JPH1070361A - 半田付け方法及び装置 - Google Patents

半田付け方法及び装置

Info

Publication number
JPH1070361A
JPH1070361A JP24559296A JP24559296A JPH1070361A JP H1070361 A JPH1070361 A JP H1070361A JP 24559296 A JP24559296 A JP 24559296A JP 24559296 A JP24559296 A JP 24559296A JP H1070361 A JPH1070361 A JP H1070361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
circuit board
soldering
conductive material
probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24559296A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kawakami
勝巳 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP24559296A priority Critical patent/JPH1070361A/ja
Publication of JPH1070361A publication Critical patent/JPH1070361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3494Heating methods for reflowing of solder

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフロー方式に代表されるこの種の基板全体
加熱を伴う半田付け方法において、回路部品の過熱損傷
を未然に防止すること。 【解決手段】 加熱手段を有する炉体と、半田付け材料
が付着されかつ回路部品が搭載された回路基板を前記炉
体内に搬送する搬送手段と、を備え、前記搬送される回
路基板のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付け材料を溶融
させて、回路基板と回路部品との半田付け接合を行う半
田付け装置であって、前記炉体内には、その先端を前記
搬送される回路基板に接触させて当該回路基板上の熱を
局部的に逃す熱伝導プローブと、前記熱伝導プローブの
先端を搬送される回路基板上の所定箇所に接触並びに離
脱させるためのプロープ接離機構と、が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばリフロー方
式等に好適な半田付け方法及び装置に係り、特に、熱伝
導プローブの先端を搬送される回路基板に接触させて当
該回路基板上の熱を局部的に逃すことにより、回路部品
の熱損傷を回避するようにした半田付け方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リフロー方式の半田付け方法にあ
っては、スクリーン印刷技術等を用いて回路基板上の接
合予定箇所であるランド等にクリーム半田を付着させる
と共に、このクリーム半田の粘着性を利用して回路基板
上にLSI等の回路部品を仮止めし、その後、これをリ
フロー炉等と称される加熱炉に導入して熱風供給或いは
赤外線照射等により回路基板の全体を加熱し、これによ
りクリーム半田を溶融させて回路部品と回路基板との接
合を行うようにしている。このような半田付け方法にあ
っては、回路基板を炉内において丸ごと加熱するという
その原理から、接合箇所のクリーム半田のみならず回路
部品までもが高温に晒され、回路部品である熱に弱い半
導体LSI等がしばしば熱損傷を受けると言う問題点が
あった。
【0003】そこで、このような問題を解決するため
に、ヒートシンクパターンを用いた部品過熱防止方法が
従来より提案されている。これは、回路基板の表面、裏
面、又は多層基板の中間層に比較的に大面積の銅箔パタ
ーン(ヒートシンクパターン)を形成すると共に、これ
を半田付け接合箇所であるランド部や回路部品それ自体
と熱結合させることによってそれらの熱容量を増大さ
せ、これにより加熱時の昇温特性を緩やかにして回路部
品の過熱防止を図るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のヒートシンクパターンを用いた半田付け方法
にあっても、昨今の高密度集積化を意図する回路基板に
あっては必要な熱容量を確保するに十分な大きさのヒー
トシンクパターンを形成することは困難であり、加え
て、この種のリフロー工程にはプレヒート工程が前置さ
れることから、ヒートシンクパターンだけで回路部品の
過熱を防止するには限界があった。
【0005】この発明は、上述の問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、リフ
ロー方式に代表されるこの種の基板全体加熱を伴う半田
付け方法において、回路部品の過熱損傷を未然に防止す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、加熱手段を有する炉体と、半田付け材料が
付着されかつ回路部品が搭載された回路基板を前記炉体
