JP3834711B2 - 自閉式引き戸の停止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は任意位置で引き戸停止ができ、通常時、非常時ともに引き戸停止解除ができる自閉式引き戸の停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
戸の上端吊持部に装着した吊り車がレール上を転動して開口部を自動閉止する自閉式引き戸において、この引き戸を任意の位置で途中停止させるようにしたフリーストッパとしては実開平5−42556号公報、特開平6−294249号公報、特開平9−21262号公報、特開平9−228731号公報、特許第2937828号公報などが挙げられる。
【0003】
実開平5−42556公報は任意の走行途中位置で引き戸の上框面あるいは下框面から制動部材を弾圧出没させて開き戸停止を行なわせ、戸をスライドさせることによって制動部材を引っ込めて引き戸走行させる構造であり、特開平9−21262号公報のものは弾性カムをレールもしくは補助レールに押圧停止させる機構であり、特開平6−294249号公報、特開平9−228731号公報は揺動される弾性回転体が車輪と圧縮用定置部材との間に噛み込んで車輪ストップさせるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらはいずれも手動式で途中停止させるもので、引き戸自身にフリーストッパ装置が取り付けられたものであるが、火災や煙被害発生等の非常の場合にもそこに人がいなければ閉じることが出来ないといった不都合がある。このため特許第2937828号公報に開示されたように、引き戸に弾性ストッパ片を備えたストッパを配備せしめ、そのストッパを煙感知器、火災報知器などの非常警報装置からの信号によってストップ解除させる方式のものが提案されてきた。
【0005】
しかしながらこの特許第2937828号公報の装置も引き戸側にフリーストッパが設けられ、そのストッパに煙感知器、火災報知器などの非常警報装置からの信号によって引き戸をストップ解除させる退避手段(ソレノイドの通電)が設けられてなるため有線の場合は電線を引きずって移動しなくてはならないとか大掛りな移動用通電装置を取付せねばならないという問題があるし、無線の場合にはその分装備が複雑になり、経費が掛かるという問題点がある。本発明はこれらの不都合や問題点を解決することを目的として提供されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はフリーストッパ装置を引き戸側に設置するのではなく、引き戸付近で引き戸と少し離間した位置に引き戸を押さえつけて走行停止させる方式のフリーストッパ装置を設けることによってかかる問題点を解決した。
【0007】
即ち本発明は、レール上に転動自在な戸車を介して懸吊支持され常時閉止方向に走行性が付与せしめられた自閉式引き戸において該引き戸付近で該引き戸と離間した位置に該引き戸あるいは該引き戸に設けられた補助板直接押圧することによって任意位置で走行停止させるためのユニット化された引き戸押圧手段が設けられ、該引き戸押圧手段に煙感知器や火災報知器等の非常警報装置から発せられる警報信号により自動的に押圧を解除させる自動式押圧解除手段と手動で引き戸をスライドさせることにより押圧を解除させる手動式押圧解除手段とが備えられていることを特徴とする自閉式引き戸の停止装置である。また、引き戸は自閉式であれば自閉方法にいかなる手段を用いても構わない。
【0008】
またこの自閉引き戸の停止装置の押圧手段と押圧解除手段とは別々に構成させて連動させても良いし1体化させてもよい。また本発明の停止装置は引き戸付近で引き戸と離間した位置なら何処に設置してもよいが、自閉時の引き戸前方側上部の引き残し部上部付近に設けることが好ましく、引き戸を任意位置で停止させる場合の任意停止幅が最も大きく取れる最適位置となり、最も邪魔にならない位置となる。
【0009】
【作用】
本発明の自閉引き戸停止装置は引き戸付近で離間した位置に設置されているため通常時は引き戸とは接触していないので引き戸を手動開放し手を離せば自走して閉止する。
【0010】
