JP2001182865A - 断熱ホース - Google Patents
断熱ホースInfo
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Abstract
露発生を確実に回避することができる断熱ホースを提供
する点にある。 【解決手段】 帯状のプラスチック発泡体8等を螺旋状
に巻回して内側断熱層9を形成し、内側断熱層9の外側
に帯状のプラスチック発泡体10等を螺旋状に巻回して
外側断熱層11を形成し、外側断熱層11の外面全域及
び外側断熱層11を形成するために順次螺旋状に巻回さ
れるプラスチック発泡体10,10同士の接合面10
A,10Aの間から内側断熱層20を形成するために順
次螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体8の少なくと
も外面8Bまで渡る範囲を覆うための被覆材12を、外
側断熱層11及び内側断熱層9に対して熱融着可能なオ
レフィン系樹脂で構成したことを特徴とする。
Description
の断熱を必要とするドレンホースや断熱ダクトの他、各
種機器に使用される断熱ダクト等の流体を輸送(案内)
するための断熱ホースに関する。
示すものが提案されている。この断熱ホースは、帯状の
ポリエチレン発泡体を内外に螺旋状にそれぞれ巻いて2
重の断熱層20,21を形成し、外側に位置する断熱層
21を軟質の塩化ビニル樹脂でなる被覆層22にて包み
込んで構成している。図に示す24,25は、前記内側
に位置する断熱層20の内側に配置されたポリプロピレ
ンでなる2種類の芯材であり、この芯材24,25を設
けることによって、特に屈曲経路に沿ってホースを折り
曲げたときにホースの形状を湾曲した形状に維持するた
めに必要となる保形性能を確保することができるように
している。又、図の26は、最も内側に配置されたポリ
プロピレンでなる不織布であり、特にエアを送るダクト
ホースの場合に、吸音効果を得ることができる利点があ
る。
断熱層20は、帯状のポリエチレン発泡体をただ単に螺
旋状に巻いているだけであるため、順次螺旋状に巻回さ
れるポリエチレン発泡体同士の接合面は固着されていな
いことから、互いに離間することができる構造になって
いる。又、外側に位置する断熱層21は、被覆層22に
て包み込んでいるものの、外側断熱層21と被覆層22
とが熱融着しないため、被覆層22に対して外側断熱層
21が位置変更できる状態にある。このため、上記断熱
ホースは、可撓性に富んだものに構成することができる
のであるが、施工時や使用に伴って外側に位置する外側
断熱層21と被覆層22との間に隙間23が発生し易
く、その隙間23に結露を発生することがあり、黴や異
臭発生の原因になっていた。図に示すSは、ホース外を
示し、Uはホース内を示している。
鑑み、解決しようとするところは、可撓性が低下するこ
とを抑制しながらも、結露発生を確実に回避することが
できる断熱ホースを提供する点にある。
前述の課題解決のために、帯状のプラスチック発泡体又
は熱可塑性エラストマーを螺旋状に巻回して内側断熱層
を形成し、この内側断熱層の外側に帯状のプラスチック
発泡体又は熱可塑性エラストマーを螺旋状に巻回して外
側断熱層を形成し、前記外側断熱層の外面全域及び該外
側断熱層を形成するために順次螺旋状に巻回されるプラ
スチック発泡体同士又は熱可塑性エラストマー同士の接
合面の間から前記内側断熱層を形成するために順次螺旋
状に巻回されるプラスチック発泡体の少なくとも外面ま
で渡る範囲を覆うための被覆材を、該外側断熱層及び内
側断熱層に対して熱融着可能なオレフィン系樹脂で構成
している。従って、被覆材が外側断熱層及び内側断熱層
に熱融着することによって、被覆材と外側断熱層との間
及び被覆材と内側断熱層との間は勿論のこと、外側断熱
層を形成するために順次螺旋状に巻回されるプラスチッ
ク発泡体同士又は熱可塑性エラストマー同士の接合面の
間に隙間が発生することがない。しかも、被覆材を、内
側断熱層を形成するために順次螺旋状に巻回されるプラ
スチック発泡体の少なくとも外面まで渡る範囲とするこ
とによって、内側断熱層の内面をも被覆材にて覆う場合
に比べて、可撓性が低下することを回避することができ
る。
及び該外側断熱層を形成するために順次螺旋状に巻回さ
れるプラスチック発泡体同士又は熱可塑性エラストマー
同士の接合面の間から前記内側断熱層を形成するために