内に搬送する搬送手段と、を備え、前記搬送される回路
基板のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付け材料を溶融さ
せて、回路基板と回路部品との半田付け接合を行う半田
付け装置であって、前記炉体内には、その先端を前記搬
送される回路基板に接触させて当該回路基板上の熱を局
部的に逃す熱伝導プローブと、前記熱伝導プローブの先
端を搬送される回路基板上の所定箇所に接触並びに離脱
させるためのプロープ接離機構と、が設けられているこ
とを特徴とする半田付け装置にある。
【0007】ここで、『過熱手段』とは、熱風供給や赤
外線照射の他、公知の種々の過熱手段を広く含むもので
ある。また、『半田付け材料』とは、鉛入り或いは鉛レ
スのクリーム半田の他、粉状乃至粒状半田等を広く含む
ものである。さらに、『搬送手段』とは、リフロー工程
に従来より用いられているコンベア機構の他、種々のコ
ンベア機構を広く含むものである。
【0008】また、『熱伝導プローブ』とは、その定義
の通りその先端を前記搬送される回路基板に接触させて
当該回路基板上の熱を局部的に逃す構造のものを広く総
称するものである。
【0009】さらに、『プローブ接離機構』とは、その
定義の通りに熱伝導プローブの先端を搬送される回路基
板上の所定箇所に接触並びに離脱させるための機構を広
く総称するものであり、概念的には、熱伝導プローブを
把持して回路基板上の任意の位置に移動させることが可
能なロボットアーム機構等をも含んでいる。
【0010】そして、この請求項1に記載の発明によれ
ば、回路基板全体を加熱する際に、熱に弱い回路部品若
しくはその近傍に熱伝導プローブの先端を接触させてお
くことにより、そのような回路部品の温度上昇を抑制し
て熱損傷を未然に防止することができる。
【0011】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
搬送手段の送り動作は、搬送と停止とを交互に繰り返す
ものであり、かつ前記プローブ接離機構による熱伝導プ
ローブの接触動作は、前記搬送手段の搬送停止中に行わ
れることを特徴とする請求項1に記載の半田付け装置に
ある。
【0012】そして、この請求項2に記載の発明によれ
ば、プローブ接離機構に要求される動作は、停止してい
る回路基板上の所定箇所への熱伝導プローブの接離動作
に限られることとなり、これによりプロープ接離機構の
構成が簡素化される。
【0013】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
熱伝導プローブには、その先端を回路基板上に接触させ
た際に当該回路基板に衝撃を与えないための弾性が付与
されていることを特徴とする請求項1に記載の半田付け
装置にある。
【0014】そして、この請求項3に記載の発明によれ
ば、熱伝導プロープの接触により回路基板に損傷を与え
ることがない。
【0015】この出願の請求項4に記載の発明は、吸熱
端となる先端部と放熱端となる後端部とを有する可撓性
棒状熱伝導材と、吸熱端となる先端部を残して前記可撓
性棒状熱伝導材の周囲を包囲する熱線反射被覆と、前記
可撓性棒状熱伝導材とその周囲を包囲する熱線反射被覆
との間に介在された断熱材層と、前記可撓性棒状熱伝導
材の放熱端となる後端部に接続されかつ伝導される熱を
冷却するための熱電冷却素子と、を具備することを特徴
とする熱伝導プローブにある。
【0016】ここで、『熱電冷却素子』とは、2つの異
種金属の接合部を通って電流を流したとき、熱が吸収さ
れると言うペルチェ効果に基づいて作られた電子熱ポン
プのことであり、Bi2Te3,Sb2Te3のような半導
体と金属との接合部における同様の効果を利用したもの
も存在する。半導体を用いたものは、正電極−n型半導
体−中間電極−p型半導体−負電極と言う構成によっ
て、電極を通して通電することにより、正負両電極側を
発熱源としかつ中間電極を吸熱源とする熱ポンプができ
る。
【0017】そして、この請求項4に記載の発明によれ
ば、ある程度の可撓性乃至弾性を有しかつ先端から吸熱
された熱を後端部から放熱し、さらに熱電冷却素子によ
り冷却することにより、接触感覚がソフトでありかつ吸
熱効率の高い熱伝導プローブを構成することができる。
【0018】この出願の請求項5に記載の発明は、吸熱
端となる先端部と放熱端となる後端部とを有する可撓性
棒状熱伝導材と、吸熱端となる先端部を残して前記可撓
性棒状熱伝導材の周囲を包囲する熱線反射被覆と、前記
可撓性棒状熱伝導材とその周囲を包囲する熱線反射被覆
との間に介在された断熱材層と、前記可撓性棒状熱伝導
材の放熱端となる後端部に接続されかつ伝導される熱を
逃すためのヒートパイプと、を具備することを特徴とす
る熱伝導プローブにある。
【0019】そして、この請求項5に記載の発明によれ
ば、ある程度の可撓性乃至弾性を有しかつ先端から吸熱
された熱を後端部から放熱し、さらにヒートパイプによ
り外部へと逃すことにより、接触感覚がソフトでありか
つ吸熱効率の高い熱伝導プローブを構成することができ
る。
【0020】この出願の請求項6に記載の発明は、前記
熱伝導プローブは、吸熱端となる先端部と放熱端となる
後端部とを有する可撓性棒状熱伝導材と、吸熱端となる
先端部を残して前記可撓性棒状熱伝導材の周囲を包囲す
る熱線反射被覆と、前記可撓性棒状熱伝導材とその周囲
を包囲する熱線反射被覆との間に介在された断熱材層
