JP2017189213A - 補強部材、及び、カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】押し込み性、トルク伝達性、追従性、及び、耐キンク性に優れた補強部材、及び、補強部材を有するカテーテルを提供する。
【解決手段】補強部材2は、延伸方向に沿って基端から先端まで延び、カテーテル1を補強する。補強部材2は、素線がコイル状に巻回された管状の部材であって、内腔が延伸方向に沿って先端から基端側に延びるコイル状部3、素線が網状に編み込まれた管状の部材であって、内腔が延伸方向に沿って基端から先端側に延びる網状部4、及び、コイル状部3の基端側の端と、網状部4の先端側の端とを接合し、それぞれの内腔を連通する接合部を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カテーテルを補強する補強部材、及び、補強部材を含むカテーテルに関する。
血管内に挿通されるカテーテルにおいて要求される特性として、押し込み性、トルク伝達性、追従性、及び、耐キンク性がある。押し込み性は、血管内の目的部位までカテーテルを前進移動させる場合において、カテーテルの基端側に加えられた延伸方向の力を先端側に適切に伝達させるために必要となる。トルク伝達性は、カテーテルの基端側に加えられた回転力を先端側に適切に伝達させるために必要となる。追従性は、屈曲した血管内においてカテーテルを円滑に進行させるために必要となる。耐キンク性は、血管の屈曲部分でカテーテルが折れ曲がり、内腔が潰れることを抑制するために必要となる。
カテーテルにおいて上記の特性を満たすための様々な提案がされている。例えば、特許文献1では、素線がコイル状に螺巻された中空体シャフト(以下、「補強部材」ともいう。)を有する医療用具が提案されている。又、特許文献2では、金属線の網状体からなる補強部材が内側チューブに固着されたバルーンカテーテルが提案されている。
特開2005−296078号公報 特開平10−57495号公報
特許文献1のようにコイル状の補強部材を有するカテーテルの場合、押し込み性やトルク伝達性が要求レベルを満たさない場合がある。一方、特許文献2のように網状体の補強部材を有するカテーテルの場合、追従性や耐キンク性が要求レベルを満たさない場合がある。このため、すべての特性に優れたカテーテルの実現が望まれている。
本発明の目的は、押し込み性、トルク伝達性、追従性、及び、耐キンク性に優れた補強部材、及び、補強部材を有するカテーテルを提供することである。
本発明の第1態様に係る補強部材は、延伸方向に沿って基端から先端まで延び、カテーテルを補強する補強部材であって、素線がコイル状に巻回された管状の部材であって、内腔が前記延伸方向に沿って前記先端から前記基端側に延びるコイル状部と、素線が網状に編み込まれた管状の部材であって、内腔が前記延伸方向に沿って前記基端から前記先端側に延びる網状部と、前記コイル状部の前記基端側の端であるコイル状基端とを備え、前記コイル状部の前記基端側の端であるコイル状基端と、前記網状部の前記先端側の端である網状先端とが接合されることによって、それぞれの内腔が連通したことを特徴とする。
上記の補強部材において、延伸方向の基端側に設けられた網状部は、押し込み性及びトルク伝達性に優れている。このため、補強部材は、基端側に加えられた延伸方向の力を、先端側に適切に伝達できることができるので、血管内を目的部位まで適切に前進移動できる。又、補強部材は、基端側に加えられた回転力を先端側に適切に伝達させることができる。一方、延伸方向の先端側に設けられたコイル状部は、追従性及び耐キンク性に優れている。このため、補強部材は、屈曲した血管内を目的部位まで前進移動する場合において、血管に沿って円滑に進行できる。又、補強部材は、血管の目的部位の近傍の屈曲部分で折れ曲がり、内腔が潰れることを抑制できる。更に、コイル状部のコイル状基端と、網状部の網状先端とが接合されている。このため、補強部材は、網状部の押し込み性及びトルク伝達性と、コイル状部の追従性及び耐キンク性とを兼ね備えることができる。従って、補強部材は、押し込み性、トルク伝達性、追従性、及び、耐キンク性において優れた特性を実現できる。
第1態様において、前記コイル状基端と前記網状先端とを接合する接合部を備えてもよい。この場合、コイル状基端と網状先端とを接合部によって強固に接合できる。
第1態様において、前記接合部は、前記コイル状部及び前記網状部のそれぞれの内腔の半径方向の外側から、前記コイル状基端及び前記網状先端を覆う締結部を有してもよい。この場合、補強部材は、コイル状部及び網状部を適切に接合できる。