次に、引き戸を自閉途中あるいは開放途中の任意位置で停止させたい場合には手動で本発明の停止装置を操作することになる。この停止操作を行なうと本停止装置内の押圧手段により引き戸が押圧されてその位置で走行停止されることになる。本押圧手段には自動・手動の押圧解除手段が設けられてなり、手動で引き戸をスライドすることで押圧解除手段が動作して押圧手段がはずれ、引き戸は自閉走行し始めて閉止することになる。また非常時の場合は非常警報装置から発せられる警報信号で押圧解除手段により押圧手段がはずれ、引き戸は自閉走行し始めて閉止する。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明すると図1は本発明の実施の第1形態を示す停止装置1を取付けた状態を示す正面図、図2は本発明の停止装置の実施形態の一つを示す説明図であり、図3〜図6は図2の装置を全開時の引き戸移動前方側付近に取付ブラケット20を介して設けた時の取付事例1〜4の縦断面説明図であり、図3は図2の装置を引き戸の裏面側側面上部の引き残し部付近に設けたもの、図4〜図6は引き戸2の正面側側面上部の引き残し部付近に設けたもので図3、図4は引き戸2を直接押圧する方式、図5・図6は引き戸2を補助板3を介して間接的に押圧する方式のものである。補助板3は等辺あるいは不等辺の山形鋼を引き戸幅の長さにカットしたもので、図5は引き戸自身の上部に取付けたもの、図6は前後の戸車取付ブラケットに取付けたものである。
【0012】
まず引き戸押圧停止装置1の構成を説明すると、図2において停止装置1は先端にワンウェイベアリング(図示せず)を開き方向に空転するように構成して内蔵させた押圧ローラ4を備え、後端には圧縮コイルスプリング5を備えて先端部押圧力を調整可能に構成された圧接部6が形成され、この圧接部6は一端に固定軸19内を自在に動く長穴を有し、他端をロック用レバー7とリンク機構で結ばれた圧接部取付レバー8に取付けられ、圧接部取付レバー8にはまたロック用レバー7のロックが外れた時、圧接部6が引き戸の押圧面から確実に離間させるための引っ張りコイルスプリング9が設けられてなる。
【0013】
ロック用レバー7は2枚の板で圧接部取付レバー8を挟み、互いに揺動可能にしてピンで連結され、2枚板の一方端は固定軸10に回転可能に軸支された1枚板の1方端とピンで連結され、このピン部にはロック方向に付勢されたキックバネ(図示せず)が圧接されてあり、この2枚板と1枚板とで構成されるロック用レバー7が1直線になった時にロック用レバーストッパ18に当接してロックするよう構成されている。
【0014】
また、固定軸10にはソレノイド11の移動軸先端とピンで連結され、ソレノイド11が作動すると固定軸10を軸に回転してロック用レバー7がロック解除するように構成された自動ロック解除レバー12が設けられている。
【0015】
一方圧接部6の後方側にはL型の手動操作レバー13が直角部を固定軸14を軸中心に回動自在に設けられ、片方端に案内ローラ15を介して停止装置1の外部から操作ひも16が連繋され、他方端には圧接部6が備えられた圧接部取付レバー8を後方から押し出す押出具17が取り付けられてなる。またソレノイド11は煙感知器や火災報知器等の非常警報装置(図示せず)と連動されており、非常時に非常警報装置から発せられる警報信号によりソレノイド11が作動するよう構成されてなる。
【0016】
この自閉引き戸の停止装置1の取付位置は引き戸2を全開にした際、引き戸の自閉時前方側端部近傍に設けることが望ましく、取付け要領は図3〜図6に示す如くあり、設置要望条件によって適宜選択すればよい。
【0017】
押圧手段は操作ひも16、L型の手動操作レバー13、固定軸14、押出具17、圧接部取付レバー8、圧接部6、固定軸19、固定軸10、ロック用レバー7、ロック用レバーストッパ18等で構成され、押圧解除手段は自動の場合はソレノイド11、自動ロック解除レバー12、引っ張りコイルスプリング9などの構成が主体となって押圧手段の圧接部6を引き戸2から離間させ、手動の場合は圧接部6、圧接部6を構成する押圧ローラ4内のワンウェイベアリング(図示せず)、固定軸19、固定軸10、ロック用レバー7、ロック用レバーストッパ18、圧接部取付レバー8、引っ張りコイルスプリング9などの構成が主体となってそれぞれ連携連動して押圧された接触部6を引き戸2から離間させる。
【0018】
次に動作を説明すると、自閉引き戸を開放あるいは自閉途中の任意位置で停止させるには停止させたい任意位置で操作ひも16を引っ張れば良い。操作ひも16が引かれると案内ローラ15を介して手動操作レバー13が固定軸14を軸に回動して押出具17により圧接部取付レバー8が開き戸方向に押し出され、引っ張りコイルスプリング9は伸ばされ、圧接部6も押し出されて先端の押圧ローラ4は図3〜図6に示すように引き戸2または補助具3に接触する。
【0019】
押圧ローラ4が引き戸2または補助具3に接触しても圧接部取付レバー8の一方端に連結されたロック用レバー7はまだ一直線には達せず、更に圧接部取付レバー8は押し出され、その間引き戸2または押圧補助具3に接触した押圧ローラ4は圧縮コイルスプリング5の弾性力によって押圧されることになる。ロック用レバー7はロック用レバーストッパ18に当接して初めて一直線となり、圧接部取付レバー8がロックされ、同時に圧接部6のロックが完成して引き戸2は停止することになる。この時、ソレノイド11の移動軸先端とピン連結された自動ロック解除レバー12もロック用レバー7によりセット位置にスタンバイされることになる。
