JP2001165367A - 管継手の締付け表示装置 - Google Patents

管継手の締付け表示装置

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JP2001165367A
JP2001165367A JP34707599A JP34707599A JP2001165367A JP 2001165367 A JP2001165367 A JP 2001165367A JP 34707599 A JP34707599 A JP 34707599A JP 34707599 A JP34707599 A JP 34707599A JP 2001165367 A JP2001165367 A JP 2001165367A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ボルト、ナットの締付けを忘れたり、締付け
が不十分なため、配管施工後に液漏れなどの不具合が発
生するのを防止する。 【解決手段】 ボルト2の頭部2bと突出部1bの間及
び突出部1bとナット3の間の少なくとも一方に、外周
部に平板部6bを、また内周部にテーパ部6cを有する
一対の皿座金6aを、テーパ部6cの凸面を互に対向さ
せて介在させ、かつ上記各皿座金6aの少なくとも一方
のテーパ部6cの凸面に着色面6eを形成すると共に、
上記ボルト、ナット2,3を締付けることにより、上記
各皿座金6aを平板状に座屈させて、着色面6eを各皿
座金6aにより覆い隠すことにより、ボルト、ナット
2,3の締付け状態を表示するようにしたもので、皿座
金6aの着色面6eを見るだけで、ボルト、ナット2,
3の締付け状態が確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主としてハウジン
グジョイントのような管継手に使用する管継手の締付け
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ビルなどの構築物には、上下水道な
どの配管が多数布設されており、これら配管には種々の
管継手が使用されている。
【0003】またこれら継手の多くは管の接続に使用さ
れており、使用する個所や目的に応じて形状や構造の異
なるものが適用されているが、何れもナットやボルトを
締付けることにより、管の接続を行うと同時に、接続部
より液などの流体が漏れないようにシールしている。
【0004】しかし配管には上述したように多数の管継
手が使用されていることから、配管作業中に継手の締付
けを忘れたり、締付けが不十分なため、施工後に液漏れ
などが発生する事故が多発している。
【0005】かかる事故を防止するため、管継手の締付
け状態を外から見ただけで容易に確認できるようにした
管継手が例えば実開昭63−145089号公報や、特
許第2784365号公報などで提案されている。
【0006】前者公報の管継手は、接続すべき薄肉ステ
ンレス鋼管の間に継手を介在させ、かつこの継手の両端
に螺挿したナットを締付けることにより、薄肉ステンレ
ス鋼管の接続を行うと共に、継手とナットの間に、予め
凸面に着色を施した皿ばねを介在させて、ナットを締付
けることによりこの皿ばねを平板状に座屈させるように
したもので、ナットを締付けた状態では、皿ばねが継手
とナットの間に挟着されて着色部が外部より見えなくな
ることから、ナットの締付け状態が外部より容易に確認
できるようになっている。
【0007】また後者公報の管継手は、継手本体に袋ナ
ットを締付けることにより管を接続する管継手におい
て、継手本体に設けた係止リングを、袋ナットを締付け
ることにより、袋ナットに設けた外リングで覆い隠すこ
とにより、外部から袋ナットの締付け状態が容易に確認
できるように構成されている。
【0008】しかし上記公報の管継手は、何れも継手本
体の端部に袋ナットを螺合して管の接続を行う構成とな
っており、継手本体が円周方向に複数分割された管継手
の場合、上記公報の締付けを確認する方法は適用できな
い。
【0009】特にハウジング継手の場合、分割された継
手本体の端部間を、管の軸線と直交する方向に設けたボ
ルト、ナットにより締付けて管の接続を行うことから、
建屋の天井や壁、床下などに近接して配管された管の継
手では、天井面や壁面、床面に面したボルトやナット
は、外部から見ることが困難なことから、締付けを忘れ
たり、締付けが不十分なために液漏れなどが発生する事
