JP5121322B2 - プローバおよびプローバのウエハチャックの温度制御方法 - Google Patents

プローバおよびプローバのウエハチャックの温度制御方法 Download PDF

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本発明は、半導体ウエハ上に形成された複数の半導体チップ(ダイ)の電気的な検査を行うためにダイの電極をテスタに接続するプローバおよびそのウエハチャックの温度制御方法に関し、特にウエハを保持するウエハチャックの表面を加熱及び冷却して高温及び低温環極で検査が行えるプローバおよびそのウエハチャックの温度制御方法に関する。
半導体製造工程では、薄い円板状の半導体ウエハに各種の処理を施して、半導体装置(デバイス)をそれぞれ有する複数のチップ(ダイ)を形成する。各チップは電気的特性が検査され、その後ダイサーで切り離なされた後、リードフレームなどに固定されて組み立てられる。上記の電気的特性の検査は、プローバとテスタで構成されるウエハテストシステムにより行われる。プローバは、ウエハをステージに固定し、各チップの電極パッドにプローブを接触させる。テスタは、プローブに接続される端子から、電源および各種の試験信号を供給し、チップの電極に出力される信号をテスタで解析して正常に動作するかを確認する。
半導体装置は広い用途に使用されており、−60°Cのような低温環境や、200°Cのような高温環境でも使用される半導体装置(デバイス)もあり、プローバにはこのような環境での検査が行えることが要求される。そこで、プローバにおいてウエハを保持するウエハチャックのウエハ載置面の下に、例えば、加熱機構(ヒータ)、冷却機構(チラー機構)などのウエハチャックの表面の温度を変えるウエハ温度調整機構を設けて、ウエハチャックの上に保持されたウエハを加熱又は冷却することが行われる。
図1は、ヒータとチラー機構で構成されるウエハ温度調整機構を有するプローバを備えるウエハテストシステムの概略構成を示す図である。プローバは、ウエハWを保持するウエハチャック11と、検査する半導体チップの電極配置に合わせて作られたプローブ18を有するプローブカード17と、制御部16と、を有する。ウエハチャック11内には、冷却液経路12及びヒータ13が設けられる。冷却液経路12には冷却液源14から経路15を介して冷却液が流され、ウエハWを保持するウエハチャック11の表面を冷却する。また、ヒータ13は発熱してウエハWを保持するウエハチャック11の表面を加熱する。制御部16は、ウエハチャック11の表面の近くに設けられた温度センサ19の検出した温度に基づいて、冷却液源14及びヒータ13を制御して、ウエハチャック11の表面が所望の温度になるようにする。なお、ここでは、ウエハチャック11の表面に近い側にヒータ13を設け、その下に冷却液経路12を設ける例を示したが、冷却液経路12を上にその下にヒータ13を設ける場合もある。プローバは、この他にも、ウエハチャック11のX、Y及びZ方向の3軸移動・回転機構、ウエハ上に形成されたダイの配列方向を検出するアライメント用カメラと、プローブの位置を検出する針位置検出カメラと、それらを収容する筐体などが設けられ、上記のプローブカード17は、筐体に設けられたカードホルダに取り付けられる。このような構成要素は本発明に直接関係しないので、ここでは図示を省略している。
テスタは、テスタ本体21と、テスタ本体21の端子とプローブカード17の端子を電気的に接続するコネクション部22と、を有する。コネクション部22は、バネを使用した接続端子機構、いわゆるスプリングピン構造を有する。プローバは、ウエハテストにおいてテスタと連携して測定を行うが、その電源系や機構部分はテスタ本体及びテストヘッドとは独立した装置である。
ウエハチャック11内には、他にもウエハWを真空吸着するための真空経路などが設けられ、ウエハチャック11内における冷却液経路12、ヒータ13及び真空経路の配置については各種の変形例がある。
