JP2012111057A - 3つ折り葉書 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1紙片2aと第2紙片2bと第3紙片2cとが折り畳み線4a,4bを介して順に連接された用紙2が、第2紙片2bを中間に挟んだ状態で折り畳み線4a,4bから略葉書の大きさになるように3つ折りされ重ねられ、第1紙片2aと第2紙片2bが重なり合う面と、第2紙片2bと第3紙片2cが重なり合う面には、それぞれ接着後に剥離可能な接着剤層5a,5b,5c,5dが設けられ、第2紙片2bには、所定の領域を囲む部分に切り取りミシン目7又は切り込み9が形成され、第2紙片2bに形成された切り取りミシン目7又は切り込み9と重なる部分を含む領域に接着力抑止印刷10が施されている。
【選択図】図1
Description
また、3つ折り葉書を利用して簡易カードを送ることができるようにするために、3つ折り葉書の基材の一部をカード部として、このカード部を切り取りミシン目により切り取り可能な状態として設けた構成からなる3つ折り葉書も知られている。(特許文献1〜4、参照)
一般的にカード部を丈夫にするためには、カード部の積層構成を多層化するための材料コストや製造コストが高くなることから、大量の葉書を送る場合にはコスト上などの問題があった。
そのため、できるだけ安いコストにより簡易なカードを葉書で送る場合には、1枚の葉書用紙の一部をカード部として、そのカード部の周囲に矩形状に切り取りミシン目を形成することで、カード部を切り取れる構成にする場合もある。
そこで、本発明は、1枚の葉書用紙の一部をカード部として設け、矩形状に形成された切り取りミシン目からそのカード部を切り取る構成からなり、安いコストで簡易なカードを送ることができる葉書において、葉書用紙からカード部を簡単に切り取り、剥離させることができ、更にカード部周囲に形成された切り取りミシン目から、うっかりカード部の内側方向に対して切り込んでしまうことを防止した3つ折り葉書を提供することを目的とする。
本発明の3つ折り葉書1は、図1及び図2に示すように、第1紙片2aと第2紙片2bと第3紙片2cとの3紙片が、2つの折り畳み線4a,4bを介してそれぞれ順に連接されている用紙基材2からなる。
そして、第2紙片2bを中間に挟んだ状態として、第1紙片2aと第3紙片2cを前記折り畳み線4a,4bから略葉書の大きさになるように3つ折りされて重ね合わされ接着されている。
そして、第1紙片2aの下面と第2紙片2bの上面において、それぞれ設けられた接着後に剥離可能な接着剤層5a,5b同士で剥離可能に接着され、更に、第2紙片2bの下面と第3紙片2cの上面において、それぞれ設けられた接着後に剥離可能な接着剤層5c,5d同士により剥離可能に接着されている。
粘着主剤 100重量部
粘着力調整剤
針状物質の場合 10〜100(好ましくは10〜50)重量部
微粒状物質の場合 0〜50(好ましくは5〜30)重量部
上記両物質混合の場合 10〜100重量部
添加物
ワックス 0.01〜20重量部
紫外線吸収剤 微量
消泡剤 微量
消泡助剤 微量
エマルジョン化成分
水 100〜500(好ましくは200〜300)重量部
乳化剤 0.5〜2重量部
樹脂 1〜50重量部
これらの粘着主剤の混合にあたっては、その混合割合を適宜調整することによって、感圧粘着剤同士の自着性を保持しつつ、基材との密着性を自着性より大きくすることができる。
ポリメチルメタクリレートは単独で用いるより、他の粘着主剤と混合して用いるとよい。
このような粘着主剤は、通常粒径0.1μm〜3μm程度の微粒状のものが使用される。
また、針状物質としては、無機物質、有機物質のいずれでもよく、その形状が略針状であればよく、偏平状、螺旋状、鱗片状等の様々な形態を持つものから任意に選択されるが、針状物質が特に好適である。
針状物質として、平均長さは10μm〜20μm、また平均径としては0.2μm〜0.5μm程度のものが好ましい。
針状物質は、感圧粘着剤をエマルジョンとし、塗布剤とした時の沈降性を低くするために見掛け比重が0.05〜0.6のものが好ましい。
また、針状物質と共に添加することにより、微粒状物質の添加量を少なくすることができると共に微粒状物質の粉落ちを防止することができる。
また、消泡剤として、非イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤(鉱物油系)を添加したり、さらに、消泡助剤として、シリカ等を添加してもよい。
エマルジョン化の際には、必要に応じて乳化剤が添加される。乳化剤としては、オレイン酸石鹸、ひまし油カリウム石鹸、カゼイン、にかわ、ゼラチン等を使用できる。
また、エマルジョン化したときの粘着主剤の2次凝集防止のために、粘着主剤と親和性を有しない樹脂を添加することができる。
この樹脂としては、水分散性高分子ポリエステル、熱可塑性エラストマー、また、低密度ポリエチレン等の低分子ポリエチレン、アイオノマー、酢酸ビニル−オレフィン共重合体等が好適に使用できる。
この範囲内であれば、感圧粘着剤上から印刷あるいは印字した時にインキが感圧粘着剤中を透過し、基材にまで到達させることができ、剥離した場合の印字層の転移を防止できる。
更には、ブロッキング、パイリング(粉落ち)等も防止でき、充分な密着性と印字性が得られる。
接着後に剥離可能な接着剤層5a,5b,5c,5d同士で接着された用紙2は、用紙の一部を摘んで引き上げることで、接着状態から剥離させることができる程度に仮接着されている。
また、第1紙片2aと第3紙片2cの中間に挟まれている第2紙片2bには、所定の領域を囲む部分に切り取りミシン目7が形成されている。
この所定の領域とは、矩形状を有するカードサイズの領域、つまりカード部8となる領域であり、例えば矩形状を有するカードサイズの領域であり、前記切り取りミシン目7が矩形状に形成され、切り取りミシン目7から切り取った際にその部分をカードとして用いることができるようになっている。
そして、図6に示すように、第3紙片2cに設けられている接着後に剥離可能な接着剤層5dの上面であって、第2紙片2bに形成された切り取りミシン目7及び切り込み9と重なる部分を含む領域には、接着力抑止印刷として例えばベタ印刷10が施されている。
