JP2001155789A - 電気自動車用電池 - Google Patents

電気自動車用電池

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JP2001155789A
JP2001155789A JP33224699A JP33224699A JP2001155789A JP 2001155789 A JP2001155789 A JP 2001155789A JP 33224699 A JP33224699 A JP 33224699A JP 33224699 A JP33224699 A JP 33224699A JP 2001155789 A JP2001155789 A JP 2001155789A
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恒美 相羽
Tatsuya Yoshioka
達矢 吉岡
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却性に優れ、単セルを確実に電池に固定す
ることができる電気自動車用電池を提供することを目的
とする。 【解決手段】 第1乃至第7ルーバー28a〜28gを
形成する補助リブの形状を異ならせ冷却空気の流路を絞
ることによって、冷却空気排出側27に近づくにつれて
冷却空気の流速を増加させ、タンデムセル間の温度のバ
ラツキをなくし、タンデムセル間を流通し温度が昇温し
た空気に、バイパス経路から冷却空気を直接合流させる
ことで、冷却空気排出側27近傍のタンデムセルの温度
上昇を抑え、全タンデムセルの冷却を均等に行う。単セ
ルは単セルの長さより短い間隔でリブに接着されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車用電池に
係り、特に、複数の単セルを直列かつ直線的に接続した
タンデムセルを水平方向及び高さ方向に複数列配列する
共に、タンデムセルを直列に接続したセルホルダーを有
する電気自動車用電池であって、タンデムセルを冷却す
るための冷却風が外部から供給される電気自動車用電池
に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車のバッテリには、リチウム酸
化物等を主要構成材料とした高性能、高容量の二次電池
が複数個用いられている。このような二次電池では、一
般に、電極が正極、負極共に活物質が金属箔に塗着され
た帯状であり、正極、負極が直接接触しないようにセパ
レータを挟んで断面が渦巻状に捲回された捲回式構造が
採られている。電気自動車のバッテリに使用される二次
電池は、充放電時の発熱量が比較的大きく、かつ、電池
性能の温度依存性もあるため、電池の冷却性能を高める
必要がある。
【0003】電池の冷却性能を高めるために、例えば特
開平第7−47892号公報には、単セル(単電池)を
円筒状に形成し、この単セルを熱伝導率の高い材料から
なる2枚のプレートで上下方向から挟み込み、該プレー
トを介して車体に固定することによって上下プレート間
に通風路を形成した電気自動車用電池の技術が開示され
ている。この技術によれば、単セルの中空部とプレート
との間の通風路に空気が流通し得るので、電気自動車用
電池を構成する単セルの冷却を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の技術では、上下2枚のプレート間に通風路を
形成しているので、通風路が狭く熱がこもり易く、ま
た、前後に単セルを配置した場合にはそれぞれのセルに
冷却ムラを生じてしまう、という問題がある。
【0005】また、単セルが上下2枚のプレート間で軸
方向にずれ易く、これを防止するのに緩衝材(防振材)
を介して挟んでいるので、通風路が更に狭くなり、冷却
性が悪化してしまう、という問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、冷却性に優れ、
単セルを確実に電池に固定することができる電気自動車
用電池を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の単セルを直列かつ直線的に接続し
たタンデムセルを水平方向及び高さ方向に複数列配列す
る共に、前記タンデムセルを直列に接続したセルホルダ
ーを有する電気自動車用電池であって、前記タンデムセ
ルを冷却するための冷却風が外部から供給される電気自
動車用電池において、前記セルホルダーは、前記単セル
の長さよりも短い間隔で前記タンデムセルを抱持するリ
ブと、前記単セルの長さ方向に前記リブ間を連接する補
強リブと、を備え、前記補強リブは前記タンデムセルを
水平方向に隔室に区画すると共に前記冷却風を前記タン