ウエハを所定の温度にして検査を行う場合、ウエハWをウエハチャック11に保持した状態で、制御部16は温度センサ19の検出した温度に基づいてウエハチャックのヒータ及びチラー機構を制御し、ウエハチャック11が所定の温度になるようにする。ウエハチャック11は、アルミニューム、銅などの金属や、熱伝導性の良好なセラミックなどの材料で作られている。
以上説明したプローバ及びウエハテストシステムの構成は、例えば特許文献1などに、またヒータおよび冷却液経路を有するウエハチャックの構造については特許文献2などに記載されており、広く知られているので、ここではこれ以上の説明を省略する。また、特許文献3は、ウエハチャックのチラー機構を記載している。
図2は、チラー機構の構成を示す図である。図2に示すように、ポンプ32は、タンク31内に保持された低温の冷却液を、経路33、ウエハチャック11内の冷却液経路、経路34、タンク31の順に循環させ、ウエハチャック11を冷却する。ここでは、冷却液が、ポンプ32、経路33、ウエハチャック11内の冷却液経路、経路34およびタンク31の順に循環するラインを、ウエハチャック冷却経路と称する。タンク31は、ほぼ密閉された断熱構造を有し、タンク31の上部と外部をつなぐ空気経路35が設けられているので、タンク31の上部の空間は大気開放されている。従って、経路34はタンク31の大気開放部分に接続され、循環した冷却液はタンク31の大気開放部分に出力され、タンク31内に回収される。なお、ウエハチャック11にはヒータも設けられているが、ここでは図示を省略しており、これは以下の図でも同様である。
タンク31内の冷却液は、ポンプ41により、経路43、冷却器45、流量調整弁42、経路44、タンク31の順に循環され、冷却器45で冷却されてタンク31に戻る。流量調整弁42により循環する冷却液の量を調整することにより、タンク31内に保持される冷却液の温度が調整される。ここでは、冷却液が、ポンプ41、経路43、冷却器45、流量調整弁42、経路44およびタンク31の順に循環するラインを、冷却液冷却経路と称する。
冷却器45には、圧縮機(コンプレッサ)51、経路53、凝縮機55、経路54、膨張弁52、冷却器45の順に代替フロンが循環する循環ラインにより代替フロンが供給されて蒸発することにより、冷却器45を冷却する。冷却器45で気化した代替フロンは、圧縮機51で圧縮された後、凝縮機55で冷却されて液化し、膨張弁52を経て冷却器45で蒸発する。膨張弁52は、キャピラリ(毛細管)チューブの場合もある。凝縮機55は、ファン56により空冷されるが、水冷の場合もある。
ウエハチャック11を冷却する場合、温度が低いほど周囲との温度差が大きくなり、冷却液の温度が上昇するので、その分チラー機構で消費するエネルギーが増加する。
ウエハを所定の温度にして検査を行う場合、ウエハWをウエハチャック11に保持した状態で、制御部16は温度センサ19の検出した温度に基づいてウエハの冷却及び加熱機構を制御し、ウエハチャック11が所定の温度になるようにする。ウエハチャック11は、アルミニューム、銅などの金属や、熱伝導性の良好なセラミックなどの材料で作られている。
以上説明したプローバ及びウエハテストシステムの構成は、広く知られているので、ここではこれ以上の説明を省略する。
高温又は低温で検査を行う場合、ウエハチャック11の部分のみが高温又は低温に保持されるので、周囲との温度差のためにウエハチャック11の温度が変化する。また、上記のように検査に伴うチップの発熱のためにウエハチャック11の温度が変化する。そこで、制御部16は温度センサ19の検出する温度に応じてチラー機構やヒータなどの加熱機構を制御するが、正確な温度制御を行うにはそれらの応答性能(レスポンス)が問題になる。例えば、温度センサ19が目標温度からのずれを検出して直ぐに温度ずれを補正するようにチラー機構や加熱機構を制御しても、レスポンスが遅いと、補正されるまでには長い時間を要するために、その間に温度ずれが大きくなり目標温度に正確に制御することができないという問題を生じる。
