JPH08315321A - Mrヘッドのリード線端部の接続子構造 - Google Patents
Mrヘッドのリード線端部の接続子構造Info
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- JPH08315321A JPH08315321A JP14115895A JP14115895A JPH08315321A JP H08315321 A JPH08315321 A JP H08315321A JP 14115895 A JP14115895 A JP 14115895A JP 14115895 A JP14115895 A JP 14115895A JP H08315321 A JPH08315321 A JP H08315321A
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- head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パドルボードの端子間に生じるESD(静電
気放電)により、MR素子が劣化したり、破壊するのを
防止する。 【構成】 MR素子12のリード線22,24はパドル
ボード60の端子44,46に接続されている。パドル
ボード60の先端部には、端子42,44間に銅線等で
導電体によるショートワイヤ(短絡線)62がはんだ付
け64等により接続されて、両端子40,46間を短絡
している。MR素子12の電磁変換特性の測定を行なう
時は、ニッパー等でショートワイヤ62を途中で切断す
る。
気放電)により、MR素子が劣化したり、破壊するのを
防止する。 【構成】 MR素子12のリード線22,24はパドル
ボード60の端子44,46に接続されている。パドル
ボード60の先端部には、端子42,44間に銅線等で
導電体によるショートワイヤ(短絡線)62がはんだ付
け64等により接続されて、両端子40,46間を短絡
している。MR素子12の電磁変換特性の測定を行なう
時は、ニッパー等でショートワイヤ62を途中で切断す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MR(磁気抵抗効
果)ヘッドの製造工程において、MR素子のリード線の
端部に電磁変換特性測定のために接続されるパドルボー
ド等と呼ばれる接続子の構造に関し、ESD(Electro
Static Discharge:静電気放電)等によりMR素子が劣
化したり破壊するのを防止したものである。
果)ヘッドの製造工程において、MR素子のリード線の
端部に電磁変換特性測定のために接続されるパドルボー
ド等と呼ばれる接続子の構造に関し、ESD(Electro
Static Discharge:静電気放電)等によりMR素子が劣
化したり破壊するのを防止したものである。
【0002】
【従来の技術】MRヘッドは、例えば固定ディスク用の
磁気ヘッドとして用いられるもので、一般に読出し用の
MR素子と、書込み用のインダクティブ素子を併せ持つ
複合型磁気ヘッドとして構成される。MRヘッドから
は、MR素子およびインダクティブ素子からリード線が
それぞれ引き出されている。リード線の端部には、製造
工程において各素子の電磁変換特性を測定するために、
パドルボード等と呼ばれる接続子で構成される測定用の
端子が接続される。ハドルボードは測定終了後に切り離
される。
磁気ヘッドとして用いられるもので、一般に読出し用の
MR素子と、書込み用のインダクティブ素子を併せ持つ
複合型磁気ヘッドとして構成される。MRヘッドから
は、MR素子およびインダクティブ素子からリード線が
それぞれ引き出されている。リード線の端部には、製造
工程において各素子の電磁変換特性を測定するために、
パドルボード等と呼ばれる接続子で構成される測定用の
端子が接続される。ハドルボードは測定終了後に切り離
される。
【0003】従来のMRヘッドのパドルボードの構造を
図2(a)に示す。MRヘッド10のスライダ16の所
定位置には、読出し用のMR素子12と書込み用のイン
ダクティブ素子14がいずれも薄膜成形技術を用いて形
成されている。MR素子12の端子18,20にはリー
ド線22,24の一端部が接続され、インダクティブ素
子14の端子26,28にはリード線30,32の一端
部が接続されている。リード線22,24,30,32
はウレタン等で被覆された銅線等で構成されている。
図2(a)に示す。MRヘッド10のスライダ16の所
定位置には、読出し用のMR素子12と書込み用のイン
ダクティブ素子14がいずれも薄膜成形技術を用いて形
成されている。MR素子12の端子18,20にはリー
ド線22,24の一端部が接続され、インダクティブ素
子14の端子26,28にはリード線30,32の一端
部が接続されている。リード線22,24,30,32
はウレタン等で被覆された銅線等で構成されている。
【0004】パドルボード34は、細長形状の薄板で構
成され、図2(b)に断面図を示すように、ガラエポ等
の基板36の上に、ハンダメッキ等で導電膜38を成膜
して端子40,42,44,46を構成している。端子
40,42,44,46は、基板36上に区画された複
