JPH0949589A - 住宅用ダクトホース - Google Patents

住宅用ダクトホース

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JPH0949589A
JPH0949589A JP7222688A JP22268895A JPH0949589A JP H0949589 A JPH0949589 A JP H0949589A JP 7222688 A JP7222688 A JP 7222688A JP 22268895 A JP22268895 A JP 22268895A JP H0949589 A JPH0949589 A JP H0949589A
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洋一 明渡
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靖司 志賀
Tetsuya Inagake
哲哉 稲掛
Shoji Hattori
承治 服部
Yoshiki Yoshitomi
義樹 吉富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性及び屈曲性の高い1つのダクトホース
で、高気密・高断熱住宅での断熱性及び吸音性を両立さ
せる。 【解決手段】 吸排気装置の吸排気口と、室内に通じる
吸排気口とを接続するためのダクトホースを、通気性及
び保形性を有する螺旋状の可撓性内壁11と、螺旋状に
形成された軟質の吸音層14と、螺旋状に形成された軟
質の断熱層16とで構成し、高い断熱性と高い吸音性と
を両立させる。前記吸音層14と断熱層16との間には
螺旋状の中間壁15が介在してもよく、断熱層16の外
周には螺旋状の外壁17を形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高気密・高断熱住
宅などの住宅の気調システムに有効に利用できる住宅用
ダクトホース及びそれを用いた吸排気システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】暖房及び冷房に要するエネルギーを大幅
に節約できるとともに、安定した室内の温湿度により快
適な居住環境を備えた住宅として、壁、天井、床などか
らの熱ロスが少ない高気密・高断熱住宅が着目されてい
る。この高気密・高断熱住宅では、自然換気ができない
ため、換気不足による空気の汚染、結露、カビや悪臭の
発生という新たな問題が生じる。そのため、前記住宅で
は、台所、浴室など局所換気も含めて吸排気のための換
気システム、冷暖房システムが積極的に採用されてい
る。
【0003】上記換気システムや冷暖房システムでは、
住宅の天井裏などにフレキシブルダクトにより、送風
機、換気扇や冷暖房機などの吸排気装置の吸気口や排気
口と、室内と通じる吹出口や吸込口との間を接続し、外
部空気をダクトを通じて室内に給気するとともに、室内
の空気をダクトを通じて排気することが必要となる。し
かし、ダクトの内外で大きな温度差が生じると、ダクト
の外面に結露が生じるとともに、ダクトが音の通路とな
り、吸排気装置の騒音がダクトを通じて室内に伝播す
る。そのため、前記フレキシブルダクトは断熱性及び吸
音性を備えている必要がある。
【0004】断熱性及び吸音性を有するダクトに関し、
実公昭48−2785号公報には、ダクトの内面側から
外面側に連続気泡を有する板状合成樹脂発泡層と独立気
泡を有する板状合成樹脂発泡層とを設けた断熱吸音性の
ダクト構造が開示されている。しかし、このダクト構造
は、ダクト内に板状の発泡体を設けているため、柔軟性
及び屈曲性に乏しく、配管性及び施工性を低下させやす
いだけでなく、配管作業においてダクトを屈曲させる
と、流路が狭くなるおそれがある。また、長尺のダクト