一般に、ヒータは電流を増加させると直ぐに発熱するので比較的レスポンスが速いが、チラー機構は冷却液源14内の冷却液の温度を変化させるのに時間を要する上、温度が変化された冷却液が経路15を通って冷却液経路12内を循環してウエハチャック11を冷却するので、レスポンスが非常に遅い。
そこで、低温条件で検査を行う時には、ウエハチャック11を目標温度より低いチラー目標温度になるようにチラー機構を一定の条件で動作させた上で、ヒータを発熱させて目標温度になるように制御している。ウエハチャックの温度変化に対しては、ヒータの発熱量を変化させて目標温度になるように調整する。目標温度とチラー目標温度の差が下側の調整範囲である。高温条件で検査を行う時には、チラー機構を動作させず、ヒータのみを動作させて目標温度になるように調整を行う。
図3は、上記のように、ウエハチャック11を目標温度Tより低いチラー目標温度Cになるようにチラー機構を動作させた上で、ヒータを発熱させて目標温度になるように制御する場合の温度変化例を示す図である。目標温度Tが室温より低い場合には、目標温度Tより低温のチラー目標温度Cを決定し、チラー機構だけを動作させた場合にはウエハチャックがチラー目標温度Cになるようにチラー機構を制御する。その上で、ウエハチャック11の温度が目標温度Tになるように、ヒータをオン・オフ動作させる。上記のように、ヒータのオン・オフ動作による加熱動作の制御は比較的レスポンス時間が短いがそれでもある程度の時間遅れがあるため、ウエハチャックの温度は図3に示すように変動する。
特開2001−210683号公報(全体) 特開2002−124558号公報(全体) 特開2003−148852号公報(全体)
上記のように、低温条件で検査を行う時には、チラー機構とヒータを併用して温度制御を行うが、このような制御はエネルギー消費の点からは非効率な制御である。すなわち、チラー機構により目標温度とチラー目標温度の差だけさらに温度を低下させる分とヒータが、チラー目標温度から目標温度まで温度を上昇させる分は、本来不要なエネルギ消費である。
従来、プローバなどの半導体製造装置は性能優先であったが、近年プローバにおいても消費電力の低下が求められるようになってきた。
本発明は、各種の検査条件に対応可能で、消費電力を低減したプローバおよびプローバのウエハチャックの温度制御方法を実現することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明のプローバおよびプローバのウエハチャックの温度制御方法は、ウエハチャックを低温にする制御を開始する時点では、チラー目標温度を従来と同様に決定し、実際に温度制御を行っている際のウエハチャックの温度変化を検出し、その変動幅に応じてチラー目標温度を変化させることを特徴とする。具体的には、ウエハチャックの温度変化の変動幅が目標温度とチラー目標温度の差より十分に小さい場合には、チラー目標温度を増加する。
すなわち、本発明のプローバは、ウエハを保持するウエハチャックと、各部を制御する制御部と、を備え、ウエハ上に形成された複数の半導体装置をテスタで検査をするために、前記テスタの各端子を前記半導体装置の電極に接続するプローバであって、前記ウエハを保持する前記ウエハチャックの表面を冷却する冷却手段と、前記ウエハを保持する前記ウエハチャックの表面を加熱する加熱手段と、を備え、前記制御部は、前記ウエハを保持する前記ウエハチャックの表面を低温にする時には、前記ウエハチャックの表面を目標温度より低温のチラー目標温度にするように前記冷却手段を動作させると共に、前記加熱手段を動作させて前記目標温度になるように制御するプローバにおいて、前記制御部は、前記ウエハチャックを前記目標温度になるようにする制御が行われている時に、前記ウエハチャックの表面温度の変化を検出して変動幅を算出し、算出した変動幅を、前記目標温度と前記チラー目標温度の差と比較し、比較結果に基づいて前記チラー目標温度を変化させることを特徴とする。
