JP2005190556A - 回転円板形記憶装置 - Google Patents

回転円板形記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005190556A
JP2005190556A JP2003430189A JP2003430189A JP2005190556A JP 2005190556 A JP2005190556 A JP 2005190556A JP 2003430189 A JP2003430189 A JP 2003430189A JP 2003430189 A JP2003430189 A JP 2003430189A JP 2005190556 A JP2005190556 A JP 2005190556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
circuit board
printed circuit
rotating disk
flexible printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003430189A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sekimoto
達夫 関本
Takenori Hiramatsu
丈紀 平松
Motoji Takemoto
元司 竹本
Tetsuo Yuki
哲生 湯木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HGST Netherlands BV
Original Assignee
Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV filed Critical Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Priority to JP2003430189A priority Critical patent/JP2005190556A/ja
Priority to US11/012,989 priority patent/US7420784B2/en
Publication of JP2005190556A publication Critical patent/JP2005190556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/122Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/05Flexible printed circuits [FPCs]
    • H05K2201/056Folded around rigid support or component
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0058Laminating printed circuit boards onto other substrates, e.g. metallic substrates
    • H05K3/0061Laminating printed circuit boards onto other substrates, e.g. metallic substrates onto a metallic substrate, e.g. a heat sink
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0058Laminating printed circuit boards onto other substrates, e.g. metallic substrates
    • H05K3/0064Laminating printed circuit boards onto other substrates, e.g. metallic substrates onto a polymeric substrate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

【課題】鉛フリー・ハンダを採用したフレキシブル・プリント回路基板を高い剛性を維持した状態でディスク・エンクロージャ内に固定する。
【解決手段】アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ(AHSA)3のヘッド33により読み取られたデータの信号を伝送する信号ラインを含む配線パターンが設けられ一方の側端部4aをベース53に固定し他方の側端部4bをAHSA3に固定するフレキシブル・プリント回路基板(FPC)41と、FPC41の一方の側端部4aに固定した第1の金属板42及び第2の金属板43と、FPC41の第1の金属板42を設けた領域に配置し配線パターンに接続するコネクタ45と、FPC41の第2の金属板43を設けた領域に配置し配線パターンに接続したショックセンサ7と、FPC41の一方の側端部4aに固定した第1の金属板42及び第2の金属板43を対面させこの対向面の間に挟んで第1の金属板42及び第2の金属板43と共にベース53に固定する合成樹脂の補強板44とを有するFPCアセンブリを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気ディスク装置や光磁気ディスク装置などの回転円板形記憶装置において、鉛フリー・ハンダを採用したフレキシブル・プリント回路基板を高い剛性を維持した状態でディスク・エンクロージャ内に固定することができる回転円板形記憶装置に関する。
磁気ディスク装置は一般に、ヘッド・ディスク・アセンブリ(以後、HDAという。)とHDAに装着するプリント基板で構成する。HDAは、磁気ディスク、アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ、スピンドル・モータ、及び電子部品等を清浄な空気環境に収納するためにディスク・エンクロージャで密封した構成になっている。プリント基板は、磁気ディスク装置の動作及びデータ転送を制御する電子部品を実装する。ディスク・エンクロージャに収納した内部構成部品とプリント基板を電気的に接続するためにディスク・エンクロージャ内部にはフレキシブル・ケーブルを設けている。
フレキシブル・ケーブルは、フレキシブル・プリント回路基板、又はフレックス・ケーブル等とも呼ばれ、柔軟性のあるシートで複数の導体を挟んで絶縁した構造になっている。以後本明細書ではこれをFPC(flexible printed circuit)ということにする。
