JP2000234684A - 管継手の締付け表示装置 - Google Patents

管継手の締付け表示装置

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JP2000234684A
JP2000234684A JP11038401A JP3840199A JP2000234684A JP 2000234684 A JP2000234684 A JP 2000234684A JP 11038401 A JP11038401 A JP 11038401A JP 3840199 A JP3840199 A JP 3840199A JP 2000234684 A JP2000234684 A JP 2000234684A
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nut
bolt
tightening
nuts
bolts
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Ichiro Nagumo
一郎 南雲
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JAPAN ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ボルト、ナットの締付けを忘れたり、締付け
が不十分なため、配管施工後に液漏れなどの不具合を発
生する。 【解決手段】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
間の少なくとも一方に、凸面を互に対向させた少なくと
も一対の皿ばね6aを重ねて介在させ、かつボルト、ナ
ット2,3を締付けることにより、上記皿ばね6aを平
板状に座屈させて、凸面を互に密着させることにより、
ボルト、ナット2,3の締付け状態を表示するようにし
たもので、皿ばね6aの着色面6bを見るだけで、ボル
ト、ナット2,3の締付け状態が確認できるため、ボル
ト、ナットの締め忘れや、締付けが不十分のために生じ
る液漏れなどの不具合を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主としてハウジン
グジョイントのような管継手に使用する管継手の締付け
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ビルなどの構築物には、上下水道な
どの配管が多数布設されており、これら配管には種々の
管継手が使用されている。
【0003】またこれら継手の多くは管の接続に使用さ
れており、使用する個所や目的に応じて形状や構造の異
なるものが適用されているが、何れもナットやボルトを
締付けることにより、管の接続を行うと同時に、接続部
より液などの流体が漏れないようにシールしている。
【0004】しかし配管には上述したように多数の管継
手が使用されていることから、配管作業中に継手の締付
けを忘れたり、締付けが不十分なため、施工後に液漏れ
などが発生する事故が多発している。
【0005】かかる事故を防止するため、管継手の締付
け状態を外から見ただけで容易に確認できるようにした
管継手が例えば実開昭63−145089号公報や、特
許第2784365号公報などで提案されている。
【0006】前者公報の管継手は、接続すべき薄肉ステ
ンレス鋼管の間に継手を介在させ、かつこの継手の両端
に螺挿したナットを締付けることにより、薄肉ステンレ
ス鋼管の接続を行うと共に、継手とナットの間に、予め
凸面に着色を施した皿ばねを介在させて、ナットを締付
けることによりこの皿ばねを平板状に座屈させるように
したもので、ナットを締付けた状態では、皿ばねが継手
とナットの間に挟着されて着色部が外部より見えなくな
ることから、ナットの締付け状態が外部より容易に確認
できるようになっている。
【0007】また後者公報の管継手は、継手本体に袋ナ
ットを締付けることにより管を接続する管継手におい
て、継手本体に設けた係止リングを、袋ナットを締付け
ることにより、袋ナットに設けた外リングで覆い隠すこ
とにより、外部から袋ナットの締付け状態が容易に確認
できるように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報の管継
手は、何れも継手本体の端部に袋ナットを螺合して管の
接続を行う構成となっており、継手本体が円周方向に複
数分割された管継手の場合、上記公報の締付けを確認す
る方法は適用できない。
【0009】特にハウジング継手の場合、分割された継
手本体の端部間を、管の軸線と直交する方向に設けたボ
ルト、ナットにより締付けて管の接続を行うことから、
建屋の天井や壁、床下などに近接して配管された管の継
手では、天井面や壁面、床面に面したボルトやナット
は、外部から見ることが困難なことから、締付けを忘れ
たり、締付けが不十分なために液漏れなどが発生する事
故が多発している。
【0010】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、ハウジングジョイント形管継手
のようにボルトナットが建屋などに邪魔されて見にくい
管継手であっても、締付け状態が外部から容易に確認で
きる管継手の締付け表示装置を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため請求項1記載の発明は、互に接続すべき管の端
部に嵌合したシールリングを、円周方向に分割された複
数のハウジングにより挟着し、かつ各ハウジングの両端
部に突設された突出部にボルト、ナットを挿通して、こ
れらボルト、ナットを締付けることにより、管の接続を