数の領域に相互に空隙48をあけて絶縁状態で配置され
ている。MR素子12のリード線22,24の端部5
0,52は、パドルボード34の端子40,46の一端
部に熱圧着等で接合されている。インダクティブ素子1
4のリード線30,32の端部54,56は、パドルボ
ード34の端子42,44の一端部に熱圧着等で接合さ
れている。
成され、図2(b)に断面図を示すように、ガラエポ等
の基板36の上に、ハンダメッキ等で導電膜38を成膜
して端子40,42,44,46を構成している。端子
40,42,44,46は、基板36上に区画された複
数の領域に相互に空隙48をあけて絶縁状態で配置され
ている。MR素子12のリード線22,24の端部5
0,52は、パドルボード34の端子40,46の一端
部に熱圧着等で接合されている。インダクティブ素子1
4のリード線30,32の端部54,56は、パドルボ
ード34の端子42,44の一端部に熱圧着等で接合さ
れている。
【0005】各素子12,14の電磁変換特性の測定を
行なうときは、パドルボード34を測定器に差し込む。
このとき測定器内の端子がパドルボード34の各端子4
0,42,44,46に接続されて測定が行なわれる。
測定が終了したら適当な時点でリード線22,24,3
0,32をMRヘッド10側に所定の長さ残して、パド
ルボード34寄りの位置で切断して完成する。
行なうときは、パドルボード34を測定器に差し込む。
このとき測定器内の端子がパドルボード34の各端子4
0,42,44,46に接続されて測定が行なわれる。
測定が終了したら適当な時点でリード線22,24,3
0,32をMRヘッド10側に所定の長さ残して、パド
ルボード34寄りの位置で切断して完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図2の従来のパド
ルボード34によれば、MR素子用の端子40,46間
にESDなどで電位差が発生した時に、過大な電圧、電
流がMR素子12にかかり、MR素子12が劣化または
破壊するおそれがある。
ルボード34によれば、MR素子用の端子40,46間
にESDなどで電位差が発生した時に、過大な電圧、電
流がMR素子12にかかり、MR素子12が劣化または
破壊するおそれがある。
【0007】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、ESD等によりMR素子が劣化または破
壊するのを防止したMRヘッドのリード線端部の接続子
構造を提供しようとするものである。
点を解決して、ESD等によりMR素子が劣化または破
壊するのを防止したMRヘッドのリード線端部の接続子
構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
MRヘッドのMR素子に接続された複数本のリード線の
各端部が接続される接続子であって、基板と、この基板
上に区画された複数の領域に導電膜を相互に絶縁状態で
成膜して構成され、これら各領域に前記リード線の各端
部がそれぞれ接続される複数の端子と、これら複数の端
子間をその一部分で相互に電気的に連結する連結手段と
を具備してなるものである。
MRヘッドのMR素子に接続された複数本のリード線の
各端部が接続される接続子であって、基板と、この基板
上に区画された複数の領域に導電膜を相互に絶縁状態で
成膜して構成され、これら各領域に前記リード線の各端
部がそれぞれ接続される複数の端子と、これら複数の端
子間をその一部分で相互に電気的に連結する連結手段と
を具備してなるものである。
【0009】請求項2記載の発明は、前記連結手段が切
断可能に構成されてなるものである。
断可能に構成されてなるものである。
【0010】請求項3記載の発明は、前記連結手段が、
前記MR素子に比べて十分大きな抵抗値を有する抵抗素
子を前記複数の端子間に跨がるように前記基板上に固定
して構成されてなるものである。
前記MR素子に比べて十分大きな抵抗値を有する抵抗素
子を前記複数の端子間に跨がるように前記基板上に固定
して構成されてなるものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、パドルボード上
のMR素子用の端子間を連結手段で電気的に連結したの
で、閉回路が形成され、両端子間にESDなどで電位差
が生じてMR素子に印加されるのが防止され、これによ
りMR素子の劣化や破壊を防止することができる。
のMR素子用の端子間を連結手段で電気的に連結したの
で、閉回路が形成され、両端子間にESDなどで電位差
が生じてMR素子に印加されるのが防止され、これによ
りMR素子の劣化や破壊を防止することができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、連結手段を
切断可能に構成したので、電磁変換特性の測定を行なう
時に連結手段を切断することにより、端子間が絶縁状態
となり、測定を行なうことができる。
切断可能に構成したので、電磁変換特性の測定を行なう
時に連結手段を切断することにより、端子間が絶縁状態
となり、測定を行なうことができる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、連結手段を
