JP2001167969A - 三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサ - Google Patents
三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサInfo
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- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
- H05K3/3442—Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 低ESLで、且つ、低ESRなコンデンサと
して動作周波数が高速化する電子機器搭載用に好適で、
三次元の多層プリント基板等に表面実装するのに好適な
多端子積層セラミックコンデンサを構成する。 【解決手段】 正方形に形成されたセラミック層2の面
内で中央に位置する正方形の主要部1aを有し、その主
要部1aの各辺からセラミック層2の各辺まで延びる複
数の引出し部1b〜1gを設けた第1の内部電極1
1と、前記主要部1aと同じ形状の主要部1a’をセラ
ミック層2の面内に有し、前記引出し部1b〜1gと互
い違いの異なる位置からセラミック層2の各辺まで延び
る複数の引出し部1b’〜1m’を設けた第2の内部電
極12…とを備え、第1,第2の内部電極11…,12
…をセラミック層2…と交互に複数積層させて積層チッ
プ素体を形成すると共に、第1,第2の各内部電極11
…,12…と電気的に導通する外部電極を積層チップ素
子の各側面に設けた構造とした。
して動作周波数が高速化する電子機器搭載用に好適で、
三次元の多層プリント基板等に表面実装するのに好適な
多端子積層セラミックコンデンサを構成する。 【解決手段】 正方形に形成されたセラミック層2の面
内で中央に位置する正方形の主要部1aを有し、その主
要部1aの各辺からセラミック層2の各辺まで延びる複
数の引出し部1b〜1gを設けた第1の内部電極1
1と、前記主要部1aと同じ形状の主要部1a’をセラ
ミック層2の面内に有し、前記引出し部1b〜1gと互
い違いの異なる位置からセラミック層2の各辺まで延び
る複数の引出し部1b’〜1m’を設けた第2の内部電
極12…とを備え、第1,第2の内部電極11…,12
…をセラミック層2…と交互に複数積層させて積層チッ
プ素体を形成すると共に、第1,第2の各内部電極11
…,12…と電気的に導通する外部電極を積層チップ素
子の各側面に設けた構造とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低ESLで低ES
Rなコンデンサとしてパソコン等の動作周波数が高速化
する電子機器搭載用に好適で、電子機器の小型化から高
さ方向を低く保って三次元の多層プリント基板等に表面
実装するのに適する三次元搭載用の多端子積層セラミッ
クコンデンサに関するものである。
Rなコンデンサとしてパソコン等の動作周波数が高速化
する電子機器搭載用に好適で、電子機器の小型化から高
さ方向を低く保って三次元の多層プリント基板等に表面
実装するのに適する三次元搭載用の多端子積層セラミッ
クコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多端子の積層セラミックコンデン
サとしては、図5で示すように長方形に形成されたセラ
ミック層10の面内で長手方向に亘る長方形の主要部1
1aを有し、且つ、その主要部11aの各辺からセラミ
ック層10の各辺まで延びる複数の引出し部11b〜1
1gを設けた第1の内部電極111と、第1の内部電極
111の主要部と相対位置する同じ形状の主要部11
a’をセラミック層10の面内に有し、且つ、この主要
部11a’の各辺で第1の内部電極111に設けた引出
し部11b〜11gと互い違いの異なる位置からセラミ
ック層10の各長辺まで延びる複数の引出し部11b’
〜11g’を設けた第2の内部電極112とを備えて構
成するものが知られている(USP5,880,92
5)。
サとしては、図5で示すように長方形に形成されたセラ
ミック層10の面内で長手方向に亘る長方形の主要部1
1aを有し、且つ、その主要部11aの各辺からセラミ
ック層10の各辺まで延びる複数の引出し部11b〜1
1gを設けた第1の内部電極111と、第1の内部電極
111の主要部と相対位置する同じ形状の主要部11
a’をセラミック層10の面内に有し、且つ、この主要
部11a’の各辺で第1の内部電極111に設けた引出
し部11b〜11gと互い違いの異なる位置からセラミ
ック層10の各長辺まで延びる複数の引出し部11b’
〜11g’を設けた第2の内部電極112とを備えて構
成するものが知られている(USP5,880,92
5)。
【0003】その多端子の積層セラミックコンデンサ
は、第1,第2の内部電極111,112をセラミック
層10と交互に複数積層させて積層チップ素体を形成す
