JP2001155254A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2001155254A
JP2001155254A JP33433999A JP33433999A JP2001155254A JP 2001155254 A JP2001155254 A JP 2001155254A JP 33433999 A JP33433999 A JP 33433999A JP 33433999 A JP33433999 A JP 33433999A JP 2001155254 A JP2001155254 A JP 2001155254A
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Toshiaki Iizuka
俊章 飯塚
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード会計に必要な取扱い事項を客用表示器
を利用して客に知らしめることができるようにする。 【解決手段】 客用表示器31をタッチパネル付構造に
形成しかつ個人ID入力部34とカード挿入部33とを
装置本体10Bの他方面側30で客用表示器の表示面
(31U)に接近させて配設し、登録商品についての会
計処理に際し、タッチパネルを用いてカード会計が選択
された場合に個人ID入力部との関係において必要とす
る入力取扱いガイダンスおよびカード挿入部との関係に
おいて必要とするカード取扱いガイダンスを客用表示器
31の表示面でかつ個人ID入力部およびカード挿入部
のそれぞれに対応する位置に表示可能に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体の一方面
側に装着されたオペレータ用表示器および他方面側に装
着された客用表示器を具備する商品販売データ処理装置
に関する。
【0002】
【背景技術】例えば電子キャッシュレジスタ型の商品販
売データ処理装置では、装置本体の一方側に立ったオペ
レータ(キャッシャー)がデータ入力手段(スキャナ,
キーボード等)を用いて商品コードを入力すると、制御
部が商品ファイルから商品販売データ(商品名,単価
等)を求めて売上ファイルに登録(商品登録)する。商
品販売データ(商品コードに対応する商品データを含む
売上データ)は、装置本体の一方面側に装着されたオペ
レータ用表示器および他方面側に装着された客用表示器
に表示される。
【0003】当該客の購入品の全てについて商品登録し
た後に、制御部は合計金額や釣銭額の算出等を含む会計
処理を実行する。合計金額を含む会計処理データもオペ
レータ用表示器および客用表示器に表示される。その後
に、ドロワが自動解放され金銭授受が行なわれ、釣銭が
レシートとともに客に手渡される。かくして、複雑な商
品販売業務を迅速かつ正確に行える。
【0004】ところで、会計処理には現金による現金会
計処理とカード(例えば、クレジットカード,デビット
カード)を利用したカード会計処理とに大別される。ま
た、このカード利用のカード会計処理は、次のようにし
て実行されている。
【0005】すなわち、オペレータは、客からカード会
計の希望がある場合に、その旨の宣言(キー操作)をし
てカード利用処理に切換える。しかる後に、客持参のカ
ードをカード挿入部に挿入し、また客に暗証番号を入力
してもらう。すると、制御部が、例えば電子マネーカー
ドの場合には入力暗証番号とカード記憶暗証番号との整
合性を確認した後に、クレジットカードの場合にはデー
タ通信回線網を通してホストコンピュータに照会確認し
た後に、カード利用会計処理を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各種カード
の普及増大に伴い現金会計に比較してカードを利用した
カード会計処理の選択される機会が大幅に増大してい
る。したがって、カードを客から預ってカード挿入部に
挿入しかつ用済み後に当該カードを客に戻すことをオペ
レータの選任事項としておくと、カード会計を希望する
客層が広がるにつれて、業務能率が低下する。
【0007】そこで、カード挿入部を装置本体の客側に
設けかつカード挿入作業を客自身に実行してもらえるよ
うに構築される場合が増えてきている。このようにする
と、オペレータは、各客にカードの取い扱いを懇切丁寧
に教えなければならない。個人ID(暗証番号)の入力
についても同様である。
【0008】しかし、口頭説明では何回行っても具体的
なカードの取扱いや暗証番号入力方法を確実に理解させ
ることは非常に難しい。かくして、業務能率が低下する
ばかりか、迅速かつ正確なカード利用会計ができない。
【0009】本発明の目的は、カード会計に必要な取扱
い事項を客用表示器を利用して客に知らしめることがで
きる商品販売データ処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、装置
本体の一方面側に装着されたオペレータ用表示器および
他方面側に装着された客用表示器を具備する商品販売デ
ータ処理装置において、前記装置本体の他方面側におい
てカード操作可能な位置にカード挿入部を設けかつ客用
表示器の表示面に接近させて個人ID入力部を配設し、
登録商品についての会計処理に際し、個人ID入力部と
の関係において必要とする入力取扱いガイダンスを前記
客用表示器の表示面でかつ当該個人ID入力部に対応す
る位置に表示可能に形成した、商品販売データ処理装置
である。
【0011】かかる発明では、登録商品についての会計
処理に際し、例えばオペレータがカード利用のカード会
計処理を実行する旨の宣言をすると、客用表示器の表示