行う管継手であって、上記ボルトの頭部と突出部の間及
び突出部とナットの間の少なくとも一方に、凸面を互に
対向させた少なくとも一対の皿ばねを重ねて介在させ、
かつボルト、ナットを締付けることにより、上記皿ばね
を平板状に座屈させて、凸面を互に密着させることによ
り、ボルト、ナットの締付け状態を表示するようにした
ものである。
【0012】上記構成により、皿ばね間に隙間がある
か、否かを見ることにより、ボルト、ナットの締付け状
態を確認することができるため、ボルト、ナットの締付
けを忘れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏れ
などが生じるのを未然に防止することができる。
【0013】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、互に接続すべき管の端部に嵌合したシールリング
を、円周方向に分割された複数のハウジングにより挟着
し、かつ各ハウジングの両端部に突設された突出部にボ
ルト、ナットを挿通して、これらボルト、ナットを締付
けることにより、管の接続を行う管継手であって、上記
ボルトの頭部と突出部の間及び突出部とナットの間の少
なくとも一方に、凸面に着色面を有する少なくとも一対
の皿ばねを、凸面が互に対向するよう重ねて介在させ、
かつボルト、ナットを締付けることにより、上記皿ばね
を平板状に座屈させて、着色面を各皿ばねにより覆い隠
すことにより、ボルト、ナットの締付け状態を表示する
ようにしたものである。
【0014】上記構成により、ボルト、ナットを締め付
けると、着色面が互に密着して覆い隠されるため、皿ば
ねの着色面が表出しているかを見るだけで、ボルト、ナ
ットの締付け状態を確認することができるため、ボル
ト、ナットの締付けを忘れたり、締付けが不十分なた
め、施行後に液漏れなどが生じるのを未然に防止するこ
とができる。
【0015】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、互に接続すべき管の端部に嵌合したシールリング
を、円周方向に分割された複数のハウジングにより挟着
し、かつ各ハウジングの両端部に突設された突出部にボ
ルト、ナットを挿通して、これらボルト、ナットを締付
けることにより、管の接続を行う管継手であって、上記
ボルトの頭部と突出部の間及び突出部とナットの間の少
なくとも一方に、凸面に着色面を有する皿ばねと、平座
金を重ねて介在させ、かつボルト、ナットを締付けるこ
とにより、上記皿ばねを平板状に座屈させて、着色面を
平座金により覆い隠すことにより、ボルト、ナットの締
付け状態を表示するようにしたものである。
【0016】上記構成により、皿ばねの着色面が表出し
ているかを見るだけで、ボルト、ナットの締付け状態を
確認することができるため、ボルト、ナットの締付けを
忘れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏れなど
が生じるのを未然に防止することができる。
【0017】上記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、ナットに、皿ばねを取付けたものである。
【0018】上記構成により、ボルト、ナットを螺装す
るだけで、皿ばねを取付けることができるため、皿ばね
を取付ける手間が省けると共に、皿ばねを逆に取付ける
などの心配もない。
【0019】上記目的を達成するため請求項5記載の発
明は、ナットに、平座金を取付けたものである。
【0020】上記構成により、ボルトにナットを螺装す
るだけで、平座金を取付けることができるため、平座金
を取付ける手間が省けると共に、平座金の取付けを忘れ
る心配もない。
【0021】上記目的を達成するため請求項6記載の発
明は、ハウジングの突出部の上面に、平座金を兼ねる座
を形成したものである。
【0022】上記構成により、平座金を取付ける手間が
省けると共に、平座金が不要となるため、経済的であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1はハウジングジョイント形管継手
の分解斜視図、図2は組立て状態の断面図、図3の
(イ)及び(ロ)は作用説明図である。
【0024】これら図において1は短筒状の継手本体
で、円周方向に2分割されたハウジング1aより構成さ
れており、各ハウジング1aの両端には水平方向に突出
部1bが突設されている。上記突出部1bには、上下方
向へ貫通するボルト孔1cが開口されていて、これらボ
ルト孔1cに挿通したボルト2のねじ部2aにナット3
を螺装して締付けることにより、管4の接続が行えるよ
うになっている。
【0025】また上記ハウジング1aの内周側端面に
は、接続すべき管4の端部外周に形成された凹溝4aに
嵌合する突条1dがほぼ半周に亘って形成されていると
共に、これら突条1d間には、接続すべき管4の端部外
周に嵌合するゴムなどの弾性体よりなるシールリング5
が収容できるようになっている。
【0026】一方6はこの発明の締付け表示装置で、凸
面側を例えば赤色の塗料や蛍光塗料などにより着色した
一対の皿ばね6aより構成されていて、ボルト2及びナ
ット3により各ハウジング1aを締付ける際、ボルト2
の頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3
の間の少なくとも一方に、凸面が互に対向するよう重ね
て介在されるようになっている。
【0027】次に上記構成された管継手を使用して管4
の接続を行う作用を説明すると、まず互に接続すべき管
4の端部を図1に示すように対向させ、この状態でシー
ルリング5の両端に各管4の端部を圧入する。このとき
