JPH04107696A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPH04107696A
JPH04107696A JP22573190A JP22573190A JPH04107696A JP H04107696 A JPH04107696 A JP H04107696A JP 22573190 A JP22573190 A JP 22573190A JP 22573190 A JP22573190 A JP 22573190A JP H04107696 A JPH04107696 A JP H04107696A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、プリペイドカードにより客が買い上げた商品
の代金支払いを可能にした取引処理装置に関する。
[従来の技術] 例えば公衆電話の通話料支払いや鉄道の切符販売等にみ
られるように、予め購入限度額が記録されたプリペイド
カードを客にその限度額もしくは限度額に近い金額で前
もって購入させ、客はそのカードを用いて限度額の範囲
内で買い上げた商品の代金支払いを行うようにした販売
システムは、クレジットカードと異なり信頼性を確認す
る必要がないので手間がかからず、販売登録業務の作業
能率向上を期待できる。
そこで近年、プリペイドカードのカード残高が該当取引
の合計金額以上であれば、その合計金額全額をプリペイ
ドカードで支払うようにし、合計金額未満であればカー
ド残高性を当該プリペイドカードで支払い、不足分を現
金もしくは別のカードで支払うことを可能にした取引処
理装置が普及しつつある。(特開平1−263896号
公報等参照) ところがこの場合、プリペイドカードの購入限度額をか
なり高額にしないと直ぐにカード残高がなくなってしま
うため、プリペイドカードを高価格で販売せざるを得ず
、普及性に乏しい。
そこで、プリペイドカードによる支払いが指示されると
、カードのカード残高から合計金額の端数金額のみを減
額し、残りをカード以外の手段で支払うように改良され
た取引処理装置が考えられている。(特開平2−153
96号公報等参照)[発明が解決しようとする課題] ところで、この種の取引処理装置のなかには、取引が成
立する前であればその取引を中止して一括取消できる機
能が備えられたものがある。しかるに、上述したいずれ
の公報のものにおいても、客がプリペイドカードにより
合計金額の一部を支払った後で取引の中止を申し出た場
合、取引が未成立であるにもかかわらず一括取消するこ
とは禁じていた。これは、プリペイドカードにより合計
金額の一部を支払った後では取引表示装置の表示部には
残りの支払い金額が表示されているだけでプリペイドカ
ードによる支払い金額がいくらであったのか分からなく
なるおそれがあるためである。
そこでこのような場合には、客から残りの支払い金額分
を例えば現金で一旦支払わせて締め操作を行い取引を成
立させた後、客にプリペイドカードによる支払い金額を
含めた取引の全額を現金で返金していた。この場合、後
で返品登録を行ってメモリ内容を修正する必要もあり、
無駄な時間と労力を要していた。
なお、特開平2−15391号公報には、プリペイドカ
ードでもってチケットの販売を行う券売機において、チ
ケットの払い戻しの際、その払い戻しを受けるチケット
に記録された払い戻すべき料金情報からプリペイドカー
ドに払戻し料金を書き込むようにした技術が開示されて
いるが、この技術は取引が成立した後の返金に関わるも
ので、一括取消のように取引成立前のプリペイドカード
による支払い料金の返金に対する考えは開示されていな
い。
そこで本発明は、プリペイドカードによって1取引の合
計金額に対する一部支払いが行われた後で取引中止が指
示された場合には、その取引の一括取消を可能にして返
品登録を不要にするとともに、プリペイドカードによる
支払い金額の返金を容易に行うことができ、無駄な時間
と労力を大幅に軽減できる取引処理装置を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の取引処理装置は、1取引で販売登録された商品
の合計金額を記憶する合計金額メモリと、このメモリに
記憶された合計金額に対してプリペイドカードによる支
払いを指示するカードキーと、このカードキーによりプ
リペイドカードによる支払いが指示されるとその支払い
金額で合計金額メモリ内の合計金額を減額するカート支
払い処理手段と、このカード支払い処理手段により処理
されたプリペイドカードによる支払い金額を記憶する支
払い金額記憶手段と、成立前の取引の中止を指示する一
