JP2001178826A - カテーテル用チューブ - Google Patents

カテーテル用チューブ

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JP2001178826A
JP2001178826A JP37041299A JP37041299A JP2001178826A JP 2001178826 A JP2001178826 A JP 2001178826A JP 37041299 A JP37041299 A JP 37041299A JP 37041299 A JP37041299 A JP 37041299A JP 2001178826 A JP2001178826 A JP 2001178826A
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Hironori Otaki
博紀 大滝
Masanori Kimura
正紀 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転操作において方向性を有しないとともに、
先端側を柔らかくかつ手元側を硬く構成することがで
き、さらに、大内径および小外径の構成が可能なカテー
テル用チューブを提供する。 【解決手段】内層チューブ1、編組層2、および外層チ
ューブ3より構成されるカテーテル用チューブにおい
て、外層チューブ3を複数のチューブ3a、3b、3c
の融着一体化物より構成するとともに、チューブ3a、
3b、3cの間に3a<3b<3cの硬度傾斜を持た
せ、さらに、編組層2に2a<2b<2cの硬さ傾斜を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテーテル用チュ
ーブに関し、特に、操作性を向上させたカテーテル用チ
ューブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療技術の発達に伴い、生体の治
療や検査には、様々な種類の器具や装置が使用されてい
る。カテーテルがその1例であり、この器具は、たとえ
ば、動脈硬化性狭窄を拡大させるためのいわゆる経皮的
冠血管拡張等において使用され、血管内に挿入して血管
の開存確保を行ったり、あるいは液状造影剤を血管内に
注入するなどのために使用されている。
【0003】カテーテルは、血管等に挿入される関係か
ら、可能なかぎり小さな外径を有していることが必要で
あり、また、一方においては、拡張カテーテル、ガイド
ワイヤ等が挿入される関係上、できるだけ大きな内径を
有していることが必要であり、さらに、その内面は、挿
入物が挿通しやすいように滑らかであると同時に、挿入
物によって破損されない強度を備えていることが必要で
ある。
【0004】また、内孔を構成する壁体は、血管等への
挿入の際に曲げられたり、捩られたりすることから、柔
軟性、トルク伝達性、耐キンク性、および形状保持性等
において優れた特性を備えているとともに、挿入力を解
除されたときに元の形状に戻ることのできる復元性を有
していることが必要となる。
【0005】従来、以上のような特質が要求されるカテ
ーテルとしては、たとえば、特開平9−94296号、
特表平10−511871号および特開平6−1340
34号に開示されたものが知られている。特開平9−9
4296号には、合成樹脂の内管と外管の間にコイル巻
層を設け、コイルの巻張力をカテーテルの先端側より基
端側を高くするか、あるいはコイルの巻きピッチを基端
側より先端側に向けて大きくした構成のカテーテルが開
示されており、その特長として、耐キンク性、押し込み
性、トルク伝達性、および屈曲した血管への挿入性等が
挙げられている。
【0006】また、特表平10−511871号による
と、これには、編組ワイヤを一体化させたコアチューブ
の先端部に移行チューブ、軟質チップチューブを挿通
し、これに熱収縮チューブを被せて加熱することにより
各チューブの間、およびこれらとコアチューブを一体化
させたカテーテルが開示されており、その特長として、
血管へのカテーテル尖端部の挿入性の向上が挙げられて
いる。
【0007】さらに、特開平6−134034号には、
