JP2007012475A - ソケット及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ICパッケージ等の電子デバイスに接続されるプローブを備えたソケットに関し、発熱を抑制し、電圧損失を低減させる。
【解決手段】 プローブ32、34、36に隣接して放熱部材(放熱用プレート74、76、201〜202)を備え、該放熱部材によりプローブの熱を放熱場所84に移動させる。プローブの少なくとも発熱部104、106を包囲する空気層ALを備えている。放熱部材は、ソケット6の側面部に引き出され、その端部で放熱フィン(放熱用スリッド86)を構成させている。電子デバイス(ICパッケージ4)の信号系統の電極(電極パッド26)と、信号系統に対応する信号引出し基板38の電極(電極パッド44)との間に圧接させる第1のプローブ32と、電子デバイスの電源系統の電極(電極パッド28、30)と、電源系統に対応する導電体(導電プレート40、42)との間に圧接させる第2のプローブ34、36とを含む構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多ピンIC(IC:Integrated Circuit)パッケージ等の電子デバイスの接続構造に関し、特に、電子デバイスの信号引出しや電源供給等のため、電子デバイスの周辺機器や外部回路との接続に用いるソケット及び電子機器に関する。
従来、電子デバイスとして例えば、ICパッケージは、消費電力が最大50〔W〕程度であり、このようなICパッケージと外部回路との接続には耐熱性樹脂にスプリングプローブを設置した構造のICソケットが用いられてきた。しかし、ICパッケージのリーク電流の増加や、テスト周波数の高速化に伴い、動作時の電流量が増加し、100〔W〕を超える等の高発熱化が進むと、プローブでの発熱が問題となる。また、データバス幅の拡大等により、信号ピンは増加傾向、電源ピン(V/G)の割合は減少傾向にあり、大電流に対応するICソケットが要請される。
ところで、ICソケットに設置されるスプリングプローブは例えば、電極パッドに接触させる一対のプランジャが備えられ、各プランジャ間にはスプリング等を配することにより、プランジャを電極パッドに圧接して電気的接続を取るチューブ構造体が用いられている。このような構造を持つICソケットではその構造上、接触抵抗が存在し、その接触抵抗により発熱を生じる。
このようなICソケット等に生じる発熱に関し、ICソケットに冷却ファンを埋設したヒートシンク(特許文献1)や、プローブの熱遮蔽や冷却構造(特許文献2)等が知られている。
特開平10−294582号公報(段落番号0023、図1等) 特開2000−241454号公報(段落番号0030、図1等)
ところで、電極パッド間に存在するプローブが電流経路を構成するから、プローブにおけるプランジャとそれを支えるチューブとの接触部(オーム接触)がその電流経路に含まれ、接触部が持つ抵抗成分が発熱の原因になる。プランジャとスプリングとの間にボールを備える構造においては、そのボールとプランジャの接触部、ボールとチューブとの接触部が電流経路の一部を構成するから、これらの接触部が持つ抵抗成分も発熱の原因になる。プランジャやチューブ等の部品が良導体で構成されても、接触部に存在する接触抵抗rに電流iが流れると、i2 rの発熱を生じる。この発熱のため、許容電流が制限されることになる。
また、ICパッケージとスプリングプローブとの距離と内部抵抗の関係について、ICパッケージの外周部では、スプリングプローブとの距離が短いので、抵抗が小さいが、ICパッケージの中央部側では、スプリングプローブとの間の距離が長くなるので、抵抗が大きくなる。このため、ICパッケージの電源供給において、大電流を流す場合には、パッケージの中央部と、パッケージの外周部とに接触するスプリングプローブ間に電位差が生じ、これが電圧損失の原因となる。
そこで、ソケットについて、大電流化を図るには、許容電流を確保することが必要であるとともに、電流経路における電圧損失を低減することが必要であり、また、許容電流を確保するには、プローブの放熱性を高め、高温化の抑制が必要である。
斯かる課題について、特許文献1、2には全くその開示や示唆はなく、その解決手段についてもその記載や示唆はない。
そこで、本発明の第1の目的は、ICパッケージ等の電子デバイスに接続されるプローブを備えたソケットに関し、発熱を抑制することにある。
この第1の目的に関し、具体的には、放熱性を向上させ、許容電流を最大限に確保することにある。
また、本発明の第2の目的は、ICパッケージ等の電子デバイスに接続されるプローブを備えたソケットに関し、電圧損失を低減させることにある。
また、本発明の第3の目的は、既述のソケットを用いた電子機器を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の構成は、次の通りである。
上記第1の目的を達成するため、本発明の第1の側面は、電子デバイスに接続されるプローブを備えるソケットであって、前記プローブに隣接して放熱部材を備え、該放熱部材により前記プローブの熱を放熱場所に移動させる構成である。
斯かる構成とすれば、プローブの熱を放熱部材を通して放熱場所に移動させることができ、この熱移動により、プローブが放熱されて冷却され、プローブ抵抗の低減により、発熱の抑制とともに、許容電流の電流容量を最大限に確保することができる。
上記第1の目的を達成するためには、既述のソケットにおいて、前記プローブの少なくとも発熱部を包囲する空気層を備えた構成としてもよい。斯かる構成とすれば、プローブの熱が空気層内の空気に分散され、プローブの局所的な過熱が防止される。即ち、熱密度が低下する。従って、これによっても、許容電流の電流容量が高められる。