面に接近させて配設された個人ID入力部との関係にお
いて必要とする入力取扱いガイダンス(例えば、“暗証
番号を挿入して下さい。”)が、客用表示器の表示面で
かつ当該個人ID入力部に対応する位置に表示される。
なお、カードは、装置本体の他方面側においてカード操
作可能な位置に設けられたカード挿入部に客が挿入す
る。
【0012】したがって、カード会計に必要な入力取扱
い事項(個人ID入力方法等)を客用表示器を利用して
客に知らしめることができる。すなわち、オペレータの
客に対する毎回の入力取扱いガイダンスの説明を省略で
きるから業務能率が向上し、迅速かつ正確なカード会計
ができる。
【0013】また、請求項2の発明は、前記客用表示器
の前記表示面に前記カード挿入部との関係において必要
とするカード取扱いガイダンスが表示可能に形成された
商品販売データ処理装置である。
【0014】かかる発明では、客用表示器の表示面に
は、入力取扱いガイダンスとともに、カード挿入部との
関係において必要とするカード取扱いガイダンス(例え
ば、“カードをここに挿入してください。”)が表示さ
れる。したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用
効果を奏することができることに加え、さらにカード取
扱い事項を客用表示器を利用して客に知らしめることが
できるから、オペレータの客に対する毎回のカード取扱
いガイダンスの説明を省略できる。かくして、請求項1
の発明の場合と比較して一段と業務能率が向上し、より
迅速でより正確なカード会計ができる。
【0015】また、請求項3の発明は、装置本体の一方
面側に装着されたオペレータ用表示器および他方面側に
装着された客用表示器を具備する商品販売データ処理装
置において、前記装置本体の他方面側において個人ID
入力操作可能な位置に個人ID入力部を設けかつ客用表
示器の表示面に接近させてカード挿入部を配設し、登録
商品についての会計処理に際し、カード挿入部との関係
において必要とするカード取扱いガイダンスを前記客用
表示器の表示面でかつ当該カード挿入部に対応する位置
に表示可能に形成した、商品販売データ処理装置であ
る。
【0016】かかる発明では、登録商品についての会計
処理に際し、例えばオペレータがカード利用のカード会
計処理を実行する旨の宣言をすると、客用表示器の表示
面に接近させてカード挿入部との関係において必要とす
るカード取扱いガイダンス(例えば、“カードをここに
挿入して下さい”)が、客用表示器の表示面でかつ当該
カード挿入部に対応する位置に表示される。なお、個人
IDの入力は、装置本体の他方面側において個人ID入
力操作可能な位置に設けられた個人ID入力部を用いて
客が行う。
【0017】したがって、カード会計に必要なカード取
扱い事項(カード挿入方法等)を客用表示器を利用して
客に知らしめることができる。すなわち、オペレータの
客に対する毎回のカード取扱いガイダンスの説明を省略
できるから業務能率が向上し、迅速かつ正確なカード会
計ができる。
【0018】また、請求項4の発明は、前記客用表示器
の前記表示面に前記個人ID入力部との関係において必
要とする入力取扱いガイダンスが表示可能に形成された
商品販売データ処理装置である。
【0019】かかる発明では、客用表示器の表示面に
は、カード取扱いガイダンスとともに、個人ID入力部
との関係において必要とする入力取扱いガイダンス(例
えば、“暗証番号を入力して下さい。”)が表示され
る。したがって、請求項3の発明の場合と同様な作用効
果を奏することができることに加え、さらに個人IDの
入力取扱い事項を客用表示器を利用して客に知らしめる
ことができるから、オペレータの客に対する毎回の入力
取扱いガイダンス説明を省略できる。かくして、請求項
3の発明の場合に比較して一段と業務能率が向上し、よ
り迅速でより正確なカード会計ができる。
【0020】さらに、請求項5の発明は、前記個人ID
入力部が前記装置本体と無線送受信可能に接続された商
品販売データ処理装置である。
【0021】かかる発明では、客は、個人ID入力部を
手元で操作して入力された個人IDは、装置本体に無線
送信される。したがって、請求項3および請求項4の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに客の個人ID入力操作を大幅に容易化で
き、かつ他人に見えない状態で自己IDを入力できるか
ら秘密を守れる。
【0022】さらに、請求項6の発明は、装置本体の一
方面側に装着されたオペレータ用表示器および他方面側
に装着された客用表示器を具備する商品販売データ処理
装置において、前記客用表示器をタッチパネル付構造に
形成しかつ個人ID入力部とカード挿入部とを前記装置
本体の他方面側で客用表示器の表示面に接近させて配設
し、登録商品についての会計処理に際し、タッチパネル
を用いて現金会計およびカードを利用したカード会計の
いずれかを選択可能に形成するとともに、カード会計が
選択された場合に個人ID入力部との関係において必要
とする入力取扱いガイダンスおよびカード挿入部との関
係において必要とするカード取扱いガイダンスを前記客
用表示器の表示面でかつ当該個人ID入力部およびカー
ド挿入部のそれぞれに対応する位置に表示可能に形成さ
れた商品販売データ処理装置である。
【0023】かかる発明では、登録商品の会計処理に際
し、装置本体の他方面側でタッチパネル付構造の客用表
示器の表示面には現金会計およびカードを利用したカー
ド会計のいずれかを選択可能な選択ガイダンスが表示さ
れる。これを見た客は、タッチ操作によりそのいずれか
を選択することができる。
【0024】タッチパネルを用いてカード会計が選択さ
