JP2001156024A - TiN系薄膜およびその成膜方法、成膜装置、TiN系薄膜を含む膜構造体およびその製造方法、ならびに半導体装置 - Google Patents
TiN系薄膜およびその成膜方法、成膜装置、TiN系薄膜を含む膜構造体およびその製造方法、ならびに半導体装置Info
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Abstract
リア性が高いTiN系薄膜およびその成膜方法を提供す
ること、および従来のCVDで形成されたTiN膜より
も抵抗が低いTiN系薄膜およびその成膜方法を提供す
ること。 【解決手段】 CVDにより、Ti,O,Nを含有する
TiN系薄膜、またはTi,N,Pを含有するTiN系
薄膜を形成する。
Description
て例えばバリア層、キャパシタ上部電極、ゲート電極、
コンタクト部等として用いられるTiN系薄膜およびそ
の成膜方法、成膜装置、TiN系薄膜を含む膜構造体お
よびその製造方法、ならびに半導体装置に関する。
の高密度化および高集積化の要請に対応して、回路構成
を多層配線構造にする傾向にあり、このため、下層の半
導体デバイスと上層の配線層との接続部であるコンタク
トホールや、上下の配線層同士の接続部であるビアホー
ルなどの層間の電気的接続のための埋め込み技術が重要
になっている。また、高集積化にともない、例えばDR
AMメモリー部のキャパシタゲート材としてTa2O5
等の高誘電率材に対応した上部電極を高カバレージで成
膜する技術が重要となっている。
ールの埋め込みには、一般的にAl(アルミニウム)や
W(タングステン)、あるいはこれらを主体とする合金
が用いられるが、このような金属や合金が下層のSi
(シリコン)基板やAl配線と直接接触すると、これら
の境界部分においてAlの吸い上げ効果等に起因して両
金属の合金が形成されるおそれがある。このようにして
形成される合金は抵抗値が大きく、このような合金が形
成されることは近時デバイスに要求されている省電力化
および高速動作の観点から好ましくない。
の埋め込み層として用いる場合には、埋め込み層の形成
に用いるWF6ガスがSi基板に侵入して電気的特性等
を劣化させる傾向となり、やはり好ましくない結果をも
たらす。
に、コンタクトホールやビアホールに埋め込み層を形成
する前に、これらの内壁にバリア層を形成し、その上か
ら埋め込み層を形成することが行われている。この場合
のバリア層としては、Ti(チタン)膜およびTiN
(窒化チタン)膜の2層構造のものを用いるのが一般的
である。
(PVD)を用いて成膜されていたが、最近のようにデ
バイスの微細化および高集積化が特に要求され、デザイ
ンルールが特に厳しくなって、それにともなって線幅や
ホールの開口径が一層小さくなり、しかも高アスペクト
比化されるにつれ、PVD膜では埋め込み性が悪く、十
分なコンタクト抵抗がとれない。
TiN膜を、より良質の膜を形成することが期待できる
化学的蒸着(CVD)で成膜することが行われている。
そして、CVDによりTi膜を成膜する場合には、反応
ガスとしてTiCl4(四塩化チタン)およびH2(水
素)を用い、これらをプラズマ化することにより成膜さ
れ、TiN膜を成膜する場合には、反応ガスとしてTi
Cl4とNH3(アンモニア)またはMMH(モノメチ
ルヒドラジン)とが用いられる。
い、キャパシタゲート材としては、スケールを変えるこ
となく高いキャパシタンスを得るために、Ta2O5等
の高誘電率材を用いるようになってきている。しかし、
このような高誘電率材は従来キャパシタゲート材として
用いていたSiO2に比べ安定でないために、従来より
その上部電極として用いられているpoly−Siを用
いた場合には、キャパシタ作成後の熱履歴により酸化さ
れてしまい、安定したデバイス素子の形成が不可能とな
ってしまう。このため、より酸化されにくいTiN等が
上部電極として必要とされている。
従来上述したPVDにより成膜されていたが、最近のよ
うに高集積化されたキャパシタ形、例えば、クラウンタ
イプ、フィンタイプ、およびこれらを形成する際にキャ
パシタの容量を大きくするためにポリシリコン層の表面
に凹凸を形成するRUGpolyのような高カバレージ
を要するものの上部電極として成膜することはできなか
った。
iN膜においても、より良質の膜を高カバレージで形成
することが期待できるCVDで成膜することが行われて
いる。そして、この場合でもTiN膜は、反応ガスとし
てTiCl4とNH3またはMMHとを用いて成膜され
る。
CVDによってTiN膜を成膜する場合には、膜中にC
l(塩素)が残留するため、成膜される膜は比抵抗値が
高い。このように比抵抗が高い場合には、キャパシタ上
部電極に適用した場合に十分な特性が得られない。ま
た、この残留塩素のため、形成された膜は高ストレス膜
である。さらに、柱状結晶であるTiN膜は粒界拡散が
生じやすいため、バリア性が低くなってしまう。特に、
このバリア性の低さはTiN膜をCu配線のバリア層と
して用いる場合やキャパシタ上部電極のTa2O5配線
の酸素拡散バリアの場合に問題となる。つまり、残留塩
素によるCu配線腐食や酸素の拡散によるTa2O5の
容量低下が問題となる。
あって、従来のCVDで形成されたTiN膜よりもバリ
ア性が高いTiN系薄膜およびその成膜方法を提供する
ことを目的とする。また、従来のCVDで形成されたT
iN膜よりも抵抗が低いTiN系薄膜およびその成膜方
法を提供することを目的とする。さらに、このようなT
iN系薄膜を形成することができるTiN系薄膜の成膜
装置を提供することを目的とする。さらにまた、このよ
うなTiN系薄膜を含む膜構造体およびその製造方法を
提供することを目的とする。さらにまた、このようなT
iN系薄膜を用いた半導体装置を提供することを目的と
する。
に、第1発明は、CVDにより形成され、Ti,O,N
を含有することを特徴とするTiN系薄膜を提供する。
i,N,Pを含有することを特徴とするTiN系薄膜を
提供する。
i,O,N,Pを含有することを特徴とするTiN系薄
膜を提供する。
i,O,Nを含有する第1の薄膜と、CVDにより形成
され、Ti,N,Pを含有する第2の薄膜との積層構造
を有することを特徴とするTiN系薄膜を提供する。
i,O,Nを含有する第1の薄膜と、CVDにより第1
の薄膜の上に形成され、Ti,N,Pを含有する第2の
薄膜と、CVDにより第2の薄膜の上に形成され、T
i,O,Nを含有する第3の薄膜との積層構造を有する
ことを特徴とするTiN系薄膜を提供する。
る工程と、TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガ
ス、およびOを含むガスをチャンバー内に導入し、CV
Dにより基板上にTi,O,Nを含有する薄膜を形成す
る工程とを有することを特徴とするTiN系薄膜の成膜
方法を提供する。
る工程と、TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガ
ス、Oを含むガス、およびPを含むガスをチャンバー内
に導入し、CVDにより基板上にTi,O,N,Pを含
有する薄膜を形成する工程とを有することを特徴とする
TiN系薄膜の成膜方法を提供する。
ス、Hを含むガス、およびOを含むガスをチャンバー内
に導入し、CVDによりTi,O,Nを含有する第1の
薄膜を形成する工程と、TiCl4ガス、Nを含むガ
