JPH0422677Y2 - - Google Patents

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JPH0422677Y2
JPH0422677Y2 JP3763885U JP3763885U JPH0422677Y2 JP H0422677 Y2 JPH0422677 Y2 JP H0422677Y2 JP 3763885 U JP3763885 U JP 3763885U JP 3763885 U JP3763885 U JP 3763885U JP H0422677 Y2 JPH0422677 Y2 JP H0422677Y2
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sunroof
pin
opening
closing
roof
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車のサンルーフ開閉用トグル
装置に関する。
[従来の技術] 従来、第6図および第7図に示すように、自動
車用サンルーフのため、ルーフR中央には、一定
の開口部80を形成し、この個所にサンルーフ6
を装着している。さらに、このサンルーフ6の片
側で集中式ロツク装置として、公知な技術として
は、従来のチルトル−フロツクや、ルーフ開閉用
トグル機構のロツク装置があり、種々採用されて
いる。
このロツク装置の操作方法は、ハンドル操作部
位を解放するために、後方から前方に回転させる
ように力を加えると、上方に固定できる。いわゆ
る、アンロツク状態にし、サンルーフ6を上方に
チルトさせる。
また、逆の前方から後方への閉鎖操作により、
これらサンルーフ6で、開口部80を確実に閉鎖
し、適宜、ロツクするのが普通の構造である。
そして、最近のチルトルーフの傾向として、自
動車の商品性を高めるために、前述のルーフの開
口部の面積を大きくして、解放感のある車室内空
間が望まれていた。
ここにおいて、自動車の商品性を高めるための
要求事項を満足するとともに、よりよく構成する
ねらいで、上述の問題となる点は、サンルーフが
非常に大きくなり、重量も増大してきていること
である。
すでに述べたように、サンルーフをチルトアツ
プする際の重量を、持ち上げなければならない
し、このサンルーフを閉鎖するばあいにも、その
重量を手で支えながらロツク装置を操作しなけれ
ばならなかつた。
[考案の目的] この考案は、上述のごとき、自動車のサンルー
フ開閉用トグル機構のロツク装置の問題点を解決
するために、前記ロツク装置の中にスプリング3
を内蔵させて、そのスプリング3の引つ張り力に
よつて、サンルーフ6のチルトアツプの際の、持
ち上げ力の軽減と、閉鎖の際の支持力の軽減を計
ることを目的とするものである。
[考案の構成] そして、このサンフーフ開閉用トグル装置の構
造は、自動車ルーフ開口部の一端に締着されたサ
ンルーフ開閉用トグル装置において、サンルーフ
6の一端の内面に一対の枢支軸部43を垂下し被
着したヒンジ支持部4と、このヒンジ支持部4の
枢支軸部43に貫通ピン7により上端を支持した
ハンドル部材1と、軸受部53を具備し前記ルー
フ内側面に締着したベース部材5と、上記ハンド
ル部材1中間に回転可能に取付られた枢支ピン1
0により中間部を枢支される一対のアーム部23
をもち、このアーム部23の上方端21を連結ピ
ン9で結合し、かつ、他方端部22を前記ベース
部材5の軸受部53に支承ピン8で回動自在に支
承したリンク部材2とで、トグル機構を構成する
とともに、前記連結ピン9と貫通ピン7との間に
スプリング3を張架したことを特徴とする自動車
のサンルーフ開閉用トグル装置にある。
[実施例] 以下、図面を参照して、このサンルーフ開閉用
トグル装置について、詳細に説明する。
第1図並びに第6図を参照すると、Rは自動車
の構造材を形成するルーフ、80は自動車のルー
フRに形成されたルーフ開口部、6はルーフ開口
部80を覆うように配置されたサンルーフであ
る。そして、このサンルーフ6の端縁61には、
下方に向けてウエザーストリツプ62が全周に嵌
着してある。さらに、上記各図によれば、サンル
ーフ6は、その後縁部中央に、サンルーフ開閉用
トグル機構のロツク装置をもつものであり、第6
図によれば、サンルーフ6は、その前縁部に一対
の差し込み式のベース嵌着部Aと、さらに回転軸
部Bと持つものである。
この回転軸部Bには、前述のサンルーフ開閉用