れた場合、客用表示器の表示面でかつ個人ID入力部お
よびカード挿入部のそれぞれに対応する位置に個人ID
入力部との関係において必要とする入力取扱いガイダン
ス(例えば、“次に、この個人ID入力部を用いて個人
IDを入力して下さい。”)およびカード挿入部との関
係において必要とするカード取扱いガイダンス(例え
ば、“この挿入口にカードを挿入して下さい。”)が表
示される。
【0025】したがって、カード会計に必要な取扱い事
項(カード取扱い方法や個人ID入力方法等)を客用表
示器を利用して客に知らしめることができる。すなわ
ち、オペレータの客に対する毎回のカード取扱いガイダ
ンスおよび個人IDの入力取扱いガイダンスの説明を省
略できるから業務能率が向上し、迅速かつ正確なカード
会計ができる。
【0026】さらにまた、請求項7の発明は、前記客用
表示器の上部側表示面に前記入力取扱いガイダンスおよ
びカード取扱いガイダンスを表示可能かつ下部側表示面
に当該取引データを表示可能に形成し、各ガイダンスお
よび取引データの双方を表示する場合の前記客用表示器
の上部側表示面と下部側表示面との境界が下部側表示面
に表示される取引データのデータ量に応じて変化可能に
形成された商品販売データ処理装置である。
【0027】かかる発明では、客用表示器の上部側表示
面に、入力取扱いガイダンスおよびカード取扱いガイダ
ンスが表示される。また、客用表示器の下部側表示面に
は、当該取引データが表示される。各ガイダンスおよび
取引データの双方を表示する場合の客用表示器の上部側
表示面と下部側表示面との境界は、下部側表示面に表示
される取引データのデータ量に応じて変化する。
【0028】したがって、請求項6の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに取
引データ(合計金額等)を黙読確認しつつその上部側表
示面に表示された各ガイダンスを参照できるのでカード
取扱いと入力取扱いが一段と容易になるとともに、表示
面の大きさが固定的であるために取引データの一部が間
引きされてしまうことを回避できるから客は安心でき
る。店舗側の信頼性も担保できる。
【0029】さらにまた、請求項8の発明は、前記個人
ID入力部が上側でかつ前記カード挿入部が下側に取り
付けられている商品販売データ処理装置である。
【0030】かかる発明では、カードを下側のカード挿
入部に挿入し、個人IDはその上側の個人ID入力部を
用いて入力することができる。したがって、請求項6お
よび請求項7の各発明の場合と同様な作用効果を奏する
ことができることに加え、さらにカード取扱いおよび個
人IDの入力取扱いを自然かつスムースに行える。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0032】(第1の実施形態)本商品販売データ処理
装置は、図1,図2に示す如く、基本的構造が従来例の
場合と同様に装置本体10Bの一方面側20に装着され
たオペレータ用表示器23および他方面側30に装着さ
れた客用表示器31を具備する電子キャッシュレジスタ
10から構成され、さらに客用表示器31をタッチパネ
ル付構造に形成しかつ個人ID入力部34とカード挿入
部33(32)とを装置本体10Bの他方面側30で客
用表示器31の表示面(31U)に接近させて配設し、
登録商品についての会計処理に際し、タッチパネルを用
いてカード会計が選択された場合に個人ID入力部34
との関係において必要とする入力取扱いガイダンスおよ
びカード挿入部33との関係において必要とするカード
取扱いガイダンスを客用表示器31の表示面(31U)
でかつ個人ID入力部34およびカード挿入部33のそ
れぞれに対応する位置に表示可能に形成されている。
【0033】また、この実施形態では、客用表示器31
の上部側表示面31Uに入力取扱いガイダンスおよびカ
ード取扱いガイダンスを表示可能かつ下部側表示面31
Dに当該取引データを表示可能に形成し、各ガイダンス
および取引データの双方を表示する場合の客用表示器3
1の図6に示す上部側表示面31Uと下部側表示面31
Dとの境界が下部側表示面31Dに表示される取引デー
タのデータ量に応じて変化可能に形成してある。
【0034】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12,RAM13,ハードデ
ィスク装置(HDD)14,プリンタ15,自動開放型
ドロワ16および各インターフェイス含み、商品登録機
能,会計処理機能等を実行可能である。
【0035】商品登録および会計処理機能等を実行する
ために必要な入力手段としてのキーボード21,商品コ
ードを読取入力するためのスキャナ22および出力手段
としてのオペレータ用表示器23は、図1(図2で1点
鎖線で示した。)に示す如く、装置本体10Bの一方面
側20に設けられている。
【0036】また、入力手段の一部を構成するデータ入
力部(PINPAD)34およびカードリーダライタ3
4は、装置本体10Bの他方面側30に設けられてい
る。また、出力手段の一部を構成する客用表示器31
も、他方面側30に取り付けられている。客用表示器3
1はタッチパネル付構造とされている。
【0037】個人ID入力部(PINPAD)34は、
カード会計に際する個人ID(図10の暗証番号)を入
力するもので、図9に示すカード支払金額を入力するた
めのデータ入力部も兼用する。装置本体10Bの他方面
側30の下側に配設されたカード挿入部33の上側に取
り付けられている。また、個人ID入力部34の三方周
囲は、他人による個人IDの覗き込みを至難とするため
のフード35が設けられている。
【0038】図7において、装置本体10Bの他方面側
