JP2001177949A - 電気接続箱への電子ユニットの組付構造 - Google Patents
電気接続箱への電子ユニットの組付構造Info
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Abstract
て何らスペース的な制約を受けることのない、誤結合防
止機能を備えた電気接続箱への電子ユニットの組付構造
を提供する。 【解決手段】 互いに合体する電気接続箱11と電子ユ
ニット12の少なくとも一方に、両者が適正な組み合わ
せのときに相手側に対して非干渉となることで両者の合
体を可能とし、両者が不適正な組み合わせのときに相手
側に対して干渉することで両者の合体を不可能とする誤
結合防止部15を設けた電気接続箱への電子ユニットの
組付構造において、前記誤結合防止部15を、電子ユニ
ット12の周壁部に配置し、電気接続箱11と電子ユニ
ット12とが不適正な組み合わせのときに電気接続箱1
1の周壁部16に干渉するようにした。
Description
ックス等の電気接続箱に対する電子ユニットの組付構造
に関する。
る電子部品も多様化してきており、それらの配線回路を
形成する電線・ケーブル、それらを束ねたワイヤーハー
ネスもまた増大する傾向にある。近年、ハーネス類の増
加による煩雑化を防ぐために、内部にできるだけハーネ
ス類を取り込んだ電気接続箱に対して、電子ユニットを
機械的結合して合体させ、双方の雄雌端子同士を電気的
に接続するようにした構造が多用されている。
た構造の従来例を示す図であり、図5(a)は側面図、
図5(b)は平面図である。尚、図5(a),(b)で
は、電子ユニット2の方を便宜的に二点鎖線で示してあ
る。
気接続箱、符号2は電子ユニットを示す。電気接続箱1
と電子ユニット2は機械的に結合されるようになってお
り、機械的に結合されることで、両者の雄雌コネクタ部
3,4の嵌合により電気的に接続される。
の組付構造では、仕様によってその組み合わせを変える
ことがしばしばあり、従来では、図示例のように、電気
接続箱1側の中央領域の面合わせ部分に誤結合防止ボス
5を突設し、電子ユニット2側にその誤結合防止ボス5
の嵌まる凹部6を設け、仕様によって誤結合防止ボス5
の位置を変えることで、適正な組み合わせのときだけ、
誤結合防止ボス5が凹部6に嵌まり(非干渉となり)、
不適正な組み合わせのときには、誤結合防止ボス5が相
手側の凹部6以外の箇所と干渉するようにしている。
は、最後まで電気接続箱1に対して電子ユニットを結合
することができるものの、不適正な組み合わせのときに
は、誤結合防止ボス5が相手側の凹部6以外の箇所に干
渉することで、途中の段階で結合を不可能にして、誤結
合を防止するようにしている。
の組付構造では、電子ユニット2側の部品配置領域内に
誤結合防止ボス5に合わせた凹部6を形成しているの
で、電子ユニット2に対して電気部品を搭載する際にス
ペース的な制約ができてしまい、電子ユニット2の基板
に対してリレー等の背の高い電気部品を取り付けた際
に、電子ユニット2の保護ケース(図示省略)が干渉し
てしまうなどの問題がある。
トに電気部品を搭載するに当たって何らスペース的な制
約を受けることのない、誤結合防止機能を備えた電気接
続箱への電子ユニットの組付構造を提供することを目的
とする。
に合体する電気接続箱と電子ユニットの少なくとも一方
に、両者が適正な組み合わせのときに相手側に対して非
干渉となることで両者の合体を可能とし、両者が不適正
な組み合わせのときに相手側に対して干渉することで両
者の合体を不可能とする誤結合防止部を設けた電気接続
箱への電子ユニットの組付構造において、前記誤結合防
止部を、電気接続箱及び電子ユニットの少なくとも一方
の周壁部または周壁部近傍に配置し、電気接続箱と電子
ユニットとが不適正な組み合わせのときに相手側の周壁
部または周壁部近傍に干渉するようにしたことを特徴と
する。
を、電気接続箱及び電子ユニットの少なくとも一方の周
壁部または周壁部近傍に配置し、それと干渉する部位
も、相手側の周壁部または周壁部近傍としている。従っ
