JP2001171276A - くじ類 - Google Patents

くじ類

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JP2001171276A
JP2001171276A JP35990099A JP35990099A JP2001171276A JP 2001171276 A JP2001171276 A JP 2001171276A JP 35990099 A JP35990099 A JP 35990099A JP 35990099 A JP35990099 A JP 35990099A JP 2001171276 A JP2001171276 A JP 2001171276A
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哲資 塚田
Yuichi Hara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のくじ類をできるだけ低コストで作製で
き、しかも、これらの抽選に参加した誰でもが、くじ類
の開封に際してできるだけ正しい状態で間違えなく開封
することができ、表示された抽選結果の部分を誤って破
いて抽選結果がわからなくなる等の事故を防止すること
ができるくじ類を提供する。 【解決手段】 折り畳み予定線を介して複数の単位紙片
が連接されたくじ用紙と、くじ用紙の表側及び/又は裏
側の連続する2面に形成された剥離可能であり再接着困
難な接着剤層と、折り畳み予定線から折り畳まれた際に
重合される一方の面に表示されたくじ情報と、くじ用紙
の一部に形成された剥離不能な強接着層と、くじ用紙に
形成された前記強接着層の境界に設けられた切り離し予
定線とを備え、くじ用紙が折り畳み予定線から折り畳ま
れ、前記接着剤層及び前記強接着層とにより接着されて
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、当たり、ハズレ等
を決めるくじ類に関し、その場で開封し表示された抽選
結果を見ることが可能なスピードくじや抽選券等の所謂
くじ類に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、当たり、ハズレ等の抽選結果
をあらかじめ表示したくじ用紙を、一旦抽選結果が外部
から見えない状態に加工することで作成された、例えば
スピードくじや抽選券等の所謂くじ類が使用されてい
る。これらのくじ類は、一般的に抽選参加者が多数のく
じ類が入った抽選箱から自由にくじ類を取り出し、その
場でくじ類を開封して表示された抽選結果を見ること
で、種々の特典、景品、サービスを受けることができる
ため、各種のキャンペーン等に簡単に利用することがで
きる抽選手段として広く用いられている。
【0003】しかしながら、近年、例えば日本中に多数
の店舗を有する販売網を備えた外食産業が出現するに至
ったこともあり、これらのくじ類を用いたキャンペーン
を行うにも、短期間に大量のくじ類をできるだけ低コス
トで作製しなければ対応できない状況が出てきた。しか
も、これらの抽選に参加するのは、子供から老人まで誰
でもが参加する可能性があるため、くじ類の開封に際し
て、間違えて表示された抽選結果の部分を破くなどし
て、抽選結果がわからなくなるということが生じる危険
性もあり、このような事故ができるだけ起こらないよう
に十分な配慮を施す必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、大量
のくじ類をできるだけ低コストで作製でき、しかも、こ
れらの抽選に参加した誰でもが、くじ類の開封に際して
できるだけ正しい状態で間違えなく開封することがで
き、表示された抽選結果の部分を誤って破いて抽選結果
がわからなくなる等の事故を防止することができるくじ
類を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のくじ類は、折り
畳み予定線を介して複数の単位紙片が連接されたくじ用
紙と、前記くじ用紙の表側及び/又は裏側の連続する2
面に形成された剥離可能であり再接着困難な接着剤層
と、前記くじ用紙が折り畳み予定線から折り畳まれた際
に重合される一方の面に表示されたくじ情報と、前記く
じ用紙の一部に形成された剥離不能な強接着層と、前記
くじ用紙に形成された前記強接着層の境界に設けられ、
その強接着層の形成された前記くじ用紙の一部を分離す
る切り離し予定線とを備え、前記くじ用紙が前記折り畳
み予定線から折り畳まれ、前記接着剤層及び前記強接着
層とにより接着されてなることを特徴とする。
【0006】また、切り離し予定線が、ミシン目又はマ
イクロミシン目であって、前記接着剤層を剥離するとき
の開封線となることを特徴とする。そして、くじ情報が
表示された単位紙片面と重合する単位紙片面に、不透明