順次螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体同士又は熱
可塑性エラストマー同士の接合面まで渡る範囲とするこ
とによって、内側断熱層を形成するために順次螺旋状に
巻回されるプラスチック発泡体同士又は熱可塑性エラス
トマー同士の接合面の隙間が発生することがなく、外側
断熱層側へのホース内雰囲気を内側断熱層で遮断するこ
とができる。
吸音材を配設することによって、ホースを折り曲げた場
合に、形崩れすることなく湾曲姿勢を良好に保持するこ
とができると共に、吸音効果を発揮させて外部に音が漏
れ出すことを抑制することができる。
によって、吸音効果を一層高めることができる。
ポリエチレン、ポリプロピレン等からなり、前記熱可塑
性エラストマーがポリウレタンでなり、前記被覆材を前
記外側断熱層及び内側断熱層と同一材料で形成すること
が好ましい。そして、前記のように被覆材を外側断熱層
及び内側断熱層と同一材料で形成することによって、両
者の溶融温度や溶融後の両者の固化温度が大きく異なる
ようなことがないから、熱による接着力を異種の合成樹
脂を熱により溶融接着するものに比べて大きくすること
が可能になる。
て、グラスファイバーやロックウール等の他のもので構
成した場合に比べて、コスト面において有利になる。
又、特に外側に位置する被覆材を不織布で構成すること
によって、吸音効果の向上の他に、ホース外の湿気を多
数の繊維の隅々まで行き渡らせる毛細管現象により被覆
材の外面に湿気を伝達されることを抑制することがで
き、結露発生を一層確実に回避することができる。
空調機(送風機)用の断熱ダクトの断面図を示し、図2
に図1の断熱ホースの構成部材を分かり易くするために
部材間に隙間を空けた状態の断面図を示している。この
断熱ダクトは、内径寸法がほぼ100mmで、外径寸法
がほぼ130mmに設定されているが、ホースの寸法は
これらの数値に限定されるものではない。そして、前記
断熱ダクトは、ダクト内面を形成するための内側管1と
ダクト外面を形成する外側管2とを備え、これら内側管
1と外側管2との間に断熱部3を備えさせている。本発
明は、空調機(送風機)用の断熱ダクトに適応できる
他、空調機や送風機等の断熱を必要とするドレンホース
や、各種機器に使用される断熱ダクト等、流体を輸送
(案内)するホースであれば、どのようなものにおいて
も適応することができる。又、前記内側管1の無い断熱
ホースや、外側管2の無い断熱ホース、あるいはそれら
内側管1及び外側管の両方の無い断熱ホースであっても
よい。図に示すSは、ホース外を示し、Uは、ホース内
を示している。
らずに、布の状態につくられる繊維製品、つまりポリプ
ロピレンやポリエチレン等の材料から形成される吸音効
果を有する帯状の不織布4と、この不織布4を少し隙間
を空けながら螺旋状に巻回していく過程で、巻回される
不織布4同士の隙間を外側から巻回して埋めると共にホ
ースの保形性の向上を図るための断面形状凸型の第1芯
材5と、前記帯状不織布4のホース長手方向ほぼ中央部
の外面にホースの保形性を図るための断面形状正方形の
第2芯材6とからなっている。前記第1芯材5及び第2
芯材6は、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂
からなり、成型機から前記形状で押し出された溶融樹脂
を押し出しながら不織布4に巻回することによって、不
織布4に融着されるようになっている。前記第1芯材5
及び第2芯材6の材料と前記不織布4の材料とを同一に
すれば、互いの融着力を大きくすることができる利点が
あるが、異なる材料であってもよい。前記内側管1を、
不織布4と2つの芯材5,6とから構成したが、成型機
から合成樹脂を押し出して形成する筒状の管から構成し
てもよく、内側管1の具体構成は、これらのものに限定
されるものではない。
リプロピレンやポリエチレン等の材料から形成される吸
音効果を有する帯状の不織布7からなり、この不織布7
をそれの一部(ほぼ半分)がホース長手方向で重複する
状態で前記断熱部3の外面に巻回している。前記外側管
2を不織布7にすることによって、前記不織布4との相
乗効果により吸音効果をより一層高めることができるだ
けでなく、後述する結露防止を毛細管現象により一層良
好に実現することができる利点があるが、不織布以外の
もので構成してもよい。前記不織布7の重複していない