トグル機構のロツク装置のためのリンク部材2
と、その他方端21の支承ピン8と、ハンドル部
材1の上方端の貫通ピン7と、そしてリンク部材
2の上方端21の連結ピン9と、それにアーム部
23の中間部24での枢支ピン10とをもつもの
である。
さらに、ベース部材5の前方突出片等のベース
軸受部53に、回動自在にしたサンルーフ開閉機
構とにより、前記サンルーフ6は、前述の自動車
のルーフRに固定される。
ここで、まず、第1図の全体斜視図に示すよう
に、ルーフR側のベース部材5は、その装着面に
への字型の段差をもち、車体ボデー側のルーフR
の内側壁面に沿う締着面をもつ一方、このベース
部材5の前方突出片では、端面滑らかな面をもつ
たベース軸受部53を具備しており、車体ボデー
側のルーフRの内側壁面に、2本の締着ボルト8
2でもつて固着してある。
前記リンク部材2のアーム部23の他方端部2
2にて、回動自在に支承ピン8で互いに枢支せら
れる。しかも、ベース部材5では、前記他方端部
22が前述の構造材のルーフR内側壁とは回動自
在にピン8係合せられ、時には、上記のピン8係
合を離脱しうるよう造形した一対のアーム部23
を、具備するものである。
ここで説明を繰返すようだが、この回動軸部B
は、左右一対の支承ピン8により、所定リンク部
材2と連結せられ、この支承ピン8は前記回転軸
部Bの挟持部位での狭い幅の中で滑らかに回転す
ることができる。
前記リンク部材2は一体的に造形したダイキヤ
スト品であつて、このリンク部材2の一方のアー
ム部23の一端は、ハンドル部材1の挟持部側壁
14のボス部に、あらかじめ穿設してある貫通孔
に枢支ピン10でもつて、回動自在に嵌挿してあ
る。
つぎに、ハンドル部材1に係わり説明すると、
このハンドル部材1は、コの字形に一体造形した
ダイキヤスト品であつて、中央の操作力を受ける
ハンドル操作部11と、ハンドル部材1の挟持部
側壁14と、内側に向けて枢支ピン10のボス部
と、リンク部材2の回動制限の端縁とからなり、
サンルーフ6との間隔に介在せしめてある。
つぎに、ヒンジ支持部4に係わり説明すると、
前述のヒンジ支持部4を取付ける固着部41と、
この支持部4の突出部位の枢支軸部43と、ハン
ドル部材1の挟持部位を兼ね一対の枢支軸部43
を具備し、サンルーフ面Jとの締着孔42とから
なり、前記締着孔42では、別な締着ボルト81
とパツキン等により、前記サンルーフ面Jに締着
される。
このヒンジ支持部4の突出部位の枢支軸部43
の枢着孔に、前記ハンドル部材1の挟持部側壁1
4に穿設してある貫通孔12に、芯あわせしたう
え、前記貫通ピン7でもつて、回動自在に嵌挿し
てある。
また、ここで、リンク部材2に係わり、その組
立形態を説明する。
このリンク部材2は、上記の支承ピン8と他の
枢支ピン10とにより、所定位置でハンドル部材
1に枢着されるものであり、さらに、一個のスプ
リング3の両端のU字形または鈎型のフツク3
1,32をもつ先端33,33を、前記ハンドル
部材1の一端の貫通ピンン7と、前記リンク部材
2の延長上方端21での連結ピン9の間にプレロ
ードを付与して張架してある。
詳しくは、リンク部材2は、前記貫通ピン7と
の間に、スプリング3を引掛けるための連結ピン
9とからなる。ここで、貫通ピン7と連結ピン9
に係止した前記スプリング3の先端33,33
は、その個所で滑らかに回転する。また、前記ハ
ンドル部材1と一対のリンク部材2とが連結せら
れる際、この枢支ピン10は、前述の中間部材2
4の枢着孔で枢支され、滑らかに回転する。
ところで、この考案のサンルーフ開閉用トグル
装置のロツク装置において、使用する前記スプリ
ング3は、上述のピン7と、ピン9の間で、常に
引張力を発生するように設定してある。それ故
に、このスプリング3の張力によつて、一対のリ
ンク部材2とハンドル部材1の内側でのリンク部
材2の回転制限の端縁により、相互の回転位置で
の起伏関係が制約せられる。
[作用] つぎに、この考案の自動車用サンルーフの集中
式ロツク装置のハンドル操作など開閉操作につい
て説明する。
まず、第5図に示すように、上方に固定位置で
のリンク部材2の連結ピン9とヒンジ支持部4の
貫通ピン7との間に張架したスプリング3の最短
縮寸法での引つ張り力によつて、トグル反転位置
を越えて、このとき、ハンドル部材1のこの個所
での回動をうまく制限して、サンルーフ6を固定
するものである。
この際に、前述の他方端部22がボデー構造材