や径大又は径小のダクトを連続的に効率よく成形するこ
とが困難である。
【0005】実公昭56−30793号公報には、螺旋
状鋼線の上に貼布され、多孔性材料で構成された内壁
に、グラスウールで構成された第1の断熱層、可撓性膜
で構成された空気の遮断層、グラスウールで構成された
第2の断熱層、及び可撓性膜で構成された空気漏洩防止
用の外装を順次形成した可撓性を有するダクトが開示さ
れている。さらに、実開平6−53895号公報には、
多孔性内面シートと合成樹脂外面シートとの間にグラス
ウール層を挟み、コイル状の金属線材で筒状に保形した
フレキシブルダクトであって、前記グラスウール層の中
間にバリア層を設けることにより、グラスウール層内の
空気の対流を遮断して結露を防止することが提案されて
いる。しかし、これらのダクトは、断熱層がグラスウー
ルで構成されているため、断熱性及び吸音性のいずれの
特性も未だ十分でない。さらに、これらのダクトは連続
的に効率よく成形することが困難である。
【0006】断熱性及び吸音性を高めるためには、断熱
性が必要な配管に断熱性の高いダクトホースを用い、消
音が必要な配管に吸音性の高いダクトホースを用いれば
よい。しかし、断熱性ダクトホースと吸音性ダクトホー
スとを個別に用いると、配管作業性が低下するだけでな
く、誤って配管すると、逆に熱効率及び騒音防止効果が
低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、可撓性及び屈曲性に優れるとともに、1つの部材で
あるにも拘らず、高い断熱性及び高い吸音性を両立でき
る住宅用ダクトホースを提供することにある。本発明の
他の目的は、屈曲性及び配管施工性が高く、圧力損失が
小さな住宅用ダクトホースを提供することにある。本発
明のさらに他の目的は、長尺であっても連続的に効率よ
く成形できる構造の住宅用ダクトホースを提供すること
にある。本発明の別の目的は、高気密・高断熱住宅の配
管に好適な住宅用ダクトホースを提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、部品点数が1つであるにも
拘らず、高気密・高断熱住宅において、配管性、断熱性
及び吸音性を高めることができる吸排気システムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討の結果、螺旋状の内壁、螺旋状
の軟質吸音層、及び螺旋状の軟質断熱層でダクトホース
を構成し、高気密・高断熱住宅などの住宅の配管に適用
すると、高い断熱性と高い吸音性とを両立できるととも
に、屈曲性に優れ効率よく配管施工できることを見いだ
し、本発明を完成した。すなわち、本発明の住宅用ダク
トホースは、(1)吸排気装置の吸排気口と、室内に通
じる吸排気口とを接続するためのダクトホースであっ
て、通気性及び保形性を有する螺旋状の可撓性内壁の外
面に、螺旋状に形成された軟質の吸音層と、螺旋状に形
成された軟質の断熱層とが順次形成されている。このダ
クトホースでは、前記吸音層及び断熱層により断熱性と
吸音性とを両立できるとともに、螺旋状の可撓性材料で
形成されているため、屈曲性が高い。
【0009】(2)前記内壁は、螺旋状の通気性テープ
と、このテープの側縁同士を連結するとともに、前記テ
ープに保形性を付与する硬質螺旋補強体とで構成しても
よく、(3)螺旋状に捲回した通気性テープと、螺旋状
に捲回した金属帯と、この金属帯の両側に形成され、前
記テープの側縁を抱持固定して連結するための屈曲縁と
で構成してもよい。また、(4)内壁の内周面はほぼ平
滑であってもよい。(5)前記吸音層は、連続気泡構造
の軟質発泡テープを螺旋状に捲回することにより形成し
てもよい。また、(6)断熱層は、独立気泡構造又は連
続気泡構造の軟質発泡テープを螺旋状に捲回することに
より形成してもよい。さらに、(7)螺旋状の断熱層の
