JP2001249155A - 接続試験方法及び接続試験装置 - Google Patents

接続試験方法及び接続試験装置

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JP2001249155A
JP2001249155A JP2000059448A JP2000059448A JP2001249155A JP 2001249155 A JP2001249155 A JP 2001249155A JP 2000059448 A JP2000059448 A JP 2000059448A JP 2000059448 A JP2000059448 A JP 2000059448A JP 2001249155 A JP2001249155 A JP 2001249155A
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Shuichi Kameyama
修一 亀山
Fumio Ono
文男 大野
Takeshi Yanase
剛 柳瀬
Hiroyuki Tate
浩之 舘
Koji Kamisaka
光司 上坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が高くコストの低い接続試験方法及び
接続試験装置を提供する。 【解決手段】 複数の入出力ピン9へ同じ電圧を供給す
ることによって、入出力ピン9の接続状態を試験する接
続試験装置であって、複数の入出力ピン9へ上記電圧が
供給されるときに、複数の入出力ピン9に当接される共
通の導電性金属ボール26群を備えたことを特徴とする
接続試験装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路アセンブ
リの結線不良を試験するための接続試験方法及び接続試
験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電子回路、例えば信号ピンの電
圧を制御し観測する回路を内蔵したマルチチップモジュ
ール(MCM)等においては、LSI同士の接続に関し
て結線上の製造不良を試験するため、バウンダリスキャ
ンと呼ばれる接続試験方法が採用されている。以下にお
いて、図1を参照しつつ従来の接続試験の方法を説明す
る。
【0003】図1において被試験体20は、上記MCM
や1チップのみ搭載されたLSIやバウンダリスキャン
を搭載したプリント回路板(PCB)などの電子回路ア
センブリからなるが、この被試験体20を構成する回路
基板1上に配置されたLSI2は、その中心部にコアロ
ジック回路8を含み、周辺部にはバウンダリスキャンセ
ル4,5,6が配置される。ここで、バウンダリスキャ
ンセル5,6にはバウンダリスキャンセル4から出力さ
れた信号が書き込まれる。
【0004】なお、各バウンダリスキャンセル4,5,
6は、同じLSI2内に含まれたコアロジック回路8に
接続され、通常動作モードにおいてはLSI2の外部か
ら入力された信号をそのままコアロジック回路8に供給
する。また、図1に示されるように、各LSI2内のバ
ウンダリスキャンセル4,5,6はLSI2の周辺部を
巡回する配線7により直列接続され、隣接するLSI2
はバウンダリスキャンセル4同士において接続される。
【0005】ここで、隣接するLSI2同士の結線の良
否は、バウンダリスキャンにより試験される。すなわ
ち、LSI2同士の接続からなる内部ネットにおける断
線故障の有無を調べるときには、テストモードにおいて
配線7を通して任意のバウンダリスキャンセル4へ1又
は0のデータが設定され、異なるLSI2の対応したバ
ウンダリスキャンセル4から上記設定した1又は0のデ
ータがテスタ11により読み出せるか否かによって試験
される。なお、この場合には被試験体20と上記テスタ
11とは数ピンだけ接続すれば、接続試験が可能とな
る。
【0006】一方、回路基板1上の端部に配置されたL
SI2における入出力ピン9までの接続、すなわち、外
部ネットの接続における断線故障試験では、入出力ピン
9に接続された全てのバウンダリスキャンセル4に予め
1のデータが書き込まれる。そして次に、テスタ11か
ら接続用アダプタ10を介して全ての入出力ピン9に接
地電圧が供給される。このとき、入出力ピン9に接地電
圧が供給されることにより、バウンダリスキャンセル6
には0のデータが書き込まれることになるが、図1に示
されるような断線部12が存在する場合には、バウンダ
リスキャンセル5には1のデータが書き込まれる。従っ
て、バウンダリスキャンセル5,6から配線7を介して
テスタ11へ読み出されたデータを参照することによ
り、外部ネットの断線故障の有無を調べることができ
る。
【0007】ここで、上記のように、外部ネットの断線
故障試験においては、全入出力ピン9を接続用アダプタ
10を介してテスタ11に接続しなければならないが、
入出力ピンの数が1000ピンを超えるような大型電子
回路アセンブリを試験するには、接続用アダプタ10及
びテスタ11が具備すべき試験チャンネルが膨大な数に