第1態様において、前記締結部の材料が放射線不透過部材であってもよい。この場合、補強部材は、接合部をX線不透過マーカとして使用できる。従って、ユーザは、X線透視下において、コイル状部と網状部との接合部分を接合部によって確認できる。
第1態様において、前記コイル状基端は、前記網状先端よりも、前記延伸方向において前記基端側に位置してもよい。この場合、コイル状部及び網状部のそれぞれの一部は、延伸方向において重複する。このため、補強部材は、互いに重複した部分でコイル状部と網状部とを接合できる。
第1態様において、前記コイル状部の前記先端側の端であるコイル状先端を少なくとも含むコイル先端領域のコイルピッチは、前記基端側から前記コイル状先端に向けて次第に大きくなってもよい。補強部材において、屈曲の程度が大きい血管に先端を挿入して使用される場合がある。これに対し、補強部材は、コイル状部のコイル先端領域を、先端程柔らかくできる。つまり、先端における追従性が特に優れていることになるので、補強部材は、屈曲の程度が大きい血管でも先端を挿入させることができる。
第1態様において、前記コイル状部の前記コイル状基端を少なくとも含むコイル基端領域のコイルピッチは、前記先端側から前記コイル状基端に向けて次第に小さくなってもよい。補強部材において、外力が付与されることに応じて曲がった場合の曲率は、硬さに応じて変化する。このため、延伸方向において硬さが急激に変化する部分で、曲率も急激に変化することになる。なお、補強部材において、曲がった場合の曲率の変化は小さい方が好ましいため、補強部材における延伸方向の硬さの変化は、小さい方が好ましい。通常、コイル状部の硬さは網状部の硬さよりも小さくなる場合が多い。これに対し、補強部材では、コイル基端領域のコイルピッチを先端側からコイル状基端に向けて次第に小さくすることによって、コイル状部のコイル基端領域をコイル状基端程硬くできる。これによって、補強部材は、コイル状部と網状部とが接合した接合部における延伸方向の硬さの変化を小さくできる。従って、補強部材が曲がったときの曲率を略一定にできる。
本発明の第2態様に係るカテーテルは、第1態様に係る前記補強部材と、前記補強部材を覆う管状の管状部材とを備えている。第2態様によれば、カテーテルは、押し込み性、トルク伝達性、追従性、及び、耐キンク性において優れた特性を、補強部材によって実現できる。
第2態様において、前記管状部材は、前記延伸方向に亘って外径が略同一である径同一領域を有し、前記径同一領域は、前記延伸方向において硬さが相違する部分を有してもよい。カテーテルが血管内をスムーズに移動するために、カテーテルの外径は均一であることが好ましい。又、カテーテルにおいて、屈曲した血管に挿入される場合が多い先端部分の硬さは小さい方が好ましく、且つ、体外から血管内にカテーテルを押し込むときの力が直接的に加わる基端部分の硬さは大きい方が好ましい。これに対し、カテーテルでは、外径が略同一である径同一領域において、硬さが相違する部分を有する。このため、外径を略同一としつつ、先端側の硬さをより小さくし、基端側の硬さをより大きくできる。従って、カテーテルは、先端部分における追従性、及び、基端部分における押し込み性に優れた特性を実現できる。
第2態様において、前記管状部材は、前記延伸方向に亘って硬さが略同一である硬さ同一領域を有し、前記コイル状基端と前記網状先端とが接合する部分は、前記硬さ同一領域に含まれてもよい。カテーテルにおいて、外力が付与されることに応じて曲がった場合の曲率は、硬さに応じて変化する。このため、延伸方向における硬さが急激に変化する部分で曲率も急激に変化することになる。なお、カテーテルにおいて、曲げた場合の曲率の変化は小さい方が好ましいため、カテーテルにおける延伸方向の硬さの変化は、小さい方が好ましい。これに対し、カテーテルでは、補強部材においてコイル状部と網状部とが接合する部分が、管状部材において硬さが略同一である硬さ同一領域に含まれる。この場合、補強部材においてコイル状部と網状部との間の硬さの相違を、管状部材によって緩和できる。従って、カテーテルは、補強部材においてコイル状基端と網状先端とが接合する部分における延伸方向の硬さの変化を小さくできるので、カテーテルが曲がったときの曲率を略一定にできる。