MR素子に比べて充分大きな抵抗値を有する抵抗素子で
構成し、この抵抗素子を複数の端子間に跨がるように基
板上に固定したので、抵抗素子を付けたままで電磁変換
特性を測定することができ、切断したり、取り外す必要
がないので、製造工程が簡略化される。
MR素子に比べて充分大きな抵抗値を有する抵抗素子で
構成し、この抵抗素子を複数の端子間に跨がるように基
板上に固定したので、抵抗素子を付けたままで電磁変換
特性を測定することができ、切断したり、取り外す必要
がないので、製造工程が簡略化される。
【0014】
(実施例1)この発明の第1実施例を図1に示す。MR
ヘッド10のスライダ16の所定位置には、読出し用の
MR素子12と書込み用のインダクティブ素子14がい
ずれも薄膜成形技術を用いて形成されている。MR素子
12の端子18,20にはリード線22,24の一端部
が接続され、インダクティブ素子14の端子26,28
にはリード線30,32の一端部が接続されている。リ
ード線22,24,30,32はウレタン等で被覆され
た銅線等で構成されている。
ヘッド10のスライダ16の所定位置には、読出し用の
MR素子12と書込み用のインダクティブ素子14がい
ずれも薄膜成形技術を用いて形成されている。MR素子
12の端子18,20にはリード線22,24の一端部
が接続され、インダクティブ素子14の端子26,28
にはリード線30,32の一端部が接続されている。リ
ード線22,24,30,32はウレタン等で被覆され
た銅線等で構成されている。
【0015】パドルボード60は、細長形状の薄板で構
成され、図1(c)に断面図を示すように、ガラエポ等
の基板36の上に、ハンダメッキ等で導電膜38を成膜
して端子40,42,44,46を構成している。端子
40,42,44,46は、基板36上に区画された複
数の領域に相互に空隙48をあけて絶縁状態で配置され
ている。MR素子12のリード線22,24の端部5
0,52は、パドルボード34の端子40,46の一端
部に熱圧着等で接合されている。インダクティブ素子1
4のリード線30,32の端部54,56は、パドルボ
ード34の端子42,44の一端部に熱圧着等で接合さ
れている。パドルボード60の先端部には、端子42,
44間に銅線等の導電体によるショートワイヤ(短絡
線)62がはんだ付け64等により接続されて、両端子
40,46間を短絡している。
成され、図1(c)に断面図を示すように、ガラエポ等
の基板36の上に、ハンダメッキ等で導電膜38を成膜
して端子40,42,44,46を構成している。端子
40,42,44,46は、基板36上に区画された複
数の領域に相互に空隙48をあけて絶縁状態で配置され
ている。MR素子12のリード線22,24の端部5
0,52は、パドルボード34の端子40,46の一端
部に熱圧着等で接合されている。インダクティブ素子1
4のリード線30,32の端部54,56は、パドルボ
ード34の端子42,44の一端部に熱圧着等で接合さ
れている。パドルボード60の先端部には、端子42,
44間に銅線等の導電体によるショートワイヤ(短絡
線)62がはんだ付け64等により接続されて、両端子
40,46間を短絡している。
【0016】以上の構成によれば、パドルボード60上
のMR素子用の端子40,46間をショートワイヤ62
で電気的に連結したので、MR素子12を通る閉回路が
構成され、製造工程中に端子40,46間に生じるES
DなどでMR素子12に過大な電圧や電流がかかるのが
防止され、MR素子12の劣化や破壊を防止することが
できる。各素子12,14の電磁変換特性の測定を行な
う時は、ニッパー等でショートワイヤ62を途中で切断
する。この状態でパドルボード60を測定器に差し込む
と、測定器内の端子がパドルボード60の各端子40,
42,44,46に接続されて、測定が行なわれる。測
定が終了したら、ショートワイヤ62を捩るなどして再
び短絡しておく(この場合、ショートワイヤ62は裸線
とする。)こともできる。その後適当な時点(リード線
22,24,30,32を固定ディスク装置の回路基板
に接続する時等)で、リード線22,24,30,32
をMRヘッド10側に所定の長さを残して、パドルボー
ド60寄りの位置で切断して完成する。
のMR素子用の端子40,46間をショートワイヤ62
で電気的に連結したので、MR素子12を通る閉回路が
構成され、製造工程中に端子40,46間に生じるES
DなどでMR素子12に過大な電圧や電流がかかるのが
防止され、MR素子12の劣化や破壊を防止することが
できる。各素子12,14の電磁変換特性の測定を行な
う時は、ニッパー等でショートワイヤ62を途中で切断
する。この状態でパドルボード60を測定器に差し込む
と、測定器内の端子がパドルボード60の各端子40,
42,44,46に接続されて、測定が行なわれる。測
定が終了したら、ショートワイヤ62を捩るなどして再
び短絡しておく(この場合、ショートワイヤ62は裸線
とする。)こともできる。その後適当な時点(リード線
22,24,30,32を固定ディスク装置の回路基板
に接続する時等)で、リード線22,24,30,32
をMRヘッド10側に所定の長さを残して、パドルボー
