JP2013250235A - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、絶縁基板の膨張や反りを容易に抑制することができる検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る検査装置は、絶縁基板10に固定された本体部16と、該本体部16の一端に接続され該絶縁基板10の裏面側に配置された先端部20と、該本体部16の他端に接続され該絶縁基板10の表面側に配置された接続部22と、を有するプローブピン14と、該接続部22と接触する放熱端子24とを備える。そして、該放熱端子24及び該プローブピン14を介して被測定物へ電流を流し、該放熱端子24は該プローブピン14からの熱を放熱する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定物の電気特性の検査に用いられる検査装置及び検査方法に関する。
加熱された被測定物にプローブピンを接触させて被測定物の電気特性を検査することがある。一般にプローブピンは絶縁基板に固定される。特許文献1には、被測定物の温度変化にプローブ基板(絶縁基板)の温度変化を追従させる技術が開示されている。この技術は絶縁基板を直接加熱して所望の温度にするものである。特許文献2には、検査装置内に温度調整されたガス流を供給し絶縁基板を所望温度とする技術が開示されている。
特開2012−47503号公報 特表2012−503304号公報
特許文献1に開示された技術では、絶縁基板を加熱するため絶縁基板が膨張したり反ったりすることがある。絶縁基板の膨張や反りにより絶縁基板に固定されたプローブピンの位置が変化するため、プローブピンを被測定物の所望位置に所望圧力で接触させることができなくなる問題があった。また、加熱された被測定物からプローブピンを介して絶縁基板に熱が伝わり、絶縁基板が膨張したり反ったりする問題があった。
特許文献2に開示された技術によれば、絶縁基板の温度を例えば室温程度に保ち得る。しかしながら、温度調整されたガス流を供給するためには、複雑な装置や大きな電力消費が必要となる問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、絶縁基板の膨張や反りを容易に抑制することができる検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
本発明に係る検査装置は、絶縁基板と、該絶縁基板に固定された本体部と、該本体部の一端に接続され該絶縁基板の裏面側に配置された先端部と、該本体部の他端に接続され該絶縁基板の表面側に配置された接続部と、を有するプローブピンと、該接続部と接触する放熱端子と、を備え、該放熱端子及び該プローブピンを介して被測定物へ電流を流し、該放熱端子は、該プローブピンからの熱を放熱することを特徴とする。
本発明に係る検査方法は、絶縁基板に固定された本体部と、該本体部の一端に接続され該絶縁基板の裏面側に配置された先端部と、該本体部の他端に接続され該絶縁基板の表面側に配置された接続部と、を有するプローブピンの該先端部を第1被測定物に接触させ、該接続部に放熱端子を接触させる第1準備工程と、該第1準備工程の後に、該第1被測定物を加熱しつつ、該プローブピン及び該放熱端子を介して該第1被測定物に電流を流して該第1被測定物の電気特性を検査する第1検査工程と、該検査工程の後に、該先端部を該第1被測定物から離すとともに、該放熱端子を該接続部から離して該放熱端子を冷却する離間工程と、該離間工程の後に、該先端部を該第1被測定物又は第2被測定物に接触させて、該接続部に該放熱端子を接触させる第2準備工程と、該第2準備工程の後に、該第1被測定物又は該第2被測定物を加熱しつつ、該プローブピン及び該放熱端子を介して該第1被測定物又は該第2被測定物に電流を流して該第1被測定物又は該第2被測定物の電気特性を検査する第2検査工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、検査のための電流経路上にプローブピンと接触する放熱端子を設けたので、絶縁基板の膨張や反りを容易に抑制できる。