第2態様において、前記管状部材は、前記延伸方向に亘る複数の領域であって、第1領域、第2領域、及び、前記第1領域と前記第2領域との間に挟まれた第3領域を有し、前記第1領域の硬さが第1硬さであり、前記第2領域の硬さが、前記第1硬さよりも大きい第2硬さであり、前記第3領域の硬さが、前記第1領域側から前記第2領域側に向けて前記第1硬さから前記第2硬さまで変化してもよい。この場合、カテーテルは、先端側を第1領域とすることで硬さを相対的に小さくし、基端側を第2領域とすることで硬さを相対的に大きくできる。従って、カテーテルは、先端部分における追従性、及び、基端部分における押し込み性に優れた特性を実現できる。更に、カテーテルは、第3領域において、第1硬さから第2硬さまで変化させることによって、硬さの変化を緩やかにできる。従って、カテーテルが曲がったときの曲率の変化を抑制できる。
カテーテル1の側面図である。 図1の枠線W1の部分を拡大した断面図である。 図1の枠線W2の部分を拡大した断面図である。 補強部材2のうち枠線W2の近傍を拡大した側面図である。 図2のA−A線を矢印方向から見た断面図である。 図2のB−B線を矢印方向から見た断面図である。 図1のC−C線を矢印方向から見た断面図である。 図1のD−D線を矢印方向から見た断面図である。 図1のE−E線を矢印方向から見た断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。カテーテル1は、塞栓術等の用途に用いられるマイクロカテーテルである。図1に示すように、カテーテル1は、補強部材2、及び、管状部材5を有する。以下、カテーテル1の両端のうち一方側に対応する端を、「先端」という。カテーテル1の両端のうち他方側に対応する端を、「基端」という。カテーテル1にワイヤ等を通すためのコネクタ9は、カテーテル1の基端に接続される。カテーテル1に沿って延びる方向を、「延伸方向」という。延伸方向と直交する平面上において、カテーテル1の断面中心を基準とする半径方向のうち、カテーテル1の断面中心に近接する側を「内側」といい、カテーテル1の断面中心から離隔する側を「外側」という。
<補強部材2>
補強部材2は、可撓性を有する管状の部材である。補強部材2は、カテーテル1の延伸方向の強度を補強する機能を有する。補強部材2の延伸方向の長さL2は、略1615mmである。補強部材2は、延伸方向に沿って基端から先端まで延びる。補強部材2は、コイル状部3、(図2、図3、図4参照)、網状部4(図3、図4参照)、及び、締結部6(図2参照)、7(図2参照)、8(図3、図4参照)を有する。
<コイル状部3>
図4に示すように、コイル状部3は、管状の内層部21の外周面に沿って素線がコイル状に巻回されて形成される。コイル状部3を形成する素線の径は略0.025mmであり、材料はSUS(ステンレス鋼)である。図5〜図9に示すように、内層部21の内径R2は略0.42mmであり、厚さは略0.02mmである。内層部21の材料はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)である。図2に示すように、コイル状部3の内腔3Aは、内層部21の内側に形成される。内腔3Aの半径方向の内側及び外側は、それぞれ、カテーテル1の内側及び外側と一致する。内腔3Aの内径は、内層部21の内径R2と略同一であり、略0.42mmである。内腔3Aは、カテーテル1の先端から基端側に向けて延びる。図1に示すように、コイル状部3の延伸方向の長さL3は、略300mmである。
図2に示すように、コイル状部3のうち先端側の端(以下、「コイル状先端3P」という。)を含み、且つ、コイル状先端3Pから基端側に向けて延伸方向に延びるコイル状部3の所定領域を、「コイル先端領域31」という。コイル先端領域31の延伸方向の長さL31(図1参照)は、略150mmである。図3に示すように、コイル状部3のうち基端側の端(以下、「コイル状基端3B」という。)を含み、且つコイル状基端3Bから先端側に向けて延伸方向に延びるコイル状部3の所定領域を、「コイル基端領域32」という。コイル基端領域32の延伸方向の長さL32(図1参照)は、略150mmである。コイル先端領域31の基端側の端部の位置と、コイル基端領域32の先端側の端部の位置とは一致する。
コイル先端領域31(図2参照)のコイルピッチは、基端側からコイル状先端3Pに向けて略0.1mmから次第に大きくなる。コイル状先端3Pにおけるコイルピッチは、略3mmである。コイル基端領域32(図3参照)のコイルピッチは、先端側からコイル状基端3Bに向けて、略0.1mmから次第に小さくなる。コイル状基端3Bにおけるコイルピッチは、略0.05mである。
<網状部4>
