JP2001124971A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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JP2001124971A JP30522299A JP30522299A JP2001124971A JP 2001124971 A JP2001124971 A JP 2001124971A JP 30522299 A JP30522299 A JP 30522299A JP 30522299 A JP30522299 A JP 30522299A JP 2001124971 A JP2001124971 A JP 2001124971A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ小型な構成で強度的に優れたズーム
レンズ鏡筒を得る。 【構成】 回転駆動されると光軸方向に進退する回転繰
出筒と;この回転繰出筒の内側に位置し、光軸方向に直
進案内された直進筒と;この直進筒を、回転繰出筒に対
し相対回転は自在で光軸方向の相対移動は不能に結合さ
せる結合手段と;を有するズームレンズ鏡筒において、
上記結合手段は、回転繰出筒の内周面と直進筒の外周面
のいずれか一方に、光軸方向に位置を異ならせて設け
た、光軸を中心とする少なくとも2つの周方向溝と;回
転繰出筒の内周面と直進筒の外周面の他方に、この少な
くとも2つの周方向溝に対応させて光軸方向に位置を異
ならせて径方向に突出させた、該周方向溝にそれぞれ周
方向には摺動可能で光軸方向には相対移動不能に係合す
る少なくとも2つの係合爪と;を備えていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ズームレンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ズームコンパクトカメラな
どのズームレンズ鏡筒では、カメラボディに対して回転
繰出可能な回転筒(回転繰出筒)と、その内側に位置す
る回転規制された直進筒とが、相対的な回転は許容され
つつ光軸方向に一体的に移動されるという構造が多用さ
れる。このような回転筒と直進筒は一般的に、光軸方向
の後端に設けた爪やフランジと周方向溝との係合関係に
よって相対的に回転可能に案内されているため、この後
端側の強度は比較的確保しやすいが、前端側は十分な強
度を得にくい。例えば、直進筒の内側にさらに設けた別
の回転繰出筒に回転を与える目的で直進筒に貫通溝を形
成した場合、この貫通溝を設けることによって直進筒の
強度は低下し、特に前端側において光軸に近付く方向へ
の倒れが生じやすくなる。そして直進筒に倒れが生じる
と、撮影光学系に狂いが生じる。以上のような問題を解
消するため、従来のズームレンズ鏡筒では、全体的に鏡
筒を肉厚にしたり、貫通溝を設けない部分の鏡筒長さを
増やしたり、あるいは回転筒と直進筒の前端部に補強用
のリングを付けるなどしており、鏡筒の大型化や部品点
数増加の原因となっていた。
【0003】
【発明の目的】本発明は、簡単かつ小型な構成でありな
がら強度的に優れたズームレンズ鏡筒を提供することを
目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、回転駆動されると光軸方向に
進退する回転繰出筒と;この回転繰出筒の内側に位置
し、光軸方向に直進案内された直進筒と;この直進筒
を、回転繰出筒に対し相対回転は自在で光軸方向の相対
移動は不能に結合させる結合手段と;を有するズームレ
ンズ鏡筒において、上記の結合手段は、回転繰出筒の内
周面と直進筒の外周面のいずれか一方に、光軸方向に位
置を異ならせて設けた、光軸を中心とする少なくとも2
つの周方向溝と;回転繰出筒の内周面と直進筒の外周面
の他方に、この少なくとも2つの周方向溝に対応させて
光軸方向に位置を異ならせて径方向に突出させた、該周
方向溝にそれぞれ周方向には摺動可能で光軸方向には相
対移動不能に係合する少なくとも2つの係合爪と;を備
えていることを特徴としている。このズームレンズ鏡筒
では、回転繰出筒と直進筒の結合部分を、光軸方向に位
置を異ならせてそれぞれ複数設けた周方向溝と係合爪と
で構成したために結合の強度が高く、鏡筒を肉厚にした
り光軸方向に長くしたり、あるいは補強リング等を設け
なくても、鏡筒の光軸方向長さの全域に亘って必要な強
度を確保することが可能になる。
【0005】高い強度を得るためには、上記の2つの周
方向溝は、該周方向溝が形成される回転繰出筒または直
進筒の光軸方向長さの中心の前後に位置していることが