【0020】
今度は任意位置に停止した引き戸を手動により停止解除する動作を説明すると、引き戸を開き方向にスライドさせると押圧された押圧ローラ4は空転して戸は開かれた状態で停止状態を維持することになる。次に引き戸を閉じ方向にスライドさせると押圧された押圧ローラ4は回転をロックされたままの状態となり引き戸と共にスライドし、圧接部取付レバー8も閉じ方向にスライドする。すると圧接部取付レバー8とロック用レバー7との連結ピン部も閉じ方向にスライドするため、ロック用レバーストッパ17に当接したリンク部が折れ曲がる。
【0021】
一旦折れ曲がると今度は圧接部取付レバー8に設けられた引っ張りコイルスプリング9の復元力により圧接部取付レバー8が元に戻るため、圧接部6もまた元の位置に戻って引き戸から離間するため自閉引き戸は動き出して自閉することになる。
【0022】
次に自動解除動作を説明すると、煙感知器や火災報知器等の非常警報装置(図示せず)が作動すると、非常警報装置から発せられる警報信号によりソレノイド11が作動してソレノイドの移動軸先端は引っ込む。そのため、ロック解除レバー12が引っ張られて固定軸10を軸にロック解除レバー12の先端が回転してロック用レバー7をロック解除方向に動かして折れ曲がらせる。ロック用レバー7が一旦折れ曲がると今度は引っ張りコイルスプリング9の復元力により圧接部取付レバー8が元に戻るため、圧接部6もまた元の位置に戻って引き戸から離間するため、自閉引き戸は動き出して自閉することになる。
【0023】
この実施例においてはソレノイド11で警報信号を受信作動させロック解除レバー12を用いてロック用レバー7のロックを解除したが、ソレノイド11とロック解除レバー12の代わりにモータと偏心カムを用いてロック用レバー7のロックを解除させても良く、同様の結果が得られる。
【0024】
図7は本発明の実施の第2の形態を示す停止装置1である。この実施例2は実施例1が引き戸の閉じ方向スライドのみ手動押圧解除されたのに対し開閉両方向とも引き戸をスライドさせれば押圧手段が解除されるように構成されたものである。構成の説明に関して実施例1と重複するものは同じ番号を用いる。
【0025】
実施例2は圧接部取付レバー8のロック用レバー7側の端部に操作ひも16が取付けられ、案内ローラ15を介して停止装置1の外に取り出されている。圧接部6とロック用レバー7、圧接部取付レバー8、引っ張りコイルスプリング9の取付状況は実施例1と同じくするが、押圧ローラ4に代わり接触部が左右対称の円弧を描き、円中心を軸に首振りするように半円ローラ21が設けられ、半円ローラ21の円弧両端部から押込みレバー22、22が首振り可能に設けられている。
【0026】
一方、固定軸10にはロック用レバー7とは別に固定軸10を軸中心に左回転すればロック用レバーを引っかけてロックを解除させるロック解除盤23が設けられ、更に固定軸24を軸中心に自在に回動する解除レバー25が一方端に長穴を有してロック解除盤23とピン連結されている。押込みレバー22、22の先端部はそれぞれ解除レバー25を挟み込むように構成されてなり、押込みレバー22、22が解除レバー25の一定幅しか移動出来ないように規制ピン26、26が設けられている。また押込みレバー22、22を押込んだ際、解除レバー25を押し込んで解除盤23を回動させ易くするため押込みレバー22には押込みピン27が設けられている。
【0027】
更にこの実施例には実施例1のロック用レバーストッパ18の代わりにロック用レバー7が1直線になった際、レバーストップさせる位置に偏心カム28の短かい距離側が来るように、軸に偏心カム28を取付けしたモータ29が配置されてなる。
【0028】
自閉引き戸は押圧停止されても閉じようとし、押圧部の半円ローラ21は半円形状であるため引き戸の閉じ方向に力が加わって回動しようとするため、その対策として押圧部の回動モーメントとバランスをとるために解除レバー25の解除盤23にバランス用引っ張りスプリング30が設けられてなる。
【0029】
次に動作を説明すると、自閉引き戸を開放あるいは自閉途中の任意位置で停止させるには停止させたい任意位置で操作ひも16を引っ張れば良い。
操作ひも16が引かれると案内ローラ15を介して圧接部取付レバー8が開き戸方向に引き出され、引っ張りコイルスプリング9は伸ばされ、圧接部6も引き出されて先端の半円ローラ21は図に示すように引き戸2に接触する。
【0030】