図4に示すように、網状部4は、コイル状部3の基端側に配置される。網状部4は、内層部21の外周面に沿って素線が網状に編み込まれて形成される。網状部4を形成する素線の径は略0.025mmであり、材料はSUS(ステンレス鋼)である。網状部4の織組織は、綾織りであり、素線のピッチは略1.2mmである。図3、図4に示すように、網状部4のうち先端側の端(以下、「網状先端4P」という。)は、コイル状部3のコイル状基端3Bの基端側に隣接する。
図3に示すように、網状部4の内腔4Aは、内層部21の内側に形成される。内腔4Aの半径方向の内側及び外側は、それぞれ、カテーテル1の内側及び外側と一致する。内腔4Aの内径は、内層部21の内径R2(図5〜図9参照)と略同一であり、略0.42mmである。内腔4Aは、カテーテル1の基端から先端側に向けて延びる。図1に示すように、網状部4の延伸方向の長さL4は、略1315mmである。
<締結部6、7、8>
図2に示すように、コイル状部3のコイル先端領域31のうち、コイル状先端3Pを含む部分に、締結部6が設けられる。締結部6は円筒状の部材である。締結部6の中心は、延伸方向に延びる。締結部6の延伸方向の長さL6は略0.6mmである。図6に示すように、締結部6の内径は、コイル状部3の内腔3Aの内径よりも僅かに大きい。締結部6の厚さは略0.03mmである。締結部6は、コイル状部3を外側から覆う。締結部6は、カテーテル1の外側から内側に圧力をかけてかしめられることによって、コイル状部3に固定される。
図2に示すように、締結部6の基端側の端から、基端側に向けて離隔した位置に、締結部7が設けられる。締結部7の形状は、締結部6と同一である。締結部7の延伸方向の長さL7は略0.6mmである。締結部7の中心は、延伸方向に延びる。図6に示すように、締結部7は、コイル状部3を外側から覆う。締結部7は、カテーテル1の外側から内側に圧力をかけてかしめられることによって、コイル状部3に固定されている。図2に示すように、締結部6の先端側の端と、締結部7の基端側の端との間の延伸方向の長さL67は、略30mmである。
図3、図4に示すように、コイル状部3のコイル状基端3B、及び、網状部4の網状先端4Pを覆う部分に、締結部8が設けられる。締結部8は円筒状の部材である。締結部8の中心は、延伸方向に延びる。締結部8の延伸方向の長さL8は略0.6mmである。締結部8の厚さは略0.04mmである。締結部8は、コイル状部3のコイル状基端3B近傍、及び、網状部4の網状先端4P近傍を、外側から覆う。締結部8は、カテーテル1の外側から内側に圧力をかけてかしめられることによって、コイル状部3のコイル状基端3Bと網状部4の網状先端4Pとを接合する。これによって、コイル状部3の内腔3Aと網状部4の内腔4Aとは連通する。コイル状部3のコイル状基端3B及び網状部4の網状先端4Pの境界部分は、締結部8の延伸方向の略中央に配置される。
締結部6、7、8の材料は、放射線を透過しない周知の放射線不透過部材(例えば、Pt(白金))である。
<管状部材5>
図2、図3に示すように、管状部材5は、内層部21の外周面に沿って設けられる管状の部材である。管状部材5は、延伸方向の全域に亘って補強部材2を外側から覆う。管状部材5の材料は、ナイロン12、ナイロンエラストマの配合材である。管状部材5の内腔5Aは、内層部21の内側に形成される。内腔5Aの半径方向の内側及び外側は、それぞれ、カテーテル1の内側及び外側と一致する。内腔5Aの内径は、内層部21の内径R2(図5〜図9参照)と略同一であり、略0.42mmである。内腔5Aは、カテーテル1の先端から基端の全域に亘って延びる。図1に示すように、管状部材5の延伸方向の長さL5は、補強部材2の延伸方向の長さL2と略同一であり、略1615mmである。図2に示すように、管状部材5の先端側の端(以下、「管状先端5P」という。)は、補強部材2のコイル状部3のコイル状先端3Pよりも先端側に配置される。管状先端5Pの角は湾曲する。
図1に示すように、管状部材5は、外径に応じて4つの領域に区分可能である。以下、外径に応じて区分される4つの領域を、それぞれ、径領域51、52、53、54という。径領域51〜54は、延伸方向に沿って先端側から基端側に順番に並ぶ。
以下、径領域51、52、53、54のそれぞれの延伸方向の長さを、L51(図2参照)、L52(図2参照)L53(図1参照)L54(図1参照)と表記する。この場合、それぞれの長さは、略0.6mm(L51)、略90mm(L52)、略30mm(L53)、略1495mm(L54)である。
