JPH0684684U - 電気接続箱内へのコネクタ誤挿入防止構造 - Google Patents

電気接続箱内へのコネクタ誤挿入防止構造

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JPH0684684U
JPH0684684U JP3049093U JP3049093U JPH0684684U JP H0684684 U JPH0684684 U JP H0684684U JP 3049093 U JP3049093 U JP 3049093U JP 3049093 U JP3049093 U JP 3049093U JP H0684684 U JPH0684684 U JP H0684684U
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JP
Japan
Prior art keywords
connector
slit
connectors
junction box
incorrect insertion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3049093U
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English (en)
Inventor
佳幸 高村
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 同一形状に形成した複数個のコネクタの少な
くとも上面又は下面に所定の間隔で穿設したスリット
を、コネクタ毎に位置を異ならせた誤挿入防止具でその
一部を塞ぐと共に、電気接続箱に縦設したコネクタ収納
室内に前記誤挿入防止具でその一部を塞いだスリットが
嵌合する突起と他のスリットが嵌合する突起を設けて、
電気接続箱内へのコネクタの誤挿入を防止した。 【効果】 同一形状に形成した複数個のコネクタを電気
接続箱内に的確に収納することができるので、複数個の
コネクタをその形状を異ならせて個別に製造するための
金型や設備費を大幅に削減し得る。また、各コネクタに
穿設したスリットを塞ぐ誤挿入防止具の位置と、電気接
続箱に縦設したコネクタ収納室内に設ける突起との組み
合わせを変更することにより設計変更にも適宜適応し得
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は同一形状に形成した複数個のコネクタを電気接続箱内に的確に収納し 得る電気接続箱内へのコネクタ誤挿入防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数個のコネクタを電気接続箱に縦設したコネクタ収納室内に個別に収 納するには図5に示すように、複数個のコネクタ30A・・30Dの上下両面に 穿設するスリット31a・・31dの位置を個々に異ならせると共に、電気接続 箱40に縦設した個々のコネクタ収納室41A・・41D内の上下両内面に、前 記コネクタ30A・・30Dに穿設したスリット31a・・31dに嵌合する突 起42a・・42dを設けて、コネクタ収納室41A・・41D内へのコネクタ 30A・・30Dの誤挿入を防止していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように複数個のコネクタ30A・・30Dの上下両面に 穿設するスリット31a・・31dの位置を個々に異ならせるためには、複数個 のコネクタ30A・・30Dを製造するための金型を必要とするばかりでなく、 設備費が嵩み極めて不経済である等の問題点があった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、電気接続箱に縦設した各コネクタ 収納室内に、同一形状に形成したコネクタを的確に収納し得る電気接続箱へのコ ネクタ誤挿入防止構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数個のコネクタの少なくとも上面又は下面の何れか一方に所定の 間隔で穿設したスリットを、コネクタ毎に位置を異ならせた誤挿入防止具でその 一部を塞ぐと共に、電気接続箱に縦設したコネクタ収納室内に前記誤挿入防止具 でその一部を塞いだスリットが嵌合する突起と他のスリットが嵌合する突起を設 けて電気接続箱内へのコネクタの誤挿入を防止し、従来の問題点を解消したもの である。
【0006】
【作用】
