JP2001153886A - プローブカード、及びこれを備えたテスト装置 - Google Patents
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Abstract
もに、溶融付着物の酸化による接触抵抗の増大を回復で
きるプローブカードを提供する。 【解決手段】 プローブカードの1つの電極パッドに接
触させるプローブ針を複数本とし、前記複数本のプロー
ブ針を並列に接続して同電位とし、プローブ針を流れる
電流が半分以下となるように構成し、ジュール熱による
発熱を低減させ、電極パッドの構成材であるアルミニウ
ムの溶融を防止するようにした。
Description
電気的特性確認のテスト(ウエハテスト)、表示デバイ
スの表示テスト、電子回路基板の動作テストなどの半導
体集積回路のテスト、および回路調整を行うためのプロ
ーブカードに関するものである。また前記プローブカー
ドを備えたテスト装置に関するものである。
体ウェハの状態における複数の回路素子の電気的動作テ
ストは、プローブカードと称される測定器具を用いて行
われる。図7は従来のプローブカードを示す平面図であ
る。従来のプローブカードでは、半導体ウェハの単位ブ
ロックである回路素子11(半導体集積回路)の上面の
周辺部には一定間隔に電極パッド12が設けられてお
り、この電極パッド12の各々にプローブカードの複数
の探針(プローブ針)1〜10の各々の先端が接触する
ように配設される。さらに、プローブカードには、例え
ば中心部が開口された回路基板101が備えられてお
り、上記回路素子11の電極パッド12に接触する複数
のプローブ針1〜10の後端が取り付けられた構成にな
っている。このプローブカードにはテスト装置(図示せ
ず)が接続され、テスト結果の記録あるいは表示などが
行えるようになっている。また、予め回路素子11中に
メタル抵抗体を設けておき、プローブカードから電流を
流して前記メタル抵抗体を溶融させて抵抗値を変えた
り、予め回路素子11中にダイオードで冗長回路を設け
ておき、プローブカードから電圧を印加してショートア
ウトさせ、迂回させて半導体集積回路を調整することも
行われている。
プローブ針1〜10を半導体集積回路の電極パッド12
に接触させてテストなどを行うと、電極パッド12とプ
ローブ針1〜10との間に絶縁膜(酸化膜)が介在する
場合があり、これによって接触抵抗が高くなるため、誤
測定をするという問題があった。この問題を解決するた
めに、電極パッドにプローブ針を押し当て、電極パッド
表面の酸化膜を破って新生面に接触をさせて対処されて
いるが、掻き削った酸化膜が堆積して、電極パッド12
とプローブ針1〜10の間に介在し、長期的に使用でき
ない問題があった。
は、例えば特開平11―148947号公報に開示され
た筆者らの発明がある。これはプローブ針を回路素子1
1の電極パッド12に押し当てた時に、電極パッド12
が特定の結晶方位のみでせん断変形することを利用した
もので、せん断変形させることにより常に電極パッドの
新生面をプローブ針先端に接触させ、接触抵抗を上げ
ず、安定して長期的にテストができるようにしたもので
ある。このプローブ針は、プローブ針と電極パッドの接
触角を考慮して、上記せん断変形させるようにし、プロ
ーブ針の先端形状を、従来の平坦から、球状とし、上記
球状曲面の曲率半径rを電極パッド厚さtに対して9t
≦r≦35tとしたものである。
に開示された従来の他のプローブカードの断面図であ
る。このプローブカードでは、回路素子11の上面の電
極パッド12に接触するプローブ針1の後端は回路基板
101に取り付けられており、さらにプローブ針1に
は、超音波振動子21と、コイル22、および超音波発
振器23が設けられ、プローブ針1に振動を加えること
によって酸化膜を破り安定な電気的接触を確保しようと
するものである。
た状態で付着したアルミニウムをスクラブ(半導体集積
回路の電極表面に対して横滑り)させることによって排
斥するメンテナンス処理もなされていた。
来のプローブカードでは、例えば1Aを越えるような大
きな電流を流す場合、プローブ針1と電極パッド12と