上記第1の目的を達成するためには、既述のソケットにおいて、前記放熱部材は、前記ソケットの側面部に引き出され、その端部で放熱フィンを構成させてもよい。斯かる構成によれば、放熱フィンの放熱で熱移動が高められ、プローブの冷却が図られるので、プローブ抵抗が低減され、発熱が抑制される。従って、これによっても、許容電流の電流容量が高められる。
上記第2の目的を達成するためには、本発明の第2の側面は、既述のソケットにおいて、前記電子デバイスの信号系統の電極と、前記信号系統に対応する信号引出し基板の電極との間に圧接させる第1のプローブと、前記電子デバイスの電源系統の電極と、前記電源系統に対応する導電体との間に圧接させる第2のプローブとを含む構成としてもよい。
斯かる構成によれば、信号系統と電源系統とが独立したプローブで構成されることになり、電源系統の接続距離が短縮化され、電流経路の直流抵抗が低減され、そのため、電位差が小さくなり、電圧損失も低減される。従って、これによっても、許容電流の電流容量が高められる。
上記第3の目的を達成するため、本発明の第3の側面は、電子デバイスに接続されるソケットを備える電子機器であって、前記電子デバイスの信号系統に対応する信号引出し基板と、前記ソケットに設置されて前記電子デバイスの信号系統の電極と、前記信号引出し基板の電極との間に圧接させる第1のプローブと、前記ソケットに設置されて前記電子デバイスの電源系統の電極と、前記電源系統に対応する導電体との間に圧接させる第2のプローブとを備える構成である。
斯かる構成によれば、電子デバイスに対し、信号系統と電源系統とが独立したプローブで構成されることとなるので、とりわけ電源系統の接続距離が短縮化され、電流経路の直流抵抗が減少し、そのため、電位差や電圧損失が低減される。従って、許容電流が高められ、大電流を用いる試験や電子機器に適する。
本発明のソケットによれば、次の効果が得られる。
(1) プローブの放熱性が高められるとともに、プローブ発熱が抑制され、許容電流の電流容量が高められる。
(2) 空気層の設置により、プローブの熱密度が低下するので、プローブ発熱が抑制され、許容電流の電流容量が高められる。
(3) 電子デバイスの信号系統に対応する信号引出し基板に第1のプローブ、電源系統に対応する導電体に第2のプローブを対応させれば、各系統毎の接続距離の短縮化が進み、電位差の低減により、電圧損失が低くなり、許容電流の電流容量が高められる。
本発明の電子機器によれば、許容電流が高められ、大電流を用いる試験や電子機器に対応することができる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、第1の実施に係るソケット及び電子機器を示す図、図2は、ソケット及びICパッケージの接続構造を示す図である。図1及び図2において、同一部分には同一符号を付してある。
この電子機器2は、多ピン構造を備えたIC(集積回路)、ICパッケージ等の電子デバイスと周辺機器や外部回路と接続される。この実施の形態では、接続対象である電子デバイスの一例として、ICパッケージ4が用いられている。そこで、この電子機器2は、ICパッケージ4、ソケット6及びソケットボード8を備えるとともに、ICパッケージ4やソケット6に冷却用空気Wを供給する複数の送風ファン91、92、93、94、95、96を備えている。ICパッケージ4として、LGA(land grid array )を例示しているが、この電子機器2に係る接続構造はBGA(ball grid array )にも対応する。また、冷却のための送風ファン91、92、93、94、95、96は一例であって、これらに限定されるものではなく、水冷等の他の冷却機器を用いてもよい。
ICパッケージ4には、多層配線回路基板(サブストレート)10に半導体素子等を含むICチップ12が搭載されるとともに、金属材料からなる被覆ボード14がICチップ12を包囲するように設置されている。被覆ボード14の上面には、放熱部材としてヒートシンク16が設置されており、このヒートシンク16には熱チャージプレート18が用いられ、この熱チャージプレート18には冷却用空気Wとの接触面積を拡大して冷却効果を向上させるため、複数のフィン20が形成されている。この実施の形態では、二列を成すフィン20の間に溝22が形成され、この溝22に形成された開口部24からICチップ12を露出させてある。そして、基板10の背面には、図2に示すように、ICチップ12の信号ピンに接続された複数の電極パッド26、ICチップ12の電源ピンに接続された電極パッド28、30設置されている。この場合、電源ピンには、電圧(V)側と接地(GND)側の双方が含まれるので、電極パッド28は接地(GND)側であり、電極パッド30は電圧(V)側である。
ソケット6には、複数のプローブとして信号系統に対応する第1のプローブ32とともに、電源系統に対応する第2のプローブ34、36が備えられている。ここで、信号系統は電源系統回路と分離する意味で使用しており、電源系統には電源からの給電回路の他、接地回路が含まれる。そこで、プローブ32は信号系の電極パッド26、プローブ34は電源系統の電極パッド28、プローブ36は電源系統の電極パッド30に対応している。
斯かるソケット6を挟んで、ICパッケージ4に対向するソケットボード8は、信号系の導電体として信号引出し基板38と、信号系以外の電源系の導電体として導電プレート40、42とを備えている。これら信号引出し基板38及び導電プレート40、42は積層されて多層構造を成している。信号引出し基板38は電源系統を除く信号系統に対応し、信号系回路を構成する回路基板である。各導電プレート40、42は導電性の良い銅板等の導電材料で形成され、接地回路を含む電源系回路を構成する。