ス、Hを含むガス、およびPを含むガスをチャンバー内
に導入し、CVDによりTi,N,Pを含有する第2の
薄膜を形成する工程とを有することを特徴とするTiN
系薄膜の成膜方法を提供する。
ス、Hを含むガス、およびOを含むガスをチャンバー内
に導入し、CVDによりTi,O,Nを含有する第1の
薄膜を形成する工程と、TiCl4ガス、Nを含むガ
ス、Hを含むガス、およびPを含むガスをチャンバー内
に導入し、CVDによりTi,N,Pを含有する第2の
薄膜を第1の薄膜上に形成する工程と、TiCl4ガ
ス、Nを含むガス、Hを含むガス、およびOを含むガス
をチャンバー内に導入し、CVDによりTi,O,Nを
含有する第3の薄膜を第2の薄膜上に形成する工程とを
有することを特徴とするTiN系薄膜の成膜方法を提供
する。
する工程と、TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含む
ガス、およびPを含むガスをチャンバー内に導入し、C
VDにより基板上にTi,N,Pを含有する薄膜を形成
する工程とを有することを特徴とするTiN系薄膜の成
膜方法を提供する。
ンバーと、チャンバー内で被処理基板を支持する支持部
材と、チャンバー内に成膜ガスを導入する成膜ガス導入
機構と、前記支持部材に支持された被処理基板を加熱す
る加熱機構とを具備し、前記成膜ガス導入機構は、Ti
Cl4ガス、Nを含むガス、およびHを含むガスの供給
源を有し、さらに、Oを含むガスの供給源およびPを含
むガスの供給源の少なくとも一方を有することを特徴と
するTiN系薄膜の成膜装置を提供する。
これら第1および第2の層の間に設けられ、CVDで形
成されたTi,O,Nを含有する薄膜、Ti,N,Pを
含有する薄膜、およびTi,O,N,Pを含有する薄膜
のいずれか、またはこれらの2以上からなる積層体で構
成されたTiN系薄膜とを具備することを特徴とする膜
構造体を提供する。
と、第1の層の上に、CVDによりTi,O,Nを含有
する薄膜、Ti,N,Pを含有する薄膜、およびTi,
O,N,Pを含有する薄膜のいずれか、またはこれらの
2以上からなる積層体で構成されたTiN系薄膜を成膜
する工程と、その上に第2の層を形成する工程と、前記
TiN系薄膜を形成する工程の前および/または後にC
VD成膜チャンバー内にOを含むガスを導入する工程と
を有することを特徴とする膜構造体の製造方法を提供す
る。
導体基板またはその上の導電層とを接続する埋め込み配
線部と、埋め込み配線部と半導体基板またはその上の導
電層との間に設けられたバリア層とを備え、前記バリア
層は、CVDで形成されたTi,O,Nを含有するTi
N系薄膜、CVDで形成されたTi,N,Pを含有する
TiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有するTi
N系薄膜のいずれかを有することを特徴とする半導体装
置を提供する。
導体基板またはその上の導電層とを接続する埋め込み配
線部と、埋め込み配線部と半導体基板またはその上の導
電層との間に設けられたバリア層とを備え、前記バリア
層は、埋め込み配線部側にCVDにより形成されたT
i,O,Nを含有する第1のTiN系薄膜と、半導体基
板またはその上の導電層の側にCVDにより形成された
Ti,N,Pを含有する第2のTiN系薄膜とで構成さ
れていることを特徴とする半導体装置を提供する。
導体基板またはその上の導電層とを接続する埋め込み配
線部とを備え、前記埋め込み配線部は、CVDで形成さ
れたTi,N,Pを含有するTiN系薄膜で構成されて
いることを特徴とする半導体装置を提供する。
らなる絶縁層と、その下に設けられた下部電極層と、前
記絶縁層の上に設けられた上部電極層とを有するキャパ
シタ部を備え、前記上部電極層は、CVDで形成された
Ti,O,Nを含有するTiN系薄膜、CVDで形成さ
れたTi,N,Pを含有するTiN系薄膜、およびT
i,O,N,Pを含有するTiN系薄膜のいずれか、ま
たはこれらの2以上からなる積層膜で構成されているこ
とを特徴とする半導体装置を提供する。
らなる絶縁層と、その下に設けられた下部電極層と、前
記下部電極層と前記絶縁層との間に設けられたバリア層
と、前記絶縁層の上に設けられた上部電極層とを有する
キャパシタ部を備え、前記下部電極層は、CVDで形成
されたTi,N,Pを含有するTiN系薄膜で構成さ
れ、前記バリア層は、CVDで形成されたTi,O,N
を含有するTiN系薄膜、またはCVDで形成されたT
i,O,N,Pを含有するTiN系薄膜で構成され、前
記上部電極層は、CVDで形成されたTi,O,Nを含
有するTiN系薄膜、CVDで形成されたTi,N,P
を含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含
有するTiN系薄膜のいずれか、またはこれらの2以上
からなる積層膜で構成されていることを特徴とする半導
体装置を提供する。
層を介して形成され、配線層が接続されたゲート電極を
備え、前記ゲート電極は、CVDにより形成されたT
i,N,Pを含有するTiN系薄膜を有することを特徴
とする半導体装置を提供する。
ト層と、前記コンタクト層上に設けられ、CVDで形成
されたTi,O,Nを含有するTiN系薄膜、Ti,
N,Pを含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,
Pを含有するTiN系薄膜のいずれかで構成されたバリ
ア層と、前記バリア層の上に形成された金属層とを具備
することを特徴とする半導体装置。
タクト層と、前記コンタクト層上にCVDで形成され
た、Ti,O,Nを含有するTiN系薄膜、Ti,N,
Pを含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを
含有するTiN系薄膜のいずれかで構成されたバリア層
と、前記バリア層の上に形成された金属層とを具備する
ことを特徴とする半導体装置を提供する。
タクト層と、前記コンタクト層上にCVDで形成され
た、Ti,O,Nを含有するTiN系薄膜、Ti,N,
Pを含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを
含有するTiN系薄膜のいずれかで構成されたバリア層
と、前記バリア層の上に形成された金属層とを具備する
ことを特徴とする半導体装置を提供する。
層を介して形成されたCoSi薄膜からなるゲート電極
と、前記ゲート電極上にCVDで形成された、Ti,
O,Nを含有するTiN系薄膜、Ti,N,Pを含有す
るTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有するT
iN系薄膜のいずれかで構成されたバリア層と、前記バ
リア層の上に形成された配線を構成する金属層とを具備
することを特徴とする半導体装置を提供する。
された高誘電体からなる絶縁層と、前記絶縁層の上にC
VDで形成された、Ti,O,Nを含有するTiN系薄
膜、Ti,N,Pを含有するTiN系薄膜、およびT
i,O,N,Pを含有するTiN系薄膜のいずれかで構
成されたバリア層と、前記バリア層の上に形成された金
属からなるゲート電極とを具備することを特徴とする半
導体装置を提供する。
Nを含有するTiN系の薄膜は、従来の熱CVD−Ti
N膜よりもバリア性が高く、バリア層として適している
ことを見出した。
i,N,Pを含有するTiN系の薄膜は従来の熱CVD