の接触面での電気抵抗が大きいため、発熱を伴う問題が
あった。例えば、プローブ針1の先端が酸化し、電極パ
ッドとの接触抵抗が数オーム程度以上となると、ジュー
ル熱によって電極パッド12の構成材であるアルミニウ
ムの融点(約660℃)以上となり、アルミニウムが溶
融して、プローブ針1の先端に付着する。上記溶融によ
って付着したアルミニウムは、超音波振動やスクラブ処
理では排斥できず、一旦アルミニウムの溶融・付着が起
こると、その表面が酸化して接触抵抗が高くなり、1A
以下の電流値でも発熱しやすくなる。このようなテスト
を繰り返すと、プローブ針先端にアルミニウムが堆積し
ていくという悪循環を避けられず、終には導通が取れな
くなる問題があった。
よって、電極パッド12との接触面積を確保し、接触抵
抗を小さくして発熱を抑える試みもなされたが、特にア
ルミニウムの付着によってプローブ針1の先端形状が変
化した場合、上記荷重により、回路素子11にクラック
が発生するという問題も発生した。
して接触面積を増大させると、発熱は軽減できるが、テ
ストを繰り返すうちに接触抵抗が高くなり、加速度的に
発熱量が増大してアルミニウムの溶融・付着が起こると
いう問題があった。
されたもので、プローブ針への溶融物の付着を抑制する
とともに、溶融付着物の酸化による接触抵抗の増大を回
復できるプローブカードと、これを用いたテスト装置を
提供することを目的とするものである。
プローブカードは、電気信号を送受して半導体集積回路
の動作をテストする回路基板と、一端が前記回路基板に
接続され、他端が前記半導体集積回路に接続された電極
に接触される複数のプローブ針とを備え、半導体集積回
路のテスト時に、前記複数のプローブ針の少なくとも2
本を同電位とし、前記同電位のプローブ針を前記半導体
集積回路の同一の電極に配置したものである。
は、前記第1のプローブカードのプローブ針の先端部を
概略球形状にしたものである。
は、電気信号を送受して半導体集積回路の動作をテスト
する回路基板と、一端が前記回路基板に接続され、他端
が前記半導体集積回路に接続された電極に接触されるプ
ローブ針とを備え、前記プローブ針に電圧を印加して、
前記プローブ針の先端の絶縁膜を破壊させる回路を具備
したものである。
記第1ないし3のいずれかのプローブカードを具備した
ものである。
施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実
施の形態1におけるプローブカードの斜視図、図2はプ
ローブ針と半導体集積回路の電極パッドとの接触状態を
示す断面図であり、図において、1〜8、90a、90
b、100a、100bはプローブ針(先端は平坦形
状)、90、100はツインプローブ針、11は回路素
子、12は電極パッド、101は回路基板である。
1〜8は、半導体集積回路の回路素子11に設けられた
電極12に対し、それぞれ1つずつ接触する。一方、9
0、100はそれぞれ、2本のプローブ針90a、90
b、および100a、100bで構成されるツインプロ
ーブ針で、それぞれ1つの電極パッド12に接触し、か
つ回路基板101の回路(図示せず)でそれぞれ並列に
接続され同電位となっている。したがって、ツインプロ
ーブ針90、100を構成するプローブ針90a、90
b、100a、100bを流れる電流は半分となるた
め、ジュール熱による発熱を低減させることができ、電
極パッド12の構成材であるアルミニウムの溶融を防止
することができる。
00の効果を確認するため、次の実験を行った。まず、
タングステンを構成材としたツインプローブ針の1本9
0aのみを電極パッド12に接触させ、約1Aの電流を
100μs程度流した。すると、発熱し電極パッド12
の構成材であるアルミニウムが溶融し、アルミニウムは
タングステン表面と反応した。次にツインプローブ90
を電極パッド12に接触させ、同様に、約1Aの電流を
100μs程度流した。その結果、電極パッドの溶融は
なく、再び接触させてもアルミニウム付着がないので、
接触抵抗が大きくなることもなく、安定したテストを行
うことができた。さらにテストを行うと、ツインプロー