予め管4やシールリング5に潤滑剤などを塗布または散
布することにより、管4の挿入が容易に行える。
【0028】次に2分割された継手本体1のハウジング
1aを、上下方向または左右方向よりシールリング5に
嵌合して、各ハウジング1aの突条1dを各管4の凹溝
4aに係合したら、突出部1bに開口されたボルト孔1
cにボルト2を挿入し、ボルト2のねじ部2aにナット
3を螺装するが、このとき、予めボルト2の首部に一対
の皿ばね6aを、凸面が互に対向するよう重ねた状態で
嵌装し、またボルト孔1cへ挿入後ねじ部2a側にも一
対の皿ばね6a同様に嵌装する。
【0029】これは両ハウジング1a側よりボルト、ナ
ット2,3の締付け状態が確認できるようにするため
で、配管が建屋の天井や壁、床下などに近接していて、
建屋側より締付け表示装置6を見ることができない場合
は、見ることができる側のハウジング1aにのみ一対の
皿ばね6aを介在させればよい。
【0030】以上のようにして各ハウジング1a間をボ
ルト、ナット2,3により仮締めした状態では、図3の
(イ)に示すようにまだ皿ばね6aが座屈された状態に
ないため、皿ばね6aの着色面6bを外部より見ること
ができ、ボルト、ナット2,3は仮締め状態にあること
を外部から容易に確認することができる。
【0031】次に工具などを使用してボルト、ナット
2,3を締付けると、ボルト、ナット2,3の締付け力
により各皿ばね6aが座屈されて平板状となり、本締め
が完了したときには、皿ばね6aの着色面6bが図3の
(ロ)に示すように互に密着するため、着色面6bは各
皿ばね6aにより覆い隠されて外部より見えなくなる。
これによって継手本体1の締付け状態を、締付け表示装
置6を見るだけで、外部より容易に確認できるため、締
付けを忘れたり、締付けが不十分なために、施工後に液
漏れなどが発生するのを未然に防止することができる。
【0032】またボルト、ナット2,3を締付けること
により、各ハウジング1aによりシールリング5が各管
4の端部外周面に圧接されるため、各管4の接続を確実
に行うができると共に、皿ばね4の反発力によりナット
3が弛むのを防止することができる。
【0033】なお上記実施の形態では、皿ばね6aの各
凸面に着色面6bを形成したが、皿ばね6aの何れか一
方の凸面に着色面6bを形成してもよい。
【0034】また何れの皿ばね6aの凸面に着色面6b
を形成しなくてもよく、この場合各皿ばね6a間の隙間
の有無により、ボルト、ナット2,3の締付け状態を確
認することができる。
【0035】さらに図4の(イ)に示すように、締付け
表示装置6を凸面に着色面6bを有する皿ばね6aと、
平座金6cより構成してもよい。この場合ボルト、ナッ
ト2,3を締付けると、ボルト、ナット2,3の締付け
力により皿ばね6aが座屈されて平板状となり、本締め
が完了したときには、皿ばね6aの着色面6bが図4の
(ロ)に示すように平座金6cと密着するため、着色面
6bは平座金6cにより覆い隠されて外部より見えなく
なる。これによって継手本体1の締付け状態を、締付け
表示装置6を見るだけで、外部より容易に確認できるた
め、締付けを忘れたり、締付けが不十分なために、施工
後に液漏れなどが発生するのを未然に防止することがで
きる。
【0036】一方図5の(イ)に示すように、皿ばね6
a付のナット3を使用し、皿ばね6aの凸面側に着色面
6bを形成してもよく、図5の(ロ)に示すように平座
金6c付のナット3を使用すれば、平座金6cを省略す
ることができると共に、図5の(イ)に示すようにハウ
ジング1aの突出部1b上面に平座金6cと同形の座1
eを形成することにより、平座金6cを省略することも
できる。
【0037】また上記実施の形態では、接続すべき管4
の端部外周に凹溝4aを形成して、この凹溝4aにハウ
ジング1aの突条1dを嵌合することにより、管4の接
続を行うようにしたが、各管4の端部外周に環状の突条
を突設して、この突条にハウジング1aを係合すること
により、管4の接続を行うようにしてもよい。さらに上
記実施の形態では、ハウジングジョイント形管継手に実
施した例について説明したが、円周方向に複数分割され
た管継手であれば、ハウジングジョイントに限定される
ものではない。
【0038】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、複数分
割されたハウジングをボルト、ナットで締付けて管を接
続する管継手の上記ボルトの頭部及びハウジングの突出
部の間及び突出部とナットの間の少なくとも一方に、凸
面を互に対向させた少なくとも一対の皿ばねを重ねて介
在させたことから、ボルト、ナットを締付けると、各皿
ばねが平板状に座屈して各皿ばね間の隙間がなくなるた
め、隙間の有無を見るだけで、ボルト、ナットの締付け
状態を確認することができると共に、皿ばねの反発力で
ナットが弛むのを防止することができる。
【0039】また予め皿ばねの凸面に着色面を形成する
ことにより、皿ばねが座屈した際、各皿ばねにより着色
面が覆い隠されるため、皿ばねの着色部が表出している
かを見るだけで、ボルト、ナットの締付け状態を確認す
ることができ、これによってボルト、ナットの締付けを
忘れたり、締付けが不十分なため、施行後に液漏れなど
が生じるのを未然に防止することができると共に、配管
が建屋の天井や壁、床下などに接近していて、片側より
のみしか管継手が見えない場合でも、見える側のハウジ
ングに、一対の皿ばねまたは皿ばねと平座金を介在させ
ることにより、天井や壁、床などに邪魔されることな
く、締付け状態を確認することができるようになる。
【0040】さらに皿ばねの凸面に蛍光塗料を塗布して
着色面を形成することにより、天井裏や床下など暗い場
所での作業では、締付け表示装置へ懐中電灯などで光を
