JPH0652370A - プリペイドカード決済装置 - Google Patents
プリペイドカード決済装置Info
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- JPH0652370A JPH0652370A JP20691492A JP20691492A JPH0652370A JP H0652370 A JPH0652370 A JP H0652370A JP 20691492 A JP20691492 A JP 20691492A JP 20691492 A JP20691492 A JP 20691492A JP H0652370 A JPH0652370 A JP H0652370A
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Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリペイドカード決済装置に関し、プリペイ
ドカードから金額を引き落とした後の取引中止に対処さ
せることを目的とする。 【構成】 少なくとも1枚以上のプリペイドカードで決
済が可能なプリペイドカード決済装置であって、カード
リーダライタ部(23)と、プリンタ部(22)と、決済部(20)
と、中止キー(11)と、金券発行部(21)とを有し、決済部
(20)は、カードリーダライタ部から通知された残高から
所定金額を引き落し、新残高を該カードリーダライタ部
に指示して該プリペイドカードに記録させるとともに、
該プリペイドカードから引き落とした金額の累計を累計
決済金額として記録するものであり、金券発行部(21)
は、中止キーが押下された場合、前記累計決済金額を返
金金額とした金券(31)を該プリンタにより発行するもの
であるように構成する。
ドカードから金額を引き落とした後の取引中止に対処さ
せることを目的とする。 【構成】 少なくとも1枚以上のプリペイドカードで決
済が可能なプリペイドカード決済装置であって、カード
リーダライタ部(23)と、プリンタ部(22)と、決済部(20)
と、中止キー(11)と、金券発行部(21)とを有し、決済部
(20)は、カードリーダライタ部から通知された残高から
所定金額を引き落し、新残高を該カードリーダライタ部
に指示して該プリペイドカードに記録させるとともに、
該プリペイドカードから引き落とした金額の累計を累計
決済金額として記録するものであり、金券発行部(21)
は、中止キーが押下された場合、前記累計決済金額を返
金金額とした金券(31)を該プリンタにより発行するもの
であるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリペイドカード決済装
置の改良に関する。近年、プリペイドカードが普及して
いる。これは、予め金額が記録されたカードをその金額
で購入し、取引時にプリペイドカード決済装置に挿入す
ることにより、そのプリペイドカードから取引金額の引
き落し(決済)が行われるもので、通常、磁気カード等
でつくられている。
置の改良に関する。近年、プリペイドカードが普及して
いる。これは、予め金額が記録されたカードをその金額
で購入し、取引時にプリペイドカード決済装置に挿入す
ることにより、そのプリペイドカードから取引金額の引
き落し(決済)が行われるもので、通常、磁気カード等
でつくられている。
【0002】このプリペイドカード決済装置において、
1取引の決済が複数枚のプリペイドカードでできること
が必要とされているが、決済中にプリペイドカードの残
高不足に気が付いた場合に取引が中止される場合があ
り、また複数枚による決済の途中でカードリーダライタ
の故障により取引が中止される場合もある。このよう
に、すでにプリペイドカードから金額が引き落とされた
後に取引中止が行われた場合は引き落とした金額を金銭
等で返済しなければならない。近年、プリペイドカード
決済装置の自動化も要望されており、引き落とし後に取
引が中止された場合に返済処理を容易とするプリペイド
カード決済装置が求められている。
1取引の決済が複数枚のプリペイドカードでできること
が必要とされているが、決済中にプリペイドカードの残
高不足に気が付いた場合に取引が中止される場合があ
り、また複数枚による決済の途中でカードリーダライタ
の故障により取引が中止される場合もある。このよう
に、すでにプリペイドカードから金額が引き落とされた
