JPS5836762Y2 - ドアチェック機構 - Google Patents
ドアチェック機構Info
- Publication number
- JPS5836762Y2 JPS5836762Y2 JP10615079U JP10615079U JPS5836762Y2 JP S5836762 Y2 JPS5836762 Y2 JP S5836762Y2 JP 10615079 U JP10615079 U JP 10615079U JP 10615079 U JP10615079 U JP 10615079U JP S5836762 Y2 JPS5836762 Y2 JP S5836762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- release lever
- brake
- brake housing
- slide plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のドアチェック機構の改善に関する。
従来の自動車のドアは開閉中開時のチェック力を出すた
めに、ドア前部の上下ヒンジの中間部Aにドアチェッカ
ーを設けている(第1図参照)。
めに、ドア前部の上下ヒンジの中間部Aにドアチェッカ
ーを設けている(第1図参照)。
このチェッカーの構造は、第2図に示すように、ドアの
開閉に従って出入りするスライドプレート01を主にス
プリング02等による摩擦力でチェック力を発生させて
いる。
開閉に従って出入りするスライドプレート01を主にス
プリング02等による摩擦力でチェック力を発生させて
いる。
しかし、従来の構造では、半開時の角度は固定されてお
り、ユーザーが狭い駐車場で出入りする場合、ドアは半
開の位置まで開こうとして、隣の車にドアが当って傷を
つけることがよくある。
り、ユーザーが狭い駐車場で出入りする場合、ドアは半
開の位置まで開こうとして、隣の車にドアが当って傷を
つけることがよくある。
また、あるユーザーにとっては乗降時もう少し開いて欲
しいと思っても、ドアは規定の半開角まで閉じてしまう
。
しいと思っても、ドアは規定の半開角まで閉じてしまう
。
一方、チェック力の大きさについても1、通常の開閉で
は、チェック力が小さい方か゛ドアの開閉は容易である
が、あまり小さいとドアか゛フラフラ勝手に動いたり、
突風により急激に開いてドアが破損してしまう。
は、チェック力が小さい方か゛ドアの開閉は容易である
が、あまり小さいとドアか゛フラフラ勝手に動いたり、
突風により急激に開いてドアが破損してしまう。
従って、チェック力の大小、半開位置の最適な値の設定
は容易ではない。
は容易ではない。
本考案の目的は上記欠点を排除して無段階ロックが可能
なドアチェック機構を提供することであり、その特徴と
するところは、ドア内部に固着され車体側より突設され
たスライドプレートの途中を囲みドア内方へ向けて末広
状の間隔をとった両側面を設けたブレーキハウジング、
同ブレーキハウジング内で上記スライドプレートを挾む
内面と上記ブレーキハウジングの側面に対応する末広状
の外面とを設けたブレーキシュー、一端側を枢支され中
間部を上記ブレーキシューの外面に固着されて同ブレー
キシューと一体に上記スライドプレートに沿って揺動可
能なレリーズレバ−1同レリーズレバ−とドア内部との
間に設けられ同レリーズレバ−を上記ブレーキハウジン
グの両側面の挟まり方向へ付勢して上記ブレーキシュー
の楔作用により上記スライドプレートを挟圧してドア位
置を固定する戻しばね、上記レリーズレバ−とドアハン
ドルレバーとの間に設けられハンドル操作に連動して上
記レリーズレバ−を上記ブレーキハウジングの両側面の
拡がり方向へ付勢して同レリーズレバ−を上記ブレーキ
ハウジングの両側面から離脱させドアを自由状態とする
連結部材を備えたことである。
なドアチェック機構を提供することであり、その特徴と
するところは、ドア内部に固着され車体側より突設され
たスライドプレートの途中を囲みドア内方へ向けて末広
状の間隔をとった両側面を設けたブレーキハウジング、
同ブレーキハウジング内で上記スライドプレートを挾む
内面と上記ブレーキハウジングの側面に対応する末広状
の外面とを設けたブレーキシュー、一端側を枢支され中
間部を上記ブレーキシューの外面に固着されて同ブレー
キシューと一体に上記スライドプレートに沿って揺動可
能なレリーズレバ−1同レリーズレバ−とドア内部との
間に設けられ同レリーズレバ−を上記ブレーキハウジン
グの両側面の挟まり方向へ付勢して上記ブレーキシュー
の楔作用により上記スライドプレートを挟圧してドア位
置を固定する戻しばね、上記レリーズレバ−とドアハン