デムセルに回り込ませるルーバーとなり、前記冷却風の
導入側には前記高さ方向に配列されたタンデムセル間に
前記冷却風を水平方向に流通させる第1の通風路が形成
されたことを特徴とする。
【0008】本発明では、複数の単セルを直列かつ直線
的に接続したタンデムセルをセルホルダー内に横置きに
してリブで抱持するので、所要個数のタンデムセルをセ
ルホルダー内に整然と、かつ、遊動することなく配設す
ることができると共に、単セル内で最も重量がある極板
部を支持可能なようにリブを単セルの長さよりも短い間
隔で配置したので、単セル内重量部を確実に抱持するこ
とでタンデムセルの支持安定性を良好にすることができ
る。また、セルホルダーは単セルの長さ方向にリブ間を
連接する補強リブを備えているので、セルホルダー自体
の剛性を高めることができる。更に、補強リブはタンデ
ムセルを水平方向に隔室に区画すると共に冷却風をタン
デムセルに回り込ませるルーバーとなり、冷却風の導入
側には高さ方向に配列されたタンデムセル間に冷却風を
水平方向に流通させる第1の通風路が形成されているの
で、冷却風を各タンデムセルに行き渡らせることができ
ることから、タンデムセル個々の冷却を良好に行うこと
ができ、電池全体の冷却性能を高めることができる。
【0009】この場合において、単セルを制御し、セル
ホルダーの両側に2つに分割されて配置されるセルコン
ボックスを更に備え、セルホルダーとセルコンボックス
との間に形成される空間が冷却風の給排通路となるよう
にすれば、給排通路を画定する隔壁を別に設けなくても
よいので、電池の小型化及び部品の削減を図ることがで
きる。また、セルホルダーを、タンデムセルを上部側か
ら抱持する上部ホルダーと下部側から抱持する下部ホル
ダーとに分割して形成するようにすれば、タンデムセル
を上部ホルダーと下部ホルダーとの間に抱持すればよい
ので、タンデムセルの抱持を容易に行うことができる。
このとき、セルホルダーを、タンデムセルを上部側又は
下部側から抱持する上下ホルダーと、上下ホルダーの間
に配置されタンデムセルの上部側及び下部側を抱持する
中間ホルダーと、の2種のホルダーを組み合わせて構成
するようにすれば、2種のホルダーは上下方向に反転し
てタンデムセルを抱持することができるので、高さ方向
のタンデムセルの配列が多くなった場合でも、セルホル
ダーを構成する部品を2種だけとすることができる。更
に、リブにタンデムセルを抱持する抱持端面を円弧状に
形成し、該抱持端面に周方向に溝部を形成して、該溝部
に接着剤を充填するようにすれば、リブとタンデムセル
とを確実に接着することができるので、各タンデムセル
をセルホルダー内に固定することができると共に、リブ
とタンデムセル外周との間がシールされてタンデムセル
を構成する単セル間の冷却風の流通がなくなるので、タ
ンデムセルの冷却性を向上させることができる。
【0010】また、タンデムセル間を直列に接続する金
属金具を配設したホルダーカバーを更に備え、該ホルダ
ーカバーをセルホルダーの正面及び背面に固定するよう
にすれば、タンデムセル同士を個々に接続せずに一括接
続が可能となるので、作業効率を向上させることができ
る。このとき、タンデムセルが単セル間に該単セル同士
を直列に接続するための金属部材を有し、該金属部材の
外縁から線状で単セルより長い導電性突起をタンデムセ
ルのプラス端子側に突出させ、該突起の先端部をホルダ
ーカバーに形成された穴を貫通させてホルダーカバー外
部に露出させるようにすれば、突起の先端部がサイドカ
バー外部に露出しているので、タンデムセルを構成する
各単セルの電圧を検出することができる。また、金属部
材を、十字形状を有する平板とし、該十字端部を高電位
側の単セル直径に着接可能なように直角方向へ折れ曲
げ、該折れ曲げた十字端部の先端一箇所から突起を突出
させるようにすれば、金属部材は十字形状をしているの
で、例えば過充電等の異常時に単セルからガスが噴出し
た場合でも十字形状の隙間からガスを抜くことができ
る。
【0011】更に、上記の発明において、水平方向に複
数列配列されたタンデムセルを、冷却風が導入される導
入側タンデムセルと冷却風が排出される排出側タンデム
セルとに二分したときに、導入側タンデムセルより排出
側タンデムセルに回り込む冷却風の流速が大きくなるよ
うに、導入側タンデムセルの補助リブの形状と排出側タ
ンデムセルの補助リブの形状とを異なるようにすれば、
回り込む冷却風の温度が導入側タンデムセルより排出側
タンデムセルの方が高くなっても、冷却風の流速の平方
根に比例して冷却効果は増加するので、導入側タンデム
セルと排出側タンデムセルとの温度差を小さくすること
ができる。又は、上記の発明において、タンデムセルに