後に取引中止が行われた場合は引き落とした金額を金銭
等で返済しなければならない。近年、プリペイドカード
決済装置の自動化も要望されており、引き落とし後に取
引が中止された場合に返済処理を容易とするプリペイド
カード決済装置が求められている。
【0003】
【従来の技術】図5はプリペイドカード決済システム例
を表す図、図6は従来例の構成図である。図5は、例え
ば食堂等で使用されるプリペイドカード決済システム例
を示したもので、カードリーダライタ装置4を接続した
POS端末装置2、カード決済機3がそれぞれ複数台ホ
スト計算機1に回線で接続されている。なお、その他、
図示省略したが、プリペイドカード発行機、残高照合
機、精算機等がホスト計算機1に接続されている。
を表す図、図6は従来例の構成図である。図5は、例え
ば食堂等で使用されるプリペイドカード決済システム例
を示したもので、カードリーダライタ装置4を接続した
POS端末装置2、カード決済機3がそれぞれ複数台ホ
スト計算機1に回線で接続されている。なお、その他、
図示省略したが、プリペイドカード発行機、残高照合
機、精算機等がホスト計算機1に接続されている。
【0004】図5において、POS端末装置2とカード
リーダライタ装置4とで1組のプリペイドカード決済装
置が構成されている。この装置において、オペレータが
顧客の持参した商品の品名(料理名),個数等をキーボ
ード7より入力した後、図示省略した合計キーを押下す
る。これにより、合計金額が表示されるので、顧客はこ
の合計金額に見合ったプリペイドカード30をカードリー
ダライタ装置4に挿入すると、プリペイドカード30より
合計金額が引き落とされて決済される。
リーダライタ装置4とで1組のプリペイドカード決済装
置が構成されている。この装置において、オペレータが
顧客の持参した商品の品名(料理名),個数等をキーボ
ード7より入力した後、図示省略した合計キーを押下す
る。これにより、合計金額が表示されるので、顧客はこ
の合計金額に見合ったプリペイドカード30をカードリー
ダライタ装置4に挿入すると、プリペイドカード30より
合計金額が引き落とされて決済される。
【0005】カード決済機3は、単品(カレーとか蕎
麦) を販売する食堂等に設置されるもので、顧客が料理
を受け取ったときにプリペイドカード30を挿入して決済
される自動機である。
麦) を販売する食堂等に設置されるもので、顧客が料理
を受け取ったときにプリペイドカード30を挿入して決済
される自動機である。
【0006】図6は、POS端末装置2とカードリーダ
ライタ装置4とで決済装置を構成した場合の構成図を示
したものである。ここで、図示メモリ15内に記述した内
容は、メモリ15に取引データとして格納されるデータ内
容を表すとともに、レシート発行部5で印字されるレシ
ート内容であることを表している。
ライタ装置4とで決済装置を構成した場合の構成図を示
したものである。ここで、図示メモリ15内に記述した内
容は、メモリ15に取引データとして格納されるデータ内
容を表すとともに、レシート発行部5で印字されるレシ
ート内容であることを表している。
【0007】いま、商品名(またはコード)および個数
がキーボード7から入力されると、取引処理部12は、図
示省略した価格参照表により単価を参照し、メモリ15に
商品名,個数,金額を格納する。そして同時にこれらの
取引情報が出力制御部14を通じてレシート発行部5でレ
シート用紙に印字され、且つ表示部6に表示される。
がキーボード7から入力されると、取引処理部12は、図
示省略した価格参照表により単価を参照し、メモリ15に
商品名,個数,金額を格納する。そして同時にこれらの
取引情報が出力制御部14を通じてレシート発行部5でレ
シート用紙に印字され、且つ表示部6に表示される。
【0008】商品が複数種別あって順次入力されると、
その都度、メモリ15にその商品の取引情報が格納され、
且つレシート印字, 表示が行われる。そして、合計キー
が押下されると、合計金額が計算されて、図示のごと
く、合計個数, 合計金額がメモリ15に格納され、同時に
印字,表示される。
その都度、メモリ15にその商品の取引情報が格納され、
且つレシート印字, 表示が行われる。そして、合計キー
が押下されると、合計金額が計算されて、図示のごと
く、合計個数, 合計金額がメモリ15に格納され、同時に
印字,表示される。
【0009】ここで、顧客が決済のために、カードリー