径領域51、52、53、54のそれぞれの外径を、R51(図5参照)、R52(図6参照)、R53(図7参照)、R54(図8、図9参照)と表記する。この場合、それぞれの外径は、略0.58mm(R51)、略0.67mm(R52)、略0.67mm〜略0.8mm(R53)、略0.8mm(R54)である。径領域51、52、54における外径R51、R52、R54は、それぞれの領域内において、延伸方向に亘って略同一となる。一方、径領域53における外径R53は、径領域53の先端側の端において略0.67mmであり、径領域53の基端側の端において略0.8mmである。径領域53の外径R53は、先端側から基端側に向けて次第に増加する。
上記のように、管状部材5の外径は、最も先端側の径領域51から、最も基端側の径領域54に向けて、段階的に大きくなる。補強部材2のコイル状部3のコイル状基端3B(図3参照)、網状部4の網状先端4P(図3参照)、及び、締結部8(図3参照)は、延伸方向において径領域54に含まれる。
図1に示すように、管状部材5は、硬さに応じて7つの領域に区分可能である。以下、硬さに応じて区分される7つの領域を、それぞれ、硬さ領域501、502、503、504、505、506、507という。硬さ領域501〜507は、延伸方向に沿って先端側から基端側に順番に並ぶ。
以下、硬さ領域501、502、503、504、505、506、507のそれぞれの延伸方向の長さを、L501、L502、L503、L504、L505、L506、L507と表記する。この場合、それぞれの長さは、略5mm(L501)、略5mm(L502)、略50mm(L503)、略70mm(L504)、略110mm(L505)、略30mm(L506)、略1345mm(L507)である。硬さ領域501、502、503、504、505、506、507のそれぞれの硬さは、略30D(硬さ領域501)、略43D(硬さ領域502)、略48D(硬さ領域503)、略52D(硬さ領域504)、略63D(硬さ領域505)、略68D(硬さ領域506)、略74D(硬さ領域507)である。硬さ領域501〜507のそれぞれの硬さは、それぞれの領域内において、延伸方向に亘って略同一である。
上記のように、管状部材5の硬さは、最も先端側の硬さ領域501から、最も基端側の硬さ領域507に向けて、段階的に大きくなる。補強部材2のコイル状部3のコイル状基端3B(図3参照)、網状部4の網状先端4P(図3参照)、及び、締結部8(図3参照)は、延伸方向において硬さ領域507に含まれる。
図2に示すように、延伸方向に亘って外径が略同一である径領域52に、延伸方向において硬さが互いに異なる硬さ領域501、502の境界部分、及び、硬さ領域502、503の境界部分が含まれる。図1に示すように、径領域52に、硬さ領域503、504の境界部分が含まれる。又、延伸方向に亘って外径が略同一である径領域54に、延伸方向において硬さが互いに異なる硬さ領域504、505の境界部分、硬さ領域505、506の境界部分、及び、硬さ領域506、507の境界部分が含まれる。
管状部材5では、硬さ領域501〜507の材料の組成を調整することによって、上記のように互いに異なる硬さを実現する。なお、カテーテル1自体の硬さは、管状部材5の硬さの他に補強部材2の硬さも影響する。しかし、補強部材2の硬さに対して管状部材5の硬さが支配的となるので、カテーテル1の高さは、管状部材5の硬さと略同一となる。
<カテーテル1の使用方法>
カテーテル1の使用方法の一例について説明する。はじめに、ユーザは、必要に応じてカテーテル1の先端に形状付け(シェイピング)を行う。ユーザは医師等である。次に、血管内に先行して挿通されたガイドワイヤーに、カテーテル1の内腔3A、4A、5Aが通される。ユーザは、カテーテル1の基端側に力を加え、カテーテル1を先端側から順に血管内に押し込む。なお、ユーザは、カテーテル1の締結部6〜8の位置や動きをX線透視下で確認しながら、カテーテル1を前進移動させる。又、ユーザは、必要に応じてカテーテル1を回転させ、カテーテル1の先端を所望する方向に向ける。このようにして、ユーザは、カテーテル1の先端を、血管内の目的部位に到達させる。
その後、ユーザは、ガイドワイヤーをカテーテル1から抜去する。この状態で、ユーザは、必要に応じてコネクタ9から造影剤を注入したり、塞栓物質の挿入を行ったりする。
<本実施形態の主たる作用、効果>
カテーテル1において、補強部材2のうち延伸方向の基端側に設けられた網状部4は、押し込み性及びトルク伝達性に優れている。このため、網状部4は、基端側に加えられた延伸方向の力を、先端側に適切に伝達させることができる。従って、ユーザは、血管内の目的部位までカテーテル1を適切に前進移動させることができる。又、網状部4は、基端側に加えられた回転力を先端側に適切に伝達させることができる。従って、ユーザがカテーテル1の先端を所望する方向に向けるために基端側を回転させた場合でも、カテーテル1の先端を適切に回転させることができる。