半円ローラ21が引き戸2に接触しても圧接部取付レバー8の一方端に連結されたロック用レバー7はまだ一直線には達せず、更に圧接部取付レバー8は引き出され、その間引き戸2に接触した半円ローラ21は圧縮コイルスプリング5の弾性力によって押圧されることになる。ロック用レバー7は偏心カム28に当接して初めて一直線となり、圧接部取付レバー8がロックされ、同時に圧接部6のロックが完成して引き戸2は停止することになる。この時、自閉引き戸は押圧停止されても閉じようとし、押圧部は半円形状であるため引き戸の閉じ方向に力が加わって回動しようとしその方向の押込みレバー22が解除レバー25を押込もうとするがバランス用引っ張りスプリング30のためバランスされて半円ローラ21は左右対称位置の対称面で押圧停止する。
【0031】
今度は任意位置に停止した引き戸を手動により停止解除する動作を説明すると、引き戸を開閉いずれか1方向に手動スライドさせると半円ローラ21の押圧バランスはくずれて首を振ることになる。押込みレバー22の先端部はそれぞれ解除レバー25を挟み込むように構成されてなるため一方は押込みピン27が解除レバー25から離れ、もう一方は押込みピン27が解除レバー25を押し込み、ピン連結された解除盤23を回動させてロック用レバー7は偏心カム28に当接したリンク部が折れ曲がる。
【0032】
一旦折れ曲がると今度は圧接部取付レバー8に設けられた引っ張りコイルスプリング9の復元力により圧接部取付レバー8が元に戻るため、圧接部6もまた元の位置に戻って引き戸2から離間するため自閉引き戸2は動き出して自閉することになる。
【0033】
次に自動解除動作を説明すると、煙感知器や火災報知器等の非常警報装置(図示せず)が作動すると、非常警報装置から発せられる警報信号によりモータ29が回転して軸に取付けられた偏心カム28によりロック用レバー7はリンク部が折れ曲がる。ロック用レバー7が一旦折れ曲がると今度は引っ張りコイルスプリング9の復元力により圧接部取付レバー8が元に戻るため、圧接部6もまた元の位置に戻って引き戸2から離間するため、自閉引き戸2は動き出して自閉することになる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の自閉式引き戸の停止装置は押圧手段を手動操作することにより引き戸を任意の位置で停止させることが出来、引き戸の停止解除は手動・自動の両方で操作が可能であり、通常時には戸をスライドさせるだけで自閉し、非常時には煙感知器や火災報知器等の非常警報装置と連動して自閉するため安全性が高い。また本発明の引き戸停止装置は移動する引き戸自身にではなく引き戸近傍の固定された位置に設けられるため電気的な装置も無理なく配線でき経費も安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を取付けた状態を示す事例2の場合の正面図
【図2】引き戸停止装置の説明図
【図3】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例1の縦断面図
【図4】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例2の縦断面図
【図5】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例3の縦断面図
【図6】引き戸停止装置の引き戸付近への取付事例4の縦断面図
【図7】別の引き戸停止装置の説明図
【符号の説明】
1:停止装置
2:引き戸
3:補助板
4:押圧ローラ
6:圧接部
7:ロック用レバー
8:圧接部取付レバー
10、14、19、24:固定軸
11:ソレノイド
12:ロック解除レバー
15:案内ローラ
16:操作ひも
17:押出具
18:ロック用レバーストッパ
21:半円ローラ
22:押込みレバー
23:ロック解除盤
25:解除レバー
27:押込みピン
28:偏心カム
29:モータ

Claims (1)

  1. レール上に転動自在な戸車を介して懸吊支持され常時閉止方向に走行性が付与せしめられた自閉式引き戸において該引き戸付近で該引き戸と離間した位置に該引き戸あるいは該引き戸に設けられた補助板直接押圧することによって任意位置で走行停止させるためのユニット化された引き戸押圧手段が設けられ、該引き戸押圧手段に煙感知器や火災報知器等の非常警報装置から発せられる警報信号により自動的に押圧を解除させる自動式押圧解除手段と手動で引き戸をスライドさせることにより押圧を解除させる手動式押圧解除手段とが備えられていることを特徴とする自閉式引き戸の停止装置
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