このようなFPCを用いた磁気ディスク装置は、例えば、ベースフィルムに配線パターンが形成されたFPCと、FPCを補強するための補強フィルムと、FPCを補強するための補強板とを含み、FPCと補強フィルムの貼り合わせ部に補強板が貼り合わされ、キャリッジの側面に装着される第1の取付部及びエンクロージャケースのベースに固定される第2の取付部が形成されたFPCアセンブリを備えているものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、FPCを用いた磁気ディスク装置は、ベースフィルムと、ベースフィルム上に形成された導体パターンと、導体パターンのパッド部を除いて導体パターン及びベースフィルム上を覆ったカバー層とを有し、キャリッジアセンブリ(アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ)に取り付けられる延出端部及びケースの底壁上に取り付けられる基端部が形成されたメインFPCが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、このような磁気ディスク装置は、一般的に、外部から加わる衝撃や振動を検知するためのショックセンサを備えている。このショックセンサは、閾値以上の衝撃や振動を検知した場合には、ヘッドによる磁気ディスクへの記録動作を中止等させることができる(例えば、特許文献3参照。)
特開平10−269720号公報 特開2001−344945号公報 特開2003−173639号公報
近年、工業製品の環境への対応が迫られる中、鉛が周囲の環境に与える影響が取り上げられ始め、今後生産される工業製品については、鉛を使わないという取決めが欧州を始め各国で行われている。これに対して磁気ディスク装置において鉛フリーを実現するためには、内部部品である電子部品のはんだ付けに用いられている鉛や錫を使用した共晶ハンダから、鉛を使用しないいわゆる鉛フリー・ハンダへと転換していくことが、環境を考慮した製品を開発、製造するために必要となる。
背景技術において開示した特許文献1や特許文献2の磁気ディスク装置において主に共晶ハンダが使われている部位は、ロジック・カードやFPCなどである。特に、FPCには、電子部品として抵抗やコンデンサ等の他、ショックセンサがはんだ付けされている。具体的には、リフロー炉に入れてリフローにより共晶ハンダを溶かしてFPCに抵抗、コンデンサ及びショックセンサ等をはんだ付けしている。
しかしながら、このリフローによるはんだ付け作業は、共晶ハンダの場合には融点が約180℃であるが鉛フリー・ハンダの場合には融点が220〜230℃となるので、鉛フリー・ハンダは共晶ハンダよりも高温で行わなければならない。
また、ショックセンサをFPCにはんだ付けした場合、FPCが撓んだだけでショックセンサが動作しないように、ショックセンサが固定されたFPCの領域に当該ショックセンサが誤動作を起こすことのない剛性を与える合成樹脂の補強板を接着し、その補強板を介してエンクロージャケースのベース(ケースの底壁上)に固定する構造が採用されている。この際、エンクロージャ内にガスを放出する恐れがないように、接着剤として熱硬化性接着剤を使用しているので、共晶ハンダを使用すればリフローにより補強板をFPCに接着することができる。しかし、鉛フリー・ハンダを使用すると融点が220〜230℃になるので、合成樹脂として高い耐熱性を備えたポリエーテルイミド(商品名ウルテム(登録商標))を使用したとしても高温のリフロー炉に入れると補強板は変形して、キャリッジとFPC又はベース(ケースの底壁上)とFPCをそれぞれ十分に固定することが困難となり、製品の信頼性や生産性などの種々の問題を引き起こす虞がある。特に、ベースとFPCの固定が十分になされないとFPC上に設けたショックセンサが誤動作を起こし、磁気ディスク装置の性能を著しく悪化させることになる。
このような難点を解消するために、合成樹脂の補強板を接着するためにリフロー炉の温度を下げることが考えられるが、温度を変えたリフロー工程を別工程として新たに設ける必要があるため生産性を低下させることになる。また、接着剤を熱可塑性接着剤や合成ゴム系接着剤を採用して鉛フリー・ハンダと同じ融点温度でリフローすることも考えられるが、エンクロージャ内の不純物となるガスを放出するという難点がある。さらに、補強板を金属板にすることも考えられるが、重量が増加するという難点がある。
そこで本発明の目的は、鉛フリー・ハンダを採用したフレキシブル・プリント回路基板を高い剛性を維持した状態でディスク・エンクロージャ内に固定することができ、而も生産性が低下しない構造を備えた回転円板形記憶装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、ベースを含むディスク・エンクロージャと、前記ベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体と、前記回転円板形記録媒体からデータの読み取りを行なうヘッドを備えたアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリと、前記ヘッドにより読み取られた前記データの信号を伝送する信号ラインを含む配線パターンが設けられ側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板と、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した金属板と、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記金属板を固定した領域に配置し前記配線パターンに接続した電子部品と、前記金属板に隣接させて配置し前記金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置を提供する。
本態様においては、ベースに固定されるFPCの側端部に金属板が固定され、その領域に電子部品が配置されており、この金属板は電子部品に対して剛性を付与している。金属板をFPCに固定するときに熱硬化性接着剤を使用すれば、電子部品を配線パターンに接続する際にリフローの工程ではんだ付けと接着を同時に行うことができる。また、合成樹脂の補強板は金属板に隣接させて嵌合したり組み合わせたりして接着剤を使用せずに配置する構成なので、合成樹脂の補強板をリフロー工程に曝す必要がなくなる。特にリフロー温度の高い鉛フリー・ハンダを使用するときは、合成樹脂の補強板をリフロー温度で接着することができないので本態様のFPC構造は有効である。
電子部品の中でも特にショックセンサは所定の剛性を備えた領域に取り付けないと誤動作して装置のパフォーマンスを低下させてしまうので、これを防止できる本態様のFPC構造は有効である。合成樹脂の補強板は、金属板と共に嵌め込み構造でベースに固定することができるので、接着剤を使用する必要がない。また、補強板を重量の重い金属性にする必要もなくなる。
