用いるリチウム塩の具体例
としては、LiPF6、LiBF4、LiAsF6、Li
ClO4、LiSbF6、LiI、LiBr、LiCl、
LiAlCl4、LiHF2、LiSCN、CF3SO3
i、C43SO3Li、(CF3SO22NLi、(CF
3SO23CLi、(C49SO22NLi、或いはこ
れらの混合物などがある。また、該移動媒体に用いる非
プロトン性有機溶剤として、プロピレンカーボネイト、
エチレンカーボネイト、ジエチルカーボネイト、メチル
エチルカーボネイト、ジメチルカーボネイトなどの有機
カーボネイト、ガンマブチルラクトン、プロピオラクト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、プロピオ
ン酸エチル、プロピオン酸ブチルなど脂肪族有機エステ
ル、グライム、ジグライム、トリグライム、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、シリコンオ
イルなどの有機エーテル、ピリジン、トリエチルアミン
などの有機アミン、アセトニトリル、プロピオニトリル
などの有機ニトリルの単体、または混合物を少なくとも
一部含有するものであり、これに他の非プロトン性有機
溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、デカリン
などの芳香族炭化水素、ヘキサン、ペンタン、デカンな
どの脂肪族炭化水素、フェノール、カテコール、ビスフ
ェノールなどのアルキルエステル、芳香族エステルやク
ロロフォルム、四塩化炭素、ジクロロメタン、フロン、
トリクレンなどのハロゲン系炭化水素を混合使用するこ
とも可能である。
【0020】イオン移動媒体にプロトン性有機溶剤を用
いることは、電極表面で有機溶剤のプロトンが還元され
るため水素ガスが発生するとともに充放電効率低下を引
き起し好ましくない。次に前記高分子マトリックスとし
ては、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレン
オキシド、ポリテトラメチレンオキシド、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルブチラールなどの脂肪族ポリエー
テル、ポリエチレンスルフィド、ポリプロピレンスルフ
ィドなどの脂肪族ポリチオエーテル、ポリエチレンサク
シネート、ポリブチレンアジペート、ポリカプロラクト
ンなどの脂肪族ポリエステル、ポリエチレンイミン、ポ
リイミドおよびその前駆体、ポリアクリルニトリル、ポ
リフッ化ビニリデンなどを用いることができる。
【0021】また、この移動媒体の一部に正極と負極の
短絡防止のためのセパレータを設けることができる。こ
のセパレータの例としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、セルロースなどの材料の多孔性シート、不織布が
用いられる。また本発明において、二次電池の電池形態
は特に限定されず、円筒型、角形、薄角型、カード型、
コイン型、シート型などいかなる形態にも適用可能であ
る。本発明の電池は、従来の負極材料を用いた電池に比
較してリチウム挿入速度が大きく、室温及び低温での安
定した充放電サイクル寿命となり、工業上極めて有用で
ある。以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明す
るが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
【0022】
【実施例1】負極材料としてKS44(ロンザ社製)
[d002:0.33505nm、Lc:87nm]と
石炭系中ピッチ(軟化点80℃)を1:3の重量比で真
空中、300℃で1時間攪拌混合した。混合物をキノリ
ンを用いて100℃で1時間濾過洗浄を行った後に乾燥
後を施した。次いでAr雰囲気の焼成炉内で1100
℃、2時間焼成を行ない非黒鉛質炭素被覆黒鉛材料とし
た。この非黒鉛質炭素被覆黒鉛材料の比表面積は2.2
7m2/g、平均粒径は18.3μmであった。これに
対して鱗片状天然黒鉛:BF−20A(株式会社中越黒
鉛工業所製)[d002:0.3354nm、Lc:6
7nm、平均粒径:20.5μm、比表面積:5.4m
2/g]を1:1の重量比でターブラーミキサーにて混
合した。この混合物にカルボキシメチルセルロース、ス
チレン/ブタジエンラテックスを重量比で100部、1
部、2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー状とし
