JP5034614B2 - プロービング方法、プローブ装置及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、プローブ針を被検査体の電極パッドに電気的に接触させて当該被検査体の電気的特性を測定する技術に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、ICチップの完成後、種々の電気的特性の検査によって、ウェハの状態で個々のICチップの良否が判定される。この検査を行うプローブ装置は、ウエハを載置台に載置し、プローブカードのプローブ針とウエハとの位置合わせを行った後、載置台を上昇させてウエハ上のICチップの電極パッドとプローブ針とを順次接触させるように構成されている。プローブ針としては、従前はいわゆる横針が主流であったが、ICチップの高集積化、微細化に伴い、プローブ針の配列密度を高くできる垂直針が多用化されている。
ところで、プローブ針を電極パッドに接触させるコンタクト動作においては、プローブ針が電極パッドの表面の自然酸化膜を突き破って確実な電気的接触を確保することが必要である。また、コンタクト動作の終了後に、電極パッド上の針跡をカメラで撮像して正しくコンタクトが行われたか否かを確認する作業が行われるが、確認を容易にするために、ある程度の大きさの針跡を残すことも要求される。図7(a)は、プローブカード102から斜め下方に延びるプローブ針(横針)101を示しており、図7(b)はこのプローブ針101を用いたときのコンタクトの様子を示している。この場合、載置台を上昇させて、プローブ針101をウエハ上の電極パッド103に接触させた後、更に載置台を僅かに上昇させていわゆるオーバドライブをかけると、プローブ針101が撓んでその針先が横にすべりながら電極パッド103の表面の自然酸化膜105を削り取る。従って、プローブ針101と電極パッド103とが確実に接触し、また針跡の確認作業も行いやすい。
一方、図8(a)に示すように、プローブカード102から垂直にプローブ針104が延びている垂直針においては、オーバードライブ時のウェハの上昇速度が速すぎると、プローブ針104の針先が電極パッド103を突き破り、ICチップを破壊してしまうおそれがあり、更にプローブ針104と電極パッド103とが接触した時の衝撃により、プローブ針104が破損するおそれがある。そのため、オーバードライブ時にはウェハを緩やかに上昇させる必要があるが、プローブ針104が垂直であることと、全てのプローブ針104の針先の高さが完全に揃っている訳ではないことと、から、プローブ針104が自然酸化膜105を突き破れず、導通不良となるし、また電極パッド103とプローブ針104とに対して垂直方向に大きな力が加わり、プローブ針104やICチップを損傷させるおそれもある。更にまた電極パッド103上の針跡が点であることから画像認識が容易に行えないという問題もある。
一方、特許文献1には、垂直針であるプローブ針104により、オーバードライブをかけた後、ウェハを水平方向に移動させる技術が記載されている。しかし、図8(b)に示すように、オーバードライブ時には、プローブ針104が電極パッド103に食い込んでいるので、電極パッド103が水平方向に移動しても、プローブ針104が撓むだけで、自然酸化膜105が削り取られず、更にプローブ針104が破損するおそれもある。
特開平6−124985((0011))
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、被検査体上の電極パッドに対して、垂直針であるプローブ針により良好な導通を確保することができ、また適切な大きさの針跡を残すことができる技術を提供することにある。
本発明のプロービング方法は、
被検査体に対向し、かつ垂直となるように形成されたプローブ針を前記被検査体の電極パッドに電気的に接触させて、当該被検査体の電気的特性を測定するプローピング方法において、
前記被検査体を載置台に載置する工程(a)と、
次いで前記被検査体と前記プローブ針との位置合わせを行う工程(b)と、
その後、前記載置台を上昇させて、前記電極パッドと前記プローブ針とを接触させる工程(c)と、
続いて前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませるために、前記載置台を鉛直方向に上昇させながら水平方向に移動させて、前記電極パッドの表面に前記プローブ針の針跡を形成することにより当該表面の酸化膜を削り取り、前記電極パッドと前記プローブ針とを導通させる工程(d)と、を含み、