回り込む冷却風の流速が冷却風の排出側に行くにつれて
大きくなるように、補助リブの形状を異ならせるように
すれば、直列に接続された各タンデムセルの温度のバラ
ツキをなくすることができるので、電池の所定性能を発
揮・維持することができる。このとき、補強リブは、高
さ方向に隣接するタンデムセル間に向けて突出する板状
又は山形状とすることができる。
【0012】そして、セルホルダーを、該セルホルダー
の上部に配置される板状の天板を介して外装ケースに収
納するようにすれば、外装ケース上側から加わる力は外
装ケースと天板とで受けることができ、外装ケース上側
から加わる力はセルホルダー全体に分散されるので、セ
ルホルダーに集中加重が掛かることを防止することがで
きる。このとき、天板とセルホルダーとの間及び該セル
ホルダーと外装ケースの下部内面との間に冷却風を水平
方向に流通させる第2の通風路を形成し、天板又は外装
ケース下部内面に面する冷却風の排出側近傍の補助リブ
を、第2の通風路を流通する冷却風を第1の通風路を流
通する冷却風に合流させるように、台形状又は三角形状
とするようにすれば、排出側近傍のタンデムセルには第
2通風路を流通する冷却風も回り込むので、排出側近傍
のタンデムセルの温度の上昇を抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る電気自動車用電池が適用可能な電池モジュールの実
施の形態について説明する。
【0014】(構成)まず、本実施形態の電池モジュー
ルの構成について説明する。
【0015】図1に示すように、本実施形態の電池モジ
ュール1は、電池モジュール1の筐体となり、2部品の
樹脂成形品からなる外装ケース2を備えている。外装ケ
ース2の正面両端部にはヒモ挿通穴が形成されており、
このヒモ挿通穴に吊り下げヒモ3を挿通して電池モジュ
ール1を吊り下げて移動させることも可能となってい
る。
【0016】図1及び図2に示すように、外装ケース2
は、上蓋5と下蓋6とで構成されている。これら上蓋5
と下蓋6との間には、樹脂製で平板状の天板7、単セル
2個を直列に接続したタンデムセルを収容するセルホル
ダー10、セルホルダー10の前面及び背面に固定され
たホルダーカバー11a、11b、及びセルホルダー1
0の両側面に所定間隔を隔てて固定され各単セル及び電
池モジュール1全体を制御するセルコントローラーを内
蔵したセルコンボックス9が収容されている。
【0017】上蓋5上部には、電池モジュール1の外部
から供給される冷却空気をセルホルダー10内に導入す
るための円筒状の導入ダクト30aと、セルホルダー1
0内を流通した空気を電池モジュール1の外部へ排出す
るための円筒状の排出ダクト30bとが上蓋5と一体に
形成されている。これら導入ダクト30a及び排出ダク
ト30bの上部は、冷却空気に混入された異物が電池モ
ジュール1内に落下して入り込まないようにメッシュ状
の金属網を有する落下物防止ネット36で覆われてい
る。なお、導入ダクト30a及び排出ダクト30bの外
周部は、図示しないチューブとの接続・固定を容易にす
るためにたけのこ状とされている。
【0018】また、上蓋5の左側面側には、段差を有し
上蓋5上部とほぼ平行面上に電源出力部が形成されてい
る。この電源出力部の中央にはセルコンボックス9から
導出されたリードを束ねる円柱状のリード固定部材が上
部方向へ突出形成されている。これらのリードは、コネ
クタを介して複数の電池モジュール全体を制御するバッ
テリーコントローラーに接続される。上蓋5電源出力部
のリード固定部材を跨ぐ両側(前面及び背面側)には、
セルコンボックス9の左側面側に配置された断面U字状
の接触防止カバーに側面を覆われた強電ターミナル4を
上蓋5の外部に露出させるためのターミナル案内穴が形
成されており、フューズ8を介して単セルの高電位側に
接続された強電ターミナル4と低電位側に接続された強
電ターミナル4とがターミナル案内穴から突出してい
る。
【0019】図3に示すように、セルホルダー10は、
24本のタンデムセル14を横(水平方向)8列、縦
(高さ方向)3列に抱持する構造とされている。図4に
示すように、このセルホルダー10は、電気絶縁性の樹
脂製上部ケース13aと下部ケース13bとの2種で構
成されており、最下層に下部ケース13bを配置し、上
部ケース13a、上下方向に反転させた上部ケース13
a、同じく上下方向に反転させた下部ケース13bの順
に高さ方向に配置して、これらのケースの間にタンデム
セル14を挟持して重ねたものである。
【0020】図3及び図4に示すように、各タンデムセ
ル14は、上部ケース13a、下部ケース13bにそれ
ぞれ形成された円弧状のリブ22により、上下それぞれ
4箇所で担持されている。図5に示すように、リブ22
