JP2000166057A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2000166057A
JP2000166057A JP10364473A JP36447398A JP2000166057A JP 2000166057 A JP2000166057 A JP 2000166057A JP 10364473 A JP10364473 A JP 10364473A JP 36447398 A JP36447398 A JP 36447398A JP 2000166057 A JP2000166057 A JP 2000166057A
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housing
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/22Bases, e.g. strip, block, panel
    • H01R9/24Terminal blocks
    • H01R9/2458Electrical interconnections between terminal blocks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/426Securing by a separate resilient retaining piece supported by base or case, e.g. collar or metal contact-retention clip

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】設計変更することなく、電子部品に対するバス
バー及び電線の接続に対応することができるとともに、
共通化を図ることのできる電気接続箱を提供する。 【解決手段】電気接続箱11は、ケース本体12とハウ
ジング13とを備えている。ケース本体12の開口下面
には、内壁14により収容部15が設けられている。収
容部15は、各内壁14に設けられた隔壁16で仕切ら
れることにより、収容部15には収容室17が形成され
ている。隔壁16にはスリット16aが形成され、隣り
合う収容室17はスリット16aを介して連通してい
る。ハウジング13部分の内壁14には係止片18が切
り欠かれて設けられ、係止片18には係止突起19が形
成されている。上方にハウジング13の存在しないケー
ス本体12に形成した収容室17の内壁14には係合片
20が突出形成され、係合片20には係合突起21が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
ンジンルーム等に設置して使用される電気接続箱に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用の種々の電装回路や電子
部品等の電装品を収めるとともに、ワイヤハーネスや電
線等の配線類の接続分岐点として、電気接続箱が用いら
れている。一般に、こうした電気接続箱において、その
ハウジングに装着される電子部品(例えばヒューズ)に
対して電気的に接続して回路を成立させるには、主に2
つの接続方法が提供されている。1つめは、タブ端子を
有するバスバーだけで接続する方法であり、2つめは、
タブ端子を有するバスバーと圧着端子を有する電線とに
より接続する方法である。これらの2つの接続方法は、
回路パターンに応じて選択して用いられていた。すなわ
ち、図10,図11に示すように、前記接続方法に対応
させて、内部形状の異なる電気接続箱101,201が
それぞれ採用されていた。なお、電気接続箱101,2
01の外形は、同一形状である。
【0003】図10に示すように、電気接続箱101の
ケース本体102には、複数のハウジング103が突出
形成されている。電気接続箱101の内壁104に対し
て複数の隔壁105で仕切ることにより、電気接続箱1
01の内部には複数の収容室106が形成されている。
上方にハウジング103の存在しない収容室106の内
壁104には、係合片107が突出形成されている。図
中二点鎖線で示すバスバー108は、平板状をなし、そ
の上部には収容室106に収容される5つのタブ端子1
09が突設されている。バスバー108には、前記係合
片107の一部に対応する貫通孔110が2つ設けられ
ている。
【0004】そして、ケース本体102の下方側から収
容室106へバスバー108を挿入すると、バスバー1
08の貫通孔110に係合片107の一部が係合するこ
とによって、図10に示される態様でバスバー108は
電気接続箱101内の所定位置に装着収容される。次
に、バスバー108のタブ端子109に対して図示しな
いヒューズのリード端子をハウジング103上方から挿
入することで、バスバー108とヒューズとは電気的に
接続されるようになっている。
【0005】また、図11に示すように、電気接続箱2
01のケース本体202には、複数のハウジング203
が突出形成されている。電気接続箱201の内壁204
に対して複数の隔壁205で仕切ることにより、電気接
