JP4492836B2 - 分岐管接続用管継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体管に分岐管を接続する管継手であって、分岐管を接続する接続管部が設けられたケースを流体管に装着し、接続管部の分岐管側より挿入したカッターにより流体管に穿孔したのちに、前記接続管部に分岐管を接続する分岐管接続用管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体管に分岐管を接続する管継手として、図7に示すような割T字管が知られている。この従来の割T字管Aは、流体管Pの外周部から互いに連結、分解可能なボルト孔を形成したフランジが設けてあるケースB、Cと、分岐管が接続されるフランジD1が端部に形成された接続管部Dとからなる。ケースBには、接続管部Dが挿入される枝管部Eが突出形成され、その先端にはボルト孔が設けられたフランジE1が一体に形成されている。
【0003】
接続管部DのフランジD1には、分岐管のフランジのボルト孔と整合するボルト孔D2が孔設されるとともに、前記枝管部EのフランジE1のボルト孔に貫通するボルトD3が立設されている。接続管部Dは円筒部が枝管部E内に挿入され、ボルトD3がフランジE1のボルト孔を貫通してナットD4、D5で固定されている。断面が円形のパッキンFは、リング状に形成されており、枝管部Eの内周面の基部に取り付けられている。
【0004】
この割T字管Aは次のようにして流体管Pに設置される。まず、流体管Pの所定位置の外周面にケースB,Cを外嵌し、フランジ同士をボルト・ナットで締め付けて設置する。
【0005】
次に、ナットD5を緩め、各ナットD4を均等に回して接続管部Dを流体管P側に移動させ、パッキンFを接続管部Dの円筒部の端部で流体管P外周面に圧着させる。パッキンFの圧着後にナットD5を回しナットD4とでフランジE1を挟み込んで接続管部DをケースBに固定する。
【0006】
設置がすんだ割T字管Aの接続管部DのフランジD1に穿孔機を取り付けて、カッターを流体管P側に送り出し、回転させながら流体管Pを穿孔する。次にカッターを穿孔機に引き戻し、切断片を回収して、穿孔機をフランジD1より取り外し、分岐管を接続して作業を終了する。
【0007】
流体管Pに通水しながら分岐管を接続する場合は、接続管部DのフランジD1に仕切弁を取り付けて一般に知られている不断水穿孔工事を行い、穿孔後に分岐管を仕切弁に接続することにより行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の割T字管は、水密性を維持するためにパッキンを接続管部で圧接する構造なので、流体管に取り付ける際に接続管部を移動させる行為が必要であり、作業性が悪かった。また、パッキンを流体管外周面に強く押し付けて止水するので、応力緩和がおこるポリエチレン管等の軟質合成樹脂製の流体管に対しては使用することができないという問題があった。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、上記問題を解決するためになされたもので、流体管への取り付け作業が容易で、応力緩和が発生するような軟質合成樹脂製の流体管にも使用することができる分岐管接続用管継手を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の分岐管接続用管継手は、分岐管を接続する接続管部が形成され、複数に分割されたケースを流体管の外周面に装着し、前記接続管部に連通する分岐孔を流体管に穿設すると共に、前記ケースと流体管との間に、分岐孔に沿って開口部が設けられたシート状弾性パッキンが、流体管を全周にわたって被覆するよう装着され、少なくとも開口部の周辺を接続管部の基部に水密に取り付けて流体管からの漏水を防止した分岐管接続用管継手であって、
前記パッキンには、周囲に流体管の外周面に水密に当接するよう流体管の管軸方向の両端に設けられた第1止水部および流体管の円周方向の両端に設けられた第2止水部を有し、
前記第2止水部のそれぞれの外側がテーパ面に形成されていると共に、前記ケースの対向するフランジの少なくとも流体管側が隙間なく当接するように形成され、前記接続管部が形成されていないケースの内側には、前記第2止水部を入れるテーパ状溝部が設けられており、
前記ケースが流体管に取り付けられるときに前記ケースのフランジの流体管側が当接し、かつ前記テーパ状溝部のテーパ面で前記第2止水部同士の対向面を押圧し当接させることを特徴としている。