ダライタ装置4にプリペイドカード30を挿入すると、決
済部16は、メモリ15よりメモリ17に合計金額を決済不足
金額格納領域に格納し、カードリーダライタ装置4によ
り読み取ったプリペイドカード30の残高と比較し 残高≧決済不足金額 ならば、残高−決済不足額=新残高としてカードリーダ
ライタ装置4に通知してプリペイドカード30に記録させ
るとともに、「プリペイドカード決済 ¥×××」のご
とくメモリ15に格納して決済を終了する。同時にこの格
納された項目が表示、且つレシートに印字される。そし
て、顧客は排出されたプリペイドカード30を受け取り、
オペレータからレシートを受け取る。
ダライタ装置4にプリペイドカード30を挿入すると、決
済部16は、メモリ15よりメモリ17に合計金額を決済不足
金額格納領域に格納し、カードリーダライタ装置4によ
り読み取ったプリペイドカード30の残高と比較し 残高≧決済不足金額 ならば、残高−決済不足額=新残高としてカードリーダ
ライタ装置4に通知してプリペイドカード30に記録させ
るとともに、「プリペイドカード決済 ¥×××」のご
とくメモリ15に格納して決済を終了する。同時にこの格
納された項目が表示、且つレシートに印字される。そし
て、顧客は排出されたプリペイドカード30を受け取り、
オペレータからレシートを受け取る。
【0010】ここで、複数枚のプリペイドカードで決済
する場合、まず1枚のプリペイドカードをカードリーダ
ライタ装置4に挿入する。いまの場合 残高<決済不足額 であるから、決済部16は、決済不足額−残高=決済不足
額として表示するとともに、そのプリペイドカード30に
対し残高「0」を記録する。そして、次のプリペイドカ
ード30が挿入されると、新たな決済不足額に基づいて最
初と同じ決済処理が行われる。このようにして、残高が
少なくなったプリペイドカードを複数枚使用して決済す
ることが可能となる。
する場合、まず1枚のプリペイドカードをカードリーダ
ライタ装置4に挿入する。いまの場合 残高<決済不足額 であるから、決済部16は、決済不足額−残高=決済不足
額として表示するとともに、そのプリペイドカード30に
対し残高「0」を記録する。そして、次のプリペイドカ
ード30が挿入されると、新たな決済不足額に基づいて最
初と同じ決済処理が行われる。このようにして、残高が
少なくなったプリペイドカードを複数枚使用して決済す
ることが可能となる。
【0011】複数枚のプリペイドカード30により決済を
行った結果、なお決済不足金額が生じた場合、現金を取
り扱わないシステムでは、新たにプリペイドカード30を
購入しなければならず、一旦取引を中止する必要があ
る。この取引中止は中止キー11を押下することによって
行われ、この押下信号により、メモリ15の内容がクリア
され、これまでの取引はなかったものとされる。しか
し、ここまでに決済されたプリペイドカード30は新残高
に更新されているため、決済澄みの金額を返済しなけれ
ばならない。
行った結果、なお決済不足金額が生じた場合、現金を取
り扱わないシステムでは、新たにプリペイドカード30を
購入しなければならず、一旦取引を中止する必要があ
る。この取引中止は中止キー11を押下することによって
行われ、この押下信号により、メモリ15の内容がクリア
され、これまでの取引はなかったものとされる。しか
し、ここまでに決済されたプリペイドカード30は新残高
に更新されているため、決済澄みの金額を返済しなけれ
ばならない。
【0012】このため、オペレータは、中止キー11を押
下するに先立ち、表示されている合計金額と決済不足額
との差を返金金額として、例えば印字中のレシートに書
き込んで顧客に渡し、顧客はこのレシートを別の所定場
所で現金と交換している。
下するに先立ち、表示されている合計金額と決済不足額
との差を返金金額として、例えば印字中のレシートに書
き込んで顧客に渡し、顧客はこのレシートを別の所定場
所で現金と交換している。
【0013】なお、カード決済機3は、カードリーダラ
イタ部、レシート発行部等を備えるもので、通常、単品
売場に設置されるので、価格を固定として決済処理を行
う。しかし、顧客が操作する自動機であるのでオペレー
タはおらず、従って上記のようなオペレータによる返金
処理ができないので、プリペイドカード30の残高が決済
不足金額に足りない場合は、プリペイドカード30が排出
されて決済ができないようになっている。