続箱205の内部には複数の収容室206が形成されて
いる。上方にハウジング203の存在しない収容室20
6の内壁204には、係合片207が突出形成されてい
る。ハウジング203を有する収容室206の内壁20
4(図示右側の2つ)には、内壁204の一部を構成す
る係止片208が設けられている。
【0006】図中二点鎖線で示すバスバー209は、平
板状をなし、その上部には収容室206に収容される3
つのタブ端子210が突設されている。バスバー209
には、前記係合片207の一部に対応する貫通孔211
が2つ設けられている。また、図中二点鎖線で示す電線
212に連結された圧着端子213には、前記係止片2
08の一部に対応する略半円状の孔214が透設されて
いる。
【0007】そして、ケース本体202の下方側から収
容室206へバスバー209を挿入すると、バスバー2
09の貫通孔211に係合片207の一部が係合するこ
とによって、図11に示される態様でバスバー209は
電気接続箱201内の所定位置に装着収容される。ま
た、ケース本体202の下方側から収容室206へ圧着
端子213を有する電線212を挿入すると、圧着端子
213の孔214に係止片208の一部が係合すること
によって、図11に示される態様で電線212の圧着端
子213は電気接続箱201内の所定位置に装着収容さ
れる。次に、バスバー209のタブ端子210、及び電
線212の圧着端子213に対して図示しないヒューズ
のリード端子をハウジング203上方から挿入すること
で、バスバー209及び電線212とヒューズとは電気
的に接続されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電気接続箱101,201では、それらのハウ
ジング103,203に装着される電子部品に対して電
気的に接続するために、回路パターンに応じ、それぞれ
の接続方法に対応する電気接続箱101,201を設計
する必要があった。すなわち、2つの接続方法に応じて
電気接続箱101,201の内部形状がそれぞれ相違す
るため、タブ端子109,210を有するバスバー10
8,209及び圧着端子213を有する電線212を電
子部品に対して電気的に接続する際には、1つの電気接
続箱では対応することができず、電気接続箱の共通化を
図ることができなかった。
【0009】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、設計変更することなく、電子
部品に対するバスバー及び電線の接続に対応することが
できるとともに、共通化を図ることのできる電気接続箱
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、電子部品が装着されるハ
ウジングと、タブ端子を有するバスバー及び端子を有す
る電線のいずれか一方が挿入される複数の収容室とを備
え、前記ハウジングに装着された電子部品に対して、前
記各収容室に挿入されたタブ端子を有するバスバー及び
端子を有する電線のいずれか一方が電気的に接続される
電気接続箱において、前記収容室には前記バスバーに係
合する係合片を設けるとともに、前記各収容室には前記
電線の端子に係合する係止片を設け、前記バスバー及び
前記電線の挿入側において前記収容室間を連通するよう
にしたことをその要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、電子部品が装着
されるハウジングと、タブ端子を有するバスバー及び端
子を有する電線のいずれか一方が挿入される複数の収容
室とを備え、前記ハウジングに装着された電子部品に対
して、前記各収容室に挿入されたタブ端子を有するバス
バー及び端子を有する電線のいずれか一方が電気的に接
続される電気接続箱において、前記各収容室には前記バ
スバー及び前記電線の端子のいずれにも係合する係止片
を設け、前記バスバー及び前記電線の挿入側において前
記収容室間を連通するようにしたことをその要旨とす
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の電気接続箱において、前記収容室間の隔
壁にスリットを前記隔壁に対して直交するように設けた
ことをその要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明す
る。
【0014】図1,図2,図3に示すように、電気接続
箱11は、箱状のケース本体12と、そのケース本体1
2に突出形成された複数(図においては2個)のハウジ
ング13とを備え、合成樹脂材料から形成されている。
ハウジング13は略筒状をなし、上面及び下面が開口し
ている。ハウジング13の上部には、複数の挿入孔13
aが設けられている。
【0015】ケース本体12は、その上面の一部がハウ
ジング13内に連通するとともに、ケース本体12の下
面の一部が開口している。ケース本体12の開口した下
面には、平行な一対の内壁14により、後述するバスバ
ー31,41及び電線51の圧着端子52を収容可能な
収容部15が設けられている。この収容部15は、各内
壁14に対して直交するように設けられた隔壁16で仕
切られることにより、収容部15には複数の収容室17