故が多発している。
【0010】かかる従来の不具合を改善するためこの出
願の発明者は、特願平11−038401号で、ハウジ
ングジョイント形管継手のようにボルト、ナットが建屋
などに邪魔されて見にくい管継手であっても、締付け状
態が外部から容易に確認できる管継手の締付け表示装置
を出願した。
【0011】上記出願の管継手の締付け表示装置は、互
に接続すべき管の端部に嵌合したシールリングを、円周
方向に分割された複数のハウジングにより挟着し、かつ
各ハウジングの両端部に突設された突出部にボルト、ナ
ットを挿通して、これらボルト、ナットを締付けること
により、管の接続を行う管継手であって、上記ボルトの
頭部と突出部の間及び突出部とナットの間の少なくとも
一方に、凸面に着色面を有する少なくとも一対の皿ばね
を、凸面が互いに対向するよう重ねて介在させ、かつボ
ルト、ナットを締付けることにより、上記皿ばねを平板
状に座屈させて、着色面を各皿ばねにより覆い隠すこと
により、ボルト、ナットの締付け状態を表示するように
したものである。
【0012】そして上記構成により、ボルト、ナットを
締め付けると、着色面が互いに密着して覆い隠されるた
め、皿ばねの着色面が表出しているかを見るだけで、ボ
ルト、ナットの締付け状態を確認することができるた
め、ボルト、ナットの締付けを忘れたり、締付けが不十
分なため、施行後に液漏れなどが生じるのを未然に防止
することができる効果を有している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記出願の管継
手の締付け表示装置では、ボルト、ナットを締め付けて
皿ばねを座屈させた際、着色面のほとんどは見えなくな
るが、皿ばねの凸面全面に着色面を形成しているため、
着色面が密着しても、各皿ばねの外周面に着色面の一部
が筋状に見えることがあり、作業者はこれを締め忘れと
勘違いしてさらにボルト、ナットを締付けるため、ボル
ト、ナットの締付けトルクが過剰となって、ハウジング
やボルト、ナット及びシールリングなどの破損の原因と
なったり、不必要な締付け作業を行うため、作業能率の
低下を招くなどの不具合がある。
【0014】特に蛍光塗料を用いて着色面を形成した場
合、締付けの完了した皿ばねの外周面に僅かに着色部が
現れただけでも、光を当てることによって着色部が強調
されるため、締め忘れと勘違いして、不必要な増し締め
作業を行うことがよくあり、過剰な増し締めや、作業能
率低下の原因となる不具合がある。
【0015】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、ボルト、ナットを締付けた状態
では、着色部が皿座金の外周面に表出することのない継
手の締付け表示装置を提供して、不必要な増し締め作業
による作業能率の低下や、ハウジングやボルト、ナット
及びシールリングなどの破損を未然に防止することを目
的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、互に接続すべき管の端部に嵌合
したシールリングを、円周方向に分割された複数のハウ
ジングにより挟着し、かつ各ハウジングの両端部に突設
された突出部にボルト、ナットを挿通して、これらボル
ト、ナットを締付けることにより、管の接続を行う管継
手であって、上記ボルトの頭部と突出部の間及び突出部
とナットの間の少なくとも一方に、外周部に平板部を、
また内周部にテーパ部を有する一対の皿座金を、テーパ
部の凸面を互に対向させて介在させ、かつ上記各皿座金
の少なくとも一方のテーパ部の凸面に着色面を形成する
と共に、上記ボルト、ナットを締付けることにより、上
記各皿座金を平板状に座屈させて、着色面を各皿座金に
より覆い隠すことにより、ボルト、ナットの締付け状態
を表示するようにしたものである。
【0017】上記構成により、各皿座金の間に着色面が
表出しているかを見るだけで、ボルト、ナットの締付け
状態を確認することができるため、ボルト、ナットの締
付けを忘れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏
れなどが生じるのを未然に防止することができると共
に、皿座金のテーパ部の凸面にのみ着色面を形成したの
で、各皿座金が密着した際、各皿座金の外周面に筋状に
着色面が現れることがなく、これによって作業者はボル
ト、ナットの締め忘れと勘違いしてさらにボルト、ナッ