の周方向中央には接着剤を充填するための溝23が形成
されている。各タンデムセル14は、隣接するタンデム
セル14と極性が異なる方向にリブ22上に載置され、
上部ケース13a及び下部ケース13bの上下方向から
加圧されて溝23に充填されたポリウレタン系接着剤で
リブ22に接着・固定される。
【0021】図6(a)に示すように、各タンデムセル
14は、2個の単セル17を直列に直線的に電気的かつ
機械的に接続することにより構成されている。これら2
個の単セル17の間には、ポリプロピレン(PP)等の
樹脂製で低電位側(図6(a)下側)の単セル17のプ
ラス端子が挿通可能なように中央に円形穴が形成された
十字状のタンデム絶縁板19と、高電位側(図6(a)
上側)の単セル17のマイナス端子に装着されるタンデ
ムブスバ18とが介在しており、低電位側の単セル17
のプラス端子はタンデムブスバ18に溶接されている。
【0022】図7に示すように、タンデムブスバ18は
中央に十字穴が形成された十字状の平板金属部材とされ
ており、この十字穴周部と低電位側の単セル17のプラ
ス端子とがスポット溶接される。タンデムブスバ18の
十字状金属部材の先端部は高電位側の単セル17に装着
可能なように上部方向にほぼ直角に折れ曲がっており、
その一箇所からは各単セル17の電圧セルホルダー10
の外部から検出するために、単セル17より長く導電性
の電圧検出用突起20が突出している。高電位側の単セ
ル17はタンデムブスバ18に装着された後、タンデム
ブスバ18との間でスポット溶接される。
【0023】図6(a)(b)に示すように、タンデム
セル14は、プラス端子側に円盤状で電圧検出用突起2
0との短絡を防ぐ樹脂製の正極絶縁板16が配置され、
電気絶縁性及び熱シュリンク性を有する樹脂製の外装チ
ューブ21によってその外周面が被覆され、電圧検出用
突起20は単セル17と共にこの外装チューブ21によ
って保護されている。従って、外装チューブ21から
は、タンデムセル14のプラス端子、マイナス端子及び
電圧検出用突起20の先端部のみが露出している(図3
も参照)。
【0024】図6(a)に示すように、単セル17は円
筒形リチウムイオン電池であり、正極活物質のマンガン
酸リチウムをアルミニウム箔に塗着した帯状の正極と、
負極活物質の非晶質炭素を圧延銅箔に塗着した帯状の負
極と、をこれら両極が直接接触しないようにセパレータ
を挟んで円筒状軸芯の回りに断面渦巻状に捲回された電
極捲回群が形成されており、円筒状の電池容器缶内に電
極捲回群が収納され、電解液注液後、封口し、初充電す
ることで二次電池としての機能が付与されている。
【0025】従って、図3に示すように、セルホルダー
10内には単セル17が48個収容されており(図8も
参照)、各単セル17の両端部は上部ケース13a、下
部ケース13bにそれぞれ形成されたリブ22で上下そ
れぞれ2箇所が外装チューブ21を介して接着・固定さ
れている。
【0026】図8に示すように、ホルダーカバー11
a、11bはタッピングネジ24でセルホルダー10の
正面及び背面にそれぞれ固定されている。図9(a)
(b)に示すように、ホルダーカバー11a、11bに
は、タンデムセル14を電気的に直列に、かつ、物理的
に接続する金属製のブスバー12a、12bが配設され
ている。これらブスバー12a、12bは、中央に十字
状穴が形成され両端に配置される円盤状の金属板とこれ
らの円盤状金属板を接続する短冊状の金属バーとで構成
されている。ホルダーカバー11a、11bには円盤状
金属板が配置される箇所が円形に抜かれた円形穴が形成
されており、ブスバー12a、12bの円盤状金属板と
タンデムセル14の端子が接触するようになっている。
また、ホルダーカバー11a、11bには弧状の突起穴
37が形成されており、この突起穴37に電圧検出用突
起20の先端部が挿通され、電圧検出用突起20の先端
部はホルダーカバー11a、11bの外部に露出してい
る。
【0027】図8及び図9(a)(b)に示すように、
ホルダーカバー11a、11bはそれぞれセルホルダー
10の正面及び背面に配置されタッピングネジ24でセ
ルホルダー10に固定された後、タンデムセル14とブ
スバー12a、12bとをスポット溶接を用いて溶接
し、タンデムセル14間が電気的、物理的に接続され
る。なお、図9(a)示すように、下部両端側に配置さ
れるタンデムセル17のマイナス端子及びプラス端子は
それぞれ上述した強電ターミナル4に接続されており、
また、電圧検出用突起20の先端部は図示しないリード
によりセルコンボックス9内のセルコントローラーに接
続されている。
【0028】図3、図4及び図8に示すように、セルホ
ルダー10には、タンデムセル14を接着・固定する4