前記針跡は、前記電極パッドを上面から見た時における当該針跡の幅寸法が一方側から他方側に向かって広がると共に、この針跡の深さ寸法が前記一方側から前記他方側に向かって深くなるように形成されることを特徴とする。
前記接触させる工程(c)は、前記電極パッド内において、前記プローブ針が前記電極パッドの中心位置からずれた偏移位置に接触するように、前記載置台を上昇させる工程であり、
前記導通させる工程(d)は、前記プローブ針の針先が前記偏移位置から前記電極パッドの中心位置に向かうように、前記載置台を前記偏移位置と前記中心位置との間の距離の倍の距離を直線状に水平方向に移動させる工程であることが好ましい。
前記接触させる工程(c)における前記載置台の上昇速度は、前記導通させる工程(d)における前記載置台の上昇速度よりも速いことが好ましい。
本発明のプローブ装置は、
載置台に載置された被検査体に対向し、かつ垂直となるように設けられたプローブ針を、前記被検査体と当該プローブ針との位置合わせを行った後、前記被検査体の電極パッドに電気的に接触させて、当該被検査体の電気的特性を測定するプローブ装置において、
前記載置台を水平方向及び鉛直方向に移動させるための駆動機構と、
前記載置台を上昇させて、前記プローブ針と前記載置台上の被検査体の電極パッドとを接触させ、続いて前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませるために、前記載置台を鉛直方向に上昇させながら水平方向に移動させて、前記電極パッドに前記プローブ針の針跡を形成することにより当該表面の表面の酸化膜を削り取り、前記電極パッドと前記プローブ針とを導通させるように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする。
前記制御部は、前記プローブ針と前記電極パッドとを接触させる時、前記電極パッド内において、前記プローブ針が前記電極パッドの中心位置からずれた偏移位置に接触するように、前記載置台を上昇させ、
前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませる時に、前記プローブ針の針先が前記偏移位置から前記電極パッドの中心位置に向かうように、前記載置台を前記偏移位置と前記中心位置との間の距離の倍の距離を直線状に水平方向に移動させるように制御信号を出力することが好ましい。
前記制御部は、前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませる時の前記載置台の上昇速度を、前記プローブ針と前記電極パッドとを接触させる時までの前記載置台の上昇速度よりも遅くなるように制御信号を出力することが好ましい。
本発明の記憶媒体は、
プローブ針を被検査体の電極パッドに電気的に接触させて、当該被検査体の電気的特性を測定するプロービング方法を実施するための制御部に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
前記コンピュータプログラムは、上記プロービング方法を前記制御部が実施するようにステップが組まれていることを特徴とする。

本発明は、被検査体に対して垂直となるように形成されたプローブ針を用いてプロービングを行うにあたり、被検査体を上昇させてプローブ針と電極パッドとを接触させた後、被検査体を鉛直方向に上昇させながら水平方向に移動させるようにしているので、プローブ針の針先が電極パッド内に食い込みながらその表面部を横に削っていくこととなる。従って、電極パッドの表面の酸化膜をスムーズに掻き取ることができるため、電極パッドとプローブ針との導通を確実に得ることができ、またプローブ針と被検査体とに対して垂直方向に大きな力が加わることが抑制され、更にプローブ針により電極パッド上に大きな針跡を残すことができる。
本発明のプロービング方法を実施するための装置について、図1及び図2を参照して説明する。このプローブ装置20は、装置の外装部をなす筐体21を備えており、この筐体21内の底面には、駆動機構であるXYZステージ30が設けられている。このXYZステージ30は、ボールネジ、ガイド機構及びパルスモータを含むX方向移動部31、Y方向移動部32及びZ方向移動部33により構成され、Z方向移動部33の上部には被検査体であるウェハWを載置するための載置台3が設けられている。