本発明によれば、流体管を被覆するシート状弾性パッキンの、少なくとも分岐孔に沿って設けられた開口部の周辺がケース内側の接続管部の基部に水密に取り付けられているため、ケースを流体管に取り付けることによってシート状弾性パッキンが開口部を除いて流体管の表面に圧接されるので、水密性を保持しつつ開口部を通じて分岐孔より分岐管側に流体を通水することができる状態で分岐管接続用管継手を設置することができる。したがって、従来のように別体となっている接続管部で止水パッキンを流体管に押し付ける作業が不要となり取付作業が簡素化されるとともに、シート状弾性パッキンが流体管の外周面に当接して面で止水しているので、流体管に部分的な変形が生じても漏水することがなく、軟質合成樹脂管に対しても使用することができる。
【0011】
前記パッキンは、周囲に流体管の外周面に水密に当接する止水部が形成されているので、シート状部での止水に加え、開口部を囲む周辺の止水部で止水することができ、止水性能が向上する。
【0012】
前記接続管部が形成されていないケースの内側には、テーパ状溝部が設けられており、ケースが流体管に取り付けられるときにパッキンの第2止水部をケースのテーパ状溝部に入れ、該テーパ状溝部のテーパ面で第2止水部同士の対向面を押圧し当接させるので、流体管を被覆したパッキンが、ケースによって全周にわたって覆われるため、流体管内圧によるシート状弾性パッキンの膨出を防ぐことができる。
【0013】
前記パッキンの止水部には、流体管の内圧によって流体管の外面に密着するリップ部が設けられているのが好ましい。
このようにすると、流体管内圧によってリップ部が流体管外周面に密着するので止水性能が向上する。また、パッキンを過剰に流体管へ押し付けることがないので軟質合成樹脂製の流体管に使用することが可能となる。
【0014】
前記パッキンの開口部周辺に、分岐孔方向に突出した先細りのテーパ状のリップ部が形成された止水部を設けているのが好ましい。
このようにすると、変形しやすい流体管の分岐孔周辺にリップ部が形成された止水部が形成されているので、流体管の変形などによりケースと流体管との距離が開いた場合でも、パッキンと流体管外周面が接触してケースと流体管の水密性が確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1ないし図3は、本発明の分岐管接続用管継手のケース2を、布設されているポリエチレン製やダクタイル鋳鉄製等の流体管1の外周面に水密性を保持して装着されている第1実施例を示している。ケース2は、ダクタイル鋳鉄製で、径方向に2分割可能なT字体2aとカバー体2bとからなり、対向面にフランジ2c、2cが形成されてボルト・ナットで締結されている。T字体2aとカバー体2bそれぞれのフランジ2c、2cの流体管1側は隙間なく当接するように形成されている。ケース2は2分割に限らず3分割や4分割などであってもよい。
【0017】
T字体2aには、流体管1に対してほぼ直交する方向を向く接続管部3が一体に設けられており、その接続管部3の先端には分岐管を接続するフランジ3aが形成されている。
【0018】
ケース2の両端部には、流体管1とケース2との相対移動を防止する移動防止装置4が取り付けられている。移動防止装置4は、径方向に2分割されており、ボルト・ナットにより一体される、ケース2に移動不可に取り付ける割押輪4aと、外面にテーパ面が形成され、内面に流体管1の外周面に食込む刃が形成された締付具4bとで構成されている。割押輪4aは、ケース2の両端部に突出形成された凸状片に係合することによりケース2と一体に取り付けられる。
【0019】
T字体2aの内面で接続管部3の基部には、流体管1に孔設された分岐孔1aに沿って形成されたパッキン5の開口部5bの周囲が水密に接着固定されている。流体管1の分岐孔1a周辺の外周面には、パッキン5が密着するようにケース2で取り付けられる。
【0020】
パッキン5は図4、図5に示すように、長方形のシート状本体5aと、その周囲の管軸方向の両端部に設けられた第1止水部5c、径方向の両端部に設けられた第2止水部5dとで構成され、それぞれの止水部5c、5dには、流体管1の外周面に密着するリップ部5eが形成されている。第1止水部5cには、内水圧用及び外水圧用の2つのリップ部5e、5eが設けられている。パッキン5のほぼ中央には分岐孔1aに沿った開口部5bが形成されている。
【0021】
パッキン5を筒状に丸めた状態で対向する第2止水部5d、5d同士は、その外側にテーパ面5fが形成されており、カバー体2bの内側に設けられたテーパ状溝部2dにより、カバー体2bが流体管1に取り付けられるときに第2止水部5d、5dの対向面が水密に当接し、さらに流体管1に密接して取り付けられる形状に形成されている。
【0022】