印刷膜又は地紋が形成されていることを特徴とする。更
に、くじ情報が表示された単位紙片面と重合する単位紙
片に、前記くじ情報の表示領域を見開くための見開用切
り込みが形成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に用いるく
じ用紙の第1実施形態の平面図、図2は、図1のA−A
線断面図、図3は、本発明に係るくじ類の第1実施形態
の断面図、図4は、図3に示したくじ類を切り離し予定
線から切り離した状態を示す断面図、図5は、本発明に
係る第1実施形態のくじ類を開封した状態を示す断面
図、図6は、本発明に係る第1実施形態のくじ類を開封
した状態を示す斜視図、図7は、本発明に用いるくじ用
紙の第2実施形態の平面図、図8は、図7のB−B線断
面図、図9は、本発明に係るくじ類の第1実施形態の斜
視図、図10は、本発明に係る第2実施形態のくじ類を
開封した状態を示す斜視図である。
【0008】まず、本発明に係る第1実施形態のくじ類
について、図1乃至図6に基づいて説明する。図1に示
すように、くじ用紙1は、略同じ幅の2つの単位紙片1
a,1bが折り畳み予定線2を介して横方向に連接され
ている。そして、くじ用紙1が折り畳み予定線2から折
り畳まれる側の面、例えばそれを表面側とすると、くじ
用紙1の表面側には、剥離可能であり再接着困難な接着
剤層3が形成されていて、くじ用紙1を折り畳み予定線
2から折り畳み、2つの単位紙片1a,1bどうしを重
ね合わせて各単位紙片1a,1b上に形成された剥離可
能であり再接着困難な接着剤層3どうしで接着させた場
合でも、2つの単位紙片1a,1bを接着面から分離で
きるように構成されている。
【0009】単位紙片1aにおける折り畳み予定線2と
対向する側の辺縁部には、接着後に簡単には剥離するこ
とができない剥離不能な強接着層4が形成されている。
剥離不能な強接着層4は、折り畳み予定線2からくじ用
紙1を折り畳み単位紙片1bの辺縁部と接着させた場合
には、再度剥離することができない状態にするために設
けたものである。また、接着強度を強めるために、くじ
用紙1を折り畳んだ際に単位紙片1aに形成した強接着
層4と重なる位置に対向する単位紙片1bの辺縁部に
も、同様な剥離不能な強接着層を形成するようにしても
よい。
【0010】くじ用紙1の基材としては、通常は白紙の
上質紙が用いられるが、それ以外にも、コート紙,再生
紙,合成紙が使用でき、さらに、コロナ処理やマット処
理などにより表面を筆記可能にざらざらにしておけば、
ポリエチレンテレフタレート,ポリエチレン,ポリプロ
ピレン,塩化ビニル等の合成樹脂フィルム等も使用する
こともできる。
【0011】また、上記の剥離可能であり再接着困難な
接着剤層3を形成する感圧性接着剤としては、接着面の
密着性及び剥離性を容易にするように調整されており、
例えば以下に説明する粘着主剤、粘着力調整剤、添加物
等の割合で混合されている感圧性接着剤を用いることが
できる。 粘着主剤 100重量部 粘着力調整剤 針状物質の場合 10〜100(好ましくは10〜50)重量部 微粒状物質の場合 1〜50(好ましくは5〜30)重量部 上記両物質を混合した場合 10〜100重量部 添加物 ワックス 0.01〜20重量部 紫外線吸収剤 微量 消泡剤 微量 消泡助剤 微量 エマルジョン化成分 水 100〜500(好ましくは200〜300)重量部 乳化剤 0.5〜2重量部 樹脂 1〜50重量部
【0012】上記において粘着主剤は、天然ゴム、エス
テル化天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレ
ンゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレ−ト等
が挙げられ、または、これらの混合物が挙げられる。こ
れらの混合にあたっては、その混合割合を適宜調整する
ことによって、感圧接着剤層同士の自着性を保持しつ
つ、基材との密着性を自着性より大きくすることができ
る。好ましくは、加圧によって感圧接着剤層同士の自着
性を発現する性質の高い天然ゴムに、基材との密着性、
すなわちアンカ−効果を高める目的でポリメチルメタク
リレ−トやスチレンブタジエンゴムを添加したものが挙
げられる。ポリメチルメタクリレ−トは単独で用いるよ
り他の粘着主剤と混合して用いるとよい。このような粘
着主剤は、通常粒径0.1μm〜3μm程度の微粒状の
ものが使用される。
【0013】上記において粘着力調整剤は、粘着主剤の
粘着力を調整するために混合され、針状物質若しくは微
粒状物質又はこれらの混合物が用いられる。針状物質と
しては、例えば無機物質、有機物質のいずれでもよく、
その形状が略針状であればよく、偏平状、鱗片状等のよ
うな形態を持つものから任意に選択されるが、針状物質
が特に好適である。針状物質としては、平均長さは10
μm〜20μm、また平均径としては0.2μm〜0.