信号引出し基板38は基板10の各電極パッド26に対応し、この信号引出し基板38の各電極パッド26と対向する位置に電極パッド44が設置されているとともに、電源系の電極パッド28、30に対向する位置にスルーホール46、48が形成されている。即ち、基板10の信号系の電極パッド26と信号引出し基板38の電極パッド44はソケット6を挟んで同位置に設定され、電源系の電極パッド28、30と信号引出し基板38のスルーホール46、48は同位置に設定されている。
導電プレート40は基板10の各電極パッド28に対応し、この電極パッド28と対向する位置にあるスルーホール46から導電プレート40を露出させる。また、この導電プレート40には、電極パッド30と同位置にスルーホール48が形成されている。導電プレート42は基板10の各電極パッド30に対応し、この電極パッド30と対向する位置にあるスルーホール48から導電プレート42を露出させる。
斯かる電子機器2によれば、ICパッケージ4及びソケット6が、図2の矢印Fで示すように、ソケットボード8に圧接されて保持されるので、プローブ32は、基板10の電極パッド26と信号引出し基板38の電極パッド44との間に圧接されて信号経路を構成し、プローブ34は、基板10の電極パッド28と導電プレート40との間に圧接されて電源系回路(接地経路)を構成し、また、プローブ36は基板10の電極パッド30と導電プレート42との間に圧接されて電源系経路を構成する。
この場合、プローブ34は、プローブ32より長く設定されているので、信号引出し基板38のスルーホール46を貫通させて導電プレート40に圧接され、プローブ36はプローブ34より長く設定されているので、信号引出し基板38のスルーホール48、導電プレート40のスルーホール48を貫通して導電プレート42に圧接されている。従って、ICパッケージ4を搭載した基板10はソケット6を介してソケットボード8に接続され、このソケットボード8を介して周辺機器や外部回路との接続が図られる。
次に、ソケット6の構造について、図3を参照して説明する。図3は、図1のソケット6を抜き出して示した図である。図3において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
このソケット6には、複数のプローブ32、34、36を保持するプローブホルダとして額縁状のソケット筐体52が備えられている。このソケット筐体52には、金属又は樹脂からなる複数の保持枠54、56、58、60が設置されているとともに、プローブホルダとして上部及び下部側にプローブピン抜止めプレート62、64が設置され、上部側のプローブピン抜止めプレート62の下側にはガイドプレート66が設置されている。
保持枠54、56、58、60には複数のプローブ整列用プレート68、70、72が積層されて設置されているとともに、複数の放熱部材として放熱用プレート74、76が積層されて設置されている。この場合、プローブ整列用プレート68、70、72の間には保持枠54、56、58、60及び放熱用プレート74、76が介在し、これらが間隔保持部材を構成している。プローブ整列用プレート68、70、72には、プローブ32、34、36が設置される位置に対応した透孔78が形成されており、これら透孔78によりプローブ32、34、36が所定位置に整列する。放熱用プレート74、76は例えば、アルミ合金板等の熱伝導性の良い材料で構成され、これら放熱用プレート74、76に形成された貫通孔77に各プローブ32、34、36が設置されている。
また、保持枠54、56、58、60には、各プローブ32、34、36の周縁部を包囲する空間部として複数の空間部80、82が形成されている。各空間部80、82を以て各プローブ32、34、36の発熱部を包囲する空気層ALが形成されている。この実施の形態では、ソケット6を上下に仕切るプローブ整列用プレート70の設置により、空間部80、82が形成されているが、単一の空間部としてもよく、プローブ整列用プレート70にスルーホールを形成し、各空間部80、82を連通させる構成としてもよい。
各放熱用プレート74、76は、既述の空間部80、82で構成される空気層ALに臨ませられるとともに、その縁部が、プローブ32、34、36の発熱部に隣接して設置され、その発熱部からの熱が各放熱用プレート74、76に伝導するように設定されている。
また、各放熱用プレート74、76の周縁部はソケット筐体52の側壁部に設定された放熱場所84に引き出され、放熱フィンとして放熱用スリッド86が形成されている。放熱場所84には、送風ファン91〜96から冷却用空気Wが供給されるので、放熱用スリッド86に通流するこの冷却用空気Wにより、放熱用プレート74、76が冷却される。
次に、ソケット6の各プローブ32、34、36による接続について、図4及び図5を参照して説明する。図4及び図5は、ソケットの各プローブ部分及びその接続構造を示す図である。図4及び図5において、図1、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。