トを締付けることがないので、ボルト、ナットの締付け
トルクが過剰となって、ハウジングやボルト、ナット及
びシールリングなどが破損するのを未然に防止すること
ができる。
【0018】またボルト、ナットを締付ける際、締付け
トルクに応じて表示する着色面の幅が変化するので、着
色面の幅を見ながらボルト、ナットを締付けることによ
り、常に適切な締付けトルクでボルト、ナットを締付け
ることができる。
【0019】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、互に接続すべき管の端部に嵌合したシールリング
を、円周方向に分割された複数のハウジングにより挟着
し、かつ各ハウジングの両端部に突設された突出部にボ
ルト、ナットを挿通して、これらボルト、ナットを締付
けることにより、管の接続を行う管継手であって、上記
ボルトの頭部と突出部の間及び突出部とナットの間の少
なくとも一方に、テーパ状に形成された一対の皿座金を
凸面を互いに対向させて介在させ、かつ上記各皿座金の
少なくとも一方の凸面に、外周縁に達しないよう着色面
を形成すると共に、上記ボルト、ナットを締付けること
により、上記皿座金を平板状に座屈させて、着色面を皿
座金により覆い隠すことにより、ボルト、ナットの締付
け状態を表示するようにしたものである。
【0020】上記構成により、各皿座金の間に着色面が
表出しているかを見るだけで、ボルト、ナットの締付け
状態を確認することができるため、ボルト、ナットの締
付けを忘れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏
れなどが生じるのを未然に防止することができると共
に、皿座金の凸面にのみ外周縁に達しないよう着色面を
形成したので、各皿座金が密着した際、各皿座金の外周
面に筋状に着色面が現れることがなく、これによって作
業者はボルト、ナットの締め忘れと勘違いしてさらにボ
ルト、ナットを締付けることがないので、ボルト、ナッ
トの締付けトルクが過剰となって、ハウジングやボル
ト、ナット及びシールリングなどが破損するのを未然に
防止することができる。
【0021】またボルト、ナットを締付ける際、締付け
トルクに応じて表示する着色面の幅が変化するので、着
色面の幅を見ながらボルト、ナットを締付けることによ
り、常に適切な締付けトルクでボルト、ナットを締付け
ることができる。
【0022】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、互に接続すべき管の端部に嵌合したシールリング
を、円周方向に分割された複数のハウジングにより挟着
し、かつ各ハウジングの両端部に突設された突出部にボ
ルト、ナットを挿通して、これらボルト、ナットを締付
けることにより、管の接続を行う管継手であって、上記
ボルトの頭部と突出部の間及び突出部とナットの間の少
なくとも一方に、半球状に形成された一対の皿座金を凸
球面を互いに対向させて介在させ、かつ上記各皿座金の
少なくとも一方の凸球面に、外周縁に達しないよう着色
面を形成すると共に、上記ボルト、ナットを締付けるこ
とにより、上記皿座金を平板状に座屈させて、着色面を
各皿座金により覆い隠すことにより、ボルト、ナットの
締付け状態を表示するようにしたものである。
【0023】上記構成により、各皿座金の間に着色面が
表出しているかを見るだけで、ボルト、ナットの締付け
状態を確認することができるため、ボルト、ナットの締
付けを忘れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏
れなどが生じるのを未然に防止することができると共
に、皿座金の凸球面にのみ外周縁に達しないよう着色面
を形成したので、各皿座金が密着した際、各皿座金の外
周面に筋状に着色面が現れることがなく、これによって
作業者はボルト、ナットの締め忘れと勘違いしてさらに
ボルト、ナットを締付けることがないので、ボルト、ナ
ットの締付けトルクが過剰となって、ハウジングやボル
ト、ナット及びシールリングなどが破損するのを未然に
防止することができる。
【0024】またボルト、ナットを締付ける際、締付け
トルクに応じて表示する着色面の幅が変化するので、着
色面の幅を見ながらボルト、ナットを締付けることによ
り、常に適切な締付けトルクでボルト、ナットを締付け
ることができる。