と、前記可撓性棒状熱伝導材の放熱端となる後端部に接
続されかつ伝導される熱を冷却するための熱電冷却素子
と、を具備することを特徴とする請求項1に記載の半田
付け装置にある。
【0021】そして、この請求項6に記載の発明によれ
ば、全体的に熱せられつつ搬送される回路基板からその
熱を局部的に効率よく逃すことで、熱に弱い回路部品が
損傷することを未然に防止することができる。
【0022】この出願の請求項7に記載の発明は、前記
熱伝導プローブは、吸熱端となる先端部と放熱端となる
後端部とを有する可撓性棒状熱伝導材と、吸熱端となる
先端部を残して前記可撓性棒状熱伝導材の周囲を包囲す
る熱線反射被覆と、前記可撓性棒状熱伝導材とその周囲
を包囲する熱線反射被覆との間に介在された断熱材層
と、前記可撓性棒状熱伝導材の放熱端となる後端部に接
続されかつ伝導される熱を逃すためのヒートパイプと、
を具備することを特徴とする請求項1に記載の半田付け
装置にある。
【0023】そして、この請求項7に記載の発明によれ
ば、全体的に熱せられつつ搬送される回路基板からその
熱を局部的に効率よく逃すことで、熱に弱い回路部品が
損傷することを未然に防止することができる。
【0024】この出願の請求項8に記載の発明は、半田
付け材料が付着されかつ回路部品が搭載された回路基板
を加熱炉内に搬送することにより、搬送される回路基板
のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付け材料を溶融させ
て、回路基板と回路部品との半田付け接合を行う半田付
け方法であって、前記加熱炉内における回路基板の加熱
は、熱伝導プローブの先端を前記搬送される回路基板に
接触させて当該回路基板上の熱を局部的に逃しつつ行わ
れることを特徴とする半田付け方法にある。
【0025】そして、この請求項8に記載の発明によれ
ば、全体的に熱せられつつ搬送される回路基板からその
熱を局部的に効率よく逃すことで、熱に弱い回路部品が
損傷することを未然に防止することができる。
【0026】この出願の請求項9に記載の発明は、前記
回路基板の搬送は、搬送と停止とを交互に繰り返しなが
ら行われ、かつ前記熱伝導プローブの接触動作は搬送停
止中に行われることを特徴とする請求項8に記載の半田
付け方法にある。
【0027】そして、この請求項9に記載の発明によれ
ば、プロープ接離機構に要求される動作は、停止してい
る回路基板上の所定箇所への熱伝導プローブの接離動作
に限られることとなり、これによりプローブ接離機構の
構成が簡素化される。
【0028】この出願の請求項10に記載の発明は、半
田付け材料が付着されかつ回路部品が搭載された回路基
板を加熱炉内に搬送することにより、搬送される回路基
板のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付け材料を溶融させ
て、回路基板と回路部品との半田付け接合を行う半田付
け方法であって、前記回路基板の表面側には、特定の回
路部品と熱結合された放熱パターンが形成されており、
前記加熱炉内における回路基板の加熱は、熱伝導プロー
ブの先端を前記搬送される回路基板上の放熱パターンに
接触させて、当該放熱パターンに熱結合される回路部品
の熱を逃しつつ行われることを特徴とする半田付け方
法。
【0029】そして、この請求項10に記載の発明によ
れば、放熱パターンへの接触を通して熱を逃すことで、
特定の回路部品だけを周囲よりも低温としつつ半田付け
を行うことができる。
【0030】この出願の請求項11に記載の発明は、半
田付け材料が付着されかつ回路部品が搭載された回路基
板を加熱炉内に搬送することにより、搬送される回路基
板のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付け材料を溶融させ
て、回路基板と回路部品との半田付け接合を行う半田付
け方法であって、前記回路基板の裏面側にはスルーホー
ルで表面側回路部品と熱結合された放熱パターンが形成
されており、かつ前記加熱炉内における回路基板の加熱
は、熱伝導プローブの先端を前記搬送される回路基板の
前記裏面側放熱パターンに接触させて、当該放熱パター
ンに熱結合される基板表面側回路部品の熱を逃しつつ行
われることを特徴とする半田付け方法にある。
【0031】そして、この請求項11に記載の発明によ
れば、放熱パターンを基板の裏面側に配置したことによ
り、基板表面側に回路部品が高密度で実装される場合に
も、放熱パターンへの熱伝導プローブの接触が容易とな
る。
【0032】この出願の請求項12に記載の発明は、前
記回路基板は、ヒートシンクを構成する内層銅箔を有す
る多層基板であることを特徴とする請求項10若しくは
請求項11に記載の半田付け方法にある。
【0033】そして、この請求項12に記載の発明によ
れば、ヒートシンクによる熱容量増大効果と相まって、
回路部品の昇温を一層抑制することができる。
【0034】この出願の請求項13に記載の発明は、前
記放熱パターンは、前記回路部品の底面に熱結合されて
いることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載
の半田付け方法にある。
【0035】そして、この請求項13に記載の発明によ
れば、回路部品のケースから放熱パターへと熱を効率よ
く逃し、これにより回路部品の昇温を一層抑制すること
ができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0037】本発明が適用されたリフロー方式の半田付
け装置の構成を図1並びに図2の模式的構成図を参照し
て説明する。この種の半田付け装置は、リフロー炉等と
称される加熱炉を中心として構成されている。図1に示
されるように、この加熱炉は、当業者にはよく知られて
いるように、回路基板が搬入される入口部1から出口部
2へ向けて水平方向へと細長い横長炉体(炉体)3を有
している。
【0038】横長炉体3内には、入口部2から搬入され
た回路基板4を、予備加熱室5,本加熱室6,降温室7
を順に経て出口部2へと所定速度で搬送するコンベア機
構(搬送機構)8が設けられている。
【0039】予備加熱室4並びに本加熱室5内には、コ
ンベア機構8にて水平に搬送される回路基板4をその上
下から全体的に加熱するために、面状或いは棒状の発熱
体(加熱手段)9が多数配置されており、これらの発熱
体9からの赤外線輻射熱並びに対流作用によって、コン
ベア機構8にて搬送される回路基板4はその上下から加
熱されることとなる。
【0040】なお、回路基板4上にはスクリーン印刷技
術等により予めクリーム半田が各接合箇所に対応して付
着されており、またこのクリーム半田の粘性を利用して
回路部品が回路基板4上に仮り止め搭載されている。
【0041】先に述べたように、この種のリフロー炉に
よる加熱ではクリーム半田が付着した接合部(ランド
等)のみならず基板全体を一様に高温加熱するため、そ
の際に熱に弱い半導体LSI等の回路部品は熱損傷を受
ける虞がある。そこで、この発明では、後述するよう
に、熱伝導プローブの先端を回路基板上に接触させてそ
の部分の熱を局部的に逃すことにより、熱に弱い回路部
品が高温に加熱されるのを防止しようとするものであ
る。
【0042】すなわち、図2に示されるように、横長炉
体3の本加熱室6内には、その先端部10aから与えら
れた熱をその後端部へと効率よく伝導して最終的に放熱
板11から放熱する熱伝導プロープ10と、この熱伝導
プローブ10の先端部10aを所定ストロークで上下動
させることにより、先端部10aを搬送されてくる回路
基板4上の所定箇所に接触若しくは離脱させるためのプ
ローブ接離機構12とが設けられている。なお、熱伝導
プローブ10には後述するように回路基板4に接触した
際に衝撃を与えることがないように幾分の弾性が付与さ
れている。
【0043】また、この例に示されるプローブ接離機構
12は、熱伝導プローブ10の後端部を保持するブラケ
ット12aとこのブラケット12aを路壁に固定された
垂直ポスト12bをガイドとして上下動させるソレノイ
ド機構12cとから構成された極めて簡単な機構が採用
されている。
【0044】このことから明らかなように、この例に示
される熱伝導プローブ10は上下動は許容されているも
のの、水平方向への移動は規制されている。そのため、
搬送機構を構成するコンベア機構8の動作は、熱伝導プ
ローブ10の上下動と連動して搬送動作と搬送停止動作
とを交互に繰り返すものとなる。すなわち、相連続して
搬送される回路基板4の一つが熱伝導プローブ10の先
端部10aの直下に来る毎に、コンベア機構8の搬送動
作は一定時間停止され、その間に熱伝導プローブ10の
先端部10aが降下して回路基板4上の所定箇所に接触
し、その状態にて回路基板4に対する全体加熱が行われ
てクリーム半田の加熱溶融が行われ、上述の一定時間の
経過と共に搬送動作が再開されて、以上の動作が繰り返
されるのである。
【0045】次に、熱伝導プロープ10の具体的な構造
の幾つかの例を図3並びに図4を参照して概念的に説明
する。図3に示されるものは、回路基板との接触で伝導
された熱を熱電冷却素子で強制的に逃すようにしたもの
である。この熱伝導プローブ10は、吸熱端となる先端
部10aと放熱端となる後端部10bとを有する銅製棒
材(可撓性棒状熱伝導材)10Aと、吸熱端となる先端
部10aを残して前記銅製棒材10Aの周囲を包囲する
アルミ箔(熱線反射被覆)10Bと、前記銅製棒材10
Aとその周囲を包囲するアルミ箔10Bとの間に介在さ
れたグラスウール層(断熱材層)10Cと、前記銅製棒
材10Aの放熱端となる後端部10bに接続されかつ伝
導される熱を冷却するための熱電冷却素子10Dと、を
具備することを特徴とするものである。なお、図におい
て、10Eは熱電冷却素子10Dに対する通電用の電
線、10Fは熱電冷却素子10Dから発生する熱を放散
するための放熱板である。ここで、『熱電冷却素子』と
は、2つの異種金属の接合部を通って電流を流したと
き、熱が吸収されると言うペルチェ効果に基づいて作ら
れた電子熱ポンプのことであり、Bi2Te3,Sb2
3のような半導体と金属との接合部における同様の効
果を利用したものも存在する。半導体を用いたものは、
正電極−n型半導体−中間電極−p型半導体−負電極と
言う構成によって、電極を通して通電することにより、
正負両電極側を発熱源としかつ中間電極を吸熱源とする
熱ポンプができる。なお、図3に示される例は熱伝導プ
ローブの構造自体を取り出して説明するためのものであ
り、これをどのようにしてリフロー炉内に取り付けるか
に付いては明らかにしてはいないが、当業者であれば図
2の記述を併せて考慮することにより、そのような取り
付け構造については容易に理解されるであろう。
【0046】また、図4に示されるものは、回路基板と
の接触で伝導された熱をヒートパイプで炉外へ強制的に