ソケットボード8は、図4に示すように、信号引出し基板38と導電プレート40との間に絶縁板100を積層し、また、導電プレート40と導電プレート42との間に絶縁板102を積層することにより、ボード間の電気的な絶縁が図られているとともに、単一の積層基板を構成している。絶縁板100には、導電プレート40を露出させるため、スルーホール46が形成されている。この場合、ソケット6の各プローブ32は基板10の電極パッド26とソケットボード8の信号引出し基板38の電極パッド44との間に圧接状態で保持され、また、ソケット6の各プローブ34は基板10の電極パッド28とソケットボード8の導電プレート40との間に圧接状態で保持されている。また、ソケット6の各プローブ36は、図5に示すように、基板10の電極パッド30とソケットボード8の導電プレート42との間に圧接状態で保持されている。この場合、絶縁板100、102には、導電プレート42を露出させるため、スルーホール48が形成されている。従って、ICパッケージ4と信号引出し基板38との間には各プローブ32を介して信号引出し系回路、ICパッケージ4と導電プレート40との間には各プローブ34を介して電源系回路(接地回路)、また、ICパッケージ4と導電プレート42との間には各プローブ36を介して電源系回路がそれぞれ構成される。
斯かる構成において、各プローブ32、34、36は、プローブ整列用プレート68、70、72の透孔78を貫通させて整列されているが、既述の空間部80、82の空気層ALを通過している。各プローブ32、34、36の中途部には通電により発熱部104、106が生起するが、これら発熱部104、106の熱は空気層AL内に空気によって拡散される。この結果、空気層AL内の空気の温度は上昇するが、その分だけ、発熱部104、106の熱拡散により、熱密度が低下することになる。即ち、発熱部104、106の放熱及び冷却が図られ、プローブ抵抗が低減される結果、斯かる接続構造を備える電子機器2の許容電流の損失が低減されるとともに、その電流容量が最大限に確保されることになる。
また、各発熱部104、106の位置に放熱用プレート74、76がその高さ位置に合わせて配置されている。即ち、放熱用プレート74の縁部は発熱部104に隣接し、放熱用プレート76の縁部は発熱部106に隣接して配置されている。また、各放熱用プレート74、76はその一部が空気層AL内に露出させてある。発熱部104、106の熱は対応する放熱用プレート74、76に吸熱されて、放熱場所84側に移動する。その場合、放熱用プレート74、76には空気層ALからの熱も吸収されて放熱場所84側に移動する。この熱移動は、放熱用スリッド86側の冷却用空気Wによる放熱により顕著となる。空気層AL内の空気温度が低下するとともに、発熱部104、106の熱が放熱場所84に移動する。従って、空気層AL及び発熱部104、106の放熱及び冷却が図られ、これにより、既述の通り、プローブ抵抗の低減が図られるので、発熱の抑制とともに、電子機器2の許容電流の損失が低減され、電流容量を最大限に確保することができる。
また、ICパッケージ4の電源系の電極パッド28には信号引出し基板38を貫通させたプローブ34により、電極パッド28の直下にある導電プレート40に接続され、また、電極パッド30には信号引出し基板38を貫通させたプローブ36により、電極パッド30の直下にある導電プレート42に接続することができる。即ち、導電プレート40、42により、電極パッド28、30と近距離で電気的な接続を取ることができ、接続距離の短縮を図ることができる。このため、直流抵抗による接続距離が異なることによる電位差の発生や、直流抵抗による電圧損失が低減され、その分だけ、許容電流を大きく取ることができる。この場合、電源系統の接続距離はプローブ長の相違のみであり、プローブ長の相違はスルーホール46、48の深さ長程度の差であるから、プローブ抵抗は無視できる程度の差であり、プローブ34、36における電圧損失は無視できる程度である。
次に、各プローブ32、34、36の構造及び発熱部について、図6、図7、図8、図9及び図10を参照して説明する。図6は、各プローブ32、34、36を示す断面図、図7は、プローブの圧縮状態を示す図、図8は、各プローブの発熱部の生起を示す図、図9及び図10は、その等価回路を示す図である。図6ないし図10において、図1、図3、図4及び図5と同一部分には同一符号を付してある。
各プローブ32、34、36は、チューブ110、可動プランジャ112、114、ボール116、118及び弾性部材で構成されている。可動プランジャ112、114がプローブピンを構成しており、また、この実施の形態では、弾性部材にコイル状のスプリング120が用いられている。チューブ110は銅等の電導性の良い金属材料を用いて例えば、円筒体に形成されている。この実施の形態では、下端部をすぼめて抜止め部122が形成されている。上側の可動プランジャ112は、チューブ110と同様に銅等の電導性の良い金属材料を用いて形成されており、径大な基部124を形成し、中間部に径小部126を備えて先端側に径大部128を備えるとともに、先鋭部130が形成されている。基部124には傾斜面132が形成され、この傾斜面132とスプリング120との間にボール116が設置されている。また、下側の可動プランジャ114は、可動プランジャ112と同様に銅等の電導性の良い金属材料を用いて形成されており、径大な基部134とともに径小部136を備え、径小部136側に先鋭部138が形成されている。基部134には可動プランジャ112と同様に傾斜面140が形成され、この傾斜面140とスプリング120の間にボール118が設置されている。
そして、可動プランジャ112又は可動プランジャ114の長さを変更することにより、長さの異なるプローブ32、34、36が構成される。