−TiN膜よりも抵抗が低く、バリア層やキャパシタ上
部電極として適していることを見出した。
時に含有させてTiN系薄膜を形成することにより、高
いバリア性と低抵抗性を兼備した膜となる。また、CV
Dにより形成され、Ti,O,Nを含有する第1の薄膜
と、その上にCVDにより形成され、Ti,N,Pを含
有する第2の薄膜との積層構造とすることにより、また
は、さらに第2の薄膜の上に、CVDにより形成され、
Ti,O,Nを含有する第3の薄膜を形成することによ
り、全体の膜厚が従来よりも薄くても、高バリア性およ
び低抵抗性の膜とすることができる。
いて、(1)配線層と半導体基板またはその上の導電層
との間のコンタクト部におけるバリア層や埋め込み配線
部として、(2)Ta2O5またはRuOからなる絶縁
層を有するキャパシタ部の上部電極層、バリア層、下部
電極層として、(3)ゲート電極の少なくとも一部とし
て用いることにより、優れた効果を得ることができる。
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発
明に係るTiN系薄膜を成膜する成膜装置を示す断面図
である。この成膜装置10は、気密に構成された略円筒
状のチャンバー11を有しており、その中には被処理体
である半導体ウエハWを水平に支持するためのサセプタ
ー12が円筒状の支持部材13により支持された状態で
配置されている。サセプター12の外縁部には半導体ウ
エハWをガイドするためのガイドリング14が設けられ
ている。また、サセプター12にはヒーター15が埋め
込まれており、このヒーター15は電源16から給電さ
れることにより被処理体である半導体ウエハWを所定の
温度に加熱する。電源16にはコントローラー17が接
続されており、これにより図示しない温度センサーの信
号に応じてヒーター15の出力が制御される。
ーヘッド20が設けられている。このシャワーヘッド2
0にはサセプター12に向けてガスを吐出するための多
数のガス吐出孔20aおよび20bが交互に形成されて
いる。そして、シャワーヘッド20にはガス供給機構3
0の配管が接続されており、後述するようにガス吐出孔
20aにはTiCl4ガスを供給する配管45が接続さ
れており、ガス吐出孔20bにはNH3ガスを供給する
配管46が接続されており、シャワーヘッド20を介し
てチャンバー11内へ所定のガスが導入されるようにな
っている。このようにシャワーヘッド20はマトリック
スタイプであり、反応ガスであるTiCl4ガスおよび
NH3ガスが交互に形成された異なる吐出孔から吐出
し、吐出後に混合されるポストミックス方式が採用され
る。
あるClF3を供給するClF3供給源31、N2を供
給するN2供給源32、反応ガスであるTiCl4を供
給するTiCl4供給源33、Pを含有するガスとして
のPH3を供給するPH3供給源34、反応ガスである
Nを含有するガスおよびHを含有するガスとしてのNH
3を供給するNH3供給源35、Oを含有するガスとし
てのO2を供給するO 2供給源36を有している。そし
て、ClF3供給源31にはガスライン39が、N2供
給源32にはガスライン40が、TiCl4供給源33
にはガスライン41が、PH3供給源34にはガスライ
ン42が、NH3供給源35にはガスライン43が、O
2供給源36にはガスライン44がそれぞれ接続されて
いる。そして、各ラインにはバルブ47およびマスフロ
ーコントローラ48が設けられている。
には、TiCl4供給源33から延びるガスライン41
が合流しており、ガスライン40および配管45を通っ
てN 2ガスにキャリアされたTiCl4ガスがシャワー
ヘッド20に至り、ガス吐出孔20aからチャンバー1
1内へ導入される。ClF3供給源31から延びるガス
ライン39はガスライン40に合流しており、ガスライ
ン39に設けられたバルブを開けることにより、クリー
ニングガスであるClF3がガスライン39,40およ
び配管45を通ってシャワーヘッド20に至り、ガス吐
出孔20aからチャンバー11内へ導入される。また、
NH3ガスは、NH3供給源35からガスライン43お
よび配管46を通ってシャワーヘッド20に至り、ガス
吐出孔20bからチャンバー11へ導入される。PH3
供給源34に接続されたガスライン42はガスライン4
1に接続されており、PH3ガスは、ガスライン42、
ガスライン41、ガスライン40および配管45を通っ
てシャワーヘッド20に至り、ガス吐出孔20aからチ
ャンバー11内へ導入される。O2供給源36に接続さ
れたガスライン44はガスライン43に接続されてお
り、O2ガスはガスライン44,ガスライン43および
配管46を通ってシャワーヘッド20に至りガス吐出孔
20bからチャンバー11内へ導入される。
るガスとしては、NH3の代わりにモノメチルヒドラジ
ン(MMH)を用いてもよいし、Nを含有するガスとH
を含有するガスとを別個のガスとして導入してもよい。
また、Oを含有するガスとしてはO2の代わりにNO、
N2Oを用いてもよい。さらにN2の代わりにArを用
いてもよい。
18が接続されており、この排気管には真空ポンプを含
む排気装置19が接続されている。そして排気装置19
を作動させることによりチャンバー11内を所定の真空
度まで減圧することができる。
iN系薄膜を成膜するには、まず、チャンバー11内に
半導体ウエハWを装入し、ヒーター15によりウエハW
を加熱しながら排気装置19によりチャンバー11内を
排気してチャンバー11内を高真空状態にし、引き続
き、N2ガスおよびNH3ガスを所定の流量比でチャン
バー11内に導入し、チャンバー11内を例えば133
〜1333Paにし、プリアニールを行う。
3Paにし、N2ガスおよびNH3ガスの流量を維持し
たまま、TiCl4ガス、ならびにO2ガスおよびPH
3ガスのいずれかまたは両方を所定流量比で5〜20秒
間程度プリフローし、引き続きプリフローと同じ条件で
所定のTiN系薄膜の成膜を所定時間行う。この際のT
iN系薄膜の成膜は、400〜700℃程度の温度で行
う。
Wが搬出され、チャンバー11内にクリーニングガスで
あるClF3ガスが導入されてチャンバー内がクリーニ
ングされる。
ガス、TiCl4ガス、およびO2ガスを用いた場合に
は、Ti,N,Oを含み、比較的低い抵抗値を維持しつ
つバリア性の高いTiN系膜(TiON膜)が形成され
る。すなわち、TiN膜は棒状結晶であるため粒界拡散
が生じやすく、TiN結晶の粒界を介して金属が拡散す
るおそれがあるが、Oを含有させて熱CVDを行うこと
により、粒界のバリア性を向上させることができる。こ
の場合に、NH3に対するO2の体積比を0.0001
〜0.001とすることが好ましい。これにより、抵抗
値を好ましい範囲とすることができる。
の比抵抗値との関係を示す。ここでは、ガス流量をTi
Cl4:0.02L/min、NH3:0.5L/mi
n、N2:0.15L/minとし、O2の流量を5×
10-5〜4×10-3L/min(O2/NH3流量比
0.00001〜0.008)まで変化させた。また、
成膜時の基板温度を550℃、チャンバー内圧力を30
0mTorr、膜厚を50nmとした。図2に示すよう
に、O2/NH3流量比が上記範囲内でTiON膜の比
抵抗値が360〜7500μΩ・cmと許容範囲内であ
る。
等の他のガスを用いた場合でもO2に換算して上記範囲
とすることにより、抵抗値を適切な範囲とすることがで
きる。
0μΩ・cm以上であれば良好となることから、図2か
