JP2006324060A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓄電装置の小型、軽量化を図る。
【解決手段】 軸線方向の一端側に正極端子、他端側に負極端子を備えたキャパシタ2を、上下2段に配置するとともに各段に6個配置し、これらキャパシタ2を電気的に接続してなる蓄電装置1Aであって、上下のキャパシタ2,2は正極端子と負極端子との嵌合によって電気的に接続され、上下のキャパシタ2,2の嵌合した正極端子と負極端子を貫通させるとともにキャパシタ2を位置決めする中間プレート50と、上段のキャパシタ2の一方の端子に電気的に接続されるアッパープレート20と、下段のキャパシタ2の一方の端子に電気的に接続されるロアプレート70と、を備え、全てのキャパシタ2がアッパープレート20とロアプレート70との間に挟装されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、多数の蓄電素子を電気的に接続してなる蓄電装置に関するものである。
蓄電素子を多数直列に接続して所望の電圧の蓄電装置を構成する技術は従来から知られている。
例えば、特許文献1には、直方体形状の蓄電池の隣り合う面に互いに異なる極の端子を設け、端子を接続して複数の蓄電池を1つの蓄電装置にする技術が開示されている。
実公平7−33370号公報
しかしながら、前記従来の蓄電装置は、端子の接続だけで蓄電池同士の電気的接続と機械的連結を行っているので、蓄電池同士の相互位置関係がずれ易く、したがって蓄電装置が歪み易かった。また、このような蓄電装置の歪みを阻止するために蓄電装置全体を匡体に収容する方法も考えられるが、そのようにすると、装置が大型化し、重量も増大してしまう。
そこで、この発明は、多数の蓄電素子の集合体ながら、形状が安定し、小型、軽量化を図ることができる蓄電装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、軸線方向の一端側に正極端子(例えば、後述する実施例における正極端子8b)、他端側に負極端子(例えば、後述する実施例における負極端子9b)を備えた蓄電素子(例えば、後述する実施例におけるキャパシタ2)を、前記軸線方向に沿って複数配置するとともに該軸線方向と交差する方向に沿って複数配置し、これら蓄電素子を電気的に接続してなる蓄電装置(例えば、後述する実施例における蓄電装置1A,1B)であって、前記軸線方向に沿って隣り合う蓄電素子同士は、一方の蓄電素子の正極端子と他方の蓄電素子の負極端子との嵌合によって電気的に接続され、前記軸線方向に沿って隣り合う蓄電素子同士の嵌合した端子を貫通させるとともに該蓄電素子を位置決めする中間プレート(例えば、後述する実施例における中間プレート50,200)と、前記軸線方向の一方端に配置される蓄電素子の一方の端子に電気的に接続されるアッパープレート(例えば、後述する実施例におけるアッパープレート20,100)と、前記軸線方向の他方端に配置される蓄電素子の一方の端子に電気的に接続されるロアプレート(例えば、後述する実施例におけるロアプレート70,300)と、を備え、全ての前記蓄電素子が前記アッパープレートと前記ロアプレートとの間に挟装されていることを特徴とする蓄電装置である。
このように構成することにより、軸線方向に沿って隣り合う蓄電素子が中間プレートによって位置決めされているので、蓄電素子同士の相対的な位置関係がずれなくなり、蓄電装置の全体形状が安定する。また、全ての蓄電素子がアッパープレートとロアプレートとの間に挟装された構造にされているので、蓄電装置の小型・軽量化を図ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記アッパープレートと前記ロアプレートには、隣り合う前記蓄電素子を電気的に接続する接続部材(例えば、後述する実施例におけるバスバー40,90B,90C150,380A〜380H)が設けられ、全ての蓄電素子が直列に接続されていることを特徴とする。
このように構成することにより、高電圧の蓄電装置を小型・軽量に構成することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記中間プレートは、該中間プレートを貫通し嵌合する前記端子に接続される電圧検出端子(例えば、後述する実施例における端子体60,220)を備えることを特徴とする。
このように構成することにより、蓄電装置を複数の単位に分けて単位毎に電圧の検出をすることができる。
請求項1に係る発明によれば、蓄電素子同士の相対的な位置関係がずれなくなるので、蓄電装置の全体形状が安定する。また、蓄電装置の小型・軽量化を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、高電圧の蓄電装置を小型・軽量に構成することができる。
請求項3に係る発明によれば、蓄電装置を複数の単位に分けて単位毎に電圧の検出をすることができるので、蓄電装置に対する電圧管理を細かく行うことが可能になる。
以下、この発明に係る蓄電装置の実施例を図1から図37の図面を参照して説明する。
[実施例1]
初めに、この発明に係る蓄電装置の実施例1を図1から図19の図面を参照して説明する。
図1は実施例1の蓄電装置1Aの外観斜視図であり、蓄電装置1Aは、アッパープレート20とロアプレート70との間に、12個の蓄電素子としてのキャパシタ2,2・・・が挟装されて構成されている。また、キャパシタ2,2・・・は上下2段に配列されるとともに、各段に6個ずつ配列されており、上段6個のキャパシタ2,2・・・と下段6個のキャパシタ2,2・・・との間に中間プレート50が配置されている。
初めに、キャパシタ2について説明する。図2に示すように、キャパシタ2は略直方体形状をなし、互いに反対側に位置する底板部3および天板部4と、これらを接続する側板部5とを有し、底板部3と側板部5の間、および、天板部4と側板部5の間には、外方に突出する矩形枠状の額縁部6が形成されている。
図2(A)に示すように、底板部3の中央には皿体7と正極端子体8が同心上に取り付けられており、図2(B)に示すように、天板部4の中央には皿体7と負極端子体9が同心上に取り付けられている。以下、この明細書において正極端子体8と負極端子体9が対向する方向、換言すると底板部3の中央と天板部4の中央を結ぶ軸方向を、キャパシタ2の軸線方向という。したがって、キャパシタ2の軸線方向は正極端子、負極端子の位置によって決まるものであり、キャパシタ2の内部構造には何ら関係しない。また、天板部4と底板部3は必ずしも設置状態における上下関係を意味するものではなく、例えば、天板部4を下側に、底板部3を上側にして設置する場合もあり得る。
皿体7、正極端子体8、負極端子体9はいずれも導電性金属(例えば銅)からなり、皿体7の上に正極端子体8あるいは負極端子体9がねじ止めされている。図19に示すように、底板部3に設けられた皿体7と天板部4に設けられた皿体7は同一形状、同一寸法の円形皿状をなし、上端には水平外側に広がる円環状のフランジ部7aが形成されている。
正極端子体8は皿体7のフランジ部7aよりも小径であり、中央に円筒状の位置決め突起8aが設けられ、位置決め突起8aの外側に略円筒状の正極端子8bが連設されて構成されている。底板部3において、皿体7のフランジ部7aは額縁部6の先端とほぼ同一高さに位置しており、位置決め突起8aの先端は額縁部6の先端よりもキャパシタ2の軸線方向外側に突出し、正極端子8bの先端は位置決め突起8aの先端よりもさらにキャパシタ2の軸線方向外側に突出している。
負極端子体9は皿体7のフランジ部7aよりも小径であり、中央に円筒状の位置決め突起9aが設けられ、位置決め突起9aの外側に負極端子9bが連設されて構成されている。負極端子体9における位置決め突起9aは正極端子体8における位置決め突起8aと同一形状、同一寸法をなし、負極端子9bは周方向に複数(この実施例では4つ)に分割されていて、仮想円周上に配置されている。天板部4において、皿体7のフランジ部7aは額縁部6の先端とほぼ同一高さに設定されており、位置決め突起9aの先端は額縁部6の先端よりもキャパシタ2の軸線方向外側に突出し、負極端子9bの先端は位置決め突起9aの先端よりもさらにキャパシタ2の軸線方向外側に突出している。
このように構成されたキャパシタ2においては、2つのキャパシタ2,2をその軸線方向に沿って直接連結することができるようになっている。このキャパシタ2,2同士の連結は、図19に示すように、一方のキャパシタ2の負極端子9bの内側に他方のキャパシタ2の正極端子8bが嵌め込まれることによって行われ、両キャパシタ2,2の位置決め突起8a,9aの先端同士が突き合わされる位置を嵌合完結点とされ、この状態において両キャパシタ2,2の皿体7,7のフランジ部7a,7a同士が所定寸法離間して位置するように設定されている。なお、キャパシタ2,2は同極端子同士を直接連結することはできず、したがって、キャパシタ2,2同士を直結するということは、電気的には直列接続を意味する。また、位置決め突起8a,9aはキャパシタ2,2を直結したときの軸線方向の位置決めを行う。