第1止水部5cの外周で、フランジ2c、2cの当接面に位置する部分には固定片5gが突出形成されており、流体管1にケース2を取り付けるときにフランジ2c、2cで挟み込みパッキンの移動を防止する。フランジ2cの対向する面には固定片2gを嵌合する凹部が形成されている。
【0023】
本発明の分岐管接続用管継手であるケース2を用いて流体管1に分岐管(図示していない)を接続するには、次のようにして行われる。
【0024】
まず、接続管部3の基部に開口部5bの周囲を水密に接着固定したパッキン5が装着されているT字体2aを流体管1の所定位置に設置し、パッキン5を流体管1に被覆するように筒状に丸めて第2止水部5d、5d同士を突合せ、T字体2aの反対側よりカバー体2bをテーパ状溝部2dに第2止水部5d、5dが入るように設置して、T字体2a、カバー体2bのフランジ2c、2c同士をボルト・ナットで締結して流体管1にケース2を装着する。
【0025】
ケース2両端部の流体管1の外周に、締付具4bを外嵌し、締付具4bの刃を流体管1に食込ませるようにして、ケース2端部の係合片に係合させながら割押輪4aを取り付ける。
【0026】
つぎに、接続管部3のフランジ3aに図示していない穿孔機を取り付け、円筒形のカッターを回転させながら前進させ、パッキン5の開口部5bを介して流体管1に分岐孔1aを穿孔する。そして、カッターを後退させて、切片を回収した穿孔機が撤去された接続管部3のフランジ3aに分岐管を接続して作業は終了する。
【0027】
流体管1に通水した状態で分岐管を接続するには、接続管部3のフランジ3aに仕切弁を接続した後、仕切弁に穿孔機を取り付け、仕切弁の開閉を伴った上記作業を実行することによって行われる。
【0028】
パッキン5のシート状本体5aは、ケース2の内周面によって流体管1の外周に密着して取り付けられて止水する。また、管軸方向の両端部に設けられた第1止水部5c、円周方向の両端部に設けられた第2止水部5dがそれぞれのリップ部を介して流体管1の外周に水密に装着されており、シート状本体5a、第1止水部、第2止水部で分岐孔1aを包囲しているので2重の止水部分を持って分岐管接続用管継手が取り付けられ止水に対する安全性が向上する。
【0029】
開口部5bの周辺がT字体2a内側の接続管部3の基部に水密に取り付けられているため、ケース2を流体管1に取り付けることによってパッキン5が開口部を除いて流体管1の表面に圧接されるので、水密性を保持しつつ開口部5bを通じて分岐孔1aより分岐管側に流体を通水することができる状態で分岐管接続用管継手を設置することができ、また、ケース2の内面が流体管1の流水等に接触することがなくなり、内面の防食塗装を省略することができる。
【0030】
図6は、本発明の第2実施例を示す、パッキン5の開口部5bに第3止水部6を設けた接続管部3の基部の部分拡大断面図である。
【0031】
第3止水部6が開口部5bの周囲に連続的に設けられ、リップ部6a、6bが分岐孔1aを向いて形成されている。外方向に突出して設けられた第3止水部6の外周の4箇所に第3止水部6の移動を防止する係合片6cが突出形成さている。係合片6cは、流体管1の管軸方向および管軸直角方向の4ヶ所に設けられているが、6ヶ所や8ヶ所あるいは連続的に設けてもよい。
【0032】
T字体2aの接続管部3の基部内面には、第3止水部6が嵌合される取付段部3bと、係合片6cが嵌合される係合凹部3cとが設けられている。係合凹部3cは、係合片6cを圧縮して嵌合する大きさに形成されて容易に外れないようになっている。
【0033】
第3止水部6が取付段部3bに、係合片6cおよび係合凹部3cによって移動できないように、かつ、リップ部6aが流体管1に、リップ部6bがT字体2aに水密に取り付けられているので、流体管とケースが相対移動した場合でも安定した水密性が保たれる。
【0034】
リップ部6a、6bが、シート状本体5aの第3止水部6より突出し、それぞれの外面が流体管1の外周面、取付段部3bに当接するように形成されているので、図6に示すように流体管1の内圧Pをリップ部6a、6bの内面が受け、両リップ部6a、6bの外面が流体管1の外周面、取付段部3bに押し付けられるので確実に止水することが出来る。
【0035】
パッキン5の自然状態でリップ部6aが流体管1方向に大きく突出するように形成しておくと、ケース2を流体管1に取り付けたあとに流体管1が変形して、ケース2と流体管1の距離が開いた場合でもリップ部6aが流体管1の外周面に接触し止水することができる。
【0036】
流体管1がポリエチレン等の軟質合成樹脂管であった場合でも、リップ部6a、6bが、第3止水部6との基部で曲がるので過度の応力を与えることがないので本発明の分岐管接続用管継手を使用することができる。
【0037】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明の具体的な構成はこれに限定されるものではない。