また、本発明のプローバのウエハチャックの温度制御方法は、ウエハチャックの表面を低温にする時には、冷却手段により、前記ウエハチャックの表面を目標温度より低温のチラー目標温度にするように制御すると共に、加熱手段により前記目標温度になるように制御するプローバのウエハチャックの温度制御方法において、前記ウエハチャックを前記目標温度になるようにする制御が行われている時に、前記ウエハチャックの表面温度の変化を検出し、検出した表面温度の変化から変動幅を算出し、算出した変動幅を、前記目標温度と前記チラー目標温度の差と比較し、比較結果に基づいて前記チラー目標温度を変化させることを特徴とする。
上記比較は、変動幅の、目標温度とチラー目標温度の差に対する比率を算出し、算出した比率が所定値より小さいかを判定することにより行わる。そして、変動幅が小さい時にチラー目標温度を所定温度増加する。
上記のようなウエハチャックの温度制御を行う場合、ウエハチャックの温度は、目標温度、室温、ウエハの種類、搭載されたデバイスの特性など各種の要因に影響されるため、変動幅は一定しない。プローバには、どのような場合でも目標温度での検査が行えることが要求される。チラー目標温度と目標温度の差が変動幅より小さい場合、ウエハチャックを目標温度にすることが不可能であるという事態が生じるが、プローバにはこのような事態が生じないようにすることが要求される。そのため、チラー目標温度と目標温度の差を十分に小さくすることはできない。
上記のように、変動幅に影響する要因は各種あるが、実際に温度制御した時の変動幅がこれらの要因の総合的な結果である。本発明はこの点に着目して、実際に温度制御した時の変動幅を求め、変動幅を目標温度とチラー目標温度の差と比較し、比較結果に基づいてチラー目標温度を最適な値になるように変化させる。これにより、温度変化の変動幅が大きい場合にも対処可能で、かつチラー目標温度を目標温度に近づけられる場合にはそのサを小さくするので消費電力を低減することが可能である。
半導体製造工程のプローブ検査では、同種のウエハが同一の温度条件で連続して測定される場合がある。このような場合には、検査するウエハを交換しても類似の変動幅になることが予測されるので、前のウエハを検査した時のチラー目標温度を利用することが可能である。
本発明によれば、制御シーケンスを変更するだけで、各種の検査条件に対応可能でかつ消費電力を低減したプローバおよびプローバのウエハチャックの温度制御方法が実現できる。
以下本発明の実施例のプローバを説明するが、実施例のプローバのハードウエア構成は、図1および図2で説明した従来のプローバと同じであり、低温条件での制御部16の制御シーケンスのみが異なる。
図4は、本発明による低温時のウエハチャックの温度制御を説明する図である。ウエハチャック11を低温の目標温度Tにする場合には、従来と同様にチラー目標温度C1を決定し、従来と同様の方法でウエハチャック11を目標温度Tにする制御を実行する。当然のことながら、ウエハチャック11が目標温度Tに対して所定範囲内になった段階で検査が開始される。制御部16は、検査と並行して温度センサ19の出力を読み取り、ウエハチャック11の表面付近の温度を検出する。
ウエハチャック11の表面付近の温度が、図4の(A)に示すように、比較的小さな変動幅で変化した時には、チラー目標温度をC1から、目標温度Tに近いC2に上昇させる。また、ウエハチャック11の表面付近の温度が、図4の(B)に示すように、変動幅が大きい時には、チラー目標温度をC1のまま維持する。
図5は、実施例のプローバにおける低温時のウエハチャックの温度制御シーケンスを示すフローチャートである。
ステップ101では、従来と同様に目標温度Tに応じてチラー目標温度C1を決定する。
ステップ102では、従来と同様にウエハチャック11を目標温度Tにするように、ヒータ13およびチラー機構を制御する。もしウエハチャック11が目標温度Tに対して所定範囲内になった時には検査を開始する。
ステップ103では、温度センサ19の出力するウエハチャック11の温度を検出して、その変動幅を算出する。
ステップ104では、算出した変動幅の、目標温度Tとチラー目標温度Cの差T−Cに対する比率Rを算出する。
ステップ105では、比率Rが、TRより小さいかを判定する。Tは例えば0.7程度の値である。RがTRより小さければステップ106に進み、そうでなければステップ102に戻る。