次に、アッパープレート20について説明する。図3はアッパープレート20の外観斜視図、図4はアッパープレート20を表裏ひっくり返して見た外観斜視図、図5はアッパープレート20の底面図、図6は図5のA−A断面図、図7は図5のB−B断面図であり、図8は後述するバスバー40の外観斜視図である。
アッパープレート20は平べったい略直方体形状をなし、樹脂製の第1フレーム21および第2フレーム22と、金属製のカバー23と、各キャパシタ2の電圧や温度等を監視するための回路(キャパシタ電圧検出回路、キャパシタ温度制御回路)を備えた制御基板24と、隣り合う2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bを接続するための3つのバスバー(接続部材)40、を主要構成とし、第2フレーム22の上に第1フレーム21が配置され、第1フレーム21の上にカバー23が配置されて、カバー23側から取り付けた6つのボルト26によってはカバー23と第1フレーム21と第2フレーム22は一体に連結固定されている。
バスバー40は導電性金属(例えば銅)で形成されており、図8に示すように、キャパシタ2の正極端子体8、負極端子体9と同形状、同寸法に形成された雄端子体41、雌端子体42と、これら雄端子体41と雌端子体42を接続する接続プレート43とからなる。雄端子体41は、正極端子体8の突起8a、正極端子8bに対応する突起41aと雄端子41bを備え、雌端子体42は負極端子体9の突起9a、負極端子9bに対応する突起42a、雌端子42bを備えていて、雄端子体41は接続プレート43の一端に、雌端子体42は接続プレート43の他端に溶接されている。雄端子41bと雌端子42bの中心間寸法は、並行に配置される2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bの中心間寸法に一致する。
第2フレーム22の底面には、その長手方向の一端側に、2つのコネクタ差込口28a,28aを有するコネクタ部28が第1フレーム21から離間する方向(下方)に突設されている。各コネクタ差込口28aの内部に設けられたピンコネクタ28b(図5参照)は制御基板24のキャパシタ電圧検出回路に接続されている。
また、第2フレーム22の底面には、平面視矩形をなす6つの凹部27A〜27F(以下、個々を区別する必要がないときは凹部27と記す)が第2フレーム22の長手方向に沿って縦列に並んで設けられている。この凹部27はキャパシタ2の額縁部6を挿入させてキャパシタ2の位置決めをするためのものであり、額縁部6よりも若干大きい寸法に形成されている。また、第2フレーム22には、各凹部27の中央に円形の孔27aが設けられている。この孔27aはバスバー40の雄端子体41や雌端子体42を第2フレーム22から露出させるためのものであり、孔27aの内径は雌端子42bの外径よりも所定寸法だけ大きくされている。
さらに、第2フレーム22には、コネクタ部28から遠い側から数えて2番目、4番目、6番目の凹部27B,27D,27Fにおける所定部位に、第1フレーム21から離間する方向(下方)に突出する凸部27bが形成されている。図7に示すように、この凸部27bの内側に形成された溝27cには、キャパシタ2の温度を検出するためのサーミスタ29が第2フレーム22に密接して配置されており、サーミスタ29は溝27cに充填されたシリコン27dによって固定され、リード線29aを介して制御基板24のキャパシタ温度制御回路に電気的に接続されている。また、凸部27bの表面には熱伝導性の高いジェル状の樹脂シート30が取り付けられている。
3つのバスバー40は、第2フレーム22の孔27aから雄端子体41および雌端子体42の先端部を突出させて、第1フレーム21と第2フレーム22の間に配置されて第2フレーム22に固定されており、これらバスバー40は制御基板24のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続されている。雄端子体41と雌端子体42は交互に配置されており、この実施例1ではコネクタ部28に一番近い部位には雄端子体41が配置されている。
第1フレーム21の上面は、その長手方向の両端部31,32が中央部33よりも一段高くなっており、第2フレーム22のコネクタ部28とは反対側に配置される端部31の両側面には、3つのコネクタ差込口31a,31b,31cが設けられている。これらコネクタ差込口31a,31b,31cの内部に設けられたピンコネクタ(図示略)は制御基板24に接続されている。
第1フレーム21の上面の中央部33には、複数の基板取付用のボス33aが第2フレーム22から離間する方向(上方)に突設されており、制御基板24はこれらボス33aの上に配置され、ねじ33bによってボス33aに固定されている。この制御基板24には多数の電子部品(図示略)が取り付けられているが、いずれの電子部品も第1フレーム21の上面側に向けて設置されている。すなわち、これら電子部品は制御基板24と第1フレーム21の間に形成される空間34内に収容されていて、制御基板24よりも上側(第1フレーム21から離間する側)には取り付けられていない。このように電子部品を配置して制御基板24を設置することにより、アッパープレート20の高さ寸法の短縮化を図ることができる。
そして、カバー23は、この制御基板24を包囲するように、第1フレーム21の中央部33の上に取り付けられている。カバー23は断面ハット型をなし、外周に形成された平坦な鍔部23aがボルト26によって中央部33に固定され、平坦な天板部23bが第1フレーム21の両端部31,32の上面とほぼ面一になるような高さ寸法に設定されている。なお、ボルト26のねじ部はカバー23および第1フレーム21を貫通して第2フレーム22にねじ込まれており、これによりカバー23と第1フレーム21と第2フレーム22が一体に連結される。
次に、ロアプレート70について説明する。図9はロアプレート70の外観斜視図、図10はロアプレート70の平面図、図11はロアプレート70の底面図、図12は図10のC矢視側面図、図13は図10のD−D断面図、図14は後述するバスバー(接続部材)90A〜90Dの相互位置関係を示す斜視図である。
ロアプレート70は平べったい略直方体形状をなし、、樹脂製の第1フレーム71および第2フレーム72と、コネクタ73と、導電性金属(例えば銅)で形成された4つのバスバー90A,90B,90C,90Dを主要構成とし、第1フレーム71の底部に嵌め込まれた第2フレーム72が、4つのボルト80によって第1フレーム71に固定され、第1フレーム71と第2フレーム72との間にバスバー90A〜90Dが取り付けられて構成されている。
第1フレーム71の長手方向一端側であってアッパープレート20のコネクタ部28と対向する側の一方の隅部は切り欠かれており、この切り欠き部71aからコネクタ73のハーネス73bが延び、コネクタ本体73aにつながっている。
第1フレーム71の上面には、平面視矩形をなす6つの凹部74A〜74F(以下、個々を区別する必要がないときは凹部74と記す)が第1フレーム71の長手方向に沿って縦列に並んで設けられている。この凹部74はキャパシタ2の額縁部6を挿入させてキャパシタ2の位置決めをするためのものであり、額縁部6よりも若干大きい寸法に形成されている。また、第1フレーム71には、各凹部74の中央に円形の孔74aが設けられている。この孔74aは後述するバスバー90A〜90Dの雄端子体91や雌端子体92を第1フレーム71から露出させるためのものであり、孔74aの内径は雌端子92bの外径よりも所定寸法だけ大きくされている。
また、第1フレーム71の長手方向他端側の一方の側面にはコネクタ差込口75(図9参照)が、他方の側面にはコネクタ差込口76(図1参照)が設けられている。コネクタ差込口75,76は第1フレーム71の幅方向一直線上に配置され、互いに反対方向に向かって開口している。
図14を参照してバスバー90A〜90Dを説明する。バスバー90B,90Cは、アッパープレート20におけるバスバー40と同一構成、同一形状、同一寸法をなし、突起91aと雄端子91bを有する雄端子体91と、突起92aと雌端子92bを有する雌端子体92と、雄端子体91と雌端子体92を接続する接続プレート93とから構成されている。雄端子91bと雌端子92bの中心間寸法は、並行に配置される2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bの中心間寸法に一致する。バスバー90Bは、第1フレーム71においてコネクタ73から遠い側から数えて2番目の凹部74Bの孔74aから雌端子体92の先端部を突出させ、3番目の凹部74Cの孔74aから雄端子体91の先端部を突出させて第1フレーム71に固定されている。バスバー90Cは、第1フレーム71においてコネクタ73から遠い側から数えて4番目の凹部74Dの孔74aから雌端子体92の先端部を突出させ、5番目の凹部74Eの孔74aから雄端子体91の先端部を突出させて第1フレーム71に固定されている。なお、バスバー90B,90Cはロアプレート70において同一高さに配置されている。