斯かる構成において、例えば、図7に示すように、ソケット6を加圧(矢印F)すると、電極パッド26、28又は30に可動プランジャ112が圧接されるとともに、電極パッド44、導電プレート40又は42に可動プランジャ114が圧接される。これにより、圧縮されたスプリング120の復元力がボール116を介して可動プランジャ112、ボール118を介して可動プランジャ114に作用する。このような力がボール116と傾斜面132との間に作用すると、図8の(A)に示すように、ボール116は傾斜面132に沿って転がり(矢印A1)、可動プランジャ112の基部124がボール116と反対方向(矢印A2)に変位し、基部124及びボール116がチューブ110の内壁面に接触する。142は接触部を表す。同様に、斯かる力がボール118と傾斜面140との間に作用すると、図8の(B)に示すように、ボール118は傾斜面140に沿って転がり(矢印B1)、可動プランジャ114の基部134がボール118と反対方向(矢印B2)に変位し、基部134及びボール118がチューブ110の内壁面に接触する。144は接触部を表す。
これら接触部142、144において、電気的な導通が図られるので、これら接触部142、144の接触抵抗をr1、r2とすると、プローブ32側の電気経路は図9に示す等価回路で表され、また、プローブ34、36側の電気経路は図10に示す等価回路で表される。
ここで、説明を容易にするため、各プローブ32、34、36に流れる電流をI、接触部142、144の発熱によって失われる電力損失をP1、P2とすると、
P1=I2 ・r1 ・・・(1)
P2=I2 ・r2 ・・・(2)
となる。この電力損失P1、P2を生じる接触部142、144が既述の発熱部104、106となる。各プローブ32、34、36毎の電力損失をPm、接触抵抗をrmとすると、
Pm=P1+P2=I2 (r1+r2)=I2 ・rm ・・・(3)
となり、各プローブ32、34、36毎、この電力損失Pmによる熱が発生する。図7において、矢印hは、熱の移動を表している。この熱は、空気層ALの空気に分散されるとともに、放熱用プレート74、76に吸収されて放熱場所84に伝達され、この放熱により、式(3) の抵抗rmが低減するので、発熱が抑制され、その結果、許容電流を最大限に確保することができる。
次に、ソケットボード8の導電プレート40、42と電源系統との接続について、図11を参照して説明する。図11は、導電プレート40、42と電源系統の接続部を示す図である。
導電プレート40、42には透孔146が形成され、この透孔146にリード148のリング状の接続部150を重ねてビス152を貫通させ、このビス152にワッシャ153を導電プレート40、42に重ねてナット154を締めつけることにより、リード148を導電プレート40、42に接続すればよい。導電プレート40はリード148を介して接地され、導電プレート42はリード148を介して図示しない電源に接続される。
次に、冷却用空気Wの制御について、図12を参照して説明する。図12は、ソケット及び接続構造の冷却制御装置を示す図である。図12において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
この冷却制御装置156では、ICパッケージ4に内蔵されているICチップ12に搭載された温度センサ158から検出温度を制御情報としてプロセッサ160に取り込み、プロセッサ160で検出温度の推移に応じて制御出力を駆動部162に加え、各送風ファン91〜96の各モータ171、172、173、174、175、176の回転数を制御する。即ち、ICパッケージ4の温度が上昇すると、その上昇に応じて各モータ171〜176の回転数を増加させ、冷却が進むと、その回転数を低減させる。斯かる構成によれば、ICパッケージ4とともに、ソケット6の放熱ないし冷却が高められ、許容電流を増加させることができる。
次に、既述した第1の実施の形態について、許容電流の確保や電圧損失の低減に関係する事項を抽出して列挙し、各技術事項の技術的意義を説明する。
(1) 放熱用プレート74、76による熱移動
各プローブ32、34、36に長時間に亘って電流を流すと、既述の発熱部104、106での発熱は避けられない現象であり、電流が大きい程、発熱温度が高くなる。このような発熱部104、106の熱は、各プローブ32、34、36を貫通させた放熱用プレート74、76に吸収され、ソケット6の外部に移動させることができ、この熱移動により、各プローブ32、34、36の発熱部104、106を放熱させ、冷却することができる。この冷却により、各プローブ32、34、36の発熱を抑制することができる。許容電流は、耐熱温度により制限されてきたが、このような放熱性の向上により、発熱の抑制とともに、各ソケット6の許容電流の電流容量が高められる。
(2) 放熱用スリッド86及びその冷却用空気Wによる冷却
各プローブ32、34、36の熱は、放熱用プレート74、76によって放熱用スリッド86に導かれて放熱される。放熱用スリッド86は、送風ファン91、92、94、95の回転による冷却用空気Wにより、強制的に空冷される。即ち、プローブ32、34、36の発熱部104、106と、疑似的な放熱フィンである放熱用スリッド86との間には、放熱用プレート74、76を媒介とした温度傾斜が生じ、発熱部104、106の放熱が放熱用スリッド86の冷却により促進される。
(3) 空気層ALによる、熱蓄積の抑制
各プローブ32、34、36の周囲には、その発熱部104、106を包囲する空間部80、82を以て共通の空気層ALが形成されており、各発熱部104、106と空気とが触れ、空気層AL内に熱が放射されて分散される。そして、各プローブ32、34、36が共通の空気層AL内に置かれているので、各プローブ32、34、36のプローブ間温度差が低減されると同時に、各プローブ32、34、36毎の発熱部104、106の温度差を低減させることができ、局所的な熱蓄積の防止とともに熱の偏在が防止される。この結果、温度に依存する各プローブ32、34、36の抵抗成分の均一化が図られる。