箇所のリブ22によって5つの空間が画定されている。
すなわち、セルホルダー10側面に固定された背面ホル
ダーカバー11bが配置される第1区画空間25a、タ
ンデムセル14のうち一方の単セル17が配置される第
2区画空間25b、タンデムブスバ18及びタンデム絶
縁板が配置される第3区画空間25c、タンデムセル1
4のうち他方の単セル17等が主に配置される第4区画
空間25d、セルホルダー10に固定された正面ホルダ
ーカバー11aが配置される第5区画空間25eに画定
されている。これら5つの空間のうち、冷却空気が必要
である空間は、タンデムセル14の充放電によって最も
発熱が起こりうる単セル17が配置される第2区画空間
25b及び第4区画空間25dである。このため、第1
区画空間25a及び第5区画空間25eは電圧検出用突
起20を保護すると共にタンデムセル14を接続する空
間とし、第3区画空間25cはセルホルダー10の強度
を重視する区画とし、これらの区画は冷却空気による冷
却性が期待されない区画とされている。第2区画空間2
5b及び第4区画空間25dのリブ22間には、リブ2
2間を補強すると共に冷却空気の流れを調節するルーバ
ーとして機能する補強リブ26が、リブ22間を連接す
るよう配置されている。
【0029】図10に示すように、電池モジュール1の
第2区画空間25a及び第5区画空間25eの断面は、
冷却空気の導入側15、第1ルーバー28a、第2ルー
バー28b、第3ルーバー28c、第4ルーバー28
d、第5ルーバー28e、第6ルーバー28f、第7ル
ーバー28g、次いで冷却空気の排出側27の順に、異
なる形状の補強リブ26によりセルホルダー10内を流
通する冷却空気の速度が順次増す構造とされている。こ
れら第1ルーバー28aから第7ルーバー28gまでの
各ルーバーは、図4に示すように、上から順に、下部ケ
ース13b、上部ケース13a、上部ケース13a、下
部ケース13bの補強リブ26により形成されている。
【0030】また、セルホルダー10の冷却空気導入側
15は、冷却空気の温度が最も低い状態にあるため、冷
却空気がタンデムセル14に接触する面積を極力減ら
し、かつ、空気との圧損を減らすように、タンデムセル
14の円周に沿って断面円弧状の形状とされている。第
1ルーバー28aは断面形状がI字状とされおり、冷却
空気導入側15から離れるにつれて冷却空気とタンデム
セル14との接触面積を増しタンデムセル14に冷却空
気を回り込ませために、第2ルーバー28b、第3ルー
バー28c、第4ルーバー28dの順に断面I字状の中
心断絶部31(図11参照)が大きくなる形状とされて
いる。また、第5ルーバー28eでは、セルホルダー1
0の高さ方向で2段目及び3段目に、上下に山形状のル
ーバーが形成され、最下段と最上段では、断面台形状の
ルーバーが形成されている。更に、第6ルーバー28
f、第7ルーバー28gと冷却空気排出側27に近づく
につれ、2段目、3段目の断面山形状のルーバーの(上
下方向の)長さが増加し(図11の符号33も参照)、
最下段及び最上段の断面台形状のルーバーは高さも増加
して上辺が短く断面三角形状とされており、タンデムセ
ル14と各ルーバー28との間隔が順次小さくなってい
る(図11の符号32も参照)。そして、セルホルダー
10の冷却空気排出側27は、冷却空気の温度が最も高
い状態となるので、冷却空気の流速を大きくするため
に、タンデムセル14とルーバーとの間隔が小さくなる
ように、2段目、3段目のルーバーは断面三角形状とさ
れている。
【0031】従って、図10及び図11に示すように、
セルホルダー10のタンデムセル17間には、空間39
が形成された構造とされている。また、セルホルダー1
0と下蓋6、セルホルダー10と天板7との間には、タ
ンデムセル14を支持するリブ22以外の部分は第7ル
ーバー28gまでは空間34となっており、天板7と上
蓋5との間には上蓋5上部内面から下側方向突出した複
数のリブで所定間隔が形成されている。同様に、下蓋6
内面から上側に突出しセルホルダー10を支持する図示
しない複数のリブでセルホルダー10と下蓋6内面との
間にも所定間隔が形成され、水平方向にバイパス通風路
35(第2の通風路)が形成されている。
【0032】(作用等)次に、本実施形態の電池モジュ
ール1の作用について説明する。
【0033】周知の通り、電池は充放電に伴い発熱する
ので、電池発熱による異常昇温を防止するためには、電
池冷却手段が必要である。本実施形態の電池モジュール
1では、図11に示すように、電池モジュール1の外部
から冷却空気を導入ダクト30aから供給し、供給され
た冷却空気はセルホルダー10とセルコンボックス9と
の間を下方に流れ、セルホルダー10を形成する上部ケ