5μm程度のものが好ましい。針状物質は感圧粘着剤を
エマルジョンとし、塗布剤とした時の沈降性を低くする
ために見掛け比重が0.05〜0.6のものが好まし
い。また、このような針状物質としては、例えばガラス
繊維、炭素繊維、金属結晶、金属化合物等が挙げられ、
粘着主剤とは新和性(相溶性)を有しないものであれば
よい。
【0014】上記において微粒状物質は、マイクロシリ
カ、合成ゼオライト、活性アルミナゲル、炭酸カルシウ
ム、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、クレ−、タオリ
ン、活性白土、アクリルビ−ズ、澱粉、セルロ−ス、シ
ラスバル−ン等が挙げられ、その粒径は10μm〜30
μm、好ましくは0.5μm〜10μmの範囲にあるの
が好適である。また、針状物質と共に添加することによ
り、微粒状物質の添加量を少なくすることができると共
に微粒状物質の粉落ちを防止することができる。
【0015】上記において添加物として、ハンドリング
性、ノンインパクトプリンタの搬送性能等の滑り性向上
又は耐ブロッキング性向上のために、ポリエチレンワッ
クス、カルナウバワックス等のワックス類、劣化防止の
ために、アンモニア、エタノ−ルアミン等の紫外線吸収
剤などを添加してもよい。また、消泡剤として、非イオ
ン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤(鉱物油系)を
添加したり、さらに、消泡助剤として、シリカなどを添
加してもよい。
【0016】上記においてエマルジョン化成分として、
上記した粘着主剤、粘着力調整剤、添加物は、水等の媒
体に分散してエマルジョン状態で基材に塗布される。エ
マルジョン化の際には、必要に応じて乳化剤が添加され
る。乳化剤としては、オレイン酸石鹸、ひまし油カリウ
ム石鹸、カゼイン、にかわ、ゼラチンなどを使用でき
る。また、エマルジョン化したときの粘着主剤の2次凝
集防止のために、粘着主剤とは新和性を有しない樹脂を
添加することができる。この樹脂としては、水分散性高
分子ポリエステル、熱可塑性エラストマ−、また低密度
ポリエチレン、アイオノマ−、酢酸ビニル−オレフィン
共重合体等が好適に使用できる。
【0017】このような感圧接着剤の基材面上への塗布
方法としては、フレキソコーター、グラビアコーター、
ロールコーター、バーコーター等の一般的なコーティン
グ方法を用いることができる。
【0018】また、上記の剥離不能な強接着層4に用い
る感圧接着剤としては、天然ゴムないしは合成ゴムを主
成分とするラテックス、天然ゴムとメタクリル酸メチル
をグラフト共重合した天然ゴムラテックス、クロロプレ
ンゴムに粘着付与剤を添加したクロロプレンゴムラテッ
クス等が好適に使用できる。
【0019】そして、くじ用紙1の単位紙片1aに形成
された前記強接着層4の境界には、くじ用紙1の一部を
分離する切り離し予定線5aが備えられ、また折り畳み
予定線2からくじ用紙1を折り畳んだ際に、切り離し予
定線5aと重なる位置に対向する単位紙片1bにも、く
じ用紙1の一部を分離する切り離し予定線5bが設けら
れている。この各切り離し予定線5a,5bは、例えば
ミシン目又はマイクロミシン目からなるものが好まし
く、くじ類を開封する際に、剥離不能な強接着層4によ
り強接着されたくじ用紙1の一部を、切り離し予定線5
a,5bから切り離し分離した後、剥離可能であり再接
着困難な接着剤層3で接着された単位紙片1aと単位紙
片1bの間から、剥離することができるようにしてあ
る。
【0020】単位紙片1aの表面には、図1に示すよう
に、例えば、当たり、ハズレや、1等、2等などの表示
や、景品名等の種々のくじ情報の内から任意に選択され
たくじ情報6が表示されている。このくじ情報を表示す
る際に、あらかじめ当たり確率を設定したコンピュータ
により、プリンターで各くじ用紙に当たり又はハズレの
印字を出力表示れば、大量のくじ類作製を行う場合にも
対応できる。また、複数のくじ用紙1を切り取りミシン
目を介して縦方向に連続状態に形成した連続フォームと
してもよく、この場合には、特にプリンターにより短時
間に大量のくじ情報の印字を行うことができるので比較
的に処理効率がよい。
【0021】また、くじ情報6が表示された単位紙片1
aの表面と重合する単位紙片1bの表面には、不透明印
刷膜7が形成されている。この単位紙片1bの表面に形
成された不透明印刷膜7により、単位紙片1aの表面に
表示されたくじ情報をくじ用紙1を透かして盗み見みよ
うとしても、くじ情報が隠蔽されて不正を防止できる。
尚、不透明印刷膜7の代わりに地紋を単位紙片1bの表
面に表示することで、単位紙片1aの表面に表示された
くじ情報をカムフラージュして、くじ用紙1を透かして
盗み見る不正を防止するようにしてもよい。
【0022】また、単位紙片1bの不透明印刷膜7が形
成された上側及び下側には、単位紙片1aの表面に表示