た。これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗工した
後、乾燥及びロールプレスを行なった。得られた負極の
塗布量は98g/m2であり、活物質かさ密度は1.3
8g/cm3であった。
【0023】次に、正極材料として水酸化リチウム、水
酸化コバルトを混合後、大気中800℃の温度で8時間
加熱してLiCoO2を合成した。このLiCoO2
00重量部に対して、導電材として平均粒径3.3μm
のグラファイト6重量部と平均粒径0.04μmの非黒
鉛質炭素粉末2.5重量部を混ぜ合わせ、コンパウンド
とした。コンパウンドに対してポリフッ化ビニリデン3
重量部を含むN−メチルピロリドン溶液にこのコンパウ
ンドを分散させ、その分散液を厚さ20μmのアルミニ
ウム箔上に厚さが均一となるよう塗布した後、乾燥及び
ロープレスを行なった。得られた正極の塗布量は268
g/m2であり、活物質かさ密度は2.95g/cm3
あった。
【0024】続いて以上のように作製した正極と負極の
幅を約55mm、長さを約80cmに切断したものを厚
さ25μmのポリエチレン製微多孔膜のセパレータを介
してロール状に径約17mmで巻き取った。この巻き取
ったコイルを径約18mm、長さ65mmの鉄製の鉄缶
に入れ、更にLiPF6を1mol/l溶解したエチレ
ンカーボネート、メチルエチルカーボネートの体積比で
1:1の電解液を約6g入れ、封口して作製した。
【0025】この電池を20℃一定の恒温槽中で1サイ
クル目に0.3C定電流後4.2V定電位(正極・負極
間電位)で8時間充電した後、0.3C 定電流で3.
0Vの電位まで放電して充放電特性を評価した。ここで
1.0Cはフル充電状態の電気量を1時間で放電できる
電流値であり、この電池の1.0Cは1450mAに相
当する。1回目の充放電後、0℃一定の恒温槽中で0.
5C、4.2Vで定電流定電圧方式で3時間充電した
後、0.5Cで3.0Vまで放電するサイクルを50回
繰り返した。この時、次の式で示される50サイクル放
電量維持率は92%であった。
【0026】50サイクル放電量維持率(%)= [(5
0サイクル目の放電量)/(2サイクル目の放電量)]
×100 この条件で充電状態のまま電池を解体し負極上を観察し
たところ電析リチウムは観察されなかった。また、1回
目の充放電後、20℃一定の恒温槽中で1.0C、4.
2Vで定電流定電圧方式で3時間充電した後、1.0C
で3.0Vまで放電するサイクルを100回繰り返し
た。この時、次の式で示される100サイクル放電量維
持率は92%であった。 100サイクル放電量維持率(%)= [(100サイク
ル目の放電量)/(2サイクル目の放電量)]×100
【0027】
【実施例2】実施例1で作製した被覆黒鉛材料とBF−
20Aを4:1の重量比でターブラーミキサーで混合し
た。この混合物にカルボキシメチルセルロース、スチレ
ン/ブタジエンラテックスを重量比で100部、1部、
2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー状とした。
これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗工した後、
乾燥及びロールプレスを行なった。得られた負極の塗布
量は95g/m2であり、活物質かさ密度は1.40g
/cm3であった。負極以外は実施例1と同様にリチウ
ムイオン二次電池を作製し、評価を行った。0℃におけ
る50サイクル放電量維持率は92%であった。また2
0℃における100サイクル放電量維持率は88%であ
った。
【0028】
【実施例3】実施例1で作製した被覆黒鉛材料とBF−
20Aを1:4の重量比でターブラーミキサーで混合し
た。この混合物にカルボキシメチルセルロース、スチレ
ン/ブタジエンラテックスを重量比で100部、1部、
2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー状とした。
これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗工した後、
乾燥及びロールプレスを行なった。得られた負極の塗布
量は99g/m2であり、活物質かさ密度は1.38g
/cm3であった。負極以外は実施例1と同様にリチウ
ムイオン二次電池を作製し、評価を行った。0℃におけ
る50サイクル放電量維持率は85%であった。また2
0℃における100サイクル放電量維持率は90%であ
った。
【0029】
【実施例4】実施例1で作製した被覆黒鉛材料とBF−
20A、更にSFG6(ロンザ社製)[平均粒径:3.