うち隣接する側縁同士は固着してもよい。
【0010】(8)吸音層と断熱層との間には、可撓性
を有する中間壁が介在していてもよい。(9)この中間
壁は、吸音層の外面に、先行するテープ部と部分的に重
なり合わせて螺旋状に捲回した幅広の可撓性テープによ
り形成することができる。このような中間壁を有するダ
クトホースでは、前記可撓性テープの重合部間に螺旋状
に捲回することにより、断熱層を形成してもよい。さら
に、(10)螺旋状の吸音層のうち隣接する側縁の当接
部と、螺旋状の断熱層のうち隣接する側縁の当接部と
は、ホースの軸方向において位置を異にして形成しても
よい。前記住宅用ダクトホースにおいて(11)断熱層
の外面には可撓性外壁を備えていてもよく、(12)外
壁は、螺旋状に捲回された可撓性テープで構成してもよ
い。
【0011】(13)前記住宅用ダクトホースは、高気
密・高断熱住宅において、吸排気装置の吸排気口と、高
気密・高断熱住宅の室内に通じる吸排気口とを接続する
ためのダクトホースとして好適である。このダクトホー
スは、通気性及び保形性を有する螺旋状の内壁の外面
に、連続気泡構造を有し、螺旋状に形成された軟質の吸
音層と、螺旋状に形成された可撓性中間壁と、独立気泡
構造又は連続気泡構造を有し、螺旋状に形成された軟質
の断熱層と、螺旋状に形成された可撓性外壁が順次形成
されている。
【0012】さらに本発明は、(14)吸排気装置の吸
排気口と、室内に通じる吸排気口との間を接続するダク
トを通じて吸排気するシステムであって、前記フレキシ
ブルダクトが前記のダクトホースで構成されている吸排
気システムも提供する。なお、本明細書において、「吸
排気装置」とは、換気ファン、吸気・排気グリルなどの
換気手段、温調・調湿のための冷暖房機などの空調手段
などの吸排気手段を備えた装置を総称する。また、「吸
排気システム」とは、換気システム、冷暖房システムな
ども含めて居住環境を調整するためのシステムを意味す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、必要に応じて添付図面を
参照しつつ、本発明を詳細に説明する。図1は高気密・
高断熱住宅における本発明の吸排気システムの一例を示
す概略部分断面図であり、図2は図1に使用される住宅
用ダクトホースの構造を示す概略部分断面図である。
【0014】前記高気密・高断熱住宅は、熱効率及びエ
ネルギー効率を高めるため、密閉可能であるとともに、
吸排気や冷暖房により快適な居住空間を提供する。前記
住宅の吸気排気システムは、室外の除湿機能を有してい
てもよい冷暖房機などに通じる給気口1と、室内に通じ
る吹出し口2との間を接続するダクトホース3、換気扇
やファンなどによる換気が必要な室内に通じる吸込み口
4aや吸込みボックス4bと、室外に通じる排気口5と
を接続するダクトホース3を備えている。なお、給気口
1aと吹出し口2bとの間、吸込み口4aや吸込みボッ
クス4bと排気口5との間には、ヒートポンプ式の熱交
換冷暖房ユニット6や分岐管7などが介在している。ま
た、給気口1や吹出し口2、吸込み口4aや吸込みボッ
クス4bには、空気の清浄化のためのフィルターが配設
されている。なお、台所などにおいては、前記ダクトホ
ース3を介して、熱交換冷暖房ユニット6に至る給気口
1や吹出し口2、吸込み口4aを形成してもよい。ま
た、前記吸排気システムでは、温度や湿度、吸気・排気
が自動的にコントロールされる。
【0015】このような住宅では、冷暖房機により冷気
又は暖気を吹出し口2から室内に供給して室内の温度や
湿度をコントロールできるとともに、吸込み口4aや吸
込みボックス4bから汚染した空気を吸込み、排気口5
から室外へ排気できる。また、台所などにおいては、給
気口1や吹出し口2、吸込み口4aを利用して、給排気
を同時に行なうこともできる。そのため、快適な居住空
間を形成できる。