逃すようにしたものである。この熱伝導プローブ10
は、吸熱端となる先端部10aと放熱端となる後端部1
0bとを有する銅製棒材(可撓性棒状熱伝導材)10A
と、吸熱端となる先端部10aを残して銅製棒材10A
の周囲を包囲するアルミ箔(熱線反射被覆)10Bと、
銅製棒材10Aとその周囲を包囲するアルミ箔10Bと
の間に介在されたグラスウール層(断熱材層)10C
と、前記銅製棒材10Aの放熱端となる後端部10bに
接続されかつ伝導される熱を炉外に逃すためのヒートパ
イプ10Gと、を具備することを特徴とするものであ
る。尚、10Hは炉壁、10Iは放熱フィンである。ま
た、図4に示される例は熱伝導プローブの構造自体を取
り出して説明するためのものであり、これをどのように
してリフロー炉内に取り付けるかに付いては明らかにし
てはいないが、当業者であれば図2の記述を併せて考慮
することにより、そのような取り付け構造については容
易に理解されるであろう。
【0047】次に、本発明に好適な回路基板側の幾つか
の構成について図5〜図12を参照して説明する。
【0048】本発明にかかる熱伝導プローブ10は、そ
の先端部10aを接触するだけでその接触された部分の
温度を局部的に低下させることができる。しかし、回路
基板上に仮止め搭載された回路部品に熱伝導プローブ1
0を直接に接触させることは、その部品に位置ズレや破
損を生じさせる虞がある。そこで、この発明では、回路
基板上に設けられた接合箇所であるランドパターンとは
別に銅箔製の放熱パターンをランドパターンの形成工程
と同時に形成することにより、この問題を解決してい
る。
【0049】すなわち、図5は片面基板にこの放熱パタ
ーンを適用したものであり、図5(a)において、1
3,13は接合対象となる一対の銅箔ランドパターン、
14はそれら銅箔ランドパターン13,13に掛け渡さ
れた熱に弱いチップ部品等の電子部品、15,15は電
子部品14と銅箔ランドパターン13,13とを接合す
る半田部分、16は電子部品14の真下に前記銅箔ラン
ドパターン13,13とアイソレート状態で敷設された
銅箔放熱パターン、17は基板であり、放熱パターン1
6と電子部品14の底面とは、図5(b)に示されるよ
うに、直接に接触して熱結合されている。そして、前述
した熱伝導プローブ10の先端10aはこの放熱パター
ン16に接触される。この例によれば、電子部品14に
対して位置ズレや破損を生じさせることなく、電子部品
14の熱を熱伝導プローブ10を介して逃し、これによ
り電子部品14の過熱を防止しつつ半田付けを行うこと
ができる。
【0050】図6は両面基板にこの放熱パターンを適用
したものであり、この例にあっては、基板17の裏面側
にも放熱パターン18が設けられ、この基板裏面側の銅
箔放熱パターン18はスルーホール19を介して基板表
面側の銅箔放熱パターン16と熱結合されている。な
お、図5(b)と同一構成部分について同符号を付して
いる。この例によれば、基板表面側に回路部品が高密度
に実装されてスペース的に余裕があまりない場合であっ
ても、基板裏面側に銅箔放熱パターン18を設けてこれ
に熱伝導プローブ10の先端10aを接触させること
で、基板表面側に実装された回路部品14の熱を逃すこ
とができる。
【0051】図7は多層基板にこの放熱パターンを適用
したものであり、この例にあっては、前述したスルーホ
ール19は内層銅箔20にも熱結合されており、これに
より内層銅箔20がヒートシンクとして作用することに
より、電子部品14の温度上昇を一層抑制することがで
きる。
【0052】図8〜図10は、上述した片面基板、両面
基板、並びに、多層基板に対応する放熱パターンの構成
を、熱に弱い半導体LSI等が封止されたQFP等の電
子部品に適用したものである。
【0053】すなわち、図8(a),(b)において、
21はQFP電子部品に導通するための銅箔配線パター
ン、22はQFP電子部品、23は電子部品22の外周
に配置されたグルウィング型のリード、24は電子部品
22の真下に銅箔配線パターン21とアイソレートされ
て配置された銅箔放熱パターン、24aは銅箔放熱パタ
ーン24から導出された放熱用パッドパターン、25は
QFP電子部品22の下面と銅箔放熱パターン24との
間に介在されたシリコーン層、26は基板、27は半田
部分である。この例によれば、電子部品22と放熱パタ
ーン24との隙間には熱伝導性の良好なシリコーン層2
5が介在されているため、放熱用パッドパターン24a
に熱伝導プローブ10の先端10aを接触してQFP電
子部品22の熱を効率よく逃し、QFP電子部品の温度
上昇を抑制することができる。
【0054】図9は両面基板にこの放熱パターンを適用
したものであり、この例にあっては、基板26の裏面側
にも放熱パターン28が設けられ、この基板裏面側の銅
箔放熱パターン28はスルーホール29を介して基板表
面側の銅箔放熱パターン24と熱結合されている。な
お、図8(b)と同一構成部分について同符号を付して
いる。この例によれば、基板表面側に回路部品が高密度
に実装されてスペース的に余裕があまりない場合であっ
ても、基板裏面側に銅箔放熱パターン28を設けてこれ
に熱伝導プローブ10の先端10aを接触させること
で、基板表面側に実装されたQFP電子部品22の熱を
逃すことができる。
【0055】図10は多層基板にこの放熱パターンを適
用したものであり、この例にあっては、前述したスルー
ホール29は内層銅箔30にも熱結合されており、これ