合成樹脂の内管上に線状体を格子状に巻き付け、この線
状体の巻き付け角度を変化させたカテーテルチューブが
開示されており、その特長としては、押し込み性、トル
ク伝達性、ガイドワイヤに対する追随性、および耐キン
ク性等が挙げられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこれら
のカテーテルによると、まず、特開平9−94296号
に示されたカテーテルの場合、補強層が線材を巻き回し
たコイルによって構成されているために左回転時と右回
転時のトルクの伝達性に差が生じ、このため、回転操作
性に充分なものが得にくい問題があり、さらに、内管と
外管の間で補強層が独立するため、この分の厚さが原因
して、大内径および小外径というカテーテル本来の構成
を採りにくいという問題を有している。
【0009】また、特表平10−511871号に開示
されたカテーテルの場合には、改善措置が先端部だけで
あるためにカテーテル全体としての操作性に限界があ
り、特に、先端部の柔軟性に配慮した編組ワイヤの組み
込みとせざるを得ないことは、全体としての剛性が低く
なることを意味し、このため、手元が柔らか過ぎるよう
になって充分な操作性が得られない問題がある。
【0010】一方、特開平6−134034号に開示さ
れたカテーテルチューブの場合には、補強層が一方向に
巻き付けられた線状体と他方向に巻き付けられた線状体
による上下の組み合わせによって構成されており、これ
らの線状体の間には、一見バランスがとられているよう
に見受けられるが、実際には、内管に食い込んだ下側の
線状体の性質によって補強層が支配されるため、捩り力
に対して下側の線状体による方向性が生ずるようにな
り、このため、回転操作性において充分なものを得にく
い問題を有している。
【0011】従って、本発明の目的は、回転操作におい
て方向性を有しないとともに、先端側を柔らかくかつ手
元側を硬く構成することができ、さらに、大内径および
小内径の構成が可能なカテーテル用チューブを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、内層チューブと、前記内層チューブ上に
形成された編組層と、前記編組層上に形成された外層チ
ューブを備え、前記外層チューブは、硬度の異なる複数
のチューブを長さ方向に配列して一体化することにより
構成されるとともに、前記複数のチューブの前記硬度を
前記長さ方向の先端側に向けて減少させた第1の硬度傾
斜を有し、前記編組層は、前記長さ方向の先端側に向け
て硬度を減少させた第2の硬度傾斜を有することを特徴
とするカテーテル用チューブを提供するものである。
【0013】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、内層チューブと、前記内層チューブ上に形成された
編組層と、前記編組層上に形成された外層チューブを備
え、前記内層チューブは、硬度の異なる複数のチューブ
を長さ方向に配列して一体化することにより構成される
とともに、前記複数のチューブの前記硬度を前記長さ方
向の先端側に向けて減少させた第1の硬度傾斜を有し、
前記編組層は、前記長さ方向の先端側に向けて硬度を減
少させた第2の硬度傾斜を有することを特徴とするカテ
ーテル用チューブを提供するものである。
【0014】さらに、本発明は、上記の目的を達成する
ため、内層チューブと、前記内層チューブ上に形成され
た編組層と、前記編組層上に形成された外層チューブを
備え、前記内層チューブおよび外層チューブは、硬度の
異なる複数のチューブを長さ方向に配列して一体化する
ことにより構成されるとともに、それぞれ前記複数のチ
ューブの前記硬度を前記長さ方向の先端側に向けて減少
させた第1および第2の硬度傾斜を有し、前記編組層
は、前記長さ方向の先端側に向けて硬度を減少させた第
3の硬度傾斜を有することを特徴とするカテーテル用チ
ューブを提供するものである。
【0015】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、内層チューブと、前記内層チューブ上に形成された
外層チューブを備え、前記外層チューブは、硬度の異な