他の部分、つまり断熱部3の外面に接触する部分が、断
熱部3を構成する後述の被覆材12に融着するようにな
っている。
は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等か
らなるプラスチック発泡体8を螺旋状に巻回して形成さ
れた内側断熱層9と、この内側断熱層9の外側に前記プ
ラスチック発泡体8と同一材料でなるプラスチック発泡
体10を螺旋状に巻回して形成された外側断熱層11
と、前記外側断熱層11の外面全域及び外側断熱層11
を形成するために順次螺旋状に巻回されるプラスチック
発泡体10,10同士の接合面10A,10Aの間から
前記内側断熱層9を形成するために順次螺旋状に巻回さ
れるプラスチック発泡体8,8同士の接合面8A,8A
の全域(全体)まで渡る範囲を覆うための被覆材12と
からなっている。前記被覆材12をプラスチック発泡体
8,8同士の接合面8A,8Aの全域(全体)に渡って
配置する方が断熱効果を確実に高める上では有効である
が、プラスチック発泡体8,8同士の接合面8A,8A
の一部にのみ被覆材12を配置してもよい。
チレン、ポリプロピレン等のオレフィン系の合成樹脂を
用いて形成することによって、コスト面において有利に
なると共に、軟化温度が高く加工面において有利になる
が、他のオレフィン系の合成樹脂を用いてもよい。この
ように被覆材12にオレフィン系の合成樹脂を用いるこ
とによって、前記外側断熱層11及び内側断熱層9に被
覆材12を融着させることができ、それらの間に隙間の
ない状態で一体化することができ、断熱効果を高めるこ
とができると共に、断熱部3内に結露が発生することを
確実に回避することができる利点がある。前記合成樹脂
としては、軟質性のものを用いることによって、ホース
の可撓性を向上させる点において好ましい。
て、ウレタン等の熱可塑性エラストマー、つまり常温付
近で弾性の顕著な高分子物質や合成ゴム等を用いること
によって、ホースの強度面や耐久面を向上させることが
できながらも、十分な柔軟性を発揮させることができる
利点がある。
接合面8A,8Aの位置とプラスチック発泡体10,1
0同士の接合面10A,10Aの位置とを、ホースの直
径方向で異ならせることによって、同一にした場合に比
べて、ホースの曲げに対する保形強度を高めることがで
きると共に、前記プラスチック発泡体8,10に対する
被覆材12の融着面積を増大させて両者が剥がれる等の
トラブル発生を回避することができる利点があるが、前
記2つの位置をホースのホースの直径方向で同一に設定
して実施してもよい。
ば、図3(a)に示すように、駆動回転する回転体(ホ
ーマーとも言う)Kに前記不織布4を螺旋状に巻き付け
ていく。次に、図3(b)に示すように、2種類の前記
芯材5,6を形成するための合成樹脂(200℃前後)
14,15のそれぞれを、図示していない押し出し機か
ら前記不織布4上に所定距離を隔てて螺旋状に押し出
し、回転体上で不織布4に前記合成樹脂14,15を熱
融着させる。引き続いて、図4(a)に示すように、前
記合成樹脂14,15の上から、プラスチック発泡体
8、図示していない押し出し機から200℃前後の合成
樹脂からなるテープ状の被覆材12(プラスチック発泡
体の幅のほぼ2倍)、プラスチック発泡体10の順に巻
き付けて、被覆材12とこれに接触するプラスチック発
泡体8,10の部分、つまり外側のプラスチック発泡体
10の外面、それの接合面10A、内側のプラスチック
発泡体8の外面の一部、それの接合面8Aとが熱融着し
て、プラスチック発泡体10の内部に隙間が発生するこ
とがないと共に、プラスチック発泡体8,8同士の接合
面8A,8Aに隙間が発生することがないようにしてい
る。更に、引き続いて、図4(b)に示すように、幅方
向にほぼ半分だけ重ね合わせた状態の2枚の不織布7,
7を前記被覆材12の上から巻き付けて、被覆材12と
接触する不織布7,7の部分とが熱融着して、断熱ホー
スが形成されるのである。
ック発泡体8,8同士の接合面8A,8Aにも入り込ま
せることによって、例えば湾曲経路に沿わせるためにホ
ースを湾曲させた場合等において、該接合面8A,8A
間に隙間が発生することを回避することができる利点が
あるが、図5に示すように、被覆材12をプラスチック
発泡体8の外面8Bの一部のみ熱融着させるように構成
してもよい。図5に示す他の構成は、図1のものと同一