のルーフR側壁に離体自在に、かつ回転可能にば
ね付勢力により係合せられ、前記サンルーフ6を
チルトさせる方向に、リンク部材2が作用し続
け、ここに、サンルーフ6の片側での持ち上げ力
の軽減をなすものである。そして、このばね付勢
力に抗して押圧することにより、解放ないし閉鎖
姿勢をもたらすようにしたものである。
このロツク装置の操作方法は、第3図に示すご
とき固着状態から、第4図に示すごときハンドル
操作部位11を、後方位置から前方G方向に向
け、解放のために、回転させるように力を加える
と、第5図に示すように、上方に固定できる。い
わゆる、アンロツク状態にし、サンルーフなどを
蓋として、チルトさせる。また、逆の前方から後
方のH方向に向け、ハンドル部材1の閉鎖操作に
より、これらサンルーフ6を閉鎖し、適宜、ロツ
クする構造である。
[考案の効果] 以上述べたように、この考案の自動車用サンル
ーフの集中式ロツク装置によれば、そのロツク装
置の中に所定のスプリング3を内蔵させて、その
スプリング3の引つ張り力によつて、サンルーフ
のチルトアツプの際の、持上げ力の軽減と、閉鎖
の際の支持力の軽減をなすもので、実用上の優れ
た効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はこの考案のサンルーフ開閉用トグル装置の閉鎖
時の全体斜視図、第2図は同じくサンルーフ開閉
用トグル装置の解放時の全体斜視図、第3図は第
1図のE−E矢視線に沿う要部欠截断面図、第4
図は第1図のF−F矢視線に沿う断面図、第5図
は第2図のI−I矢視線に沿う要部欠截断面図、
第6図は車両屋根の平面図、第7図はサンルーフ
ー全体閉鎖時の第6図のL−L矢視線に沿う断面
図である。 1……ハンドル部材、2……リンク部材、3…
…スプリング、4……ヒンジ支持部、5……ベー
ス部材、6……サンルーフ、7……貫通ピン、8
……支承ピン、9……連結ピン、10……枢支ピ
ン、11……ハンドル操作部、12……貫通孔、
21……上方端、22……他方端部、23……ア
ーム部、43……枢支軸部、53……軸受部、R
……ルーフ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車ルーフ開口部の一端に締着されたサンル
    ーフ開閉用トグル装置において、サンルーフ6の
    一端の内面に一対の枢支軸部43を垂下し被着し
    たヒンジ支持部4と、このヒンジ支持部4の枢支
    軸部43に貫通ピン7により上端を支持したハン
    ドル部材1と、軸受部53を具備し前記ルーフ内
    側面に締着したベース部材5と、上記ハンドル部
    材1中間に回転可能に取付られた枢支ピン10に
    より中間部を枢支される一対のアーム部23をも
    ち、このアーム部23の上方端21を連結ピン9
    で結合し、かつ、他方端部22を前記ベース部材
    5の軸受部53に支承ピン8で回動自在に支承し
    たリンク部材2とで、トグル機構を構成するとと
    もに、前記連結ピン9と貫通ピン7との間にスプ
    リング3を張架したことを特徴とする自動車のサ
    ンルーフ開閉用トグル装置。
JP3763885U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0422677Y2 (ja)

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JP3763885U JPH0422677Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763885U JPH0422677Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61152670U JPS61152670U (ja) 1986-09-20
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KR100297191B1 (ko) * 1999-08-31 2001-09-22 이계안 버스 지붕의 비상구 탈거 장치

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JPS61152670U (ja) 1986-09-20

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