る複数のチューブを長さ方向に配列して一体化すること
により構成されるとともに、前記複数のチューブの前記
硬度を前記長さ方向の先端側に向けて減少させた硬度傾
斜を有することを特徴とするカテーテル用チューブを提
供するものである。
【0016】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、内層チューブと、前記内層チューブ上に形成された
外層チューブを備え、前記内層チューブは、硬度の異な
る複数のチューブを長さ方向に配列して一体化すること
により構成されるととに、前記複数のチューブの前記硬
度を前記長さ方向の先端側に向けて減少させた硬度傾斜
を有することを特徴とするカテーテル用チューブを提供
するものである。
【0017】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、内層チューブと、前記内層チューブ上に形成された
外層チューブを備え、前記内層チューブおよび前記外層
チューブは、硬度の異なる複数のチューブを長さ方向に
配列して一体化することにより構成されるとともに、前
記複数のチューブの前記硬度を前記長さ方向の先端側に
向けて減少させた硬度傾斜を有することを特徴とするカ
テーテル用チューブを提供するものである。
【0018】長さ方向に配列されて内層チューブおよび
(あるいは)外層チューブを構成する上記した複数のチ
ューブの構成材としては、たとえば、ポリウレタン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミ
ド、あるいはこれらのエラストマーが使用される。
【0019】また、この複数のチューブは、一体化させ
る関係から互いに良好な相溶性を有していることが必要
であり、従って、多くの場合、これらのチューブは、同
一あるいは同系の材料によって構成される。複数のチュ
ーブへの硬度差の設定は、分子量の選定、あるいは単一
重合体と共重合体の組み合わせ等によって容易に行うこ
とができ、多くの場合、その硬度は、ショア硬度にして
25〜82Dの範囲内に設定される。一体化の方法とし
ては、加熱融着が好ましい。
【0020】内層チューブとして、ポリテトラフルオロ
エチレンのような潤滑性を有した樹脂を使用することは
好ましい。内層チューブの内面が潤滑性を帯びるように
なるので、ガイドワイヤ等の挿入性の向上を図れるとと
もに、挿入物に対する内壁の耐性が向上するようにな
る。
【0021】内層チューブおよび(あるいは)外層チュ
ーブに設定される硬度傾斜において、硬度を減少させる
長さ方向の先端側とは、カテーテルに構成したときの先
端側を意味する。硬度を変えて長さ方向に配列されるチ
ューブの数に制限はなく、数と各チューブの硬度を選択
することによって、種々の操作性を有するカテーテルの
構成が可能となる。
【0022】編組層を構成するワイヤとしては、SUS
線、チタン線、タングステン線、鉄線あるいはボロン線
等が使用される。編組層の硬さは、編組ピッチを変える
ことによって調整可能であり、編組機の回転速度あるい
は被編組品の移行速度を変えることによって容易に変更
することができる。編組機の回転を速くするか、被編組
品の移行速度を減ずるか、あるいはこれらを同時に行え
ば編組層の硬さは低下する。外径が段階的に異なる編組
ワイヤを使用することによって、編組層の硬さを変える
ことは可能である。
【0023】本発明における編組層は、後述の実施の形
態で示されるように編目を有するように編み上げられ、
従って、内層チューブおよび外層チューブの双方、ある
いはいずれかの側に埋設されることになる。埋設は、内
外チューブ層を熱溶融させた状態で圧力を加えることに
よって行われ、溶融粘度の小さな側に優先して埋設さ
れ、埋設される結果、編組層の厚さが消滅するため、大
きな内径と小さな外径のカテーテル用チューブの構成が
可能となる。編組層は、多くの場合、内外層チューブの
で全長に組み込まれる。
【0024】内層チューブおよび外層チューブを構成す
る複数のチューブの一体化部は、内外層チューブ間にお
いて位置をずらせることが好ましく、また、これらのチ
ューブの一体化部と編組層の編組ピッチの変換点も互い
に位置をずらせることが好ましい。内外層チューブの一