ると共に、第1,第2の各内部電極111,112と積
層方向に並ぶ同列の引出し部11b〜11g、11b’
〜11g’で電気的に導通する複数の外部電極をセラミ
ック層10の長辺並びに短辺による積層チップ素子の積
層面に設けることにより構成されている。
は、第1,第2の内部電極111,112をセラミック
層10と交互に複数積層させて積層チップ素体を形成す
ると共に、第1,第2の各内部電極111,112と積
層方向に並ぶ同列の引出し部11b〜11g、11b’
〜11g’で電気的に導通する複数の外部電極をセラミ
ック層10の長辺並びに短辺による積層チップ素子の積
層面に設けることにより構成されている。
【0004】その多端子積層セラミックコンデンサは、
図6で示すように各外部電極12a〜12f(一部のみ
図示)を回路基板13の板面より直立方向に位置させて
部品全体を回路基板13の板面上に載置し、内部電極1
11,112並びにセラミック層10の積層方向を部品
全体の高さ方向Hとして外部電極12a〜12fの側面
と回路パターン14a〜14fのランド部とを半田盛り
15…で接合固定することにより表面実装されている。
図6で示すように各外部電極12a〜12f(一部のみ
図示)を回路基板13の板面より直立方向に位置させて
部品全体を回路基板13の板面上に載置し、内部電極1
11,112並びにセラミック層10の積層方向を部品
全体の高さ方向Hとして外部電極12a〜12fの側面
と回路パターン14a〜14fのランド部とを半田盛り
15…で接合固定することにより表面実装されている。
【0005】その積層セラミックコンデンサでは、内部
電極111,112がセラミック層の長手方向で片方の
外部電極12aから他方の外部電極12fに向って細長
く延び、セラミック層10を隔て隣り合う内部電極11
1,112の重なり長さが長いことから、インダクタン
ス成分が大きくなる。また、外部電極12a,12fの
間隔Lが長いため、回路基板13に形成する回路パター
ン114a〜14fが長くなり、ランド部の引回しが長
くなることによりインダクタンス成分に影響を与える。
電極111,112がセラミック層の長手方向で片方の
外部電極12aから他方の外部電極12fに向って細長
く延び、セラミック層10を隔て隣り合う内部電極11
1,112の重なり長さが長いことから、インダクタン
ス成分が大きくなる。また、外部電極12a,12fの
間隔Lが長いため、回路基板13に形成する回路パター
ン114a〜14fが長くなり、ランド部の引回しが長
くなることによりインダクタンス成分に影響を与える。
【0006】それに加えて、上述した多端子積層セラミ
ックコンデンサでは、外部電極が積層チップ素体のコー
ナー部に設けられていないため、電流を正,負と隣り合
う外部端子に流すと、コーナー部のショート不具合が発
生する場合がある。また、回路基板のランド設計上部品
下のランド回り込みを大きく取ることができないため、
実装時に部品の実装ズレを生ずる虞れもある。
ックコンデンサでは、外部電極が積層チップ素体のコー
ナー部に設けられていないため、電流を正,負と隣り合
う外部端子に流すと、コーナー部のショート不具合が発
生する場合がある。また、回路基板のランド設計上部品
下のランド回り込みを大きく取ることができないため、
実装時に部品の実装ズレを生ずる虞れもある。
【0007】ところで、パソコン等の電子機器において
は動作周波数が500MHzから1GHzへと高速化が
進んでおり、その電源回路には低ESLで、且つ、低E
SRな積層セラミックコンデンサで、三次元のプリント
基板等に確実に表面実装できて所定の特性も得られる多
端子の積層セラミックコンデンサが要請されている。
は動作周波数が500MHzから1GHzへと高速化が
進んでおり、その電源回路には低ESLで、且つ、低E
SRな積層セラミックコンデンサで、三次元のプリント
基板等に確実に表面実装できて所定の特性も得られる多
端子の積層セラミックコンデンサが要請されている。
【0008】然し、上述した多端子の積層セラミックコ
ンデンサでは、三次元の多層プリント基板等に三次元搭
載すると、回路基板に形成する回路パターンが長くな
り、ランド部の引回しが長くなってインダクタンス成分
に影響を与える。特に、上部位置のランド部と下部位置
のランド部とで構成される回路パターンが長くなり、ラ
ンド部の引回しが長くなってインダクタンス成分に影響
を与えることとなり、ノイズの発生を避けられない。
ンデンサでは、三次元の多層プリント基板等に三次元搭
載すると、回路基板に形成する回路パターンが長くな
り、ランド部の引回しが長くなってインダクタンス成分
に影響を与える。特に、上部位置のランド部と下部位置
のランド部とで構成される回路パターンが長くなり、ラ
ンド部の引回しが長くなってインダクタンス成分に影響
を与えることとなり、ノイズの発生を避けられない。
【0009】また、ESLを低くし、例えば、半導体等
の端子近傍に表面実装搭載すると、三次元のプリント基
板等に実装時におけるランド部の引回しによるインダク