が形成されている。隔壁16にはスリット16aが形成
され、隣り合う収容室17はそのスリット16aを介し
て連通している。
【0016】前記内壁14及び隔壁16は前記ハウジン
グ13まで延出形成されていて、前記収容室17はその
両壁14,16で区画される空間まで拡張されている。
ハウジング13部分の内壁14には、その内壁14の一
部を切欠いて構成する係止片18がそれぞれ設けられて
おり、係止片18には係止突起19が突出形成されてい
る。
【0017】また、上方にハウジング13の存在しない
ケース本体12に形成した収容室17の内壁14には、
係合片20が突出形成され、係合片20には係合突起2
1が設けられている。
【0018】図4,図5に示すように、バスバー31
は、平板状をなし、その上部には前記収容室17及びス
リット16aに収容される5つのタブ端子32が突設さ
れている。バスバー31には、前記係合突起21に対応
する貫通孔33が2つ設けられている。これらの各貫通
孔33に各係合片20の係合突起21が係合することに
よって、バスバー31は収容室17及びスリット16a
に抜け止め保持された状態で装着収容される。前記タブ
端子32は、電子部品としてのヒューズ34のリード端
子35を挿入保持する一対の圧接片36を備えた雌型タ
ブ端子である。そして、収容室17にバスバー31が収
容された状態で、ハウジング13の上部に形成された挿
入孔13aを貫通してヒューズ34のリード端子35が
タブ端子32の両圧接片36間に挿入されることによ
り、ヒューズ34がバスバー31に電気的に接続され
る。
【0019】図6,図7に示すように、バスバー41
は、平板状をなし、その上部には前記収容室17及びス
リット16aに収容される。バスバー41には3つのタ
ブ端子42が突設されている。バスバー41には、前記
係合突起21に対応する貫通孔43が2つ設けられてい
る。これらの各貫通孔43に各係合片20の係合突起2
1が係合することによって、バスバー41は収容室17
及びスリット16aに抜け止め保持された状態で装着収
容される。タブ端子42には、ヒューズ34のリード端
子35を挿入保持する一対の圧接片44が設けられてい
る。そして、収容室17にバスバー41が収容された状
態で、ハウジング13の上部に形成された挿入孔13a
を貫通してヒューズ34のリード端子35がタブ端子4
2の両圧接片44間に挿入されることにより、ヒューズ
34がバスバー41に電気的に接続される。
【0020】一方、電線51は、その先端部に連結され
た圧着端子52を有している。圧着端子52は、その先
端部に設けられたヒューズ挿入部53と、中間部及び基
端部に設けられた電線圧着部54,55とを備えてい
る。圧着端子52において、ヒューズ挿入部53と中間
部の電線圧着部54との間には、前記係止突起19に対
応する略半円状の孔56が透設されている。そして、圧
着端子52の孔56に前記係止片18の係止突起19を
係合することによって、電線51の圧着端子52は収容
室17に抜け止め保持された状態で装着収容される。収
容室17に電線51の圧着端子52が収容された状態
で、ハウジング13の上部に形成された挿入孔13aを
貫通してヒューズ34のリード端子35が圧着端子52
のヒューズ挿入部53に挿入されることにより、ヒュー
ズ34が電線51に電気的に接続される。
【0021】さて、上記のように構成された図1に示す
電気接続箱11において、5つのタブ端子32を有する
バスバー31を、ケース本体12の下方側から収容室1
7へスリット16aを介して挿入する。すると、前述し
たように、図4,図5に示される態様で、電気接続箱1
1内の所定位置にバスバー31が装着収容され、バスバ
ー31とヒューズ34とが電気的に接続される。
【0022】また、上記のように構成された図1に示す
電気接続箱11において、3つのタブ端子42を有する
バスバー41をケース本体12の下方側から収容室17
へスリット16aを介して挿入するとともに、圧着端子
52を有する2つの電線51をケース本体12の下方側
から収容室17へ挿入する。すると、前述したように、
図6,図7に示される態様で、電気接続箱11内の所定
位置にバスバー41及び電線51の圧着端子52が装着
収容され、バスバー41及び電線51とヒューズ34と
が電気的に接続される。
【0023】以上詳述した本実施形態によれば、以下に
示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、ハウジング13を有する各収容
室17の内壁14において、係止突起19を有する係止
片18をそれぞれ形成するとともに、ケース本体12の
下面側、すなわちバスバー31,41及び電線51の挿
入側の隔壁16において、収容室17間を連通するスリ
ット16aを隔壁16に直交するように凹設した。
【0024】このため、図4又は図6に示されるよう
に、ハウジング13を有する収容室17では、圧着端子
52の孔56に係止片18の係止突起19を係合するこ
とにより電線51の圧着端子52を装着収容することが
できるとともに、タブ端子32,42を有するバスバー
31,41をスリット16aを介して装着収容すること