筐体21の上面部には、プローブ針2が装着された装着部材であるプローブカード23が水平に取り付けられている。このプローブカード23は、電極25が配列されたプリント基板26と、このプリント基板26の下方側に設けられたブロック体27と、を備えており、電極25は、複数の垂直型のプローブ針2に各々電気的に接続されている。ブロック体27の下方側には、プローブ針2を案内するための案内板28が上下に重なるように複数枚例えば2枚設けられている。プローブ針2は、ブロック体27内の上方側において、樹脂材29によって固定されており、各々のプローブ針2の針先を含む面は、載置台3の載置面(ウェハWの表面)と平行になるように設定されている。
このプローブ装置20には、例えばコンピュータからなる制御部5が設けられており、この制御部5は、プログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えている。このプログラムには、制御部5からプローブ装置20の各部に制御信号を送り、ウェハWの電気的特性の測定やウェハWの搬送を行うように命令が組み込まれている。また、例えばメモリには、XYZステージ30の移動速度、移動量あるいは電極25からプローブ針2に流す電流値などの検査信号等の処理パラメータの値が書き込まれる領域を備えており、CPUがプログラムの各命令を実行する際、これらの処理パラメータが読み出され、そのパラメータ値に応じた制御信号がこのプローブ装置20の各部位に送られることになる。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)、ハードディスクなどの記憶部6に格納されて制御部5にインストールされる。
ここで、このプロービング方法により電気的特性が検査される被検査体であるウェハWについて、図3を参照して説明する。このウェハWの表面に形成されたICチップには、金属例えばアルミニウムなどからなる角型の電極パッド40が形成されており、この電極パッド40の表面には、極めて薄い厚さの酸化膜41が形成されている。この酸化膜41は、ICチップが完成した後、ウェハWを大気中に曝すことで、大気中の酸素などに触れて生成した自然酸化膜である。
次に、本発明のプロービング方法について説明する。先ず、ウェハWの位置のアライメントを行う。即ち図示しない搬送手段により、ウェハWを載置台3に載置し、図示しない撮像手段例えばCCDカメラなどにより、ウェハW上に形成された図示しないアライメントマークとプローブ針2の位置とを検出して、プローブ針2とウェハWとの水平方向(X、Y方向及び鉛直方向軸回りの回転方向)の位置を合わせると共に、プローブ針2の針先に対して所定の距離だけ低い位置となるように、XYZステージ30によって載置台3の初期位置を設定する。尚、このアライメント動作は、XYZステージ30の歪み等も考慮して、予め取得された情報に基づいて、極めて正確に行われる。
次いで、プローブ針2と電極パッド40とが接触するように、XYZステージ30により載置台3を移動させる。具体的には、プローブ針2の針先が電極パッド40の中心位置から所定の距離偏移した位置にて接触するように、載置台3を移動させる。図4はこの様子を示す図であり、ウェハWの表面(酸化膜41も含めた電極パッド40の表面)が高さレベルL1からL2まで上昇し、プローブ針2の針先が電極パッド40の表面(酸化膜41の表面)に接触する。この接触位置は、例えば電極パッド40に形成する針跡42の長さをaとすると、電極パッド40の中心からその長さaの半分の距離(a/2)だけ変位させた位置であり、このような接触が行われるようにXYZステージ30がコントロールされる。この時、載置台3は、プローブ針2と電極パッド40(酸化膜41)とが接触するまでは、例えば従来知られているように高速で移動するように調整され、プローブ針2と電極パッド40(酸化膜41)とを接触させた後、オーバードライブ工程として、以下のように移動する。即ち、載置台3を上昇させながら、既述の接触位置から、電極パッド40の中心位置に向かってプローブ針2の針跡42が形成されるように、載置台3を距離aだけ直線状に水平方向に移動させる。ここで既述のアライメント動作によってICチップの電極パッド40の縦の一辺と横の一辺とは、各々XYZステージ30の移動方向であるX方向及びY方向に沿うようにウェハWの向きが調整されているため、ここで言う水平方向とは、例えばX方向あるいはY方向である。このオーバードライブ工程により、図4に示すように、電極パッド40が高さレベルL3の導通位置に移動して、プローブ針2の針先が電極パッド40に対して相対的に斜め下方にスムーズに移動するので、プローブ針2が電極パッド40の表面の酸化膜41を削り取りながら電極パッド40内に食い込んでプローブ針2と電極パッド40との間の導通(電気的接触)が得られる。
