JP2001143409A - 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法 - Google Patents

磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法

Info

Publication number
JP2001143409A
JP2001143409A JP32672799A JP32672799A JP2001143409A JP 2001143409 A JP2001143409 A JP 2001143409A JP 32672799 A JP32672799 A JP 32672799A JP 32672799 A JP32672799 A JP 32672799A JP 2001143409 A JP2001143409 A JP 2001143409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
arm
head assembly
wiring
adhesive member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32672799A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Yagi
伊知郎 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP32672799A priority Critical patent/JP2001143409A/ja
Priority to SG200006027A priority patent/SG91303A1/en
Priority to US09/694,010 priority patent/US6771470B1/en
Priority to CN00128483.5A priority patent/CN1218298C/zh
Publication of JP2001143409A publication Critical patent/JP2001143409A/ja
Priority to US10/779,679 priority patent/US20040160701A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4846Constructional details of the electrical connection between arm and support
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
    • H05K3/323Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives by applying an anisotropic conductive adhesive layer over an array of pads
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 作業性が良好で接続不良のない磁気ヘッ
ドアセンブリにおける配線方法、磁気ヘッドアセンブリ
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 磁気ヘッドアセンブリ100外に設けら
れた制御回路6に接続される外部側FPC基板4の接続
部40と、磁気ヘッド2a〜2dにそれぞれ接続された
アーム側FPC基板3a〜3dの接続端子部30a〜3
0dとを、厚さ方向に異方導電性を有する異方導電性テ
ープ5を挟んで重ね合わせる。接続部40と接続端子部
30a〜30dとの間で異方導電性テープ5を例えば1
50℃に加熱しつつ加圧することにより、異方導電性テ
ープ5が硬化し、接続部40と接続端子部30a〜30
dとが接続される。異方導電性テープ5が、その厚さ方
向にのみ導電性を示す異方導電性を有するため、接続部
40や接続端子部30a〜30dに複数の配線が形成さ
れていても、隣接する配線同士が導通してしまうことが
無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
などで用いられる磁気ヘッドアセンブリ、その製造方
法、および磁気ヘッドアセンブリにおける磁気ヘッドと
外部との信号伝達のための配線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置では、記録媒
体である磁気ディスクからの磁気情報の読み出し、また
は磁気ディスクへの情報の書き込みは、磁気ヘッドアセ
ンブリによって行われている。磁気ヘッドアセンブリ
は、磁気ディスクの記録面に沿って回動する回動アーム
を有し、この回動アームの先端には磁気ディスクの磁気
情報を読み出す(あるいは磁気ディスクに情報を書き込
む)磁気ヘッドが搭載されている。
【0003】磁気ディスク装置の本体部に設けられた制
御回路と、回動アームに搭載された磁気ヘッドとの信号
伝達を可能にするためには、制御回路と磁気ヘッドとを
フレキシブル配線板などを用いて電気的に接続する必要
がある。従来の制御回路と磁気ヘッドとの接続方法は以
下のとおりである。すなわち、回動アームに形成した導
電性材料のパターンを介して、磁気ヘッドと中継用のフ
レキシブル配線板(以下、中継FPC基板とする。)と
を接続し、この中継FPC基板に、制御回路に接続され
るフレキシブル配線板(以下、外部側FPC基板とす
る。)を接続する。外部側FPC基板と中継FPC基板
との接続、および中継FPC基板とパターンとの接続
は、いずれも、超音波溶着あるいは半田融着によって行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな超音波溶着や半田融着による接続方法では、接続作
業が煩雑になる上、接続不良が生じやすいという問題が
あった。また、特に超音波溶着による方法では、中継F
PC基板や外部側FPC基板の表面を覆う金めっきなど
が剥がれてしまうという問題もあった。
【0005】そこで、特開平9−180380号公報で
は、回動アームを構成する2つの構成部品の互いに対向
する面に、外部側FPC基板の接続部と中継FPC基板
の接続部を予め取り付けておき、回動アームの組み立て
の際に両接続部が構成部品に挟まれて接続されるように
した方法が提案されている。また、この公報では、外部
側FPC基板の接続部と中継FPC基板の接続部の間に
異方導電性を有する接着剤を介在させることについても
言及している。
【0006】しかしながら、この特開平9−18038
0号公報に記載された方法では、外部側FPC基板と中
継FPC基板との接続が回動アームの内部で行われるこ
とになるため、接続状態を観察しながら作業することが
できず、作業性が悪いという問題点がある。また、この
公報では、異方導電性を有する接着剤を用いた接続方法
については、具体的な説明がなされていない。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、接続不良が少なく作業性が良好な
磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法、および磁気ヘッ
ドアセンブリにおける配線方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気ヘッド
アセンブリにおける配線方法は、回動アームに設けられ
かつ磁気ヘッドに接続されたアーム側配線手段と、回動
アームから離間して設けられた所定の端子部に接続可能
な外部側配線手段を用いると共に、アーム側配線手段の
接続部と外部側配線手段の接続部とを、回動アームの所
定の外面において、所定の接着部材を介して重ね合わせ
て接続する接続工程を含み、接着部材が重ね合わせの方
向に異方導電性を有するようにしたものである。
【0009】本発明による磁気ヘッドアセンブリにおけ
る配線方法では、アーム側配線手段と外部側配線手段と
が異方導電性を有する接着部材を間に挟んで固着され、
接続される。接着部材の重ね合わせ方向のみにおける導
電性のため、アーム側配線手段の接続部(あるいは、外
部側配線手段の接続部)に複数の端子があったとして
も、隣接する端子同士が導通することは無い。また、ア
ーム側配線手段と外部側配線手段との接続が回動アーム
の所定の外面で行われるため、接続作業が容易になる。
【0010】また、本発明による磁気ヘッドアセンブリ
における配線方法では、複数の磁気ヘッドにそれぞれ対
応する複数のアーム側配線手段を設け、外部側配線手段
の接続部と複数のアーム側配線手段の接続部とを一括し
て接続するようにすることが望ましい。さらに、回動ア
ームを、磁気ヘッドを搭載したアーム先端部と、このア
ーム先端部を支持する回動可能なアーム本体とを備えて
構成し、接続工程では、外部側配線手段の接続部とアー
ム側配線手段の接続部をアーム本体の所定の外面で重ね
合わせるようにしても良い。
【0011】加えて、上記の接続工程が、接着部材を硬
化させる硬化工程を含むようにすることが望ましい。さ
らに、接着部材が熱硬化性を有するようにし、硬化工程
において、接着部材を、その接着部材が完全に硬化する
温度よりも高い温度に加熱するようにしても良い。この
場合、硬化工程の前に、接着部材をその接着部材が完全
に硬化する温度よりも低い温度で一旦加熱する工程を行
うことが望ましい。また、接着部材としては、異方導電
性樹脂からなる接着テープ、あるいは、異方導電性樹脂
からなるペースト状の接着剤を用いることが望ましい。
さらに、外部側配線手段としては、フレキシブル配線板
を用いるのが望ましい。
【0012】また、アーム側配線手段を、回動アームに
形成された導電性部材からなるパターンと、このパター
ンと外部側配線手段とを電気的に接続する中継基板とに
より構成することが望ましい。この場合、中継基板とし
て、フレキシブル配線板を用いることができる。さら
に、中継基板の接続部と導電パターンの接続部とを、所
定の接着部材を介して重ね合わせて接続する工程を含
み、この接着部材が重ね合わせの方向に異方導電性を有
するようにすることが望ましい。
【0013】また、本発明による磁気ヘッドアセンブリ
の製造方法は、外部と磁気ヘッドとの信号伝達のための
配線を行う工程を含むと共に、この工程において、上述
した磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法を用いるよ
うにしたものである。
【0014】本発明による磁気ヘッドアセンブリの製造
方法では、アーム側配線手段に検査用端子を設けること
が望ましい。この場合、上記の配線工程の前に、アーム
側配線手段の検査用端子を用いて磁気ヘッドの所定の検
査を行う検査工程と、検査工程の終了後にアーム側配線
手段から検査用端子を分離除去する工程とを行うことが
さらに望ましい。
【0015】また、本発明による磁気ヘッドアセンブリ
は、回動アームに設けられ、かつ磁気ヘッドに接続され
たアーム側配線手段と、回動アームから離間して設けら
れた所定の端子部に接続可能な外部側配線手段とを設け
ると共に、アーム側配線手段の接続部と外部側配線手段
の接続部とが、回動アームの所定の外面において、異方
導電性を有する所定の接着部材を介して互いに重ね合わ
されて接続されていることを特徴とするものである。
【0016】本発明による磁気ヘッドアセンブリでは、
アーム側配線手段を、回動アームに形成された導電性部
材からなるパターンと、このパターンと外部側配線手段
とを電気的に接続する中継基板とを備えて構成し、中継
基板の接続部とパターンの接続部とを異方導電性を有す
る所定の接着部材を介して重ね合わせて接続することが
望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0018】<磁気ヘッドアセンブリの構成>まず、本
発明の実施の形態に係る磁気ヘッドアセンブリの配線方
法が適用される磁気ヘッドアセンブリの構成について説
明する。
【0019】図1は、実施の形態に係る磁気ヘッドアセ
ンブリにおける配線方法が適用される磁気ヘッドアセン
ブリ100の構成を表す斜視図である。この磁気ヘッド
アセンブリ100が設けられた磁気ディスク装置では、
記録媒体である例えば2枚の磁気ディスク(図示せず)
が所定の回転軸を中心として回転可能に支持されてい
る。磁気ヘッドアセンブリ100は、磁気ディスクの回
転軸と平行な軸Yを中心として回動する回動アーム1を
有している。回動アーム1は、ラジアルベアリング12
により回動軸Yを中心として回動可能に支持されている
ブロック形状のアーム本体10を有している。
【0020】回動アーム1は、アーム本体10から磁気
ディスクの表裏面と平行に延びる例えば4本のアーム先
端部1a,1b,1c,1dを有している。アーム先端
部1a〜1dは、回動アーム1の回動軸Yに沿って(す
なわち、図中上下方向に)ほぼ等間隔に配置されてい
る。アーム本体10のアーム先端部1a〜1dと反対の
側には、回動アーム1を駆動するための駆動コイル14
が取り付けられている。この駆動コイル14は、磁気デ
ィスク装置の他の部分に設けられた図示しない磁気回路
とともにボイスコイルモータを構成している。すなわ
ち、駆動コイル14に電流を流すと、磁気回路による磁
界との作用により回動アーム1を回動させる駆動力が発
生するようになっている。
【0021】アーム先端部1a〜1dの先端部には、磁
気ディスクの表裏面に対向するように、磁気ヘッド2
a,2b,2c,2dがそれぞれ搭載されている。磁気
ヘッド2a〜2dは、それぞれ、例えば磁気抵抗効果素
子(いわゆるMR(Magneto-Resistive )素子)を備え
た再生ヘッド部、例えば誘導型磁気変換素子を備えた記
録ヘッド部、あるいはその両方を含んで構成されてい
る。
【0022】磁気ヘッドアセンブリ100の各磁気ヘッ
ド2a〜2dと、磁気ディスク装置の制御回路6との間
の信号伝達のため、アーム先端部1a〜1dには例えば
印刷などにより導電パターン8a,8b,8c,8dが
形成されている。導電パターン8a〜8dは、それぞれ
一端が磁気ヘッド2a〜2dに接続されており、他端が
アーム本体10まで延びている。アーム本体10の側面
には、4つの中継FPC基板(フレキシブル配線板)3