ら、バリア性を良好とするためにはO2/NH3流量比
が0.0006以上であることが好ましいことがわか
る。
ス、およびPH3ガスを用いた場合には、Ti,N,P
を含み、比較的良好なバリア性を維持しつつ抵抗値の低
いTiN系膜(TiNP膜)が形成される。PH3ガス
を用いることにより、その還元作用により残留塩素を除
去することができるのでTiN系膜の抵抗値を低下させ
ることができる。この場合に、PH3の流量は0.04
〜0.5L/minであることが好ましい。0.04L
/min未満ではあまり効果が見られない。また、PH
3の流量を0.1L/min以上とすることにより、形
成される薄膜がアモルファス化され、緻密となるので、
より抵抗を低下させることができ、バリア性もより良好
となる。
抗値との関係を示す。ここでは、ガス流量をTiC
l4:0.02L/min、NH3:0.5L/mi
n、N2:0.15L/min、PH3:0〜0.2L
/minと変化させた。また、成膜時の基板温度を43
0℃および550℃、チャンバー内圧力を40Pa、膜
厚を50nmとした。図3に示すように、PH3の流量
が0.04L/min以上ではっきりとした抵抗値の低
下が見られる。また、成膜温度が550℃のほうが全体
的に抵抗値が低い傾向が見られ、550℃成膜のPH3
流量0.2L/minでは70μΩ・cmと極めて低い
値が得られる。
比抵抗値との関係については、図4に示すように、PH
3を添加した場合のほうが添加しない場合よりも比抵抗
値の温度依存性が小さく、安定して低い抵抗値となる。
なお、図4では、ガス流量をTiCl4:0.02L/
min、NH3:0.5L/min、N2:0.15L
/min、PH3:0.2L/minとし、チャンバー
内圧力を40Pa、膜厚を50nmとした。
TiCl4ガス、O2ガス、およびPH3ガスを用いた
場合には、Ti,N,O,Pを含み、上述した高バリア
性および低抵抗特性を兼備したTiN系薄膜(TiON
P膜)を得ることができる。すなわち、成膜時にO2ガ
スを供給することによりバリア性が向上するが、図5に
示すようにO2量(O2/NH3流量比)の増加に伴っ
て抵抗値が上昇する。しかし、図5に示すように、PH
3ガスの供給によりPを導入することにより、Pを導入
しない場合に比べて抵抗値をより低下させることがで
き、結果として高バリア性および低抵抗特性を兼備した
TiN系薄膜を得ることができる。なお、図5では、ガ
ス流量をTiCl4:0.02L/min、NH3:
0.5L/min、N2:0.15L/min、P
H3:0.2L/minおよび0L/minとし、O2
の流量を5×10-5〜1×10-3L/min(O2/N
H3流量比0.0001〜0.008)まで変化させ、
チャンバー内圧力を40Pa、膜厚を50nmとした。
となく単独のTiN系膜を形成する場合について示した
が、以下のTiN系膜の積層膜を構成することにより、
従来よりも薄い膜厚で、より高いバリア性を得ることが
できる。具体的には、まず、TiCl4ガス、NH3ガ
ス、およびO2ガスをチャンバー11内に導入し、図6
の(a)に示すように、下地層50の上にTi,O,N
を含有する第1の薄膜51を形成し、その後、O2ガス
ライン44を閉じ、PH3ガスライン42を開いて、T
iCl4ガス、NH3ガス、およびPH3ガスをチャン
バー11内に導入し、第1の薄膜51の上にTi,N,
Pを含有する第2の薄膜52を形成する。
来よりも薄い膜厚で、従来と同等の抵抗率を有しつつバ
リア性を向上させることが可能となる。この場合に、第
1の薄膜51の膜厚は1〜10nmであることが好まし
く、第2の薄膜52の膜厚は3〜50nmであることが
好ましい。
場合には、従来のTiN膜では良好なバリア効果を得る
ために50nmの膜厚が必要であるが、このような積層
構造にすることにより、高バリアTiON膜である第1
の薄膜を1〜5nm、Pを含有する低抵抗TiN系膜で
ある第2の薄膜を5〜20nmと、合計膜厚を従来の半
分程度に薄くしても、従来のTiN膜と同様のバリア性
および抵抗値を有するバリア層とすることができる。な
お、上記第1の薄膜と第2の薄膜とは成膜の順序が逆で
あってもよい。
のTiN系膜であってもよい。この場合には、まず、T
iCl4ガス、NH3ガス、およびO2ガスをチャンバ
ー11内に導入し、下地50の上にTi,O,Nを含有
する第1の薄膜51を形成し、その後、O2ガスライン
44を閉じ、PH3ガスライン42を開いて、TiCl
4ガス、NH3ガス、およびPH3ガスをチャンバー1
1内に導入し、第1の薄膜51の上にTi,N,Pを含
有する第2の薄膜52を形成し、その後、PH 3ガスラ
イン42を閉じ、再びO2ガスライン44を開いて、T
iCl4ガス、NH3ガス、およびO2ガスをチャンバ
ー11内に導入し、第2の薄膜52の上にTi,O,N
を含有する第3の薄膜53を形成する。
来よりも薄い膜厚で、従来と同等の抵抗率を有しつつ両
側の膜に対するバリア性を向上させることが可能とな
る。この場合に、第1の薄膜51および第3の薄膜53
の膜厚は1〜10nmであることが好ましく、第2の薄
膜52の膜厚は3〜50nmであることが好ましい。こ
のような3層構造は、例えば、Ta2O5またはRuO
からなる絶縁層を有するキャパシタ部の上部電極として
有効である。
も、各層を同一の装置にてガスを切り換えることだけで
連続的に形成することができるので、困難性を伴うこと
なく短時間で形成することができる。
おいても、第1の薄膜51および/または第3の薄膜5
3を形成する際に、さらにPを含むガスをチャンバー内
に導入し、Ti,O,N,Pを含有する薄膜とするか、
または、第2の薄膜52を形成する際に、さらにOを含
むガスをチャンバー内に導入し、Ti,O,N,Pを含
有する薄膜とすることもできる。これにより、得ようと
する膜に応じて特性をより向上させることが可能とな
る。
iN系薄膜は、単層であっても積層膜であっても、高バ
リア性および低抵抗特性のいずれか、または両方を有し
ており、メタル配線層のバリア層やキャパシタ上部電極
等として適している。
しては、他の層と積層してなる膜構造体として使用され
る。具体的には、図7に示すように、第1の層54と第
2の層56との間に、CVDによりTi,O,Nを含有
する薄膜、Ti,N,Pを含有する薄膜、およびTi,
O,N,Pを含有する薄膜のいずれかからなるTiN系
薄膜55が設けられる。
の部分に適用可能である。例えば、第1の層としてTi
薄膜、TiSi薄膜、CoSi薄膜のようなコンタクト
層を形成し、その上に本発明のTiN系薄膜を形成し、
さらにその上に第2の層として配線層や埋込み配線部と
して適用される金属層、例えば、W、AlまたはCu層
を形成する。また、第1の層としてのCoSi薄膜をゲ
ート電極として用い、バリア層としての本発明のTiN
系薄膜電極を介して配線となる金属層を形成してもよ
い。その他このような膜構造体は、後述するようにDR
AMのキャパシタ部やメタルゲート電極部分等に適用す
ることが可能である。
膜をCVDで形成する際には、上述の図1の装置のチャ
ンバー11内によりTiN系薄膜を形成する前、すなわ
ちNH3ガス、TiCl4ガス、ならびにO2ガスおよ
びPH3ガスのいずれかまたは両方を導入する前、また
はNH3ガス、TiCl4ガスを停止して薄膜形成を終
了した後、またはこれらの両方でチャンバー11内にO
を含むガス、上記図1の装置ではO2ガスを導入する。