バスバー90Aは、端子プレート94と、この端子プレート94に溶接された雄端子体91とから構成されている。バスバー90Aの雄端子体91は、バスバー90B,90Cの雄端子体91と全く同じものである。端子プレート94は、バスバー90Bの接続プレート93と同一高さに配置されてバスバー90Bに接近する方向に延びる水平部94aと、水平部94aの先端側部から略直角に下方に屈曲した後に第1フレーム71の一方の側面に向かって水平に延びる入力端子部94bと、から構成されている。バスバー90Aは、第1フレーム71においてコネクタ73から遠い側から数えて1番目の凹部74Aの孔74aから雄端子体91の先端部を突出させ、入力端子部94bの先端部を第1フレーム71のコネクタ差込口75内に突出させて(図9参照)、第1フレーム71に固定されている。このバスバー90Aの入力端子部94bは、蓄電装置1Aの入力端子となる。
バスバー90Dは、端子プレート95と、この端子プレート95に溶接された雌端子体92とから構成されている。バスバー90Dの雌端子体92は、バスバー90B,90Cの雌端子体92と全く同じものである。端子プレート95は、バスバー90Cの接続プレート93と同一高さに配置されてバスバー90Cに接近する方向に延びる第1水平部95aと、第1水平部95aの先端部から略直角に下方に屈曲した後に第1フレーム71の長手方向に沿ってバスバー90Aに接近する方向へ水平に延びる第2水平部95bと、第2水平部95bの先端側部から第1フレーム71の他方の側面に向かって水平に延びる出力端子部95cと、から構成されている。バスバー90Dは、第1フレーム71においてコネクタ73に近い側から数えて1番目の凹部74Fの孔74aから雌端子体92の先端部を突出させ、出力端子部95cの先端部を第1フレーム71のコネクタ差込口76内に突出させて(図1参照)、第1フレーム71に固定されている。そして、第2水平部95bは、バスバー90B,90Cの接続プレート93およびバスバー90Aの水平部94aの下側に離間して配置されていて、バスバー90Dとバスバー90A,90B,90Cとの間の絶縁状態を保持できるようにされている。このバスバー90Dの出力端子部95cは、蓄電装置1Aの出力端子となる。
また、バスバー90Aの端子プレート94、バスバー90B,90Cの接続プレート93,93、バスバー90Dの端子プレート95には、それぞれ角線からなるリード96が接続されており、各リード96は互いに離間した状態に保持されて第1フレーム71の切り欠き部71aに接近する方向に延び、それぞれコネクタ73のハーネス73bに電気的に接続されている。
第2フレーム72は、これら4つのバスバー90A〜90Dの背面側から第1フレーム71の底部に嵌め込まれ、ボルト80によって第1フレーム71に固定されている。
次に、中間プレート50について説明する。図15は中間プレート50の外観斜視図、図16は中間プレート50の平面図、図17は図16のE−E断面図、図18は図16のF−F断面図、図19は中間プレート50を挟んで2つのキャパシタ2,2を接続した状態における断面図である。
中間プレート50は、樹脂製のフレーム51と、導電性金属(例えば銅)で形成された6つの端子体(電圧検出端子)60と、コネクタ65を主要構成とする。
フレーム51は平面視略長方形をなし、フレーム51の表裏両面にはそれぞれ、平面視略矩形をなす6つの凹部52,52・・・がフレーム51の長手方向に沿って縦列に並んで設けられており、表面側の凹部52と裏面側の凹部52は平面視同一位置に配置されている。凹部52はキャパシタ2の額縁部6を挿入させてキャパシタ2の位置決めをするためのものであり、額縁部6よりも若干大きい寸法に形成されている。また、フレーム51には、各凹部52の中央に略矩形の孔53が設けられており、隣り合う2つの孔53,53の中心間寸法は、並行に配置される2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bの中心間寸法に一致する。この孔53は、図19に示すように、端子体60を収容するとともに、2つのキャパシタ2,2を直列接続した際の正極端子8bと負極端子9bの嵌合部を貫通させるためのものであり、孔53の内径は端子体60の外径よりも所定寸法だけ大きくされている。この孔53は平面視略矩形の肉厚部54によって囲まれ、さらに肉厚部54の外側を溝55が取り囲んでいる。また、フレーム51の表面側の肉厚部54の所定部位、および隣り合う凹部52,52の間の仕切壁56には、コネクタ65のハーネス65bを配線するためのハーネス挿入溝57が形成されている
また、フレーム51の長手方向一端側であってアッパープレート20のコネクタ部28と対向する側には、ハーネス取出部58が設けられている。
端子体60は導電性金属(例えば銅)で形成されており、平面視略円形をなし、板厚方向に波打つように屈曲形成されて、板ばねの機能を有している。端子体60はフレーム51の孔53内に収容された状態で、フレーム51に支持されている。詳述すると、端子体60には周方向に180度離間して1対の爪61,61が設けられており、この爪61をフレーム51における肉厚部54の内周面に形成されたスリット54aに嵌入することによって、フレーム51に取り付けられている。図19に示すように、端子体60の内径はキャパシタ2の負極端子9bが貫通可能な寸法にされており、端子体60の外径は、2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bを端子体60の内側に挿通させて嵌合したときに、両キャパシタ2,2の皿体7,7のフランジ部7a,7aの間に端子体60が挟装される大きさに設定されており、端子体60の波打ち高さは、2つのキャパシタ2,2の位置決め突起8a,9aを突き合わせたときに、端子体60がフランジ部7a,7aによって圧縮される大きさに設定されている。
コネクタ65はコネクタ本体65aから6本のハーネス65b、65b・・・が延びており、各ハーネス65bはフレーム51のハーネス取出部58を介してフレーム51の凹部52内に引き込まれ、フレーム51の表面側のハーネス挿入溝54に沿って配線され、それぞれ各端子体60に電気的に接続されている。
次に、この蓄電装置1Aの完成品について説明する。
この蓄電装置1Aでは、アッパープレート20のコネクタ部28と、中間プレート50のハーネス取出部58と、ロアプレート70の切り欠き部71aとが、長手方向同じ側に位置している。
ロアプレート70の上面に露出するバスバー90A〜90Dの雄端子91bあるいは雌端子92bには、下段のキャパシタ2の負極端子9bあるいは正極端子8bが嵌合し、バスバー90A〜90Dの突起91a,92aはキャパシタ2の位置決め突起8a,9aに突き当っている。ロアプレート70に対するキャパシタ2の軸線方向位置は、突起91a,92aと位置決め突起8a,9aの突き当てによって決まり、これにより雄端子91bと負極端子9bの嵌合状態、および雌端子92bと正極端子8bの嵌合状態が最適になる。また、各キャパシタ2の額縁部6はロアプレート70の凹部74に挿入されており、これによりロアプレート70に対するキャパシタ2の位置決めを容易に行うことができるとともに、キャパシタ2の回転が防止される。なお、ロアプレート70に対するキャパシタ2の軸線方向位置は、突起91a,92aと位置決め突起8a,9aの突き当てによって決まるので、キャパシタ2における額縁部6の先端はロアプレート70の凹部74の表面に当接していない。
さらに、これら下段の6つのキャパシタ2,2・・・の上に中間プレート50を介して上段のキャパシタ2,2・・・が直列に接続されている。図19はこの接続状態を示す図面であり、キャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bとの嵌合状態では位置決め突起8a,9aが突き当たり、正極端子8bと負極端子9bの嵌合が中間プレート50の孔53および端子体60を貫通し、キャパシタ2,2のフランジ部7a,7aが端子体60に表裏両側から圧接する。また、上段および下段の各キャパシタ2の額縁部6は中間プレート50の凹部52に挿入されており、これにより中間プレート50に対するキャパシタ2の位置決めを容易に行うことができるとともに、キャパシタ2の回転が防止される。なお、直列接続された2つのキャパシタ2,2の軸線方向の相対位置は、位置決め突起8aと位置決め突起9aの突き当てによって決まり、これにより正極端子8bと負極端子9bの嵌合状態が最適になる。また、キャパシタ2における額縁部6は溝55に挿入され、額縁部6の先端は中間プレート50の溝54の表面に当接していない。