a,3b,3c,3dが設けられており、この中継FP
C基板3a〜3dの一端部は、アーム先端部1a〜1d
の付け根部分において導電パターン8a〜8dに接続さ
れている。また、この中継FPC基板3a〜3dの他端
部は、外部側FPC基板4に接続されている。外部側F
PC基板4は、一端に中継FPC基板3a〜3dに接続
される接続部40を有し、他端に制御回路6に接続可能
なコネクタ41を有している。
【0023】図2は、一つのアーム先端部1aの構造を
表す斜視図である。アーム先端部1aは、例えば厚さ約
0.05mmの金属製の長尺プレート100により構成
されており、その長手方向一端部にはほぼ正方形の板状
部材である取付板101が固定されている。取付板10
1は、アーム先端部1aの下面側に固定されており、そ
の取付孔102によって上記のアーム本体部10に固定
されるようになっている。長尺プレート100の取付板
101と反対側の端部の下面には、ほぼ直方体形状のス
ライダ20aが固定されており、このスライダ20aの
端面には上記の磁気ヘッド2aが形成されている。スラ
イダ20aの図中上面(あるいは端面)には、磁気ヘッ
ド2aに対する信号の入出力を行うための例えば4つの
端子201,202,203,204からなるヘッド端
子群25aが形成されている。
【0024】アーム先端部1aの長尺プレート100の
上面には、導電性材料により形成された4本の配線部分
81,82,83,84からなる導電パターン8aが形
成されている。導電パターン8aの配線部分81〜84
は、長尺プレート100の先端縁においてヘッド端子群
25aの各端子201〜204にそれぞれ接続されてい
る。導電パターン8aは、長尺プレート100上を取付
板101側に向かって延び、取付板101に達する直前
でほぼ直角に屈曲して、取付板101の側端面に達し、
そこで、取付板101の側端面に形成された接続用パッ
ド9aに接続されている。
【0025】アーム先端部1b,1c,1dは、アーム
先端部1aとほぼ同様に形成されている。但し、図1に
示したように、上から2段目のアーム先端部1bは、そ
の上面に磁気ヘッド2bが取り付けられ、下面に導電パ
ターン8bが形成されている。同様に、上から4段目の
アーム先端部1dは、その上面に磁気ヘッド2dが取り
付けられており、下面に導電パターン8dが形成されて
いる。一方、上から3段目のアーム先端部1cは、その
下面に磁気ヘッド2cが取り付けられており、上面に導
電パターン8cが形成されている。
【0026】図3は、中継FPC基板3aの全体形状を
表す図である。中継FPC基板3aは、例えばポリイミ
ドにより形成された可撓性のある長尺状のベース35a
に例えば4本の配線36aが形成されたものである。中
継FPC基板3aの長手方向一端には4本の配線36a
に対応した4つの端子341,342,343,344
からなる中継端子部34aが形成されている。中継FP
C基板3aの長手方向におけるほぼ中央部には、外部側
FPC基板4との接続のための接続端子部30aが形成
されている。この接続端子部30aは、4本の配線36
aに対応した4つの端子からなっている。また、中継F
PC基板3aの接続端子部30aを挟んで中継端子部3
4aと反対の側には、検査用端子部33aが形成されて
いる。
【0027】検査用端子部33aは、中継FPC基板3
aと外部側FPC基板4とを接続する前に、磁気ヘッド
3aの検査などをするために用いられるものである。こ
の中継FPC基板3aは、磁気ヘッド3aの検査(後
述)が済んだのち、図3に一点鎖線Cで示した箇所で切
断され、中継FPC基板3aから分離されるようになっ
ている。このように検査用端子部33aを分離すると、
接続端子部30aが中継FPC基板3aの端縁に位置す
るようになる。
【0028】また、他の中継FPC基板3b,3c,3
dの構造は、中継FPC基板3aと同様であるため、図
示および詳細説明を省略する。
【0029】図4は、中継FPC基板3aとアーム先端
部1aの接続パッド9aとの接続状態を説明するため
の、図3におけるIV−IV矢視断面図である。アーム
先端部1aの取付板101の側面に形成された接続パッ
ド9aは、4つの端子91,92,93,94からなっ
ており、これら4つの端子91,92,93,94は導
電パターン8の配線部分81,82,83,84(図
2)にそれぞれつながっている。接続パッド9aの端子
91,92,93,94は、上記の中継FPC基板3a
の中継端子部34aの各端子341,342,343,
344と同じ間隔で配列されている。中継FPC基板3
aの中継端子部34aと接続パッド9aの接続には、厚
さ方向にのみ導電性を有する異方導電性樹脂により構成
された異方導電性テープ7が用いられている。すなわ
ち、中継端子部34aと接続パッド9aとが、互いの端
子341〜344と端子91〜94がそれぞれ対向する
よう、異方導電性テープ7を間に挟んで互いに貼り合わ
せられている。
【0030】異方導電性テープ7としては、硬化温度が
約150℃であり、例えば約100℃に加熱するとある
程度の接着力を示すものが望ましい。具体的には、ソニ
ーケミカル株式会社製CPシリーズ(製品名)などが用
いられる。なお、異方導電性テープ7の代わりに、異方
導電性樹脂からなるペースト状の接着剤を用いても良
い。この異方導電性テープ7の厚さ方向のみにおける導
電性のため、中継端子部34aの各端子が互いに導通し
てしまったり、あるいは、接続パッド9aの各端子が互
いに導通してしまうことが防止される。
【0031】図5は、外部側FPC基板4の一部を拡大
して表す平面図である。外部側FPC基板4は、例えば
ポリイミドで形成された可撓性のあるベース45に磁気
ヘッド2a〜2dとの信号伝達のための多数の配線44
を形成したものである。これら配線44は、いずれも外
部側FPC基板4の先端縁4Eまで延びており、配線4
4の先端の端子群47a,47b,47c,47dがこ
の先端縁4Eに沿って一列に配列されている。端子群4
7a〜47dは、それぞれ磁気ヘッド2a〜2dとの信
号伝達を行うためのものであり、これら端子群47a〜
47dが外部側FPC基板4の接続部40を構成してい
る。なお、図中符号49で示した部品はICチップであ
る。このICチップ49は、磁気ヘッド2a〜2dに対
する記録電流の発生、再生信号の増幅、および記録と再
生の切り替えなどを行うためのものである。
【0032】外部側FPC基板4の接続部40と、中継
FPC基板3a〜3dに形成された接続端子部30a,
30b,30c,30dとの接続には、上述の異方導電
性テープ7と同様、その厚さ方向にのみ導電性を示す異
方導電性テープ5が用いられているる。異方導電性テー
プ5は、外部側FPC基板4の接続部40を完全に覆う
に十分な幅および長さを有している。異方導電性テープ
5としては、硬化温度が約150℃であり、例えば約1
00℃に加熱するとある程度の接着力を呈するものが望
ましく、例えばソニーケミカル株式会社製CPシリーズ
(製品名)を用いることができる。なお、異方導電性テ
ープ5の代わりに、異方導電性樹脂からなるペースト状
の接着剤を用いても良い。
【0033】図6は、外部側FPC基板4の接続部40