なると共にコストが非常に大きくなってしまう。
【0008】このような問題に対しては、テスタ11の
試験チャンネルを節約すると共に、接続用アダプタのコ
ストを低減するための試験方法が特開平11−4473
4号公報に開示されている。なお、この試験方法におい
ては、図2に示される接続用アダプタ10が用いられ
る。すなわち、図2に示されるように、該接続用アダプ
タ10は基板14と、基板14に設けられたテスタ接続
コネクタ17と、試験制御ピンとして基板14上に設け
られたロングスプリングプローブ15と、一般信号ピン
として基板14上に設けられたショートスプリングプロ
ーブ16とを含む。
【0009】そして、上記のような接続用アダプタ10
を用いて、試験制御ピンのみを常に入出力ピン9に対し
て接続状態にしておき、第一のステップでは図2に示さ
れるように該ピン以外の一般信号ピンをすべてオープン
状態にして、内部ネットの短絡や断線故障及び外部ネッ
トの短絡故障を試験する。次に、第二ステップでは図3
に示されるように該試験制御ピン以外の一般信号ピンを
すべて相互に短絡させると共に、一般信号ピンを介して
入出力ピン9へ接地電圧を供給することにより、外部ネ
ットの断線故障が試験される。そして、以上のような方
法により、電子回路アセンブリ内の全ての結線状態が試
験される。
【0010】しかしながら、上記のようなスプリングプ
ローブを使用すると、1ピン当りのスプリングプローブ
の反発力が例えば50グラムのとき、入出力ピン9をス
プリングプローブに接続するために押しこむ必要な加重
は、被試験体20のピン数が1000ピンの場合には総
計50kg、5000ピンでは総計250kgと非常に
大きくなる。従って、上記のような方法では、接続試験
装置が大型化してしまうと共に、被試験体20に対して
大きなストレスを与え、場合によっては試験時に被試験
体20を破壊してしまう可能性を避けられないという問
題があった。
【0011】また、スプリングプローブからなる接続用
アダプタ10の価格もピン数が多くなると非常に高価な
ものとなって、接続試験装置全体の原価を引き上げてし
まう要因にもなっていた。すなわち、例えばスプリング
プローブの単価が500円とすると、5000ピンに対
応させるための500本のスプリングプローブのみにお
いて、250万円のコストがかかることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解消するためになされたもので、安全性が高くコスト
の低い接続試験方法及び接続試験装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、電子回路
部品に設けられた複数の端子へ同じ電圧を供給すること
によって、端子の接続状態を試験する接続試験方法であ
って、複数の端子へ上記電圧を供給するときには、複数
の端子が導電性を有する共通の粒体群に当接されること
を特徴とする接続試験方法を提供することにより達成さ
れる。このような手段によれば、簡素な構成により安全
かつ容易に複数の端子へ同じ電圧を供給することができ
る。
【0014】また、上記粒体群は、金属ボールまたは液
体金属からなるものとすることができる。このような手
段によれば、金属ボールまたは液体金属の導電性によ
り、同じ電圧を確実かつ容易に上記複数の端子へ供給す
ることができる。
【0015】また、上記金属ボールは磁性体からなり、
金属ボールには外部磁界が印加されるものとすることが
できる。このような手段によれば、金属ボール同士及び
金属ボールと端子との接続をより確かなものとすること
ができる。
【0016】また、本発明の目的は、電子回路部品に設
けられた複数の端子へ同じ電圧を供給することによっ
て、端子の接続状態を試験する接続試験装置であって、
複数の端子へ電圧が供給されるときに、複数の端子に当
接される共通の導電性粒体群を備えたことを特徴とする
接続試験装置を提供することによって達成される。ここ
で、導電性粒体群は、金属ボールまたは液体金属からな
るものとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一
符号は、同一又は相当部分を示す。 [実施の形態1]図4は、本発明の実施の形態1に係る
接続試験装置の全体構成を示す図である。図4に示され
るように、本実施の形態1に係る接続試験装置は、テス
タ11と、テスタ11に接続された接続用アダプタ13
とを備え、テスタ11は電源11bとピンエレクトロニ
クス11aとを含む。ここで、ピンエレクトロニクス1
1aは被試験体20へテスト信号を供給すると共に、被
試験体20から読み出されたデータを処理する。
【0018】図5は、図4に示された本実施の形態1に
係る接続用アダプタ13の構成を示す図である。図5に
示されるように、本実施の形態1に係る接続用アダプタ
13は、基板14と、テスタ接続コネクタ17と、金属
ボール受け皿24と、絶縁物22と、スプリングプロー
ブ16と、金属ボール群26とを備える。
【0019】ここで、テスタ接続コネクタ17は基板1