括取消キーと、この一括取消キーのキー入力によりプリ
ペイドカードによる支払いが行われた後で取引中止が指
示されると、支払い金額記憶手段により記憶されている
支払い金額を返金金額として出力する返金金額出力手段
とを備えたものである。
[作 用コ このような手段を講した取引処理装置であれば、合計金
額メモリに記憶された1取引の合計金額に対してカード
キーによりプリペイドカードによる一部支払いを指示す
ると、上記合計金額メモリ内の合計金額から支払い金額
分が減額されるとともに、上記プリペイドカードによる
支払い金額が支払い金額記憶手段によって記憶される。
この段階で、客が取引の中止を申し出ると一括取消キー
をキー操作する。そうすると、該当取引の取消が行われ
るとともに上記支払い金額記憶手段によって記憶されて
いる支払い金額が例えば表示出力される。そこで、その
出力金額をプリペイドカードによる一部支払いに対する
返金金額として取引の中止を申し出た客に返金すること
になる。この場合において、取引成立前に一括取消が行
なわれるので、成立後の取引に対する返品登録が不要と
なる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
第1図は本実施例装置の外観図であって、図中1は8客
が買い上げた商品の販売登録を行うためのPOS (販
売時点情報管理)ターミナル、2はプリペイドカード3
に対してデータの読み書きを行うカードリードライタで
あって、両者は信号ケーブル4を介して接続されている
上記POSターミナル1には、図示するように、販売商
品に関する情報等を入力する入力部としてのキーボード
5、「登録」 「点検」 「精算」 「設定」等の各種
業務モードを選択しその実行を中央処理装置に指令する
ための鍵にて切替操作されるモードスイッチ6、前記キ
ーボード5から情報入力された商品の品名及び値段や客
の合計金額等を表示するオペレータ用表示器7及び客用
表示器8、レシート等に印字を行うプリンタ9、現金等
を収納するためのドロワ10等が設けられている。
上記キーボード5には、第2図に示すように、販売商品
の個数や金額等の数値データを入力するための置数キー
21、各商品を分類する部門コードがプリセットされた
複数の部門キー22、乗数入力を指示する乗算キー23
、小計額の算出を指示する小計キー24、現金支払いに
よる登録締めを指示する預/現計キー25、プリペイド
カードによる支払いを指示するカードキー26、成立前
の取引の中止を指示する一括取消キー27、置数クリア
やエラー解除に使用されるクリアキー78等の各種キー
が配設されている。
前記カードリードライタ2にはカード挿脱口11が形成
されており、このカード挿脱口11から挿入されたプリ
ペイドカード3は図示しない搬送系によって内部へ搬送
され、所定位置に位置決めされた後、図示しない読取り
/書込み兼用ヘッドによって該カード3に記録されてい
るカード番号及び残高データが読み取られ、支払い処理
された後の新規残高データが書き込まれた後、上記カー
ド挿脱口11から排出されるようになっている。
第3図はPOSターミナル1の制御回路を示すブロック
図である。同図において31は中央処理装置としてのC
PUであって、このCPU31に、パスライン32を介
してROM33及びRAM34のメモリ部と、日付及び
時刻を計時する時計回路35、前記モードスイッチ6か
ら信号が入力されるとともに前記ドロワ10に対して開
放信号を出力するI10ポート36、前記キーボード5
からのキー信号を取込むキーボードコントローラ37、
前記各表示器7.8を駆動制御する表示器コントローラ
38、前記プリンタ9を駆動制御するプリンタコントロ
ーラ39、前記カードリードライタ2に対してデータを
送受信するカードリードライタインタフェース40、上
位機種であるホストコンピュータ41との間でインライ
ン回線42を介してデータの送受信を行う通信インタフ
ェース43の各部とを接続して構成されている。
前記ROM3Bには、前記モードスイッチ6により選択
可能な各種業務モードを実行するためのプログラムデー
タや、レシート等に対する印字文字や各表示器7,8に
対する表示文字のキャラクタジェネレータ用データ等が
予め記憶されている。
前記RAM34には、第4図に示すように、1取引にて
販売登録された各商品の部門コード、販売点数及び販売
金額をエリアa1にて商品別に記憶するとともに、その
合計点数及び合計金額をエリアa2およびa3にてそれ
ぞれ記憶する取引データバッファ51.1取引での合計
金額に対するプリペイドカード3による支払い金額及び
そのカード番号を最大10枚のカードまで記憶できるカ