【0016】吸排気装置の吸排気口と、室内に通じる吸
排気口との間を接続するダクトを通じて吸排気するシス
テムにおいて、本発明では、断熱性および吸音性の双方
の特性を向上させるため、図2に示されるダクトホース
を用いる。このダクトホース3は、通気性及び保形性を
有する螺旋状の可撓性内壁11と、この内壁の外周に順
次形成された螺旋状の軟質吸音層14、可撓性中間壁1
5、螺旋状の軟質断熱層16および可撓性外壁17とを
備えている。
【0017】前記内壁11は、螺旋状に捲回されたポリ
エステル不織布などの通気性テープ12と、このテープ
の側縁同士を連結するとともに、前記テープ12に保形
性を付与する硬質螺旋補強体13とで構成されている。
より詳細には、前記硬質螺旋補強体13は、螺旋状に捲
回した亜鉛メッキ鋼板などの金属帯13aと、この金属
帯の両側に形成され、かつ前記テープ12の側縁をカシ
メて抱持又は挾圧固定して連結するための屈曲縁13b
とで構成されており、前記金属帯13aにより通気性テ
ープ12が保形して補強されている。このような硬質螺
旋補強体13を利用すると、ホース内壁11を極めて容
易に形成できる。すなわち、硬質螺旋補強体13を、硬
質合成樹脂の押出し成形により形成すると、内壁の外側
に、硬質合成樹脂よりも軟化温度が低い吸音層や断熱層
が位置するため、ホースの成形過程で硬質合成樹脂を冷
却することが困難であり、内壁を形成できない。これに
対して、前記硬質螺旋補強体を前記金属帯13aと屈曲
縁13bで構成すると、吸音層14や断熱層16が隣接
して位置していても内壁11を効率よく形成できる。さ
らに、金属帯13aの屈曲縁13bでのカシメにより内
壁の内周面をほぼ平滑に形成できるので、通気抵抗及び
圧力損失を低減できる。
【0018】前記吸音層14は、吸音特性及び成形性を
高めるため、連続気泡構造を有する螺旋状の軟質発泡層
で形成されている。このような螺旋状の吸音層は、連続
気泡構造の軟質発泡テープ(例えば、発泡ポリウレタン
などのテープ)を内壁11の外周に螺旋状に捲回するこ
とにより形成できる。
【0019】前記吸音層14と断熱層16との間に介在
する可撓性中間壁15は、内壁11及び吸音層14を通
じて流入する空気を遮断し断熱性を向上させる。この例
では、可撓性中間壁15は、成形性を高めるためには、
可撓性テープ(例えば、ポリエチレンなどの合成樹脂テ
ープ)を吸音層14の外周に螺旋状に捲回して形成され
ている。
【0020】前記中間壁15の外周の断熱層16は、断
熱性及び成形性を高めるため、独立気泡構造の軟質発泡
テープ(例えば、発泡ポリエチレンなどのテープ)を螺
旋状に捲回することにより形成されており、前記吸音層
14と断熱層16とで吸音断熱層を構成している。従っ
て、断熱性ダクトホースと吸音性ダクトホースの2つの
ホースを用いることなく、1つのダクトホースで高い吸
音性と高い断熱性を両立でき、配管施工における部品点
数を低減できるとともに、誤って配管することがない。
【0021】前記螺旋状の吸音層14のうち隣接する側
縁の当接部(接触縁部)14aと、螺旋状の断熱層16
のうち隣接する側縁の当接部(接触縁部)16aとは、
ダクトホース3の軸方向において位置を異にしており、
同一線上に位置するのを避けている。このような位置関
係で吸音層14の当接部14aと断熱層16の当接部1
6aとを形成すると、ダクトホース3を屈曲させて配管
するとき、吸音層14及び断熱層16を構成するいずれ
か一方の軟質発泡テープ(屈曲部の外方側の軟質発泡テ
ープ)の当接部が開いたとしても、他方の軟質発泡テー
プ(屈曲部の内方側の軟質発泡テープ)の当接部は密接
しているので、ホース全体として吸音断熱層に隙間が生
じることがなく、吸音断熱効果を向上できる。
【0022】前記断熱層16の外周に位置する螺旋状の
可撓性外壁17は、可撓性テープ(例えば、ポリエチレ