【0025】上記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、互いに対向する皿座金の一方を平座金としたもの
である。
【0026】上記構成により、皿座金の一方に安価な平
座金を使用できるため、両方を皿座金にする場合に比べ
て経済的である。
【0027】上記目的を達成するため請求項5記載の発
明は、皿座金の内周部に環状の平坦部を形成したもので
ある。
【0028】上記構成により、皿座金を互いに対向させ
て重ねた際、平坦部が互いに密着するため、安定性が向
上する。
【0029】上記目的を達成するため請求項6記載の発
明は、皿座金を弾性を有する材料により形成して、ボル
ト、ナットを締付けた際、皿座金を弾性変形させたもの
である。
【0030】上記構成により、皿座金の反発力でボル
ト、ナットが弛むのを防止することできると共に、ボル
ト、ナットを弛めると皿座金が元の形状に復元するので
再使用が可能となり、経済的である。
【0031】上記目的を達成するため請求項7記載の発
明は、皿座金を弾性のない材料により形成して、ボル
ト、ナットを締付けた際、皿座金を塑性変形させたもの
である。
【0032】上記構成により、弾性を有する材料により
皿座金を製作する場合に比べて製作が容易な上、材料費
も安いので、締付け表示装置を安価に提供することがで
きる。
【0033】上記目的を達成するため請求項8記載の発
明は、皿座金の一方を硬度の高い材料により形成して、
ボルト、ナットを締付けた際、他方の皿座金を弾性変形
または塑性変形させるようにしたものである。
【0034】上記構成により、高トルクの締付け力を必
要とする管継手にも対応することができる。
【0035】上記目的を達成するため請求項9記載の発
明は、皿座金を硬度の高い材料により形成して、ボル
ト、ナットを締付けた際、板座金を塑性変形させるよう
にしたものである。
【0036】上記構成により、高トルクの締付け力を必
要とする管継手にも対応することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1はハウジングジョイント形管継手
の分解斜視図、図2は組立て状態の断面図、図3は皿座
金の平面図、図4は同断面図、図5の(イ)及び(ロ)
は作用説明図である。
【0038】これら図において1は短筒状の継手本体
で、円周方向に2分割されたハウジング1aより構成さ
れており、各ハウジング1aの両端には水平方向に突出
部1bが突設されている。上記突出部1bには、上下方
向へ貫通するボルト孔1cが開口されていて、これらボ
ルト孔1cに挿通したボルト2のねじ部2aにナット3
を螺装して締付けることにより、管4の接続が行えるよ
うになっている。
【0039】また上記ハウジング1aの内周側端面に
は、接続すべき管4の端部外周に形成された凹溝4aに
嵌合する突条1dがほぼ半周に亘って形成されていると
共に、これら突条1d間には、接続すべき管4の端部外
周に嵌合するゴムなどの弾性体よりなるシールリング5
が収容できるようになっている。
【0040】一方6はこの発明の締付け表示装置で、ば
ね鋼などの弾性を有する金属により形成された一対の皿
座金6aより構成されている。上記皿座金6aは図3及
び図4に示すように、円板の外周部に形成された環状の
平板部6bと、この平板部6bの内側に形成されたテー
パ部6cより構成されていて、テーパ部6cの中央部に
上下に貫通するボルト孔6dが開口されており、テーパ
部6cの凸面側にのみ、例えば赤色の塗料や蛍光塗料な
どにより着色面6eが形成されている。そして上記一対
の皿ばね6aは、ボルト2及びナット3により各ハウジ
ング1aを締付ける際、ボルト2の頭部2bと突出部1
bの間及び突出部1bとナット3の間の少なくとも一方
に、テーパ部6cの凸面が互に対向するよう重ねて介在
されるようになっている。
【0041】次に上記構成された管継手を使用して管4
の接続を行う作用を説明すると、まず互に接続すべき管
4の端部を図1に示すように対向させ、この状態でシー
ルリング5の両端に各管4の端部を圧入する。このとき
予め管4やシールリング5に潤滑剤などを塗布または散
布することにより、管4の挿入が容易に行える。
【0042】次に2分割された継手本体1のハウジング
1aを、上下方向または左右方向よりシールリング5に
嵌合して、各ハウジング1aの突条1dを各管4の凹溝
4aに係合したら、突出部1bに開口されたボルト孔1
cにボルト2を挿入し、ボルト2のねじ部2aにナット