されたくじ情報の表示領域を見開くための見開用切り込
み8,9が、切り離し予定線5bから折り畳み予定線2
の間に形成されている。この見開用切り込み8,9は、
図1に示すように、多数の切り込みを数ミリ間隔毎に形
成してもよいし、直線状の切り込み等種々の形状の切り
込みを形成することができる。
【0023】そして、本発明のくじ類10は、図3に示
すように、上記くじ用紙1において折り畳み予定線2か
らくじ用紙1が折り畳まれ、接着剤層3及び前記強接着
層4とにより接着され構成されている。従って、折り畳
まれたくじ用紙1の切り離し予定線5a,5bからくじ
用紙1の端部までの部分が、重合された単位紙片1a,
1bの間で剥離不能な強接着層4により強接着され、ま
た単位紙片1bの不透明印刷膜7が形成された領域を除
く他の領域において、剥離可能であり再接着困難な接着
剤層3により重合された単位紙片1a,1bの間で一旦
接着後に剥離することができる状態になっている。
【0024】次に、本発明のくじ類10を開封し、くじ
類の結果を見る場合について説明する。通常、これらの
くじ類は、多数のくじ類を入れた抽選箱等から自由にく
じ類を選んで取り出すことで抽選を行う場合が多い。そ
して、選び出したくじ類10の結果を見る場合に、まず
図4に示すように、くじ用紙1の切り離し予定線5a,
5bから剥離不能な強接着層4で強接着された部分を切
り離し、次に単位紙片1aの端部と見開用切り込み8,
9の間の単位紙片1bの端部とを摘まんで、各々の紙片
を引き離すことにより、見開用切り込み8,9が切れて
図5,図6に示すように単位紙片1bの中間部が単位紙
片1aから剥離され、単位紙片1aに表示されたくじ情
報6を見ることができるものである。
【0025】次に、本発明に係る第2実施形態のくじ類
について、図7乃至図10に基づいて説明する。第2実
施形態のくじ類は、くじ用紙をZ字状に3つ折りして接
着状態とするものであり、このくじ用紙11は、図7に
示すように、略同じ幅の3つの単位紙片11c,11
d,11eが折り畳み予定線12,13を介して横方向
に連接されている。そして、くじ用紙11が折り畳み予
定線12から折り畳まれる側の面、つまり単位紙片11
c,11dの裏面側に接着剤層15が形成され、また折
り畳み予定線13から折り畳まれる側の面、つまり単位
紙片11d,11eの表面側に、剥離可能であり再接着
困難な接着剤層14が形成されている。なお、接着剤層
15は、剥離不能な接着剤層を用いてもよいし、また剥
離可能であり再接着困難な接着剤層を用いてもよく、必
要の応じて任意に選択すればよい。
【0026】また、各々の単位紙片11d,11eにお
ける折り畳み予定線13と対向する側の辺縁部には、接
着後に簡単には剥離することができない剥離不能な強接
着層24,25が各々形成されている。各々の単位紙片
11d,11eに形成された各強接着層24,25の境
界には、くじ用紙11の一部を分離する切り離し予定線
16,17が設けられ、また折り畳み予定線12,13
からくじ用紙11を折り畳んだ際に、切り離し予定線1
2,13と重なる位置に対向する単位紙片11cにも、
くじ用紙11の一部を分離する切り離し予定線18が設
けられている。この各切り離し予定線16,17,18
は、例えばミシン目又はマイクロミシン目からなるもの
が好ましく、くじ類を開封する際に、剥離不能な強接着
層24,25により強接着されたくじ用紙11の一部
を、切り離し予定線16,17,18から簡単に切り離
し分離することができるようにしてある。
【0027】単位紙片11bの表面には、図7に示すよ
うに、くじ情報22が表示され、また単位紙片11cの
表面には、そのくじ類のくじ名23が表示されている。
また、くじ情報22が表示された単位紙片11dの表面
と重合する単位紙片11eの表面には、不透明印刷膜1
9が形成されている。尚、不透明印刷膜19の代わりに
地紋を単位紙片11eの表面に表示することで、単位紙
片11dの表面に表示されたくじ情報をカムフラージュ
して、くじ用紙11を透かして盗み見る不正を防止する
ようにしてもよい。
【0028】また、単位紙片11eの不透明印刷膜19
が形成された上側及び下側には、単位紙片11dの表面
に表示されたくじ情報の表示領域を見開くための見開用
切り込み20,21が、切り離し予定線17から折り畳
み予定線13の間に形成されている。そして、本発明の
第2実施形態のくじ類26は、図9に示すように、上記
くじ用紙11において折り畳み予定線12,13からく
じ用紙11がZ字状に3つ折りされ、接着剤層14,1
5及び前記強接着層24,25とにより接着され構成さ
れている。
【0029】次に、本発明の第2実施形態のくじ類26
を開封し、くじ類の結果を見る場合について説明する。
まず図10に示すように、くじ用紙11の切り離し予定
線16,17,18から剥離不能な強接着層24,25