さらに、これら上段の6つのキャパシタ2,2・・・の正極端子8bあるいは負極端子9bに、アッパープレート20の底面に露出するバスバー40の雌端子42bあるいは雄端子41bを嵌合させ、キャパシタ2の位置決め突起8a,9aにバスバー40の突起41a,42aを突き当てて、アッパープレート20が取り付けられている。アッパープレート20に対するキャパシタ2の軸線方向位置は、突起41a,42aと位置決め突起8a,9aの突き当てによって決まり、これにより雄端子41bと負極端子9bの嵌合状態、および雌端子42bと正極端子8bの嵌合状態が最適になる。また、各キャパシタ2の額縁部6はアッパープレート20の凹部27に挿入されており、これによりアッパープレート20に対するキャパシタ2の位置決めを容易に行うことができるとともに、キャパシタ2の回転が防止される。なお、アッパープレート20に対するキャパシタ2の軸線方向位置は、突起41a,42aと位置決め突起8a,9aの突き当てによって決まるので、キャパシタ2における額縁部6の先端はアッパープレート20の凹部27の表面に当接していない。
また、アッパープレート20においてサーミスタ29の設置位置に設けられた樹脂シート30がキャパシタ2の天板部4に密着している。これによりキャパシタ2の温度に対応する電気信号を制御基板24のキャパシタ温度制御回路に出力することができる。
そして、ロアプレート70におけるコネクタ73のコネクタ本体73aがアッパープレート20の一方のコネクタ差込口28aに挿入され、これにより、ロアプレート70の4つのバスバー90A〜90Dがアッパープレート20に内蔵された制御基板24のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続されている。また、中間プレート50におけるコネクタ65のコネクタ本体65aがアッパープレート20の他方のコネクタ差込口28aに挿入され、これにより、中間プレート50の6個の端子体60,60・・・がアッパープレート20に内蔵された制御基板24のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続されている。
このように構成された蓄電装置1Aでは、12個全てのキャパシタ2,2・・・が直列に接続される。詳述すると、図1において下段の一番右側に位置するキャパシタ2はロアプレート70の入力端子部94bに接続されており、このキャパシタ2は上段一番右側のキャパシタ2に直列接続される。そして、上段一番右側のキャパシタ2は上段右側から2番目のキャパシタ2にアッパープレート20内のバスバー40を介して直列接続され、この上段右側から2番目のキャパシタ2は下段右側から2番目のキャパシタ2に直列接続される。さらに、上段右側から2番目のキャパシタ2はロアプレート70内のバスバー90Bを介して下段右側から3番目のキャパシタ2に直列接続される。同様にして、上段と下段のキャパシタ2,2を直列に接続しながら、順次隣の列のキャパシタ2に直列に接続される。そして、図1において下段一番左側に位置するキャパシタ2が末端となり、このキャパシタ2はロアプレート70の出力端子部95cに接続される。
そして、前述したようにアッパープレート20の3つのバスバー40,40,40、ロアプレート70の4つのバスバー90A〜90D、および、中間プレート50の6個の端子体60,60・・・がアッパープレート20に内蔵された制御基板24のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続されているので、蓄電装置1Aの総電圧を検出することができるだけでなく、個々のキャパシタ2の電圧や、キャパシタ2を所定個数つないだグループ毎の電圧等を必要に応じて検出することが可能になる。したがって、蓄電装置1Aに対する電圧管理を細かく行うことができる。
また、この蓄電装置1Aでは上段の6つのキャパシタ2,2・・・と下段の6つのキャパシタ2,2・・・の間に中間プレート50を配置してこれらキャパシタ2を位置決めし且つ回転防止しているので、組み立て完了後においてもキャパシタ2同士の相対的な位置関係がずれなくなり、形状の安定化を図ることができる。また、上段のキャパシタ2,2および下段のキャパシタ2,2・・・は、アッパープレート20およびロアプレート70に対しても位置決めされ且つ回転防止されているので、組み立て完了後においてもキャパシタ2同士の相対的な位置関係がずれなくなり、形状の安定化を図ることができる。
また、12個のキャパシタ2,2・・・の全体を匡体で覆うような構造ではなく、12個のキャパシタ2,2・・・をアッパープレート20とロアプレート70との間に挟装した構造であるので、蓄電装置1Aの小型・軽量化を図ることができる。
[実施例2]
次に、この発明に係る蓄電装置の実施例2を図20から図37の図面を参照して説明する。
図20は実施例2の蓄電装置1Bの外観斜視図であり、蓄電装置1Bは、アッパープレート100とロアプレート300との間に、36個の蓄電素子としてのキャパシタ2,2・・・が挟装されで構成さている。また、キャパシタ2,2・・・は上下2段に配列されるとともに、各段毎に3行6列計18個ずつ配列されており、上段18個のキャパシタ2,2・・・と下段18個のキャパシタ2,2・・・との間に中間プレート200が配置されている。そして、この蓄電装置1Bでは36個のキャパシタ2,2・・・の全てが直列に接続されている。キャパシタ2については、実施例1におけるキャパシタ2と同じであるので、図2を援用してその説明は省略する。
なお、図20は、説明の都合上、蓄電装置1Bの天地を逆にしており、アッパープレート100を下側に、ロアプレート300を上側にして図示している。
また、以下の説明において各キャパシタ2などの配置されている部位を特定する必要があるため、図21に示すようにアッパープレート100を上側にしたときの蓄電装置1Bの平面視において3行(p行,q行,r行)、6列(a列,b列,c列,d列,e列,f列)からなる座標を設定し、例えば、「下段p行c列のキャパシタ2」のように特定する。
初めに、アッパープレート100について説明する。図22はアッパープレート100の外観斜視図、図23はアッパープレート100を表裏ひっくり返して見た外観斜視図、図24は図23におけるG−G矢視断面図、図25は図23におけるH−H矢視断面図である。
アッパープレート100は平面視略長方形の板状をなし、樹脂製のフレーム110と、金属製のカバー130と、各キャパシタ2の電圧や温度等を監視するための回路(キャパシタ電圧検出回路、キャパシタ温度制御回路)を備えた制御基板140と、隣り合う2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bを接続するための9個のバスバー(接続部材)150と、バスバー150を固定するための9個のバスバーカバー170、を主要構成とし、フレーム110の上にカバー130がボルト101によって固定され、フレーム110とカバー130の間に制御基板140、バスバー150、バスバーカバー170が収容されている。
バスバー150は導電性金属(例えば銅)で形成されており、図26に示すように、キャパシタ2の正極端子体8、負極端子体9と同形状、同寸法に形成された雄端子体151、雌端子体152と、これら雄端子体151と雌端子体152を接続する平板状の接続プレート153とからなる。雄端子体151は、正極端子体8の突起8a、正極端子8bに対応する突起151aと雄端子151bを備え、雌端子体152は負極端子体9の突起9a、負極端子9bに対応する突起152a、雌端子152bを備えていて、雄端子体151は接続プレート153の一端に、雌端子体152は接続プレート153の他端に溶接されている。雄端子151bと雌端子152bの中心間寸法は、並行に配置される2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bの中心間寸法に一致する。
図23に示すように、フレーム110の底面には、a列側の端部に、3つのコネクタ差込口111a,111b,111cがカバー130から離間する方向(下方)に突設されている。各コネクタ差込口111a,111b,111cの内部に設けられたピンコネクタ(図示略)は制御基板140のキャパシタ電圧検出回路に接続されている。
また、フレーム110の底面には、平面視矩形をなす凹部112,112・・・が格子状に3行6列で計18個設けられている。この凹部112はキャパシタ2の額縁部6を挿入させてキャパシタ2の位置決めをするためのものであり、額縁部6よりも若干大きい寸法に形成されている。また、各凹部112の中央には平面視略矩形の突出部113が突設されており、さらにその中央にはフレーム110の上面に貫通する円形の孔114が設けられている。この孔114はバスバー150の雄端子体151や雌端子体152をフレーム110から露出させるためのものであり、孔114の内径は雌端子152bの外径よりも所定寸法だけ大きくされている。