一方、補強部材2のうち延伸方向の先端側に設けられたコイル状部3は、追従性及び耐キンク性に優れている。このため、コイル状部3は、カテーテル1が屈曲した血管内を目的部位まで前進移動する場合において、カテーテル1を血管に沿って円滑に進行させることができる。又、コイル状部3は、血管の目的部位の近傍の屈曲部分で折れ曲がることによって内腔が潰れることを抑制できる。特に、カテーテル1では、血管のうち曲折の程度が大きい部分に先端部分を挿入して使用される場合が多い。このような場合において、カテーテル1の先端部分に配置されるコイル状部3は、優れた追従性及び耐キンク性によって有効的に機能する。
更に、補強部材2では、コイル状部3及び網状部4が締結部8によって接合される。このため、補強部材2は、網状部4の押し込み性及びトルク伝達性と、コイル状部3の追従性及び耐キンク性とを兼ね備えることができる。従って、補強部材2を備えたカテーテル1は、押し込み性、トルク伝達性、追従性、及び、耐キンク性において優れた特性を実現できる。
締結部8は、円筒状を有し、コイル状部3のコイル状基端3B近傍、及び、網状部4の網状先端4P近傍を外側から覆う。締結部8は、カテーテル1の外側から内側に圧力をかけてかしめられることによって、コイル状部3と網状部4とを接合する。このため、締結部8は、コイル状部3のコイル状基端3Bと網状部4の網状先端4Pとが接着剤等で直接接合される場合と比べて、コイル状部3及び網状部4を適切に接合できる。又、締結部8の材料を放射線不透過部材とすることによって、締結部8をX線不透過マーカとして使用できる。従って、ユーザは、X線透視下において、コイル状部3と網状部4との接合部分を接合部によって確認しながら、血管内でカテーテル1を前進移動させることができる。
カテーテル1は、屈曲の程度が大きい血管に先端部を挿入した状態で使用される場合が多いう。これに対し、コイル状部3のコイル先端領域31のコイルピッチは、基端側からコイル状先端3Pに向けて略0.1mmから次第に大きくなる。これによって、コイル状部3のコイル先端領域31を、コイル状先端3P程柔らかくできる。つまり、カテーテル1において先端における追従性が特に優れていることになる。このため、カテーテル1は、屈曲の程度が大きい血管でも先端部を挿入させることができる。
カテーテル1において、外力が付与されることに応じて曲がった場合の曲率は、硬さに応じて変化する。このため、延伸方向において硬さが急激に変化する部分で、曲率も急激に変化することになる。なお、カテーテル1において、曲がった場合の曲率の変化は小さい方が好ましいため、カテーテル1における延伸方向の硬さの変化は、小さい方が好ましい。ここで通常、コイル状部3の硬さは網状部4の硬さよりも小さくなる場合が多い。これに対し、コイル基端領域32のコイルピッチは、先端側からコイル状基端3Bに向けて、略0.1mmから次第に小さくなる。これによって、コイル状部3のコイル基端領域32を、コイル状基端3B程硬くできる。このため、補強部材2は、コイル状部3と網状部4との境界部分における延伸方向の硬さの変化を小さくできる。従って、カテーテル1は、曲がったときの曲率を略一定にできる。
カテーテル1が血管内をスムーズに移動するために、カテーテル1の外径は均一であることが好ましい。又、カテーテル1において、屈曲した血管に挿入される場合が多い先端部分の硬さは小さい方が好ましく、且つ、体外から血管内にカテーテルを押し込むときの力が直接的に加わる基端部分の硬さは大きい方が好ましい。
これに対し、カテーテル1において、管状部材5の径領域52、54における外径R52、R54は、それぞれ、延伸方向に亘って略同一となる。又、延伸方向において硬さが互いに異なる硬さ領域501、502の境界部分、硬さ領域502、503の境界部分、及び、硬さ領域503、504の境界部分が、径領域52に含まれる。又、延伸方向において硬さが互いに異なる硬さ領域504、505の境界部分、硬さ領域505、506の境界部分、及び、硬さ領域506、507の境界部分が、径領域54に含まれる。つまり、管状部材5のうち外径が略同一である領域に、硬さが相違する部分が含まれる。このため、カテーテル1は、外径を略同一としつつ、先端側の硬さを段階的に小さくし、基端側の硬さを段階的に大きくできる。従って、カテーテル1は、先端部分における追従性、及び、基端部分における押し込み性に優れた特性を実現できる。