であるため、同一符号を付すと共に、説明を省略する。
うに構成してもよい。尚、前述同様に図7では図6の断
熱ホースの構成部材を分かり易くするために部材間に隙
間を空けた状態の断面図を示している。つまり、図1の
ように、不織布7を被覆材12の外面の全面を覆うよう
にすることによって、外気が直接、被覆材12に接触す
ることがなく、断熱効果をより一層高めることができる
利点があるが、図6及び図7では、被覆材の一部が露呈
するように不織布7を設定距離隔てて螺旋状に巻回して
いる。又、図1では、内側のプラスチック発泡体8,8
同士の接合部の下面に第2芯材6を接当した状態で配置
し、第1芯材5をプラスチック発泡体8のホース長手方
向ほぼ中間部の下面に接当する状態で配置したが、図6
及び図7では、第1芯材5を、それの上部が内側のプラ
スチック発泡体8,8同士の接合面8A,8A間に入り
込んだ状態で配置し、第2芯材6をプラスチック発泡体
8のホース長手方向ほぼ中間部の下面に接当する状態で
配置している。図6及び図7に示す他の構成は、図1の
ものと同一であるため、同一符号を付すと共に、説明を
省略する。
て、図8に示すように、断面形状ほぼ菱形に形成された
凹凸部13を設けてもよい。このような凹凸部13を設
けることによって、ホースの可撓性をより一層高めるこ
とができる。尚、凹凸部13の形状は菱形の他、三角形
又は四角形あるいは台形、更には波形等、どのような形
状に形成してもよい。
域及び外側断熱層を形成するために順次螺旋状に巻回さ
れるプラスチック発泡体同士又は熱可塑性エラストマー
同士の接合面の間から内側断熱層を形成するために順次
螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体の少なくとも外
面まで渡る範囲を覆うための被覆材を、外側断熱層及び
内側断熱層に対して熱融着可能なオレフィン系樹脂で構
成することによって、被覆材を外側断熱層及び内側断熱
層に熱融着させることができ、被覆材と外側断熱層との
間及び被覆材と内側断熱層との間は勿論のこと、外側断
熱層を形成するために順次螺旋状に巻回されるプラスチ
ック発泡体同士又は熱可塑性エラストマー同士の接合面
の間に隙間が発生することがないから、従来のように外
側断熱層の内部に結露が発生することを確実に回避する
ことができる。しかも、被覆材を、内側断熱層を形成す
るために順次螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体の
少なくとも外面まで渡る範囲とすることによって、内側
断熱層の内面をも被覆材にて覆う場合に比べて、可撓性
が低下することを回避することができ、施工面において
不利になることを抑制することができる。
の外面全域及び該外側断熱層を形成するために順次螺旋
状に巻回されるプラスチック発泡体同士又は熱可塑性エ
ラストマー同士の接合面の間から前記内側断熱層を形成
するために順次螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体
同士又は熱可塑性エラストマー同士の接合面まで渡る範
囲とすることによって、内側断熱層を形成するために順
次螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体同士又は熱可
塑性エラストマー同士の接合面の隙間が発生することが
なく、外側断熱層側へのホース内雰囲気を内側断熱層で
遮断することができ、ホースの径方向における断熱層の
寸法を増大させて断熱効果を増大させることができる。
旋状の芯材及び吸音材を配設することによって、ホース
を折り曲げた場合に、形崩れすることなく湾曲姿勢を良
好に保持することができ、施工面において有利になると
共に、吸音効果を発揮させて外部に音が漏れ出すことを
抑制することができ、特に空調機用のダクトとして用い
る場合に有利になる。
を配設することによって、吸音効果を一層高めることが
でき、特に空調機用のダクトとして用いる場合に更に有
利になる。
ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等からな
り、熱可塑性エラストマーがポリウレタンでなり、被覆
材を外側断熱層及び内側断熱層と同一材料で形成するこ
とによって、両者の溶融温度や溶融後の両者の固化温度
が大きく異なるようなことがないから、熱による接着力