タンス成分の影響を無視できず、三次元搭載用の多端子
積層セラミックコンデンサとして適さない。
の端子近傍に表面実装搭載すると、三次元のプリント基
板等に実装時におけるランド部の引回しによるインダク
タンス成分の影響を無視できず、三次元搭載用の多端子
積層セラミックコンデンサとして適さない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低ESL
で、且つ、低ESRなコンデンサとしてパソコン等の動
作周波数が高速化する電子機器搭載用に好適で、電子機
器の小型化から部品全体の高さ方向を低く抑えて三次元
の多層プリント基板等に表面実装するのに好適な三次元
搭載用多端子積層セラミックコンデンサを提供すること
を目的とする。
で、且つ、低ESRなコンデンサとしてパソコン等の動
作周波数が高速化する電子機器搭載用に好適で、電子機
器の小型化から部品全体の高さ方向を低く抑えて三次元
の多層プリント基板等に表面実装するのに好適な三次元
搭載用多端子積層セラミックコンデンサを提供すること
を目的とする。
【0011】また、本発明は電流を正,負と隣り合う外
部端子に流しても、コーナー部のショート不具合が発生
せず、また、実装の部品ズレ等が生ずるのを防げる三次
元搭載用多端子積層セラミックコンデンサを提供するこ
とを目的とする。
部端子に流しても、コーナー部のショート不具合が発生
せず、また、実装の部品ズレ等が生ずるのを防げる三次
元搭載用多端子積層セラミックコンデンサを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサにおいて
は、正方形に形成されたセラミック層の面内で中央に位
置する正方形の主要部を有し、且つ、その主要部の各辺
からセラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部を設
けた第1の内部電極と、第1の内部電極の主要部と相対
位置する同じ形状の主要部をセラミック層の面内に有
し、且つ、この主要部の各辺で第1の内部電極に設けた
引出し部と互い違いの異なる位置からセラミック層の各
辺まで延びる複数の引出し部を設けた第2の内部電極と
を備え、その第1,第2の内部電極をセラミック層と交
互に複数積層させて積層チップ素体を形成すると共に、
第1,第2の各内部電極と積層方向に並ぶ同列の引出し
部で電気的に導通する外部電極を積層チップ素子の各側
面に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パターンと
電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り合う外部
端子に流す多端子の三次元搭載用として構成されてい
る。
三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサにおいて
は、正方形に形成されたセラミック層の面内で中央に位
置する正方形の主要部を有し、且つ、その主要部の各辺
からセラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部を設
けた第1の内部電極と、第1の内部電極の主要部と相対
位置する同じ形状の主要部をセラミック層の面内に有
し、且つ、この主要部の各辺で第1の内部電極に設けた
引出し部と互い違いの異なる位置からセラミック層の各
辺まで延びる複数の引出し部を設けた第2の内部電極と
を備え、その第1,第2の内部電極をセラミック層と交
互に複数積層させて積層チップ素体を形成すると共に、
第1,第2の各内部電極と積層方向に並ぶ同列の引出し
部で電気的に導通する外部電極を積層チップ素子の各側
面に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パターンと
電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り合う外部
端子に流す多端子の三次元搭載用として構成されてい
る。
【0013】本発明の請求項2に係る三次元搭載用多端
子積層セラミックコンデンサにおいては、主要部の各辺
からセラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部と、
主要部の各コーナー部からセラミック層の各コーナー部
に延びる引出し部とを設けた内部電極を備え、外部電極
を積層チップ素子の各側面と共に、当該積層チップ素体
のコーナー部に設け、外部電極を回路基板の異なる回路
パターンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣
り合う外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成
されている。
子積層セラミックコンデンサにおいては、主要部の各辺
からセラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部と、