【0038】
例えば、第2実施例では、第3止水部に係合片が突出形成され、取付段部に係合凹部が形成されていたが、取付段部に係合片を突出形成し、第3止水部に係合凹部を形成してもよい。また、係合片及び係合凹部は、連続的に形成されていてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、流体管を被覆するシート状弾性パッキンの、少なくとも分岐孔に沿って設けられた開口部の周辺がケース内側の接続管部の基部に水密に取り付けられているため、ケースを流体管に取り付けることによってシート状弾性パッキンが開口部を除いて流体管の表面に圧接されるので、水密性を保持しつつ開口部を通じて分岐孔より分岐管側に流体を通水することができる状態で分岐管接続用管継手を設置することができる。したがって、従来のように別体となっている接続管部で止水パッキンを流体管に押し付ける作業が不要となり取付作業が簡素化されるとともに、シート状弾性パッキンが流体管の外周面に当接して面で止水しているので、流体管に部分的な変形が生じても漏水することがなく、軟質合成樹脂管に対しても使用することができる。
【0040】
また、シート状部での止水に加え、開口部を囲む周辺の止水部で止水することができるので止水性能が向上する。
【0041】
また、流体管を被覆したパッキンが、ケースによって全周にわたって覆われるため、シート状弾性パッキンの流体管内圧によっての膨出を防ぐことができる。
【0042】
請求項2の発明によれば、リップ部が形成されているので止水性能が向上する。また、軟質合成樹脂製の流体管に使用することが可能となる。
【0043】
請求項3の発明によれば、流体管の変形などによりケースと流体管との距離が開いた場合でも、止水部のリップ部が分岐孔方向に突出した形成されているのでパッキンと流体管外周面が接触してケースと流体管の水密性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における側面図である。
【図2】同じく、一部破断平面図である。
【図3】同じく、I−I線に沿う断面図である。
【図4】同じく、パッキンの(a)は平面図、(b)は一部破断側面図である。
【図5】同じく、パッキンを円筒状にした状態の一部破断平面図である。
【図6】本発明の第2実施例における取付段部の部分拡大断面図である。
【図7】従来例における、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はIV−IV断面図である。
【符号の説明】
1 流体管
1a 分岐孔
2 ケース
2a T字体
2b カバー体
2c フランジ
2d テーパ状溝部
3 接続管部
3a フランジ
3b 取付段部
3c 係合凹部
4 移動防止装置
4a 割押輪
4b 締付具
5 パッキン(シート状弾性パッキン)
5a シート状本体
5b 開口部
5c 第1止水部
5d 第2止水部
5e リップ部
5f テーパ面
5g 固定片
6 第3止水部
6a リップ部
6b リップ部
6c 係合片
Claims (3)
- 分岐管を接続する接続管部が形成され、複数に分割されたケースを流体管の外周面に装着し、前記接続管部に連通する分岐孔を流体管に穿設すると共に、前記ケースと流体管との間に、分岐孔に沿って開口部が設けられたシート状弾性パッキンが、流体管を全周にわたって被覆するよう装着され、少なくとも開口部の周辺を接続管部の基部に水密に取り付けて流体管からの漏水を防止した分岐管接続用管継手であって、
前記パッキンには、周囲に流体管の外周面に水密に当接するよう流体管の管軸方向の両端に設けられた第1止水部および流体管の円周方向の両端に設けられた第2止水部を有し、
前記第2止水部のそれぞれの外側がテーパ面に形成されていると共に、前記ケースの対向するフランジの少なくとも流体管側が隙間なく当接するように形成され、前記接続管部が形成されていないケースの内側には、前記第2止水部を入れるテーパ状溝部が設けられており、
前記ケースが流体管に取り付けられるときに前記ケースのフランジの流体管側が当接し、かつ前記テーパ状溝部のテーパ面で前記第2止水部同士の対向面を押圧し当接させることを特徴とする分岐管接続用管継手。 - 前記パッキンの止水部には、流体管の内圧によって流体管の外面に密着するリップ部が設けられている請求項1に記載の分岐管接続用管継手。
- 前記パッキンの開口部周辺に、分岐孔方向に突出した先細りのテーパ状のリップ部が形成された止水部を設けている請求項1または2に記載の分岐管接続用管継手。
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