図4は、上述したように、載置台3により電極パッド40(ウェハW)を移動させた時のある1個の電極パッド40の位置の推移を示したものであるが、図5に、例えば電極パッド40の位置を固定したと仮定して同図を描画し直した模式図を示す。この図4及び図5から、電極パッド40に対して、プローブ針2が電極パッド40に食い込みながら水平方向に移動して行くことが分かる。図6はオーバードライブ工程後の電極パッド40を上面(プローブ針2側)から観察した様子を示しており、このオーバードライブ工程によって、プローブ針2の径に合わせて徐々に幅が広くなる長さaの針跡42が電極パッド40の表面(電極パッド40及び酸化膜41)に形成される。
この時の載置台3の移動速度は、プローブ針2と電極パッド40とが接触するまでの速度よりも十分遅い低速に設定される。
その後、電極25から所定の検査信号がプローブ針2を介して電極パッド40に流されて、電気的特性の検査が行われる。また、所定の枚数のウェハWの処理毎に、図示しない画像処理装置により、電極パッド40に形成された針跡42が撮像されて、プローブ針2と電極パッド40とが接触したか否かの画像検査が行われる。
上述の実施の形態によれば、垂直に伸びるプローブ針2によってプロービングを行うにあたり、ウェハWを上昇させてプローブ針2と電極パッド40とを接触させた後、オーバードライブ工程として、ウェハWを鉛直方向に上昇させながら、ウェハWを水平方向に移動させるようにしているので、プローブ針2の針先が電極パッド40の表面の酸化膜41を横から引っ掻く動きになるため、酸化膜41が剥がれやすくなり、電極パッド40とプローブ針2との導通を確実に得ることができ、ウェハWに形成されたICチップの電気的特性の評価を良好に行うことができる。
また、本発明では、載置台3の移動速度を遅くして、電極パッド40内にプローブ針2の針先を少しずつ食い込ませながら水平方向に電極パッド40を移動させており、既述の図8(b)のように、深くプローブ針2を食い込ませてから移動させていないので、プローブ針2と電極パッド40とに加わる衝撃が縦と横に分散され、垂直方向に過大な力が加わらず、プローブ針2が折れ曲がったり、プローブ針2やICチップが破損したりすることを抑えて、プローブ針2の針先を確実に電極パッド40内に収めることができる。
このように電極パッド40に対して垂直に形成されたプローブ針2であっても、図5及び図7に示すように、横針である既述のプローブ針101と同じような軌跡を描き、針跡42を大きく形成できるので、その後の画像検査を行う場合にも、精度高くプローブ針2と電極パッド40との接触(針跡42)の有無を判別できる。
尚、上述の例では、初期位置から接触位置までの載置台3の水平方向の移動距離と、オーバードライブ工程における載置台3の水平方向の移動距離と、を同じ長さ(a/2)としたが、プローブ針2の針先が電極パッド40からはみ出さないように移動させるのであれば、それぞれ別の長さとしても構わない。また、初期位置においてプローブ針2と電極パッド40の中心位置とを合致させて、その後偏移位置において接触するように、載置台3を上昇させたが、例えば初期位置において予め偏移した位置に載置台3を移動させておき、その後鉛直方向に垂直に載置台3を上昇させるようにしても良い。更に、針跡42を長く形成するために、偏移位置においてプローブ針2と電極パッド40とを接触させるようにしたが、例えば上記の画像検査を行わない場合等には、初期位置から垂直に載置台3を上昇させて、プローブ針2を電極パッド40に接触させ、その後オーバードライブ工程を行うようにしても良い。
また、上記のように、プローブ針2と電極パッド40とが接触するまでは載置台3を速く移動させるようにしたが、接触後も同じ速度で移動させるようにしても良い。
本発明のプロービング方法を実施するためのプローブ装置の一例を示す斜視図である。 上記のプローブ装置の縦断面図である。 上記のプロービング方法に適用される基板の一例を示す縦断面図である。 上記のプロービング方法において、電極パッドの移動軌跡を示す模式ずである。 上記の電極パッドを固定したと仮定した時のプローブ針の移動軌跡を示す模式図である。 上記のプロービング方法におけるオーバードライブ工程後の電極パッドを上面から観察した水平上面図である。 従来の電極パッドに対して斜めに形成されたプローブ針についての説明図である。 従来の電極パッドに対して垂直に形成されたプローブ針についての説明図である。
符号の説明
2 プローブ針
3 載置台
20 プローブ装置
23 プローブカード
25 電極
40 電極パッド
41 酸化膜
42 針跡