主要部の各コーナー部からセラミック層の各コーナー部
に延びる引出し部とを設けた内部電極を備え、外部電極
を積層チップ素子の各側面と共に、当該積層チップ素体
のコーナー部に設け、外部電極を回路基板の異なる回路
パターンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣
り合う外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成
されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して説明
すると、図示実施に形態に係る三次元搭載用の多端子積
層セラミックコンデンサは、図1,図2で示すように所
定パターンの内部電極11,12…を正方形に形成され
たセラミック層2…と交互に複数積層させて積層チップ
素体を形成し、内部電極11,12…と電気的に導通す
る外部電極3a〜3f,4a〜4fを積層チップ素体の
積層面に設け、その外部電極3a〜3f,4a〜4fを
回路基板の異なる回路パターンと電気的に接合し、且
つ、正,負の電流を相隣り合う外部端子に流す多端子の
三次元搭載用として構成されている。
すると、図示実施に形態に係る三次元搭載用の多端子積
層セラミックコンデンサは、図1,図2で示すように所
定パターンの内部電極11,12…を正方形に形成され
たセラミック層2…と交互に複数積層させて積層チップ
素体を形成し、内部電極11,12…と電気的に導通す
る外部電極3a〜3f,4a〜4fを積層チップ素体の
積層面に設け、その外部電極3a〜3f,4a〜4fを
回路基板の異なる回路パターンと電気的に接合し、且
つ、正,負の電流を相隣り合う外部端子に流す多端子の
三次元搭載用として構成されている。
【0015】内部電極11,12…は、Ni等の導電性
ペーストをセラミックグリーンシートのシート面に塗
布,焼付処理することによりNi若しくはNi合金層等
として形成でき、また、卑金属のCu,貴金属のPd若
しくはPd−Ag合金層等でも形成できる。セラミック
層2…は、チタン酸バリウム系,チタン系,ジルコン酸
系等のセラミック材料を主成分とするセラミックペース
トをベースフィルムのフィルム面上に塗布,積層,切断
してから焼成処理することにより形成される。
ペーストをセラミックグリーンシートのシート面に塗
布,焼付処理することによりNi若しくはNi合金層等
として形成でき、また、卑金属のCu,貴金属のPd若
しくはPd−Ag合金層等でも形成できる。セラミック
層2…は、チタン酸バリウム系,チタン系,ジルコン酸
系等のセラミック材料を主成分とするセラミックペース
トをベースフィルムのフィルム面上に塗布,積層,切断
してから焼成処理することにより形成される。
【0016】内部電極11,12…は、正方形に形成さ
れたセラミック層2…の面内で正方形の主要部1aを有
し、且つ、その主要部1aの各辺からセラミック層2…
の各辺まで延びる複数の引出し部1b〜1gを設けた第
1の内部電極11と、第1の内部電極11の主要部と相
対位置する同じ形状の主要部1a’をセラミック層2…
の面内に有し、且つ、この主要部1a’の各辺で第1の
内部電極11に設けた引出し部1b〜1gと互い違いの
異なる位置からセラミック層2…の各辺まで延びる複数
の引出し部1b’〜1g’を設けた第2の内部電極12
とから形成されている。
れたセラミック層2…の面内で正方形の主要部1aを有
し、且つ、その主要部1aの各辺からセラミック層2…
の各辺まで延びる複数の引出し部1b〜1gを設けた第
1の内部電極11と、第1の内部電極11の主要部と相
対位置する同じ形状の主要部1a’をセラミック層2…
の面内に有し、且つ、この主要部1a’の各辺で第1の
内部電極11に設けた引出し部1b〜1gと互い違いの
異なる位置からセラミック層2…の各辺まで延びる複数
の引出し部1b’〜1g’を設けた第2の内部電極12
とから形成されている。
【0017】その内部電極11,12…には、第1の内
部電極は、主要部1a,1a’の各辺からセラミック層
2…の各辺まで延びる複数の引出し部1b〜1e、1
b’〜1e’と、主要部1a,1a’のコーナー部から
セラミック層2…のコーナー部に延びる引出し部1f,
1g、1f’,1g’とを設けたものが備え付けられて
いる。この内部電極11,12…と正方形のセラミック
層2…を隔て交互に複数積層させて積層チップ素体を形
成し、更には内部電極を設けないセラミック層を最外層
の保護層として積層することにより多端子積層コンデン
サ用の積層チップ素体として構成できる。
部電極は、主要部1a,1a’の各辺からセラミック層
2…の各辺まで延びる複数の引出し部1b〜1e、1
b’〜1e’と、主要部1a,1a’のコーナー部から
セラミック層2…のコーナー部に延びる引出し部1f,
1g、1f’,1g’とを設けたものが備え付けられて
いる。この内部電極11,12…と正方形のセラミック
層2…を隔て交互に複数積層させて積層チップ素体を形