により内層銅箔29がヒートシンクとして作用すること
により、電子部品22の温度上昇を一層抑制することが
できる。
【0056】図11〜図12は、上述した片面基板、並
びに、多層基板に対応する放熱パターンの構成を、熱に
弱いインサート電子部品に適用したものである。
【0057】すなわち、図11(a),(b)は片面基
板に適用したものであり、図において、31はインサー
ト電子部品に導通するためのスルーホール、32はイン
サート電子部品、33はインサート電子部品32の両端
部から突出されたリードピン、34はインサート電子部
品32の真下にスルーホール31とアイソレートされて
配置された銅箔放熱パターン、35はインサート電子部
品32の下面と銅箔放熱パターン34との間に介在され
たシリコーン層、36は基板、37は半田部分である。
この例によれば、電子部品32と放熱パターン34との
隙間には熱伝導性の良好なシリコーン層35が介在され
ているため、放熱用パターン34に熱伝導プローブ10
の先端10aを接触してインサート電子部品32の熱を
効率よく逃し、インサート電子部品の温度上昇を抑制す
ることができる。
【0058】また、図12は多層基板に適用したもので
あり、この例にあっては、前述した銅箔放熱パターン3
4は内層銅箔38にも熱結合されており、これにより内
層銅箔38がヒートシンクとして作用することにより、
インサート電子部品32の温度上昇を一層抑制すること
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、リフロー方式に代表されるこの種の基板全体
加熱を伴う半田付け方法において、回路部品の過熱損傷
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半田付け方法並びに装置が適用
されたリフロー炉の構成を概念的に示す構成図である。
【図2】本発明にかかる図1の構成図における熱伝導プ
ローブの配置例を概念的に示す構成図である。
【図3】本発明にかかる熱伝導プローブの構成の一例を
示す断面図である。
【図4】本発明にかかる熱伝導プローブの構成の一例を
示す断面図である。
【図5】本発明に好適な放熱パターンの構成を片面基板
にチップ部品を搭載する場合で示す説明図である。
【図6】本発明に好適な放熱パターンの構成を両面基板
にチップ部品を搭載する場合で示す説明図である。
【図7】本発明に好適な放熱パターンの構成を多層基板
にチップ部品を搭載する場合で示す説明図である。
【図8】本発明に好適な放熱パターンの構成を片面基板
にQFP部品を搭載する場合で示す説明図である。
【図9】本発明に好適な放熱パターンの構成を両面基板
にQFP部品を搭載する場合で示す説明図である。
【図10】本発明に好適な放熱パターンの構成を多層基
板にQFP部品を搭載する場合で示す説明図である。
【図11】本発明に好適な放熱パターンの構成を片面基
板にインサート部品を搭載する場合で示す説明図であ
る。
【図12】本発明に好適な放熱パターンの構成を多層基
板にインサート部品を搭載する場合で示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 入口部 2 出口部 3 横長炉体 4 回路基板 5 予備加熱室 6 本加熱室 7 降温室 8 コンベア機構 9 発熱体 10 熱伝導プローブ 10a 熱伝導プローブの先端 10b 熱伝導プロープの後端 10A 銅製棒材 10B アルミ箔 10C グラスウール層 10D 熱電冷却素子 10E 電線 10F 放熱板 10G ヒートパイプ 10H 炉壁 10I 放熱フィン 11 放熱板 12 プローブ接離機構 12a ブラケット 12b 垂直ガイドポスト 12c ソレノイド 13 ランド部 14 チップ型電子部品 15 半田部分 16 放熱パターン 17 回路基板 18 基板裏面側放熱パターン 19 スルーホール 20 内層銅箔 21 配線パターン 22 QFP電子部品 23 グルウィング型リード 24 放熱パターン 24a 放熱用のコンタクトパターン 25 シリコーン層 26 回路基板 27 半田部分 28 基板裏面側放熱パターン 29 スルーホール 30 内層銅箔 31 スルーホール 32 インサート型電子部品 33 リードピン 34 放熱パターン 35 シリコーン層 36 回路基板 37 半田部分 38 内層銅箔

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を有する炉体と、半田付け材料
    が付着されかつ回路部品が搭載された回路基板を前記炉
    体内に搬送する搬送手段と、を備え、前記搬送される回
    路基板のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付け材料を溶融
    させて、回路基板と回路部品との半田付け接合を行う半
    田付け装置であって、 前記炉体内には、 その先端を前記搬送される回路基板に接触させて当該回
    路基板上の熱を局部的に逃す熱伝導プローブと、 前記熱伝導プローブの先端を搬送される回路基板上の所
    定箇所に接触並びに離脱させるためのプロープ接離機構
    と、 が設けられていることを特徴とする半田付け装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段の送り動作は、搬送と停止
    とを交互に繰り返すものであり、かつ前記ハンドリング