3を螺装するが、このとき、予めボルト2の首部に一対
の皿座金6aを、テーパ部6cの凸面が互に対向するよ
う重ねた状態で嵌装し、またボルト孔1cへ挿入後ねじ
部2a側にも一対の皿座金6a同様に嵌装する。
【0043】これは両ハウジング1a側よりボルト、ナ
ット2,3の締付け状態が確認できるようにするため
で、配管が建屋の天井や壁、床下などに近接していて、
建屋側より締付け表示装置6を見ることができない場合
は、見ることができる側のハウジング1aにのみ一対の
皿座金6aを介在させればよい。
【0044】以上のようにして各ハウジング1a間をボ
ルト、ナット2,3により仮締めした状態では、図5の
(イ)に示すようにまだ皿座金6aが座屈された状態に
ないため、皿座金6aの着色面6eを外部より見ること
ができ、ボルト、ナット2,3は仮締め状態にあること
を外部から容易に確認することができる。
【0045】次に工具などを使用してボルト、ナット
2,3を締付けると、ボルト、ナット2,3の締付け力
により各皿座金6aのテーパ部6cが座屈されて平板状
となり、本締めが完了したときには、皿座金6aの着色
面6cが図5の(ロ)に示すように互に密着するため、
着色面6eは各皿座金6aにより覆い隠されて外部より
見えなくなる。これによって継手本体1の締付け状態
を、締付け表示装置6を見るだけで、外部より容易に確
認できるため、締付けを忘れたり、締付けが不十分なた
めに、施工後に液漏れなどが発生するのを未然に防止す
ることができる。
【0046】特にこの発明の実施の形態では、皿座金6
aのテーパ部6cにのみ着色面6eを形成し、テーパ部
6cの外周部に位置する平板部6bには着色面6eを形
成していないので、各皿座金6aが互いに密着した状態
では、各皿座金6aの外周面に着色面6eが筋状に現れ
ることがない。
【0047】これによって作業者は締付け不足と勘違い
して、さらにボルト、ナット2,3を増し締めすること
がないので、過剰な締め付けによりハウジング1aやボ
ルト、ナット2,3及びシールリング5などが破損され
るのを未然に防止できると共に、不必要に増し締め作業
を行うことがないので、作業能率が低下することもな
い。
【0048】またボルト、ナット2,3を締付けること
により、各ハウジング1aによりシールリング5が各管
4の端部外周面に圧接されるため、各管4の接続を確実
に行うができると共に、皿座金6aの反発力によりナッ
ト3が弛むのを防止することができる。
【0049】なお上記実施の形態では、各皿座金6aの
テーパ部6cの凸面に着色面6eを形成したが、何れか
一方の皿座金6aのテーパ部6c凸面側に着色面6eを
形成してもよく、また図6の(イ)に示すように、締付
け表示装置6をテーパ部6c凸面に着色面6eを有する
皿座金6aと、平座金6fより構成してもよい。この場
合ボルト、ナット2,3を締付けると、ボルト、ナット
2,3の締付け力により皿座金6aが座屈されて平板状
となり、本締めが完了したときには、皿座金6aの着色
面6eが図6の(ロ)に示すように平座金6fと密着す
るため、着色面6eは平座金6fにより覆い隠されて外
部より見えなくなる。これによって継手本体1の締付け
状態を、締付け表示装置6を見るだけで、外部より容易
に確認できるため、締付けを忘れたり、締付けが不十分
なために、施工後に液漏れなどが発生するのを未然に防
止することができると共に、平座金6fの皿座金6aと
対向する面にも、外周縁に達しないよう着色面6eを形
成しておけば、ボルト、ナット2の仮締め時平座金6f
の着色面6eも外部より容易に確認できるため、平座金
6fを使用した場合でも着色面6eが見えにくくなるこ
とがない。
【0050】一方前記実施の形態では、皿座金6aをば
ね鋼のような弾性を有する材料により形成したが、弾性
のない材料により皿座金6aを形成して、ボルト、ナッ
ト2,3を締め付けて皿座金6aを塑性変形させること
により、締付け状態を表示するようにしてもよい。
【0051】この場合、図5の(イ)及び(ロ)に示す
ように一対の皿座金6aをテーパ部6cの凸面が互いに
対向するよう重ね合わせてもよく、図6の(イ)及び
(ロ)に示すように皿座金6aと平座金6fを組合わせ
てもよい。ただし、ボルト、ナット2,3の締付け後
は、ボルト、ナット2,3を弛めても、皿座金6aは元
の状態に復元することがないので、1度使用して皿座金
6aは再使用できないと共に、皿ばねとしての機能もな
いので、ボルト、ナット2,3の弛み止め効果も得られ