30の客用表示器31の上部側表示面31Uには入力取
扱いガイダンスおよびカード取扱いガイダンスが表示可
能かつ下部側表示面31Dには当該取引データ(合計金
額等)が表示可能に形成されている。
【0039】しかも、各ガイダンスおよび取引データの
双方を表示する場合の客用表示器31の上部側表示面3
1Uと下部側表示面31Dとの境界は、下部側表示面3
1Dに表示される取引データのデータ量に応じて変化
(上下動)可能に形成されている(図7,図10を参
照)。
【0040】カード取扱いガイダンスは、カード挿入部
33との関係において必要とするもので、例えば図7に
示す[画像Gu1(カードをカード挿入部33へ挿入す
る状態を示す“画像”),メッセージMu1(“ICカ
ードを挿入して下さい”)および画像Gu2(カード挿
入部を指す矢印画像“→”)]である。
【0041】また、入力取扱いガイダンスは、個人ID
入力部34との関係において必要とする入力取扱いガイ
ダンスで、例えば図10に示す[画像Gu4(キーを叩
く状態を示す“画像”),メッセージMu5(“暗証番
号を入力して下さい”)および画像Gu5(個人ID入
力部を指す矢印画像“→”)]である。
【0042】ここにおいて、装置本体10Bの一方面側
20に立ったオペレータがスキャナ22を用いて商品コ
ードを読取入力(図3のST10でYES)すると、制
御部(CPU11,ROM12等)が、商品ファイル
(図示省略)を検索(ST11)して読み出した商品デ
ータ(商品名,単価等)を用いて、商品登録(ST1
6)する。
【0043】なお、当該コードがない場合(ST12の
NO)には、キー入力等を伴うエラー処理(ST14)
と商品データの入力処理(ST15)とを行い、当該商
品コードを利用して商品登録(ST16)する。
【0044】顧客購入商品の全てについて商品登録終了
した旨の宣言つまりキーボード21上の小計キーを押圧
操作(ST17のYES)すると、制御部(11,1
2)が小計金額,消費税および合計金額等の算出(ST
18)を行い、オペレータ用表示器23および客用表示
器31に取引データの一部TD1(例えば、図6に示す
“合計金額…1,563円”)を客用表示器31の下部
側表示面31Dに表示する。
【0045】この際に、会計方式選択ガイダンス表示制
御手段(CPU11,ROM12)は、客用表示器31
の下部側表示面31Dに会計方式(例えば、“現金”,
“電子マネー”,“デビット”)を表示(ST19)す
る。
【0046】具体的には、タッチパネルを利用した図6
に示す選択ボタン(“現金”)31DB1,選択ボタン
(“電子マネー”)31DB2および選択ボタン(“デ
ビット”)31DB3並びにメッセージMd1(例え
ば、“支払い方法を選択して下さい”)が表示される。
【0047】なお、この実施形態では、いずれかが選択
されるまでの間、上部側表示面31UにコマーシャルC
M[例えば、メッセージMm1(“安くておいしいスペ
シャルサンドウィッチ”),画像Gm(サンドウィッチ
の“画像”)およびメッセージMm2(“好評発売
中”)]を表示して、購買意欲を惹起せしめるに有効利
用している。
【0048】選択ボタン(“現金”)31DB1をタッ
チ操作して現金処理(現金会計)を選択(図4のST2
0でYES)した場合、オペレータはキーボード21上
の置数キーを用いて客からの預り金を入力(ST23の
YES)し、しかる後に締めキーを押圧操作して1取引
終了宣言をする(ST24のYES)。
【0049】これにより、制御部(11,12)が働い
て釣り銭が算出(ST25)され、プリンタ15が駆動
されレシートも発行(ST26)される。ドロワ16も
自動開放される。
【0050】一方、客用表示器31の下部側表示面31
Dに表示されかつタッチパネルを利用した選択ボタン
(“電子マネー”)31DB2をタッチ操作してカード
会計(電子マネー会計)を選択した場合(図4のST2
0のNO)には、カード会計処理業務(ST21…図
5)が実行される。
【0051】すなわち、カード取扱いガイダンス表示制
御手段(CPU11,ROM12)が、図7に示すよう
に、上部側表示面31Uにカード取扱いガイダンス[カ
ード挿入用ガイダンス…画像Gu1(カードをカード挿
入部に挿入する状態を示す“画像”),メッセージMu
1(“ICカードを挿入して下さい”)および画像Gu
2(“→”)]を表示する(図5のST211)。
【0052】カードリーダライタ32でカードが検出さ
れかつ残高が読み込まれると、残高表示制御手段(CP
U11,ROM12)が残高を表示(ST213)す
る。図8に示すように、メッセージTD2(“残高は、
12,360円です。”)のフォーマットで表示する。
なお、残高無情報(n=0)をセット(ST214)し
ておく。
【0053】引続き、支払金額選択表示制御手段(CP
U11,ROM12)が、上部側表示面31Uに支払金
額選択ガイダンス[メッセージMu3(“カード支払い
金額を選択して下さい”並びにタッチパネルを利用した
選択ボタン(“全額カード支払”)31UB1)および
選択ボタン(“一部カード支払”)31UB2]を表示
する。
【0054】ここで、選択ボタン(“一部カード支
払”)31UB2がタッチ操作された場合(図5のST
215でYES)は、支払金額入力ガイダンス表示制御
手段(CPU11,ROM12)が、図9に示すように
表示(ST216)する。支払金額入力ガイダンスは、
画像Gu3(キー押圧により金額入力する“画像”),
メッセージMu4(“カード支払金額を入力して 実行
キーを押して下さい”)および画像Gu4(“→”)で
ある。
【0055】かくして、客は、かかる支払金額入力ガイ