体化部同士、およびこれらと編組ピッチの変換点が合致
すると、その部分が弱点となってキンクが生ずる恐れが
あり、カテーテル用構成材として好ましくない。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるカテーテル用
チューブの実施の形態を説明する。図1の(a)および
(b)において、1はポリテトラフルオロエチレンの内
層チューブを示す。未焼結のポリテトラフルオロエチレ
ンテープの芯体への巻き付けと、これに続く焼結、およ
び芯体抜き取りを経て製作されたもので、内径が2.2
mm、および外径が2.30mmに構成されている。2
は内層チューブ1の上に形成された0.06mm径のS
US線の2本/打ち×16打ちの編組層、3はポリアミ
ド系の外層チューブを示す。
【0026】外層チューブ3は、同じ長さのチューブ3
a、3b、および3cより構成されており、カテーテル
の先端側に位置させられる3aから3cに向けて3a<
3b<3cのように硬度を配列させている。たとえば、
チューブ3aはショア硬度25〜50、チューブ3bは
ショア硬度50〜70D、そして、チューブ3cはショ
ア硬度70〜80Dにそれぞれ分類して設定され、それ
ぞれのほぼ中央値を選択することによって3a<3b<
3cの硬度傾斜が形成されている。
【0027】これらのチューブの構成材は、カテーテル
の先端側に位置する最低硬度のチューブ3aがポリアミ
ド共重合体、中間の硬度を有するチューブ3bがポリア
ミド共重合体とポリアミド単一重合体のブレンド材、そ
して、最も硬度の高いチューブ3cがポリアミド単一重
合体、あるいはポリアミド共重合体とポリアミド単一重
合体のブレンド材により構成されており、これによって
所定の硬度傾斜と相互の熱融着性が確保されている。
【0028】チューブ3a、3b、3cは、互いに熱融
着されて一体化するとともに、編組層2の編組目を通し
て内層チューブ1に密着して一体化する。一方、編組層
2は、外層チューブ3の中に埋設されることになり、こ
れによりチューブ3a、3b、3cより構成される外層
チューブ3、内層チューブ1、および編組層2は、相互
に一体化された構成となる。
【0029】図1の(c)は、編組層2の構成を示す。
外層チューブ3のチューブ3c、3b、3aに形成され
た硬度傾斜に合わせて編組ピッチを2c、2b、2aの
順に小さくし、これによって硬さを減少させ、2a<2
b<2cの硬さ傾斜を形成している。このための編組ピ
ッチの変換点a、bは、チューブ3a、3b、3cの一
体化部c、dと位置をずらせて設定されており、これに
より位置が合致することによる弱点の形成を避けてい
る。なお、編組ピッチの変換点a、bは、図のように明
確に形成する場合と、徐々になだらかに形成する場合と
がある。
【0030】以上の構成を有する本実施形態のカテーテ
ル用チューブによれば、外層チューブ3が、3c、3
b、3aの順に先端側に向けて硬度を減じた硬度傾斜を
有しているとともに、編組層2が2c、2b、2aの順
に先端側に向けて硬さを減少させた硬さ傾斜を有してい
るため、先端側が柔らかい操作性に富むカテーテルを構
成することができる。また、編組層2の硬さ傾斜におけ
る手元側の硬さを高めれば、手元側の剛性を高く設定す
ることができるとともに、補強層を編組層で構成してい
るために捩り力に対しての方向性がなく、従って、全体
として従来には見られない高い操作性を有するカテーテ
ルを構成することができる。
【0031】図2は、図1のカテーテル用チューブの製
造方法を示す。まず、カテーテル用チューブに与えるべ
き内径と同じ外径を有し、両端に固定鍔4aと着脱可能
な鍔4bを備えた芯体4を準備し、これを鍔4bを付け
ない状態で内層チューブ1に挿入する。
【0032】次に、内層チューブ1の表面に接着性向上
のための活性化処理を施した後、予め準備しておいた所
定の長さの筒状の編組層2を内層チューブ1の上に挿通
し、これをしごくことによって内層チューブ1に密接さ
せる。次いで、密接させた編組層2の上にチューブ3
a、3b、3cを順に挿通し、芯体4に鍔4bを取り付
けた後、これらの上にフッ素化エチレンプロピレン樹脂
の熱収縮チューブ5を被せて全体を脱気し、所定の温度