具体的には、まずPVDやCVD(プラズマCVD、熱
CVD)等により例えばTi薄膜、TiSi薄膜、Co
Si薄膜等からなる第1の層を形成し、その後、CVD
によりTiN系薄膜を形成するに先立ってCVDチャン
バーにO2ガスを導入し、TiN系薄膜を形成後にまた
O2ガスを導入し、その後、PVDやCVD(プラズマ
CVD、熱CVD)等により例えばAl、W、Cu等の
金属からなる第2の層を形成する。なお、いずれかのO
2ガスの導入を省略することもできる。
上および/またはTiN系薄膜上に薄い酸化膜が形成さ
れて隣接する第1の層および/または第2の層に対する
バリア性を高くすることができる。したがって、Ti,
O,Nを含有する薄膜、およびTi,O,N,Pを含む
薄膜を形成する際に、酸素量を少なくしても良好なバリ
ア性を保つことができる。なお、TiN系薄膜が上述の
ような積層膜の場合にも、これらをチャンバー11で連
続して成膜する前または後またはその両方にOを含むガ
スを導入することにより、このような効果を奏すること
ができる。
配線層のコンタクト部に用いた例について図8を参照し
ながら説明する。図8の(a)の例では、Si基板60
上に層間絶縁膜61が形成されており、層間絶縁膜61
にはSi基板60の不純物拡散領域60aに達するコン
タクトホール62が形成されている。層間絶縁膜61お
よびコンタクトホール62にはTi薄膜63および本発
明のTiN系薄膜64が形成されている。このTiN系
薄膜64の上には例えばCuまたはWからなるメタル配
線層66が形成されている。このメタル配線層66はコ
ンタクトホール62内にも充填され、Si基板60の不
純物拡散領域60aとメタル配線層66とが導通され
る。TiN系薄膜64は従来のTiN薄膜よりもバリア
性が高いため、TiN系薄膜64の存在により、Cuま
たはWとSiとの反応による化合物の形成を極めて有効
に防止することができる。また、TiN系薄膜64はこ
のように高バリア性を有することから、Cl2の拡散を
極めて有効に防止することができる。TiN系薄膜64
としては高バリア性を得る観点からTiON膜やTiO
NP膜が好ましい。また、TiNP膜もアモルファス化
することにより比較的高いバリア性を有することから用
いることができる。この場合に、Ti薄膜63は必ずし
も設ける必要はない。
Si基板60上に層間絶縁膜61が形成されており、層
間絶縁膜61にはSi基板60の不純物拡散領域60a
に達するコンタクトホール62が形成されている。そし
て、層間絶縁膜61およびコンタクトホール62にはT
iNP膜67およびTiON膜68の2層積層構造を有
するTiN系薄膜69が設けられている。このTiN系
薄膜69の上には例えばCuまたはWからなるメタル配
線層66が形成されている。このメタル配線層66はコ
ンタクトホール62内にも充填され、Si基板60の不
純物拡散領域60aとメタル配線層66とが導通され
る。これによりTiNP膜67がコンタクト層として、
TiON膜68がバリア層として機能し、従来のTi/
TiN膜よりも一層良好な特性を得ることができる。
Si基板60上に層間絶縁膜61が形成されており、層
間絶縁膜61にはSi基板60の不純物拡散領域60a
に達するコンタクトホール62が形成されている。コン
タクトホール62内には、TiNP薄膜からなる埋め込
み配線層(プラグ)70が形成されており、その上にT
iONバリア層71を介してCuまたはWからなるメタ
ル配線層72が形成されている。上述したように、Ti
NP薄膜は低抵抗であるから、このように埋め込み配線
層として用いることができる。
に限らず他の金属または合金であってもよい。また、こ
のようにコンタクトホール部分に限らず他の導電層に導
通するビアホール部分にも同様に適用することが可能で
ある。
M等のキャパシタ構造に用いた例について図9を参照し
ながら説明する。図9の(a)の例では、Si基板80
の不純物拡散領域80aには、アモルファスSiからな
る下部電極層81が接続されており、この下部電極層8
1の上には、シリコンにRTN(Rapid Thermal Nitriz
ation)処理を施して形成されたSiNバリア層82を
介してTa2O5またはRuOからなる絶縁層83が形
成され、その上には本発明のTiN系薄膜からなる上部
電極層84が形成されている。そして、上部電極層84
の上にはメタル配線層(図示せず)が形成されている。
従来は、上部電極層84としてはTiN膜が用いられて
いたが、後工程の熱処理によってTa2O5のOがTi
N膜に拡散してTiOに変化し、その結果TiN膜の膜
厚が減少してTa2O5の膜厚が厚くなり、容量が低下
するという問題があった。これに対して、本発明のTi
N系薄膜からなる上部電極層84を用いることにより、
このような問題を解決することができる。この場合に、
上部電極層84を構成するTiN系薄膜としては、高い
バリア性を保持する観点から、TiON膜またはTiO
NP膜が好ましい。また、これらとTiNP膜との積層
構造とすることにより、膜厚が薄くても通常の比抵抗を
維持しつつ良好なバリア性を得ることができる。また、
TiON膜またはTiONP膜/TiNP膜、/TiO
N膜またはTiONP膜の3層積層構造とすることによ
り、上部電極層84の両側において酸素や金属の拡散を
有効に防止することができる。
と同様であるが、下部電極層81の上のSiNバリア層
82の代わりに、本発明のTiN系薄膜からなるバリア
層85が形成されている。バリア層85を構成するTi
N薄膜としては、高いバリア性を保持する観点から、T
iON膜またはTiONP膜が好ましい。また、これら
とTiNP膜との積層構造であってもよい。
n)構造のものについて説明したが、下部電極としてア
モルファスSiの代わりにルテニウム等の金属を用いた
MIM(Metal Isoration Metal)構造の場合について
も同様に本発明のTiN系薄膜を用いることができる。
また、MIM構造の下部電極として本発明のTiN系薄
膜を用いることもできる。その例を図9の(c)に示
す。この例では、アモルファスシリコンからなる下部電
極層81の代わりに、TiNP膜からなる下部電極層8
6が設けられている。そして下部電極層86の上にTi
ON膜またはTiONP膜からなるバリア層87が設け
られている。なお、絶縁層83および上部電極層84
は、図9の(a),(b)と同様に構成される。
に係るTiN系薄膜と、メタル配線またはTa2O5ま
たはRuOからなる絶縁層とを図10に示すクラスター
ツール型の処理システムを用いて連続的に成膜すること
ができる。このシステムは、中央に搬送室90が配置さ
れ、その周囲に、2つのカセットチャンバー91,9
2、脱ガス用チャンバー93、成膜装置94、プリクリ
ーニング装置95、成膜装置96、成膜装置97、およ
び冷却チャンバー98が設けられている。そして、搬送
室90に設けられた搬送アーム99により各チャンバー
に対する半導体ウエハWの搬入および搬出が行われる。
装置94,96,97の一つが本発明のTiN系薄膜を
形成するためのものであり、他はメタル配線またはTa
2O 5またはRuOからなる絶縁層を形成するためのも
のである。成膜処理動作について図9の(b)のキャパ
シタ構造を形成する場合を例にとって説明すると、まず
搬送アーム99により、カセットチャンバー91から半
導体ウエハWを一枚取り出し、プリクリーニング装置9