イタ部、レシート発行部等を備えるもので、通常、単品
売場に設置されるので、価格を固定として決済処理を行
う。しかし、顧客が操作する自動機であるのでオペレー
タはおらず、従って上記のようなオペレータによる返金
処理ができないので、プリペイドカード30の残高が決済
不足金額に足りない場合は、プリペイドカード30が排出
されて決済ができないようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のプリペイドカード決済装置では、決済後に取引を
中止するとか、残高が不足して取引を中止するとか、カ
ードリーダライタ装置が途中で故障した場合に取引を中
止する等、プリペイドカード30から金額が引き落とされ
た後に取引を中止する場合に十分に対処できないといっ
た課題があった。
従来のプリペイドカード決済装置では、決済後に取引を
中止するとか、残高が不足して取引を中止するとか、カ
ードリーダライタ装置が途中で故障した場合に取引を中
止する等、プリペイドカード30から金額が引き落とされ
た後に取引を中止する場合に十分に対処できないといっ
た課題があった。
【0015】特に、自動決済機では、決済後に取引中止
を行っても返金できないといった不都合があった。本発
明は、上記課題に鑑み、取引を中止した場合に引き落と
し澄み金額に相当する金券を自動発行するプリペイドカ
ード決済装置を提供することを目的とする。
を行っても返金できないといった不都合があった。本発
明は、上記課題に鑑み、取引を中止した場合に引き落と
し澄み金額に相当する金券を自動発行するプリペイドカ
ード決済装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1の本発明の原理図に
おいて、23はカードリーダライタ部で、プリペイドカー
ド30に記録されている金額を読取るとともに、取引金額
を引き落とした後の新残高を該プリペイドカード30に記
録する。22はプリンタ部で、レシート等とともに金券31
を印刷, 発行する。20は決済部で、カードリーダライタ
部23に挿入されたプリペイドカード30より所定金額を引
き落し、新残高を該カードリーダライタ部23に指示して
該プリペイドカード30に記録させるとともに、プリペイ
ドカード30から引落した金額の累計(1枚の場合はその
引き落とし金額)を累計決済金額として記録する。21は
金券発行部で、決済中に中止キー11が押下された場合、
累計決済金額を返金金額とした金券31をプリンタ22によ
り発行する。
おいて、23はカードリーダライタ部で、プリペイドカー
ド30に記録されている金額を読取るとともに、取引金額
を引き落とした後の新残高を該プリペイドカード30に記
録する。22はプリンタ部で、レシート等とともに金券31
を印刷, 発行する。20は決済部で、カードリーダライタ
部23に挿入されたプリペイドカード30より所定金額を引
き落し、新残高を該カードリーダライタ部23に指示して
該プリペイドカード30に記録させるとともに、プリペイ
ドカード30から引落した金額の累計(1枚の場合はその
引き落とし金額)を累計決済金額として記録する。21は
金券発行部で、決済中に中止キー11が押下された場合、
累計決済金額を返金金額とした金券31をプリンタ22によ
り発行する。
【0017】
【作用】決済部20は、プリペイドカード30から引き落と
した決済金額の累計を累計決済金額として記録してい
く。この決済中または決済終了後に中止キー11が押下さ
れた場合、金券発行部21は、記録されている累計決済金
額を返金相当金額として、プリンタ22により金券31を発
行する。なおレシートを発行しつつ商品を登録する場合
は、発行中のレシートに返金金額を印字して返金レシー
トとして発行してもよい。
した決済金額の累計を累計決済金額として記録してい
く。この決済中または決済終了後に中止キー11が押下さ
れた場合、金券発行部21は、記録されている累計決済金
額を返金相当金額として、プリンタ22により金券31を発
行する。なおレシートを発行しつつ商品を登録する場合
は、発行中のレシートに返金金額を印字して返金レシー
トとして発行してもよい。
【0018】以上により、オペレータが返金金額を計算
して手書きで返金レシートを発行する必要がなく、また
自動決済機でオペレータがいない場合でも、返金処理が
可能となる。
して手書きで返金レシートを発行する必要がなく、また
自動決済機でオペレータがいない場合でも、返金処理が