この接着力抑止印刷として例えばベタ印刷10が施されている領域、つまり切り取りミシン目又は切り込みと重なる部分を含む領域は、カード部8となる矩形状を有するカードサイズの領域の外周辺に沿って所定幅で帯状に設けられており、その幅寸法は例えば2mm〜10mm程度である。
また、ベタ印刷10は、例えば紫外線硬化型インキ或いは酸化重合型インキによりベタ印刷10を設けることで、第2紙片2bの下面と第3紙片2cの上面とが接着される際に、重なり合う接着剤層5c,5d同士の接着力に対する接着抑止効果が期待でき、カード部8を切り取る場合に、矩形状に形成されている切り取りミシン目7の周辺が簡単に剥離できるように構成されている。
また、接着力抑止印刷は、上記のベタ印刷10に限られない。
接着力抑止印刷として、網点印刷を用いて、その網点印刷の網点面積を90%や80%などに変更することで接着力を調整して用いてもよい。
この場合には、角部に形成されている切り込み9と共に、カード部8周囲の全ての部分が切り込みとなる。
そして、カード部8の角部に形成されている切り込み9の部分を指でめくり上げながら、図5に示すようにカード部8を剥離させた後、そのカード部をカードとして用いる。
そして、第3紙片2cの右側には、第2紙片2bと第3紙片2cを重ね合わせた際に、第2紙片2bの上面の左側に表示された「郵便はがき」の文字11と重なる部分に、「郵便はがき」の文字11が外部から見られる状態になるように5つの孔12が形成され、3つ折り葉書1を郵便葉書として送付することができるようになっている。
2 用紙基材
2a 第1紙片
2b 第2紙片
2c 第3紙片
4a,4b 折り畳み線
5a,5b 接着後に剥離可能な接着剤
6 宛先情報
8 カード部
9 切り込み
10 ベタ印刷
Claims (4)
- 第1紙片と第2紙片と第3紙片とが折り畳み線を介して順に連接された用紙が、前記第2紙片を中間に挟んだ状態で前記折り畳み線から略葉書の大きさになるように3つに折りされ重ねられ、前記折り重ねられた部分で剥離可能に接着されている3つ折り葉書であって、
前記第1紙片と前記第2紙片が重なり合う面と、前記第2紙片と前記第3紙片が重なり合う面には、それぞれ接着後に剥離可能な接着剤層が設けられ、
前記第2紙片には、所定の領域を囲む部分に切り取りミシン目又は切り込みが形成され、
前記第3紙片に設けられた接着剤層の上面であって、前記第2紙片に形成された切り取りミシン目又は切り込みと重なる部分を含む領域に接着力抑止印刷が施されていることを特徴とする3つ折り葉書。 - 前記所定の領域が、矩形状を有するカードサイズの領域であり、前記切り取りミシン目又は切り込みと重なる部分を含む領域が、前記矩形状を有するカードサイズの領域の外周辺に沿って所定幅で帯状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の3つ折り葉書。
- 前記接着力抑止印刷が、ベタ印刷又は網点印刷であることを特徴とする請求項1記載の3つ折り葉書。
- 前記切り取りミシン目が矩形状に形成され、前記矩形状に形成されている切り取りミシン目の四隅の角部に切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1記載の3つ折り葉書。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259633A JP2012111057A (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 3つ折り葉書 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259633A JP2012111057A (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 3つ折り葉書 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012111057A true JP2012111057A (ja) | 2012-06-14 |
Family
ID=46495805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010259633A Pending JP2012111057A (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 3つ折り葉書 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012111057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016002684A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 大日本印刷株式会社 | 圧着ハガキシート |
US20170021659A1 (en) * | 2015-07-23 | 2017-01-26 | Creative Communications LLC, DBA Mail America | Foldable Gift Card Mailer |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11208161A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 隠蔽葉書 |
JP2004238079A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-08-26 | Kyodo Printing Co Ltd | 情報伝達媒体 |
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2010
- 2010-11-22 JP JP2010259633A patent/JP2012111057A/ja active Pending
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