5に装入して、BrCl3により表面酸化物等を除去す
る。次に、搬送アーム99により半導体ウエハWを脱ガ
ス用チャンバー93に装入し、ウエハの脱ガスを行う。
その後、半導体ウエハWを成膜装置94,96,97の
うちいずれかで本発明のTiN系薄膜からなるバリア層
を成膜し、その後、真空を破らずに搬送アーム99によ
りウエハWを他のいずれかの成膜装置に搬入してTa2
O5からなる絶縁層を形成する。その後、再び最初の成
膜装置に搬入して本発明のTiN系薄膜からなる上部電
極層を成膜する。また、場合によっては、ウエハWがさ
らに他の成膜装置に搬入され、上部電極層の上にメタル
配線層が形成される。ここまでで所定の成膜は終了し、
その後半導体ウエハWは冷却チャンバー98で冷却さ
れ、カセットチャンバー92に収納される。
電極に用いた例について図11、図12を参照しながら
説明する。図11の(a)の例では、Si基板100の
上に絶縁膜101を介してポリシリコン膜102および
その上のTiNP薄膜103からなるゲート電極104
が設けられており、TiNP薄膜103上にはW配線層
106が形成されている。すなわち、従来のポリシリコ
ンおよびタングステンシリサイド(WSi)の2層構造
のゲート電極のうちWSiをTiNPに置き換えた構造
を有している。なお、参照符号105はSiNからなる
スペーサを示す。ゲート電極として用いられているTi
NPは低抵抗であり、またバリア性にも優れており、し
かも熱的に安定であるから、(a)の構造は従来のポリ
シリコンおよびWSiの2層構造のゲート電極よりも優
れた特性を示す。さらに、アモルファス化することによ
り、バリア性を一層高めることができ、さらに優れた特
性を得ることができる。具体的には、より高速化が可能
であり、また膜厚を薄くすることが可能である。従来の
ポリシリコンおよびタングステンシリサイド(WSi)
の2層構造のゲート電極は、いずれも100nmであり
合計200nmであったが、ポリシリコンの上のTiN
P層の厚さは10〜50nmでよく、合計で110〜1
50nmと従来の2層構造のゲート電極よりもかなり薄
くすることができる。TiNPをアモルファス化するこ
とによりバリア性を向上させた場合には、特に薄くする
ことができる。
電極104の代わりに、TiNP薄膜のみからなるゲー
ト電極107を設けている。上述したように、TiNP
薄膜は低抵抗で耐熱性も高く、しかもバリア性に優れて
いるため、TiNP薄膜単独でもポリシリコン/TiN
Pの2層構造と同様、ゲート電極として優れた特性を得
ることができる。この際のTiNPゲート電極107の
厚さは、20〜50nm程度で十分であり、極めて薄い
ゲート電極を実現することができる。そして、このよう
にTiNP層単独の場合にも、アモルファス化すること
によりバリア性を向上させることにより、特に膜厚を薄
くすることができる。
薄膜をゲート電極108として用い、本発明のCVDで
形成されたTiN系薄膜で構成されたバリア層109を
介してW配線層106が形成されている。CoSi薄膜
は低抵抗でありゲート電極として優れた特性を得ること
ができ、ゲート電極自体を薄くすることができる。ま
た、本発明のTiN系薄膜で構成されたバリア層109
により優れたバリア性を得ることができる。
の上に、BST、Pb(Zr,Ti)O3(PZT)、
Ta2O5またはRuOの高誘電率材料からなる絶縁層
110を形成し、その上に本発明に係るCVD−TiN
系薄膜で形成されたバリア層111を形成し、さらにそ
の上にAl、W,Cuからなるメタルゲート電極112
を形成している。図12の(b)中113,114はそ
れぞれソースおよびドレインである。この構造は高速化
に対応可能な構造であり、本発明のCVD−TiN系薄
膜からなるバリア層111は、メタルゲート電極112
と高誘電率材料からなる絶縁層110との間の相互拡散
を有効に防止することができる。
の主面に形成された拡散領域に配線を形成する際のコン
タクト構造に用いた場合について説明する。図13で
は、Si基板120の主面に形成された拡散領域(ソー
スまたはドレイン)121上に、TiSi薄膜またはC
oSi薄膜からなるコンタクト層122を形成し、その
上に本発明のTiN系薄膜からなるバリア層123を形
成し、さらにその上にAl、W,Cu等からなる配線層
124を形成している。この場合に、TiSi薄膜、C
oSi薄膜は低抵抗であるからコンタクト層として良好
な特性を示し、かつ本発明のTiN系薄膜によって良好
なバリア特性を得ることができるから、極めて良好な特
性のコンタクト構造を得ることができる。なお、参照符
号125はゲート電極を示す。
れることなく種々変形可能である。例えば、各工程の条
件は一例にすぎず、プロセスに応じて適宜条件設定を行
えばよい。さらに、用いる基板としては、半導体ウエハ
に限らず他のものであってもよく、また、表面上に他の
層を形成した基板であってもよい。さらにまた、上記実
施形態ではTiN系薄膜を熱CVDで成膜した例につい
て示したが、これに限るものではなく、他のCVDであ
ってもよい。ただし、熱CVDで成膜することにより、
複雑な処理を行うことなく比較的容易にTiN系薄膜を
形成することができるので熱CVDで成膜することが好
ましい。
薄膜は、CVDにより形成され、Ti,O,Nを含有す
ることにより、従来のTiN薄膜よりもバリア性が高
く、バリア層として適している。また、本発明のTiN
系薄膜は、CVDにより形成され、Ti,N,Pを含有
することにより、従来のTiN薄膜よりも抵抗値が低
く、バリア層やキャパシタ上部電極として適している。
含有するTiN系薄膜を形成することにより、高バリア
性および低抵抗特性を兼備させることができる。
O,Nを含有する第1の薄膜と、CVDにより形成さ
れ、Ti,N,Pを含有する第2の薄膜との積層構造を
有するTiN系薄膜を構成することにより、第1層の高
いバリア性と第2層の低抵抗特性により、従来のバリア
層よりも薄くても同等以上の特性を得ることができる。
また、CVDにより形成され、Ti,O,Nを含有する
第1の薄膜と、CVDにより形成され、Ti,N,Pを
含有する第2の薄膜と、CVDにより形成され、Ti,
O,Nを含有する第3の薄膜との積層構造を有するTi
N系薄膜を構成することにより、両側の層に対するバリ
ア性を発揮させることができる。
導体装置において、(1)配線層と半導体基板またはそ
の上の導電層との間のコンタクト部におけるバリア層や
埋め込み配線部として、(2)Ta2O5またはRuO
からなる絶縁層を有するキャパシタ部の上部電極層、バ
リア層、下部電極層として、(3)ゲート電極の少なく
とも一部、(4)半導体基板の主面上のコンタクト構造
として用いることにより、優れた効果を得ることができ
る。
膜装置を示す断面図。
との関係を示す図。
係を示す図。
PH3を用いた場合と用いない場合とで比較して示す
図。
との関係をPH3を用いた場合と用いない場合とで比較
して示す図。
す断面図。
示す断面図。
ンタクト部に用いた例を示す断面図。
パシタ構造に用いた例を示す断面図。
的に成膜可能な成膜システムの一例を示す模式図。
いた例を示す断面図。
いた例を示す断面図。
面に形成された拡散領域に配線を形成する際のコンタク
ト構造に用いた例を示す断面図。
Claims (54)
- 【請求項1】 CVDにより形成され、Ti,O,Nを
含有することを特徴とするTiN系薄膜。 - 【請求項2】 CVDにより形成され、Ti,N,Pを