と中継FPC基板3a〜3dの接続端子部30a〜30
dとを重ね合わせた状態を表す平面図および断面図であ
る。また、図7は、図6におけるVII−VII矢視断
面図である。図7に示したように、外部側FPC基板4
の接続部40の上には異方導電性テープ5を介して中継
FPC基板3a〜3dの各接続端子部30a〜30dが
それぞれ重ね合わされている。この異方導電性テープ5
の厚さ方向のみの導電性のため、中継FPC基板3aの
接続端子部30a〜30dの各端子(図6)が互いに導
通してしまったり、あるいは、外部側FPC基板4の接
続部40の各端子(図5)が互いに導通してしまうこと
が防止される。
【0034】ここで、外部側FPC基板4は、本発明に
おける「外部側配線手段」の一具体例に対応する。ま
た、中継FPC基板3a〜3dおよび導電パターン8a
〜8dは、本発明における「アーム側配線手段」の具体
例に対応する。異方導電性テープ5は、本発明における
「接着部材」の一具体例に対応する。磁気ヘッド2a〜
2dは、本発明における「磁気ヘッド」の一具体例に対
応し、回動アーム1は、本発明における「回動アーム」
の一具体例に対応する。
【0035】<磁気ヘッドアセンブリの製造方法>次
に、本実施の形態に係る磁気ヘッドアセンブリの製造方
法について説明する。図8は、磁気ヘッドアセンブリの
製造方法を表す流れ図である。以下、図8に示した流れ
図の工程に沿って説明する。
【0036】まず、図2に示したように、アーム先端部
1aに中継FPC基板2aを取り付ける(S10)。す
なわち、アーム先端部1aの取付板101に設けられた
接続パッド9aと中継FPC基板3aの中継端子部34
を、異方導電性テープ7を挟んで固着し接続する。具体
的には、異方導電性テープ7をその硬化温度よりも低い
温度、例えば100℃に加熱した状態で接続パッド9a
に貼り付け、続いて、その異方導電性テープ7に中継F
PC基板3aの中継端子部34aを貼り付ける。このと
き、作業者は、例えば顕微鏡などを用いて、中継端子部
34aの各端子341,342,343,344(図
5)と接続パッド9aの各端子91,92,93,94
とがそれぞれ対向するように、中継端子部34aの位置
を調整する。異方導電性テープ7がまだ完全に硬化して
いないので、作業者は、中継FPC基板3aの中継端子
部34aを位置調整のために貼り直しすることができ
る。
【0037】続いて、異方導電性テープ7をその硬化温
度よりもやや高い温度、例えば150℃に加熱しつつ押
圧することにより、異方導電性テープ7を硬化させて、
中継FPC基板3aの中継端子部34aとアーム先端部
1aの接続パッド9aとを固着し、接続する。なお、異
方導電性テープ7を最初にFPC基板3aの中継端子部
34aに貼り付けておき、そこに接続パッド9aを貼り
付けるようにしても良い。あるいは、FPC基板3aの
中継端子部34aと接続パッド9aを重ね合わせる際
に、異方導電性テープ7を両者の間に差し込むようにし
ても良い。
【0038】同様にして、アーム先端部1b,1c,1
dの各接続パッドには、それぞれ中継FPC基板3b,
3c,3dの中継端子を接続する。
【0039】続いて、中継FPC基板3a〜3dの検査
用端子部33a〜33dを用いて、磁気ヘッド2a〜2
dの検査をそれぞれ行う(S12)。ここで行う検査
は、磁気ディスクを用いた動特性あるいはMR抵抗の検
査などである。具体的な検査方法についての説明は省略
する。磁気ヘッド2a〜2dの検査が完了したのち、中
継FPC基板3a〜3dの検査用端子部33a〜33d
を切断・除去する(S14)。
【0040】続いて、中継FPC基板3a〜3dが取り
付けられたアーム先端部1a〜1dを、図9に示したよ
うに順次アーム本体10に取り付ける(S16)。アー
ム先端部1a〜1dのアーム本体10への取り付けは、
図示しない取付具をアーム先端部1a〜1dのそれぞれ
の取付孔102に嵌合させることによって行う。アーム
先端部1a〜1dをアーム本体10に取り付けた状態で
は、各中継FPC基板3a〜3dの接続部30a〜30
dはアーム本体10の側面11に達している。
【0041】続いて、図1に示したように、中継FPC
基板3a〜3dと、外部側FPC基板4の接続部40と
の接続を行う(S18)。具体的には、まず、外部側F
PC基板4を、その接続部40を外側に向けた状態でア
ーム本体10の側面11に接着する。次に、異方導電性
テープ5をその硬化温度よりも低い温度、例えば100
℃に加熱した状態で、外部側FPC基板4の接続部40
に貼り付ける。次に、異方導電性テープ5に中継FPC
基板3a〜3dの接続端子部30a〜30dを貼り付け
る。このとき、作業者は、顕微鏡などを用いて、外部側
FPC基板4の接続部40の端子群47a〜47dと中
継FPC基板3a〜3dの接続端子部30a〜30dと
が互いに対向するように、接続端子部30a〜30dの
位置を調整する。異方導電性テープ5はまだ完全に硬化
していないので、作業者は、異方導電性テープ5に対
し、接続端子部30a〜30dを貼り直しすることがで
きる。続いて、異方導電性テープ5をその硬化温度より
もやや高い温度、例えば150℃に加熱しつつ押圧する
ことにより、異方導電性テープ5を硬化させて、外部側
FPC基板4の接続部40と中継FPC基板3a〜3d
の接続端子部30a〜30dとを固着し接続する。
【0042】なお、異方導電性テープ5を最初に中継F
PC基板3a〜3dの接続端子部30a〜30dに貼り
付けておき、そこに外部側FPC基板4の接続部40を
貼り付けるようにしても良い。あるいは、外部側FPC
基板4の接続部40と中継FPC基板3a〜3dの接続
端子部30a〜30dを重ね合わせる際に、異方導電性
テープ5を両者の間に差し込むようにしても良い。
【0043】このようにして、図1に示した磁気ヘッド
アセンブリ1が製造される。
【0044】<実施の形態による効果>以上説明したよ
うに、本実施の形態の磁気ヘッドアセンブリにおける配
線方法によれば、異方導電性テープ5によって外部側F
PC基板4の接続部40と中継FPC基板3a〜3dの
接続端子部30a〜30dとを重ね合せて固定するよう
にしたので、両接続部の複数の配線同士を一度に接続す
ることが可能になる。従って、配線毎に個別に接続を行
う場合に比べて作業が簡単になる上、接続不良も低減す
るという効果を奏する。また、超音波溶着などの方法を
用いないため、例えば外部側FPC基板4に形成される
金めっきなどの剥がれを防止することができる。また、
外部型FPC基板4の接続部40と中継FPC基板3a
〜3dの接続端子部30a〜30dとの接続を、アーム
本体10の側面11上で行うようにしたので、作業者が
接続状況を観察しながら作業を行うことが可能になり、
作業性が向上する。
【0045】また、異方導電性テープ7によって中継F
PC基板3a〜3dの中継端子部34a〜34dとアー
ム先端部1a〜1dの接続パッドとを接続するようにし
たので、接続作業が可能になり、接続不良も低減され
る。さらに、図2に示したようにアーム先端部1aに中
継FPC基板3aを取り付けたものをユニットとして保
管することができるため、製造上の作業効率が向上す
る。