3μm]を1:1:0.5の重量比でターブラーミキサ
ーで混合した。この混合物にカルボキシメチルセルロー
ス、スチレン/ブタジエンラテックスを重量比で100
部、1部、2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー
状とした。これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗
工した後、乾燥及びロールプレスを行なった。得られた
負極の塗布量は97g/m2であり、活物質かさ密度は
1.42g/cm3であった。負極以外は実施例1と同
様にリチウムイオン二次電池を作製し、評価を行った。
0℃における50サイクル放電量維持率は93%であっ
た。また20℃における100サイクル放電量維持率は
95%であった。
【0030】
【実施例5】実施例1で作製した被覆黒鉛材料と繊維状
黒鉛材料:メルブロンミルド(ペトカ株式会社製)[d
002:0.3360nm、Lc:48nm、平均粒
径:14.2μm、比表面積:1.1m2/g]を1:
1の重量比でターブラーミキサーで混合した。この混合
物にカルボキシメチルセルロース、スチレン/ブタジエ
ンラテックスを重量比で100部、1部、2部の割合で
混合し、水に溶解してスラリー状とした。これを厚さ1
2μmの銅箔に均一な厚さに塗工した後、乾燥及びロー
ルプレスを行なった。得られた負極の塗布量は108g
/m2であり、活物質かさ密度は1.39g/cm3であ
った。負極以外は実施例1と同様にリチウムイオン二次
電池を作製し、評価を行った。0℃における50サイク
ル放電量維持率は95%であった。また20℃における
100サイクル放電量維持率は93%であった。
【0031】
【実施例6】実施例1で作製した被覆黒鉛材料とメルブ
ロンミルド、更にSFG6を1:1:0.5の重量比で
ターブラーミキサーで混合した。この混合物にカルボキ
シメチルセルロース、スチレン/ブタジエンラテックス
を重量比で100部、1部、2部の割合で混合し、水に
溶解してスラリー状とした。これを厚さ12μmの銅箔
に均一な厚さに塗工した後、乾燥及びロールプレスを行
なった。得られた負極の塗布量は110g/m2であ
り、活物質かさ密度は1.42g/cm3であった。負
極以外は実施例1と同様にリチウムイオン二次電池を作
製し、評価を行った。0℃における50サイクル放電量
維持率は94%であった。また20℃における100サ
イクル放電量維持率は96%であった。
【0032】
【比較例1】実施例1で作製した被覆黒鉛材料にカルボ
キシメチルセルロース、スチレン/ブタジエンラテック
スを重量比で100部、1部、2部の割合で混合し、水
に溶解してスラリー状とした。これを厚さ12μmの銅
箔に均一な厚さに塗工した後、乾燥及びロールプレスを
行なった。得られた負極の塗布量は94g/m2であ
り、活物質かさ密度は1.44g/cm3であった。負
極以外は実施例1と同様にリチウムイオン二次電池を作
製し、評価を行った。0℃における50サイクル放電量
維持率は94%であった。また20℃における100サ
イクル放電量維持率は75%であった。
【0033】
【比較例2】実施例1で作製した被覆黒鉛材料とBF−
20Aを9:1の重量比でターブラーミキサーで混合し
た。この混合物にカルボキシメチルセルロース、スチレ
ン/ブタジエンラテックスを重量比で100部、1部、
2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー状とした。
これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗工した後、
乾燥及びロールプレスを行なった。得られた負極の塗布
量は96g/m2であり、活物質かさ密度は1.45g
/cm3であった。負極以外は実施例1と同様にリチウ
ムイオン二次電池を作製し、評価を行った。0℃におけ
る50サイクル放電量維持率は90%であった。また2
0℃における100サイクル放電量維持率は76%であ
った。
【0034】
【比較例3】実施例1で作製した被覆黒鉛材料とBF−
20Aを1:9の重量比でターブラーミキサーで混合し
た。この混合物にカルボキシメチルセルロース、スチレ
ン/ブタジエンラテックスを重量比で100部、1部、