含有することを特徴とするTiN系薄膜。 - 【請求項3】 CVDにより形成され、Ti,O,N,
Pを含有することを特徴とするTiN系薄膜。 - 【請求項4】 CVDにより形成され、Ti,O,Nを
含有する第1の薄膜と、CVDにより形成され、Ti,
N,Pを含有する第2の薄膜との積層構造を有すること
を特徴とするTiN系薄膜。 - 【請求項5】 前記第1の薄膜がさらにPを含有する
か、または前記第2の薄膜がさらにOを含有することを
特徴とする請求項4に記載のTiN系薄膜。 - 【請求項6】 前記第1の薄膜の膜厚は1〜10nmで
あり、前記第2の薄膜の膜厚は3〜50nmであること
を特徴とする請求項4または請求項5に記載のTiN系
薄膜。 - 【請求項7】 CVDにより形成され、Ti,O,Nを
含有する第1の薄膜と、CVDにより第1の薄膜の上に
形成され、Ti,N,Pを含有する第2の薄膜と、CV
Dにより第2の薄膜の上に形成され、Ti,O,Nを含
有する第3の薄膜との積層構造を有することを特徴とす
るTiN系薄膜。 - 【請求項8】 前記第1の薄膜および第3の薄膜の少な
くとも一方がさらにPを含有するか、または前記第2の
薄膜がさらにOを含有することを特徴とする請求項7に
記載のTiN系薄膜。 - 【請求項9】 前記第1の薄膜および第3の薄膜の膜厚
は1〜10nmであり、前記第2の薄膜の膜厚は3〜5
0nmであることを特徴とする請求項7または請求項8
に記載のTiN系薄膜。 - 【請求項10】 チャンバー内に基板を配置する工程
と、TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガス、お
よびOを含むガスをチャンバー内に導入し、CVDによ
り基板上にTi,O,Nを含有する薄膜を形成する工程
とを有することを特徴とするTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項11】 前記Ti,O,Nを含有する薄膜を形
成する工程の前および/または後にOを含むガスをチャ
ンバー内に導入する工程をさらに有することを特徴とす
る請求項10に記載のTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項12】 チャンバー内に基板を配置する工程
と、TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガス、O
を含むガス、およびPを含むガスをチャンバー内に導入
し、CVDにより基板上にTi,O,N,Pを含有する
薄膜を形成する工程とを有することを特徴とするTiN
系薄膜の成膜方法。 - 【請求項13】 前記Ti,O,N,Pを含有する薄膜
を形成する工程の前および/または後にOを含むガスを
チャンバー内に導入する工程をさらに有することを特徴
とする請求項12に記載のTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項14】 TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを
含むガス、およびOを含むガスをチャンバー内に導入
し、CVDによりTi,O,Nを含有する第1の薄膜を
形成する工程と、 TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガス、および
Pを含むガスをチャンバー内に導入し、CVDによりT
i,N,Pを含有する第2の薄膜を形成する工程とを有
することを特徴とするTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項15】 前記第1の薄膜を形成する際に、さら
にPを含むガスをチャンバー内に導入し、Ti,O,
N,Pを含有する薄膜とするか、または前記第2の薄膜
を形成する際に、さらにOを含むガスをチャンバー内に
導入し、Ti,O,N,Pを含有する薄膜とすることを
特徴とする請求項14に記載のTiN系薄膜の成膜方
法。 - 【請求項16】 前記第1の薄膜と第2の薄膜とは同一
の装置にて連続的に形成されることを特徴とする請求項
14または請求項15に記載のTiN系薄膜の成膜方
法。 - 【請求項17】 TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを
含むガス、およびOを含むガスをチャンバー内に導入
し、CVDによりTi,O,Nを含有する第1の薄膜を
形成する工程と、 TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガス、および
Pを含むガスをチャンバー内に導入し、CVDによりT
i,N,Pを含有する第2の薄膜を第1の薄膜上に形成
する工程と、 TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガス、および
Oを含むガスをチャンバー内に導入し、CVDによりT
i,O,Nを含有する第3の薄膜を第2の薄膜上に形成
する工程とを有することを特徴とするTiN系薄膜の成
膜方法。 - 【請求項18】 前記第1の薄膜および/または第3の
薄膜を形成する際に、さらにPを含むガスをチャンバー
内に導入し、Ti,O,N,Pを含有する薄膜とする
か、または前記第2の薄膜を形成する際に、さらにOを
含むガスをチャンバー内に導入し、Ti,O,N,Pを
含有する薄膜とすることを特徴とする請求項17に記載
のTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項19】 前記第1の薄膜と第2の薄膜と第3の
薄膜とは同一の装置にて連続的に形成されることを特徴
とする請求項17または請求項18に記載のTiN系薄
膜の成膜方法。 - 【請求項20】 前記Nを含むガスおよびHを含むガス
としてNH3を用いることを特徴とする請求項10ない
し請求項19のいずれか1項に記載のTiN系薄膜の成
膜方法。 - 【請求項21】 NH3に対するOを含むガスのO2に
換算した体積比を0.0001〜0.001にすること
を特徴とする請求項20に記載のTiN系薄膜の成膜方
法。 - 【請求項22】 前記Oを含むガスは、O2ガス、NO
ガス、N2Oガスから選択されたものであることを特徴
とする請求項10ないし請求項21のいずれか1項に記
載のTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項23】 チャンバー内に基板を配置する工程
と、TiCl4ガス、Nを含むガス、Hを含むガス、お
よびPを含むガスをチャンバー内に導入し、CVDによ
り基板上にTi,N,Pを含有する薄膜を形成する工程
とを有することを特徴とするTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項24】 前記Ti,N,Pを含有する薄膜を形
成する工程の前および/または後にOを含むガスをチャ
ンバー内に導入する工程をさらに有することを特徴とす
る請求項23に記載のTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項25】 前記Pを含むガスはPH3であること
を特徴とする請求項12から請求項19、請求項23、
請求項24のいずれか1項に記載のTiN系薄膜の成膜
方法。 - 【請求項26】 前記PH3の供給量は0.04〜0.