に加熱する。
【0033】加熱によって熱収縮チューブ5が収縮する
結果、内層チューブ1、編組層2、およびチューブ3
a、3b、3cが芯体4側に密接させられるとともに、
溶融したチューブ3a、3b、3cが、互いに融着し合
って外層チューブ3を形成する。
【0034】溶融したチューブ3a、3b、3cより構
成される外層チューブ3は、編組層2の編組目を通して
表面が活性化された内層チューブ1に接着させられ、一
方、外層チューブ3の中には、編組層2が埋設され、内
層チューブ1、編組層2および外層チューブ3が相互に
一体化されて所定のカテーテル用チューブが構成され
る。冷却後、熱収縮チューブ5と芯体4は、切除され、
抜き取られる
【0035】図3〜図7は、本発明によるカテーテル用
チューブの他の実施の形態を示す。図3は、上述したカ
テーテル用チューブにおける内層チューブ1として、複
数の内孔6aおよび6bを有するポリテトラフルオロエ
チレンチューブを使用した例である。この内層チューブ
1は、ポリテトラフルオロエチレンの粉末と加工助剤の
混合物をラム式押出機を使用してチューブ状に押し出し
た後、焼結することによって得られたものである。他の
構成は図1と同じであり、内孔6a、6bは、用途に応
じて必要な数だけ形成される。
【0036】図4は、図1における内層チューブ1をチ
ューブ1a、1b、1cの相互熱融着によって構成した
例である。チューブ1a、1b、1cは、図1の外層チ
ューブ3におけるチューブ3a、3b、3cと同様に、
たとえば、ポリアミド共重合体、ポリアミド単一重合
体、およびこれらのブレンド材によって構成され、さら
に、チューブ3a、3b、3cと同じく所定の硬度傾斜
を有して形成される。この例における外層チューブ3
は、内層チューブ1と良好に熱融着させるためにポリア
ミド共重合体あるいはポリアミド単一重合体によって構
成される。また、この例における編組層2は、内層チュ
ーブ1と外層チューブ3の双方に埋設される。他の構成
は図1と同じである。
【0037】図5は、図1における内層チューブ1と外
層チューブ3を、それぞれチューブ1a、1b、1c
と、チューブ3a、3b、3cの相互熱融着によって構
成した例である。図1のチューブ3a、3b、3cと同
様に、それぞれ同系の材料より構成され、所定の硬度を
有したチューブ1a、1b、1cとチューブ3a、3
b、3cによって内層チューブ1と外層チューブ3が構
成されており、これらの内外層チューブ1、3は、編組
層2の編組目を通して相互に熱融着され、内部に編組層
2を埋設させている。なお、この実施の形態を採用する
場合には、チューブ1a、1b、1cの接合部とチュー
ブ3a、3b、3cの一体化部を、図示されるように互
いに合致しないように配置し、さらに、編組層2の編組
ピッチの変換点a、bとも合致しないように配置する。
【0038】図6および図7は、図1および図5に示さ
れたカテーテル用チューブにおいて、編組層2を省略し
た例であり、これらのカテーテル用チューブは、回転ト
ルク、耐キンク性等に大きなものを要求されない用途に
使用される。内外層チューブ1、3が硬度傾斜を持たせ
たチューブ1a、1b、1cと3a、3b、3cの熱融
着物によって構成されており、これらの硬度傾斜によっ
て所定の柔らかさないしは硬さの傾斜がカテーテル用チ
ューブに与えられている。
【0039】図7において、外層チューブ3を複数のチ
ューブ3a、3b、3cによって構成せずに1つのチュ
ーブより構成し、これによって図4のカテーテル用チュ
ーブから編組層2を除いた構成とすることは可能であ
る。図7におけるチューブ1a、1b、1cの一体化部
とチューブ3a、3b、3cの一体化部は、互いに位置
をずらされている。
【0040】以上、図4〜図7において述べたカテーテ
ル用チューブは、チューブ本体を構成する内層チューブ
1および外層チューブ3の一方あるいは双方を硬度の異
なるチューブ1a、1b、1cおよび3a、3b、3c
により構成し、これによりカテーテルの手元側から先端
側に向けて硬度が減少する硬度傾斜を形成しているた
め、操作性に優れるカテーテルを構成することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカテ
ーテル用チューブによれば、硬度の異なる複数のチュー
ブを長さ方向に配列して一体化することにより内層チュ
ーブおよび(あるいは)外層チューブを構成するととも
に、これらのチューブに長さ方向の先端側に向けて硬度
が減少する硬度傾斜を持たせ、さらに、編組層に長さ方
向の先端側に向けて硬さを減少させた硬さ傾斜を設けて
いるため、これらの硬度傾斜と硬さ傾斜の作用が相俟っ
て先端から手元側にかけて理想的な傾斜の硬度形態を形
成することができ、従って、先端側が柔らかく、手元側
が剛性の操作性に富んだカテーテル用チューブを構成す
ることができる。
【0042】また、補強層を編組層によって構成してい
るため、従来のコイル巻きによる補強層、あるいは線状
体の格子状巻き付けによる補強層におけるような、捩り
力の方向性が全く発生ぜず、従って、回転操作性におい
ても優れた特性を確保することができる。
【0043】さらに、以上の構成においては、編組層を
内外層チューブのいずれかあるいは双方に埋設すること
が可能であり、従って、これによって大きな内径と小さ
な外径を有するカテーテル本来の構成とすることがで
き、また、編組層の硬さを編組ピッチの変換によって変
えるときには、編組機の回転速度あるいは被編組品の送
り速度を調整することによって編組層の硬さ傾斜を容易
に実現することができる。
【0044】内外層チューブ相互間および編組層におい
て、チューブの一体化部同士、およびチューブの一体化
部と編組層の編組ピッチの変換点の位置を互いにずらせ
る場合には、これらの部分の合致による弱点の発生を防
ぐ効果があり、従って、このように構成するときには、
キンクの発生しにくい実際的なカテーテルの構成が可能
となる。
【0045】また、本発明が対象とする編組層を有しな
いカテーテル用チューブにあっては、内層チューブ自身
および(あるいは)外層チューブ自身によって硬さの傾
斜を構成するため、これらの内外層チューブを薄肉化す
ることによってより大きな内径比とより小さな外径比の
カテーテルの構成が可能となり、従って、硬さの傾斜を
コイル巻き等に依存するものに比べ、より細密な血管等
への挿入に適したカテーテルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカテーテル用チューブの実施の形
態を示す説明図であり、(a)は正面から見たときの断
面図、(b)は側面から見たときの断面図、(c)は編
組層の構成を示す。
【図2】図1のカテーテル用チューブの製造方法を示す
説明図。
【図3】本発明によるカテーテル用チューブの他の実施
の形態を示す説明図であり、(a)は正面から見たとき
の断面図、(b)は側面から見たときの断面図を示す。
【図4】本発明によるカテーテル用チューブのさらに他
の実施の形態を示す説明図。
【図5】本発明によるカテーテル用チューブの他の実施
の形態を示す説明図。
【図6】本発明によるカテーテル用チューブの他の実施
の形態を示す説明図。
【図7】本発明によるカテーテル用チューブの他の実施
の形態を示す説明図。
【符号の説明】
1a、1b、1c チューブ 2 編組層 3a、3b、3c チューブ 4 芯体 5 熱収縮チューブ 6a、6b 内孔 a、b 編組ピッチの変換点 c、d 一体化部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内層チューブと、前記内層チューブ上に形
    成された編組層と、前記編組層上に形成された外層チュ
    ーブを備え、 前記外層チューブは、硬度の異なる複数のチューブを長
    さ方向に配列して一体化することにより構成されるとと
    もに、前記複数のチューブの前記硬度を前記長さ方向の
    先端側に向けて減少させた硬度傾斜を有し、 前記編組層は、前記長さ方向の先端側に向けて硬さを減
    少させた硬さ傾斜を有することを特徴とするカテーテル
    用チューブ。
  2. 【請求項2】前記編組層は、その編組ピッチを変えるこ
    とによって前記硬さ傾斜を形成していることを特徴とす
    る請求項1項記載のカテーテル用チューブ。
  3. 【請求項3】前記編組層は、前記編組ピッチの変換点の