また、空気層ALには、放熱用プレート74、76が露出しているので、空気層AL内の熱も放熱用プレート74、76により、放熱場所84に移動させることができ、この熱移動が空気層AL内の放熱に寄与する。
(4) プローブ34、36及び導電プレート40、42による、電圧損失の低下
多ピン構造のICパッケージ4の電源供給について、大電流を供給する場合では、パッケージ中央部又は外周部にアサインされるプローブ間で電位差を生じ、これは、外周抵抗は小、内部抵抗が大となることに起因する。そこで、この実施の形態では、既述の通り、信号引出し基板38に信号系統、導電プレート40、42に電源系統を分担させ、導電プレート40、42は信号引出し基板38に積層させ、プローブ34、36はICパッケージ4の電源系統の最も近い位置で導電プレート40、42に接続させる構成を採用している。また、プローブ34、36は、信号引出し基板38を貫通させるため、プローブ32より長いプローブ長に設定され、また、プローブ36は、信号引出し基板38及び導電プレート40を通過させるため、プローブ34より長いプローブ長に設定されている。このような構成としたことにより、ソケット6の中央部、外周部での電位差を低減させることができ、各プローブ抵抗の均一化が図られている。電源供給箇所の相違による許容電流のばらつきを抑制できる。
(5) ICパッケージ4の直接冷却、ソケット6の放熱による、ICパッケージ4の間接冷却
ICパッケージ4は、ヒートシンク16及び送風ファン93、96による冷却用空気Wにより冷却されているが、このような直接冷却に加え、既述の(1) 、(2) 及び(3) により、ソケット6が冷却されることにより、ICパッケージ4の間接冷却が期待できる。
(6) 許容電流の確保
既述の(1) 〜(4) によるソケット6の冷却により、各プローブ32、34、36の温度が、一般部品の耐熱温度(例えば、70℃程度)以下に抑えられるとともに、温度分布が一定に保たれるので、プローブ自体の許容電流の損失を抑制することができる。ソケット6及び電子機器2の許容電流を最大限に確保することができる。
このように、ソケット6及び電子機器2の許容電流が確保されるので、ソケット6を備えた電子機器2は高発熱パッケージの試験や大電流を必要とする各種機器に適用できる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態について、図13を参照して説明する。図13は、第2の実施の形態に係るソケット及び電子機器の接続構造を示す図である。図13において、図1、図2、図3及び図8と同一部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態(図2)では、3枚のプローブ整列用プレート68、70、72を用いてプローブ32、34、36を整列させる構成であるが、この実施の形態では、4枚のプローブ整列用プレート68、70、71、72を以てプローブ32、34、36を支持して整列させるとともに、これらプローブ整列用プレート68、70、71、72で構成される間隔内に複数枚の放熱部材として放熱用プレート201、202・・・20Nと、絶縁板で形成されるスペーサ301、302・・・30Nとを交互に積層させた積層体が構成されている。これら放熱用プレート201〜20N及びスペーサ301〜30Nの前縁部には空間部80、81、82が形成され、既述したように、これら空間部80、81、82には空気層ALが形成されている。また、各放熱用プレート201〜20Nの後縁部は、スペーサ301〜30Nの後縁部より張り出させて放熱場所84に設置されるとともに、放熱用スリッド86が構成されている。この放熱用スリッド86には冷却用空気Wが供給されている。
斯かる構成によれば、プローブ32、34、36の発熱部104、106の熱を、空間部80、81、82に臨ませた放熱用プレート201〜20Nで受け、放熱場所84に移動させることができる。この場合、放熱用スリッド86は冷却用空気Wによって放熱が促され、放熱用プレート201〜20Nを通して発熱部104、106が冷却される。また、プローブ32、34、36の発熱部104、106を包囲して空間部80、81、82が形成されており、その内部の空気層ALには発熱部104、106の熱が拡散されて熱密度を低下させ、局所的な過熱が防止される。
この実施の形態では、プローブ32、34、36と放熱部材である放熱用プレート201〜20Nとの距離を等距離としているが、プローブ32、34、36と放熱用プレート201〜20Nとの距離を発熱部104、106との距離に対応して異ならせてもよい。斯かる構成とすれば、空間部80、81、82の容積を狭めることなく、発熱部104、106の熱を放熱用プレート201〜20Nを通して、放熱場所84に効率よく導くことができ、プローブ32、34、36の発熱部104、106を冷却させることができる。
〔第3の実施の形態〕
本発明の第3の実施の形態について、図14を参照して説明する。図14は、第3の実施の形態に係るソケット及び電子機器の接続構造を示す図である。図14において、図1、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。
第1又は第2の実施の形態では、プローブ32、34、36の熱を移動させるため、放熱用プレート74、76、201〜20Nが設置されているとともに、プローブ32、34、36の周囲部に空間部80、82が形成されたソケット6が用いられているが、ソケット6は斯かる構成のものに限定されることはなく、図14に示すように、同軸構造のものを用いてもよい。