本発明の第2の態様は、ベースを含むディスク・エンクロージャと、前記ベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体と、前記回転円板形記録媒体からデータの読み取りを行なうヘッドを備えたアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリと、前記ヘッドにより読み取られた前記データの信号を伝送する信号ラインを含む配線パターンが設けられ側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板と、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した第1の金属板及び第2の金属板と、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記第1の金属板を設けた領域に配置し前記配線パターンに接続したコネクタと、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記第2の金属板を設けた領域に配置し前記配線パターンに接続した電子部品と、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した前記第1の金属板及び前記第2の金属板を対向させ、対向させた面の間に挟んで前記第1の金属板及び前記第2の金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置を提供する。
本態様においては、第1の金属板と第2の金属板とを対向させ、間に合成樹脂の補強板を挟んでFPCをベースに固定する。このような構造は、ディスク・エンクロージャ内の平面的なスペースを節約することができ、かつ、第1の態様と同様の特徴も備えている。コネクタは第1の金属板により取付のための剛性が与えられ、エンクロージャの外に設けるプリント基板に接続することができる。
本発明の第3の態様は、ディスク・エンクロージャのベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体からヘッドによって読み取られたデータの信号を伝送する配線パターンが設けられ、側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板アセンブリを備え、前記フレキシブル・プリント回路基板アセンブリは、前記側端部の表面に電子部品を鉛フリー・ハンダで実装し、前記側端部の裏面の前記電子部品を含んだ領域に熱硬化性接着剤を塗布した金属板を接着したフレキシブル・プリント回路基板と、前記電子部品が鉛フリー・ハンダで実装され前記金属板が前記熱硬化性接着剤で接着された前記フレキシブル・プリント回路基板をリフロー炉に入れてリフローにより前記フレキシブル・プリント回路基板に前記鉛フリー・ハンダを溶かして前記電子部品をはんだ付けしさらに前記熱硬化性接着剤を硬化させて前記金属板を固定した後、固定した前記金属板に隣接させて配置し当該金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置を提供する。
本発明の第4の態様は、ディスク・エンクロージャのベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体からヘッドによって読み取られたデータの信号を伝送する配線パターンが設けられ、側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板アセンブリを備え、前記フレキシブル・プリント回路基板アセンブリは、前記側端部の表面に電子部品及びコネクタを鉛フリー・ハンダで実装し、前記側端部の前記コネクタを含む領域の裏面に熱硬化性接着剤を塗布した第1の金属板及び前記側端部の前記電子部品を含んだ領域の裏面に前記熱硬化性接着剤を塗布した第2の金属板をそれぞれ接着したフレキシブル・プリント回路基板と、前記電子部品が鉛フリー・ハンダで実装され前記第1の金属板及び前記第2の金属板が前記熱硬化性接着剤で接着された前記フレキシブル・プリント回路基板を、リフロー炉に入れてリフローにより前記フレキシブル・プリント回路基板に前記鉛フリー・ハンダを溶かして前記電子部品及び前記コネクタをはんだ付けしさらに前記熱硬化性接着剤を硬化させて前記第1の金属板及び前記第2の金属板を固定した後、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した前記第1の金属板及び前記第2の金属板を対向させ、対向させた面の間に挟んで前記第1の金属板及び前記第2の金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置を提供する。
本発明の回転円板形記憶装置によれば、FPCをディスク・エンクロージャのベースに固定する際、合成樹脂の補強板を、金属板を介してFPCに隣接させて配置し金属板と共にベースに固定する構造、即ち、合成樹脂の補強板をFPCに接着剤で接着させずに済む構造なので、電子部品を配線パターンにはんだ付けさせためのリフローにおけるハンダの融点を合成樹脂の補強板の融点よりも高く設定することができるようになる。したがって、環境を考慮した鉛フリー・ハンダを使用することが可能になる。また、このような構造にすることにより1回のリフロー工程だけで済むことになる。
以下、以下、本発明の回転円板型記憶装置における好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。図1は磁気ディスク装置の構成を一部分解して示す図である。図2はFPCアセンブリの展開構造図(折り曲げ前の構造図)である。図3はFPCの配線パターンを示した展開構造図(折り曲げ前の構造図)である。図4はFPCに固定される第1の金属板及び第2の金属板の構造図である。図5はFPCアセンブリの構成要素である合成樹脂の補強板の斜視図である。本出願に係る図面の全体に亘って同一の構成要素には同一の参照番号を付すことにする。
本発明の好ましい実施の一形態としての回転円板型記憶装置である磁気ディスク装置は図1に示すように、回転円板形記録媒体である磁気ディスク1、スピンドル・モータ2、アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ3及びFPCアセンブリ4がディスク・エンクロージャ5に収納されている。このディスク・エンクロージャ5は、蓋51、シール枠52及びベース53から成りベース53の側壁にシール枠52を介して蓋51がねじ止めされ、外面(下面)には磁気ディスク装置の動作及びデータの読み書きの制御を行うロジック・カード(回路基板)6が装着されている。この回路基板6にはコネクタ接続パターン61が形成されている。
磁気ディスク1は、ディスク・エンクロージャ5のベース53に立設されたスピンドル・モータ2のスピンドル軸21の外周に固定されている。アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ3は、ヘッド・サスペンション・アセンブリ(HSA)31とアクチュエータ・アセンブリ32とで構成されている。HSA31の先端部には、磁気ディスク1に対するデータの読み取り及び書き込み又はその何れか一方を行うためのヘッド33が設けられている。アクチュエータ・アセンブリ32は、HSA31を支持するアクチュエータ・アーム(図示せず)、ピボット軸34の軸受け部分及びボイス・コイル・モータ(VCM)(図示せず)で構成されている。VCMは、コイル・サポートと、コイル・サポートに保持されたボイス・コイルと、ヨークとで構成されている。