ができる。従って、タブ端子32,42を有するバスバ
ー31,41及び圧着端子52を有する電線51のいず
れか一方を、図4又は図6に示される態様で収容室17
に収容することができるため、従来のように回路パター
ンに応じて電気接続箱を設計変更する必要はなくなる。
すなわち、本実施形態によれば、電気接続箱11を設計
変更することなく、ヒューズ34に対するバスバー3
1,41及び電線51の接続に対応することができると
ともに、電気接続箱11の共通化を図ることができる。
【0025】(第2実施形態)次に、本発明を具体化し
た第2実施形態を図8に従って説明する。但し、本実施
形態の構成等においては、上述した第1実施形態と同等
である部分については同一の符号を付してその説明を省
略する。そして、以下には、第1実施形態との相違点を
中心として説明することとする。
【0026】図8に示すように、本実施形態では、電気
接続箱61のスリット62の配設位置等において、上記
第1実施形態とは異なっている。すなわち、スリット6
2の配設位置は、第1実施形態における前記スリット1
6aの配設位置とは異なり、係止片18側にずらされて
内壁14に隣接するように設定されている。この場合、
バスバー63の貫通孔64は、係止突起19を係合可能
な形状及び大きさに透設されている。また、本実施形態
では、内壁14には第1実施形態における前記係合片2
0は形成されておらず、省略された構成となっている。
換言すれば、ハウジング13を有する収容室17におい
て、係止片18の係止突起19は、バスバー63の貫通
孔64及び前記電線51の圧着端子52の孔56のどち
らに対しても係合可能に設定されている。
【0027】そして、バスバー63の貫通孔64に係止
片18の係止突起19が係合することによって、バスバ
ー63は収容室17に抜け止め保持された状態で装着収
容される。また、前記電線51の圧着端子52の孔56
に係止片18の係止突起19が係合することによって、
前記電線51は収容室17に抜け止め保持された状態で
装着収容される。
【0028】従って、本実施形態によっても、上記第1
実施形態における(1)に記載した効果に準じた効果を
奏することができる。また、本実施形態によれば、収容
室17の内壁14に設けられた係止片18の係止突起1
9により、タブ端子32,42を有するバスバー63、
及び電線51の圧着端子52のどちらでも収容室17に
装着収容することができるようになる。その結果、第1
実施形態における前記係合片20を省略できた分だけ、
部品点数の増加を抑制することができ、電気接続箱61
の製造コストを低減することができる。また、第1実施
形態における前記係合片20を省略することにより、電
気接続箱61の小型化をも図ることができる。
【0029】(第3実施形態)次に、本発明を具体化し
た第3実施形態を図9に従って説明する。但し、本実施
形態の構成等においては、上述した第1実施形態と同等
である部分については同一の符号を付してその説明を省
略する。そして、以下には、第1実施形態との相違点を
中心として説明することとする。
【0030】図9に示すように、本実施形態では、電気
接続箱71も、箱状のケース本体12と、そのケース本
体12に突出形成された複数のハウジング13とを備
え、合成樹脂材料から構成されている。
【0031】ケース本体13の下面に形成された収容部
15に収容されるバスバー72の構成が、上記第1実施
形態のバスバー31の構成とは異なっている。すなわ
ち、バスバー72は平板状をなし、その上部には前記収
容室17及びスリット16aに収容される5つのタブ端
子32が突設されている。バスバー72には収容部15
の開口側において、タブ部73が形成されている。タブ
部73には所定間隔をおいて上下一対の電線圧着部7
4,75が形成され、電線圧着部74によって電源ケー
ブル76がカシメ着され、電線圧着部75によって同電
源ケーブル76の電線77がカシメ着されている。な
お、収容部15には前記カシメ部(電線圧着部74及び
電源ケーブル76)を収容可能な収容凹部78が形成さ
れている。
【0032】そして、バスバー72には、前記係合突起
21に対応する貫通孔33が2つ設けられている。これ
らの各貫通孔33に各係合片20の係合突起21が係合
することによって、バスバー72は収容室17及びスリ
ット16aに抜け止め保持された状態で装着収容され
る。
【0033】従って、本実施形態によっても、上記第1
実施形態に記載した効果に準じた効果を奏することがで
きる。また、本実施形態のバスバー72はタブ部73に
おいて電源ケーブル76をカシメ着しているので、バス
バー72に対して電源ケーブル76(ハーネス)を接続
する際にコネクタが不要となり、それに要する工数も削
減でき、製造コストを削減することができる。
【0034】尚、前記各実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・ 前記第2実施形態では、スリット72の位置を係止
片18側に配設したが、逆に係止片18の方を第1実施
形態におけるスリット16a側に位置するように配設し
てもよい。このように構成した場合でも、前記第2実施
形態における効果に準じた効果を奏することができる。
