JP2001178782A - ベッドにおける背ボトムの起伏装置 - Google Patents
ベッドにおける背ボトムの起伏装置Info
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- JP2001178782A JP2001178782A JP36808599A JP36808599A JP2001178782A JP 2001178782 A JP2001178782 A JP 2001178782A JP 36808599 A JP36808599 A JP 36808599A JP 36808599 A JP36808599 A JP 36808599A JP 2001178782 A JP2001178782 A JP 2001178782A
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Abstract
使用者の腹部を圧迫しないようにすることを課題とす
る。 【解決手段】 背ボトム7の下端をフレーム2に対して
前後移動自在に取り付け、前記フレーム2と背ボトム7
とを回動自在な支持杆11で連結し、前記フレーム2に
プランジャー14を取り付け、このプランジャーの作動
杆15と前記背ボトム7とを作動アーム16で連結し、
前記プランジャーの作動杆15の進退により背ボトム7
が前後移動しつつ起伏するように構成する。
Description
トムの起伏装置に関するもので、特に介護用ベッドに適
したものである。
は、背ボトムの下端をフレームに固定しておき、背ボト
ムは固定軸を中心として起伏するようにしたものであっ
た。ところで、背ボトムの下端位置を固定したままで背
ボトムを立ち上がらせると、ベッド使用者の腹部を圧迫
することとなり、好ましくない。
起伏するようにした装置としては、特開平10−155
840号の発明が提案されている。この発明は、背ボト
ムを立ち上がらせたときにヘッドボードから離れないよ
うにすることを目的とするものであるが、背ボトムを前
後方向に移動させるために、背ボトムを可動フレームに
取り付け、リンク機構によって可動フレームをヘッドボ
ード側へ移動させるようにするという構成としている。
造によって、背ボトムを立ち上がらせるときに背ボトム
がヘッドボード側へ移動させ、もって使用者の腹部の圧
迫を減少させることを課題とするものである。
ボトムを起伏するようにした装置において、前記背ボト
ムの下端をフレームに対して前後移動可能に取り付け、
前記フレームに支持杆の一端を回動自在に取り付け、支
持杆の他端を前記背ボトムに回動自在に取り付け、前記
フレームにプランジャーを取り付け、前記プランジャー
の作動杆と前記背ボトムとを作動アームで連結し、前記
プランジャーの作動杆の進退により背ボトムが前後移動
しつつ起伏するようにして、背ボトムの起伏装置を構成
するものである。請求項2の発明は、背ボトムのフレー
ムへの取り付けにおいて、背ボトムの下端にスライドボ
トムを回動自在に取り付け、前記スライドボトムに案内
を取り付け、ベッドのフレームに前後方向に案内受けを
設け、前記案内を案内受けに前後移動可能に装着したも
のであり、請求項3の発明は前記案内としてローラを用
いたものである。
の取り付け態様としては、以下の実施形態に示すように
スライドボトムを介する構成の他、背ボトムの後端にロ
ーラその他の案内を取り付け、この案内を介してフレー
ムに取り付ける構成も考えられる。また、背ボトムを前
後移動可能にフレームに取り付ける際に、以下の実施形
態に示すようにローラを用いることは必須ではない。プ
ランジャーの作動によって背ボトムが無理なく移動でき
る程度に小さい摩擦で取り付けられていればよい。具体
的には、背ボトムの後端又はスライドボトムに横向きの
突起を設け、この突起を案内受けに形成した摩擦抵抗の
極めて小さい溝に装着する構成や、スライドボトムの下
方に案内受けを設置し、スライドボトムと案内受けとの
間にベアリングを装着する構成なども考えられる。
とき、プランジャーの作動杆を前進させると、作動アー
ムが回動して背ボトムを押し上げる。ここで、フレーム
と背ボトムは支持杆で連結されているので、支持杆と作
動アームと背ボトムで構成されるリンク機構によってバ
ランスがとられ、また背ボトムの下端はローラに支持さ
れているので、背ボトムはその下端位置をヘッドボード
側へ移動しつつ立ち上がる。したがって、簡易な構造で
背ボトムの起伏及び前後方向の移動が得られ、上記課題
は解決される。
2の前端部にヘッドボード3が取り付けてある。フレー
ム2にローラ受け4が取り付けてあり、ローラ受け4に
スライドボトム5に取り付けられたローラ6が装着して
あり、前記スライドボトム5は前後方向に移動できるよ
うにしてある。前記スライドボトム5の前端部(ヘッド
ボード側)に背ボトム7の後端部がピン8によって回動
自在に取り付けてある。図中符号9は腰ボトム、10は
背ボトム受である。
ン12で回動自在に取り付けてあり、その他端は背ボト
ム7の裏側下部にピン13で回動自在に取り付けてあ
る。前記フレーム2の下方にはプランジャー14が、そ
の作動杆15をベッドの前方に向けて傾動自在に取り付
けてある。前記作動杆15の先端には屈曲した作動アー
ム16の基端がピン19によって回動自在に取り付けて