また、磁気ディスク1の回転を停止させる際、HSA31の先端に設けられたマージ・リップ(図示せず)に摺動面を提供してヘッド33を退避させる機能を果たすランプ35が、磁気ディスク1の近傍に設けられている。FPCアセンブリ4は図1、図2に示すように、FPC41、第1の金属板42、第2の金属板43及び合成樹脂の補強板44を有し、一方の側端部4aをディスク・エンクロージャ5のベース53に固定し他方の側端部4bをアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ3に固定している。
FPC41は、一方の側端部4aに電気部品実装部411とコネクタ実装部412とが形成され、この電気部品実装部411と他方の側端部4bとは帯状の可撓部413によって連結されている。この電気部品実装部411、コネクタ実装部412、帯状の可撓部413及び一方の側端部4aは一体形成されたフラットケーブルに構成されている。帯状の可撓部413は一端に他方の側端部4bが連結され他端が接続部414を介して電気部品実装部411に対してL字状に連結されている。このようなFPC41には図3に示すように、HSA31の先端部に設けられたヘッド33により読み取られたデータの信号を伝送する信号ライン415、VCMのボイス・コイルに接続するためのVCM電源ライン416等の配線パターン410が形成されている。具体的には、ベースフィルム材に接着剤を用いて導電性フィルムを貼り合わせ、この導電性フィルムを所定形状にパターニングすることにより配線パターン410を形成している。なお、この配線パターン410は電気的に接続することを可能に加工している箇所以外はFPC41において絶縁されている。
この配線パターン410は、磁気ディスク装置の誤動作を防ぐためのショックセンサ7をはんだ付けによって電気的に接続するセンサ信号ライン417を有し、このショックセンサ7は電気部品実装部411の表面に設けられている。一方、FPC41のコネクタ実装部412の表面には、配線パターン410に電気的に接続されているコネクタパッド電極418が開口形成されており、このコネクタパッド電極418に、配線パターン410を回路基板6(図1参照)に接続するためのコネクタ45がはんだ付けされている。具体的には、ベース53にはコネクタ挿入口531が設けられ、このコネクタ挿入口531にコネクタ45を挿入することにより、回路基板6のコネクタ接続パターン61に当該コネクタ45を電気的に接続させることができる。
また、他方の側端部4bの先端部位の裏面には補強部材46が固定されている。このようなFPC41のコネクタ実装部412の裏面には図1、図2に示すように、第1の金属板42(図4(a))が、電気部品実装部411の裏面には第2の金属板43(図4(b))が例えば熱硬化性接着剤によってそれぞれ固定されている。この熱硬化性接着剤としては、エポキシ樹脂などが用いられる。第2の金属板43は図2、図3、図4(b)に示すように、FPC41の電気部品実装部411の配線パターン410のうち信号ライン415を覆う領域に例えば2つの開口43a、43bを設けている。この開口により、微弱な信号が通る配線パターンに近接して金属板を配置したときに、配線パターンの伝送インピーダンスが変化して、データの転送特性が悪化することを防止できる。
合成樹脂の補強板44は、コネクタ実装部412の裏面に固定された第1の金属板42、及び電気部品実装部411の裏面に固定された第2の金属板43を対向させ、この対向面の間に挟んで第1の金属板42及び第2の金属板43と共にディスク・エンクロージャ5のベース53に固定させるものである。このような合成樹脂の補強板44は図5に示すように、ベース53に対して位置決めする実質的に板状の固定部441と、FPC41の他方の側端部4bを所定方向に導くようにFPC41の帯状の可撓部413の姿勢を方向付けして維持する姿勢維持部442とを備え、例えば、合成樹脂として高温時の強度及び剛性を備えたポリエーテルイミド(商品名ウルテム(登録商標))が好適である。姿勢維持部442は固定部441に対して端部において立設されており、この姿勢維持部442でFPC41の帯状の可撓部413を電気部品実装部411にL字状に連結させる接続部414を、U字状に折り曲げて固定する。固定方法は、接着剤で接着したり挟み込んで固定したりするなど、公知の種々な方法を採用することができる。この接続部414でU字状に折り曲げることにより帯状の可撓部413及び他方の側端部4bの面をベース53に対して実質的に垂直にすることができるので、アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ3が回動しても、帯状の可撓部413をその動きに無理なく追随させることができる。
また、FPCアセンブリ4は、コネクタ実装部412の裏面に固定された第1の金属板42、及び電気部品実装部411の裏面に固定された第2の金属板43を対向させ、この対向面の間に合成樹脂の補強板44を挟んだ際、当該合成樹脂の補強板44と、第1の金属板42及び第2の金属板43とがそれぞれ相互に結合する嵌め込み部を備えている。この嵌め込み部は図2、図4、図5に示すように、合成樹脂の補強板44の表裏面にそれぞれ位置決めピン443が突設され、第1の金属板42及び第2の金属板43にはそれぞれ対向面の間に合成樹脂の補強板44を挟んだ際、合成樹脂の補強板44の位置決めピン443に嵌合する位置決め穴42a、43cがFPC41を突き抜けて穿孔されている。この位置決めピン443と位置決め穴42a、43cとを嵌合させると、簡単には嵌合状態が解除されないように加工されている。また、このようにして第1の金属板42及び第2の金属板43の対向面の間に合成樹脂の補強板44を挟んだ後、FPC41をベース53にねじ止めするために、合成樹脂の補強板44と共に第1の金属板42及び第2の金属板43にもねじ穴41a、41bがFPC41を突き抜けて穿孔されている。なお、ベース53と第1の金属板42及び第2の金属板43とは、金属製のねじにより電気的に接続するようになっている。これは、電気部品実装部411の裏面に第2の金属板43を固定することにより、配線ライン410の信号ライン415を通るデータ信号にノイズが発生する場合があるので、FPCアセンブリ4のアースを取ってノイズを取り除くことを目的にしている。
このように構成された磁気ディスク装置のFPCアセンブリ4の製造工程を以下に説明する。なお、FPC41は配線パターン410のパターン加工は終了しているものとする。まず、FPC41の一方の側端部4aであるコネクタ実装部412の裏面に熱硬化性接着剤で第1の金属板42を接着し、電気部品実装部411の裏面に熱硬化性接着剤で第2の金属板43を接着する。続いて、コネクタ実装部412の表面に開口形成されたコネクタパッド電極418に、ペースト状の鉛フリー・ハンダによってコネクタ45を実装する。また、電気部品実装部411の表面から配線パターン410の所定位置に、伝送信号を増幅するためのAEチップや抵抗、コンデンサ等をペースト状の鉛フリー・ハンダによって実装し、さらに、電気部品実装部411の表面からセンサ信号ライン417にショックセンサ7をペースト状の鉛フリー・ハンダによって実装する。