Claims (7)

  1. 被検査体に対向し、かつ垂直となるように形成されたプローブ針を前記被検査体の電極パッドに電気的に接触させて、当該被検査体の電気的特性を測定するプローピング方法において、
    前記被検査体を載置台に載置する工程(a)と、
    次いで前記被検査体と前記プローブ針との位置合わせを行う工程(b)と、
    その後、前記載置台を上昇させて、前記電極パッドと前記プローブ針とを接触させる工程(c)と、
    続いて前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませるために、前記載置台を鉛直方向に上昇させながら水平方向に移動させて、前記電極パッドの表面に前記プローブ針の針跡を形成することにより当該表面の酸化膜を削り取り、前記電極パッドと前記プローブ針とを導通させる工程(d)と、を含み、
    前記針跡は、前記電極パッドを上面から見た時における当該針跡の幅寸法が一方側から他方側に向かって広がると共に、この針跡の深さ寸法が前記一方側から前記他方側に向かって深くなるように形成されることを特徴とするプロービング方法。
  2. 前記接触させる工程(c)は、前記電極パッド内において、前記プローブ針が前記電極パッドの中心位置からずれた偏移位置に接触するように、前記載置台を上昇させる工程であり、
    前記導通させる工程(d)は、前記プローブ針の針先が前記偏移位置から前記電極パッドの中心位置に向かうように、前記載置台を前記偏移位置と前記中心位置との間の距離の倍の距離を直線状に水平方向に移動させる工程であることを特徴とする請求項1に記載のプロービング方法。
  3. 前記接触させる工程(c)における前記載置台の上昇速度は、前記導通させる工程(d)における前記載置台の上昇速度よりも速いことを特徴とする請求項1または2に記載のプロービング方法。
  4. 載置台に載置された被検査体に対向し、かつ垂直となるように設けられたプローブ針を、前記被検査体と当該プローブ針との位置合わせを行った後、前記被検査体の電極パッドに電気的に接触させて、当該被検査体の電気的特性を測定するプローブ装置において、
    前記載置台を水平方向及び鉛直方向に移動させるための駆動機構と、
    前記載置台を上昇させて、前記プローブ針と前記載置台上の被検査体の電極パッドとを接触させ、続いて前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませるために、前記載置台を鉛直方向に上昇させながら水平方向に移動させて、前記電極パッドの表面に前記プローブ針の針跡を形成することにより当該表面の酸化膜を削り取り、前記電極パッドと前記プローブ針とを導通させるように制御信号を出力する制御部と、を備え
    前記針跡は、前記電極パッドを上面から見た時における当該針跡の幅寸法が一方側から他方側に向かって広がると共に、この針跡の深さ寸法が前記一方側から前記他方側に向かって深くなるように形成されることを特徴とするプローブ装置。
  5. 前記制御部は、前記プローブ針と前記電極パッドとを接触させる時、前記電極パッド内において、前記プローブ針が前記電極パッドの中心位置からずれた偏移位置に接触するように、前記載置台を上昇させ、
    前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませる時に、前記プローブ針の針先が前記偏移位置から前記電極パッドの中心位置に向かうように、前記載置台を前記偏移位置と前記中心位置との間の距離の倍の距離を直線状に水平方向に移動させるように制御信号を出力することを特徴とする請求項4に記載のプローブ装置。
  6. 前記制御部は、前記プローブ針の針先を前記電極パッド内に食い込ませる時の前記載置台の上昇速度を、前記プローブ針と前記電極パッドとを接触させる時までの前記載置台の上昇速度よりも遅くなるように制御信号を出力することを特徴とする請求項4または5に記載のプローブ装置。
  7. プローブ針を被検査体の電極パッドに電気的に接触させて、当該被検査体の電気的特性を測定するプロービング方法を実施するための制御部に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし3のいずれか一つに記載のプロービング方法を前記制御部が実施するようにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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