成し、更には内部電極を設けないセラミック層を最外層
の保護層として積層することにより多端子積層コンデン
サ用の積層チップ素体として構成できる。
【0018】その積層チップ素体を部品本体とし、図2
で示すように第1の内部電極11…並びに第2の内部電
極12…と積層方向に並ぶ同列の各引出し部1b〜1
g、1b’〜1g’で電気的に導通する外部電極3a〜
3d、4a〜4dを積層チップ素体の側端面に設けると
共に、当該積層チップ素体のコーナー部に位置する外部
電極3e,3f、4e,4fを設け、この外部電極3a
〜3f、4a〜4fを回路基板の異なる回路パターンと
電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り合う外部
端子3a〜3f、4a〜4fに流す多端子の三次元搭載
用として構成されている。
で示すように第1の内部電極11…並びに第2の内部電
極12…と積層方向に並ぶ同列の各引出し部1b〜1
g、1b’〜1g’で電気的に導通する外部電極3a〜
3d、4a〜4dを積層チップ素体の側端面に設けると
共に、当該積層チップ素体のコーナー部に位置する外部
電極3e,3f、4e,4fを設け、この外部電極3a
〜3f、4a〜4fを回路基板の異なる回路パターンと
電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り合う外部
端子3a〜3f、4a〜4fに流す多端子の三次元搭載
用として構成されている。
【0019】その外部電極3a〜3f、4a〜4fはC
uペーストを塗布,乾燥することにより下地層とし、N
i及びSnのメッキ層を下地層に被着することにより形
成できる。この外部電極3a〜3f、4a〜4fによっ
ては、回路基板の異なる回路パターンと各々直に対面さ
せて電気的に接合する三次元搭載用の多端子積層セラミ
ックコンデンサとして構成されている。
uペーストを塗布,乾燥することにより下地層とし、N
i及びSnのメッキ層を下地層に被着することにより形
成できる。この外部電極3a〜3f、4a〜4fによっ
ては、回路基板の異なる回路パターンと各々直に対面さ
せて電気的に接合する三次元搭載用の多端子積層セラミ
ックコンデンサとして構成されている。
【0020】内部電極11,12…としては、図3で示
すように主要部1aの各辺からセラミック層2…の各辺
まで延びる複数の引出し部1b〜1iを設けた第1の内
部電極11と、主要部1a’の各辺で第1の内部電極1
1に設けた引出し部1b〜1iと互い違いの異なる位置
からセラミック層2…の各辺に延びる複数の引出し部1
b’〜1e’並びに 主要部1a,1a’のコーナー部
からセラミック層2…のコーナー部に延びる引出し部1
f’〜1i’を設けた第2の内部電極12との異なる電
極パターンからでも形成できる。
すように主要部1aの各辺からセラミック層2…の各辺
まで延びる複数の引出し部1b〜1iを設けた第1の内
部電極11と、主要部1a’の各辺で第1の内部電極1
1に設けた引出し部1b〜1iと互い違いの異なる位置
からセラミック層2…の各辺に延びる複数の引出し部1
b’〜1e’並びに 主要部1a,1a’のコーナー部
からセラミック層2…のコーナー部に延びる引出し部1
f’〜1i’を設けた第2の内部電極12との異なる電
極パターンからでも形成できる。
【0021】その多端子積層セラミックコンデンサは、
具体的に、部品全体の寸法を高さ0.5±0.1mm、
幅3.2±0.1mm、長さ3.2±0.1mmの大き
さに構成できる。セラミック層一層分としては厚み4μ
mで、形状的には各辺3.2±0.1mmの正方形に形
成される。外部電極の相対間隔は、セラミック層の辺相
当長さに設定できる。
具体的に、部品全体の寸法を高さ0.5±0.1mm、
幅3.2±0.1mm、長さ3.2±0.1mmの大き
さに構成できる。セラミック層一層分としては厚み4μ
mで、形状的には各辺3.2±0.1mmの正方形に形
成される。外部電極の相対間隔は、セラミック層の辺相
当長さに設定できる。
【0022】このように構成する多端子の積層セラミッ
クコンデンサCは、図4で示すような半導体装置Dを備
える電源回路の回路基板5,6の間に介在させて組付け
搭載できる。この三次元搭載は、半導体装置Dをいずれ
かの端子で回路パターン7a,7bと接続し、積層セラ
ミックコンデンサCの外部電極3a,3b、4a,4b
(一部のみ図示)を回路パターン7b並びに異なる回路
パターン8と接地させて+極/―極(GND)として電
気的に接合することにより行える。
クコンデンサCは、図4で示すような半導体装置Dを備
える電源回路の回路基板5,6の間に介在させて組付け
搭載できる。この三次元搭載は、半導体装置Dをいずれ
かの端子で回路パターン7a,7bと接続し、積層セラ
ミックコンデンサCの外部電極3a,3b、4a,4b
(一部のみ図示)を回路パターン7b並びに異なる回路
パターン8と接地させて+極/―極(GND)として電
気的に接合することにより行える。
【0023】その積層セラミックコンデンサCの三次元