ステップ106では、チラー目標温度CをΔ(T−C)だけ上昇させる。ここでΔは例えば0.1乃至0.2の値である。ステップ106の後、ステップ102に戻る。
図5に示した動作を繰り返すことにより、ウエハチャックの温度の変動幅が小さい場合には、チラー目標温度が目標温度に近くなる。これにより、消費電力(消費エネルギー)が低減される。
以上本発明の実施例を説明したが、各種の変形例が可能であるのはいうまでもない。例えば、図5のフローチャートに示した以外の制御方法も可能である。また、ウエハチャックを加熱する加熱機構と、冷却するチラー機構と、を有する構成であれば、どのような構成にも本発明を適用することができる。
本発明は、ウエハチャックの加熱機構とチラー機構を有するプローバであれば、どのようなものにも適用可能である。
ウエハ温度調整機構を有するプローバを備えるウエハテストシステムの概略構成を示す図である。 チラー機構の構成を示す図である。 ウエハチャックの加熱機構とチラー機構の両方を利用して低温にする従来の制御を説明する図である。 本発明の実施例の温度制御を説明する図である。 本発明の実施例の温度制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 ウエハチャック
12 冷却液経路
13、13A、13B ヒータ
14 冷却液源
16 制御部
19、19A、19B 温度センサ
W ウエハ

Claims (4)

  1. ウエハを保持するウエハチャックと、
    各部を制御する制御部と、を備え、ウエハ上に形成された複数の半導体装置をテスタで検査をするために、前記テスタの各端子を前記半導体装置の電極に接続するプローバであって、
    前記ウエハを保持する前記ウエハチャックの表面を冷却する冷却手段と、
    前記ウエハを保持する前記ウエハチャックの表面を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記制御部は、前記ウエハを保持する前記ウエハチャックの表面を低温の目標温度にする時には、前記ウエハチャックの表面を前記目標温度より低温のチラー目標温度にするように前記冷却手段を動作させると共に、前記加熱手段を動作させて前記目標温度になるように制御するプローバにおいて、
    前記制御部は、前記ウエハチャックの表面低温の前記目標温度になるようにする制御が行われている時に、前記ウエハチャックの表面温度の変化を検出して変動幅を算出し、算出した変動幅を、前記目標温度と前記チラー目標温度の差と比較し、比較結果に基づいて前記チラー目標温度を変化させることを特徴とするプローバ。
  2. 前記制御部は、前記変動幅の、前記目標温度と前記チラー目標温度の差に対する比率を算出し、算出した比率が所定値より小さい時に、前記チラー目標温度を所定温度増加する請求項1に記載のプローバ。
  3. ウエハチャックの表面を低温の目標温度にする時には、冷却手段により、前記ウエハチャックの表面を前記目標温度より低温のチラー目標温度にするように制御すると共に、加熱手段により前記目標温度になるように制御するプローバのウエハチャックの温度制御方法において、
    前記ウエハチャックの表面低温の前記目標温度になるようにする制御が行われている時に、前記ウエハチャックの表面温度の変化を検出し、
    検出した表面温度の変化から変動幅を算出し、
    算出した変動幅を、前記目標温度と前記チラー目標温度の差と比較し、
    比較結果に基づいて前記チラー目標温度を変化させることを特徴とするプローバのウエハチャックの温度制御方法。
  4. 前記比較では、前記変動幅の、前記目標温度と前記チラー目標温度の差に対する比率を算出し、算出した比率が所定値より小さいかを判定し、
    小さい時に、前記チラー目標温度を所定温度増加する請求項3に記載のプローバのウエハチャックの温度制御方法。
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