同一形状に形成した複数個のコネクタの少なくとも上面又は下面の何れか一方 に穿設したスリットを、コネクタ毎に位置を異ならせた誤挿入防止具でその一部 を塞ぐ。一方、電気接続箱に縦設したコネクタ収納室内には、前記誤挿入防止具 によりその一部を塞いだスリットが嵌合する突起を各コネクタ収納室毎にその位 置を異ならせて設ける。この突起と誤挿入防止具により一部を塞いだスリットと の組み合わせにより、気接続箱に縦設した個々のコネクタ収納室内に収納される コネクタを特定し、コネクタ収納室内へのコネクタの誤挿入を防止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の一実施例を示す 分解斜視図、図2は本考案を構成する誤挿入防止具を示す斜視図で、図において 1A・・1Dは同一形状のコネクタ、2a・・2dはコネクタ1A・・1Dの上 下両面に所定の間隔で穿設されたスリツト、3はコネクタ1に列設された端子挿 入口、4はコネクタ1の上面中央部に上下動自在に設けられた係止板で、該係止 板4の上面には係止突起5が設けられている。
【0008】 10A・・10Dはリテーナを兼ねた誤挿入防止具で、該誤挿入防止具10A ・・10Dの上縁及び下縁には、後述する誤挿入防止用の突起13、15と溝口 14、16が図1及び図2に示すように、誤挿入防止具10A・・10D毎にそ の位置を異ならせて設けられている。11はコネクタ1A・・1Dの下段に列設 された端子挿入口3と合致する位置に列設された矩形口、12は各矩形口11の 上縁から水平に突出した突出片で、該突出片12をコネクタ1A・・1Dの下段 に列設された端子挿入口3に嵌挿して、誤挿入防止具10A・・10Dは所定の コネクタ1A・・1Dに取り付けられている。
【0009】 13は図2に示すように誤挿入防止具10Aの上縁から垂直に立ち上げて形成 した突起で、該突起13は前述したコネクタ1Aに誤挿入防止具10Aを取り付 けた際、コネクタ1Aの上面右側に穿設したスリット2aを塞ぐもので、その高 さはスリット2aの深さより低く形成され、図1に示すようにスリット2aの上 端は開口した状態にある。 14はコネクタ1Aの下面に穿設されたスリット2c、2dと同一形状同一位 置に穿設された溝口である。
【0010】 15は誤挿入防止具10Bの上縁から垂直に立ち上げて形成した突起で、該突 起15は前述したコネクタ1Bに誤挿入防止具10Bを取り付けた際、コネクタ 1Bの上面左側に穿設したスリット2bを塞ぐもので、その高さはスリット2b の深さより低く形成され、図1に示すようにスリット2bの上端は開口した状態 にある。 16はコネクタ1Aの下面に穿設されたスリット2c、2dと同一形状同一位 置に穿設された溝口である。
【0011】 17は誤挿入防止具10Cの下端縁に穿設された溝口で、該溝口17は前述し たコネクタ1Cに誤挿入防止具10Cを取り付けた際、コネクタ1Cの下面右側 に穿設したスリット2cを塞ぐもので、溝口17の深さはスリット2cの深さよ り浅く穿設され、図1に示すようにスリット2cの下端は開口した状態にある。 18はコネクタ1Aの下面に穿設されたスリットスリット2dと同一形状同一 位置に穿設された溝口である。
【0012】 19は誤挿入防止具10Dの下端縁に穿設された溝口で、該溝口19は前述し たコネクタ1Dに誤挿入防止具10Dを取り付けた際、コネクタ1Dの下面左側 に穿設したスリット2dを塞ぐもので、溝口19の深さはスリット2dの深さよ り浅く穿設され、図1に示すようにスリット2dの下端は開口した状態にある。 20はコネクタ1Aの下面に穿設されたスリット2cと同一形状同一位置に穿 設された溝口である。
【0013】 25は電気接続箱、26A・・26Dは電気接続箱25に縦設されたコネクタ 収納室で、個々のコネクタ収納室26A・・26Dの上下内面には、誤挿入防止 具10A・・10Dにより一部を塞がれたスリツト2a、2b、2c、2dが摺 動自在に嵌合する突起27aと、他のスリット2a、2b、2c、2dが摺動自 在に嵌合する突起27bがコネクタ収納室26A・・26D毎に位置を異ならせ て設けられている。
【0014】 而して、複数個のコネクタ1A・・1Dの上下両面に穿設したスリット2a、 2b、2c、2dをコネクタ毎に位置を異ならせて誤挿入防止具10A・・10 Dでその一部を塞ぐと共に、電気接続箱25に縦設したコネクタ収納室26A・ ・26D内に、前記誤挿入防止具10A・・10Dによりその一部を塞いだスリ ット2a、2b、2c、2dが嵌合する突起27aと他のスリット2a、2b、 2c、2dが嵌合する突起27bを各コネクタ収納室26A・・26D毎にその 位置を異ならせて設け、突起27aと誤挿入防止具10A・・10Dによりその 一部を塞いだスリット2a、2b、2c、2dとの組み合わせにより、電気接続 箱25に縦設した個々のコネクタ収納室26A・・26D内に収納されるコネク タ1A・・1Dを特定し、コネクタ収納室26A・・26D内へのコネクタ1A ・・1Dの誤挿入を防止する。