ダンスを参照しつつ、支払金額(例えば、563円)を
キー入力(ST217のYES)する。選択ボタン
(“全額カード支払”)31UB1を用いた全額支払が
選択された場合(ST215のNO)は、残高有りを示
す情報(n=1)をセットする(ST218)。
【0056】かくして、入力取扱いガイダンス表示制御
手段(CPU11,ROM12)が、図10に示す如
く、入力取扱いガイダンス[画像Gu4(キー押圧によ
り暗証番号入力する“画像”),メッセージMu5
(“暗証番号を入力して下さい”)および画像Gu5
(“→”)]を個人ID入力部(暗証番号入力部)34
に対応させて表示(ST219)する。
【0057】かくして、個人ID入力部(暗証番号入力
部)34を用いて個人ID(暗証番号)をキー入力(S
T220のYES)することができる。
【0058】この際、下部側表示面31Dには、取引デ
ータ[合計金額(1,563円),カード支払金額(5
63円)および現金支払金額(1,000円)]が表示
される。
【0059】このように、入力取扱いガイダンス(カー
ド取扱いガイダンス)および取引データの双方を表示す
る場合の上部側表示面31Uと下部側表示面31Dとの
境界は、下部側表示面31Dに表示される取引データの
データ量に応じて変化することができる。図10の場合
は、図9の場合に比較して約3倍である。
【0060】さて、入力された個人ID(暗証番号)
が、図7に示すカード取扱いガイダンスと参照して挿入
されたカードに記憶された個人ID(暗証番号)と同一
であれば、カード会計処理(リードライト処理)が成さ
れる(ST221)。この場合は、カード残高(12,
360円)から入力支払金額(563円)を差し引く。
【0061】その後に、カード取扱いガイダンス表示制
御手段(11,12)が、図11に示すように、上部側
表示面31Uにカード取扱いガイダンス[カード引き抜
き用ガイダンス…画像Gu6(カードをカード挿入部か
ら引き抜く状態を示す“画像”),メッセージMu6
(“ICカードを抜いて下さい”)および画像Gu6
(“→”)]を表示する(ST222)。
【0062】客が半分排出状態のカードを引き抜くと、
カードリーダライタ32がそれを検出(ST223)す
る。これにより、カード会計(図5)が終了する。
【0063】再び、図4に戻り、残高無情報(n=0)
である場合(ST22のYES)は、全額がカード支払
で済んだので、レシート発行(ST26)に進む。
【0064】しかし、残高有情報(n=1)である場合
(ST22のNO)は、図5のST218でn=1とさ
れていたので、残金(1,000円)を現金会計する
(ST23のYES,ST24のYES,ST25)。
この現金会計が終了した場合には、情報(n)はリセッ
ト(“0”)される。
【0065】しかして、この第1の実施形態に係る商品
販売データ処理装置(10)では、登録商品の会計処理
に際し、装置本体10Bの他方面側30でタッチパネル
付構造の客用表示器31の図6に示す下部側表示面31
Dには現金会計およびカードを利用したカード会計のい
ずれかを選択可能な選択ガイダンスが表示(図3のST
19)される。これを見た客は、タッチ操作によりその
いずれかを選択することができる(図4のST20)。
【0066】タッチパネル(31)を用いてカード会計
が選択(ST20のNO)された場合、客用表示器31
の表示面31Uでかつ個人ID入力部34およびカード
挿入部33のそれぞれに対応する位置に個人ID入力部
34との関係において必要とする入力取扱いガイダンス
(図9,図10を参照)およびカード挿入部33との関
係において必要とするカード取扱いガイダンス(図7,
図11を参照)が表示される。
【0067】したがって、カード会計に必要な取扱い事
項(カード取扱い方法や個人ID入力方法等)を客用表
示器31を利用して客に知らしめることができる。すな
わち、オペレータの客に対する毎回のカード取扱いガイ
ダンスおよび個人IDの入力取扱いガイダンスの説明を
省略できるから業務能率が向上し、迅速かつ正確なカー
ド会計ができる。
【0068】また、客用表示器31の上部側表示面31
Uに入力取扱いガイダンスおよびカード取扱いガイダン
スが表示されかつ下部側表示面31Dに当該取引データ
が表示される。このように、各ガイダンスおよび取引デ
ータの双方を表示する場合の客用表示器31の上部側表
示面31Uと下部側表示面31Dとの境界は、下部側表
示面31Dに表示される取引データのデータ量に応じて
上下動変化する。したがって、取引データ(合計金額
等)を黙読確認しつつその上部側表示面31Uに表示さ
れた各ガイダンスを参照できるのでカード取扱いと入力
取扱いが一段と容易になるばかりか、表示面(31D)
の大きさが固定的であるために取引データの一部が間引
きされてしまうことを回避できるから客は安心できる。
店舗側の信頼性も担保できる。
【0069】また、カードを下側のカード挿入部33に
挿入し、個人IDはその上側の個人ID入力部34を用
いて入力することができるから、カード取扱いおよび個
人IDの入力取扱いを自然かつスムースに行える。
【0070】さらに、個人ID入力部34を支払金額の
データ入力部として兼用可能に形成してあるので、装置
コストを低減できかつ客の取扱い上も便宜である。
【0071】さらに、上部側表示面31Uに図8に示す
残高(TD2),カード支払い金額選択ガイダンス(M
u3、31UB1,31UB2)が表示可能であるか
ら、この点からも取扱い容易である。
【0072】さらに、残高有情報(n=1)および残高
無情報(n=0)を導入して合計金額についてカード支
払いと現金支払いとの組合せで会計可能に形成されてい
るので、一段と便宜でかつ適応性が広い。