4に接合され、基板14をテスタ(図示していない)と
接続する。また、金属ボール受け皿24は基板14上に
設けられ、金属ボール群26を収容する。また、金属ボ
ール受け皿24の中には絶縁物22が立設され、その絶
縁物22の間にスプリングプローブ16が嵌入される。
なお、上記絶縁物22によりスプリングプローブ16と
金属ボール群26とは電気的に絶縁される。また、上記
金属ボールは、金めっきされた鉄や銅等からなり、直径
は200〜300μm程度が望ましい。すなわち、例え
ば金属ボールの直径を50μm程度に小さくすると、金
属ボール群26から入出力ピン9を引き抜くときに、金
属ボールが該入出力ピン9に付着してしまうということ
が実験的に検証されている。
【0020】以下において、上記のような接続試験装置
による本実施の形態に係る試験方法について説明する。
まず図5に示されるように、入出力ピン9のうち試験制
御ピン9aと電源ピン9bがスプリングプローブ16に
接触するまで、上記接続用アダプタ13上において被試
験体20を下降させる。そして、この状態でテスタ11
に含まれたピンエレクトロニクス11aから試験制御ピ
ン9aへテスト信号を供給し、電源11bから電源ピン
9bへ電源電圧を供給することにより、内部ネットの断
線故障や短絡故障と、外部ネットの短絡故障に関する試
験を行う。
【0021】次に、図6に示されるように、被試験体2
0を入出力ピン9が金属ボール群26に埋没するまでさ
らに下降させる。ここで、上記金属ボールは導電性を有
するため、入出力ピン9同士は電気的に導通状態とな
る。そして、このとき金属ボール群26を接地すること
により、全入出力ピン9に対して接地電圧を供給し、外
部ネットの断線故障に関する試験を行う。なおここで、
金属ボール群26を接地する代わりに金属ボール受け皿
24を接地するようにしても良い。
【0022】上記のような方法においては、外部ネット
の断線故障に関する試験のため全入出力ピン9に対して
接地電圧を供給する場合、入出力ピン9を金属ボール群
26に埋没させれば足りることとなる。従って、このと
き必要な加重は、スプリングプローブを用いた従来の上
記方法に比べて100分の1から1000分の1となる
ため、被試験体20に与えるダメージが従来に比して非
常に軽減され、試験の安全性が高められる。また、必要
な加重が低減されたことから、被試験体20のピン数が
例えば数千ないし数万となる場合においても上記外部ネ
ットの断線故障試験を実施することができることとな
る。
【0023】さらに、本実施の形態に係る接続試験装置
によれば、従来の上記接続試験装置と対比すると、スプ
リングプローブの代わりに金属ボール群26が用いられ
るため、コストも低減される。
【0024】なお、上記において、金属ボール群26の
代わりに液体金属を用いることも同様に考えられ、この
ような手段によっても試験の安全性を高め、コストの低
減を図ることができる。 [実施の形態2]図7は、本発明の実施の形態2に係る
接続試験装置を示す図である。図7に示されるように、
本実施の形態2に係る接続試験装置は、実施の形態1に
係る接続試験装置と同様な構成を有するが、振動源30
と、振動源30で発生された振動を金属ボール受け皿2
4に伝達する振動伝達器28とをさらに備える点で相違
するものである。なお図7においては、図5に示された
部分について簡略化された接続用アダプタが図示されて
いる。
【0025】上記のような構成を有する接続試験装置に
おいては、金属ボール受け皿24に振動源30から振動
伝達器28を介して機械的な振動が伝達されるため、金
属ボール受け皿24に収容された金属ボール群26が振
動させられることとなる。
【0026】従って、入出力ピン9を金属ボール群26
に挿入した段階で、上記のように金属ボール群26を振
動させれば、金属ボール同士及び金属ボールと入出力ピ
ン9間の接触をより確かなものとし、全入出力ピン9へ
接地電圧を確実に供給することができる。
【0027】以上より、本実施の形態2に係る接続試験
装置によれば、上記実施の形態1に係る接続試験装置と
同様な効果を奏すると共に、必要とされる導電性を担保
して接続試験の信頼性をさらに高めることができる。 [実施の形態3]図8は、本発明の実施の形態3に係る
接続用アダプタの構成を示す図である。本実施の形態3
に係る接続試験装置は、実施の形態1に係る接続試験装
置と同様な構成を有するが、図8に示されるように金属
ボール受け皿24には鉄等の磁性体材料からなり導電性
を有する金属ボール群27が収容され、金属ボール受け
皿24はコイル32により巻装される。なお図8におい
ては、図5に示された部分については、簡略化して図示
されている。
【0028】上記のような構成を有する本実施の形態3
に係る接続試験装置においては、入力ピン9を金属ボー
ル群27に埋没させた段階で、コイル32に電流が流さ
れ金属ボール受け皿24内に一定方向の磁界34が生成
される。これにより、金属ボールは磁化され相互に引き
付け合うため、金属ボール同士及び金属ボールと入出力
ピン9との間の接触をより確かなものにすることができ