ース13a、下部ケース13bの間に形成された冷却空
気導入側15(図8のセルホルダー10の左側の符号1
5も参照)からセル間通路38(第1の通風路)に沿っ
て、高さ方向に配列されたタンデムセル14間を水平方
向に流れ、冷却空気導入側15とは反対側に位置する冷
却空気排出側27(図8ではセルホルダー10の右側)
に出てセルホルダー10とセルコンボックス9の間を抜
けて上昇し、排出ダクト30bから排出される冷却空気
流によって、縦3列、横8列に配置された各タンデムセ
ル14の冷却を行っている。
【0034】タンデムセル14間を流通する冷却空気
は、冷却空気排出側27になるにつれて温度が上昇する
ので、電池モジュール1では、上述した第1乃至第7ル
ーバー28a〜28gを形成する補助リブ26の形状を
異ならせ冷却空気の流路を絞ることによって、冷却空気
の流速が、冷却空気導入側15で40m/分、冷却空気
排出側27で4000m/分となるように、冷却空気排
出側27に近づくにつれて冷却空気の流速を意図的に増
加させ、タンデムセル14間の温度のバラツキをなくす
るようにしている。これは、空気流の流速を増大させる
と、その平方根に比例して冷却効果が増することを利用
したものである。また、電池モジュール1では、タンデ
ムセル14間を流通し温度が昇温した空気に、空間34
をバイパス通風路35として冷却空気を直接合流させる
ことで、冷却空気排出側27近傍のタンデムセル14の
温度上昇を抑え、全タンデムセル14の冷却を均等に行
っている。従って、電池モジュール1はタンデムセル1
4の冷却性に優れ、しかもタンデムセル14の冷却を均
等に行っているので、単セル17の所定(仕様)性能を
発揮・維持することができることから電池モジュール1
全体の所定性能を発揮・維持することができると共に、
一般に50°C程度の高温環境下で寿命が短くなるマン
ガン酸リチウム等を正極活物質に用いたリチウムイオン
電池を単セル17に使用し直列に接続しても寿命が短く
なることもない。このため、本実施形態の電池モジュー
ル1は、電気自動車用の電源として好適である。
【0035】また、タンデムセル14は、上部ケース1
3a、下部ケース13bにそれぞれ形成された円弧状リ
ブ22で上下それぞれ2箇所で担持され、リブ22の周
方向中央の溝23に充填された接着剤で接着されている
ので、セルホルダー10に振動が加わっても、セルホル
ダー10から遊動することなくセルホルダー10内に固
定される。また、接着剤を溝23に充填することによっ
て、リブ22からの接着剤のはみ出しが少なくなり、か
つ、タンデムセル14外周とリブ22とのシールが向上
し、タンデムセル14を構成する単セル17間の流通が
なくなるので冷却空気の流通が良好となる。
【0036】更に、補助リブ26は単セル17の長さ方
向にリブ22間を補強しているので、セルホルダー10
は剛性を有し、振動等の外部加重が加わっても、24個
のタンデムセル14を抱持することができる。また、セ
ルホルダー10は上部ケース13aと下部ケース13b
とで構成したので、タンデムセル17を抱持する際の作
業性を向上させることができる。
【0037】また、セルコンボックス9を2分割して冷
却空気導入側15と冷却空気排出側27との隔壁とした
ので、隔壁を別部品とする必要がないことから、電池モ
ジュール1の小型化を図ることができ、部品数の削減も
図ることができる。
【0038】また更に、正面ホルダーカバー11a、背
面ホルダーカバー11bにブスバー12a、12bを予
め配設しタンデムセル17間の直列接続を個々に行うこ
となく一括接続を行うことができるので、電池モジュー
ル1の作製の作業効率を向上させることができる。ま
た、電圧検出用突起20の先端部を正面ホルダーカバー
11a、背面ホルダーカバー11b外部に露出させるよ
うにしたので、セルホルダー10内にリード線等による
複雑な配線を必要としないので、電池モジュール1の回
路構成を簡単にすることができる。
【0039】そして、天板7をセルホルダー10の上部
に配置したので、外装ケース2上部側から加重が加わっ
ても当該加重を上蓋5と天板7とで受けることができ、
セルホルダー10全体に分散させることができるので、
電池モジュール1の剛性を高めることができると共に、
セルホルダー10の一部に加重が集中することを防止す
ることができる。
【0040】なお、本実施形態では、本発明に係る電気
自動車用電池を適用した電池モジュール1の一例のみを
示したが、本発明は本例に限定されることなく、上述し
た特許請求の範囲において種々の態様を採ることができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の単セルを直列かつ直線的に接続したタンデムセル