ンなどの合成樹脂テープ)を断熱層16の外周に螺旋状
に捲回することにより構成されている。
【0023】このようなダクトホース3では、内壁11
が通気性を有するので、ホース内部の気流音を吸収でき
るとともに、吸音層14で吸音して消音でき、断熱層1
6により断熱性を確保できる。また、内壁11、吸音層
14、中間壁15、断熱層16及び外壁17がいずれも
可撓性を有するため、屈曲性が高く、エルボなどを用い
ることなく自在に配管でき、作業性が高い。さらに、ダ
クトホース3の構成要素が、全て条帯を螺旋状に捲回す
ることにより形成できるので、不定長のダクトホース3
を連続的に効率よく成形できる。さらに、住宅の構造に
対応して、小口径から大口径にいたるまで適宜の口径の
ダクトホースを成形できる。そのため、例えば、屋根裏
や一階と二階の隙間などの狭い空間であっても高い施工
性で効率よく配管できる。
【0024】前記断熱層は、前記のように独立気泡構造
の軟質発泡層で構成し、断熱性を高める場合が多いが、
前記断熱層が中間壁と外壁との間に介在する構造のダク
トホースでは、断熱層を連続気泡構造の軟質発泡層で形
成しても断熱性が高い。すなわち、前記図1に示す構造
のダクトホースでは、独立気泡構造の軟質発泡シートの
みならず連続気泡構造の軟質発泡シートで螺旋状の断熱
層を形成できる。連続気泡構造の断熱層は、前記と同様
に、例えば、軟質発泡テープ(例えば、発泡ポリウレタ
ンなどのテープ)を螺旋状に捲回して形成することがで
きる。
【0025】なお、内壁は、吸音特性を高めるため通気
性を有するとともに保形性を有していればよい。このよ
うな内壁を構成する通気性材料は、連通孔を有する多孔
質体、例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレ
ンなどの不織布、織布、他の繊維、メッシュ、多数の透
孔を有する多孔質合成樹脂などであってもよい。また、
硬質螺旋補強体としては、内壁を保形して補強でき、ダ
クトホースの柔軟性を損なわないものであればよく、例
えば、硬鋼線などの金属線、メッシュ金属帯などが例示
できる。さらに、内壁は、実公昭55−20825号公
報に記載されているように、硬質合成樹脂の帯状保形体
を一定のピッチで螺旋状に捲回してコイル管体を成形し
て硬質螺旋補強体とし、このコイル管体の螺旋状間隙を
帯状の不織布などの軟質通気部材で螺旋状に覆い、コイ
ル管体と軟質通気部材との接触側縁を接合することによ
り形成してもよい。通気性材料と硬質螺旋補強体とは、
カシメ構造などの機械的機構に限らず、種々の接合機
構、例えば、熱溶着などにより一体化していてもよい。
【0026】第1の発泡層である吸音層は、吸音特性を
高めるため、連通孔を有する多孔質体で形成でき、例え
ば、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレンなどの不
織布、織布、ガラスウールなどで形成してもよいが、連
続気泡構造の軟質発泡テープを内壁に捲回して形成する
のが好ましい。軟質発泡シートは、前記発泡ポリウレタ
ンに限らず、例えば、発泡軟質ポリ塩化ビニルシートな
どであってもよい。
【0027】第2の発泡層である断熱層は、独立気泡を
有する可撓性ポリマー、例えば、ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステルエラストマー、
合成ゴムなどで形成してもよい。また、連続気泡構造の
軟質発泡テープを用いて断熱層を形成する場合、前記と
同様の連続気泡構造の軟質発泡テープが使用できる。
【0028】中間壁及び/又は外壁は、合成樹脂テープ
以外に、布やゴムなどの可撓性材料のテープを螺旋状に
捲回して形成してもよく、テープ状ではなくゴムなどの
可撓性チューブで被覆したり、可撓性ポリマー又は弾性
ポリマーを含む塗布液を塗布乾燥することにより形成し