る。
【0029】以上より、本実施の形態3に係る接続試験
装置によっても、上記実施の形態1に係る接続試験装置
と同様な効果を奏すると共に、必要とされる導電性を担
保して接続試験の信頼性をさらに高めることができる。 [実施の形態4]図9は、本発明の実施の形態4に係る
接続試験方法を説明するための図である。 本実施の形
態4に係る接続試験には、実施の形態1に係る接続試験
装置と同様な装置が用いられるが、図9に示されるよう
に金属ボール受け皿24の中には、大径金属ボール36
と小径金属ボール38が混在して収容される。
【0030】なお、上記大径金属ボール36及び小径金
属ボール38は、上記実施の形態3における場合と同様
に磁性体とすることもできる。
【0031】このように、径の異なる金属ボールを混在
させた金属ボール群26,27を用いれば、金属ボール
受け皿24内の金属ボール充填率が上げられるため、上
記実施の形態1または4に係る接続試験と同様な効果を
得ることができると共に、金属ボール同士及び金属ボー
ルと入出力ピン9間の接続をより安定したものとするこ
とによって、接続試験の信頼性を高めることができる。 [実施の形態5]図10は、本発明の実施の形態5に係
る接続試験装置を示す図である。図10に示されるよう
に、本発明の実施の形態5に係る接続試験装置は、実施
の形態1に係る接続試験装置と同様な構成を有するが、
基板14の下に排気ダクト40が設けられ、排気ダクト
40にはポンプ42が接続される点で相違するものであ
る。なお図10においては、図5に示された部分につい
ては簡略化して図示されている。
【0032】上記のような構成を有する接続試験装置に
おいては、入力ピン9を金属ボール群26に埋没させた
段階で、金属ボール受け皿24内の空気がポンプ42に
より吸引される。
【0033】以上より、本実施の形態5に係る接続試験
装置によれば、図10に示されるように、金属ボール2
4内に作られた圧力差により金属ボール群26が下方に
吸引されるため、上記実施の形態1に係る接続試験装置
と同様な効果を奏すると共に、金属ボール同士及び金属
ボールと入出力ピン9間の接触安定性を高め、接続試験
装置の信頼性を向上させることができる。
【0034】なお、本実施の形態5に係る接続試験装置
においては、上記実施の形態3と同様に、金属ボールを
磁性体とすると共に、金属ボール受け皿24の周りにコ
イル32を巻装しても良い。
【0035】最後に、本発明の課題を解決するための手
段について付記する。 (1)電子回路部品に設けられた複数の端子へ同じ電圧
を供給することによって、上記端子の接続状態を試験す
る接続試験方法であって、上記複数の端子へ上記電圧を
供給するときには、上記複数の端子が導電性を有する共
通の粒体群に当接されることを特徴とする接続試験方
法。 (2)上記粒体群は、金属ボールまたは液体金属からな
る(1)に記載の接続試験方法。 (3)少なくとも二つの金属ボールの直径は、異なる大
きさとされる(2)に記載の接続試験方法。 (4)上記金属ボールが収納された容器内に圧力差を生
じさせる(2)に記載の接続試験方法。 (5)上記粒体群は導電性容器に収納され、上記導電性
容器へ上記電圧を供給することによって上記電圧を上記
複数の端子へ供給する(1)に記載の接続試験方法。こ
のように、上記粒体群は導電性容器に収納され、導電性
容器へ上記電圧を供給することによって上記電圧を複数
の端子へ供給することとしても、容易に複数の端子へ同
じ電圧を供給することができるため、試験の安全性を高
めコストを低減することができる。 (6)上記粒体群を擺動する(1)に記載の接続試験方
法。このように、粒体群を擺動するようにしても粒体群
内又は該粒体と端子間の接続をより確かなものとするこ
とができるため、試験の信頼性を高めることができる。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、端子の接続状態を試験する
接続試験において、電子回路部品に設けられた複数の端
子へ同じ電圧を供給するときには、該複数の端子を共通
の導電性粒体群に当接させれば、簡素な構成により安全
かつ容易に複数の端子へ同じ電圧を供給することができ
るため、試験の安全性を高めコストを低減することがで
きる。
【0037】また、上記粒体群は、金属ボールまたは液
体金属からなるものとすれば、金属ボールまたは液体金
属の導電性により、同じ電圧を確実かつ容易に上記複数
の端子へ供給することができるため、試験の信頼性を高
めコストを低減することができる。
【0038】また、上記金属ボールは磁性体からなると
共に、金属ボールには外部磁界が印加されるものとすれ
ば、金属ボール同士及び金属ボールと端子との接続をよ
り確かなものとすることができるため、試験の信頼性を
より高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の接続試験方法を説明するための図であ
る。
【図2】従来における接続試験方法の第一ステップを説
明するための図である。
【図3】従来における接続試験方法の第二ステップを説