さらに、フレーム110の底面には、p行a列の突出部113の隅部に、この突出部113よりもさらに下方に突出する凸部117が形成されている。図25に示すように、この凸部117の内側に形成された溝117aには、キャパシタ2の温度を検出するためのサーミスタ129がフレーム110に密接して配置されており、サーミスタ129は溝117aに充填されたシリコン117bによって固定され、リード線129aを介して制御基板140のキャパシタ温度制御回路に電気的に接続されている。また、凸部117の表面には熱伝導性の高いジェル状の樹脂シート128が取り付けられている。
また、フレーム110のf列側の端面には、2つのコネクタ差込口120a,120bが設けられている。これらコネクタ差込口120a,120bの内部に設けられたピンコネクタ(図示略)は制御基板140に接続されている。
図27は、カバー130と制御基板140を取り外した状態のアッパープレート100の斜視図である。この図27および図24に示すように、フレーム110の上面には、その外周縁に沿ってカバー取付座121が形成され、カバー取付座121の内側に収容凹部122が形成されている。この収容凹部122には、隣り合う2つの孔114,114を包囲する起立壁部115が、フレーム110の上面から起立して設けられており、この起立壁部115の先端内周部には段差部115aが形成されている。この起立壁部115はバスバー150を取り付ける際の位置決め凹部として機能するものであり、バスバー150の接続プレート153がほぼ隙間なく嵌め込まれる形状にされていて、接続プレート153の外周部を段差部115aで受け、その状態で接続プレート153と起立壁部115の先端がほぼ面一になるように設定されている。各起立壁部115は、a〜f列の各列毎のp,q行の孔114,114を包囲するように形成されるとともに、r行では、a,b列と、c,d列と、e,f列の孔114,114を包囲するように形成されている。
そして、各起立壁部115にはバスバー150が、起立壁部115内の2つの孔114,114から雄端子151bおよび雌端子152bの先端部を突出させるようにして、嵌め込まれている。なお、実施例2では、図23に示すように、p行a列の孔114内に雄端子151bが配置され、この雄端子151bを始点として隣り合う端子が雌雄逆になるように配置されている。各バスバー150の接続プレート153にはリード154が接続されており、該リード154を介して制御基板140のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続されている。
バスバー150が装着された各起立壁部115の上には、バスバーカバー170が取り付けられている。図24および図27に示すように、バスバーカバー170は断面略コ字形をなし、上から起立壁部115にほぼ隙間なく外嵌する形状に形成されていて、バスバーカバー170の底面171が起立壁部115の先端に当接するようにされている。バスバーカバー170は、その長手方向両端に形成されたフック174を、フレーム110の収容凹部122に形成された係止部123に係止することによってフレーム110に固定されている。
バスバーカバー170の上面172には、組み付け状態においてフレーム110の孔114に対応する部位に、段付き円柱状のボス173が突設されている。ボス173は基部側が大径部173a、先端側が小径部173bにされている。
また、フレーム110の収容凹部122における所定部位には、制御基板取付用のボス116,116・・・が複数突設されていて、制御基板140はこれらボス116,116・・・の上に載置され、ねじ127によってボス116,116・・・に固定されている。このように取り付けられた制御基板140の面内方向はフレーム110に対して平行となる。換言すると、制御基板140の面内方向はキャパシタ2の軸線方向と直交している。制御基板140には、図24に示すように、各バスバーカバー170のボス173の小径部173bを挿通させる孔141が設けられている。この孔141は、小径部173bを遊びを有して挿通させ、且つ、ボス173の大径部173aを挿通させない大きさに設定されている。
また、バスバーカバー170のボス173における大径部173aの高さは、制御基板140およびバスバーカバー170をフレーム110に取り付けた状態において、制御基板取付用のボス116の高さとほぼ同じかあるいは若干低くなるように設定されており、大径部173aの上面が制御基板140の底面に接触しないか、あるいは接触する場合にも軽く接触するようになっている。
図24に示すように、制御基板140には多数の電子部品142が取り付けられているが、いずれの電子部品142もフレーム110の上面側に向けて設置されている。すなわち、これら電子部品142は制御基板140とフレーム110の間に形成される空間126内に収容されていて、制御基板140よりも上側(フレーム110から離間する側)には取り付けられていない。このように電子部品142を配置して制御基板140を設置することにより、アッパープレート100の高さ寸法の短縮化を図ることができる。
カバー130は断面ハット型をなし、外周に形成された平坦な鍔部131をフレーム110のカバー取付座121に載置させて、ボルト101によりフレーム110に固定されている。カバー130の天板部132は、その長手方向両端部(a列とf列に対応する部分)において一段高くなっている高台部133a,133bを除いて、平坦面に形成されている。高台部133a,133bは同一高さで、いずれの上面も平坦面にされていて、アッパープレート100において最上位に位置している。そして、制御基板140を貫通した各バスバーカバー170のボス173の先端だけが、カバー130の天板部132の内面に突き当たるようにされている。すなわち、制御基板140を固定しているねじ127の頭部はカバー130の内面に接触していない。
次に、中間プレート200について説明する。図28は中間プレート200の外観斜視図、図29は同平面図、図30は図底面図、図31は中間プレート50を挟んで2つのキャパシタ2,2を接続した状態における断面図である。
中間プレート200は、樹脂製のフレーム210と、導電性金属(例えば銅)で形成された18個の端子体(電圧検出端子)220と、コネクタ250a,250bを主要構成とする。
フレーム210は平面視略長方形をなし、フレーム210の表裏両面にはそれぞれ、平面視略矩形をなす凹部211,211・・・が格子状に3行6列で計18個設けられており、表面側の凹部211と裏面側の凹部211は平面視同一位置に配置されている。凹部211はキャパシタ2の額縁部6を挿入させてキャパシタ2の位置決めをするためのものであり、額縁部6よりも若干大きい寸法に形成されている。
フレーム210には、各凹部211の中央に平面視略矩形の厚肉部212が設けられており、さらに、厚肉部212の表裏一方の面の中央に平面視略矩形の内側凹部213が形成され、表裏他方の面の中央に平面視略円形の内側凹部214が形成されていて、これら内側凹部213、214の中央には表裏に貫通する円形の孔215が設けられている。内側凹部213,214は、図29および図30に示すように、フレーム210の表裏各面において互い違いに配置されている。隣り合う2つの孔215,215の中心間寸法は、並行に配置される2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bの中心間寸法に一致する。
図31に示すように、孔215は、2つのキャパシタ2,2を直列接続した際の正極端子8bと負極端子9bの嵌合部を貫通させるためのものであり、孔215の内径は負極端子9bの外径よりも所定寸法だけ大きくされている。また、平面視略矩形の内側凹部213は端子体220に対する取付座となる部分であり、端子体220を収容可能な大きさに設定されている。さらに、平面視円形の内側凹部214はキャパシタ2のフランジ部7aを着座可能にする部分であり、フランジ部7aを収容可能な大きさに設定されている。
また、フレーム210の裏面におけるa列側の端部には、アッパープレート100から離間する方向(下方)に突出するコネクタ250a,250bが設けられている。
端子体220は、フレーム210の表裏各面における内側凹部213に装着されている。端子体220は導電性金属(例えば銅)で形成されており、平面視略円形をなし、板厚方向に波打つように屈曲形成されて、板ばねの機能を有している。端子体220は互いに周方向180度離間した部位に一対のアーム221,222を有し、一方のアーム221を、フレーム210の内側凹部213に形成されたスリット216に嵌入させ、他方のアーム222を内側凹部213に載置させて、フレーム210に固定されている。
各端子体220のアーム222は、フレーム210の表裏両面の溝に沿って配線された平板状のリード223を介してコネクタ250a,250bに接続されている。ここで、p行とq行に配置された端子体220はコネクタ250aに接続され、r行に配置された端子体220はコネクタ250bに接続されている。リード223は防水のため、溝に充填されたシリコンゴムによって覆われている。