可能となる。
【0019】
【実施例】図2は一実施例の構成図、図3は処理フロー
チャート図、図4は金券例を表す図である。以下の実施
例では、図5においてPOS端末装置2とカードリーダ
ライタ装置4とで構成されるプリペイドカード決済装
置、即ち図6に対応する装置を示す。
チャート図、図4は金券例を表す図である。以下の実施
例では、図5においてPOS端末装置2とカードリーダ
ライタ装置4とで構成されるプリペイドカード決済装
置、即ち図6に対応する装置を示す。
【0020】図2において、20は決済部で、合計金額を
メモリ15から読出してメモリ17中の決済不足金額格納領
域(以下決済不足金額格納領域を「決済不足金額」と表
し、その内容は「決済不足金額」の内容または単に決済
不足金額と表す、但し図3,図4では「 」は省略す
る。その他の金額についても同様に表す)に格納すると
ともに、カードリーダライタ装置4から通知されたプリ
ペイドカード30の残高に基づき引き落とし処理を行い、
新残高をカードリーダライタ装置4に通知して、挿入中
のそのプリペイドカード30の残高を更新し記録させる。
そしてこの決済処理ごとに「決済不足金額」を更新(こ
こまでは従来例と同一)し、且つ決済ごとの決済金額の
累計である累計決済金額を算出して「累計決済金額」を
更新する。17はメモリで、それぞれ、1取引中における
決済不足金額, 累計決済金額, 決済金額, 返金金額を決
済ごとに算出する格納領域(ワーク領域) を持つ。21は
決済部20中に設けられている金券発行部で、中止キー11
が押下されたとき、「累計決済金額」の内容を読み出し
て「返金金額」に格納し、且つ「返金金額」の内容をメ
モリ15に返金金額として格納する。11は中止キーで、キ
ー押下状態が図示省略したレジスタに格納され、決済部
20に読取られる。その他、全図を通じて同一符号は同一
対象物を表す。
メモリ15から読出してメモリ17中の決済不足金額格納領
域(以下決済不足金額格納領域を「決済不足金額」と表
し、その内容は「決済不足金額」の内容または単に決済
不足金額と表す、但し図3,図4では「 」は省略す
る。その他の金額についても同様に表す)に格納すると
ともに、カードリーダライタ装置4から通知されたプリ
ペイドカード30の残高に基づき引き落とし処理を行い、
新残高をカードリーダライタ装置4に通知して、挿入中
のそのプリペイドカード30の残高を更新し記録させる。
そしてこの決済処理ごとに「決済不足金額」を更新(こ
こまでは従来例と同一)し、且つ決済ごとの決済金額の
累計である累計決済金額を算出して「累計決済金額」を
更新する。17はメモリで、それぞれ、1取引中における
決済不足金額, 累計決済金額, 決済金額, 返金金額を決
済ごとに算出する格納領域(ワーク領域) を持つ。21は
決済部20中に設けられている金券発行部で、中止キー11
が押下されたとき、「累計決済金額」の内容を読み出し
て「返金金額」に格納し、且つ「返金金額」の内容をメ
モリ15に返金金額として格納する。11は中止キーで、キ
ー押下状態が図示省略したレジスタに格納され、決済部
20に読取られる。その他、全図を通じて同一符号は同一
対象物を表す。
【0021】中止キー11押下により発行される金券31
は、返金金額のみを印字したものを発行してもよいが、
レシート印字を商品登録ごとに行う決済装置では、図4
にその例を示すように(図2のメモリ15内に図示したも
のと同様のもの)、取引中止時点のレシート印字の次の
行から、(**中止**)の印字、(返金金額)の印字
を行い、この一連のレシートを、現金と交換可能な、ま
たは相当商品と交換可能な返金レシート(金券31) とし
て、顧客に渡す。
は、返金金額のみを印字したものを発行してもよいが、
レシート印字を商品登録ごとに行う決済装置では、図4
にその例を示すように(図2のメモリ15内に図示したも
のと同様のもの)、取引中止時点のレシート印字の次の
行から、(**中止**)の印字、(返金金額)の印字
を行い、この一連のレシートを、現金と交換可能な、ま
たは相当商品と交換可能な返金レシート(金券31) とし
て、顧客に渡す。
【0022】以上のごとく、従来例で示した決済処理機
能の他に、累計決済金額を演算し、且つ記録する機能
と、中止キー11が押下されたとき、累計決済金額を返金
金額とした金券31を発行する機能とを附加した構成によ
り、次のような決済処理が行われる。図3参照 ステップ 商品登録が終了し図示省略した合計キーが