ード支払額バッファ52、プリペイドカード3の残高デ
ータを記憶するカード残高メモリ53.1取引の支払い
に用いられたプリペイドカード3の枚数を計数するカー
ド枚数カウンタNの領域54、カードリードライタ2に
挿入されるプリペイドカード3のカードデータ入力有無
を区別するカード挿入フラグF1と、プリペイドカード
3による支払いの有無を区別するカード支払フラグF2
の領域55、等が形成されている。
しかして、前記CPU31は、モードスイッチ6により
「登録」モードが選択されている状態で、第5図に示す
処理を実行するようにプログラム制御されている。すな
わち、キーボード5のキー入力により販売商品の部門登
録が行われると、その登録商品の部門コード、販売点数
及び販売金額を取引データバッファ51のエリアa1に
登録順に格納するとともに、販売点数及び販売金額を同
バッファ51のエリアa2.a3の内容にそれぞれ加算
し、加算後のデータを該当エリアa2゜a3に再格納す
る。また、部門コード及び販売金額を各表示器7,8に
表示させるとともにプリンタ9によりレシート等に印字
出力する。(部門登録処理) こうして、1人の客が買い上げた全商品の部門登録が終
了し、ST(ステップ)1として小計キー24がキー入
力されると、上記取引データバッファ51のエリアa3
に記憶されているデータを合計金額として各表示器7,
8に表示させるとともにプリンタ9によりレシート等に
印字出力する。次いで、ST2として領域55のカード
挿入フラグF1を調べる。この場合、該フラグF1は「
0」にリセットされているので、プリペイドカード3の
カードデータを未入力と判断し、カードリードライタイ
ンタフェース40を介してカードリードライタ2にカー
ド挿入可コマンドを送信する。カードリードライタ2に
おいては、このカード挿入可コマンドを受信すると、カ
ード挿脱口11から挿入されたプリペイドカード3のカ
ードデータを読み取っているか否かを判断し、読み取っ
ている場合にはそのカードデータを返信する。
そこでCPU31は、ST3にてカードリードライタイ
ンタフェース40を介してカードデータを受信するとそ
れをRAM34で記憶保持するとともに上記カード挿入
フラグF1を「1」にセットする。また、領域54のカ
ード枚数カウンタNを「+1」たけ更新する。なお、当
該カウンタNは前官の取引締め操作に応じて“0゛にク
リアされている。
次いて、ST4として上記カウンタNがカード支払金額
バッファ52によって管理可能なカードの枚数(10)
を越えたか否かを判断し、越えていない場合には受信し
たカードデータ中の残高データをカード残高メモリ53
に格納するとともに、各表示器7.8にカード残高を表
示させる。
しかる後、ST2へ戻る。これに対し、カウンタNが管
理可能なカードの枚数を越えている場合には各表示器7
.8に枚数エラーの旨のメツセージを表示させるととも
に、カードリードライタ2に対してカード排出コマンド
を送出する。また上記カード挿入フラグF1を「0」に
リセットしてから、ST2へ戻る。なお、カードリード
ライタ2においてはカード排出コマンドを受信すると、
プリペイドカード3をカード挿脱口11へ排出させるよ
うになっている。
ST2においてカード挿入フラグF1が「1」にセット
されている場合、あるいはST3においてカード挿入可
コマンドに対してカードデータが応答されない場合には
、ST5としてキーボード5のキー入力があるか否かを
判断する。ここで、キー入力無しの場合にはST2へ戻
る。
ST5においてキー入力有りの場合、その入カキ−の種
類を判断し、キ一種類に応じたキー処理を実行する。
第6図はカードキー26がキー入力された場合のキー処
理を示す流れ図である。すなわち、第5図における処理
のST5にてカードキー26のキー入力を検知すると第
6図のキー処理を開始し、まずカード挿入フラグF]を
調べる。そして、同フラグF1がrOJにリセットされ
ている場合にはカードリードライタ2にプリペイドカー
ド3がセットされて−いないにも関わらずプリペイドカ
ードによる支払いが指示されたので、各表示器7゜8に
キー入力エラーで有る旨のメツセージを表示させて、S
r1へ戻る。
これに対し、カード挿入フラグF1が「1」にセットさ
れている場合には、同じく領域55のカード支払フラグ
F2を「1」にセットする。次いで、今回のカードキー
26のキー入力直前に置数キー21により置数が行われ
ているか否かを判断する。そして、置数が行われていな
い場合にはプリペイドカード3による支払い金額が置数
キー21により入力されなかったので、各表示器7゜8
に置数入力エラーで有る旨のメツセージを表示させる。