図31に示すように、端子体220の内径はキャパシタ2の負極端子9bが貫通可能な寸法にされており、端子体220の外径は、2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bを端子体220の内側に挿通させて嵌合したときに、両キャパシタ2,2の皿体7,7のフランジ部7a,7aの間にフレーム210の内側凹部213,214を介して端子体220が挟装される大きさに設定されており、端子体220の波打ち高さは、2つのキャパシタ2,2の位置決め突起8a,9aを突き合わせたときに、端子体220がフレーム210の内側凹部213,214を介しフランジ部7a,7aによって圧縮される大きさに設定されている。
次に、ロアプレート300について説明する。図32はロアプレート300の外観斜視図、図33はロアプレート70の平面図、図34は第2フレーム390を外したロアプレート300を底面を上にして示す斜視図、図35は図33のI−I断面図である。
ロアプレート300は平べったい略直方体形状をなし、入力側コネクタ301、出力側コネクタ302、電圧検出用コネクタ310、樹脂製の第1フレーム320および第2フレーム350、導電性金属(例えば銅)で形成された10個のバスバー(接続部材)360,370,380A〜380Hを主要構成とし、第1フレーム320の上面に前記バスバー360,370,380A〜380Hが取り付けられ、第1フレーム320の底面に樹脂製の第2フレーム350が嵌合固定されて構成されている。
図34に示すように、第1フレーム320の底面には第2フレーム350を嵌入させるための凹部340が形成され、第1フレーム320の周壁部341の所定部位には第2フレーム350を固定するための係止爪342が形成されている。
図33に示すように、第1フレーム320の上面には、平面視矩形をなす凹部321,321・・・が格子状に3行6列で計18個設けられている。この凹部321はキャパシタ2の額縁部6を挿入させてキャパシタ2の位置決めをするためのものであり、額縁部6よりも若干大きい寸法に形成されている。各凹部321の中央には平面視略矩形の突出部322が突設されており、さらにその中央には平面視円形の内側凹部323が形成され、この内側凹部323の中央にねじ孔324が貫通形成されている。このねじ孔324を包囲する筒状の周壁325は第1フレーム320の底面の凹部340に突出している。
また、隣り合って対をなす内側凹部323,323は連通凹部326によって接続されている。なお、この実施例において連通凹部326によって接続されて対をなす内側凹部323,323の組み合わせは、p行c列とp行d列、p行e列とp行f列、q行a列とr行a列、q行b列とq行c列、q行d列とq行e列、q行f列とr行f列、r行b列とr行c列、r行d列とr行e列である。したがって、p行a列の内側凹部323とp行b列の内側凹部323は連通しておらず、それぞれ独立している。
また、各連通凹部326内において、2つのねじ孔324,324を結ぶ中心線から偏位し且つこれらねじ孔324,324から等距離の位置には、中央に矩形の孔328が貫通形成された平面視矩形のバスバー支持部327が突設されている。なお、第1フレーム320の底面の凹部340にはこの孔328を包囲するように配置された平面視矩形の周壁329が突設されている。
次に、入力側コネクタ301、出力側コネクタ302、バスバー360,370,380A〜380Hについて説明する。入力側コネクタ301はp行b列の凹部321に隣接する第1フレーム320の側面に設けられており、出力側コネクタ302はp行a列の凹部321に隣接する第1フレーム320の側面に設けられている。
8個のバスバー380A〜380H(以下、個々を区別する必要がないときはバスバー380と記す)は、第1フレーム320において連通凹部326によって連なる隣り合う2つの凹部321,321に架け渡されて配置されるものである。
バスバー380は、雄端子体381と、雌端子体382と、これら雄端子体381と雌端子体382を接続する接続プレート383とからなる。
接続プレート383は、図36に示すように、中央に支持部383aが形成され、支持部383aの両側に端子取り付け部383b,383cが形成されていて、支持部383aと各端子取り付け部383b,383cとの間に、接続プレート383の裏面側に突出する断面略W字状の易曲部383dが形成されている。易曲部383dを設けたことにより、図37に示すように、接続プレート383は端子取り付け部383b,383cが支持部383aに対して撓み易くされている。
雄端子体381と雌端子体382はそれぞれ端子取り付け部383b,383cの表側に溶接されている。雄端子体381はアッパープレート100に装着されたバスバー150の雄端子体151と全く同じものであり、突起381a、雄端子381bを備えている。雌端子体382は、アッパープレート100に装着されたバスバー150の雌端子体152と全く同じものであり、突起382a、雌端子382bを備えている。雄端子381bと雌端子382bの中心間寸法は、並行に配置される2つのキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bの中心間寸法に一致する。
また、支持部383aには、雄端子381bの中心と雌端子382bの中心を結ぶ中心線から偏位し且つこれら雄端子381bの中心と雌端子382bの中心から等距離の位置に、角ナット384が貫通固定されており、支持部383aの裏面から所定寸法突出している。
バスバー380は、支持部383aを第1フレーム320のバスバー支持部327に配置し、角ナット384をバスバー支持部327の孔328に挿入させ、第1フレーム320の上面側の周壁329内に配置したボルト330を角ナット384に螺合することによって第1フレーム320に取り付けられている。このこのとき、角ナット384と孔328との係合により雄端子381bと雌端子382bの位置が一意的に決定されるので、雄端子381bと雌端子382bの取り付け位置を間違えることがない。このバスバー380の取り付け状態において、雄端子381bと雌端子382bはそれぞれ第1フレーム320における各凹部321の中心に位置するようになり、端子取り付け部383b,383cの裏面側中央と第1フレーム320のねじ孔324が同軸上に位置するようになる。
図35に示すように、第1フレーム320のねじ孔324にはその底面側から絶縁樹脂製の棒状のねじ331が螺合しており、このねじ331の先端は内側凹部323の底部から突出してバスバー380の端子取り付け部383b,383cに突き当てられている。前述したようにバスバー380の端子取り付け部383b,383cは支持部383aに対して可撓性があるので、内側凹部323の底部から突出するねじ331の寸法を変更することによって、第1フレーム320に対する雄端子381bと雌端子382bの高さ位置を変更することができる。
バスバー360は、端子プレート361と、この端子プレート361の一端側に溶接された雄端子体362と、端子プレート361に固定された取付アーム363から構成されている。雄端子体362は、アッパープレート100に装着されたバスバー150の雄端子体151と全く同じものであり、突起362a、雄端子362bを備えている。端子プレート361には図示を省略するがバスバー380の易曲部383dと同様の易曲部が形成されていて、雄端子体362を取り付けた側が撓み易くされている。バスバー360は雄端子体362をp行b列の凹部321の中心に配置し、取付アーム363を介して、バスバー380と同様に第1フレーム320にボルトで固定されている。端子プレート361の他端側は入力側コネクタ301に挿入されており、この端子プレート361の他端は蓄電装置1Bの入力端子として機能する。
バスバー370は、端子プレート371と、この端子プレート371の一端側に溶接された雌端子体372と、端子プレート371に固定された取付アーム373から構成されている。雌端子体372は、アッパープレート100に装着されたバスバー150の雌端子体152と全く同じものであり、突起372a、雌端子372bを備えている。端子プレート371には図示を省略するがバスバー380の易曲部383dと同様の易曲部が形成されていて、雌端子体372を取り付けた側が撓み易くされている。バスバー370は雌端子体372をp行a列の凹部321の中心に配置し、取付アーム373を介して、バスバー380と同様に第1フレーム320にボルトで固定されている。端子プレート371の他端側は出力側コネクタ302に挿入されており、この端子プレート371の他端は蓄電装置1Bの出力端子として機能する。