ド60寄りの位置で切断して完成する。
【0017】(実施例2)この発明の第2実施例を図3
に示す。このパドルボード66は先端部付近に、くびれ
68を形成して、ショートタブ(短絡片)70を形成
し、ショートタブ70内でMR素子用端子40,46を
短絡したものである。電磁変換特性の測定時は、ニッパ
ー等でくびれ68を切断し、ショートワイヤタブ70を
取り除いて端子42,44間を開放する。
に示す。このパドルボード66は先端部付近に、くびれ
68を形成して、ショートタブ(短絡片)70を形成
し、ショートタブ70内でMR素子用端子40,46を
短絡したものである。電磁変換特性の測定時は、ニッパ
ー等でくびれ68を切断し、ショートワイヤタブ70を
取り除いて端子42,44間を開放する。
【0018】(実施例3)この発明の第3実施例を図4
に示す。パドルボード71は、その先端部において、端
子40,46間に跨がるように固定抵抗として印刷抵抗
72を形成したものである。印刷抵抗72の抵抗値(端
子40,46間の抵抗値)をMR素子の直流抵抗(通常
30〜50オーム)に対し充分大きな値(例えば5キロ
オーム以上)に設定することにより、電磁変換特性を測
定する際に測定値に与える影響を無視できるほど小さく
できる。これによれば、測定時も印刷抵抗72を切り離
す必要がないので作業性がよく、製造工程が簡略化され
る。
に示す。パドルボード71は、その先端部において、端
子40,46間に跨がるように固定抵抗として印刷抵抗
72を形成したものである。印刷抵抗72の抵抗値(端
子40,46間の抵抗値)をMR素子の直流抵抗(通常
30〜50オーム)に対し充分大きな値(例えば5キロ
オーム以上)に設定することにより、電磁変換特性を測
定する際に測定値に与える影響を無視できるほど小さく
できる。これによれば、測定時も印刷抵抗72を切り離
す必要がないので作業性がよく、製造工程が簡略化され
る。
【0019】(実施例4)この発明の第4実施例を図5
に示す。パドルボード74は、その先端部において、端
子40,46間に跨がるように固定抵抗としてチップ抵
抗76を形成したものである。チップ抵抗76の抵抗値
(端子40,46間の抵抗値)をMR素子の直流抵抗
(通常30〜50オーム)に対し充分大きな値(例えば
5キロオーム以上)に設定することにより、電磁変換特
性を測定する際に測定値に与える影響を無視できるほど
小さくできる。これによれば、測定時もチップ抵抗76
を切り離す必要がないので作業性がよく、製造工程が簡
略化される。
に示す。パドルボード74は、その先端部において、端
子40,46間に跨がるように固定抵抗としてチップ抵
抗76を形成したものである。チップ抵抗76の抵抗値
(端子40,46間の抵抗値)をMR素子の直流抵抗
(通常30〜50オーム)に対し充分大きな値(例えば
5キロオーム以上)に設定することにより、電磁変換特
性を測定する際に測定値に与える影響を無視できるほど
小さくできる。これによれば、測定時もチップ抵抗76
を切り離す必要がないので作業性がよく、製造工程が簡
略化される。
【0020】(実施例5)この発明の第5実施例を図6
に示す。このパドルボード78は、導電性リング80を
パドルボード本体82に着脱自在にはめ込んで端子4
0,46間を短絡したものである。電磁変換特性の測定
時に導電性リング80を外して測定を行なう。測定が終
了したら導電性リング80を再びパドルボード本体82
にはめ込んで端子40,46間を短絡することができ
る。
に示す。このパドルボード78は、導電性リング80を
パドルボード本体82に着脱自在にはめ込んで端子4
0,46間を短絡したものである。電磁変換特性の測定
時に導電性リング80を外して測定を行なう。測定が終
了したら導電性リング80を再びパドルボード本体82
にはめ込んで端子40,46間を短絡することができ
る。
【0021】なお、上記各実施例ではMR素子用の端子
40,46間を連結手段で連結する場合について説明し
たが、必要に応じてインダクティブ素子用の端子42,
44間についても連結手段で連結することができる。
40,46間を連結手段で連結する場合について説明し
たが、必要に応じてインダクティブ素子用の端子42,
44間についても連結手段で連結することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、パドルボード上のMR素子用の端子間を連
結手段で電気的に連結したので、閉回路が形成され、両
端子間にESDなどで電位差が生じてMR素子に印加さ
れるのが防止され、これによりMR素子の劣化や破壊を
防止することができる。
明によれば、パドルボード上のMR素子用の端子間を連
結手段で電気的に連結したので、閉回路が形成され、両
端子間にESDなどで電位差が生じてMR素子に印加さ
れるのが防止され、これによりMR素子の劣化や破壊を
防止することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、連結手段を
切断可能に構成したので、電磁変換特性の測定を行なう
時に連結手段を切断することにより、端子間が絶縁状態
となり、測定を行なうことができる。
切断可能に構成したので、電磁変換特性の測定を行なう