【0073】さらにまた、図6に示すように、各ガイダ
ンス非表示時を利用して上部側表示面31Uにコマーシ
ャルCMを表示可能に形成されているので、客用表示器
31の有効利用を図りつつ購買意欲を惹起できる。
【0074】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、基本的構成・機能が第1の実施形態の場合(図1,
図3〜図5)と同様とされているが、図12に示す如く
装置本体10Bの他方面側30においてカード操作可能
な位置にカード挿入部33を設けかつ客用表示器31の
表示面(31U)に接近させて個人ID入力部34を配
設し、登録商品についての会計処理に際し、入力取扱い
ガイダンス(個人ID入力ガイダンス,支払金額入力ガ
イダンス)を客用表示器31の表示面(31U)でかつ
当該個人ID入力部34に対応する位置に表示可能に形
成してある。
【0075】つまり、カードリーダライタ32(カード
挿入部33)を装置本体10Bに直接取り付けないで、
装置本体10Bとカードリーダライタ32とをケーブル
2で接続してある。独立かつ据置型のカードリーダライ
タ32(33)を採用できる。なお、個人ID入力部3
4は、第1の実施形態の場合と同様に装置本体10Bに
取り付けられている。
【0076】すなわち、登録商品についての会計処理に
際し、例えばオペレータがカード利用のカード会計処理
を実行する旨の宣言をすると、客用表示器31の上部側
表示面31Uに接近させて配設された個人ID入力部3
4との関係において必要とする入力取扱いガイダンス
(例えば、“暗証番号を挿入して下さい。”)が、当該
上部側表示面31Uでかつ個人ID入力部34に対応す
る位置に表示される。
【0077】なお、カードは、装置本体10Bの他方面
側30においてケーブル2を介してカード操作可能な位
置に設けられたカードリーダライタ32のカード挿入部
33に客が挿入する。
【0078】したがって、カード会計に必要な入力取扱
い事項(個人ID入力方法等)を客用表示器31を利用
して客に知らしめることができるから、オペレータの客
に対する毎回の入力取扱いガイダンスの説明を省略でき
る。つまり、業務能率が向上し、迅速かつ正確なカード
会計ができる。
【0079】また、客用表示器31の上部側表示面31
Uにカード挿入部33との関係において必要とするカー
ド取扱いガイダンスが表示可能に形成してある。つま
り、上部側表示面31Uには、入力取扱いガイダンスと
ともに、カード挿入部33との関係において必要とする
カード取扱いガイダンス(例えば、“カードをここに挿
入してください。”)も表示される。したがって、カー
ド取扱い事項を客用表示器31(31U)を利用して客
に知らしめることができるから、オペレータの客に対す
る毎回のカード取扱いガイダンスの説明を省略できる。
かくして、一段と業務能率を向上し、より迅速でより正
確なカード会計ができる。
【0080】(第3の実施形態)この第3の実施形態
は、基本的構成・機能が第1の実施形態の場合(図1,
図3〜図5)と同様とされているが、図13に示す如く
装置本体10Bの他方面側30において個人ID入力操
作可能な位置に個人ID入力部34を設けかつ客用表示
器31の表示面(31U)に接近させてカード挿入部3
3を配設し、登録商品についての会計処理に際し、カー
ド挿入部33との関係において必要とするカード取扱い
ガイダンスを客用表示器31の表示面(31U)でかつ
当該カード挿入部33に対応する位置に表示可能に形成
してある。
【0081】つまり、第2の実施形態の場合とは異な
り、個人ID入力部34を装置本体10Bからケーブル
4を介して引き離し可能に形成してある。カードリーダ
ライタ32(カード挿入部33)は、第1の実施形態の
場合と同じである。なお、39はPOP表示部である。
【0082】登録商品についての会計処理に際し、例え
ばオペレータがカード利用のカード会計処理を実行する
旨の宣言をすると、客用表示器31の上部側表示面31
Uに接近させてカード挿入部33との関係において必要
とするカード取扱いガイダンス(例えば、“カードをこ
こに挿入してください。”)が上部側表示面31Uでか
つ当該カード挿入部33に対応する位置に表示される。
【0083】なお、個人IDの入力は、装置本体10B
の他方面側30において個人ID入力操作可能な位置に
設けられた個人ID入力部33を用いて客が行う。
【0084】したがって、カード会計に必要なカード取
扱い事項(カード挿入方法等)を客用表示器31を利用
して客に知らしめることができる。よって、オペレータ
の客に対する毎回のカード取扱いガイダンスの説明を省
略できるから業務能率が向上し、迅速かつ正確なカード
会計ができる。
【0085】また、客用表示器31の表示面に個人ID
入力部34との関係において必要とする入力取扱いガイ
ダンスが表示可能に形成されている。客用表示器31の
表示面(31U)には、カード取扱いガイダンスととも
に、個人ID入力部との関係において必要とする入力取
扱いガイダンス(例えば、“暗証番号を入力して下さ
い。”)が表示される。したがって、個人IDの入力取
扱い事項を客用表示器31を利用して客に知らしめるこ
とができるから、オペレータの客に対する毎回の入力取
扱いガイダンス説明を省略できる。かくして、一段と業
務能率を向上し、より迅速でより正確なカード会計がで
きる。
【0086】(第4の実施形態)この第4の実施形態
は、基本的構成・機能が第3の実施形態の場合(図1
3)と同様とされているが、図14に示す如く個人ID
入力部34が装置本体10Bと無線送受信可能に接続さ
れている。
【0087】客は、個人ID入力部34を手元で操作し