コイル状部3のコイル状基端3B、網状部4の網状先端4P、及び、締結部8は、延伸方向において硬さ領域507に含まれる。なお、硬さ領域507の硬さは、延伸方向に亘って略同一である。つまり、補強部材2においてコイル状部3と網状部4とが接合する締結部8が、管状部材5において硬さが略同一である硬さ領域507に含まれる。この場合、補強部材2におけるコイル状部3と網状部4との間の硬さの相違を、管状部材5によって緩和できる。従って、カテーテル1は、コイル状部3と網状部4との接合部分における延伸方向の硬さの変化を小さくできるので、カテーテル1が曲がったときの曲率を略一定にできる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。本発明は、上記において示した各構成の寸法、比率、及び、材料等で限定されるものではなく、これらは適宜変更可能である。上記において、カテーテル1は、補強部材2及び管状部材5を有する構成であった。これに対し、カテーテル1は、補強部材2のみ有する構成であってもよい。補強部材2は、締結部6、7を有していなくてもよい。
コイル状部3及び網状部4を構成する素線の断面形状は円形に限定されない。例えば、素線は平板状であってもよい。又、素線は、断面形状が円形の微細な繊維が編み込まれることによって形成されてもよい。コイル状部3は、延伸方向に沿って延びる軸を中心として同心円状に積層された複数のコイルを有していてもよい。又、複数のコイルは同一方向に巻回されていてもよいし、それぞれが異なる方向に巻回されてもよい。網状部4の織組織は、綾織に限定されず、平織でもよい。又、網状部4は、亀甲金網によって形成されてもよい。コイル状部3のコイル状基端3Bと網状部4の網状先端4Pとは、延伸方向に僅かに離隔してもよい。
コイル状部3のうちコイル状基端3Bを含む一部の領域と、網状部4のうち網状先端4Pを含む一部の領域とは、延伸方向に重複してもよい。なお、この場合、コイル状基端3Bは、網状先端4Pよりも延伸方向の基端側に位置することになる。又、この場合、コイル状部3のうちコイル状基端3Bを含む一部の領域は、網状部4のうち網状先端4Pを含む一部の領域よりも、外側に配置されてもよいし内側に配置されてもよい。又、この場合、コイル状部3のコイル状基端3Bを含む一部の領域と、網状部4の網状先端4Pを含む一部の領域とは、互いに編み込まれていてもよい。更に、この場合、コイル状部3と網状部4とは、互いに重複する部分で、接着剤、レーザー溶着によって接合されてもよい。なお、互いに重複する部分が接着剤等によって接合される場合、締結部8は設けられなくてもよい。
コイル状部3と網状部4とは、コイル状基端3Bと網状先端4Pとが互いに接触してもよい。なお、この場合、コイル状基端3Bと網状先端4Pとは、延伸方向において同一位置に配置することになる。又、この場合、コイル状部3のコイル状基端3Bと網状部4の網状先端4Pとは、接着剤、レーザー溶着によって接合されていてもよい。なお、コイル状基端3Bと網状先端4Pとが接着剤等によって接合される場合、締結部8は設けられなくてもよい。
締結部8は、コイル状部3のコイル状基端3Bと網状部4の網状先端4Pとを接合可能な別の形状の部材に変更可能である。例えば、締結部8には、延伸方向に沿って延びる複数のスリットが形成されてもよいし、複数の穴が形成されていてもよい。締結部8は、素線がコイル状に巻回されたコイル状を有していてもよいし、素線が網状に編み込まれた管状を有していてもよい。締結部8の材料は、放射線不透過部材に限定されず、他の材料(例えばSUS等)であってもよい。
コイル状部3のコイル先端領域31におけるコイルピッチは、基端側からコイル状先端3Pに向けて、略0.1mmよりも次第に小さくなってもよい。コイル基端領域32のコイルピッチは、先端側からコイル状基端3Bに向けて、略0.1mmよりも次第に大きくなってもよい。コイル状部3のコイルピッチは、延伸方向の全域に亘って略同一であってもよい。コイル状部3は、コイル先端領域31とコイル基端領域32との間に、延伸方向に亘ってコイルピッチが略同一の略0.1mmであるコイル中央領域を有していてもよい。
径領域51〜54のそれぞれの境界と、硬さ領域501〜507のうち隣接する4つの領域のそれぞれの境界との延伸方向の位置が一致してもよい。つまり、カテーテル1の管状部材5において、外径が略同一となる領域と、硬さが略同一となる領域とが、それぞれ、延伸方向において同一位置に配置されてもよい。管状部材5は、補強部材2のコイル状部3と網状部4との境界位置に対して先端側と基端側とで硬さが相違してもよい。