また、前記カウンタNを調べ、同カウンタNの値が“1
゛の場合のみ上記カード支払フラグF2を「0」にリセ
ットして、Sr1へ戻る。
カードキー26のキー入力直前に置数キー21による置
数が行われている場合には、その置数データとカード残
高メモリ53内の残高データ及取引データバッファ51
におけるエリアミ3内の合計金額データとをそれぞれ比
較する。ここで、置数データが残高データまたは合計金
額データのび少なくとも一方を越えている場合には、カ
ード残高よりも高い金額の支払いを指示したり、合計金
額よりも高い金額の支払いを指示した置数ミスなので、
やはり各表示器7.8に置数入力エラーで有る旨のメツ
セージを表示させる。また、前記カウンタNを調べ、同
カウンタNの値が“1”の場合のみ上記カード支払フラ
グF2をrOJにリセットして、Sr1へ戻る。
一方、置数データが残高データおよび合計金額データ以
下の場合には、置数データに相当する金額をプリペイド
カード3による支払い金額として、カードデータ中のカ
ード番号とともにカード支払額バッファ52のカード枚
数カウンタNに対応する枚数エリアに格納する(支払い
金額記憶手段)。
また、取引データバッファ51におけるエリアミ3内の
合計金額から上記支払い金額を減額し、減額後の内容を
上記エリアa3に格納する(カード支払い処理手段)。
そして、上記エリアa3の内容を残りの支払い金額とし
て各表示器7,8に表示させる。さらに、カード残高メ
モリ53内のカード残高から上記支払い金額を減額し、
減額後の内容を支払い後のカード残高として上記カード
残高メモリ53に格納する。そして、カードリードライ
タ2に上記カード残高メモリ53内の残高データを送出
してプリペイドカード3への書込みを指示する。さらに
、カード排出コマンドを上記カードリードライタ2へ送
出する。これにより、カードリードライタ2においては
支払い後のカード残高が書き込まれたプリペイドカード
3がカード挿脱口1]より排出されることになる。
その後、取引データバッファ51におけるエリアa3の
内容を調べ、“O“より大、つまりプリペイドカード3
によって合計金額の一部が支払われ残金が存在する場合
には、前記カード挿入フラグF1を「0」にリセットし
て、Sr1へ戻る。
これに対し、エリアa3の内容が“0”、つまりプリペ
イドカード3によって合計金額の全額が支払われた場合
には取引が成立したので、取引データバッファ51の内
容を通信インタフェース43を介してホストコンピュー
タ41に送信し、売上累計を行う。またプリンタ9によ
りレシートの発行を行う。その後、取引データバッファ
51及びカード支払額バッファ52の内容をクリアする
とともに、カード枚数カウンタNを“0“にクリアする
。さらにカード挿入フラグF1及びカード支払フラグF
2をrOJにリセットして、1取引を終了する。
第7図は一括取消キー27がキー入力された場合のキー
処理を示す流れ図である。すなわち、第5図における処
理のSr1にて一括取消キー27のキー入力を検知する
と第7図のキー処理を開始し、まずプリンタ9を駆動制
御してレシート等に所定の一括取消を示す印字を行う。
次いで、前記カード支払フラグF2の状態を調べる。こ
こで、同フラグF2が「0」にリセットされている場合
には、プリペイドカード3により1取引の合計金額に対
して一部支払いが行われることなく当該取引の中止が指
示されたので、取引データバッファ51の内容をクリア
して、1取引を終了する。
これに対し、カード支払フラグF2が「1」にセットさ
れている場合には、プリペイドカード3により1取引の
合計金額に対して一部支払いが行われた後で当該取引の
中止が指示されたので、取引を終Tする前に、カード支
払額バッファ52に記憶された支払金額の合計額を算出
し、その合計額をカード支払金額に対する返金金額とし
て各表示器7,8に表示させるとともに、プリンタ9に
よりレシート等に印字出力する(返金金額出力手段)。
また、カード支払額バッファ52に記憶されたカード番
号を全てレシート等に印字してレシートを発行する。し
かる後、取引データバッファ51及びカード支払額バッ
ファ52のクリア、カード枚数カウンタNのクリア、及
びカード支払フラグF2のリセットを行って、取引を終
了する。
なお、いずれの場合でもカードリードライタ2にプリペ
イドカード3が挿入された状態で取引中止が指示される
場合もあるので、取引を終了する前にカード挿入フラグ
F1を調べ、当該フラグF1が「1」にセットされてい
る場合にはカードリードライタ2に対してカード排出コ
マンドを送出するとともに同フラグF1を「0」にリセ