また、第1フレーム320の底面の凹部340には、電圧検出用コネクタ310と各バスバー360,370,380A〜380Hとを接続するハーネス311,311・・・が、凹部340に設けられた配線フック343に沿って所定に配線されており、各ハーネス311,311・・・の接続端子312,312・・・は、各バスバー360,370,380A〜380Hを固定するボルト330で共締めされ、電気的に接続されている。
第2フレーム350には、第1フレーム320に取り付けたときに第1フレーム320の各雄端子381bと各雌端子382bの中心に対応する部位に、マイナスドライバーを挿通可能にする作業孔が設けられている。図20に示すように、前記作業孔はキャップ351によって塞がれる。第2フレーム350は、第1フレーム320の底面の凹部340に挿入され、第2フレーム350に設けた係止孔(図示略)に第1フレーム320の係止爪342を係止することにより第1フレーム320に固定されている。
次に、この蓄電装置1Bの組み立て手順を説明する。なお、組み立て前のロアプレート300においては、全てのねじ331の先端をバスバー360,370,380A〜380Hから離間させておき、また、作業孔にはキャップ351を取り付けないでおく。
まず、アッパープレート100をカバー130を下側にして作業台の上に載置する。このときカバー130において最上位に位置する高台部133a,133bだけが作業台に当接することになる。
そして、アッパープレート100の第1フレーム110の凹部112にキャパシタ2の額縁部6を挿入しながら、第1フレーム110から露出するバスバー150の雄端子151bあるいは雌端子152bに、キャパシタ2の負極端子9bあるいは正極端子8bを嵌合させて、アッパープレート100に上段18個のキャパシタ2,2・・・を取り付ける。このときに、バスバー150の突起151a,152aがキャパシタ2の位置決め突起8a,9aに突き当るまでキャパシタ2を押し込む。アッパープレート100に対するキャパシタ2の軸線方向位置は、突起151a,152aと位置決め突起8a,9aの突き当てによって決まり、これにより雄端子151bと負極端子9bの嵌合状態、および雌端子152bと正極端子8bの嵌合状態が最適になる。また、各キャパシタ2の額縁部6をアッパープレート100の凹部112に挿入するので、アッパープレート100に対するキャパシタ2の位置決めを容易に行うことができるとともに、キャパシタ2の回転が防止される。なお、アッパープレート100に対するキャパシタ2の軸線方向位置は、突起151a,152aと位置決め突起8a,9aの突き当てによって決まるので、キャパシタ2における額縁部6の先端はアッパープレート100の凹部112の表面に当接しない。
但し、アッパープレート100においてサーミスタ129の設置位置に設けられた樹脂シート128はキャパシタ2の天板部4に密着し、これによりキャパシタ2の温度に対応する電気信号を制御基板140のキャパシタ温度制御回路に出力することができるようになる。
そして、アッパープレート100のコネクタ差込口111b,111cにそれぞれコネクタ400,410を接続する。
次に、アッパープレート100に取り付けた上段18個のキャパシタ2,2・・・の上に、中間プレート200を配置する。このとき、アッパープレート100のコネクタ差込口111a〜111cと中間プレート200のコネクタ250a,250bが両プレート100,200の長手方向同じ側になるように配置し、且つ、中間プレート200のコネクタ250a,250bが上向きになるようにする。そして、中間プレート200のフレーム210の凹部211に上段のキャパシタ2の額縁部6を挿入させる。これにより、上段18個のキャパシタ2,2・・・と中間プレート200との相対位置を簡単且つ正確に決定することができ、組み立て後においてキャパシタ2の回転を防止することができる。
次に、中間プレート200の各凹部211の上から下段18個のキャパシタ2,2・・・を装着する。その際には、中間プレート200のフレーム210の凹部211に、下段に配置するキャパシタ2の額縁部6を挿入しながら、フレーム211から露出する上段のキャパシタ2の正極端子8bあるいは負極端子9bに、下段に配置するキャパシタ2の負極端子9bあるいは正極端子8bを嵌合させ、上下段のキャパシタ2,2の位置決め突起8a,9aを互いに突き当たるまで押し込む。
下段の各キャパシタ2の額縁部6を中間プレート200の凹部211に挿入するので、中間プレート200に対するキャパシタ2の位置決めを容易に行うことができるとともに、組み立て後のキャパシタ2の回転を防止することができる。
図31は上下段のキャパシタ2,2を連結した状態を示す図面であり、正極端子8bと負極端子9bとの嵌合部が中間プレート200の端子体220を貫通し、上下段のキャパシタ2,2のフランジ部7a,7aの間に、中間プレート200の内側凹部214と端子体220が挟装される。その結果、端子体220が、内側凹部214を介して上下段のキャパシタ2,2のフランジ部7a,7aによって挟まれて圧縮され、上下段のキャパシタ2,2は確実に端子体220に電気的に接続される。
なお、直列接続された2つのキャパシタ2,2の軸線方向の相対位置は、位置決め突起8aと位置決め突起9aの突き当てによって決まり、これにより正極端子8bと負極端子9bの嵌合状態が最適になる。したがって、上下段のキャパシタ2,2の額縁部6はいずれも中間プレート200の凹部211に挿入されるだけで、額縁部6の先端は中間プレート200の凹部211の表面に当接しない。
そして、コネクタ400を中間プレート200のコネクタ250bに接続し、コネクタ410を中間プレート200のコネクタ250aに接続する。これにより、中間プレート200の18個の端子体220がアッパープレート100に内蔵された制御基板140のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続される。
次に、下段18個のキャパシタ2,2・・・の上に、ロアプレート300を配置する。このとき、アッパープレート100のコネクタ差込口111a〜111cとロアプレート300の電圧検出用コネクタ310が両プレート100,300の長手方向同じ側となるように配置する。そして、ロアプレート300の第1フレーム320の凹部321に下段のキャパシタ2の額縁部6を挿入させる。これにより、下段18個のキャパシタ2,2・・・とロアプレート300との相対位置を簡単且つ正確に決定することができ、これと同時に、下段のキャパシタ2の正極端子8bに対してロアプレート300の雌端子372b,382bを同軸上に配置することができ、下段キャパシタ2の負極端子9bに対してロアプレート300の雄端子362b,381bを同軸上に配置することができる。また、組み立て後においては下段のキャパシタ2の回転を防止することができる。
この状態でロアプレート300を全体的に下方に押し込む。これにより、下段のキャパシタ2の各正極端子8bにロアプレート300において対応する雌端子372bまたは382bを嵌合させることができ、また、下段のキャパシタ2の各負極端子9bにロアプレート300において対応する雄端子362bまたは381bを嵌合させることができる。
ところで、アッパープレート100のバスバー150の雄端子151bあるいは雌端子152bに、キャパシタ2の負極端子9bあるいは正極端子8bを嵌合させるときや、上段と下段のキャパシタ2,2の正極端子8bと負極端子9bを嵌合させるときや、下段のキャパシタ2の正極端子8bにロアプレート300の雌端子372b,382bを嵌合させたり、下段のキャパシタ2の各負極端子9bにロアプレート300雄端子362b,381bを嵌合させるときには、鉛直方向に大きな押し込み力が必要であるが、この蓄電装置1Bにおいてはバスバーカバー170のボス173の先端がカバー130の天板部132の内面に突き当たっており、且つ、バスバーカバー170のボス173が制御基板140の孔141に遊挿されているので、前記押し込み力は、上段のキャパシタ2、バスバー150、バスバーカバー170、カバー130を介して作業台に伝達されるようになり、制御基板140に伝達されることは殆どない。したがって、制御基板140に衝撃が加わるのを回避することができ、制御基板140を保護することができる。
また、組み立て完了後の使用状態において、カバー130あるいはロアプレート300にキャパシタ2の軸線方向の力が加わったときにも同様に機能し、制御基板140に力や衝撃が加わるのを防止することができる。