ない。
【0052】また上記実施の形態及び変形例では、皿座
金6gをばね鋼のような弾性を有する材料や、弾性のな
い材料により形成した場合について説明したが、超硬合
金や工具鋼、SUS630のような硬度の高い材料によ
り形成し、この皿座金6gと弾性を有する皿座金6aを
組合わせたり、軟質材料よりなる平座金6fと組合わせ
ても締付け表示を行うことができる。
【0053】図7の(イ)及び(ロ)は一方の皿座金6
gを硬質材料で形成し、この皿座金6gと弾性を有する
皿座金6aを組合わせて、締付け状態を表示するように
したものである。すなわち図7の(イ)に示す仮締め状
態からボルト、ナット2,3を本締めすると、硬質材料
により形成された皿座金6gはその形状を維持し、弾性
を有する皿座金6aが図7の(ロ)に示すように弾性変
形して各皿座金6a,6gが密着するため、着色面6e
が覆い隠されて外部より見えなくなり、これによって締
付け状態が外部より容易に確認できるようになる。
【0054】また図8の(イ)に示すように、皿座金6
gより軟質な平座金6fと組合わせても、ボルト、ナッ
ト2,3を締め付けることによって平座金6fが図8の
(ロ)に示すように弾性変形して着色面6eが見えなく
なるため、締め付け状態が外部より容易に確認できるよ
うになる。何れの場合も、継手本体1の突出部1bに開
口されたボルト孔1cは、皿座金6aや平座金6fが容
易に変形できるよう、ボルト2の外径より十分に大きな
径のものを使用すればよい。
【0055】一方図9の(イ)及び(ロ)は、皿座金6
aにテーパ状の皿座金を使用した変形例で、この場合も
凸面に着色面6eを形成する際、着色面6eが皿座金6
aの外周縁に達しないように形成することにより、上述
した実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0056】また図10の(イ)及び(ロ)は、皿座金
6aに半球状の皿座金を使用した変形例で、この場合も
凸球面6hに着色面6eを形成する際、着色面6eが皿
座金6aの外周縁に達しないように形成することによ
り、上述した実施の形態と同様な作用効果が得られる。
さらに図11の(イ)ないし(ハ)は、皿座金6aの内
周部に平坦面6gを形成した変形例を示すもので、皿座
金6aの凸面や凸球面を互いに対向させて重ねた際、平
坦面6gが互いに密着するので、皿座金6aを安定した
状態で重ね合わせることができる効果がある。
【0057】さらに上記実施の形態では、接続すべき管
4の端部外周に凹溝4aを形成して、この凹溝4aにハ
ウジング1aの突条1dを嵌合することにより、管4の
接続を行うようにしたが、各管4の端部外周に環状の突
条を突設して、この突条にハウジング1aを係合するこ
とにより、管4の接続を行うようにしてもよい。さらに
上記実施の形態では、ハウジングジョイント形管継手に
実施した例について説明したが、円周方向に複数分割さ
れた管継手であれば、ハウジングジョイントに限定され
るものではない。
【0058】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、複数分
割されたハウジングをボルト、ナットで締付けて管を接
続する管継手の上記ボルトの頭部及びハウジングの突出
部の間及び突出部とナットの間の少なくとも一方に、外
周部に平板部を、また内周部にテーパ部を有する一対の
皿座金を、テーパ部の凸面を互に対向させて介在させ、
かつ上記各皿座金の少なくとも一方のテーパ部の凸面に
着色面を形成したことから、ボルト、ナットを締付ける
と、各皿座金が平板状に座屈して各皿座金により着色面
が覆い隠されるため、皿座金の着色部が表出しているか
を見るだけで、ボルト、ナットの締付け状態を確認する
ことができ、これによってボルト、ナットの締付けを忘
れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏れなどが
生じるのを未然に防止することができると共に、配管が
建屋の天井や壁、床下などに接近していて、片側よりの
みしか管継手が見えない場合でも、見える側のハウジン
グに、一対の皿座金または皿座金と平座金を介在させる
ことにより、天井や壁、床などに邪魔されることなく、
締付け状態を確認することができるようになる。
【0059】また皿座金の凸面や凸球面に、外周縁に達
しないよう着色面を形成したので、各皿座金が密着した