本発明の実施の形態1に係る検査装置を示す正面図である。 放熱端子と電流伝送部を示す斜視図である。 第1アームの斜視図である。 第1準備工程における第1アームと第2アームの動きを示す正面図である。 離間工程における第1アームと第2アームの動きを示す正面図である。 本発明の実施の形態1の放熱端子の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の放熱端子の他の変形例を示す断面図である。 実施の形態2に係る検査方法において、放熱端子を交換することを示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る検査装置の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る絶縁基板とプローブピンの底面図である。 本発明の実施の形態3に係る放熱端子及び絶縁基板等の平面図である。 本発明の実施の形態3に係る放熱端子の斜視図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る検査装置を示す正面図である。検査装置は例えばセラミックやガラスエポキシで形成された絶縁基板10を備えている。絶縁基板10には例えばかしめなどの手段でソケット12が固定されている。ソケット12には絶縁基板10を貫通するようにプローブピン14が嵌合している。
プローブピン14について説明する。プローブピン14は、本体部16を有している。本体部16はソケット12に嵌合して絶縁基板10に固定されている。本体部16の一端には、伸縮部18を介して先端部20が接続されている。伸縮部18は内部にスプリング等のばね部材を有しプローブピン14の押圧方向に伸縮可能となっている。先端部20は、絶縁基板10の裏面側に配置されている。先端部20は丸みを帯びている。本体部16の他端には接続部22が接続されている。接続部22は、絶縁基板10の表面側に配置されている。
プローブピン14は、例えば銅、タングステン、又はレニウムタングステンなどの金属材料で形成されている。さらに、導電性能向上や耐久性向上のために例えば金、パラジウム、タンタル、又はプラチナ等を被覆することが好ましい。
プローブピン14には放熱端子24が接触している。放熱端子24は、例えばアルミニウムや銅などの耐熱性、熱伝導性、及び電気伝導性を有する金属材料で形成されている。放熱端子24の体積はプローブピン14の体積より大きくなっている。放熱端子24は放熱フィン24aを備えている。放熱端子24は上面24bと下面24cを備えている。上面24bの中央には電流伝送部26が固定されている。電流伝送部26は棒状の金属で形成されている。下面24cの中央には接続部22が面接触している。
図2は、放熱端子と電流伝送部を示す斜視図である。図2には電流伝送部26が放熱端子24の上面24bの中央に固定されたことが示されている。図1の説明に戻る。本発明の実施の形態1に係る検査装置は、第1アーム30を備えている。第1アーム30は電流伝送部26を移動可能に保持するものである。
図3は、第1アームの斜視図である。第1アーム30は複数の関節30aを有し任意方向への移動が可能となっている。また、第1アーム30の先端には電気伝導部30bが形成されている。電気伝導部30bは、第1アーム30が電流伝送部26を保持したときに電流伝送部26と接触する位置に形成されている。
図1の説明に戻る。本発明の実施の形態1に係る検査装置は、第2アーム32を備えている。第2アーム32は、絶縁基板10を移動可能に保持するものである。第1アーム30と第2アーム32は制御部40で制御される。制御部40は、第1アーム30と第2アーム32を制御し、かつ第1アーム30に電流を流すものである。制御部40は少なくとも放熱端子24と接続部22を接触又は離間させるように第1アーム30と第2アーム32を制御する機能を有している。
本発明の検査装置を用いた検査方法について説明する。図4は、第1準備工程における第1アームと第2アームの動きを示す正面図である。まず、制御部40が第1アーム30と第2アーム32を制御して、プローブピン14の先端部20を被測定物に接触させて、放熱端子24の下面24cを接続部22に接触させる。この工程を第1準備工程と称する。ステージ50の上には被測定物52がのせられている。ステージ50の内部には被測定物52を加熱するためのヒータが埋め込まれている。被測定物52は例えば複数のIGBTが形成されたウエハである。被測定物52は例えば真空吸着や静電吸着でステージ50に保持されている。
次いで、ステージ50のヒータで被測定物52を加熱しつつ、プローブピン14及び放熱端子24を介して被測定物52に電流を流して被測定物52の電気特性を検査する。この工程を第1検査工程と称する。被測定物52に流す電流は、制御部40から第1アーム30(電気伝導部30b)、電流伝送部26、放熱端子24、及びプローブピン14を経由して供給する。また、制御部40による電流制御の下、適宜その他の検査が行われる。
図5は、離間工程における第1アームと第2アームの動きを示す正面図である。第1検査工程の後に、先端部20を被測定物52から離すとともに、放熱端子24を接続部22から離してプローブピン14と放熱端子24を冷却する。この工程を離間工程と称する。第1アーム30により放熱端子24を上方に移動させて放熱端子24を接続部22から離す。第2アーム32により絶縁基板10を上方に移動させて先端部20を被測定物52から離す。その後一定時間待機する。こうして、被測定物52からプローブピン14へ熱伝導することを回避しつつ、プローブピン14と放熱端子24を別々に冷却する。