この種々の電気部品が実装され金属板が接着されたFPC41を、リフロー炉に入れて220〜230℃で加熱すると鉛フリー・ハンダは溶けるので、AEチップ、抵抗、コンデンサ等やショックセンサ7を電気部品実装部411の表面にはんだ付けすることができる。また、このリフローにより第1の金属板42及び第2の金属板43は熱硬化性接着剤が硬化するので、コネクタ実装部412の裏面及び電気部品実装部411の裏面に固定することができる。なお、他方の側端部4bの先端部位の裏面には補強部材46を固定しておく。
そして、コネクタ実装部412の裏面に固定された第1の金属板42、及び電気部品実装部411の裏面に固定された第2の金属板43を対向させ、この対向面の間に合成樹脂の補強板44を挟む。この際、第1の金属板42及び第2の金属板43と、合成樹脂の補強板44とは、嵌め込み部の位置決めピン443と位置決め穴42a、43cによって位置決めされ、簡単には嵌合状態が解除されないようになる。
この合成樹脂の補強板44を第1の金属板42及び第2の金属板43の対向面の間に挟み込んだ後、FPCアセンブリ4をベース53に固定したときにFPC41の他方の側端部4bの面を当該ベース53に対して実質的に垂直にするために、FPC41の帯状の可撓部413を電気部品実装部411にL字状に連結させる接続部414を、合成樹脂の補強板44の姿勢維持部442でU字状に折り曲げて固定する。
このように、合成樹脂の補強板44をFPC41に接着剤で接着させずに済む構造なので、電子部品を配線パターン410にはんだ付けさせためのリフローにおけるハンダの融点を合成樹脂の補強板44の融点よりも高く設定することができるようになる。また、鉛フリー・ハンダを使用しても1回のリフロー工程だけでFPCアセンブリ4を組み立てることができる。
この組み立てられたFPCアセンブリ4を、ディスク・エンクロージャ5のベース53の所定位置にねじ止めすると、FPC41のコネクタ実装部412の表面のコネクタパッド電極418に固定されたコネクタ45がベース53のコネクタ挿入口531に挿入され、このベース53に回路基板6を固定することにより、コネクタ45と回路基板6のコネクタ接続パターン61とを電気的に接続させことができる。
次に、このようなFPCアセンブリ4が組み込まれた磁気ディスク装置の磁気ディスク1に対するアクチュエータ・アセンブリ32の位置決め精度(衝撃の感度)について行った実験結果を説明する。
測定方法
水平方向、垂直方向に加振することができる振動試験機に磁気ディスク装置をセットし、試験機の制御プログラムによりアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ3のヘッド33を磁気ディスク上に浮かした状態で停止させて位置決め精度を測定した。具体的には、ショックセンサ7からのセンサ信号を受けて変化するアクチュエータ・アセンブリ32の位置決め精度を測定するもので、本発明のFPCアセンブリ4が組み込まれた磁気ディスク装置と、共晶ハンダを用いて電気部品がはんだ付けされたFPCアセンブリが組み込まれた従来の現行品である磁気ディスク装置とを比較した。なお、何れの磁気ディスク装置もFPCアセンブリがディスク・エンクロージャのベースに対して同一位置で同一方向に向くように固定する。
測定結果は、図6(a)、(b)、(c)に示すように、本発明の磁気ディスク装置の位置決め精度は、従来の現行品である磁気ディスク装置の位置決め精度とほぼ同様若しくは良好な結果が得られた。ここで、図6中、(a)は垂直方向に加振させたときの測定結果、(b)は磁気ディスク装置の長辺方向に加振させたときの測定結果、(c)は磁気ディスク装置の短辺方向に加振させたときの測定結果で、縦軸がアクチュエータ・アセンブリの位置決め精度、横軸が衝撃の度合いである。図6中、縦軸方向は数値が高くなるほど位置決め精度が悪くなることを示す。
また、FPC41の電気部品実装部411の裏面に第2の金属板43を固定した場合におけるデータ信号への影響についての実験を行った。
測定方法
第2の金属板43とディスク・エンクロージャ5とを電気的に接続して固定した場合と絶縁状態にして固定した場合とを比較した。
測定結果は図7(a)に示すように、第2の金属板43とディスク・エンクロージャ5とを絶縁状態にして固定した場合は、ショックセンサ7のセンサ信号にノイズが入るので、データ信号は書き込み状態から停止状態になる。一方、第2の金属板43とディスク・エンクロージャ5とを電気的に接続して固定した場合は、ショックセンサ7のセンサ信号からノイズを取り除くことができるので、データ信号は停止することなく書き込み状態を続行することができることが確認できた。
なお、上述した実施形態においては、FPC41、第1の金属板42、第2の金属板43及び合成樹脂の補強板44を有し、第1の金属板42及び第2の金属板43を対面させこの対向面の間に合成樹脂の補強板44を挟んでベース53に固定するFPCアセンブリ4を使用していたが、これに限らず、図8に示すように、FPC81の一方の側端部に固定する金属板82と、この金属板82に隣接させて配置し金属板82と共にベース53(図1参照)に固定する合成樹脂の補強板83とを有するFPCアセンブリ8でもよい。
このようなFPCアセンブリ8は上述したFPCアセンブリ4と同様に、金属板82が熱硬化性接着剤でFPC81の一方の側端部8aに固定され、また、ショックセンサ7が金属板82を固定した領域に配置され配線パターン(図示せず)に接続されている。また、合成樹脂の補強板83は、ベース53に対して位置決めする固定部831と、FPC81の他方の側端部8bを所定方向に導くように当該FPC81の姿勢を方向付けして維持する姿勢維持部832とを備えている。また、合成樹脂の補強板83と金属板82とが相互に結合する嵌め込み部(図示せず)を備えている。また、金属板82はFPC81の配線パターンのうち信号ラインを覆う領域に開口82a、82bを設けている。
このようなFPCアセンブリ8によれば、基本構成は上述したFPCアセンブリ4と同様なので、当該FPCアセンブリ4とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、上述した各実施形態においては、ロード・アンロード方式の磁気ディスク装置で説明してきたが、これに限らず、磁気ディスクが退避領域を備えアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリがヘッドを退避領域に退避させるCSS(Contact Start Stop)方式の磁気ディスク装置でも、上述した各FPCアセンブリ4、8を使用することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示したこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限りこれまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明の回転円板形記憶装置による最良な実施の一形態を示す分解斜視図。 本発明の回転円板形記憶装置の主要構成要素であるFPCアセンブリを示す平面図。 本発明の回転円板形記憶装置の主要構成要素であるFPCアセンブリのFPCの配線パターンを示す説明図。 本発明の回転円板形記憶装置の主要構成要素であるFPCアセンブリのFPCに固定される金属板を示す説明図で、(a)は第1の金属板、(b)は第2の金属板。 本発明の回転円板形記憶装置の主要構成要素であるFPCアセンブリの合成樹脂の補強板を示す斜視図。 本発明の回転円板形記憶装置の位置決め精度と、従来の現行品である回転円板形記憶装置の位置決め精度とを比較した状態を示す波形図。 本発明の回転円板形記憶装置の主要構成要素であるFPCアセンブリの第2の金属板とディスク・エンクロージャとを電気的に接続して固定した場合と絶縁状態にして固定した場合とを比較した状態を示す波形図。 本発明の回転円板形記憶装置の主要構成要素であるFPCアセンブリの他の実施の一形態を示す全体斜視図。
符号の説明
1……磁気ディスク(回転円板形記録媒体)
3……アクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリ
33……ヘッド
5……ディスク・エンクロージャ
53……ベース
7……ショックセンサ
41……FPC
4a……一方の側端部
4b……他方の側端部
42……第1の金属板
43……第2の金属板
43a、43b……開口
44……合成樹脂の補強板
441……固定部
442……姿勢維持部
410……配線パターン
415……信号ライン
443……位置決めピン(嵌め込み部)
42a、43c……位置決め穴(嵌め込み部)

81……FPC
8a……一方の側端部
8b……他方の側端部
82……金属板
82a、82b……開口
83……合成樹脂の補強板
831……固定部
832……姿勢維持部

Claims (20)

  1. ベースを含むディスク・エンクロージャと、
    前記ベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体と、
    前記回転円板形記録媒体からデータの読み取りを行なうヘッドを備えたアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリと、
    前記ヘッドにより読み取られた前記データの信号を伝送する信号ラインを含む配線パターンが設けられ側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板と、
    前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した金属板と、
    前記フレキシブル・プリント回路基板の前記金属板を固定した領域に配置し前記配線パターンに接続した電子部品と、
    前記金属板に隣接させて配置し前記金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置。
  2. 前記電子部品がショック・センサである請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  3. 前記電子部品を鉛フリー・ハンダのリフローにより前記配線パターンに接続した請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  4. 前記金属板を熱硬化性接着剤で前記側端部に固定した請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  5. 前記合成樹脂の補強板は、前記ベースに対して位置決めする固定部と、前記フレキシブル・プリント回路基板の姿勢を方向付けして維持する姿勢維持部とを備える請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  6. 前記合成樹脂の補強板と前記金属板とが相互に結合する嵌め込み部を備える請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  7. 前記合成樹脂がポリエーテルイミドである請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  8. 前記金属板は前記フレキシブル・プリント回路基板の前記配線パターンのうち前記信号ラインを覆う領域に開口を備える請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  9. 前記金属板と前記ディスク・エンクロージャとを電気的に接続した請求項1記載の回転円板形記憶装置。
  10. ベースを含むディスク・エンクロージャと、
    前記ベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体と、
    前記回転円板形記録媒体からデータの読み取りを行なうヘッドを備えたアクチュエータ・ヘッド・サスペンション・アセンブリと、
    前記ヘッドにより読み取られた前記データの信号を伝送する信号ラインを含む配線パターンが設けられ側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板と、
    前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した第1の金属板及び第2の金属板と、
    前記フレキシブル・プリント回路基板の前記第1の金属板を設けた領域に配置し前記配線パターンに接続したコネクタと、
    前記フレキシブル・プリント回路基板の前記第2の金属板を設けた領域に配置し前記配線パターンに接続した電子部品と、
    前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した前記第1の金属板及び前記第2の金属板を対向させ、対向させた面の間に挟んで前記第1の金属板及び前記第2の金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置。
  11. 前記電子部品がショック・センサである請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  12. 前記電子部品を鉛フリー・ハンダのリフローにより前記配線パターンに接続した請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  13. 前記第1の金属板及び前記第2の金属板を熱硬化性接着剤で前記側端部に固定した請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  14. 前記合成樹脂の補強板は、前記ベースに対して位置決めする固定部と、前記フレキシブル・プリント回路基板の姿勢を方向付けして維持する姿勢維持部とを備える請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  15. 前記合成樹脂の補強板と、前記第1の金属板及び前記第2の金属板とがそれぞれ相互に結合する嵌め込み部を備える請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  16. 前記合成樹脂がポリエーテルイミドである請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  17. 前記第2の金属板は前記フレキシブル・プリント回路基板の前記配線パターンのうち前記信号ラインを覆う領域に開口を備える請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  18. 前記第2の金属板と前記ディスク・エンクロージャとを電気的に接続した請求項10記載の回転円板形記憶装置。
  19. ディスク・エンクロージャのベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体からヘッドによって読み取られたデータの信号を伝送する配線パターンが設けられ、側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板アセンブリを備え、
    前記フレキシブル・プリント回路基板アセンブリは、前記側端部の表面に電子部品を鉛フリー・ハンダで実装し、前記側端部の裏面の前記電子部品を含んだ領域に熱硬化性接着剤を塗布した金属板を接着したフレキシブル・プリント回路基板と、
    前記電子部品が鉛フリー・ハンダで実装され前記金属板が前記熱硬化性接着剤で接着された前記フレキシブル・プリント回路基板をリフロー炉に入れてリフローにより前記フレキシブル・プリント回路基板に前記鉛フリー・ハンダを溶かして前記電子部品をはんだ付けしさらに前記熱硬化性接着剤を硬化させて前記金属板を固定した後、固定した前記金属板に隣接させて配置し当該金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置。
  20. ディスク・エンクロージャのベースに回転可能に支持された回転円板形記録媒体からヘッドによって読み取られたデータの信号を伝送する配線パターンが設けられ、側端部を前記ベースに固定したフレキシブル・プリント回路基板アセンブリを備え、
    前記フレキシブル・プリント回路基板アセンブリは、前記側端部の表面に電子部品及びコネクタを鉛フリー・ハンダで実装し、前記側端部の前記コネクタを含む領域の裏面に熱硬化性接着剤を塗布した第1の金属板及び前記側端部の前記電子部品を含んだ領域の裏面に前記熱硬化性接着剤を塗布した第2の金属板をそれぞれ接着したフレキシブル・プリント回路基板と、
    前記電子部品が鉛フリー・ハンダで実装され前記第1の金属板及び前記第2の金属板が前記熱硬化性接着剤で接着された前記フレキシブル・プリント回路基板を、リフロー炉に入れてリフローにより前記フレキシブル・プリント回路基板に前記鉛フリー・ハンダを溶かして前記電子部品及び前記コネクタをはんだ付けしさらに前記熱硬化性接着剤を硬化させて前記第1の金属板及び前記第2の金属板を固定した後、前記フレキシブル・プリント回路基板の前記側端部に固定した前記第1の金属板及び前記第2の金属板を対向させ、対向させた面の間に挟んで前記第1の金属板及び前記第2の金属板と共に前記ベースに固定した合成樹脂の補強板とを有する回転円板形記憶装置。
JP2003430189A 2003-12-25 2003-12-25 回転円板形記憶装置 Pending JP2005190556A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003430189A JP2005190556A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 回転円板形記憶装置
US11/012,989 US7420784B2 (en) 2003-12-25 2004-12-14 Rotating disk storage device with high rigidity flexible printed circuit board

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003430189A JP2005190556A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 回転円板形記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005190556A true JP2005190556A (ja) 2005-07-14

Family

ID=34697603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003430189A Pending JP2005190556A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 回転円板形記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7420784B2 (ja)
JP (1) JP2005190556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007093107A1 (fr) * 2006-02-17 2007-08-23 Shenzhen Excelstor Technology Ltd. Unité de disque magnétique et son procédé d'assemblage unité de disque magnétique et son procédé d'assemblage unité de disque magnétique et son procédé d'assemblage

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004877A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Fujitsu Ltd 磁気ディスク駆動装置および筐体装置
JP2009289346A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv リムーバブル・データ記憶装置
US9286924B1 (en) * 2014-12-03 2016-03-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Flexible printed circuit assembly and disk drive including the same
US9899048B1 (en) * 2016-04-25 2018-02-20 Western Digital Technologies, Inc. Head stack flex assembly and base assembly for storage drive and method of assembly
JP7166208B2 (ja) * 2019-03-19 2022-11-07 株式会社東芝 ディスク装置
JP2023045847A (ja) * 2021-09-22 2023-04-03 株式会社東芝 ディスク装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10269720A (ja) 1997-01-24 1998-10-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> フレキシブルケーブルアセンブリおよびその製造方法ならびにディスクドライブ装置
JP3201968B2 (ja) * 1997-02-28 2001-08-27 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション Fpcケーブルおよびキャリッジユニットならびにディスク装置
JP2001143409A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Tdk Corp 磁気ヘッドアセンブリ、その製造方法および磁気ヘッドアセンブリにおける配線方法
JP4044267B2 (ja) 2000-06-02 2008-02-06 株式会社東芝 磁気ディスク装置
SG112831A1 (en) * 2001-10-25 2005-07-28 Seagate Technology Llc Printed circuit cable connector attachment assembly
WO2003060887A1 (en) * 2002-01-03 2003-07-24 Seagate Technology Llc Electrical interconnect with an anchoring feature
JP2002324389A (ja) 2002-03-20 2002-11-08 Teac Corp ディスクドライブ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007093107A1 (fr) * 2006-02-17 2007-08-23 Shenzhen Excelstor Technology Ltd. Unité de disque magnétique et son procédé d'assemblage unité de disque magnétique et son procédé d'assemblage unité de disque magnétique et son procédé d'assemblage

Also Published As

Publication number Publication date
US20050141141A1 (en) 2005-06-30
US7420784B2 (en) 2008-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6992864B2 (en) Flexible printed circuit board unit contributing to reliable soldering and suppression of increased temperature
US6665149B2 (en) Connector for flexible printed circuit boards, head actuator provided with the same, and disk drive
KR20080084623A (ko) 자기 헤드 액츄에이터 어셈블리, 기억 장치, 롱테일서스펜션 및 플렉시블 프린트 기판의 접합체
US20080298218A1 (en) Electronic device and manufacturing method of electronic device
CN100476980C (zh) 将磁头组组件的柔性电路组件贴附于致动器臂上的改良方法
JP4247202B2 (ja) コイルアッセンブリ、ヘッドサスペンションアッセンブリ、ディスク装置、およびヘッドサスペンションアッセンブリの製造方法
CN113362860B (zh) 悬架组件及盘装置
JP2012119031A (ja) ヘッドジンバルアッセンブリおよびこれを備えたディスク装置
JP2001500668A (ja) 回路コネクタ
JP2005190556A (ja) 回転円板形記憶装置
US20080062571A1 (en) Head suspension assembly and flexure and head gimbal assembly
JP2009238271A (ja) ディスク装置
US6781795B2 (en) Connector for flexible printed circuit boards, head actuator provided with the same, and disk drive
US7400472B2 (en) Head suspension assembly having flexible printed wiring board with alignment void arrangement
JPH103758A (ja) ディスク装置
JP6141794B2 (ja) 端子接続構造
US11823717B2 (en) Disk device
US20090231761A1 (en) Head suspension assembly and storage device
JP2006244544A (ja) 磁気ディスクドライブ装置とその製造方法
US20230088914A1 (en) Disk device with sensor mounted thereon
JP4903549B2 (ja) ハードディスクドライブおよびフレキシブル・ケーブル・アセンブリ
JP2008041215A (ja) ヘッドサスペンションおよびヘッドジンバルアセンブリ
JP2009080894A (ja) 磁気ディスク装置
US20230206957A1 (en) Disk device
WO2009003318A1 (en) Suspension design for high shock performance soldering ball bonding

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090908