そして、これらプローブ32、34、36の長さを異ならせることにより、プローブ32をソケットボード8の信号引出し基板38とICパッケージ4とを対応させ、プローブ34をソケットボード8の導電プレート40とICパッケージ4とを対応させ、プローブ36をソケットボード8の導電プレート42とICパッケージ4とを対応させることにより、信号系回路と電源系回路とを独立させた構成としてもよい。
斯かる構成によれば、電源系回路の接続間距離が短縮化され、電位差や電圧損失の低減が図られ、結果として許容電流が高められる。
〔第4の実施の形態〕
本発明の第4の実施の形態について、図15を参照して説明する。図15は、第4の実施の形態に係る電子デバイスの試験装置を示す図である。図15において、図1、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。
このIC試験装置210は、既述のソケット6を備えた電子機器2と、テストヘッド212 とメインフレーム等からなる処理部214とにより構成されている。電子機器2は、既述の通りの構成であり、被試験体としてICパッケージ4が搭載されている。テストヘッド212は、ドライバ等を備えている。また、処理部214は各種のジェネレータやフォーマットコントローラ等を備えている。
斯かる構成であるから、電子機器2の放熱性や許容電流が高められているので、高発熱パッケージの試験が可能であり、大電流の通電によるIC試験が実行される。
〔第5の実施の形態〕
本発明の第5の実施の形態について、図16を参照して説明する。図16は、第5の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ(PC)を示す図である。図16において、図1、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。
このPC220には電子機器2が備えられ、そのICパッケージ4と既述のソケット6等を介して周辺機器222とが接続されている。電子機器2は、既述の通りの構成である。斯かる構成であるから、接続構造2の放熱性や許容電流が高められているので、大電流の通電が可能な電子機器としてのPC220が構成されている。
〔他の実施の形態〕
(1) 放熱用プレートの変形例について、図17を参照して説明する。図17は、放熱用プレートの変形例を示す図である。図17において、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。この場合、放熱用プレート74、76には、積層された際の層間温度のばらつきを低減するための貫通孔224が形成されており、また、ICチップ12の下面部はフラット面とし、放熱機能を高める構成としてもよい。なお、各貫通孔224には図示しないプローブ32、34、36(図2)が設置される。
(2) ヒートシンクの変形例について、図18を参照して説明する。図18は、異なるヒートシンクを用いた電子機器を示す図である。図18において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この場合、ヒートシンク16の熱チャージプレート18には、開口部24と外壁とを貫通させるための貫通孔226が四方に形成されている。また、圧縮空気PAが流量可変バルブ228を介してノズル230に供給され、このノズル230の噴射口が開口部24に向けられている。圧縮空気PAが開口部24に向けて噴射されるとともに、その供給量は流量可変バルブ228によって加減される。圧縮空気PAは開口部24から貫通口226に通過する。これにより、熱チャージプレート18が冷却される。
(3) 上記実施の形態では、プローブ32、34、36としてスプリングプローブを例示したが、本発明は、発熱を生起するプローブであれば、どのような形態のものでもよく、本発明は上記実施の形態のプローブに限定されるものではない。
次に、以上述べた本発明のソケット及び電子機器の各実施の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 電子デバイスに接続されるプローブを備えるソケットであって、
前記プローブに隣接して放熱部材を備え、該放熱部材により前記プローブの熱を放熱場所に移動させる構成としたことを特徴とするソケット。
(付記2) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記プローブの少なくとも発熱部を包囲する空気層を備えたことを特徴とするソケット。
(付記3) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記放熱部材は、前記ソケットの側面部に引き出され、その端部で放熱フィンを構成させたことを特徴とするソケット。
(付記4) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記電子デバイスの信号系統の電極と、前記信号系統に対応する信号引出し基板の電極との間に圧接させる第1のプローブと、
前記電子デバイスの電源系統の電極と、前記電源系統に対応する導電体との間に圧接させる第2のプローブと、
を含むことを特徴とするソケット。
(付記5) 電子デバイスに接続されるソケットを備える電子機器であって、
前記電子デバイスの信号系統に対応する信号引出し基板と、
前記ソケットに設置されて前記電子デバイスの信号系統の電極と、前記信号引出し基板の電極との間に圧接させる第1のプローブと、
前記ソケットに設置されて前記電子デバイスの電源系統の電極と、前記電源系統に対応する導電体との間に圧接させる第2のプローブと、
を備えることを特徴とする電子機器。
(付記6) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記放熱場所が空冷又は水冷により冷却されることを特徴とするソケット。