明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る接続試験装置の全
体構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る接続用アダプタの
構成及び接続試験方法を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る接続試験方法を説
明する図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る接続試験装置を示
す図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る接続用アダプタの
構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係る接続試験方法を説
明するための図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係る接続試験装置を
示す図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 LSI 4,5,6 バウンダリスキャン(B/S)セル 7 配線 8 コアロジック回路 9 入出力ピン 9a 試験制御ピン 9b 電源ピン 10,13 接続用アダプタ 11 テスタ 11a ピンエレクトロニクス 11b 電源 12 断線部 14 基板 15 ロングスプリングプローブ 16 ショートスプリングプローブ 17 テスタ接続コネクタ 20 被試験体(電子回路アセンブリ) 22 絶縁物 24 金属ボール受け皿 26,27 金属ボール群 28 振動伝達器 30 振動源 32 磁界発生コイル 34 磁界 36 大径金属ボール 38 小径金属ボール 40 排気ダクト 42 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳瀬 剛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 舘 浩之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 上坂 光司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AG03 AG07 AG08 AG12 AH05 2G011 AA03 AA12 AB01 AB02 AB06 AC01 AC09 AC14 AE02 AF07 2G014 AA02 AA03 AB51 AB59 AC10 2G032 AB01 AC10 AD08 AF02 AF05 AK01 AK16 9A001 BB05 LL05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路部品に設けられた複数の端子へ
    同じ電圧を供給することによって、前記端子の接続状態
    を試験する接続試験方法であって、 前記複数の端子へ前記電圧を供給するときには、前記複
    数の端子が導電性を有する共通の粒体群に当接されるこ
    とを特徴とする接続試験方法。
  2. 【請求項2】 前記粒体群は、金属ボールまたは液体金
    属からなる請求項1に記載の接続試験方法。
  3. 【請求項3】 前記金属ボールは磁性体からなり、前記
    金属ボールには外部磁界が印加される請求項2に記載の
    接続試験方法。
  4. 【請求項4】 電子回路部品に設けられた複数の端子へ
    同じ電圧を供給することによって、前記端子の接続状態
    を試験する接続試験装置であって、 前記複数の端子へ前記電圧が供給されるときに、前記複
    数の端子に当接される共通の導電性粒体群を備えたこと
    を特徴とする接続試験装置。
  5. 【請求項5】 前記導電性粒体群は、金属ボールまたは
    液体金属からなる請求項4に記載の接続試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007012475A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Fujitsu Ltd ソケット及び電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007012475A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Fujitsu Ltd ソケット及び電子機器
US7816929B2 (en) 2005-06-30 2010-10-19 Fujitsu Limited Socket and electronic appliances using socket
JP4598614B2 (ja) * 2005-06-30 2010-12-15 富士通株式会社 ソケット及び電子機器

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