ブ針90の1本90aの接触抵抗がやや高くなったが、
他方90bに電流が流れるため、継続して発熱を抑制で
きることを確認できた。また、ツインプローブ針90の
1本90aには、アルミニウムおよびアルミニウムの酸
化物は付着しているが、溶融による付着ではないため、
その後さらにテストを繰り返すと、電極パッド12との
接触によるスクラブ作用で接触抵抗が回復し、初期に近
い状態となった。
えた本実施の形態のプローブカードと、図7に示した従
来のプローブカード(プローブ針の先端部は平坦形状)
を用いて、大電流を要する半導体集積回路のテストを行
い、接触抵抗およびテスト(コンタクト)回数を比較し
た。従来のプローブカードのプローブ針9、10およ
び、本実施の形態のプローブカードのプローブ針90、
100には、1Aの電流が100μs程度流れるように
回路設計されている(プローブ針1〜8には大電流は流
れない)。従来のプローブカードのプローブ針9、10
ではアルミニウムが溶融するため、いずれも数コンタク
トで数オームの接触抵抗となり、さらに数十コンタクト
追加すると、回路はオープン状態となった。一方、本実
施の形態のプローブカードのツインプローブ針90、1
00では、アルミニウムの溶融が抑制されているので、
いずれも数百コンタクト1オーム以下の接触抵抗を確保
することができた。また、その後数百コンタクトテスト
を続けたが、オープン状態にはならないことを確認し
た。
ブ針を同電位とするツインプローブの例を示したが、プ
ローブ針を3本、あるいはそれ以上にしてもよい。
態2におけるプローブ針と半導体集積回路の電極パッド
との接触状態を示す断面図であり、図において、90は
ツインプローブ針、90a、90bはプローブ針、11
は回路素子、12は電極パッド、13は先端部である。
このプローブカードにおいて、プローブ針90a、90
bは、回路素子11に設けられた電極12に対し、それ
ぞれ1つの電極パッド12に接触し、かつ同電位に設定
されたツインプローブ針90となっており、さらに、先
端部13がを球形となっている。したがって、上記実施
の形態1と同様に、発熱を抑制できるとともに、電極パ
ッド12をせん断変形させ、常に電極パッド12の新生
面をプローブ針に接触させることもできる。さらに、本
実施の形態では、大電流を流したときに電極パッドのア
ルミニウムが温度上昇して塑性変形しやすくなって変形
するが、ツインプローブ針の先端形状を球状にしている
ため、プローブ針の先端部13が電極パッド12に沈み
込むことによって接触面積が広がり、接触抵抗が下が
り、さらに発熱を抑えることができる。
0bの先端部13を、曲率半径が15μm程度の球形状
にして、上記実施の形態1と同様の評価を行った。すな
わち、先端部が球形状のツインプローブ針90を備えた
本実施の形態のプローブカードと、図7に示した従来の
プローブカード(プローブ針の先端部は球形状)を用い
て、大電流を要する半導体集積回路のテストを行い、接
触抵抗およびテスト(コンタクト)回数を比較した。先
端部が球形状のプローブ針9および、本実施の形態のプ
ローブカードのプローブ針90には、1Aの電流が10
0μs流れるように回路設計されている。プローブ針9
では、先端が球形状となっているため、上記実施の形態
1で示した先端が平坦なプローブ針を用いた場合より、
コンタクト回数は向上したが、アルミニウムは溶融し、
いずれも200コンタクト程度で接触抵抗が高くなっ
た。これに比し、本実施の形態のプローブカードのツイ
ンプローブ針90では、先端部が球形状となっているの
でさらに接触抵抗が小さくなり、アルミニウムの溶融が
抑制され、いずれも1000コンタクト程度1オーム以
下の接触抵抗を確保することができた。また、その後5
00コンタクトテストを続けたが、オープン状態にはな
らないことを確認した。したがって、寿命(コンタクト
回数)を上記実施の形態1のツインプローブを有するプ
ローブカードの2倍程度向上できた。
触面積を確保することができるため、1.5A程度に電
流を増大させても、上記と同様に1000コンタクト程
度1オーム以下の接触抵抗を確保することができた。
態3における半導体集積回路のテスト装置の構成図、図