    機構による熱伝導プローブの接触動作は、前記搬送手段
    の搬送停止中に行われることを特徴とする請求項1に記
    載の半田付け装置。
  3. 【請求項3】 前記熱伝導プローブには、その先端を回
    路基板上に接触させた際に当該回路基板に衝撃を与えな
    いための弾性が付与されていることを特徴とする請求項
    1に記載の半田付け装置。
  4. 【請求項4】 吸熱端となる先端部と放熱端となる後端
    部とを有する可撓性棒状熱伝導材と、 吸熱端となる先端部を残して前記可撓性棒状熱伝導材の
    周囲を包囲する熱線反射被覆と、 前記可撓性棒状熱伝導材とその周囲を包囲する熱線反射
    被覆との間に介在された断熱材層と、 前記可撓性棒状熱伝導材の放熱端となる後端部に接続さ
    れかつ伝導される熱を冷却するための熱電冷却素子と、 を具備することを特徴とする熱伝導プローブ。
  5. 【請求項5】 吸熱端となる先端部と放熱端となる後端
    部とを有する可撓性棒状熱伝導材と、 吸熱端となる先端部を残して前記可撓性棒状熱伝導材の
    周囲を包囲する熱線反射被覆と、 前記可撓性棒状熱伝導材とその周囲を包囲する熱線反射
    被覆との間に介在された断熱材層と、 前記可撓性棒状熱伝導材の放熱端となる後端部に接続さ
    れかつ伝導される熱を逃すためのヒートパイプと、 を具備することを特徴とする熱伝導プローブ。
  6. 【請求項6】 前記熱伝導プローブは、 吸熱端となる先端部と放熱端となる後端部とを有する可
    撓性棒状熱伝導材と、 吸熱端となる先端部を残して前記可撓性棒状熱伝導材の
    周囲を包囲する熱線反射被覆と、 前記可撓性棒状熱伝導材とその周囲を包囲する熱線反射
    被覆との間に介在された断熱材層と、 前記可撓性棒状熱伝導材の放熱端となる後端部に接続さ
    れかつ伝導される熱を冷却するための熱電冷却素子と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の半田付け
    装置。
  7. 【請求項7】 前記熱伝導プローブは、 吸熱端となる先端部と放熱端となる後端部とを有する可
    撓性棒状熱伝導材と、 吸熱端となる先端部を残して前記可撓性棒状熱伝導材の
    周囲を包囲する熱線反射被覆と、 前記可撓性棒状熱伝導材とその周囲を包囲する熱線反射
    被覆との間に介在された断熱材層と、 前記可撓性棒状熱伝導材の放熱端となる後端部に接続さ
    れかつ伝導される熱を逃すためのヒートパイプと、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の半田付け
    装置。
  8. 【請求項8】 半田付け材料が付着されかつ回路部品が
    搭載された回路基板を加熱炉内に搬送することにより、
    搬送される回路基板のほぼ全面を加熱しつつ前記半田付
    け材料を溶融させて、回路基板と回路部品との半田付け
    接合を行う半田付け方法であって、 前記加熱炉内における回路基板の加熱は、熱伝導プロー
    ブの先端を前記搬送される回路基板に接触させて当該回
    路基板上の熱を局部的に逃しつつ行われることを特徴と
    する半田付け方法。
  9. 【請求項9】 前記回路基板の搬送は、搬送と停止とを
    交互に繰り返しながら行われ、かつ前記熱伝導プローブ
    の接触動作は搬送停止中に行われることを特徴とする請
    求項8に記載の半田付け方法。
  10. 【請求項10】 半田付け材料が付着されかつ回路部品
    が搭載された回路基板を加熱炉内に搬送することによ
    り、搬送される回路基板のほぼ全面を加熱しつつ前記半
    田付け材料を溶融させて、回路基板と回路部品との半田
    付け接合を行う半田付け方法であって、 前記回路基板の表面側には、特定の回路部品と熱結合さ
    れた放熱パターンが形成されており、 前記加熱炉内における回路基板の加熱は、熱伝導プロー
    ブの先端を前記搬送される回路基板上の放熱パターンに
    接触させて、当該放熱パターンに熱結合される回路部品
    の熱を逃しつつ行われることを特徴とする半田付け方
    法。
  11. 【請求項11】 半田付け材料が付着されかつ回路部品
    が搭載された回路基板を加熱炉内に搬送することによ
    り、搬送される回路基板のほぼ全面を加熱しつつ前記半
    田付け材料を溶融させて、回路基板と回路部品との半田
    付け接合を行う半田付け方法であって、 前記回路基板の裏面側にはスルーホールで表面側回路部
    品と熱結合された放熱パターンが形成されており、かつ
    前記加熱炉内における回路基板の加熱は、熱伝導プロー
    ブの先端を前記搬送される回路基板の前記裏面側放熱パ
    ターンに接触させて、当該放熱パターンに熱結合される
    基板表面側回路部品の熱を逃しつつ行われることを特徴
    とする半田付け方法。
  12. 【請求項12】 前記回路基板は、ヒートシンクを構成
    する内層銅箔を有する多層基板であることを特徴とする
    請求項10若しくは請求項11に記載の半田付け方法。
  13. 【請求項13】 前記放熱パターンは、前記回路部品の
    底面に熱結合されていることを特徴とする請求項8〜1
    2のいずれかに記載の半田付け方法。