時に連結手段を切断することにより、端子間が絶縁状態
となり、測定を行なうことができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、連結手段を
MR素子に比べて充分大きな抵抗値を有する抵抗素子で
構成し、この抵抗素子を複数の端子間に跨がるように基
板上に固定したので、抵抗素子を付けたままで電磁変換
特性を測定することができ、切断したり、取り外す必要
がないので、製造工程が簡略化される。
MR素子に比べて充分大きな抵抗値を有する抵抗素子で
構成し、この抵抗素子を複数の端子間に跨がるように基
板上に固定したので、抵抗素子を付けたままで電磁変換
特性を測定することができ、切断したり、取り外す必要
がないので、製造工程が簡略化される。
【図1】 この発明の第1実施例を示す図である。
【図2】 従来のパドルボードを示す図である。
【図3】 この発明の第2実施例を示す平面図である。
【図4】 この発明の第3実施例を示す平面図である。
【図5】 この発明の第4実施例を示す平面図である。
【図6】 この発明の第5実施例を示す平面図である。
【符号の説明】 10 MRヘッド 12 MR素子 22,24 リード線 36 基板 38 導電膜 40,46 端子 50,52 リード線の端部 60,66,71,74,78 パドルボード(接続
子) 62 ショートワイヤ(連結手段) 70 ショートタブ(連結手段) 72 印刷抵抗(連結手段、抵抗素子) 76 チップ抵抗(連結手段、抵抗素子) 80 導電性リング(連結手段)
子) 62 ショートワイヤ(連結手段) 70 ショートタブ(連結手段) 72 印刷抵抗(連結手段、抵抗素子) 76 チップ抵抗(連結手段、抵抗素子) 80 導電性リング(連結手段)
Claims (3)
- 【請求項1】MRヘッドのMR素子に接続された複数本
のリード線の各端部が接続される接続子であって、 基板と、 この基板上に区画された複数の領域に導電膜を相互に絶
縁状態で成膜して構成され、これら各領域に前記リード
線の各端部がそれぞれ接続される複数の端子と、 これら複数の端子間をその一部分で相互に電気的に連結
する連結手段とを具備してなるMRヘッドのリード線端
部の接続子構造。 - 【請求項2】前記連結手段が切断可能に構成されてなる
請求項1記載のMRヘッドのリード線端部の接続子構
造。 - 【請求項3】前記連結手段が、前記MR素子に比べて十
分大きな抵抗値を有する抵抗素子を前記複数の端子間に
跨がるように前記基板上に固定して構成されてなる請求
項1記載のMRヘッドのリード線端部の接続子構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14115895A JPH08315321A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | Mrヘッドのリード線端部の接続子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14115895A JPH08315321A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | Mrヘッドのリード線端部の接続子構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315321A true JPH08315321A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15285487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14115895A Pending JPH08315321A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | Mrヘッドのリード線端部の接続子構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08315321A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5991121A (en) * | 1997-02-24 | 1999-11-23 | Fujitsu Limited | Head assembly having short circuit pattern short-circuiting a pair of lead lines |
US6163443A (en) * | 1998-02-19 | 2000-12-19 | Fujitsu Limited | Actuator having MR element protecting means |
WO2000079522A1 (fr) * | 1999-06-22 | 2000-12-28 | Fujitsu Limited | Element coulissant de tete magnetique et ensemble tete magnetique |
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