5は本発明の実施の形態3における半導体集積回路のテ
スト方法を示す工程図であり、図において、11は回路
素子、12は電極パッド、14は絶縁破壊回路、15は
半導体集積回路ののテストを行うテスト回路、14a、
15aはスイッチ、90はツインプローブ針、90a、
90bはプローブ針である。
の電極パッド12にツインプローブ針90を接触させ、
絶縁破壊回路14に接続されたスイッチ14aとは接続
させず、スイッチ15a、15bを用いて、テスト回路
15に接続し、回路素子11のテストを行う。このテス
トを継続して行い、コンタクト回数が増えると、やがて
接触抵抗が大きくなる。例えば前記接触抵抗が1オーム
以上になった時に、テストを中断し、スイッチ15a、
15bの接続を断ち、スイッチ14aを用いて、絶縁破
壊回路14と、プローブ針90a、90bを順次接続
し、プローブ針1本ずつ5V程度の電圧を15msec
程度印加する。これによってプローブ針90a、90b
の先端に付着したアルミニウム酸化膜が破壊するので、
再び接触抵抗を小さくすることができる。したがって前
記接触抵抗が回復したツインプローブ針90を、再びテ
スト回路15に接続すると、テストが継続できる。この
テスト装置は、プローブ針90a、90bの先端にアル
ミニウムが付着し酸化アルミニウムとなっても、プロー
ブ針交換、スクラブ処理などのメンテナンスを行わなく
ても、長期間に渡り、半導体集積回路のテストを行うこ
とができる。具体的には、実施の形態1に示したプロー
ブカードに本実施の形態のテスト装置を用いることによ
り、1000コンタクトで接触抵抗が増大した後、さら
に2000コンタクト程度テストが行えることを確認し
た。
態4における半導体集積回路のテスト装置の構成図であ
り、図において、11は予め抵抗体あるいは冗長回路
(図示せず)が設けられた回路素子、12は電極パッ
ド、14は絶縁破壊回路、15は半導体集積回路のテス
トを行うテスト回路、16は半導体集積回路を調整する
回路、14a〜16aはスイッチ、90はツインプロー
ブ針、90a、90bはプローブ針である。
3と同様に、回路素子11上の電極パッド12にツイン
プローブ針90を接触させ、絶縁破壊回路14に接続さ
れたスイッチ14aとは接続させず、スイッチ15a、
16aを用いて、テスト回路15に接続し、回路素子1
1のテストを行う。このテスト中に回路素子11の回路
の調整が必要であると判断された場合は、スイッチ15
aと16aを切り替えて調整回路16に接続し、電気信
号を送って、回路素子11中の抵抗体の抵抗値を変えた
り、冗長回路をオープンにして回路を修正したりして調
整を行う。この回路調整を含むテストを継続して行い、
コンタクト回数が増えると、やがて接触抵抗が大きくな
る。例えば前記接触抵抗が1オーム以上になった時に、
テストを中断し、スイッチ15a、16bの接続を断
ち、スイッチ14aを用いて、絶縁破壊回路14と、プ
ローブ針90a、90bを順次接続し、プローブ針1本
ずつ5V程度の電圧を15msec程度印加する。これ
によってプローブ針90a、90bの先端に付着したア
ルミニウム酸化膜が破壊するので、再び接触抵抗を小さ
くすることができる。
絶縁破壊回路14を用いてツインプローブ針の先端に生
成した酸化膜を破壊させる例を示したが、1つの電極パ
ッド上に設けるプローブ針の本数は特に限定するもので
はなく、3本以上でもよく、従来の構成の1本でもよ
い。
れているので、以下に示すような効果を奏する。プロー
ブカードの1つの電極パッドに接触させるプローブ針を
複数本とし、前記複数本のプローブ針を並列に接続して
同電位とし、プローブ針を流れる電流が半分以下となる
ように構成したので、ジュール熱による発熱を低減させ
ることができ、電極パッドの構成材であるアルミニウム
の溶融を防止でき、長期的に信頼性の高いテストを行う
ことができるという効果がある。
略球形状にすることによって、大電流を流したときに電
極パッドが温度上昇し塑性変形しても、プローブ針の先
端部を電極パッドに沈み込ませ、プローブ針と電極パッ
ドとの接触面積を大きくするようにしたので、接触抵抗
が下がり、発熱を抑えることができる効果がある。