押下されると、各商品の明細に続いて、合計金額が表示
される。このとき、決済部20は「決済不足金額」にメモ
リ15に格納されている合計金額を格納する。
能の他に、累計決済金額を演算し、且つ記録する機能
と、中止キー11が押下されたとき、累計決済金額を返金
金額とした金券31を発行する機能とを附加した構成によ
り、次のような決済処理が行われる。図3参照 ステップ 商品登録が終了し図示省略した合計キーが
押下されると、各商品の明細に続いて、合計金額が表示
される。このとき、決済部20は「決済不足金額」にメモ
リ15に格納されている合計金額を格納する。
【0023】ステップ 中止キー11の押下状態を調べ
る。押下されていれば、決済部20は決済実行せずとし
て、金券発行部21に指示して後述するステップを実行
させ、金券31を発行する。
る。押下されていれば、決済部20は決済実行せずとし
て、金券発行部21に指示して後述するステップを実行
させ、金券31を発行する。
【0024】ステップ プリペイドカード30の挿入待
ち状態となり、顧客はカードリーダライタ装置4にプリ
ペイドカード30を1枚挿入する。なお、挿入待ちのと
き、所定時間おきにステップを実行、即ち中止キー11
が押下されているか否かを検証する。
ち状態となり、顧客はカードリーダライタ装置4にプリ
ペイドカード30を1枚挿入する。なお、挿入待ちのと
き、所定時間おきにステップを実行、即ち中止キー11
が押下されているか否かを検証する。
【0025】ステップ カードリーダライタ装置4は
挿入されたプリペイドカード30のカード磁気情報から残
高(カード残高)を読取り、 ステップ 決済部20は「決済不足額」の内容(決済不
足額)を読取り、カード残高と決済不足額とを比較す
る。
挿入されたプリペイドカード30のカード磁気情報から残
高(カード残高)を読取り、 ステップ 決済部20は「決済不足額」の内容(決済不
足額)を読取り、カード残高と決済不足額とを比較す
る。
【0026】ステップ カード残高≧決済不足額なら
ば、「決済金額」に、今回挿入されたプリペイドカード
30で決済する金額、いまの場合は決済不足金額を、「累
計決済金額」に、「累計決済金額」の内容+「決済金
額」の内容、をそれぞれ格納した後、カードリーダライ
タ装置4に指示して、プリペイドカード30のカード磁気
情報に新残高(カード残高−決済金額)を書込みさせて
決済を終了する。
ば、「決済金額」に、今回挿入されたプリペイドカード
30で決済する金額、いまの場合は決済不足金額を、「累
計決済金額」に、「累計決済金額」の内容+「決済金
額」の内容、をそれぞれ格納した後、カードリーダライ
タ装置4に指示して、プリペイドカード30のカード磁気
情報に新残高(カード残高−決済金額)を書込みさせて
決済を終了する。
【0027】以上は1枚のプリペイドカード30で決済で
きた場合、およびn枚のプリペイドカード30のうちの最
後のn枚で決済完了した場合のフローである。 ステップ カード残高<決済不足金額ならば、改めて
中止キー11が押下されているか否かを検証して決済実行
か否かを判断する。
きた場合、およびn枚のプリペイドカード30のうちの最
後のn枚で決済完了した場合のフローである。 ステップ カード残高<決済不足金額ならば、改めて
中止キー11が押下されているか否かを検証して決済実行
か否かを判断する。
【0028】ステップ 中止キー11が押下されていな
い場合は、「決済金額」にカード残高を、「累計決済金
額」に、「累計決済金額」の内容+「決済金額」の内
容、をそれぞれ格納し、カードリーダライタ装置4に指
示してプリペイドカード30のカード磁気情報に新残高
“0”を書込みする。そして、「決済不足金額」に、
「決済不足金額」の内容−「決済金額」の内容、を格納
した後、「決済不足金額」の内容をメモリ15に転送して
表示させる。そしてステップに戻る。
い場合は、「決済金額」にカード残高を、「累計決済金
額」に、「累計決済金額」の内容+「決済金額」の内
容、をそれぞれ格納し、カードリーダライタ装置4に指
示してプリペイドカード30のカード磁気情報に新残高
“0”を書込みする。そして、「決済不足金額」に、
「決済不足金額」の内容−「決済金額」の内容、を格納
した後、「決済不足金額」の内容をメモリ15に転送して
表示させる。そしてステップに戻る。
【0029】ステップ 中止キー11が押下されている