【0046】また、外部側FPC基板4の接続部40と
中継FPC基板3a〜3dの接続端子部30a〜30d
との重ね合わせの際に、接着テープ5を例えば100℃
に加熱して仮固定するようにしたので、接着テープ5が
完全に硬化する前の両接続部の相対位置のずれを防止す
ることができる。
【0047】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく
種々変形可能である。例えば、図1において、中継FP
C基板3a,3b,3c,3dを用いる代わりに、導電
パターン8a,8b,8c,8dをアーム本体10の側
面11まで延びるように長く形成して、その導電パター
ン8a,8b,8c,8dの一端に外部側FPC基板4
の接続部40を接続するようにしてもよい。この場合に
も、異方導電性テープ5を用いることができる。また、
アーム先端部の本数は、4本に限らず、何本であっても
良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項12のいずれか1に記載の磁気ヘッドアセンブリに
おける配線方法、請求項13ないし請求項15のいずれ
か1記載の磁気ヘッドアセンブリの製造方法、または請
求項16もしくは請求項17記載の磁気ヘッドアセンブ
リによれば、外部側配線手段の接続部とアーム側配線手
段の接続部とを異方導電性を持つ接着部材を挟んで重ね
合わせて接続するようにしたので、例えば超音波溶着
(あるいは半田融着)による接続法に比較して、接続作
業が簡単になるという効果を奏する。また、重ね合わせ
作業を、回動アームの所定の外面で行うようにしたの
で、接続状況を観察しながら作業することが可能にな
り、従って接続不良が低減するという効果を奏する。
【0049】特に、請求項2記載の磁気ヘッドアセンブ
リにおける配線方法によれば、外部側配線手段と複数の
アーム側配線手段とを、一括して接続するようにしたの
で、作業効率がさらに向上するという効果を奏する。
【0050】また、特に、請求項12記載の磁気ヘッド
アセンブリにおける配線方法によれば、アーム側配線手
段を構成する導電性材料のパターンと中継基板とを異方
導電性を有する接着部材を用いて接続するようにしたの
で、接続作業がさらに簡単になるという効果を奏する。
【0051】また、特に、請求項15記載の磁気ヘッド
アセンブリの製造方法、または請求項17記載の磁気ヘ
ッドアセンブリによれば、外部側配線手段とアーム側配
線手段とを接続する前に、アーム側配線手段の検査用端
子を用いて磁気ヘッドの所定の検査を行い、そののちア
ーム側配線手段から検査用端子を分離除去するようにし
たので、磁気ヘッドアセンブリの組立工程における磁気
ヘッドの品質検査が容易になるという効果を奏する。ま
た、検査用端子がアーム側配線手段から分離除去される
ため、例えば磁気ディスク装置内において不要なスペー
スを占有することが無いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁気ヘッドアセンブ
リにおける配線方法が適用される磁気ヘッドアセンブリ
の構造を表す斜視図である。
【図2】図1に示した磁気ヘッドアセンブリにおけるア
ーム先端部の構造を表す斜視図である。
【図3】実施の形態に係る中継FPC基板の構造を表す
平面図である。
【図4】図3に示した中継FPC基板をアーム先端部に
取り付けた状態を表す断面図である。
【図5】外部側FPC基板の接続部近傍を表す図であ
る。
【図6】外部側FPC基板の接続部と中継FPC基板の
接続部とを接続した状態を表す図である。
【図7】図6の接続部の断面構造を表す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る磁気ヘッドアセンブ
リの製造方法を表す工程図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る磁気ヘッドアセンブ
リの製造方法における一工程を表す斜視図である。
【符号の説明】
1…回動アーム、1a〜1d…アーム先端部、2a,2
b,2c,2d…磁気ヘッド、3a,3b,3c,3d
…中継FPC基板、4…外部側FPC基板、5,7…異
方導電性テープ、6…制御回路、8a,8b,8c,8
d…導電パターン、9a…接続パッド、10…アーム本
体、14…駆動コイル、20a…スライダ、25a…ヘ
ッド側端子、30a,30b,30c,30d…接続端
子部、33a,33b,33c,33d…検査用端子
部、34a,34b,34c,34d…中継端子部、4
0…接続部、100…磁気ヘッドアセンブリ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを搭載した回動アームを有す
    る磁気ヘッドアセンブリにおいて、 前記回動アームに設けられ、かつ前記磁気ヘッドに接続
    されたアーム側配線手段と、前記回動アームから離間し
    て設けられた所定の端子部に接続可能な外部側配線手段
    を用いると共に、 前記アーム側配線手段の接続部と前記外部側配線手段の
    接続部とを、前記回動アームの所定の外面において、所
    定の接着部材を介して重ね合わせて接続する接続工程を
    含み、 前記接着部材が前記重ね合わせの方向に異方導電性を有
    するようにしたことを特徴とする磁気ヘッドアセンブリ
    における配線方法。
  2. 【請求項2】 前記回動アームが複数の磁気ヘッドを備
    えており、 前記複数の磁気ヘッドにそれぞれ対応する複数のアーム
    側配線手段を設け、 前記外部側配線手段の接続部と前記複数のアーム側配線
    手段の接続部とを一括して接続するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の磁気ヘッドアセンブリにおける
    配線方法。
  3. 【請求項3】 前記回動アームは、前記磁気ヘッドを搭
    載したアーム先端部と、このアーム先端部を支持する回
    動可能なアーム本体とを備えており、 前記接続工程では、前記外部側配線手段の接続部と前記
    アーム側配線手段の接続部を前記アーム本体の所定の外
    面で重ね合わせるようにしたことを特徴とする請求項1
    ないし請求項2のいずれか1に記載の磁気ヘッドアセン
    ブリにおける配線方法。
  4. 【請求項4】 前記接続工程は、さらに、 前記接着部材を硬化させる硬化工程を含むことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1に記載の磁気ヘッド
    アセンブリにおける配線方法。
  5. 【請求項5】 前記接着部材が熱硬化性を有するように
    し、 前記硬化工程では、前記接着部材を、その接着部材が完
    全に硬化する温度よりも高い温度に加熱するようにした
    ことを特徴とする請求項4記載の磁気ヘッドアセンブリ
    における配線方法。
  6. 【請求項6】 前記硬化工程の前に、 前記接着部材を、その接着部材が完全に硬化する温度よ
    りも低い温度で一旦加熱する工程を含むことを特徴とす
    る請求項5記載の磁気ヘッドアセンブリにおける配線方