【0015】 上記のことから、同一形状の複数個のコネクタ1A・・1Dを、収納すべきコ ネクタ収納室26A・・26D内に的確に収納することができ、また、各誤挿入 防止具10A・・10Dを色分けしておくことにより目視によりコネクタの誤挿 入を防止することができる。さらに、誤挿入防止具10A・・10Dでその一部 を塞ぐスリット2a、2b、2c、2dと、コネクタ収納室26A・・26D内 に設ける突起27aとの組み合わせを変えることにより設計変更にも適宜適応す ることができる。
【0016】 なお、以上はリテーナを兼ねた誤挿入防止具10A・・10Dをコネクタ1A ・・1Dに取り付け、電気接続箱25に縦設したコネクタ収納室26A・・26 D内へのコネクタ1A・・1Dの誤挿入を防止する実施例について図示説明した が、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、図3に示すようにキー21 を、コネクタ1A・・1Dの上下両面に穿設したスリット2a・・2dにその位 置を異ならせて嵌着し、電気接続箱25内へのコネクタ1A・・1Dの誤挿入を 防止するようにしてもよく、また、キー21が抜け落ちるおそれがある場合には 図4に示すように、コネクタ1A・・1Dの上下両面に穿設するスリット2a・ ・2dをあり溝とし、キー21を台形に形成してコネクタの誤挿入を防止するよ うにしてもよい等、誤挿入防止具の形状は必要に応じ適宜設計変更し得るもので あり、さらに、コネクタ1A・・1Dに穿設するスリット2a・・2dは、コネ クタ1A・・1Dの上面又は下面の何れか一方とし、該スリット2a・・2dの 一部をコネクタ毎に位置を異ならせた誤挿入防止具で塞ぎ、電気接続箱25内へ のコネクタ1A・・1Dの誤挿入を防止するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、同一形状に形成した複数個のコネクタを電気接 続箱内に的確に収納することができ、従来のように電気接続箱内に収納するコネ クタを個別に製造することを要しないので、コネクタを製造するための金型や設 備費を大幅に削減することができ、さらに、設計変更にも適宜適応し得る等の優 れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図
【図2】本考案を構成する誤挿入防止具の一実施例を示
す斜視図
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図
【図4】本考案の他の実施例を示す要部拡大斜視図
【図5】従来の電気接続箱へのコネクタ誤挿入防止構造
を示す分解斜視図
【符号の説明】
1A・・1D コネクタ 2a・・
2d スリット 10A・・10D 誤挿入防止具 25 電気接続箱 26A・・26D コネクタ収納室 27a
突起 27b 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一形状に形成した複数個のコネクタの
    少なくとも上面又は下面の何れか一方に所定の間隔で穿
    設したスリットを、コネクタ毎に位置を異ならせた誤挿
    入防止具でその一部を塞ぐと共に、電気接続箱に縦設し
    たコネクタ収納室内に前記誤挿入防止具でその一部を塞
    いだスリットが嵌合する突起と他のスリットが嵌合する
    突起を設けたことを特徴とする電気接続箱内へのコネク
    タ誤挿入防止構造。
JP3049093U 1993-05-15 1993-05-15 電気接続箱内へのコネクタ誤挿入防止構造 Pending JPH0684684U (ja)

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JPH0684684U true JPH0684684U (ja) 1994-12-02

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Cited By (6)

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