次いで、第1準備工程と同様に、先端部20を被測定物52に接触させるとともに、放熱端子24を接続部22に接触させる。この工程を第2準備工程と称する。次いで、被測定物52を加熱しつつ、被測定物52に電流を流して被測定物52の電気特性を検査する。この工程を第2検査工程と称する。離間工程中も被測定部52の加熱状態を維持することで第2検査工程に要する時間を短縮できる。なお、離間工程中に被測定物を交換してもよい。すなわち、第1準備工程及び第1検査工程はステージ上に第1被測定物がある状態で実施し、第2準備工程及び第2検査工程はステージ上に第2被測定物がある状態で実施してもよい。
本発明の実施の形態1に係る検査装置によれば、被測定物52からプローブピン14へ伝導する熱を放熱端子24で吸収することができる。よって、プローブピン14が過熱されることはないので、プローブピン14の熱による絶縁基板10の膨張や反りを容易に抑制できる。そして、放熱端子24は金属材料で形成され、しかも放熱フィン24aを有するので放熱端子24に吸収された熱を外部へ放出することができる。
ところで、プローブピン14の過熱を抑制するためには放熱端子24を大きくすることが好ましい。本発明の実施の形態1に係る検査装置によれば、放熱端子24の体積をプローブピン14の体積より大きくしたのでプローブピン14の過熱を抑制できる。特に、放熱端子24を流れる電流が大きい場合や被測定物52の温度が高い場合にはプローブピン14が過熱されやすいので放熱端子24をできるだけ大きくすることが好ましい。図1に示すように絶縁基板10の上方に放熱端子24を配置することで、プローブピン14によりスペースを制限されることなく大型の放熱端子を用いることができる。また、プローブピンと絶縁基板は汎用品を用いることも可能である。
検査のための電流が流れる経路において電流密度が高くなったり、電流密度が不均一となったりすると、その部分から発熱するおそれがある。そこで、本発明の実施の形態1に係る検査装置では放熱端子24の下面24cと接続部22が面接触することでこの接触部における電流密度を抑制している。また、接続部22は放熱端子24の下面24cの中央に面接触し、電流伝送部26は放熱端子24の上面24bの中央に固定されている。これにより、上面24bの中央から下面24cの中央へ電流を流し、放熱端子24内部における電流密度の不均一を抑制することができる。
さらに、先端部20の被測定物52と接触する部分は丸みを帯びているので、先端部20が針で形成された場合と比較して先端部20の電流密度を抑制できる。よって電流経路における発熱を抑制できる。なお、プローブピン14の先端部20における発熱抑制により被測定物52の過熱を防止できるので、被測定物52の歩留まりを高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る検査方法によれば、第1測定工程終了後に分離工程でプローブピン14と放熱端子24を別々に冷却するので、迅速に放熱端子24を冷却し後続の検査を実施できる。なお、電流伝送部26は、第1アーム30で放熱端子24を移動可能に保持することを容易ならしめるために形成されている。よって、第1アーム30で放熱端子24を移動可能に保持できる限りにおいて電流伝送部26は必須ではない。
ところで、放熱端子24の放熱機能だけでプローブピン14の過熱を抑制できる場合は、分離工程を省略してもよい。その場合、放熱端子24を接続部22から離す必要がないので第1アーム30と電流伝送部26を省略してもよい。第1アーム30と電流伝送部26を省略した場合は、放熱端子24に電流供給するために放熱端子24の上面24bにワイヤを接続する。
放熱端子24の形状は図2の形状に限定されず、例えば立方体や円柱としてもよい。図6は、本発明の実施の形態1の放熱端子の変形例を示す斜視図である。放熱端子60は凹部60aを有している。凹部60aは前述の放熱フィン24aと同様に放熱端子の表面積を拡大し放熱端子の放熱機能を高めるものである。凹部60aは放熱フィン24aよりも省スペース化に好適である。しかも、放熱端子60は、丸棒を加工することで容易に製造できる。なお、凹部60aに代えて放熱端子にローレット加工を施してもよい。
図7は、本発明の実施の形態1の放熱端子の他の変形例を示す断面図である。放熱端子24には凹部24dが形成されている。そして、接続部22は凹部24dに差し込み可能な形状で形成されている。これにより、放熱端子24と接続部22の接触面積を増加させて、電流密度が高くなることを防止できる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る検査装置及び検査方法は、実施の形態1に係る検査装置及び検査方法と共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態2に係る検査装置及び検査方法は、放熱端子を交換することを特徴とする。