搭載では、部品全体が平面正方形で各外部電極の間隔を
短く設定できることから、ランド部の引回しが短くなる
ことによりインダクタンス成分の影響を少なくできる。
また、外部電極3a,3b、4a,4bには電流を正,
負と隣り合う外部端子に流すため、電流が部品全体に均
一に流れ、磁束も均一に相殺されることからESLを低
減できる。
搭載では、部品全体が平面正方形で各外部電極の間隔を
短く設定できることから、ランド部の引回しが短くなる
ことによりインダクタンス成分の影響を少なくできる。
また、外部電極3a,3b、4a,4bには電流を正,
負と隣り合う外部端子に流すため、電流が部品全体に均
一に流れ、磁束も均一に相殺されることからESLを低
減できる。
【0024】それに加えて、外部電極4a,4b(一部
のみ図示)が積層チップ素体のコーナー部に設けられて
いるため、電流を正,負と隣り合う外部端子に流して
も、コーナー部のショート不具合が発生せず、また、回
路基板5,6のランド設計上部品下のランド回り込みを
大きく取れるため、実装時に部品の実装ズレを生ずるの
を防げる。
のみ図示)が積層チップ素体のコーナー部に設けられて
いるため、電流を正,負と隣り合う外部端子に流して
も、コーナー部のショート不具合が発生せず、また、回
路基板5,6のランド設計上部品下のランド回り込みを
大きく取れるため、実装時に部品の実装ズレを生ずるの
を防げる。
【0025】その回路パターンのインダクタンスを低減
させるに、ESL値は3〜5pH、ESR値は4〜6m
Ωと低い積層セラミックコンデンサCを回路基板5に搭
載することによりランド部のインダクタンス成分を無視
できる。これにより、静電容量が同じ従来例に係る多端
子積層セラミックコンデンサと、本発明に係る多端子積
層セラミックコンデンサ(従来例と同じ静電容量値)と
のESL及びESRを比較すると、従来に係る多端子積
層セラミックコンデンサが8%であるのに対し、本発明
に係る多端子積層セラミックコンデンサは2〜3%と低
くできた。
させるに、ESL値は3〜5pH、ESR値は4〜6m
Ωと低い積層セラミックコンデンサCを回路基板5に搭
載することによりランド部のインダクタンス成分を無視
できる。これにより、静電容量が同じ従来例に係る多端
子積層セラミックコンデンサと、本発明に係る多端子積
層セラミックコンデンサ(従来例と同じ静電容量値)と
のESL及びESRを比較すると、従来に係る多端子積
層セラミックコンデンサが8%であるのに対し、本発明
に係る多端子積層セラミックコンデンサは2〜3%と低
くできた。
【0026】それは、本発明に係る多端子積層セラミッ
クコンデンサでは相対する外部電極の間隔を短く設定で
きるため、多層基板に搭載しても、ランド部の引回しに
よるトータルインダクタンスを少なくできて多層基板に
形成するランドも簡素化できることによる。
クコンデンサでは相対する外部電極の間隔を短く設定で
きるため、多層基板に搭載しても、ランド部の引回しに
よるトータルインダクタンスを少なくできて多層基板に
形成するランドも簡素化できることによる。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係る三
次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサに依れば、
正方形に形成されたセラミック層の面内で中央に位置す
る正方形の主要部を有し、且つ、その主要部の各辺から
セラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部を設けた
第1の内部電極と、第1の内部電極の主要部と相対位置
する同じ形状の主要部をセラミック層の面内に有し、且
つ、この主要部の各辺で第1の内部電極に設けた引出し
部と互い違いの異なる位置からセラミック層の各辺まで
延びる複数の引出し部を設けた第2の内部電極とを備
え、その第1,第2の内部電極をセラミック層と交互に
複数積層させて平面正方形の積層チップ素体を形成する
と共に、第1,第2の各内部電極と積層方向に並ぶ同列
の引出し部で電気的に導通する外部電極を積層チップ素
子の各側面に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パ
ターンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り
合う外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成す
ることにより、外部電極の間隔を短く設定できるため、
多層基板に搭載しても、ランド部の引回しによるトータ
ルインダクタンスを少なくできて多層基板に形成するラ
ンドも簡素化でき、また、外部電極には電流を正,負と
隣り合う外部端子に流すことにより、電流が部品全体に
均一に流れ、磁束も均一に相殺されることからESLを
低減でき、低ESLで、且つ、低ESRなコンデンサと
してパソコン等の動作周波数が高速化する電子機器搭載