てもよい。前記中間壁及び/又は外壁は、可撓性を有す
る非通気性テープで形成する場合が多い。中間壁及び/
又は外壁を形成するための可撓性テープは非熱融着性テ
ープであってもよく、熱融着性テープであってもよく、
溶融押出し成形によるテープを螺旋状に捲回することに
より、隣接して重合するテープの側縁同士を融着させて
もよい。なお、独立気泡の発泡層で断熱層が形成されて
いる場合には、断熱層の気泡の隔壁により空気の通過を
規制できるので、中間壁は必ずしも必要ではない。ま
た、ダクトホースの一体性を損なわない限り、外壁は必
ずしも必要ではない。
【0029】図3は本発明の住宅用ダクトホースの他の
例を示す概略部分断面図である。この例では、独立気泡
構造の軟質発泡テープを中間壁15の外周に螺旋状に捲
回し、螺旋状の断熱層16のうち隣接する側縁16a同
士を熱融着により固着して一体化している点、および外
壁が形成されていない点を除き、前記図2のダクトホー
スと同様に構成されている。このようなダクトホース
は、熱融着により断熱層16が一体化し、安定な層とな
るので、保護用の外壁が不要となる。
【0030】図4は本発明の住宅用ダクトホースのさら
に他の例を示す概略部分断面図である。この例では、中
間壁及び外壁を1つの幅広の可撓性テープで同時に形成
する点を除いて、前記構造のダクトホースと同様の構造
を有している。すなわち、第1の発泡層である吸音層1
4の外周には、溶融押出し成形による幅広の可撓性テー
プTを、先行する該テープT部と部分的に重なり合わせ
て螺旋状に捲回するとともに、テープTの側縁同士を熱
融着している。また、可撓性テープTの幅は、螺旋状の
断熱層16を形成するための独立気泡構造の軟質発泡テ
ープの幅よりも大きい。さらに、幅広の可撓性テープT
の幅方向の中央部に沿って、軟質発泡テープを幅広の可
撓性テープTの上に捲回している。そのため、可撓性テ
ープTと軟質発泡テープとを重ねて螺旋状に捲回させる
ことにより、前記可撓性テープTによる中間壁14、外
壁17及び仕切り壁18で形成される螺旋状の空間に、
独立気泡構造の軟質発泡テープを非接着状態で封入した
第2の発泡層である断熱層16を形成できる。
【0031】このような構造のダクトホースでは、螺旋
状の断熱層16の全周を、幅広の可撓性テープTにより
包囲できる。そのため、配管施工時にダクトホースを屈
曲させて配管しても、断熱層16が位置ずれすることが
ない。また、吸音断熱層の破損を防止するための保護用
外壁17と中間壁15とを同時に形成できるので、ダク
トホースの成形効率を向上できる。
【0032】前記熱融着性を有する可撓性テープとして
は、軟質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などの種々の軟質ポリマーのテープが
使用できる。螺旋状の中間壁及び外壁は、幅広に溶融押
し出し成形しながら螺旋状に捲回し、捲回にともなって
側縁を熱融着させることにより形成してもよく、可撓性
テープを螺旋状に捲回し、接着剤などで固着させること
により形成してもよい。また、幅広の可撓性テープは、
断熱層の一方の面だけでなく両側部をも覆うことが可能
な幅を有している場合が多い。
【0033】本発明の住宅用ダクトホースは、慣用の方
法、例えば、ホース成形用軸上に、ホースを構成する条
帯を順次螺旋状に捲回することにより製造できる。本発
明の住宅用ダクトホースは、マンション、コンドミニア
ムなどの気密性の高い集合住宅に限らず、気密性の高い
一戸建て住宅の吸排気システムに適用できる。特に、自
然換気が困難な高気密及び/又は高断熱住宅の吸排気シ
ステムに好ましく適用される。前記吸排気システムにお
いて、本発明のダクトホースは、冷暖房システム及び換
気システムのうち少なくとも1つのシステムに用いれば
よい。例えば、冷暖房システムの給気口(供給口)と室
内に通じる給気口(供給口)とを前記ダクトホースによ