また、キャパシタ2は高さ寸法の公差があるが、キャパシタ2を上下に直列接続すると接続後の全高の公差が倍増する。特に、この蓄電装置1Bのように上下接続したキャパシタ群を平面的に多数配置すると、上下接続したキャパシタ群の高さ方向の寸法公差に起因して、正極端子8bと雌端子372b,382bの嵌合状態、および、負極端子9bと雄端子362b,381bの嵌合状態が不適正になる虞がある。しかしながら、この蓄電装置1Bの場合には、ロアプレート300のバスバー360,370の端子プレート361,371、およびバスバー380A〜380Hの接続プレート383に可撓性を付与しているので、前述した上下接続のキャパシタ群の高さ方向の寸法公差を吸収することができ、正極端子8bと雌端子372b,382bの嵌合状態、および、負極端子9bと雄端子362b,381bの嵌合状態を常に適正に調整することができる。そして、その調整はロアプレート300の第2フレーム350に設けられた作業孔にマイナスドライバーを差し込み、第1フレーム320に装着されているねじ331をねじ込むことにより行うことができる。ねじ331をねじ込むと、ねじ331の先端でバスバー360,370の端子プレート361,371、あるいはバスバー380A〜380Hの接続プレート383の端子取付部383b、383cを下方に押し下げることができ、これにより、正極端子8bと雌端子372b,382bの嵌合状態、および、負極端子9bと雄端子362b,381bの嵌合状態を適正にすることができる。
この後、ロアプレート300の電圧検出用コネクタ310をアッパープレート100のコネクタ差込口111aに接続する。これにより、ロアプレート300の10個のバスバー360,370,380A〜380Hがアッパープレート100に内蔵された制御基板140のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続される。以上で蓄電装置1Bの組み立てが完了する。
このように構成された蓄電装置1Bでは、36個全てのキャパシタ2,2・・・が直列に接続され、極めて高電圧を得ることができる。詳述すると、入力側コネクタ301に連なるバスバー360に下段p行b列のキャパシタ2が接続され、このキャパシタ2に上段p行b列のキャパシタ2が接続されている。この上段p行b列のキャパシタ2はアッパープレート100のバスバー150を介して上段q行b列のキャパシタ2に接続され、この上段q行b列のキャパシタ2は下段q行b列のキャパシタ2に接続されている。この下段q行b列のキャパシタ2はロアプレート300のバスバー380Aを介して下段q行c列のキャパシタ2に接続され、この下段q行c列のキャパシタ2は上段q行c列のキャパシタ2に接続されている。同様の手順により、上段と下段のキャパシタ2,2を直列に接続しながら、順次隣の行または列のキャパシタ2に直列に接続されていき、下段p行a列のキャパシタ2が末端となり、このキャパシタ2はバスバー370を介して出力側コネクタ302に接続されている。
そして、前述したようにアッパープレート100の9個のバスバー150,150・・・、ロアプレート300の10個のバスバー360,370,380A〜380H、および、中間プレート200の18個の端子体220,220・・・が、アッパープレート100に内蔵された制御基板140のキャパシタ電圧検出回路に電気的に接続されているので、蓄電装置1Bの総電圧を検出することができるだけでなく、個々のキャパシタ2の電圧や、キャパシタ2を所定個数つないだグループ毎の電圧等を必要に応じて検出することが可能になる。したがって、蓄電装置1Bに対する電圧管理を細かく行うことができる。
また、この蓄電装置1Bでは上段の18個のキャパシタ2,2・・・と下段の18個のキャパシタ2,2・・・の間に中間プレート200を配置してこれらキャパシタ2を位置決めし且つ回転防止しているので、組み立て完了後においてもキャパシタ2同士の相対的な位置関係がずれなくなり、形状の安定化を図ることができる。また、上段のキャパシタ2,2および下段のキャパシタ2,2・・・は、アッパープレート100およびロアプレート300に対しても位置決めされ且つ回転防止されているので、組み立て完了後においてもキャパシタ2同士の相対的な位置関係がずれなくなり、形状の安定化を図ることができる。
また、36個のキャパシタ2,2・・・の全体を匡体で覆うような構造ではなく、36個のキャパシタ2,2・・・をアッパープレート100とロアプレート300との間に挟装した構造であるので、蓄電装置1Bの小型・軽量化を図ることができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例1および実施例2ではキャパシタ2の軸線方向に沿う接続段数を2段にしているが、3段以上であってもよく、その場合にはn段目と(n+1)段目のキャパシタ2,2間に中間プレートを配置する。
また、実施例2においては、各段に3行6列18個のキャパシタ2を配置したが、各段におけるキャパシタ2の数および配置形態はこれに限るものではない。例えば、実施例2の蓄電装置1Bにおいて上下段とも1行6列とし、計12個のキャパシタ2で構成してもよい。
この発明に係る蓄電装置の実施例1の外観斜視図である。 前記実施例1におけるキャパシタの外観斜視図である。 前記実施例1におけるアッパープレートの外観斜視図である。 前記実施例1におけるアッパープレートを表裏ひっくり返して見た外観斜視図である。 前記実施例1におけるアッパープレートの底面図である。 図5のA−A断面図である。 図5のB−B断面図である。 前記実施例1におけるアッパープレートのバスバーの外観斜視図である。 前記実施例1におけるロアプレートの外観斜視図である。 前記実施例1におけるロアプレートの平面図である。 前記実施例1におけるロアプレートの底面図である。 図10のC矢視側面図である。 図10のD−D断面図である。 前記実施例1におけるロアプレートのバスバーの相互位置関係を示す斜視図である。 前記実施例1における中間プレートの外観斜視図である。 前記実施例1における中間プレートの平面図である。 図16のE−E断面図である。 図16のF−F断面図である。 前記実施例1において2つのキャパシタを直結した状態の断面図である。 この発明に係る蓄電装置の実施例2の外観斜視図である。 前記実施例2におけるキャパシタの平面配置図である。 前記実施例2におけるアッパープレートの外観斜視図である。 前記実施例2におけるアッパープレートを表裏ひっくり返して見た外観斜視図である。 図23におけるG−G矢視断面図である。 図23におけるH−H矢視断面図である。 前記実施例2におけるアッパープレートのバスバーの外観斜視図である。 前記実施例2において一部構成を取り外した状態のアッパープレートの斜視図である。 前記実施例2における中間プレートの外観斜視図である。 前記実施例2における中間プレートの平面図である。 前記実施例2における中間プレートの底面図である。 前記実施例2において2つのキャパシタを直結した状態の断面図である。 前記実施例2におけるロアプレートの外観斜視図である。 前記実施例2におけるロアプレートの平面図である。 前記実施例2において一部構成を取り外したロアプレートを底面を上にして示す斜視図である。 図33のI−I断面図である。 前記実施例2におけるロアプレートのバスバーの外観斜視図である。 前記実施例2におけるロアプレートのバスバーの可撓性を説明する図である。
符号の説明
1A,1B 蓄電装置
2 キャパシタ(蓄電素子)
8b正極端子
9b 負極端子
20 アッパープレート
40 バスバー(接続部材)
50 中間プレート
60 端子体(電圧検出端子)
70 ロアプレート
90B,90C バスバー(接続部材)
100 アッパープレート
150 バスバー(接続部材)
200 中間プレート
220 端子体(電圧検出端子)
300 ロアプレート
380A〜380H バスバー(接続部材)

Claims (3)

  1. 軸線方向の一端側に正極端子、他端側に負極端子を備えた蓄電素子を、前記軸線方向に沿って複数配置するとともに該軸線方向と交差する方向に沿って複数配置し、これら蓄電素子を電気的に接続してなる蓄電装置であって、
    前記軸線方向に沿って隣り合う蓄電素子同士は、一方の蓄電素子の正極端子と他方の蓄電素子の負極端子との嵌合によって電気的に接続され、
    前記軸線方向に沿って隣り合う蓄電素子同士の嵌合した端子を貫通させるとともに該蓄電素子を位置決めする中間プレートと、
    前記軸線方向の一方端に配置される蓄電素子の一方の端子に電気的に接続されるアッパープレートと、
    前記軸線方向の他方端に配置される蓄電素子の一方の端子に電気的に接続されるロアプレートと、
    を備え、全ての前記蓄電素子が前記アッパープレートと前記ロアプレートとの間に挟装されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記アッパープレートと前記ロアプレートには、隣り合う前記蓄電素子を電気的に接続する接続部材が設けられ、全ての蓄電素子が直列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記中間プレートは、該中間プレートを貫通し嵌合する前記端子に接続される電圧検出端子を備えることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
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