をセルホルダー内に横置きにしてリブで抱持するので、
所要個数のタンデムセルをセルホルダー内に整然と、か
つ、遊動することなく配設することができ、セルホルダ
ーは単セルの長さ方向にリブ間を連接する補強リブを備
えているので、セルホルダー自体の剛性を高めることが
できると共に、補強リブはタンデムセルを水平方向に隔
室に区画すると共に冷却風をタンデムセルに回り込ませ
るルーバーとなり、前記冷却風の導入側には高さ方向に
配列されたタンデムセル間に冷却風を水平方向に流通さ
せる第1の通風路を形成したので、冷却風を各タンデム
セルに行き渡らせることができることから、タンデムセ
ル個々の冷却を良好に行うことができ、電池全体の冷却
性能を高めることができる、という効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な実施形態の電池モジュール
の外観斜視図である。
【図2】実施形態の電池モジュールの分解斜視図であ
る。
【図3】セルホルダー内のタンデムセル収容状態を示す
一部分解斜視図である。
【図4】セルホルダーを構成する上部ケース及び下部ケ
ースの斜視図である。
【図5】セルホルダーのリブ近傍の拡大斜視図である。
【図6】(a)はタンデムセルの構成を示す分解斜視図
であり、(b)はタンデムセルの外観斜視図である。
【図7】タンデムブスバの外観斜視図である。
【図8】セルホルダーへの正面ホルダーカバー及び背面
ホルダーカバーの取付状態を示す分解斜視図である。
【図9】(a)は正面ホルダーカバーをセルホルダー側
からみたときの正面図であり、(b)は背面ホルダーカ
バーをセルホルダー側からみたときの正面図である。
【図10】実施形態の電池モジュールの断面図である。
【図11】実施形態の電池モジュールの作用を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 電池モジュール(電気自動車用電池) 2 外装ケース 5 上蓋 6 下蓋 7 天板 9 セルコンボックス 10 セルホルダー 11a 正面ホルダーカバー 11b 背面ホルダーカバー 12a、12b ブスバー(金属金具) 13a 上部ケース(上下ホルダー) 13b 下部ケース(中間ホルダー) 14 タンデムセル 17 単セル 18 タンデムブスバ(金属部材) 20 電圧検出用突起(突起) 22 リブ 23 溝(溝部) 26 補強リブ 28a 第1ルーバー(ルーバー) 28b 第2ルーバー(ルーバー) 28c 第3ルーバー(ルーバー) 28d 第4ルーバー(ルーバー) 28e 第5ルーバー(ルーバー) 28f 第6ルーバー(ルーバー) 28g 第7ルーバー(ルーバー) 35 バイパス通風路(第2の通風路) 37 突起穴(穴) 38 セル間通風路(第1の通風路)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01M 10/40 H01M 10/40 Z 5H031 (72)発明者 吉岡 達矢 東京都中央区日本橋本町二丁目8番7号 新神戸電機株式会社内 (72)発明者 小熊 幹男 東京都中央区日本橋本町二丁目8番7号 新神戸電機株式会社内 Fターム(参考) 3D035 AA01 AA03 3D038 AA09 AB01 AC22 5H020 AA01 AA04 AS11 CC06 CC14 CC17 EE01 KK13 5H022 AA09 AA18 BB06 CC21 EE01 5H029 AJ00 AK03 AL08 BJ02 BJ14 DJ02 5H031 AA08 AA09 EE01 KK08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単セルを直列かつ直線的に接続し
    たタンデムセルを水平方向及び高さ方向に複数列配列す
    る共に、前記タンデムセルを直列に接続したセルホルダ
    ーを有する電気自動車用電池であって、前記タンデムセ
    ルを冷却するための冷却風が外部から供給される電気自
    動車用電池において、前記セルホルダーは、前記単セル
    の長さよりも短い間隔で前記タンデムセルを抱持するリ
    ブと、前記単セルの長さ方向に前記リブ間を連接する補
    強リブと、を備え、前記補強リブは前記タンデムセルを
    水平方向に隔室に区画すると共に前記冷却風を前記タン
    デムセルに回り込ませるルーバーとなり、前記冷却風の
    導入側には前記高さ方向に配列されたタンデムセル間に
    前記冷却風を水平方向に流通させる第1の通風路が形成
    されたことを特徴とする電気自動車用電池。
  2. 【請求項2】 前記単セルを制御し、前記セルホルダー
    の両側に2つに分割されて配置されるセルコンボックス