場合は、金券発行部21に指示し、金券発行部21は「返金
金額格」に「累計決済金額」の内容を格納し、「返金金
額」の内容と、“(**中止**)”とをメモリ15に格
納し、例えば、レシート発行部5にすでに印字澄みの
(プリペイド決済 ¥300)に続く行に(**中止*
*)を、続く行に(返金金額 ¥500)を印字させ
る。これにより、図4に示すような返金レシート(金券
31) が発行される。なお、返金レシートと並行してログ
用紙に同一内容が印字されるため、返金レシートの内容
はPOS端末装置内に保存されることになる。
場合は、金券発行部21に指示し、金券発行部21は「返金
金額格」に「累計決済金額」の内容を格納し、「返金金
額」の内容と、“(**中止**)”とをメモリ15に格
納し、例えば、レシート発行部5にすでに印字澄みの
(プリペイド決済 ¥300)に続く行に(**中止*
*)を、続く行に(返金金額 ¥500)を印字させ
る。これにより、図4に示すような返金レシート(金券
31) が発行される。なお、返金レシートと並行してログ
用紙に同一内容が印字されるため、返金レシートの内容
はPOS端末装置内に保存されることになる。
【0030】以上のごとく、プリペイドカード決済後に
取引が中止された場合、その時点における引き落とし金
額の累計が「累計決済金額」に記録されているため、そ
の引き落とし金額に相当する金券31を発行することがで
き、オペレータが返金金額を計算し、且つ金券を手書き
で発行する必要がない。
取引が中止された場合、その時点における引き落とし金
額の累計が「累計決済金額」に記録されているため、そ
の引き落とし金額に相当する金券31を発行することがで
き、オペレータが返金金額を計算し、且つ金券を手書き
で発行する必要がない。
【0031】なお、単品等の決済に使用される自動決済
機3にも同じように適用でき、従来残高が不足した場合
にプリペイドカード30が排出されて複数枚による決済が
不能であった不都合を解決することができる。
機3にも同じように適用でき、従来残高が不足した場合
にプリペイドカード30が排出されて複数枚による決済が
不能であった不都合を解決することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のごとく、プリペイドカード決済後
に取引が中止された場合、引き落とした金額に相当する
金券が発行されるので、オペレータが返金金額を計算
し、且つ金券を手書きで発行する必要がなく、また自動
決済機で取引中止が発生しても、同様に対処させること
ができ、プリペイドカード決済装置の運用上の効果が大
きい。
に取引が中止された場合、引き落とした金額に相当する
金券が発行されるので、オペレータが返金金額を計算
し、且つ金券を手書きで発行する必要がなく、また自動
決済機で取引中止が発生しても、同様に対処させること
ができ、プリペイドカード決済装置の運用上の効果が大
きい。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の構成図
【図3】 処理フローチャート図
【図4】 金券例を表す図
【図5】 プリペイドカード決済システム例を表す図
【図6】 従来例の構成図
1 ホスト計算機 2 POS端末装置 3 カード決済機 4 カードリーダライタ装置 5 レシート発行部 6 表示部 7 キーボード 8 レシート発行部 11 中止キー 12 取引処理部 13 通信制御部 14 出力制御部 15 メモリ 16 決済部 17 メモリ 20 決済部 21 金券発行部 22 プリンタ部 23 カードリーダライタ部 30 プリペイドカード 31 金券
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07G 1/12 321 P 8921−3E M 8921−3E
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも1枚以上のプリペイドカード
で取引決済が可能なプリペイドカード決済装置であっ
て、挿入されたプリペイドカード(30)に記録されている
残高を読取るとともに所定金額を引き落とした後の新残
高を該プリペイドカードに記録するカードリーダライタ
部(23)と、プリンタ部(22)と、決済部(20)と、中止キー
(11)と、金券発行部(21)とを有し、 該決済部(20)は、該カードリーダライタ部から通知され