    法。
  7. 【請求項7】 前記接着部材として、異方導電性樹脂か
    らなる接着テープを用いるようにしたことを特徴とする
    請求項1ないし請求項6のいずれか1に記載の磁気ヘッ
    ドアセンブリにおける配線方法。
  8. 【請求項8】 前記接着部材として、異方導電性樹脂か
    らなるペースト状の接着剤を用いるようにしたことを特
    徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1に記載の
    磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法。
  9. 【請求項9】 前記外部側配線手段として、フレキシブ
    ル配線板を用いるようにしたことを特徴とする請求項1
    ないし請求項8記載の磁気ヘッドアセンブリにおける配
    線方法。
  10. 【請求項10】 前記アーム側配線手段を、 前記回動アームに形成された、導電性部材からなるパタ
    ーンと、 このパターンと前記外部側配線手段とを電気的に接続す
    る中継基板とにより構成するようにしたことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項9のいずれか1記載の磁気ヘッ
    ドアセンブリにおける配線方法。
  11. 【請求項11】 さらに、 前記中継基板の接続部と前記導電パターンの接続部と
    を、所定の接着部材を介して重ね合わせて接続する工程
    を含み、 この接着部材が前記重ね合わせの方向に異方導電性を有
    するようにしたことを特徴とする請求項10記載の磁気
    ヘッドアセンブリにおける配線方法。
  12. 【請求項12】 前記中継基板として、フレキシブル配
    線板を用いるようにしたことを特徴とする請求項10ま
    たは請求項11記載の磁気ヘッドアセンブリにおける配
    線方法。
  13. 【請求項13】 磁気ヘッドを搭載した回動アームを有
    する磁気ヘッドアセンブリを製造する製造方法であっ
    て、 磁気ヘッドと外部との信号伝達のための配線を行う工程
    を含むと共に、 この配線工程では、請求項1ないし請求項12のいずれ
    か1記載の磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法を用
    いるようにしたことを特徴とする磁気ヘッドアセンブリ
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記アーム側配線手段に検査用端子を
    設けるようにしたことを特徴とする請求項13記載の磁
    気ヘッドアセンブリの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記配線工程の前に、 前記アーム側配線手段の検査用端子を用いて前記磁気ヘ
    ッドの所定の検査を行う検査工程と、 前記検査工程の終了後に、前記アーム側配線手段から前
    記検査用端子を分離除去する工程とを含むことを特徴と
    する請求項14記載の磁気ヘッドアセンブリの製造方
    法。
  16. 【請求項16】 磁気ヘッドを搭載した回動アームを有
    する磁気ヘッドアセンブリにおいて、 前記回動アームに設けられ、かつ前記磁気ヘッドに接続
    されたアーム側配線手段と、 前記回動アームから離間して設けられた所定の端子部に
    接続可能な外部側配線手段とを設けると共に、 前記アーム側配線手段の接続部と前記外部側配線手段の
    接続部とが、前記回動アームの所定の外面において、異
    方導電性を有する所定の接着部材を介して互いに重ね合
    わされて接続されていることを特徴とする磁気ヘッドア
    センブリ。
  17. 【請求項17】前記アーム側配線手段は、 前記回動アームに形成された、導電性部材からなるパタ
    ーンと、 このパターンと前記外部側配線手段とを電気的に接続す
    る中継基板とを有し、 前記中継基板の接続部と前記パターンの接続部とが、異
    方導電性を有する所定の接着部材を介して重ね合わされ
    て接続されていることを特徴とする請求項16記載の磁
    気ヘッドアセンブリ。
JP32672799A 1999-11-17 1999-11-17 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法 Pending JP2001143409A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32672799A JP2001143409A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法
SG200006027A SG91303A1 (en) 1999-11-17 2000-10-20 Magnetic head assembly and methods of manufacturing and wiring the same
US09/694,010 US6771470B1 (en) 1999-11-17 2000-10-23 Magnetic head assembly having a rotational arm for electrically connecting the magnetic head to an external circuit and methods of manufacturing the same
CN00128483.5A CN1218298C (zh) 1999-11-17 2000-11-17 磁头组件以及磁头组件的制造和接线方法
US10/779,679 US20040160701A1 (en) 1999-11-17 2004-02-18 Magnetic head assembly having a rotational arm for electrically connecting the magnetic head to an external circuit and methods of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32672799A JP2001143409A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001143409A true JP2001143409A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18191010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32672799A Pending JP2001143409A (ja) 1999-11-17 1999-11-17 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6771470B1 (ja)
JP (1) JP2001143409A (ja)
CN (1) CN1218298C (ja)
