JPH0465081A - ジョイントコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば自動車のハーネス回路等のように複雑
多岐な電線配線の接続に使用されるジヨイントコネクタ
に関するものである。

［従来の技術］ 例えば、自動車のハーネス回路等のような複雑多岐な電
線接続には、多数の雄・雌型接続コネクタが使用されて
いる。また、これらとは別に電線の端部に取り付けた受
端子を多数個配列した端子ボックスの前面から、導電金
属板の打抜き等により複数の平行な舌片状金属端子を連
結成型した所謂ブスバーを挿着して、受端子同志を短絡
し、結線を行うジヨイントボックスが知られている。こ
のようなジヨイントボックスは多数の配線路への分岐・
接続が一挙に、しかも整然と行えるので、自動車のハー
ネス回路には広く利用されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述のようなジヨイントボックスでは、
特別な端子ボックスを設けなければならず、製造コスト
の上昇を招いている。また、ブスバーを挿設した受端子
は挿入された金属端子で封止されてしまうので、もはや
他のコネクタ等とは直接接続できず、このためジヨイン
トボックスの用途は限定されることになる。

本発明の目的は、上述の問題点を解消し、雄・雌型接続
コネクタにジヨイントボックスの機能を付加することに
より、製造コストが低く、用途範囲の広いジヨイントコ
ネクタを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上述の目的を達成するために、本発明に係るジヨイント
コネクタにおいては、複数個の接続端子をコネクタハウ
ジング内に収容し、該ハウジングの前方又は後方から、
前記接続端子を押圧係止するための絶縁体から成る係止
ホルダを挿入して前記接続端子を前記ハウジング内に固
定する接続コネクタにおいて、前記係止ホルダに前記接
続端子と前記ハウジングの内部で接触して複数の接続端
子同志を短絡する導体から成るジヨイント端子を取り付
けたことを特徴とするものである。

［作用］ 上述の構成を有するジヨイントコネクタは、係止ホルダ
に取り付けたジヨイント端子がハウジング内部で接続端
子間を短絡結線する。

［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は雌型接続端子を収容したコネクタに適用した一
例であり、合成樹脂材等の絶縁部材から成るハウジング
１には、角筒状の接続部を有する雌型接続端子２が上下
２列に後方から収容され上下の組が対向して配列されて
おり、接続端子２の後部には防水シール部材３と共に電
線４が取り付けられている。これらの接続端子２には対
向する内側部分に段部２ａが形成され、段部２ａに近接
するハウジング１内には、先端がテーバ状のフロントホ
ルダ５の前方からの挿入によって押開される可撓性を有
する繋止爪１ａが設けられた公知の後抜は防止構造が採
用されている。絶縁体から成るフロントホルダ５の先端
部は第２図に示すように、金属導体から成るジヨイント
端子６が一体的に組付は成型されており、ジヨイント端
子６の舌片状の自由端６ａが挿込み方向後方に向かって
延設され、外側にばね状に付勢されている。なお、フロ
ントホルダ５には抜は防止のためのロック部５ａが設け
られ、所定位置まで挿設された際に、ハウジング１の内
部の係止部１ｂと係合してフロントホルダ５の前抜けを
防止するようにされている。

上述のジヨイントコネクタでは、ハウジング１内に接続
端子２を収納し、前方からフロントホルタ５を挿入する
と、繋止爪１ａが押開して接続端子２の後抜けを防止す
ると共に、外側に付勢されたジヨイント端子６の自由端
６ａはハウジング１の内部で接続端子２と当接し両者は
導通状態となる。従って、ジヨイント端子６を目的に合
致した形状に形成し、所定の接続端子２同志を短絡する
ようにすれば任意の接続端子２同志を短絡でき回路を構
成できる。この際に、接続端子２の接続部は未だ未使用
であるので、このまま通常の接続と同様に相手側接続端
子を受は入れることができ、コネクタとして使用可能で
利用用途は拡大する。

第３図は雄型接続端子を収容したコネクタに適用した一
例であり、絶縁部材から成るハウジング１“には平刃状
の接続部を有する雄型接続端子２°が後方から収容され
ており、後部には電線４°が接続されている。接続端子
２°は後端に上方への突出部２ａ°が設けられていると
共に、突出部２ａ’はハウジング１°の内部に設けられ
た狭口の係止部１ａ’　と当接し、一方で接続端子２°
の切欠部２ｂ’は前方に突出された可撓性を有する係止
レバー２ｂ’　と係合して、それぞれ前抜け・後抜けを
防止している。更に、突出部２ａ’の後端と当接し、後
抜は防止を確実とするためのリアホルダ７がハウジング
１°の後方から装着されており、このリアホルダ７には
先の実施例と同様の働きをするジヨイント端子６°が取
り付けられている。このジヨイント端子６′はその自由
端６ａ’が挿込み方向後方に向かって延設され、外側に
ばね状に付勢されており、自由端６ａ’はハウジング１
°内で接続端子２゛と当接することとなり、先の実施例
と同様にジヨイント端子６゛の形状により任意の接続端
子２°同志を短絡することができる。

上述した何れの実施例においても、ジヨイント端子６．
６°を設けなければ、通常の接続コネクタと全く同様の
構造であり、部品を共通に製造できるので製造コストは
比較的安価である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係るジヨイントコネクタは
、通常の接続コネクタと部品を共用でき、ジヨイント結
線された接続端子も他の接続端子と更に接続可能である
ので、製造コストは安価ながら応用利用範囲は広汎であ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るジヨイントコネクタの実施例を示し
、第１図は実施例の断面図、第２図はフロントホルダの
斜視図、第３図は他の実施例の断面図である。 符号１．１°はハウジング、２は雌型接続端子、２°は
雄型接続端子、５はフロントホルダ、６．６°はジヨイ
ント端子、７はリアホルダである。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数個の接続端子をコネクタハウジング内に収容し
   、該ハウジングの前方又は後方から、前記接続端子を押
   圧係止するための絶縁体から成る係止ホルダを挿入して
   前記接続端子を前記ハウジング内に固定する接続コネク
   タにおいて、前記係止ホルダに前記接続端子と前記ハウ
   ジングの内部で接触して複数の接続端子同志を短絡する
   導体から成るジョイント端子を取り付けたことを特徴と
   するジョイントコネクタ。