で強接着された部分を切り離し、次に単位紙片11dの
端部と見開用切り込み20,21の間の単位紙片11e
の端部とを摘まんで、各々の紙片を引き離すことによ
り、見開用切り込み20,21が切れて図10に示すよ
うに単位紙片11eの中間部が単位紙片11dから剥離
され、単位紙片11dに表示されたくじ情報22を見る
ことができるものである。
【0030】尚、本発明のくじ類は、上記各実施形態で
説明した2つ折り又は3つ折り用のくじ用紙に限定され
ることなく、複数の折り畳みにより構成されるくじ用紙
により構成することができるものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のくじ類
は、大量のくじ類をできるだけ低コストで作製でき、し
かも、くじ類の開封に際して正しい状態で間違えなく開
封することができるので表示された抽選結果の部分を誤
って破く危険性が少なくてすむ。特に、切り離し予定線
をミシン目又はマイクロミシン目とすることにより、指
で簡単にしかも正確に切り取りを行うことができる。
【0032】また、くじ情報が表示された単位紙片面と
重合する単位紙片面に、不透明印刷膜又は地紋が形成さ
れることにより、くじ用紙を透かしてくじ情報を盗み読
む等の不正を防止することができる。しかも、くじ情報
が表示された単位紙片面と重合される単位紙片に、くじ
情報の表示領域を見開くための見開用切り込みが形成さ
れることにより、くじ情報を見る際により正確に見開く
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるくじ用紙の第1実施形態の平面
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係るくじ類の第1実施形態の断面図で
ある。
【図4】図3に示したくじ類を切り離し予定線から切り
離した状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る第1実施形態のくじ類を開封した
状態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る第1実施形態のくじ類を開封した
状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に用いるくじ用紙の第2実施形態の平面
図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】本発明に係るくじ類の第1実施形態の斜視図で
ある。
【図10】本発明に係る第2実施形態のくじ類を開封し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,11 くじ用紙 1a,1b,1c,1d,1e 単位用紙 2,12,13 折り畳み予定線 3,14 剥離可能であり再接着困難な接着剤層 4,24,25 剥離不能な強接着層 5a,5b,16,17,18 切り離し予定線 6,22 くじ情報 7,19 不透明印刷膜 8,9,20,21 見開用切り込み 15 接着剤層 23 くじ名

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み予定線を介して複数の単位紙片
    が連接されたくじ用紙と、前記くじ用紙の表側及び/又
    は裏側の連続する2面に形成された剥離可能であり再接
    着困難な接着剤層と、前記くじ用紙が折り畳み予定線か
    ら折り畳まれた際に重合される一方の面に表示されたく
    じ情報と、前記くじ用紙の一部に形成された剥離不能な
    強接着層と、前記くじ用紙に形成された前記強接着層の
    境界に設けられ、その強接着層の形成された前記くじ用
    紙の一部を分離する切り離し予定線とを備え、前記くじ
    用紙が前記折り畳み予定線から折り畳まれ、前記接着剤
    層及び前記強接着層とにより接着されてなることを特徴
    とするくじ類。
  2. 【請求項2】 前記切り離し予定線が、ミシン目又はマ
    イクロミシン目であって、前記接着剤層を剥離するとき
    の開封線となることを特徴とする請求項1記載のくじ
    類。
  3. 【請求項3】 前記くじ情報が表示された単位紙片面と
    重合する単位紙片面に、不透明印刷膜又は地紋が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載のくじ
    類。
  4. 【請求項4】 前記くじ情報が表示された単位紙片面と
    重合する単位紙片に、前記くじ情報の表示領域を見開く
    ための見開用切り込みが形成されていることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載のくじ類。
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