り連通して接続してもよく、室内に通じる吸引口(排気
口)と室外に通じてる排気口とを前記ダクトホースによ
り連通して接続してもよい。高気密・高断熱住宅におい
ては、冷暖房システム及び換気システムの双方に前記ダ
クトホースを用いるのが有用である。
【0034】
【発明の効果】本発明の住宅用ダクトホースは、通気性
及び保形性を有する螺旋状の可撓性内壁、螺旋状の軟質
吸音層及び螺旋状の軟質断熱層を備えているので、可撓
性及び屈曲性に優れるとともに、1つの部材であるにも
拘らず、前記吸音層及び断熱層により高い断熱性及び高
い吸音性を両立できる。また、屈曲性及び配管施工性が
高く、内壁を、通気性テープと、このテープの側縁を挾
圧した固定する屈曲縁を有する金属帯で構成する場合に
は、内壁の内周面を平滑に形成でき、圧力損失が小さ
い。さらに、ダクトホースの構成要素が螺旋状に形成さ
れているため、条帯を捲回することにより、長尺であっ
ても連続的に効率よく成形できる。そのため、住宅用ダ
クトは、高気密・高断熱住宅の配管に好適である。ま
た、本発明の吸排気システムでは、前記ダクトホースを
用いるため、部品点数が1つであるにも拘らず、高気密
・高断熱住宅において、配管性、断熱性及び吸音性を高
めることができる。
【0035】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明する。
【0036】成形軸(外径101.5mmφ)の外周
に、ポリエステル不織布テープ(70g/m2 ,幅1
4.5mm)を螺旋状に捲回し、このテープの側縁を螺
旋状に捲回した亜鉛メッキ鋼板の両側部の屈曲縁でカシ
メることにより挾持固定し、内壁を形成した。この内壁
の外周に、連続気泡を有する発泡ポリウレタンテープ
(比重0.02,幅15.9mm)を上記不織布テープ
と同じ方向に螺旋状に捲回し、吸音層を形成した。この
吸音層の外周に、軟質塩化ビニル樹脂を幅広のテープ状
に溶融押し出して螺旋状に捲回しながら、軟質塩化ビニ
ル樹脂の幅広テープのほぼ中央部に位置させて、幅広テ
ープよりも幅の小さな独立気泡を有する発泡ポリエチレ
ンテープ(発泡倍率40倍,幅16.8mm)を幅広テ
ープに沿って捲回し、先行する軟質塩化ビニル樹脂の幅
広テープ部の側縁と部分的に重なるように螺旋状に捲回
し、幅広テープの側縁を熱融着させることにより、図4
に示す構造のダクトホース(内径101.5mmφ,外
径122.5mmφ,重量約1000g/m)を作製し
た。
【0037】そして、温度20℃の雰囲気中において、
−10℃の冷風をダクトホース(長さ約3m)内に24
時間流し、ホース外面での結露の有無を観察したとこ
ろ、微細な水滴が若干認められたものの、水滴の滴下は
なく、断熱性に関して実用上は何ら問題がなかった。ま
た、前記ホースの一方の端部に99dBの音源が発生す
るアラームを取り付け、ホースの他方の端部にマイクロ
フォンを取り付けて、吸音の程度を測定したところ、6
5dBに減衰した。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は高気密・高断熱住宅における本発明の吸
排気システムの一例を示す概略部分断面図である。
【図2】図2は図1に使用される住宅用ダクトホースの
構造を示す概略部分断面図である。
【図3】図3は本発明の住宅用ダクトホースの他の例を
示す概略部分断面図である。
【図4】図4は本発明の住宅用ダクトホースのさらに他
の例を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1…給気口 2…吹出し口 3…ダクトホース 4a…吸込み口 4b…吸込みボックス 5…排気口 11…内壁 12…通気性テープ 13…硬質螺旋補強体 13a…金属帯 13b…屈曲縁 14…吸音層 15…中間壁 16…断熱層 17…外壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 承治 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 (72)発明者 吉富 義樹 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸排気装置の吸排気口と、室内に通じる