て、電気部品をレイアウトする中央の領域に制約を与え
ずに、誤結合を防止することができる。
続箱への電子ユニットの組付構造であって、前記電気接
続箱と電子ユニットがヒンジで結合されており、該ヒン
ジの近傍に前記誤結合防止部が配置されていることを特
徴とする。
に、不適正な組み合わせのときに相手側と干渉する誤結
合防止部を設けている。従って、電気接続箱に対して電
子ユニットを回転させながら合体させる際に、電気接続
箱と電子ユニットのコネクタ同士が結合し始める前の段
階で結合を止めることができる。そのため、本格的に力
を入れてコネクタ同士の結合を始める前の段階で、誤ま
った組み合わせであることを確認することができ、無駄
な作業を事前に防げる。
基づいて説明する。
おいて、電気接続箱11と電子ユニット12とが適正な
組み合わせで結合されている状態を示す説明図、図2は
同組付構造において、電気接続箱11と電子ユニット1
2とが不適正な組み合わせで結合されようとしている状
態を示す説明図である。それぞれの図において、(a)
は側面図、(b)は平面図である。
互いに適正に結合されたときに電気的に結合するコネク
タ13、14が設けられている。
方の辺に相当する外周部には、電子ユニット12を合体
させたときに電子ユニット12を保護するための保護壁
(周壁部)16が設けられている。この保護壁16は、
外周全部にではなく、部分的に設けられており、保護壁
16の隣りには、保護壁の無い部分17がある。
ユニット12の周壁部には、誤結合防止リブ(誤結合防
止部)15が突設されている。
(b)に示すように、電気接続箱11と電子ユニット1
2とが適正な組み合わせで結合されるときには、電気接
続箱11の保護壁の無い部分17に進入することで、保
護壁16に対して非干渉となって、電気接続箱11に対
する電子ユニット12の適正な合体を可能にし、また図
2(a),(b)に示すように、電気接続箱11と電子
ユニット12とが不適正な組み合わせのときには、電気
接続箱11側の保護壁16に対して干渉することで、電
気接続箱11に対する電子ユニット12の合体を不可能
にする位置に設けられている。
合わせのときには、適正な合体操作ができないことによ
り、誤結合を防止することができる。
リブ15を電子ユニット12の周壁部に配置し、不適正
な組み合わせのときには、その誤結合防止リブ15が電
気接続箱11の外周部にある保護壁16と干渉するよう
にしているので、電子ユニット11の電気部品をレイア
ウトする中央部分の領域に、全くスペース的な制約を与
えずにすむようになる。つまり、電子ユニット12の基
板に搭載する電気部品が密集しない外側の領域(周壁部
分)に誤結合防止リブ15があるので、スペース的に全
く制約を受けることがなく、電気部品のレイアウトを自
由に決めることができる。
おいて、電気接続箱21と電子ユニット22とが適正な
組み合わせで結合されている状態を示す説明図、図4は
同組付構造において、電気接続箱21と電子ユニット2
2とが不適正な組み合わせで結合されようとしている状
態を示す説明図である。それぞれの図において、(a)
は側面図、(b)は平面図である。
第1実施形態と同様に、互いに適正に結合されたときに
電気的に結合するコネクタ23,24が設けられてい
る。また、長方形状の電気接続箱21と電子ユニット2
2は、長手方向の端部に配置したヒンジ28により、互
いに回動可能に連結されている。但し、このヒンジ28
は、電子ユニット22の周壁部26の外側に位置してい
る。
周壁部26と当接する電気接続箱21側の底面には、誤
結合防止リブ(誤結合防止部)25が突設されている。
また、ヒンジ28の近傍の、電子ユニット22の周壁部
26には、電気接続箱21と電子ユニット22とが適正
な組み合わせのときだけ、誤結合防止リブ25の嵌まる
凹部27が設けられている。
(b)に示すように、電気接続箱21と電子ユニット2
2とが適正な組み合わせで結合されるときには、電子ユ
ニット22の周壁部26に形成した凹部27に進入する
ことで、電気接続箱21に対する電子ユニット22の適
正な合体を可能にし、図4に示すように、電気接続箱2