図8は、実施の形態2に係る検査方法において、放熱端子を交換することを示す正面図である。第1アーム30の移動範囲内に保管庫70が用意されている。保管庫70には予備放熱端子72、74が保管されている。予備放熱端子72、74は、実施の形態1で説明した放熱端子24と同じ材料及び形状で形成されていることが好ましいが、特にこれに限定されない。
本発明の実施の形態2に係る検査方法について説明する。第1検査工程の後に、制御部40は、第1アーム30を制御して放熱端子24を予備放熱端子72と交換する。この工程を交換工程と称する。交換工程では、先端部20と被測定物52を接触させ続けてもよいし、これらを離間させてもよい。
次いで、被測定物を加熱しつつ、制御部40から被測定物52に電流を流して被測定物52の電気特性を検査する。この工程は第2検査工程である。交換工程において先端部20を被測定物52から離間させた場合は、第2検査工程の前に先端部20を被測定物52に接触させる必要がある。
検査が連続するなどの理由で放熱端子24が高温となることがある。しかし、本発明の実施の形態2に係る検査装置及び検査方法によれば、高熱となった放熱端子24を予備放熱端子72と交換するので、交換後即座に検査を再開できる。従って、放熱端子を冷却する時間が不要となるので迅速に検査を実施できる。
本発明の実施の形態2に係る検査装置及び検査方法は様々な変形が可能である。図9は、本発明の実施の形態2に係る検査装置の変形例を示す斜視図である。放熱端子24に温度センサ76が取り付けられている。温度センサ76の信号は例えば電波信号を介して制御部40へ送られ、制御部40が放熱端子24の温度を監視する。そして、放熱端子24の温度が所定温度に到達したときに制御部40が第1アーム30を制御して放熱端子24を交換する。これにより、常に所定温度以下の放熱端子を用いることができる。
本発明の実施の形態2に係る検査装置及び検査方法は、上記の変形以外にも少なくとも実施の形態1と同程度の変形が可能である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る検査装置及び検査方法は、実施の形態1に係る検査装置及び検査方法と共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本発明の実施の形態3に係る検査装置は、プローブピンを複数有し、プローブピン毎に放熱端子を備えたことを特徴とする。
図10は、本発明の実施の形態3に係る絶縁基板とプローブピンの底面図である。1枚の絶縁基板10にプローブピンが8つ形成されている。図11は、本発明の実施の形態3に係る放熱端子及び絶縁基板等の平面図である。破線で示す接続部22には、接続部22毎に放熱端子80が接触している。複数の放熱端子80に空気を送ることが可能な位置に、送風ファン82が設けられている。図12は、本発明の実施の形態3に係る放熱端子の斜視図である。放熱端子80の下面には、接続部22を挿入するための凹部80aが形成されている。放熱端子80の上面には電流伝送部84が固定されている。
本発明の実施の形態3に係る検査装置によれば、複数の放熱端子80を送風ファン82により冷却できる。特に、放熱端子80が密集する場合は放熱端子間の気温が高まり放熱端子80の放熱機能が損なわれることがある。その場合、放熱端子間に送風できる位置に送風ファン82を設けるとよい。
被測定物がIGBTなどのパワー半導体素子である場合、数百アンペアの電流を流すことがある。この場合、被測定物の表面パッドに対して複数のプローブピンを接触させるので、プローブピンを密集させる必要がある。このような状況下で放熱端子を利用しようとする場合は放熱端子間の接触に注意しなければならない。本発明の実施の形態3に係る検査装置では、実施の形態1と異なり、放熱端子80の下面の「隅」で放熱端子80と接続部22が接触する。また、放熱端子80はブロックで形成されている。よって、放熱端子間に一定の間隔を設けることができるので放熱端子間の接触を防止することができる。
なお、本発明の実施の形態3に係る検査装置及び検査方法は少なくとも実施の形態1と同程度の変形が可能である。
10 絶縁基板、 12 ソケット、 14 プローブピン、 16 本体部、 18 伸縮部、 20 先端部、 22 接続部、 24 放熱端子、 24a 放熱フィン、 24b 上面、 24c 下面、 26 電流伝送部、 30 第1アーム、 32 第2アーム、 40 制御部、 50 ステージ、 52 被測定物、 70 保管庫、 72 予備放熱端子、 82 送風ファン