て入力された個人IDは、装置本体10Bに無線送信さ
れる。したがって、第3の実施形態の場合と同様な作用
効果を奏することができることに加え、さらに客の個人
ID入力操作を大幅に容易化でき、かつ他人に見えない
状態で自己IDを入力できるから秘密を守れる。
【0088】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置本体の他
方面側においてカード操作可能な位置にカード挿入部を
設けかつ客用表示器の表示面に接近させて個人ID入力
部を配設し、入力取扱いガイダンスを客用表示器の表示
面でかつ個人ID入力部に対応する位置に表示可能な商
品販売データ処理装置であるから、カード会計に必要な
入力取扱い事項(個人ID入力方法等)を客用表示器を
利用して客に知らしめることができる。すなわち、オペ
レータの客に対する毎回の入力取扱いガイダンスの説明
を省略できるから業務能率が向上し、迅速かつ正確なカ
ード会計ができる。
【0089】また、請求項2の発明によれば、客用表示
器の表示面にカード取扱いガイダンスが表示可能に形成
されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を
奏することができることに加え、さらにカード取扱い事
項を客用表示器を利用して客に知らしめることができる
から、オペレータの客に対する毎回のカード取扱いガイ
ダンスの説明を省略できる。かくして、請求項1の発明
の場合と比較して一段と業務能率が向上し、より迅速で
より正確なカード会計ができる。
【0090】また、請求項3の発明によれば、装置本体
の他方面側において個人ID入力操作可能な位置に個人
ID入力部を設けかつ客用表示器の表示面に接近させて
カード挿入部を配設し、カード取扱いガイダンスを客用
表示器の表示面でかつカード挿入部に対応する位置に表
示可能な商品販売データ処理装置であるから、カード会
計に必要な取扱い事項(カード挿入方法等)を客用表示
器を利用して客に知らしめることができる。すなわち、
オペレータの客に対する毎回のカード取扱いガイダンス
の説明を省略できるから業務能率が向上し、迅速かつ正
確なカード会計ができる。
【0091】また、請求項4の発明によれば、客用表示
器の表示面に入力取扱いガイダンスが表示可能に形成さ
れているので、請求項3の発明の場合と同様な効果を奏
することができることに加え、さらに個人IDの入力取
扱い事項を客用表示器を利用して客に知らしめることが
できるから、オペレータの客に対する毎回の個人ID入
力取扱いガイダンスの説明を省略できる。かくして、請
求項3の発明の場合と比較して一段と業務能率が向上
し、より迅速でより正確なカード会計ができる。
【0092】さらに、請求項5の発明は、個人ID入力
部が装置本体と無線送受信可能に接続されているので、
請求項3および請求項4の各発明の場合と同様な効果を
奏することができることに加え、さらに客の個人ID入
力操作を大幅に容易化でき、かつ他人に見えない状態で
自己IDを入力できるから秘密を守れる。
【0093】さらに、請求項6の発明によれば、客用表
示器をタッチパネル付構造に形成しかつ個人ID入力部
とカード挿入部とを装置本体の他方面側で客用表示器の
表示面に接近させて配設し、カード会計が選択された場
合に入力取扱いガイダンスおよびカード取扱いガイダン
スを客用表示器の表示面の個人ID入力部およびカード
挿入部の対応する位置に表示可能に形成された商品販売
データ処理装置であるから、カード会計に必要な取扱い
事項(カード取扱い方法や個人ID入力方法等)を客用
表示器を利用して客に知らしめることができる。すなわ
ち、オペレータの客に対する毎回のカード取扱いガイダ
ンスおよび個人ID入力ガイダンスの説明を省略できる
から業務能率が向上し、迅速かつ正確なカード会計がで
きる。
【0094】さらにまた、請求項7の発明によれば、各
ガイダンスおよび取引データの双方を上下に併表示する
場合の客用表示器の上部側表示面と下部側表示面との境
界が下部側表示面に表示される取引データ量に応じて変
化可能に形成されているので、請求項6の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに取
引データ(合計金額等)を黙読確認しつつその上部側表
示面に表示された各ガイダンスを参照できるのでカード
取扱いと入力取扱いが一段と容易になるとともに、表示
面の大きさが固定的であるために取引データの一部が間
引きされてしまうことを回避できるから客は安心でき
る。店舗側の信頼性も担保できる。
【0095】さらにまた、請求項8の発明によれば、個
人ID入力部が上側でかつカード挿入部が下側に取り付
けられているので、請求項6および請求項7の各発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らにカード取扱いおよび個人ID入力取扱いを自然かつ
スムースに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、客用表示器側から見た外観斜視図であ
る。
【図3】同じく、商品登録動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】同じく、会計処理動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】同じく、カード会計処理動作を説明するための
フロチャートである。
【図6】同じく、会計選択ガイダンスの表示態様例を説
明するための図である。
【図7】同じく、カード取扱いガイダンスの表示態様例
(1)を説明するための図である。