際、各皿座金の外周面に筋状に着色面が現れることがな
く、これによって作業者はボルト、ナットの締め忘れと
勘違いしてさらにボルト、ナットを締付けることがない
ので、ボルト、ナットの締付けトルクが過剰となって、
ハウジングやボルト、ナット及びシールリングなどが破
損するのを未然に防止することができると共に、ボル
ト、ナットを締付ける際、締付けトルクに応じて表示す
る着色面の幅が変化するので、着色面の幅を見ながらボ
ルト、ナットを締付けることにより、常に適切な締付け
トルクでボルト、ナットを締付けることができる。
【0060】さらに皿座金の凸面や凸球面に蛍光塗料を
塗布して着色面を形成すれば、天井裏や床下など暗い場
所での作業では、締付け表示装置へ懐中電灯などで光を
当てることにより着色部が発光するので、暗い場所でも
ボルト、ナットの締付け状態を容易に確認することがで
きると共に、皿座金を弾性を有する材料により形成し
て、ボルト、ナットを締付けることにより皿座金を弾性
変形させるようにすれば、皿座金の反発力でボルト、ナ
ットが弛むのを防止することできる上、ボルト、ナット
を弛めると皿座金が元の形状に復元するので再使用が可
能となり、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる管継手の締付け表
示装置を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態になる管継手の締付け表
示装置を示す組立て状態の断面図である。
【図3】この発明の実施の形態になる管継手の締付け表
示装置に使用する皿座金の平面図である。
【図4】この発明の実施の形態になる管継手の締付け表
示装置に使用する皿座金の断面図である。
【図5】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の作用説明図である。
【図6】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の変形例を示す説明図であ
る。
【図7】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の変形例を示す説明図であ
る。
【図8】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の変形例を示す説明図であ
る。
【図9】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置に使用する皿座金の変形例を
示す説明図である。
【図10】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態に
なる管継手の締付け表示装置に使用する皿座金の変形例
を示す説明図である。
【図11】(イ)ないし(ハ)はこの発明の実施の形態
になる管継手の締付け表示装置に使用する皿座金の変形
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1a…ハウジング、1b…突出部、2…ボルト、3…ナ
ット、4…管、6a…皿座金、6b…平板部、6c…テ
ーパ部、6e…着色面、6f…平座金、6g…平坦部、
6h…凸球面。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
    ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
    グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
    突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
    て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
    頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
    間の少なくとも一方に、外周部に平板部6bを、また内
    周部にテーパ部6cを有する一対の皿座金6aを、テー
    パ部6cの凸面を互に対向させて介在させ、かつ上記各
    皿座金6aの少なくとも一方のテーパ部6cの凸面に着
    色面6eを形成すると共に、上記ボルト、ナット2,3
    を締付けることにより、上記各皿座金6aを平板状に座