硬さ領域501〜507は、それぞれ、延伸方向における硬さが略同一であった。これに対し、硬さ領域501〜507の少なくとも何れかは、延伸方向における硬さが相違してもよい。この場合、例えば、特定の硬さ領域における硬さが、先端側に隣接する硬さ領域の硬さから、基端側に隣接する硬さ領域まで次第に変化してもよい。具体的には、例えば、硬さ領域504は、先端側から基端側に向けて、硬さ領域503の硬さ(略48D)から硬さ領域505(略63D)の硬さまで次第に変化してもよい。又、例えば、硬さ領域504、505、506は、先端側から基端側に向けて、硬さ領域503の硬さ(略48D)から硬さ領域507の硬さ(略74D)まで次第に変化してもよい。このように、カテーテル1は、特定の硬さ領域において硬さを次第に変化させることによって、硬さの変化を緩やかにできる。従って、カテーテル1が曲がったときの曲率の変化を抑制できる。
<その他>
締結部8は、本発明の「接合部」の一例である。
1 :カテーテル
2 :補強部材
3 :コイル状部
3A、4A、5A :内腔
3B :コイル状基端
3P :コイル状先端
4 :網状部
4P :網状先端
5 :管状部材
6、7、8 :締結部
31 :コイル先端領域
32 :コイル基端領域

Claims (11)

  1. 延伸方向に沿って基端から先端まで延び、カテーテルを補強する補強部材であって、
    素線がコイル状に巻回された管状の部材であって、内腔が前記延伸方向に沿って前記先端から前記基端側に延びるコイル状部と、
    素線が網状に編み込まれた管状の部材であって、内腔が前記延伸方向に沿って前記基端から前記先端側に延びる網状部と
    を備え、
    前記コイル状部のうち前記基端側の端であるコイル状基端と、前記網状部のうち前記先端側の端である網状先端とが接合されることによって、それぞれの内腔が連通したことを特徴とする補強部材。
  2. 前記コイル状基端と前記網状先端とを接合する接合部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の補強部材。
  3. 前記接合部は、
    前記コイル状部及び前記網状部のそれぞれの内腔の半径方向の外側から、前記コイル状基端及び前記網状先端を覆う締結部を有することを特徴とする請求項2に記載の補強部材。
  4. 前記締結部の材料が放射線不透過部材であることを特徴とする請求項3に記載の補強部材。
  5. 前記コイル状基端は、前記網状先端よりも、前記延伸方向において前記基端側に位置することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の補強部材。
  6. 前記コイル状部の前記先端側の端であるコイル状先端を少なくとも含むコイル先端領域のコイルピッチは、前記基端側から前記コイル状先端に向けて次第に大きくなることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の補強部材。
  7. 前記コイル状部の前記コイル状基端を少なくとも含むコイル基端領域のコイルピッチは、前記先端側から前記コイル状基端に向けて次第に小さくなることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の補強部材。
  8. 請求項1から7の何れかに記載の前記補強部材と、
    前記補強部材を覆う管状の管状部材と
    を備えたことを特徴とするカテーテル。
  9. 前記管状部材は、前記延伸方向に亘って外径が略同一である径同一領域を有し、
    前記径同一領域は、前記延伸方向において硬さが相違する部分を有することを特徴とする請求項8に記載のカテーテル。
  10. 前記管状部材は、前記延伸方向に亘って硬さが略同一である硬さ同一領域を有し、
    前記コイル状基端と前記網状先端とが接合する部分は、前記硬さ同一領域に含まれることを特徴とする請求項8又は9に記載のカテーテル。
  11. 前記管状部材は、前記延伸方向に亘る複数の領域であって、第1領域、第2領域、及び、前記第1領域と前記第2領域との間に挟まれた第3領域を有し、
    前記第1領域の硬さが第1硬さであり、
    前記第2領域の硬さが、前記第1硬さよりも大きい第2硬さであり、
    前記第3領域の硬さが、前記第1領域側から前記第2領域側に向けて前記第1硬さから前記第2硬さまで変化することを特徴とする請求項8から10の何れかに記載のカテーテル。
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