    吸排気口とを接続するためのダクトホースであって、通
    気性及び保形性を有する螺旋状の可撓性内壁の外面に、
    螺旋状に形成された軟質の吸音層と、螺旋状に形成され
    た軟質の断熱層とが順次形成されている住宅用ダクトホ
    ース。
  2. 【請求項2】 内壁が、螺旋状の通気性テープと、この
    テープの側縁同士を連結するとともに、前記テープに保
    形性を付与する硬質螺旋補強体とで構成されている請求
    項1記載の住宅用ダクトホース。
  3. 【請求項3】 内壁が、螺旋状に捲回した通気性テープ
    と、螺旋状に捲回した金属帯と、この金属帯の両側に形
    成され、かつ前記テープの側縁を抱持固定して連結する
    ための屈曲縁とで構成されている請求項1又は2記載の
    住宅用ダクトホース。
  4. 【請求項4】 内壁の内周面がほぼ平滑てある請求項3
    記載の住宅用ダクトホース。
  5. 【請求項5】 吸音層が、連続気泡構造の軟質発泡テー
    プを螺旋状に捲回して形成されている請求項1記載の住
    宅用ダクトホース。
  6. 【請求項6】 断熱層が、独立気泡構造の軟質発泡テー
    プを螺旋状に捲回して形成されている請求項1記載の住
    宅用ダクトホース。
  7. 【請求項7】 螺旋状の断熱層のうち隣接する側縁同士
    が固着している請求項1又は6記載の住宅用ダクトホー
    ス。
  8. 【請求項8】 吸音層と断熱層との間に、可撓性を有す
    る中間壁が介在する請求項1記載の住宅用ダクトホー
    ス。
  9. 【請求項9】 吸音層の外面に、先行するテープ部と部
    分的に重なり合わせて螺旋状に捲回した幅広の可撓性テ
    ープにより形成された中間壁と、前記可撓性テープの重
    合部間に螺旋状に捲回して形成された断熱層とを有する
    請求項1又は8記載の住宅用ダクトホース。
  10. 【請求項10】 螺旋状の吸音層のうち隣接する側縁の
    当接部と、螺旋状の断熱層のうち隣接する側縁の当接部
    とが、ホースの軸方向において位置を異にする請求項1
    又は9記載の住宅用ダクトホース。
  11. 【請求項11】 断熱層の外面に、可撓性外壁を備えて
    いる請求項1記載の住宅用ダクトホース。
  12. 【請求項12】 外壁が、螺旋状に捲回された可撓性テ
    ープで構成されている請求項11記載の住宅用ダクトホ
    ース。
  13. 【請求項13】 吸排気装置の吸排気口と、高気密・高
    断熱住宅の室内に通じる吸排気口とを接続するためのダ
    クトホースであって、通気性及び保形性を有する螺旋状
    の内壁の外面に、連続気泡構造を有し、螺旋状に形成さ
    れた軟質の吸音層と、螺旋状に形成された可撓性中間壁
    と、独立気泡構造又は連続気泡構造を有し、螺旋状に形
    成された軟質の断熱層と、螺旋状に形成された可撓性外
    壁が順次形成されている住宅用ダクトホース。
  14. 【請求項14】 吸排気装置の吸排気口と、室内に通じ
    る吸排気口との間を接続するフレキシブルダクトを通じ
    て吸排気するシステムであって、前記フレキシブルダク
    トが請求項1記載のダクトホースで構成されている吸排
    気システム。
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