【0035】・ 前記各実施形態では、バスバー31,
41,63,72のタブ端子32,42として雌型タブ
端子を用いたが、雄型タブ端子を用いるようにしてもよ
い。 ・ 前記各実施形態では、電子部品としてヒューズ34
に具体化したが、例えばリレー等に具体化してもよく、
電子部品としては特にヒューズ34に限定されるもので
はない。
【0036】更に、特許請求の範囲の各請求項に記載さ
れないものであって、上記各実施形態から把握できる技
術的思想について以下にその効果とともに記載する。 (a) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電
気接続箱において、前記電線の端子に孔を設け、その孔
に前記係止片を係合するようにした電気接続箱。
【0037】このように構成した場合、請求項1〜請求
項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、孔に
対して係止片を確実に係合することができ、電線の端子
を収容室に抜け止め保持した状態で収容することができ
る。
【0038】(b) 請求項1に記載の電気接続箱にお
いて、前記バスバーに貫通孔を設け、その貫通孔に前記
係合片を係合するようにした電気接続箱。このように構
成した場合、請求項1に記載の発明の効果に加えて、貫
通孔に対して係合片を確実に係合することができ、バス
バーを収容室に抜け止め保持した状態で収容することが
できる。
【0039】
【発明の効果】請求項1又は請求項2に記載の発明によ
れば、タブ端子を有するバスバー及び端子を有する電線
のいずれか一方を各収容室に収容することができるた
め、電気接続箱を設計変更することなく、電子部品に対
するバスバー及び電線の接続に対応することができると
ともに、電気接続箱の共通化を図ることができる。
【0040】特に、請求項2に記載の発明によれば、収
容室に設けられた係止片の係合により、端子を有するバ
スバー及び電線の端子のいずれでも収容室に収容するこ
とができる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、タブ端子を
有するバスバーをスリットを介して収容室に確実に挿入
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における電気接続箱を示す縦断面
図。
【図2】第1実施形態における電気接続箱を示す横断面
図。
【図3】第1実施形態における電気接続箱を示す底面
図。
【図4】電気接続箱内にバスバーを収容した状態を示す
縦断面図。
【図5】収容室にバスバーを収容した状態を示す横断面
図。
【図6】電気接続箱内にバスバー及び電線を収容した状
態を示す縦断面図。
【図7】収容室に電線の圧着端子を収容した状態を示す
横断面図。
【図8】第2実施形態における収容室にバスバーを収容
した状態を示す横断面図。
【図9】第3実施形態における電気接続箱を示す縦断面
図。
【図10】従来の電気接続箱の状態を示す縦断面図。
【図11】同じく、従来の電気接続箱の状態を示す縦断
面図。
【符号の説明】
11,61,71…電気接続箱、13…ハウジング、1
6…隔壁、16a…スリット、17…収容室、18…係
止片、19…係止突起、20…係合片、21…係合突
起、31,41,63,72…バスバー、32,42…
タブ端子、34…ヒューズ、51…電線、52…圧着端
子、62…スリット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が装着されるハウジングと、 タブ端子を有するバスバー及び端子を有する電線のいず
    れか一方が挿入される複数の収容室とを備え、 前記ハウジングに装着された電子部品に対して、前記各
    収容室に挿入されたタブ端子を有するバスバー及び端子
    を有する電線のいずれか一方が電気的に接続される電気
    接続箱において、 前記収容室には前記バスバーに係合する係合片を設ける
    とともに、前記各収容室には前記電線の端子に係合する
    係止片を設け、前記バスバー及び前記電線の挿入側にお
    いて前記収容室間を連通するようにした電気接続箱。
  2. 【請求項2】 電子部品が装着されるハウジングと、 タブ端子を有するバスバー及び端子を有する電線のいず
    れか一方が挿入される複数の収容室とを備え、 前記ハウジングに装着された電子部品に対して、前記各
    収容室に挿入されたタブ端子を有するバスバー及び端子
    を有する電線のいずれか一方が電気的に接続される電気
    接続箱において、 前記各収容室には前記バスバー及び前記電線の端子のい
    ずれにも係合する係止片を設け、前記バスバー及び前記
    電線の挿入側において前記収容室間を連通するようにし
    た電気接続箱。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電気接続
    箱において、前記収容室間の隔壁にスリットを前記隔壁
    に対して直交するように設けた電気接続箱。
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