あり、この作動アーム16はその屈曲部でピン17によ
ってフレーム2に軸支され、その先端が前記背ボトム7
にピン20によって回動自在に取り付けてある。
る。図2は、背ボトム7が水平の状態を示し、このと
き、プランジャー14の作動杆15は後退し、スライド
ボトム5及び背ボトム7もフットボード18側へ後退し
ている。図2の状態からプランジャー14の作動杆15
を前進させると、作動アーム16の先端側はピン17を
中心として上方へ回動する。このとき、支持杆11で連
結されたフレーム側のピン12と背ボトム側のピン13
との距離は固定されているので、背ボトム7は、背ボト
ム7,支持杆11、作動アーム16、フレーム2で構成
されるリンクの機能により、背ボトム7の後端のピン8
を中心に回動して前方を上向きにして傾斜すると共に前
方へ引き寄せられ、ローラ6の転動によってスライドボ
トム5と共にヘッドボード側へ移動する。図4はプラン
ジャー14の作動杆15を最も前進させた状態で、背ボ
トム7は約75度の角度となっている。このとき、背ボ
トム7の下端及びスライドボトム5は最も前進した位置
にあり背ボトム7の下端と腰ボトム9の前端との距離は
最大となっている。ここで、前記背ボトム7と腰ボトム
9との間隙はスライドボトム5によって閉塞される。
離は、背ボトムの移動によって使用者の腹部の圧迫が回
避される程度とし、10センチ程度が一般的である。
レームに前後移動可能に取り付けたので、背ボトムの起
伏に伴い背ボトムの下端が前後移動する。したがって、
背ボトムを立ち上がらせたときに使用者の腹部を圧迫す
ることがない。背ボトムをスライドボトムを介してフレ
ームに取り付けると、背ボトムの取り付け状態が安定す
るほか、背ボトムを立ち上がらせたときに背ボトムの後
端と腰ボトムとの間隔が大きくなっても、この間隔はス
ライドボトムで塞がれる。
大図
大図
Claims (3)
- 【請求項1】 ベッドの背ボトムを起伏するようにした
装置において、前記背ボトムの下端をフレームに対して
前後移動自在に取り付け、前記フレームに支持杆の一端
を回動自在に取り付け、支持杆の他端を前記背ボトムに
回動自在に取り付け、前記フレームにプランジャーを取
り付け、前記プランジャーの作動杆と前記背ボトムとを
作動アームで連結し、前記プランジャーの作動杆の進退
により背ボトムが前後移動しつつ起伏するようにした、
ベッドにおける背ボトムの起伏装置 - 【請求項2】 背ボトムのフレームへの取付は、背ボト
ムの下端にスライドボトムを回動自在に取り付け、前記
スライドボトムにガイドを取り付け、ベッドのフレーム
に前後方向にガイド受けを設け、前記ガイドをガイド受
けに前後移動可能に装着した、請求項1記載のベッドに
おける背ボトムの起伏装置 - 【請求項3】 ガイドはローラとした、請求項2記載の
ベッドにおける背ボトムの起伏装置
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36808599A JP3665246B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | ベッドにおける背ボトムの起伏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36808599A JP3665246B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | ベッドにおける背ボトムの起伏装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3665246B2 JP3665246B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=18490941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36808599A Expired - Fee Related JP3665246B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | ベッドにおける背ボトムの起伏装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3665246B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005237493A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Aisin Seiki Co Ltd | ベッドの背上げ機構 |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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1999
- 1999-12-24 JP JP36808599A patent/JP3665246B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|
JP3665246B2 (ja) | 2005-06-29 |
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