用に好適で、電子機器の小型化から部品全体の高さ方向
を低く抑えて三次元の多層プリント基板等に表面実装す
るのに好適なものとして構成することができる。
次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサに依れば、
正方形に形成されたセラミック層の面内で中央に位置す
る正方形の主要部を有し、且つ、その主要部の各辺から
セラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部を設けた
第1の内部電極と、第1の内部電極の主要部と相対位置
する同じ形状の主要部をセラミック層の面内に有し、且
つ、この主要部の各辺で第1の内部電極に設けた引出し
部と互い違いの異なる位置からセラミック層の各辺まで
延びる複数の引出し部を設けた第2の内部電極とを備
え、その第1,第2の内部電極をセラミック層と交互に
複数積層させて平面正方形の積層チップ素体を形成する
と共に、第1,第2の各内部電極と積層方向に並ぶ同列
の引出し部で電気的に導通する外部電極を積層チップ素
子の各側面に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パ
ターンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り
合う外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成す
ることにより、外部電極の間隔を短く設定できるため、
多層基板に搭載しても、ランド部の引回しによるトータ
ルインダクタンスを少なくできて多層基板に形成するラ
ンドも簡素化でき、また、外部電極には電流を正,負と
隣り合う外部端子に流すことにより、電流が部品全体に
均一に流れ、磁束も均一に相殺されることからESLを
低減でき、低ESLで、且つ、低ESRなコンデンサと
してパソコン等の動作周波数が高速化する電子機器搭載
用に好適で、電子機器の小型化から部品全体の高さ方向
を低く抑えて三次元の多層プリント基板等に表面実装す
るのに好適なものとして構成することができる。
【0028】本発明の請求項2に係る三次元搭載用多端
子積層セラミックコンデンサに依れば、主要部の各辺か
らセラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部と、主
要部の各コーナー部からセラミック層の各コーナー部に
延びる引出し部とを設けた内部電極を備え、外部電極を
積層チップ素子の各側面と共に、当該積層チップ素体の
コーナー部に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パ
ターンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り
合う外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成す
ることにより、電流を正,負と隣り合う外部端子に流し
ても、コーナー部のショート不具合が発生せず、また、
回路基板のランド設計上部品下のランド回り込みを大き
く取れるため、実装時に部品の実装ズレを生ずるのを防
ぐよう構成することができる。
子積層セラミックコンデンサに依れば、主要部の各辺か
らセラミック層の各辺まで延びる複数の引出し部と、主
要部の各コーナー部からセラミック層の各コーナー部に
延びる引出し部とを設けた内部電極を備え、外部電極を
積層チップ素子の各側面と共に、当該積層チップ素体の
コーナー部に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パ
ターンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り
合う外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成す
ることにより、電流を正,負と隣り合う外部端子に流し
ても、コーナー部のショート不具合が発生せず、また、
回路基板のランド設計上部品下のランド回り込みを大き
く取れるため、実装時に部品の実装ズレを生ずるのを防
ぐよう構成することができる。
【図1】本発明に係る三次元搭載用多端子積層セラミッ
クコンデンサを構成する内部電極のパターン形状を主に
示す斜視図である。
クコンデンサを構成する内部電極のパターン形状を主に
示す斜視図である。
【図2】本発明に係る三次元搭載用多端子積層セラミッ
クコンデンサを構成する外部電極を主に示す説明図であ
る。
クコンデンサを構成する外部電極を主に示す説明図であ
る。
【図3】本発明に係る三次元搭載用多端子積層セラミッ
クコンデンサを構成する別の内部電極のパターン形状を
主に示す斜視図である。
クコンデンサを構成する別の内部電極のパターン形状を
主に示す斜視図である。
【図4】本発明に係る三次元搭載用多端子積層セラミッ
クコンデンサの多層基板における挟込み搭載構造を示す
説明図である。