    屈させて、着色面6eを各皿座金6aにより覆い隠すこ
    とにより、ボルト、ナット2,3の締付け状態を表示す
    ることを特徴とする管継手の締付け表示装置。
  2. 【請求項2】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
    ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
    グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
    突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
    て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
    頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
    間の少なくとも一方に、テーパ状に形成された一対の皿
    座金6aを凸面を互いに対向させて介在させ、かつ上記
    各皿座金6aの少なくとも一方の凸面に、外周縁に達し
    ないよう着色面6eを形成すると共に、上記ボルト、ナ
    ット2,3を締付けることにより、上記各皿座金6aを
    平板状に座屈させて、着色面6eを各皿座金6aにより
    覆い隠すことにより、ボルト、ナット2,3の締付け状
    態を表示することを特徴とする管継手の締付け表示装
    置。
  3. 【請求項3】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
    ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
    グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
    突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
    て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
    頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
    間の少なくとも一方に、半球面状に形成された一対の皿
    座金6aを凸球面6hを互いに対向させて介在させ、か
    つ上記各皿座金6aの少なくとも一方の凸球面6hに、
    外周縁に達しないよう着色面6eを形成すると共に、上
    記ボルト、ナット2,3を締付けることにより、上記各
    皿座金6aを平板状に座屈させて、着色面6eを各皿座
    金6aにより覆い隠すことにより、ボルト、ナット2,
    3の締付け状態を表示することを特徴とする管継手の締
    付け表示装置。
  4. 【請求項4】 互に対向する皿座金6aの一方を平座金
    6fとしてなる請求項1ないし3の何れか1項記載の管
    継手の締付け表示装置。
  5. 【請求項5】 皿座金6aの内周部に、環状の平坦部6
    gを形成してしてなる請求項1ないし4の何れか1項記
    載の管継手の締付け表示装置。
  6. 【請求項6】 皿座金6aを弾性を有する材料により形
    成して、ボルト、ナット2,3を締付けた際、皿座金6
    aを弾性変形させてなる請求項1ないし5の何れか1項
    記載の管継手の締付け表示装置。
  7. 【請求項7】 皿座金6aを弾性のない材料により形成
    して、ボルト、ナット2,3を締付けた際、皿座金6a
    を塑性変形させてなる請求項1ないし5の何れか1項記
    載の管継手の締付け表示装置。
  8. 【請求項8】 皿座金6aの一方を硬度の高い材料によ
    り形成して、ボルト、ナット2,3を締付けた際、他方
    の皿座金6aを弾性変形または塑性変形させてなる請求
    項1ないし5の何れか1項記載の管継手の締付け表示装
    置。
  9. 【請求項9】 皿座金6aを硬度の高い材料により形成
    して、ボルト、ナット2,3を締付けた際、板座金6f
    を塑性変形させてなる請求項4記載の管継手の締付け表
    示装置。
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