    を更に備え、前記セルホルダーと前記セルコンボックス
    との間に形成される空間が前記冷却風の給排通路となる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用電池。
  3. 【請求項3】 前記セルホルダーは、前記タンデムセル
    を上部側から抱持する上部ホルダーと下部側から抱持す
    る下部ホルダーとに分割して形成されたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の電気自動車用電池。
  4. 【請求項4】 前記セルホルダーは、前記タンデムセル
    を上部側又は下部側から抱持する上下ホルダーと、前記
    上下ホルダーの間に配置され前記タンデムセルの上部側
    及び下部側を抱持する中間ホルダーと、の2種のホルダ
    ーを組み合わせて構成されたことを特徴とする請求項3
    に記載の電気自動車用電池。
  5. 【請求項5】 前記リブは前記タンデムセルを抱持する
    抱持端面が円弧状に形成されており、該抱持端面には周
    方向に溝部が形成され、該溝部に接着剤が充填されたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の電気自動車用電池。
  6. 【請求項6】 前記タンデムセル間を直列に接続する金
    属金具を配設したホルダーカバーを更に備え、該ホルダ
    ーカバーは前記セルホルダーの正面及び背面に固定され
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1
    項に記載の電気自動車用電池。
  7. 【請求項7】 前記タンデムセルは前記単セル間に該単
    セル同士を直列に接続するための金属部材を有し、該金
    属部材の外縁からは線状で前記単セルより長い導電性突
    起が前記タンデムセルのプラス端子側に突出しており、
    該突起の先端部は前記ホルダーカバーに形成された穴を
    貫通し該ホルダーカバー外部に露出していることを特徴
    とする請求項6に記載の電気自動車用電池。
  8. 【請求項8】 前記金属部材は十字形状を有する平板
    で、該十字端部は高電位側の単セル直径に着接可能なよ
    うに直角方向へ折れ曲がっており、該折れ曲がった十字
    端部の先端一箇所から前記突起が突出していることを特
    徴とする請求項7に記載の電気自動車用電池。
  9. 【請求項9】 前記水平方向に複数列配列されたタンデ
    ムセルを、前記冷却風が導入される導入側タンデムセル
    と前記冷却風が排出される排出側タンデムセルとに二分
    したときに、前記導入側タンデムセルより前記排出側タ
    ンデムセルに回り込む冷却風の流速が大きくなるよう
    に、前記導入側タンデムセルの補助リブの形状と前記排
    出側タンデムセルの補助リブの形状とが異なることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の
    電気自動車用電池。
  10. 【請求項10】 前記タンデムセルに回り込む冷却風の
    流速が前記冷却風の排出側に行くにつれて大きくなるよ
    うに、前記補助リブの形状を異ならせたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電気自
    動車用電池。
  11. 【請求項11】 前記補強リブは、隣接するタンデムセ
    ル間に向けて突出する板状又は山形状であることを特徴
    とする請求項9又は請求項10に記載の電気自動車用電
    池。
  12. 【請求項12】 前記セルホルダーは、該セルホルダー
    の上部に配置される板状の天板を介して外装ケースに収
    納されたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のい
    ずれか1項に記載の電気自動車用電池。
  13. 【請求項13】 前記天板と前記セルホルダーとの間及
    び該セルホルダーと前記外装ケースの下部内面との間に
    は前記冷却風を水平方向に流通させる第2の通風路が形
    成されており、前記天板又は前記内面に面する前記冷却
    風の排出側近傍の補助リブは、前記第2の通風路を流通
    する冷却風を前記第1の通風路を流通する冷却風に合流
    させるように、その形状が台形状又は三角形状とされた
    ことを特徴とする請求項12に記載の電気自動車用電
    池。
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