3L/minであることを特徴とする請求項25に記載
のTiN系薄膜の成膜方法。 - 【請求項27】 前記PH3の供給量を0.1L/mi
n以上として、形成される薄膜をアモルファス化するこ
とを特徴とする請求項26に記載のTiN系薄膜の成膜
方法。 - 【請求項28】 前記Nを含むガスおよびHを含むガス
としてNH3を用いたことを特徴とする請求項23ない
し請求項27のいずれか1項に記載のTiN系薄膜の成
膜方法。 - 【請求項29】 前記CVDは熱CVDであることを特
徴とする請求項10ないし請求項28に記載のTiN系
薄膜の成膜方法。 - 【請求項30】 被処理基板を収容するチャンバーと、 チャンバー内で被処理基板を支持する支持部材と、 チャンバー内に成膜ガスを導入する成膜ガス導入機構
と、 前記支持部材に支持された被処理基板を加熱する加熱機
構とを具備し、 前記成膜ガス導入機構は、TiCl4ガス、Nを含むガ
ス、およびHを含むガスの供給源を有し、さらに、Oを
含むガスの供給源およびPを含むガスの供給源の少なく
とも一方を有することを特徴とするTiN系薄膜の成膜
装置。 - 【請求項31】 Oを含むガスの供給源からのガスの供
給、およびPを含むガスの供給源からのガスの供給を調
節することにより、Ti,O,Nを含有する薄膜とT
i,N,Pを含有する薄膜とを連続して形成することが
可能な請求項30に記載のTiN系薄膜の成膜装置。 - 【請求項32】 第1の層と、第2の層と、これら第1
および第2の層の間に設けられ、CVDで形成されたT
i,O,Nを含有する薄膜、Ti,N,Pを含有する薄
膜、およびTi,O,N,Pを含有する薄膜のいずれ
か、またはこれらの2以上からなる積層体で構成された
TiN系薄膜とを具備することを特徴とする膜構造体。 - 【請求項33】 前記第1の層はTi薄膜、TiSi薄
膜およびCoSi薄膜のいずれかであり、前記第2の層
は金属層であることを特徴とする請求項32の膜構造
体。 - 【請求項34】 前記第2の層を構成する金属層は、
W、AlまたはCuで形成されていることを特徴とする
請求項33に記載の膜構造体。 - 【請求項35】 第1の層を形成する工程と、 第1の層の上に、CVDによりTi,O,Nを含有する
薄膜、Ti,N,Pを含有する薄膜、およびTi,O,
N,Pを含有する薄膜のいずれか、またはこれらの2以
上からなる積層体で構成されたTiN系薄膜を成膜する
工程と、 その上に第2の層を形成する工程と、 前記TiN系薄膜を形成する工程の前および/または後
にCVD成膜チャンバー内にOを含むガスを導入する工
程とを有することを特徴とする膜構造体の製造方法。 - 【請求項36】 前記第1の層はTi薄膜、TiSi薄
膜およびCoSi薄膜のいずれかであり、前記第2の層
は金属層であることを特徴とする請求項35に記載の膜
構造体の製造方法。 - 【請求項37】 前記第2の層を構成する金属層は、
W、AlまたはCuで形成されていることを特徴とする
請求項36に記載の膜構造体の製造方法。 - 【請求項38】 配線層と、 この配線層と半導体基板またはその上の導電層とを接続
する埋め込み配線部と、 埋め込み配線部と半導体基板またはその上の導電層との
間に設けられたバリア層とを備え、 前記バリア層は、CVDで形成されたTi,O,Nを含
有するTiN系薄膜、CVDで形成されたTi,N,P
を含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含
有するTiN系薄膜のいずれかを有することを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項39】 配線層と、 この配線層と半導体基板またはその上の導電層とを接続
する埋め込み配線部と、 埋め込み配線部と半導体基板またはその上の導電層との
間に設けられたバリア層とを備え、 前記バリア層は、埋め込み配線部側にCVDにより形成
されたTi,O,Nを含有する第1のTiN系薄膜と、
半導体基板またはその上の導電層の側にCVDにより形
成されたTi,N,Pを含有する第2のTiN系薄膜と
で構成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項40】 前記バリア層の第1のTiN系薄膜
は、さらにPを含有することを特徴とする請求項39に
記載の半導体装置。 - 【請求項41】 配線層と、 この配線層と半導体基板またはその上の導電層とを接続
する埋め込み配線部とを備え、 前記埋め込み配線部は、CVDで形成されたTi,N,
Pを含有するTiN系薄膜で構成されていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項42】 前記配線層と埋め込み配線部との間
に、CVDで形成されたTi,O,Nを含有するTiN
系薄膜で形成されたバリア層を有することを特徴とする
請求項41に記載の半導体装置。 - 【請求項43】 Ta2O5またはRuOからなる絶縁
層と、その下に設けられた下部電極層と、前記絶縁層の
上に設けられた上部電極層とを有するキャパシタ部を備
え、 前記上部電極層は、CVDで形成されたTi,O,Nを
含有するTiN系薄膜、CVDで形成されたTi,N,
Pを含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを
含有するTiN系薄膜のいずれか、またはこれらの2以
上からなる積層膜で構成されていることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項44】 前記下部電極層と前記絶縁層との間に
設けられたバリア層を有し、このバリア層は、CVDで
形成されたTi,O,Nを含有するTiN系薄膜、CV
Dで形成されたTi,N,Pを含有するTiN系薄膜、
およびCVDで形成されたTi,O,N,Pを含有する
TiN系薄膜のいずれか、またはこれらの2以上からな
る積層膜で構成されていることを特徴とする請求項43
に記載の半導体装置。 - 【請求項45】 Ta2O5またはRuOからなる絶縁
層と、その下に設けられた下部電極層と、前記下部電極
層と前記絶縁層との間に設けられたバリア層と、前記絶
縁層の上に設けられた上部電極層とを有するキャパシタ
部を備え、 前記下部電極層は、CVDで形成されたTi,N,Pを
含有するTiN系薄膜で構成され、 前記バリア層は、CVDで形成されたTi,O,Nを含
有するTiN系薄膜、またはCVDで形成されたTi,
O,N,Pを含有するTiN系薄膜で構成され、 前記上部電極層は、CVDで形成されたTi,O,Nを
含有するTiN系薄膜、CVDで形成されたTi,N,
Pを含有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを
含有するTiN系薄膜のいずれか、またはこれらの2以
上からなる積層膜で構成されていることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項46】 半導体基板の主面上に絶縁層を介して
形成され、配線層が接続されたゲート電極を備え、 前記ゲート電極は、CVDにより形成されたTi,N,
Pを含有するTiN系薄膜を有することを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項47】 前記ゲート電極は、ポリシリコン層
と、その上にCVDにより形成されたTi,N,Pを含
有するTiN系薄膜との積層構造であることを特徴とす
る請求項44に記載の半導体装置。 - 【請求項48】 Ti薄膜からなるコンタクト層と、 前記コンタクト層上に設けられ、CVDで形成されたT
i,O,Nを含有するTiN系薄膜、Ti,N,Pを含
有するTiN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有す
るTiN系薄膜のいずれかで構成されたバリア層と、 前記バリア層の上に形成された金属層とを具備すること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項49】 TiSi薄膜からなるコンタクト層
と、 前記コンタクト層上にCVDで形成された、Ti,O,
Nを含有するTiN系薄膜、Ti,N,Pを含有するT
iN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有するTiN
系薄膜のいずれかで構成されたバリア層と、 前記バリア層の上に形成された金属層とを具備すること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項50】 CoSi薄膜からなるコンタクト層
と、 前記コンタクト層上にCVDで形成された、Ti,O,
Nを含有するTiN系薄膜、Ti,N,Pを含有するT
iN系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有するTiN
系薄膜のいずれかで構成されたバリア層と、 前記バリア層の上に形成された金属層とを具備すること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項51】 半導体基板の主面上に絶縁層を介して
形成されたCoSi薄膜からなるゲート電極と、 前記ゲート電極上にCVDで形成された、Ti,O,N
を含有するTiN系薄膜、Ti,N,Pを含有するTi
N系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有するTiN系
薄膜のいずれかで構成されたバリア層と、 前記バリア層の上に形成された配線を構成する金属層と
を具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項52】 前記金属層は、W、AlまたはCuで
形成されていることを特徴とする請求項48から請求項
51のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 【請求項53】 半導体基板の主面上に形成された高誘
電体からなる絶縁層と、 前記絶縁層の上にCVDで形成された、Ti,O,Nを
含有するTiN系薄膜、Ti,N,Pを含有するTiN
系薄膜、およびTi,O,N,Pを含有するTiN系薄
膜のいずれかで構成されたバリア層と、 前記バリア層の上に形成された金属からなるゲート電極
とを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項54】 前記絶縁層はBST、Pb(Zr,T
i)O3(PZT)、Ta2O5またはRuOで形成さ
れ、前記ゲート電極はW、AlまたはCuで形成されて
いることを特徴とする請求項53に記載の半導体装置。
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