クコンデンサの多層基板における挟込み搭載構造を示す
説明図である。
【図5】従来例に係る多端子積層セラミックコンデンサ
を構成する内部電極のパターン形状を示す説明図であ
る。
を構成する内部電極のパターン形状を示す説明図であ
る。
【図6】従来例に係る多端子積層セラミックコンデンサ
の実装構造を示す説明図である。
の実装構造を示す説明図である。
C 三次元搭載用多端子積層セラミックコン
デンサ 11… 第1の内部電極 1a 第1の内部電極の主要部 1b〜1g 第1の内部電極の引出し部 12… 第2の内部電極 1a’ 第2の内部電極の主要部 1b’〜1g’ 第2の内部電極の引出し部 2… セラミック層 3a〜3f、4a〜4f 外部電極 5、6 回路基板 7a,7b、8 回路パターン
デンサ 11… 第1の内部電極 1a 第1の内部電極の主要部 1b〜1g 第1の内部電極の引出し部 12… 第2の内部電極 1a’ 第2の内部電極の主要部 1b’〜1g’ 第2の内部電極の引出し部 2… セラミック層 3a〜3f、4a〜4f 外部電極 5、6 回路基板 7a,7b、8 回路パターン
フロントページの続き Fターム(参考) 5E001 AB03 AC09 AC10 AE00 AE02 AE03 AF00 AF06 AH01 AH05 AH06 AH09 AJ01 AJ03 5E082 AA01 AB03 BB10 BC36 BC40 EE04 EE23 EE26 EE35 FG06 FG26 FG27 FG46 FG54 GG10 GG11 GG28 HH43 JJ03 JJ12 JJ23 LL02 LL03
Claims (2)
- 【請求項1】 正方形に形成されたセラミック層の面内
で中央に位置する正方形の主要部を有し、且つ、その主
要部の各辺からセラミック層の各辺まで延びる複数の引
出し部を設けた第1の内部電極と、第1の内部電極の主
要部と相対位置する同じ形状の主要部をセラミック層の
面内に有し、且つ、この主要部の各辺で第1の内部電極
に設けた引出し部と互い違いの異なる位置からセラミッ
ク層の各辺まで延びる複数の引出し部を設けた第2の内
部電極とを備え、 その第1,第2の内部電極をセラミック層と交互に複数
積層させて平面正方形の積層チップ素体を形成すると共
に、第1,第2の各内部電極と積層方向に並ぶ同列の引
出し部で電気的に導通する外部電極を積層チップ素子の
各側面に設け、外部電極を回路基板の異なる回路パター
ンと電気的に接合し、且つ、正,負の電流を相隣り合う
外部端子に流す多端子の三次元搭載用として構成したこ
とを特徴とする三次元搭載用多端子積層セラミックコン
デンサ。 - 【請求項2】 主要部の各辺からセラミック層の各辺ま
で延びる複数の引出し部と、主要部の各コーナー部から
セラミック層の各コーナー部に延びる引出し部とを設け
た内部電極を備え、外部電極を積層チップ素子の各側面
と共に、当該積層チップ素体のコーナー部に設け、外部
電極を回路基板の異なる回路パターンと電気的に接合
し、且つ、正,負の電流を相隣り合う外部端子に流す多
端子の三次元搭載用として構成したことを特徴とする請
求項1に記載の三次元搭載用多端子積層セラミックコン
デンサ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34558299A JP2001167969A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサ |
US09/611,311 US6407906B1 (en) | 1999-12-06 | 2000-07-06 | Multiterminal-multilayer ceramic capacitor |
TW089128031A TW530315B (en) | 1999-12-06 | 2000-12-27 | Multiterminal multilayer ceramic capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34558299A JP2001167969A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001167969A true JP2001167969A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18377582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34558299A Pending JP2001167969A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6407906B1 (ja) |
JP (1) | JP2001167969A (ja) |
TW (1) | TW530315B (ja) |
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