ドルレバーとの間に設けられハンドル操作に連動して上
記レリーズレバ−を上記ブレーキハウジングの両側面の
拡がり方向へ付勢して同レリーズレバ−を上記ブレーキ
ハウジングの両側面から離脱させドアを自由状態とする
連結部材を備えたことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき説明する
。
。
第3図は本考案による1実施例の機構を示す側面図、第
4図は第3図のA−A矢視断面図である。
4図は第3図のA−A矢視断面図である。
図において、1はスライドプレートで、一端側を車体側
ピラーに取付けられドア内部に突入し、ドア開閉操作に
連動して進退する。
ピラーに取付けられドア内部に突入し、ドア開閉操作に
連動して進退する。
2はブレーキハウジングで、ボルト3、ナツト4等でド
ア内板5または補強板に取付けられていて、スライドプ
レート1の途中を囲みドア内方へ向けて末広状の間隔を
とった両側面を設けている。
ア内板5または補強板に取付けられていて、スライドプ
レート1の途中を囲みドア内方へ向けて末広状の間隔を
とった両側面を設けている。
8はブレーキシューで、ブレーキハウジング2内で゛ス
ライドツブレート1を挾む内面とフ゛レーキハウジング
2の側面に対応する末広状の外面とを設けて楔状に形成
されている。
ライドツブレート1を挾む内面とフ゛レーキハウジング
2の側面に対応する末広状の外面とを設けて楔状に形成
されている。
7はレリーズレバ−で、一端側をピン6で揺動可能に支
承され中間部はブレーキシュー8の末広状の外面に接着
等により固定されていて、ブレーキシュー8と一体にス
ライドプレート1に沿って揺動可能である。
承され中間部はブレーキシュー8の末広状の外面に接着
等により固定されていて、ブレーキシュー8と一体にス
ライドプレート1に沿って揺動可能である。
10はリターンスプリング、即ち戻しばねで、レリーズ
レバ−7の自由端側とドア内板5との間に設けられてい
て、その引張り力によって、レリーズレバ−7及びブレ
ーキシュー8をブレーキハウジング2の両側面の挟まり
方向へ付勢して、ブレーキシュー8の楔作用によりスラ
イドプレート1を挟圧してドア位置を固定する。
レバ−7の自由端側とドア内板5との間に設けられてい
て、その引張り力によって、レリーズレバ−7及びブレ
ーキシュー8をブレーキハウジング2の両側面の挟まり
方向へ付勢して、ブレーキシュー8の楔作用によりスラ
イドプレート1を挟圧してドア位置を固定する。
9はロッドで、レリーズレバ−7の自由端側とドアハン
ドルまたはドアラッチに設けであるドアハンドルレバー
(図示しない)との間に設けられていて、ハンドルを操
作することにより、レリーズレバ−7は連動してピン6
回りに戻しばね10に抗して回動する。
ドルまたはドアラッチに設けであるドアハンドルレバー
(図示しない)との間に設けられていて、ハンドルを操
作することにより、レリーズレバ−7は連動してピン6
回りに戻しばね10に抗して回動する。
即ち、レリーズレバ−7はブレーキハウジング2の両側
面の拡がり方向へ移動して同両側面から離脱する。
面の拡がり方向へ移動して同両側面から離脱する。
これによりブレーキシュー8のスライドプレート1への
挟圧はなくなり、ドアは自由状態となる。
挟圧はなくなり、ドアは自由状態となる。
また、ロッド9は棒状に限定されるものではなく、ケー
ブル等を含めた連結部材であれは゛良い。
ブル等を含めた連結部材であれは゛良い。
なお、11はダストシール、12は伸び切りクッション
である。
である。
上記構成の場合の作用、効果について述べる。
通常はレリーズレバ−7とブレーキハウジング2の圧着
のため、スライドプレート1には楔作用により大きな摩
擦力が働き、ドアを開ける力に打勝ってドアはその位置
で静止する。
のため、スライドプレート1には楔作用により大きな摩
擦力が働き、ドアを開ける力に打勝ってドアはその位置
で静止する。
一方、ユーザーがドアを開閉しようとする時は、ドアハ
ンドルを作動しているので、ロッド9を介してレリーズ
レバ−7は回動して、ブレーキハウジング2から離れる
ので、ブレーキシュー8には楔作用がなくなり、摩擦力
は小さくなり、ドアの開閉は極めて軽くなる。
ンドルを作動しているので、ロッド9を介してレリーズ
レバ−7は回動して、ブレーキハウジング2から離れる
ので、ブレーキシュー8には楔作用がなくなり、摩擦力
は小さくなり、ドアの開閉は極めて軽くなる。
従って、ユーザーは希望の位置でハンドルを離すことに
より、ドアをそのイ装置に静止させておくことができる
。
より、ドアをそのイ装置に静止させておくことができる
。
即ち、楔状のブレーキシューにレリーズレバ−を接着等