SG (1) SG91303A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344272A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Sae Magnetics Ltd ヘッドスタックアセンブリとその製造方法
JP2015219940A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 日本発條株式会社 端子接続構造

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063140A1 (en) * 2002-01-26 2003-07-31 Sae Magnetics (H. K.) Ltd. Method and apparatus for the prevention of electrostatic discharge (esd) by a hard drive magnetic head involving the utilization of anisotropic conductive paste (acp) in the securement to a head-gimbal assembly (hga)
US6934126B1 (en) * 2002-12-23 2005-08-23 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive including a base assembly having a flex-to-board edge connector
WO2004090893A1 (en) * 2003-04-11 2004-10-21 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. System and method for improving hard drive actuator lead attachment
JP2005032815A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Alps Electric Co Ltd 可撓配線板およびその製造方法
JP2005190556A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 回転円板形記憶装置
JP4095580B2 (ja) * 2004-06-07 2008-06-04 株式会社東芝 ヘッドアクチュエータアッセンブリの製造方法およびディスク装置の製造方法
JP2006004513A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク装置及びアーム・コイルサポート・アセンブリ
JP4247202B2 (ja) * 2005-04-28 2009-04-02 株式会社東芝 コイルアッセンブリ、ヘッドサスペンションアッセンブリ、ディスク装置、およびヘッドサスペンションアッセンブリの製造方法
US20100188778A1 (en) * 2009-01-29 2010-07-29 Castagna Joseph T Disk Drive Assembly Having Flexible Support for Flexible Printed Circuit Board
KR20110092545A (ko) * 2010-02-09 2011-08-18 삼성전자주식회사 촬상 장치
CN105337063B (zh) * 2014-08-15 2018-11-09 宏达国际电子股份有限公司 电子总成
US9538655B2 (en) * 2014-08-15 2017-01-03 Htc Corporation Electronic assembly

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072938B2 (ja) 1986-04-16 1995-01-18 松下電器産業株式会社 異方導電性接着剤
JP2648712B2 (ja) 1989-07-12 1997-09-03 触媒化成工業 株式会社 異方導電性接着剤およびその異方導電性接着剤を使用した電極間を電気的に接続する方法並びにその方法により形成される電気回路基板
JPH04117469A (ja) 1990-09-07 1992-04-17 Dainippon Ink & Chem Inc 段ボール用印刷インキ及びそれを用いた段ボールの印刷方法
US5237476A (en) 1991-05-28 1993-08-17 Read-Rite Corp. Thin film tape head assembly
JPH0536048A (ja) 1991-07-29 1993-02-12 Nippon Mektron Ltd 磁気ヘツド用ジンバル配線体及びその製造法
JP2592773B2 (ja) 1992-01-28 1997-03-19 ハッチンソン テクノロジー インコーポレイテッド 導電性相互接続体、導電性相互接続体を作成する方法、および相互接続方法
US5292127C1 (en) * 1992-10-02 2001-05-22 Arcade Planet Inc Arcade game
JPH0729140A (ja) 1993-07-16 1995-01-31 Nec Ibaraki Ltd 磁気ヘッド組立体
JP3232830B2 (ja) 1993-11-30 2001-11-26 三菱電機株式会社 フレキシブルディスク装置のキャリッジ機構
JPH0963013A (ja) 1995-08-24 1997-03-07 Shimeo Seimitsu Kk 磁気ヘッド装置のfpc構造
JP2783211B2 (ja) 1995-09-06 1998-08-06 日本電気株式会社 磁気ヘッド組立体およびこれを用いた磁気ディスク装置
JP2986084B2 (ja) 1995-10-12 1999-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デイスク装置におけるサスペンション・アセンブリ構成及びその組立て方法
US5943190A (en) * 1995-11-20 1999-08-24 Read-Rite Corporation Magnetic head gimbal with spring loaded tangs
JPH09180380A (ja) 1995-12-27 1997-07-11 Toshiba Corp 磁気ディスク装置およびその組立方法
US5734523A (en) 1996-07-24 1998-03-31 Pemstar, Inc. Conductive film connectors for use on head assemblies in drives
JPH1092125A (ja) 1996-09-19 1998-04-10 Toshiba Corp 磁気ディスク装置
JPH10143833A (ja) 1996-11-12 1998-05-29 Nippon Mektron Ltd 磁気ヘッド用サスペンションの接続構造