当てることにより、着色部が発光するので、暗い場所で
もボルト、ナットの締付け状態を容易に確認することが
できる。
【0041】またナットに平座金を取付け、もしくは凸
面に着色面を有する皿ばねを取付けることにより、ボル
トにナットを螺装するだけで、平座金や皿ばねを取付け
ることができるため、これらを取付ける手間が省ける
上、平座金や皿ばねの取付けを忘れる心配もないと共
に、ハウジングの突出部上面に平座金を兼ねた座を形成
すれば、平座金を取付ける手間が省ける上、平座金が不
要となるため、部品点数の削減やコストの低減が図れる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる管継手の締付け表
示装置を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態になる管継手の締付け表
示装置を示す組立て状態の断面図である。
【図3】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の作用説明図である。
【図4】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の変形例を示す説明図であ
る。
【図5】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
る管継手の締付け表示装置の変形例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1a…ハウジング、1b…突出部、1e…座、2…ボル
ト、2b…頭部、3…ナット、4…管、5…シールリン
グ、6a…皿ばね、6b…着色面、6c…平座金。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
    ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
    グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
    突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
    て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
    頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
    間の少なくとも一方に、凸面を互に対向させた少なくと
    も一対の皿ばね6aを重ねて介在させ、かつボルト、ナ
    ット2,3を締付けることにより、上記皿ばねを平板状
    に座屈させて、凸面を互に密着させることにより、ボル
    ト、ナットの締付け状態を表示することを特徴とする管
    継手の締付け表示装置。
  2. 【請求項2】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
    ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
    グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
    突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
    て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
    頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
    間の少なくとも一方に、凸面に着色面を有する少なくと
    も一対の皿ばねを、凸面が互に対向するよう重ねて介在
    させ、かつボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、上記皿ばね6aを平板状に座屈させて、着色面6b
    を各皿ばね6aにより覆い隠すことにより、ボルト、ナ
    ット2,3の締付け状態を表示することを特徴とする管
    継手の締付け表示装置。
  3. 【請求項3】 互に接続すべき管4の端部に嵌合したシ
    ールリング5を、円周方向に分割された複数のハウジン
    グ1aにより挟着し、かつ各ハウジング1aの両端部に
    突設された突出部1bにボルト、ナット2,3を挿通し
    て、これらボルト、ナット2,3を締付けることによ
    り、管4の接続を行う管継手であって、上記ボルト2の
    頭部2bと突出部1bの間及び突出部1bとナット3の
    間の少なくとも一方に、凸面に着色面6bを有する皿ば
    ね6aと、平座金6cを重ねて介在させ、かつボルト、
    ナット2,3を締付けることにより、上記皿ばね6aを
    平板状に座屈させて、着色面6bを平座金6cにより覆
    い隠すことにより、ボルト、ナット2,3の締付け状態
    を表示することを特徴とする管継手の締付け表示装置。
  4. 【請求項4】 ナット3に、皿ばね6aを取付けてなる
    請求項1ないし3の何れか1項に記載の管継手の締付け
    表示装置。
  5. 【請求項5】 ナット3に、平座金6cを取付けてなる
    請求項3記載の管継手の締付け表示装置。
  6. 【請求項6】 ハウジング1aの突出部1bの上面に、
    平座金6cを兼ねる座1eを形成してなる請求項3また
    は5記載の管継手の締付け表示装置。
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