    位置を、前記複数のチューブの一体化部の位置とずらし
    て配置していることを特徴とする請求項2項記載のカテ
    ーテル用チューブ。
  4. 【請求項4】内層チューブと、前記内層チューブ上に形
    成された編組層と、前記編組層上に形成された外層チュ
    ーブを備え、 前記内層チューブは、硬度の異なる複数のチューブを長
    さ方向に配列して一体化することにより構成されるとと
    もに、前記複数のチューブの前記硬度を前記長さ方向の
    先端側に向けて減少させた硬度傾斜を有し、 前記編組層は、前記長さ方向の先端側に向けて硬さを減
    少させた硬さ傾斜を有することを特徴とするカテーテル
    用チューブ。
  5. 【請求項5】前記編組層は、その編組ピッチを変えるこ
    とによって前記硬さ傾斜を形成していることを特徴とす
    る請求項4項記載のカテーテル用チューブ。
  6. 【請求項6】前記編組層は、前記編組ピッチの変換点の
    位置を、前記複数のチューブの一体化部の位置とずらし
    て配置していることを特徴とする請求項5項記載のカテ
    ーテル用チューブ。
  7. 【請求項7】内層チューブと、前記内層チューブ上に形
    成された編組層と、前記編組層上に形成された外層チュ
    ーブを備え、 前記内層チューブおよび外層チューブは、硬度の異なる
    複数のチューブを長さ方向に配列して一体化することに
    より構成されるとともに、それぞれ前記複数のチューブ
    の前記硬度を前記長さ方向の先端側に向けて減少させた
    硬度傾斜を有し、 前記編組層は、前記長さ方向の先端
    側に向けて硬さを減少させた硬さ傾斜を有することを特
    徴とするカテーテル用チューブ。
  8. 【請求項8】前記編組層は、その編組ピッチを変えるこ
    とによって前記硬さ傾斜を形成していることを特徴とす
    る請求項7項記載のカテーテル用チューブ。
  9. 【請求項9】前記編組層は、前記編組ピッチの変換点の
    位置を、前記内層チューブおよび外層チューブの前記複
    数のチューブの一体化部の位置とずらして配置している
    ことを特徴とする請求項8項記載のカテーテル用チュー
    ブ。
  10. 【請求項10】前記内層チューブおよび外層チューブ
    は、前記複数のチューブの一体化部の位置を互いにずら
    して配置していることを特徴とする請求項7項記載のカ
    テーテル用チューブ。
  11. 【請求項11】内層チューブと、前記内層チューブ上に
    形成された外層チューブを備え、 前記外層チューブは、硬度の異なる複数のチューブを長
    さ方向に配列して一体化することにより構成されるとと
    もに、前記複数のチューブの前記硬度を前記長さ方向の
    先端側に向けて減少させた硬度傾斜を有することを特徴
    とするカテーテル用チューブ。
  12. 【請求項12】内層チューブと、前記内層チューブ上に
    形成された外層チューブを備え、 前記内層チューブは、硬度の異なる複数のチューブを長
    さ方向に配列して一体化することにより構成されるとと
    もに、前記複数のチューブの前記硬度を前記長さ方向の
    先端側に向けて減少させた硬度傾斜を有することを特徴
    とするカテーテル用チューブ。
  13. 【請求項13】内層チューブと、前記内層チューブ上に
    形成された外層チューブを備え、 前記内層チューブおよび外層チューブは、硬度の異なる
    複数のチューブを長さ方向に配列して一体化することに
    より構成されるとともに、それぞれ前記複数のチューブ
    の前記硬度を前記長さ方向の先端側に向けて減少させた
    硬度傾斜を有することを特徴とするカテーテル用チュー
    ブ。
  14. 【請求項14】前記内層チューブおよび外層チューブ
    は、前記複数のチューブの一体化部の位置を互いにずら
    して配置していることを特徴とする請求項13項記載の
    カテーテル用チューブ。
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