JP24559296A 1996-08-28 1996-08-28 半田付け方法及び装置 Pending JPH1070361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24559296A JPH1070361A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 半田付け方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24559296A JPH1070361A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 半田付け方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1070361A true JPH1070361A (ja) 1998-03-10

Family

ID=17136029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24559296A Pending JPH1070361A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 半田付け方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1070361A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8981805B2 (en) 2012-06-04 2015-03-17 Mitsubishi Electric Corporation Inspection apparatus and inspection method
JP2017168629A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 アズビル株式会社 はんだ付け装置及びはんだ付け方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8981805B2 (en) 2012-06-04 2015-03-17 Mitsubishi Electric Corporation Inspection apparatus and inspection method
JP2017168629A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 アズビル株式会社 はんだ付け装置及びはんだ付け方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4159861B2 (ja) プリント回路基板の放熱構造の製造方法
US6822867B2 (en) Electronic assembly with solderable heat sink and methods of manufacture
US6773963B2 (en) Apparatus and method for containing excess thermal interface material
JP2002026468A (ja) プリント配線基板及び半導体装置
EP0852398A1 (en) Apparatus for heating and cooling an electronic device
JPH10125832A (ja) 熱伝導方法および装置
JPH079956B2 (ja) 集積回路基板用ヒート・シンク
TW200928203A (en) LED illuminating device capable of quickly dissipating heat and its manufacturing method
JP2001144449A (ja) 多層プリント配線板およびその放熱構造
TW201143588A (en) Combining method for heat dissipating module
JP2004095586A (ja) 電気装置および配線基板
JP2000058930A (ja) 熱電素子およびその製造方法
JP2008252091A (ja) 半導体チップの取り付け
US11985758B2 (en) Indium-based interface structures, apparatus, and methods for forming the same
TWI770612B (zh) 晶片移轉系統與晶片移轉方法
KR101082580B1 (ko) 플립칩이 실장된 인쇄회로기판의 열전 냉각 장치
JPH1070361A (ja) 半田付け方法及び装置
JP2803603B2 (ja) マルチチップパッケージ構造
JP2001168476A (ja) 回路基板上での放熱構造
JP2008132508A (ja) はんだ接合装置
JPH11121660A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH10125833A (ja) Bga型パッケージ実装基板及びbga型パッケージ実装方法
US7183642B2 (en) Electronic package with thermally-enhanced lid
KR100759497B1 (ko) 반도체 소자와 방열판의 어셈블리 및 그 제조방법
JPH1032290A (ja) 電子冷却構造