ローブ針の先端の絶縁膜を破壊させる絶縁破壊回路を備
えたので、プローブ針の先端にアルミニウムが付着し酸
化アルミニウムとなっても、プローブ針交換、スクラブ
処理などのメンテナンスなしで、回復できるため、長期
間に渡り、半導体集積回路の調整とテストを行うことが
できる効果がある。
トを行うテスト装置において、1つの電極パッドに複数
本のプローブ針を接触させるようにしたプローブカー
ド、あるいは前記複数本のプローブ針の先端形状を概略
球形にしたプローブカード、あるいは、プローブ針に電
圧を印加しプローブ針の先端の絶縁膜を破壊させる絶縁
破壊回路を備えたプローブカードを備えたので、長期的
に信頼性の高いテストを行うことができるという効果が
ある。
ドの斜視図である。
と半導体集積回路の電極パッドとの接触状態を示す断面
図である。
と半導体集積回路の電極パッドとの接触状態を示す断面
図である。
路のテスト装置の構成図である。
路のテスト方法を示す工程図である。
路のテスト装置の構成図である。
ッド、13 先端部、14 絶縁破壊回路、15 テス
ト回路、16 調整回路、21 超音波振動子、22
コイル、23 超音波発振器、90、100 ツインプ
ローブ針、101 回路基板、
Claims (4)
- 【請求項1】 電気信号を送受して半導体集積回路の動
作をテストする回路基板と、一端が前記回路基板に接続
され、他端が前記半導体集積回路に接続された電極に接
触される複数のプローブ針とを備え、半導体集積回路の
テスト時に、前記複数のプローブ針の少なくとも2本が
同電位であり、前記同電位のプローブ針が前記半導体集
積回路の同一の電極に配置されることを特徴とするプロ
ーブカード。 - 【請求項2】 プローブ針の先端部が概略球形状である
ことを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。 - 【請求項3】 電気信号を送受して半導体集積回路の動
作をテストする回路基板と、一端が前記回路基板に接続
され、他端が前記半導体集積回路に接続された電極に接
触されるプローブ針とを備え、前記プローブ針に電圧を
印加して、前記プローブ針の先端の絶縁膜を破壊させる
回路を具備したことを特徴とするプローブカード。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のプ
ローブカードを備えた半導体集積回路のテスト装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33668299A JP2001153886A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | プローブカード、及びこれを備えたテスト装置 |
US10/080,582 US6667626B2 (en) | 1999-11-26 | 2002-02-25 | Probe card, and testing apparatus having the same |
US10/649,930 US6885204B2 (en) | 1999-11-26 | 2003-08-28 | Probe card, and testing apparatus having the same |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33668299A JP2001153886A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | プローブカード、及びこれを備えたテスト装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001153886A true JP2001153886A (ja) | 2001-06-08 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2001153886A (ja) |
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