ットして、プリペイドカード3をカード挿脱口11から
排出させる。
このように構成された本実施例装置においては、POS
ターミナル1のキーボード5を介して客が買い上げた商
品の部門登録を行うと、その登録商品の部門コード、販
売点数、販売金額が取引データバッファ51のエリアa
1に登録順に格納されるとともに、l取引の合計点数及
び合計金額が同バッファ51の各エリアa2.a3に記
憶される。
そして、1人の客が買い上げた全商品の部門登録を終了
し小計キー24をキー入力すると、各表示器7.8に合
計金額が表示されるので、客はその合計金額に対して支
払いを行うことになる。
ここで、客が合計金額の一部、例えば100円単位置下
の端数分をプリペイドカード3によって支払い、残りを
現金で支払う旨を申し出ると、キャッシャはます客から
受は取ったプリペイドカード3をカードリードライタ2
のカード挿脱口11から挿入する。そうすると、表示器
7,8に当該カード3の残高データが表示されるので、
その残高データで合計金額の端数分の支払いが可能であ
れば支払い金額を置数してからカードキー26をキー入
力する。そうすると、カード支払額バッファ52には当
該プリペイドカード3のカード番号とともに置数入力さ
れた支払い金額が格納される。また、合計金額から支払
い金額分が減額されて残りの金額が表示器7,8に表示
される。
さらに、当該プリペイドカード3の残高データから支払
い金額分が減額され、プリペイドカード3に減額後のカ
ード残高が書き込まれてカード3が排出される。
その後、キャッシャは表示器7.8に表示されている残
りの金額について客から現金で支払いを受け、預/現計
キー25によって取引の締めを行うことになる。
一方、プリペイドカード3の残高が合計金額の端数分に
不足する場合には、取り敢えずそのカード3の残高を支
払金額として置数した後、カードキー26をキー入力す
る。そうすると、上記と同様にしてカード支払額バッフ
ァ52には当該プリペイドカード3のカード番号ととも
に置数入力された支払い金額が格納される。また、合計
金額から支払い金額分か減額されて残りの金額が表示器
7.8に表示される。さらに、当該プリペイドカード3
の残高データから支払い金額分が減額され、プリペイド
カード3に減額後のカード残高が書き込まれてカード3
が排出される。そこで、キャッシャは客から2枚目のプ
リペイドカード3の提示を受け、それをカードリードラ
イタ2へ挿入する。そうすると、表示器7,8に当該カ
ード3の残高データが表示されるので、その残高データ
で残りの支払金額の端数を置数してからカードキー26
をキー入力する。そうすると、カード支払額バッファ5
2には2枚目のプリペイドカード3のカード番号ととも
に置数入力された支払い金額が格納される。また、合計
金額から支払い金額分が減額されて残りの金額が表示器
7,8に表示される。さらに、当該プリペイドカード3
の残高データから支払い金額分が減額され、プリペイド
カード3に減額後のカード残高が書き込まれてカード3
が排出される。
その後、キャッシャは表示器7,8に表示されている残
りの金額について客から現金で支払いを受け、預/現計
キー25によって取引の締めを行うことになる。
ところで、上記プリペイドカード3による一部支払いが
行われた後、客が今回の取引の中止を申し出た場合には
、キャッシャは直ちに一括取消キー27をキー入力する
。そうすると、カード支払額バッファ52における支払
い金額の合計額がカードの支払い金額に対する返金金額
として表示器7.8に表示されるとともにレシートに印
字される。またレシートには取引中止の印字がなされる
とともに当該プリペイドカード3のカード番号も印字さ
れた状態で発行される。そこで、キャッシャは表示され
た返金金額をドロワ10内の現金で揃えて客に返金する
ことになる。この場合において、取引が成立する前にそ
の取引が中止され、ホストコンピュータ41に対して売
上累計が行われないので、返品登録は不要となる。
第8図及び第9図は合計金額10300円に対して端数
の300円を2枚のプリペイドカード3で支払った顧客
がその取引を中止した場合の発行レシート例であって、
第8図は1枚目のプリペイドカード3で取り敢えず「1
00円」を支払った段階で取引を中止した例であり、第
9図は2枚のプリペイドカードで合せて「300円」を
支払った段階で取引を中止した例である。各図において
符号61が返金金額であり、符号62がカード番号であ
る。
このように本実施例装置によれば、プリペイドカード3
によって取引の合計金額に対する一部支払いを行った後
での一括取消が可能となったので、客がプリペイドカー