により固定し、このレリーズレバ−をブレーキハウジン
グ内で摺動させることによって、スライドプレートをブ
レーキシューが楔作用により挾み込んでロックできるよ
うにしたことであり、これにより無段階ロックが可能で
ある。
により固定し、このレリーズレバ−をブレーキハウジン
グ内で摺動させることによって、スライドプレートをブ
レーキシューが楔作用により挾み込んでロックできるよ
うにしたことであり、これにより無段階ロックが可能で
ある。
第1図は従来のドアチェッカーの取付位置を示す説明図
、第2図は第1図のドアチェッカーの構造を示す説明図
、第3図は本考案による1実施例のドアチェック機構を
示す側面図、第4図は第3図のA−A矢視断面図である
。 1・・・・・・スライドプレート、2・・・・・・ブレ
ーキハウジング、5・・・・・・ドア内板、6・・・・
・・ピン、7・・・・・・レリーズレバ−18・・・・
・・ブレーキシュー、9・・・・・・ロッド、10・・
・・・・戻しばね。
、第2図は第1図のドアチェッカーの構造を示す説明図
、第3図は本考案による1実施例のドアチェック機構を
示す側面図、第4図は第3図のA−A矢視断面図である
。 1・・・・・・スライドプレート、2・・・・・・ブレ
ーキハウジング、5・・・・・・ドア内板、6・・・・
・・ピン、7・・・・・・レリーズレバ−18・・・・
・・ブレーキシュー、9・・・・・・ロッド、10・・
・・・・戻しばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドア内部に固着され車体側より突設されたスライドプレ
ートの途中を囲みドア内方へ向けて末広状の間隔るとっ
た両側面を設けたブレーキハウジング、同ブレーキハウ
ジング内で゛上記スライドフ。 レートを挾む内面と上記ブレーキハウジングの側面に対
応する末広状の外面とを設けた楔状のブレーキシュー、
一端側を枢支され中間部を上記ブレーキシューの外面に
固着されて同ブレーキシューと一体に上記スライドプレ
ートに沿って揺動可能なレリーズレバ−1同レリーズレ
バ−とドア内部との間に設けられ同レリーズレバ−を上
記ブレーキハウジングの両側面の挾まり方向へ付勢して
上記ブレーキシューの楔作用により上記スライドプレー
トを挟圧してドア位置を固定する戻しばね、上記レリー
ズレバ−とドアハンドルレバーとの間に設けられハンド
ル操作に連動して上記レリーズレバ−を上記ブレーキハ
ウジングの両側面の拡がり方向へ付勢して同レリーズレ
バ−を上記ブレーキハウジングの両側面から離脱させド
アを自由状態とする連結部材を備えたことを特徴とする
ドアチェック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10615079U JPS5836762Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | ドアチェック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10615079U JPS5836762Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | ドアチェック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5625172U JPS5625172U (ja) | 1981-03-07 |
JPS5836762Y2 true JPS5836762Y2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=29338795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10615079U Expired JPS5836762Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | ドアチェック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2599914Y2 (ja) * | 1992-08-22 | 1999-09-27 | 日野自動車工業株式会社 | 自動車のドア |
-
1979
- 1979-08-02 JP JP10615079U patent/JPS5836762Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5625172U (ja) | 1981-03-07 |
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