2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー状とした。
これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗工した後、
乾燥及びロールプレスを行なった。得られた負極の塗布
量は95g/m2であり、活物質かさ密度は1.44g
/cm3であった。負極以外は実施例1と同様にリチウ
ムイオン二次電池を作製し、評価を行った。0℃におけ
る50サイクル放電量維持率は68%であった。また2
0℃における100サイクル放電量維持率は84%であ
った。
【0035】
【比較例4】BF−20Aにカルボキシメチルセルロー
ス、スチレン/ブタジエンラテックスを重量比で100
部、1部、2部の割合で混合し、水に溶解してスラリー
状とした。これを厚さ12μmの銅箔に均一な厚さに塗
工した後、乾燥及びロールプレスを行なった。得られた
負極の塗布量は95g/m2であり、活物質かさ密度は
1.48g/cm3であった。負極以外は実施例1と同
様にリチウムイオン二次電池を作製し、評価を行った。
0℃における50サイクル放電量維持率は66%であっ
た。また20℃における100サイクル放電量維持率は
85%であった。表1に負極組成比率、0℃における5
0サイクル放電量維持率、20℃における100サイク
ル放電量維持率を示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように負極とし
て表面被覆された黒鉛材料に対して被覆を行なっていな
い黒鉛材料を特定範囲で混合された材料を用いることに
より、高容量であり、かつ良好な室温及び低温での容量
維持率を兼ね備えた非水電解液二次電池を実現できる。
フロントページの続き (72)発明者 大橋 正寛 神奈川県川崎市川崎区夜光1丁目3番1号 旭化成工業株式会社内 Fターム(参考) 5H003 AA02 AA04 BA03 BB01 BC01 BC05 BC06 BD02 BD04 BD05 5H014 AA01 BB06 CC01 EE08 HH01 HH06 5H029 AJ03 AJ05 AK02 AK03 AK05 AL06 AL07 AL19 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 CJ08 CJ22 DJ16 DJ17 HJ01 HJ05 HJ07 HJ13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (002)面の平均面間隔を示すd00
    2が0.3350nm以上、0.3380nm未満の範
    囲にあり、c軸方向の結晶子の大きさを示すLcが10
    nm以上の高結晶性構造を有する黒鉛材料の表面を非黒
    鉛質炭素で被覆することにより得られる平均粒径が10
    〜30μm、比表面積が5m2/g以下の被覆炭素材料
    (A)と、d002が0.3350nm以上、0.33
    80nm未満の範囲にあり、Lcが10nm以上、平均
    粒径が10〜30μm、比表面積が7m2/g以下であ
    る黒鉛材料(B)を混合した混合物を負極に用いた非水
    電解液二次電池において、前記黒鉛材料(B)を20〜
    80wt%の範囲で含むことを特徴とする非水電解液二
    次電池。
  2. 【請求項2】 請求項1における炭素の混合物に平均粒
    径が2〜8μmである炭素材料(C)を5〜40wt%
    の範囲で混合したことを特徴とする非水電解液二次電
    池。
  3. 【請求項3】 請求項1における黒鉛材料(B)がd0
    02が0.3350nm以上、0.3380nm未満の
    範囲にあり、Lcが10nm以上、平均粒径が10〜3
    0μm、比表面積が5m2/g以下の黒鉛化炭素繊維で
    ある請求項1又は2の非水系リチウムイオン二次電池。
  4. 【請求項4】 請求項3における炭素の混合物に平均粒
    径が2〜8μmである炭素材料(C)を5〜40wt%
    の範囲で混合したことを特徴とする非水電解液二次電
    池。
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