【図8】同じく、カード会計の支払金額選択ガイダンス
の表示態様例を説明するための図である。
【図9】同じく、入力取扱いガイダンスの表示態様例
(1)を説明するための図である。
【図10】同じく、入力取扱いガイダンスの表示態様例
(2)を説明するための図である。
【図11】同じく、カード取扱いガイダンスの表示態様
例(2)を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す客用表示器側
から見た外観斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施形態を示す客用表示器側
から見た外観斜視図である。
【図14】本発明の第4の実施形態を示す客用表示器側
から見た外観斜視図である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置) 10B 装置本体 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 ハードディスク装置 15 プリンタ 16 自動開放型ドロワ 20 一方面側 21 キーボード 22 スキャナ 23 オペレータ用表示器 30 他方面側 31 客用表示器 31U 上部側表示面(表示面) 31D 下部側表示面 32 カードリーダライタ 33 カード挿入部 34 個人ID入力部(データ入力部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の一方面側に装着されたオペレ
    ータ用表示器および他方面側に装着された客用表示器を
    具備する商品販売データ処理装置において、 前記装置本体の他方面側においてカード操作可能な位置
    にカード挿入部を設けかつ客用表示器の表示面に接近さ
    せて個人ID入力部を配設し、登録商品についての会計
    処理に際し、個人ID入力部との関係において必要とす
    る入力取扱いガイダンスを前記客用表示器の表示面でか
    つ当該個人ID入力部に対応する位置に表示可能に形成
    した、商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記客用表示器の前記表示面に前記カー
    ド挿入部との関係において必要とするカード取扱いガイ
    ダンスが表示可能に形成されている請求項1記載の商品
    販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の一方面側に装着されたオペレ
    ータ用表示器および他方面側に装着された客用表示器を
    具備する商品販売データ処理装置において、 前記装置本体の他方面側において個人ID入力操作可能
    な位置に個人ID入力部を設けかつ客用表示器の表示面
    に接近させてカード挿入部を配設し、登録商品について
    の会計処理に際し、カード挿入部との関係において必要
    とするカード取扱いガイダンスを前記客用表示器の表示
    面でかつ当該カード挿入部に対応する位置に表示可能に
    形成した、商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記客用表示器の前記表示面に前記個人
    ID入力部との関係において必要とする入力取扱いガイ
    ダンスが表示可能に形成されている請求項3記載の商品
    販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記個人ID入力部が前記装置本体と無
    線送受信可能に接続されている請求項3または請求項4
    記載の商品販売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 装置本体の一方面側に装着されたオペレ
    ータ用表示器および他方面側に装着された客用表示器を
    具備する商品販売データ処理装置において、 前記客用表示器をタッチパネル付構造に形成しかつ個人
    ID入力部とカード挿入部とを前記装置本体の他方面側
    で客用表示器の表示面に接近させて配設し、 登録商品についての会計処理に際し、タッチパネルを用
    いて現金会計およびカードを利用したカード会計のいず
    れかを選択可能に形成するとともに、カード会計が選択
    された場合に個人ID入力部との関係において必要とす
    る入力取扱いガイダンスおよびカード挿入部との関係に
    おいて必要とするカード取扱いガイダンスを前記客用表
    示器の表示面でかつ当該個人ID入力部およびカード挿
    入部のそれぞれに対応する位置に表示可能に形成した、
    商品販売データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記客用表示器の上部側表示面に前記入
    力取扱いガイダンスおよびカード取扱いガイダンスを表
    示可能かつ下部側表示面に当該取引データを表示可能に
    形成し、各ガイダンスおよび取引データの双方を表示す
    る場合の前記客用表示器の上部側表示面と下部側表示面
    との境界が下部側表示面に表示される取引データのデー
    タ量に応じて変化可能に形成されている請求項6記載の
    商品販売データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記個人ID入力部が上側でかつ前記カ
    ード挿入部が下側に取り付けられている請求項6または
    請求項7記載の商品販売データ処理装置。
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