Claims (12)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板に固定された本体部と、前記本体部の一端に接続され前記絶縁基板の裏面側に配置された先端部と、前記本体部の他端に接続され前記絶縁基板の表面側に配置された接続部と、を有するプローブピンと、
    前記接続部と接触する放熱端子と、を備え、
    前記放熱端子及び前記プローブピンを介して被測定物へ電流を流し、
    前記放熱端子は、前記プローブピンからの熱を放熱することを特徴とする検査装置。
  2. 前記放熱端子の体積は前記プローブピンの体積より大きいことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記放熱端子は金属材料で形成され、凹部又は放熱フィンを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記先端部の前記被測定物と接触する部分は、丸みを帯びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検査装置。
  5. 前記放熱端子は上面と下面を有し、
    前記上面の中央から前記下面の中央へ電流が流れることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検査装置。
  6. 前記放熱端子には凹部が形成され、
    前記接続部は前記凹部に差し込み可能な形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検査装置。
  7. 前記放熱端子を移動可能に保持するアームと、
    前記アームを介して前記放熱端子に電流を流し、前記アームを制御して前記放熱端子と前記接続部を接触又は離間させる制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の検査装置。
  8. 前記制御部は、前記アームを制御して前記放熱端子を予備放熱端子に交換することを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  9. 前記プローブピンと前記放熱端子をそれぞれ複数有し、
    複数の前記放熱端子を冷却する送風ファンを備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の検査装置。
  10. 絶縁基板に固定された本体部と、前記本体部の一端に接続され前記絶縁基板の裏面側に配置された先端部と、前記本体部の他端に接続され前記絶縁基板の表面側に配置された接続部と、を有するプローブピンの前記先端部を第1被測定物に接触させ、放熱端子を前記接続部に接触させる第1準備工程と、
    前記第1準備工程の後に、前記第1被測定物を加熱しつつ、前記プローブピン及び前記放熱端子を介して前記第1被測定物に電流を流して前記第1被測定物の電気特性を検査する第1検査工程と、
    前記検査工程の後に、前記先端部を前記第1被測定物から離すとともに、前記放熱端子を前記接続部から離して前記放熱端子を冷却する離間工程と、
    前記離間工程の後に、前記先端部を前記第1被測定物又は第2被測定物に接触させて、前記接続部に前記放熱端子を接触させる第2準備工程と、
    前記第2準備工程の後に、前記第1被測定物又は前記第2被測定物を加熱しつつ、前記プローブピン及び前記放熱端子を介して前記第1被測定物又は前記第2被測定物に電流を流して前記第1被測定物又は前記第2被測定物の電気特性を検査する第2検査工程と、を備えたことを特徴とする検査方法。
  11. 絶縁基板に固定された本体部と、前記本体部の一端に接続され前記絶縁基板の裏面側に配置された先端部と、前記本体部の他端に接続され前記絶縁基板の表面側に配置された接続部と、を有するプローブピンの前記先端部を第1被測定物に接触させ、放熱端子を前記接続部に接触させる準備工程と、
    前記準備工程の後に、前記第1被測定物を加熱しつつ、前記プローブピン及び前記放熱端子を介して前記第1被測定物に電流を流して前記第1被測定物の電気特性を検査する第1検査工程と、
    前記第1検査工程の後に、前記放熱端子を予備放熱端子に交換する交換工程と、
    前記交換工程の後に、前記第1被測定物又は第2被測定物を加熱しつつ、前記プローブピン及び前記予備放熱端子を介して前記第1被測定物又は前記第2被測定物に電流を流し前記第1被測定物又は前記第2被測定物の電気特性を検査する第2検査工程と、を備えたことを特徴とする検査方法。
  12. 前記放熱端子に取り付けられた温度センサの温度が所定温度に達したときに、前記第1検査工程から前記交換工程へ進むことを特徴とする請求項11に記載の検査方法。
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