た残高から所定金額を引き落し、前記新残高を該カード
リーダライタ部に指示して該プリペイドカードに記録さ
せるとともに、該プリペイドカードから引落した金額の
累計を累計決済金額として記録するものであり、 該金券発行部(21)は、前記中止キー(11)が押下された場
合、前記累計決済金額を返金金額とした金券(31)を該プ
リンタにより発行するものであり、 該プリペイドカードが決済された後に該中止キーが押下
された場合は、記録した該累計決済金額に相当する金券
(31)を発行することを特徴とするプリペイドカード決済
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20691492A JPH0652370A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | プリペイドカード決済装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20691492A JPH0652370A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | プリペイドカード決済装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652370A true JPH0652370A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16531172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20691492A Withdrawn JPH0652370A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | プリペイドカード決済装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652370A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001312749A (ja) * | 2000-05-01 | 2001-11-09 | Nippon Signal Co Ltd:The | 払戻装置 |
US6339272B1 (en) | 1998-12-24 | 2002-01-15 | Asmo Co., Ltd. | Washer pump and motor brush support structure |
JP2013109686A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Denso Wave Inc | 決済端末および決済システム |
JP2018124881A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 株式会社寺岡精工 | 精算システム、精算装置及びプログラム |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP20691492A patent/JPH0652370A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6339272B1 (en) | 1998-12-24 | 2002-01-15 | Asmo Co., Ltd. | Washer pump and motor brush support structure |
JP2001312749A (ja) * | 2000-05-01 | 2001-11-09 | Nippon Signal Co Ltd:The | 払戻装置 |
JP4523114B2 (ja) * | 2000-05-01 | 2010-08-11 | 日本信号株式会社 | 払戻装置 |
JP2013109686A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Denso Wave Inc | 決済端末および決済システム |
JP2018124881A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 株式会社寺岡精工 | 精算システム、精算装置及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |