JP2001132316A - 自閉式引き戸の停止装置 - Google Patents

自閉式引き戸の停止装置

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JP2001132316A JP35216999A JP35216999A JP2001132316A JP 2001132316 A JP2001132316 A JP 2001132316A JP 35216999 A JP35216999 A JP 35216999A JP 35216999 A JP35216999 A JP 35216999A JP 2001132316 A JP2001132316 A JP 2001132316A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自閉式引き戸を任意位置で停止させ、自動でも
手動でも自在に停止解除出来る自閉式引き戸の停止装置
を提供する。 【構成】レール上に戸車を介して懸吊支持され常時閉止
方向に走行性が付与された自閉式引き戸において、引き
戸の近辺で離間した位置に手動操作で引き戸を押圧して
停止させる押圧手段を設け、これに引き戸をスライドさ
せると押圧が解除される手動押圧解除手段と非常時には
非常警報装置から発せられる信号により押圧が自動解除
される押圧解除手段とを設けた自閉式引き戸の停止装
置。 【効果】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は任意位置で引き戸停止
ができ、通常時、非常時ともに引き戸停止解除ができる
自閉式引き戸の停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 戸の上端吊持部に装着した吊り車がレ
ール上を転動して開口部を自動閉止する自閉式引き戸に
おいて、この引き戸を任意の位置で途中停止させるよう
にしたフリーストッパとしては実開平5−42556号
公報、特開平6−294249号公報、特開平9−21
262号公報、特開平9−228731号公報、特許第
2937828号公報などが挙げられる。
【0003】実開平5−42556公報は任意の走行途
中位置で引き戸の上框面あるいは下框面から制動部材を
弾圧出没させて開き戸停止を行なわせ、戸をスライドさ
せることによって制動部材を引っ込めて引き戸走行させ
る構造であり、特開平9−21262号公報のものは弾
性カムをレールもしくは補助レールに押圧停止させる機
構であり、特開平6−294249号公報、特開平9−
228731号公報は揺動される弾性回転体が車輪と圧
縮用定置部材との間に噛み込んで車輪ストップさせるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらはいずれも手動
式で途中停止させるもので、引き戸自身にフリーストッ
パ装置が取り付けられたものであるが、火災や煙被害発
生等の非常の場合にもそこに人がいなければ閉じること
が出来ないといった不都合がある。このため特許第29
37828号公報に開示されたように、引き戸に弾性ス
トッパ片を備えたストッパを配備せしめ、そのストッパ
を煙感知器、火災報知器などの非常警報装置からの信号
によってストップ解除させる方式のものが提案されてき
た。
【0005】しかしながらこの特許第2937828号
公報の装置も引き戸側にフリーストッパが設けられ、そ
のストッパに煙感知器、火災報知器などの非常警報装置
からの信号によって引き戸をストップ解除させる退避手
段(ソレノイドの通電)が設けられてなるため有線の場
合は電線を引きずって移動しなくてはならないとか大掛
りな移動用通電装置を取付せねばならないという問題が
あるし、無線の場合にはその分装備が複雑になり、経費
が掛かるという問題点がある。本発明はこれらの不都合
や問題点を解決することを目的として提供されたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はフリーストッパ
装置を引き戸側に設置するのではなく、引き戸付近で引
き戸と少し離間した位置に引き戸を押さえつけて走行停
止させる方式のフリーストッパ装置を設けることによっ
てかかる問題点を解決した。
【0007】即ち本発明はレール上に転動自在な戸車を
介して懸吊支持され常時閉止方向に走行性が付与せしめ
られた自閉式引き戸において該引き戸付近で該引き戸と
離間した位置に該引き戸を押圧することによって走行停
止させる押圧手段が設けられ該押圧手段に煙感知器や火
災報知器等の非常警報装置から発せられる警報信号によ
り自動的に押圧を解除させる押圧解除手段と引き戸をス
ライドさせることにより手動で押圧を解除させる押圧解
除手段とが備えられていることを特徴とする自閉式引き
戸の停止装置である。また、この押圧手段は引き戸を直
接押圧停止させる構成だけでなく引き戸に設けられた補
助板を介して間接的に押圧停止させる構成をも含み、引
き戸は自閉式であれば自閉方法にいかなる手段を用いて
も構わない。
【0008】またこの自閉引き戸の停止装置の押圧手段
と押圧解除手段とは別々に構成させて連動させても良い
し1体化させてもよい。また本発明の停止装置は引き戸
付近で引き戸と離間した位置なら何処に設置してもよい
が、自閉時の引き戸前方側上部の引き残し部上部付近に
設けることが好ましく、引き戸を任意位置で停止させる
場合の任意停止幅が最も大きく取れる最適位置となり、
最も邪魔にならない位置となる。
【0009】
【作用】 本発明の自閉引き戸停止装置は引き戸付近で
離間した位置に設置されているため通常時は引き戸とは
接触していないので引き戸を手動開放し手を離せば自走
して閉止する。
【0010】次に、引き戸を自閉途中あるいは開放途中
の任意位置で停止させたい場合には手動で本発明の停止
装置を操作することになる。この停止操作を行なうと本
停止装置内の押圧手段により引き戸が押圧されてその位
置で走行停止されることになる。本押圧手段には自動・
手動の押圧解除手段が設けられてなり、手動で引き戸を
スライドすることで押圧解除手段が動作して押圧手段が
はずれ、引き戸は自閉走行し始めて閉止することにな
る。また非常時の場合は非常警報装置から発せられる警
報信号で押圧解除手段により押圧手段がはずれ、引き戸
は自閉走行し始めて閉止する。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
ると図1は本発明の実施の第1形態を示す停止装置1を
取付けた状態を示す正面図、図2は本発明の停止装置の
実施形態の一つを示す説明図であり、図3〜図6は図2
の装置を全開時の引き戸移動前方側付近に取付ブラケッ
ト20を介して設けた時の取付事例1〜4の縦断面説明
図であり、図3は図2の装置を引き戸の裏面側側面上部
の引き残し部付近に設けたもの、図4〜図6は引き戸2
の正面側側面上部の引き残し部付近に設けたもので図
3、図4は引き戸2を直接押圧する方式、図5・図6は
引き戸2を補助板3を介して間接的に押圧する方式のも
のである。補助板3は等辺あるいは不等辺の山形鋼を引
き戸幅の長さにカットしたもので、図5は引き戸自身の
上部に取付けたもの、図6は前後の戸車取付ブラケット
に取付けたものである。
【0012】まず引き戸押圧停止装置1の構成を説明す
ると、図2において停止装置1は先端にワンウェイベア
リング(図示せず)を開き方向に空転するように構成し
て内蔵させた押圧ローラ4を備え、後端には圧縮コイル
スプリング5を備えて先端部押圧力を調整可能に構成さ
れた圧接部6が形成され、この圧接部6は一端に固定軸
19内を自在に動く長穴を有し、他端をロック用レバー
7とリンク機構で結ばれた圧接部取付レバー8に取付け
られ、圧接部取付レバー8にはまたロック用レバー7の
ロックが外れた時、圧接部6が引き戸の押圧面から確実
に離間させるための引っ張りコイルスプリング9が設け
られてなる。
【0013】ロック用レバー7は2枚の板で圧接部取付
レバー8を挟み、互いに揺動可能にしてピンで連結さ
れ、2枚板の一方端は固定軸10に回転可能に軸支され
た1枚板の1方端とピンで連結され、このピン部にはロ
ック方向に付勢されたキックバネ(図示せず)が圧接さ
れてあり、この2枚板と1枚板とで構成されるロック用
レバー7が1直線になった時にロック用レバーストッパ
18に当接してロックするよう構成されている。
【0014】また、固定軸10にはソレノイド11の移
動軸先端とピンで連結され、ソレノイド11が作動する
と固定軸10を軸に回転してロック用レバー7がロック
解除するように構成された自動ロック解除レバー12が
設けられている。
【0015】一方圧接部6の後方側にはL型の手動操作
レバー13が直角部を固定軸14を軸中心に回動自在に
設けられ、片方端に案内ローラ15を介して停止装置1
の外部から操作ひも16が連繋され、他方端には圧接部
6が備えられた圧接部取付レバー8を後方から押し出す
押出具17が取り付けられてなる。またソレノイド11
は煙感知器や火災報知器等の非常警報装置(図示せず)
と連動されており、非常時に非常警報装置から発せられ
る警報信号によりソレノイド11が作動するよう構成さ
れてなる。
【0016】この自閉引き戸の停止装置1の取付位置は
引き戸2を全開にした際、引き戸の自閉時前方側端部近
傍に設けることが望ましく、取付け要領は図3〜図6に
示す如くあり、設置要望条件によって適宜選択すればよ
い。
【0017】押圧手段は操作ひも16、L型の手動操作
レバー13、固定軸14、押出具17、圧接部取付レバ
ー8、圧接部6、固定軸19、固定軸10、ロック用レ
バー7、ロック用レバーストッパ18等で構成され、押
圧解除手段は自動の場合はソレノイド11、自動ロック
解除レバー12、引っ張りコイルスプリング9などの構
成が主体となって押圧手段の圧接部6を引き戸2から離
間させ、手動の場合は圧接部6、圧接部6を構成する押
圧ローラ4内のワンウェイベアリング(図示せず)、固
定軸19、固定軸10、ロック用レバー7、ロック用レ
バーストッパ18、圧接部取付レバー8、引っ張りコイ
ルスプリング9などの構成が主体となってそれぞれ連携
連動して押圧された接触部6を引き戸2から離間させ
る。
【0018】次に動作を説明すると、自閉引き戸を開放
あるいは自閉途中の任意位置で停止させるには停止させ
たい任意位置で操作ひも16を引っ張れば良い。操作ひ
も16が引かれると案内ローラ15を介して手動操作レ
バー13が固定軸14を軸に回動して押出具17により
圧接部取付レバー8が開き戸方向に押し出され、引っ張
りコイルスプリング9は伸ばされ、圧接部6も押し出さ
れて先端の押圧ローラ4は図3〜図6に示すように引き
戸2または補助具3に接触する。
【0019】押圧ローラ4が引き戸2または補助具3に
接触しても圧接部取付レバー8の一方端に連結されたロ
ック用レバー7はまだ一直線には達せず、更に圧接部取
付レバー8は押し出され、その間引き戸2または押圧補
助具3に接触した押圧ローラ4は圧縮コイルスプリング
5の弾性力によって押圧されることになる。ロック用レ
バー7はロック用レバーストッパ18に当接して初めて
一直線となり、圧接部取付レバー8がロックされ、同時
に圧接部6のロックが完成して引き戸2は停止すること
になる。この時、ソレノイド11の移動軸先端とピン連
結された自動ロック解除レバー12もロック用レバー7
によりセット位置にスタンバイされることになる。
【0020】今度は任意位置に停止した引き戸を手動に
より停止解除する動作を説明すると、引き戸を開き方向
にスライドさせると押圧された押圧ローラ4は空転して
戸は開かれた状態で停止状態を維持することになる。次
に引き戸を閉じ方向にスライドさせると押圧された押圧
ローラ4は回転をロックされたままの状態となり引き戸
と共にスライドし、圧接部取付レバー8も閉じ方向にス
ライドする。すると圧接部取付レバー8とロック用レバ
ー7との連結ピン部も閉じ方向にスライドするため、ロ
ック用レバーストッパ17に当接したリンク部が折れ曲
がる。
【0021】一旦折れ曲がると今度は圧接部取付レバー
8に設けられた引っ張りコイルスプリング9の復元力に
より圧接部取付レバー8が元に戻るため、圧接部6もま
た元の位置に戻って引き戸から離間するため自閉引き戸
は動き出して自閉することになる。
【0022】次に自動解除動作を説明すると、煙感知器
や火災報知器等の非常警報装置(図示せず)が作動する
と、非常警報装置から発せられる警報信号によりソレノ
イド11が作動してソレノイドの移動軸先端は引っ込
む。そのため、ロック解除レバー12が引っ張られて固
定軸10を軸にロック解除レバー12の先端が回転して
ロック用レバー7をロック解除方向に動かして折れ曲が
らせる。ロック用レバー7が一旦折れ曲がると今度は引
っ張りコイルスプリング9の復元力により圧接部取付レ
バー8が元に戻るため、圧接部6もまた元の位置に戻っ
て引き戸から離間するため、自閉引き戸は動き出して自
閉することになる。
【0023】この実施例においてはソレノイド11で警
報信号を受信作動させロック解除レバー12を用いてロ
ック用レバー7のロックを解除したが、ソレノイド11
とロック解除レバー12の代わりにモータと偏心カムを
用いてロック用レバー7のロックを解除させても良く、
同様の結果が得られる。
【0024】図7は本発明の実施の第2の形態を示す停
止装置1である。この実施例2は実施例1が引き戸の閉
じ方向スライドのみ手動押圧解除されたのに対し開閉両
方向とも引き戸をスライドさせれば押圧手段が解除され
るように構成されたものである。構成の説明に関して実
施例1と重複するものは同じ番号を用いる。
【0025】実施例2は圧接部取付レバー8のロック用
レバー7側の端部に操作ひも16が取付けられ、案内ロ
ーラ15を介して停止装置1の外に取り出されている。
圧接部6とロック用レバー7、圧接部取付レバー8、引
っ張りコイルスプリング9の取付状況は実施例1と同じ
くするが、押圧ローラ4に代わり接触部が左右対称の円
弧を描き、円中心を軸に首振りするように半円ローラ2
1が設けられ、半円ローラ21の円弧両端部から押込み
レバー22、22が首振り可能に設けられている。
【0026】一方、固定軸10にはロック用レバー7と
は別に固定軸10を軸中心に左回転すればロック用レバ
ーを引っかけてロックを解除させるロック解除盤23が
設けられ、更に固定軸24を軸中心に自在に回動する解
除レバー25が一方端に長穴を有してロック解除盤23
とピン連結されている。押込みレバー22、22の先端
部はそれぞれ解除レバー25を挟み込むように構成され
てなり、押込みレバー22、22が解除レバー25の一
定幅しか移動出来ないように規制ピン26、26が設け
られている。また押込みレバー22、22を押込んだ
際、解除レバー25を押し込んで解除盤23を回動させ
易くするため押込みレバー22には押込みピン27が設
けられている。
【0027】更にこの実施例には実施例1のロック用レ
バーストッパ18の代わりにロック用レバー7が1直線
になった際、レバーストップさせる位置に偏心カム28
の短かい距離側が来るように、軸に偏心カム28を取付
けしたモータ29が配置されてなる。
【0028】自閉引き戸は押圧停止されても閉じようと
し、押圧部の半円ローラ21は半円形状であるため引き
戸の閉じ方向に力が加わって回動しようとするため、そ
の対策として押圧部の回動モーメントとバランスをとる
ために解除レバー25の解除盤23にバランス用引っ張
りスプリング30が設けられてなる。
【0029】次に動作を説明すると、自閉引き戸を開放
あるいは自閉途中の任意位置で停止させるには停止させ
たい任意位置で操作ひも16を引っ張れば良い。操作ひ
も16が引かれると案内ローラ15を介して圧接部取付
レバー8が開き戸方向に引き出され、引っ張りコイルス
プリング9は伸ばされ、圧接部6も引き出されて先端の
半円ローラ21は図に示すように引き戸2に接触する。
【0030】半円ローラ21が引き戸2に接触しても圧
接部取付レバー8の一方端に連結されたロック用レバー
7はまだ一直線には達せず、更に圧接部取付レバー8は
引き出され、その間引き戸2に接触した半円ローラ21
は圧縮コイルスプリング5の弾性力によって押圧される
ことになる。ロック用レバー7は偏心カム28に当接し
て初めて一直線となり、圧接部取付レバー8がロックさ
れ、同時に圧接部6のロックが完成して引き戸2は停止
することになる。この時、自閉引き戸は押圧停止されて
も閉じようとし、押圧部は半円形状であるため引き戸の
閉じ方向に力が加わって回動しようとしその方向の押込
みレバー22が解除レバー25を押込もうとするがバラ
ンス用引っ張りスプリング30のためバランスされて半
円ローラ21は左右対称位置の対称面で押圧停止する。
【0031】今度は任意位置に停止した引き戸を手動に
より停止解除する動作を説明すると、引き戸を開閉いず
れか1方向に手動スライドさせると半円ローラ21の押
圧バランスはくずれて首を振ることになる。押込みレバ
ー22の先端部はそれぞれ解除レバー25を挟み込むよ
うに構成されてなるため一方は押込みピン27が解除レ
バー25から離れ、もう一方は押込みピン27が解除レ
バー25を押し込み、ピン連結された解除盤23を回動
させてロック用レバー7は偏心カム28に当接したリン
ク部が折れ曲がる。
【0032】一旦折れ曲がると今度は圧接部取付レバー
8に設けられた引っ張りコイルスプリング9の復元力に
より圧接部取付レバー8が元に戻るため、圧接部6もま
た元の位置に戻って引き戸2から離間するため自閉引き
戸2は動き出して自閉することになる。
【0033】次に自動解除動作を説明すると、煙感知器
や火災報知器等の非常警報装置(図示せず)が作動する
と、非常警報装置から発せられる警報信号によりモータ
29が回転して軸に取付けられた偏心カム28によりロ
ック用レバー7はリンク部が折れ曲がる。ロック用レバ
ー7が一旦折れ曲がると今度は引っ張りコイルスプリン
グ9の復元力により圧接部取付レバー8が元に戻るた
め、圧接部6もまた元の位置に戻って引き戸2から離間
するため、自閉引き戸2は動き出して自閉することにな
る。
【0034】
【発明の効果】本発明の自閉式引き戸の停止装置は押圧
手段を手動操作することにより引き戸を任意の位置で停
止させることが出来、引き戸の停止解除は手動・自動の
両方で操作が可能であり、通常時には戸をスライドさせ
るだけで自閉し、非常時には煙感知器や火災報知器等の
非常警報装置と連動して自閉するため安全性が高い。ま
た本発明の引き戸停止装置は移動する引き戸自身にでは
なく引き戸近傍の固定された位置に設けられるため電気
的な装置も無理なく配線でき経費も安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を取付けた状態を示す事例2の場
合の正面図
【図2】引き戸停止装置の説明図
【図3】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例1の
縦断面図
【図4】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例2の
縦断面図
【図5】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例3の
縦断面図
【図6】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例4の
縦断面図
【図7】別の引き戸停止装置の説明図
【符号の説明】
1:停止装置 2:引き戸 3:補助板 4:押圧ローラ 6:圧接部 7:ロック用レバー 8:圧接部取付レバー 10、14、19、24:固定軸 11:ソレノイド 12:ロック解除レバー 15:案内ローラ 16:操作ひも 17:押出具 18:ロック用レバーストッパ 21:半円ローラ 22:押込みレバー 23:ロック解除盤 25:解除レバー 27:押込みピン 28:偏心カム 29:モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール上に転動自在な戸車を介して懸吊支
    持され常時閉止方向に走行性が付与せしめられた自閉式
    引き戸において該引き戸付近で該引き戸と離間した位置
    に該引き戸を押圧することによって走行停止させる押圧
    手段が設けられ該押圧手段に煙感知器や火災報知器等の
    非常警報装置から発せられる警報信号により自動的に押
    圧を解除させる押圧解除手段と手動で引き戸をスライド
    させることにより押圧を解除させる押圧解除手段とが備
    えられていることを特徴とする自閉式引き戸の停止装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6633094B1 (en) * 1999-02-10 2003-10-14 Howa Corporation Speed regulator for automatically closing slide door
JP2006233648A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Ryobi Ltd 引戸の任意位置停止装置

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