(付記7) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記電子デバイスがICパッケージであることを特徴とするソケット。
(付記8) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記プローブは、チューブと、このチューブに支持されるプランジャを含む構成であることを特徴とするソケット。
(付記9) 付記2に記載のソケットにおいて、
前記プローブを保持する保持部材に形成された空間部を備え、該空間部を以て前記空気層を構成させたことを特徴とするソケット。
(付記10) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記放熱部材に空間部を備え、該空間部で前記放熱部材に空気層を備えたことを特徴とするソケット。
(付記11) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記放熱部材は、前記プローブの発熱部に対応する位置に設置されていることを特徴とするソケット。
(付記12) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記空気層に前記放熱部材を臨ませたことを特徴とするソケット。
(付記13) 付記1に記載のソケットにおいて、
前記プローブに隣接して設置された複数の放熱部材と前記プローブとの距離を、前記プローブの発熱部に対応して異ならせたことを特徴とするソケット。
(付記14) 付記5に記載の電子機器において、
前記ソケットの側壁部に冷却空気を供給する送風ファンを備えることを特徴とする電子機器。
(付記15) 付記14に記載の電子機器において、
ICパッケージに搭載された温度センサの検出温度を制御情報に用いて、前記送風ファンの回転数を制御することを特徴とする電子機器。
(付記16) 付記1〜付記4、付記6〜付記13に記載のソケットの何れかを備えることを特徴とする電子機器。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、多ピン構造を持つICパッケージ等の電子デバイスの接続に用いられ、発熱の抑制を図ることができるとともに、許容電流を最大限に確保でき、高発熱パッケージの試験や大電流を通流させる電子機器等に利用される。
第1の実施の形態に係るソケット及び電子機器を示す図である。 ソケット、及びICパッケージの接続構造を示す図である。 ソケットを示す断面図である。 ソケットのプローブによる接続構造を示す図である。 ソケットのプローブによる接続構造を示す図である。 プローブの一例を示す図である。 プローブの圧接接続構造を示す図である。 プローブの発熱部を示す図である。 信号系回路のプローブの等価回路を示す図である。 電源系回路のプローブの等価回路を示す図である。 導電プレートの電源系統の接続構造を示す図である。 送風ファンの回転制御装置を示す図である。 第2の実施の形態に係るソケット及び電子機器を示す図である。 第3の実施の形態に係るソケット及び電子機器を示す図である。 第4の実施の形態に係るIC試験装置を示す図である。 第5の実施の形態に係るPCを示す図である。 他の実施の形態に係る放熱用プレートを示す図である。 他の実施の形態に係るソケット及び電子機器を示す図である。
符号の説明
2 電子機器
4 ICパッケージ(電子デバイス)
6 ソケット
8 ソケットボード
10 多層集積回路基板
12 ICチップ
26、28、30、44 電極パッド
32 第1のプローブ
34、36 第2のプローブ
38 信号引出し基板
40、42 導電プレート(導電体)
52 ソケット筐体
68、70、71、72 プローブ整列用プレート
74、76、201、202・・・20N 放熱用プレート(放熱部材)
80、82 空間部
84 放熱場所
86 放熱用スリッド
AL 空気層
104、106 発熱部
156 冷却制御装置
210 IC試験装置
220 電子機器

Claims (5)

  1. 電子デバイスに接続されるプローブを備えるソケットであって、
    前記プローブに隣接して放熱部材を備え、該放熱部材により前記プローブの熱を放熱場所に移動させる構成としたことを特徴とするソケット。
  2. 請求項1に記載のソケットにおいて、
    前記プローブの少なくとも発熱部を包囲する空気層を備えたことを特徴とするソケット。
  3. 請求項1に記載のソケットにおいて、
    前記放熱部材は、前記ソケットの側面部に引き出され、その端部で放熱フィンを構成させたことを特徴とするソケット。
  4. 請求項1に記載のソケットにおいて、
    前記電子デバイスの信号系統の電極と、前記信号系統に対応する信号引出し基板の電極との間に圧接させる第1のプローブと、
    前記電子デバイスの電源系統の電極と、前記電源系統に対応する導電体との間に圧接させる第2のプローブと、
    を含むことを特徴とするソケット。
  5. 電子デバイスに接続されるソケットを備える電子機器であって、
    前記電子デバイスの信号系統に対応する信号引出し基板と、
    前記ソケットに設置されて前記電子デバイスの信号系統の電極と、前記信号引出し基板の電極との間に圧接させる第1のプローブと、
    前記ソケットに設置されて前記電子デバイスの電源系統の電極と、前記電源系統に対応する導電体との間に圧接させる第2のプローブと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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