を異種の合成樹脂を熱により溶融接着するものに比べて
大きくすることが可能になり、剥がれ等のトラブル発生
の無い又は少ない信頼性の高いホースを得ることができ
る。
することによって、グラスファイバーやロックウール等
の他のもので構成した場合に比べて、コスト面において
有利になり、ホース全体のコストを低減することができ
る。又、特に外側に位置する被覆材を不織布で構成する
ことによって、吸音効果の向上の他に、ホース外の湿気
を多数の繊維の隅々まで行き渡らせる毛細管現象により
被覆材の外面に湿気を伝達されることを抑制することが
でき、結露発生を一層確実に回避することができ、長期
間に渡って黴や異臭の発生のない良好なホースとするこ
とができる。
ために部材間に隙間を空けた状態を示す断面図である。
を示す説明図、(b)は、不織布の上から2種類の芯材
を巻き付けている状態を示す説明図である。
ック発泡体、被覆材、外側のプラスチック発泡体の順に
巻き付けている状態を示す説明図、(b)は、被覆材の
上から2枚の不織布を巻き付けている状態を示す説明図
である。
部を示す断面図である。
ために部材間に隙間を空けた状態を示す断面図である。
ホースの要部を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 帯状のプラスチック発泡体又は熱可塑性
エラストマーを螺旋状に巻回して内側断熱層を形成し、
この内側断熱層の外側に帯状のプラスチック発泡体又は
熱可塑性エラストマーを螺旋状に巻回して外側断熱層を
形成し、前記外側断熱層の外面全域及び該外側断熱層を
形成するために順次螺旋状に巻回されるプラスチック発
泡体同士又は熱可塑性エラストマー同士の接合面の間か
ら前記内側断熱層を形成するために順次螺旋状に巻回さ
れるプラスチック発泡体の少なくとも外面まで渡る範囲
を覆うための被覆材を、該外側断熱層及び内側断熱層に
対して熱融着可能なオレフィン系樹脂で構成したことを
特徴とする断熱ホース。 - 【請求項2】 前記被覆材を、前記外側断熱層の外面全
域及び該外側断熱層を形成するために順次螺旋状に巻回
されるプラスチック発泡体同士又は熱可塑性エラストマ
ー同士の接合面の間から前記内側断熱層を形成するため
に順次螺旋状に巻回されるプラスチック発泡体同士又は
熱可塑性エラストマー同士の接合面まで渡る範囲とした
ことを特徴とする請求項1記載の断熱ホース。 - 【請求項3】 前記内側断熱層の内側に螺旋状の芯材及
び吸音材を配設してなる請求項1又は2記載の断熱ホー
ス。 - 【請求項4】 前記被覆材の外側に吸音材を配設してな
る請求項1又は2記載の断熱ホース。 - 【請求項5】 前記プラスチック発泡体がポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなり、前記熱
可塑性エラストマーがポリウレタンでなり、前記被覆材
を前記外側断熱層及び内側断熱層と同一材料で形成して
なる請求項1又は2記載の断熱ホース。 - 【請求項6】 前記吸音材が不織布でなる請求項3又は
4記載の断熱ホース。
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JP36911799A JP4545262B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 断熱ホース |
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JP36911799A JP4545262B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 断熱ホース |
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JP4545262B2 JP4545262B2 (ja) | 2010-09-15 |
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JP36911799A Expired - Fee Related JP4545262B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 断熱ホース |
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