JP2853683B2 (ja) 1996-12-03 1999-02-03 日本電気株式会社 磁気ヘッドスライダ支持機構及び磁気ディスク装置
JP2853697B2 (ja) 1997-02-28 1999-02-03 日本電気株式会社 磁気ヘッド位置決め機構および磁気ヘッド位置決め機構挿入装置
JP3009100B2 (ja) * 1997-07-28 2000-02-14 シメオ精密株式会社 磁気ヘッド
JPH11149625A (ja) * 1997-11-19 1999-06-02 Fujitsu Ltd ヘッドアセンブリ用サスペンション及びヘッドアセンブリ並びにヘッドアセンブリ用サスペンションの製造方法
JP3576368B2 (ja) * 1998-02-19 2004-10-13 富士通株式会社 アクチュエータアセンブリ及びその組立方法
JPH11312713A (ja) 1998-04-30 1999-11-09 Seiko Epson Corp 半導体素子の接続方法
JP2000207719A (ja) 1999-01-12 2000-07-28 Nitto Denko Corp 回路付きサスペンション基板と配線回路基板との接続構造
US6278585B1 (en) * 1999-04-19 2001-08-21 International Business Machines Corporation Transducer suspension termination system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344272A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Sae Magnetics Ltd ヘッドスタックアセンブリとその製造方法
JP2015219940A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 日本発條株式会社 端子接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN1300051A (zh) 2001-06-20
US20040160701A1 (en) 2004-08-19
SG91303A1 (en) 2002-09-17
US6771470B1 (en) 2004-08-03
CN1218298C (zh) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5896248A (en) Bond pads for metal welding of flexure to air bearing slider and grounding configuration thereof
US6704165B2 (en) Attachment of a head-gimbal assembly to a printed circuit board actuator arm using Z-axis conductive adhesive film
US5422764A (en) Electrical interconnect for a head/arm assembly of computer disk drives
US5103359A (en) Connector apparatus for electrically coupling a transducer to the electronics of a magnetic recording system
US7777991B2 (en) Head gimbal assembly with improved interconnection between head slider and suspension, fabricating method thereof, and magnetic disk drive with the same
JP2006049751A (ja) 磁気ディスク装置と、その配線接続構造及び端子構造
JP2001143409A (ja) 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法
US20090207529A1 (en) Flexible printed cable, head stack assembly with the same and manufacturing method thereof
JPH11191210A (ja) ヘッドサスペンションアッセンブリ、これを備えた磁気ディスク装置、および中継プリント回路基板とメインプリント回路基板との接続方法
JPH08106617A (ja) 磁気ディスク装置
JP3413051B2 (ja) 磁気ディスク装置
US8446696B2 (en) Suspension having a short flexure tail, head gimbal assembly and disk drive unit with the same
JPH1092125A (ja) 磁気ディスク装置
US5876216A (en) Integrated connector board for disc drive storage systems
JP2006209918A (ja) ヘッドジンバルアセンブリの製造方法、ヘッドジンバルアセンブリおよび磁気ディスクドライブ装置
US7009816B2 (en) Head support mechanism and magnetic disk device
US7542242B2 (en) FPC with via holes with filler being welded to suspension and drive apparatus
JPH04126315U (ja) 磁気デイスクのための磁気ヘツド装置
US7215068B2 (en) Piezoelectric actuator head suspension unit employing piezoelectric actuator, and magnetic disk drive employing head suspension unit
JP2894262B2 (ja) サスペンション装置、スライダ−サスペンションアセンブリ及びアセンブリキャリッジ装置
US20100214697A1 (en) Suspension design for high shock performance soldering ball bonding
JP3330272B2 (ja) 磁気ディスク装置
US20020032958A1 (en) Method of manufacturing magnetic head assembly
JPH1116139A (ja) キャリッジアッセンブリの組立方法、および組立方法に用いるヘッドユニット
JP2599223Y2 (ja) 磁気ディスクのための磁気ヘッド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030522