1と電子ユニット22とが不適正な組み合わせのときに
は、電子ユニット22の周壁部26に対して干渉するこ
とで、電気接続箱21に対する電子ユニット22の合体
を不可能にする位置に設けられている。
合わせのときには、適正な合体操作ができないことによ
り、誤結合を防止することができる。この場合、誤結合
防止リブ25を電気接続箱21のヒンジ28の近くの周
壁部近傍に配置し、不適正な組み合わせのときには、そ
の誤結合防止リブ15が、ヒンジ28の近くの電子ユニ
ット22の周壁部26と干渉するようにしているので、
電子ユニット21の電気部品をレイアウトする中央部分
の領域に、全くスペース的な制約を与えずにすむ。つま
り、電子ユニット22の基板に搭載する電気部品が密集
しない外側の領域(周壁部)に誤結合防止リブ25やそ
れを受け入れる凹部27があるので、スペース的に全く
制約を受けることがなく、電気部品のレイアウトを自由
に決めることができる。
25があることにより、電気接続箱21に対して電子ユ
ニット22を回転させながら合体させる際に、電気接続
箱21と電子ユニット22のコネクタ23,24同士が
結合し始める前の段階で、結合を止めることができる。
従って、本格的に力を入れてコネクタ23,24同士を
結合する前に誤結合を確認することができ、無駄な作業
を事前に避けることができる。
個数、また、誤結合防止リブ15,25を電気接続箱1
1,21と電子ユニット12,22のどちらに設けるか
については、任意に決めることができる。
よれば、誤結合防止部を、電気接続箱及び電子ユニット
の少なくとも一方の周壁部または周壁部近傍に配置し、
それと干渉する部位も相手側の周壁部または周壁部近傍
としているので、電気部品をレイアウトする中央の領域
に制約を与えずに、誤結合を防止することができる。
誤結合防止部を配置したので、コネクタが結合する前に
誤結合を確認することができ、無駄な作業を事前に避け
ることができる。
電子ユニットとが適正な組み合わせで結合されている状
態を示す説明図で、(a)は側面図、(b)は平面図で
ある。
電子ユニットとが不適正な組み合わせで結合されようと
している状態を示す説明図で、(a)は側面図、(b)
は平面図である。
電子ユニットとが適正な組み合わせで結合されている状
態を示す説明図で、(a)は側面図、(b)は平面図で
ある。
電子ユニットとが不適正な組み合わせで結合されようと
している状態を示す説明図で、(a)は側面図、(b)
は平面図である。
説明図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに合体する電気接続箱と電子ユニッ
トの少なくとも一方に、両者が適正な組み合わせのとき
に相手側に対して非干渉となることで両者の合体を可能
とし、両者が不適正な組み合わせのときに相手側に対し
て干渉することで両者の合体を不可能とする誤結合防止
部を設けた電気接続箱への電子ユニットの組付構造にお
いて、 前記誤結合防止部を、電気接続箱及び電子ユニットの少
なくとも一方の周壁部または周壁部近傍に配置し、電気
接続箱と電子ユニットとが不適正な組み合わせのときに
相手側の周壁部または周壁部近傍に干渉するようにした
ことを特徴とする電気接続箱への電子ユニットの組付構
造。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱への電子ユニ
ットの組付構造であって、 前記電気接続箱と電子ユニットがヒンジで結合されてお
り、該ヒンジの近傍に前記誤結合防止部が配置されてい
ることを特徴とする電気接続箱への電子ユニットの組付
構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35975199A JP2001177949A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 電気接続箱への電子ユニットの組付構造 |
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