ド3により合計金額の一部を支払った後で取引の中止を
申し出た場合にも、従来のようにその客から残りの支払
い金額分を例えば現金で一旦支払わせて締め操作を行い
取引を成立させるような処置か不要となる。この結果、
中止した取引の返品登録を行う手間と時間を省略でき、
キャッシャの負担を軽減できるとともに操作性も向上さ
れる。しかも、プリペイドカード3による支払い金額に
対する返金金額は表示器7,8に表示出力され、かつレ
シートに印字出力されるので、キャッシャは出力結果に
従って返金を行えばよく返金が容易である。
なお、前記実施例ではプリペイドカード3による支払金
額に対する返金金額を現金で返金する場合を示したが、
カードリードライタ3に挿入されたプリペイドカード3
の残高データに返金金額力を加算して返金するようにし
てもよい。また、前記実施例では1取引にて発生したデ
ータをその取引が成立するまでは取引データバッファ5
1で保持し、取引成立後に売上累計するタイプの取引処
理装置に本発明を適用したが、1取引にて発生したデー
タを取引データバッファ51で蓄積するとともにその都
度売上累計するタイプの取引処理装置であっても、一括
取消時に上記取引データバッファ51の内容から今回取
引における売上累計骨を自動的に減算するように構成す
ることによって適用できる。この他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、プリペイドカード
によって1取引の合計金額に対する一部支払いが行われ
た後で取引中止が指示された場合には、その取引の一括
取消を可能にして返品登録を不要にするとともに、プリ
ペイドカードによる、支払い金額の返金を容易に行うこ
とができ、無駄な時間と労力を大幅に軽減できる取引処
理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す図であって、第1図は本実
施例装置の外観図、第2図はキーボードのキー配置図、
第3図は本実施例装置の制御ブロック図、第4図はRA
Mの主要なメモリ構成図、第5図乃至第7図はCPUの
1取引に対する制御を示す流れ図、第8図及び第9図は
一括取消時のレシート発行例を示す図である。 1・・・POSターミナル、 2・・・カードリードライタ、 3・・・プリペイドカード、5・・・キーボード、26
・・・カードキー 27・・・一括取消キー31・・・
CPU、33・・・ROM、34・・・RAM。 51・・・取引データバッファ、 52・・・カード支払額バ・ソファ、 53・−・カード残高メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1取引で販売登録された商品の合計金額を記憶する合計
    金額メモリと、 このメモリに記憶された合計金額に対してプリペイドカ
    ードによる支払いを指示するカードキーと、 このカードキーにより前記プリペイドカードによる支払
    いが指示されるとその支払い金額で前記合計金額メモリ
    内の合計金額を減額するカード支払い処理手段と、 このカード支払い処理手段により処理された前記プリペ
    イドカードによる支払い金額を記憶する支払い金額記憶
    手段と、 成立前の取引の中止を指示する一括取消キーと、この一
    括取消キーのキー入力により前記プリペイドカードによ
    る支払いが行われた後で取引中止が指示されると、前記
    支払い金額記憶手段により記憶されている支払い金額を
    返金金額として出力する返金金額出力手段と、 を具備したことを特徴とする取引処理装置。
JP2225731A 1990-08-28 1990-08-28 取引処理装置 Expired - Fee Related JP2542732B2 (ja)

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JP2001155254A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置
JP2013109686A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Denso Wave Inc 決済端末および決済システム

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JPS61272896A (ja) * 1985-05-28 1986-12-03 東芝テック株式会社 電子キヤツシユレジスタ

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