好ましい。また、上記の係合爪が直進筒に設けられ、該
直進筒は光軸に対して傾斜する貫通溝を有しているよう
な場合、少なくとも2つの係合爪は、光軸方向において
この貫通溝を挟んだ前後に位置していることが好まし
い。また、各周方向溝に対応して、周方向に位置を異な
らせて複数の同心の係合爪が設けられていることが望ま
しい。
【0006】また、組立及び分解を容易にするという観
点からは、上記少なくとも2つの周方向溝は回転繰出筒
の内周面に形成され、少なくとも2つの係合爪は直進筒
の外周面に形成されており、回転繰出筒の内周面にはさ
らに、その後端部から最も光軸前方に位置する周方向溝
までを光軸と平行に連通し、回転繰出筒と直進筒の特定
の相対回転位置で、少なくとも2つの周方向溝に対して
少なくとも2つの係合爪を光軸方向に挿脱可能にさせる
爪挿脱溝が形成されていることが望ましい。
【0007】また、回転繰出筒の内周面または直進筒の
外周面のうち周方向溝と同一の周面に、光軸と平行で該
周方向溝と交差する、上記の爪挿脱溝とは異なる光軸方
向溝が形成されている場合には、係合爪の周方向長さは
該光軸方向溝の幅よりも大きいことが好ましい。この構
成により、爪挿脱溝以外の箇所からの係合爪の脱落を防
止できる。
【0008】本発明はまた、相対回転は自在で光軸方向
の相対移動は不能に結合された、互いに径の異なる一対
の筒状部材を備えたズームレンズ鏡筒において、この一
対の筒状部材を結合させるための結合手段は、大径の筒
状部材の内周面と小径の筒状部材の外周面のいずれか一
方に、光軸方向に位置を異ならせて設けた、光軸を中心
とする少なくとも2つの周方向溝;及び、大径の筒状部
材の内周面と小径の筒状部材の外周面の他方に、この少
なくとも2つの周方向溝に対応させて光軸方向に位置を
異ならせて径方向に突出させた、該周方向溝にそれぞれ
周方向には摺動可能で光軸方向には相対移動不能に係合
する少なくとも2つの係合爪;を備えていることを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】ズームレンズ鏡筒10は、ズーム
コンパクトカメラのカメラボディ(不図示)に設けられ
るもので、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の相対
的間隔と、各レンズ群のフィルム面からの距離とを変化
させることによりズーミングを行い、さらに第1レンズ
群L1を光軸Oに沿って動かすことでフォーカシングを
行う。まず、図1と図2を中心に参照してズームレンズ
鏡筒10の全体的な構造及び動作を説明する。なお、以
下の説明中での光軸方向という表現は、撮影光軸と平行
な方向という意味で用いる。また、周方向という表現
は、撮影光軸を中心とした場合の円周方向という意味で
用いる。
【0010】不図示のカメラボディ内には固定鏡筒13
が固定されている。固定鏡筒13の内周面には、雌ヘリ
コイド14が形成され、さらに光軸Oと平行な直進案内
溝15が形成されている。この直進案内溝15は、固定
鏡筒13の周方向に位置を異ならせて複数が設けられて
いるが、図1及び図2には1つのみが部分的に表されて
いる。また、図示しないが、固定鏡筒13には光軸Oと
平行な方向へ長い切欠部が形成されていて、この切欠部
から内方へ向けてズームギヤ11の歯面が露出してい
る。ズームギヤ11は、ズームモータMによって光軸O
と平行な軸を中心に回動されるギヤである。
【0011】固定鏡筒13の雌ヘリコイド14には、第
1回転筒(回転繰出筒)17の外周面の後端付近に形成
された雄ヘリコイド18が螺合されている。この第1回
転筒17ではさらに、雄ヘリコイド18の一部のねじ山
が幅広に形成されており、この幅広のねじ山上に外周ギ
ヤ19が設けられている。図5に示すように、それぞれ
の外周ギヤ19の歯は光軸Oと平行な方向に形成されて
おり、これに上記のズームギヤ11が噛合している。ま
た、第1回転筒17の内周面には、光軸Oを挟んでほぼ
対称の位置に、光軸と平行な一対の有底の直線カム溝
(光軸方向溝)16が形成されている。各直線カム溝1
6の後端部は、第1回転筒17の後端面に臨んだ開口と
なっている。
【0012】第1回転筒17の内側には、第1直進筒
(直進筒)20が配設されている。この第1直進筒20
は、後述する構成によって、光軸Oを中心とした相対的
な回転は可能で、光軸Oに沿う方向へは相対的に移動し
ないように、第1回転筒17と結合されている。この第
1直進筒20の後端付近の外周面には、周方向に所定間
隔で、複数の直進案内突起24(図1、図2及び図4に
は1つのみを示す)が半径方向外方へ突出している。そ
れぞれの直進案内突起24は、固定鏡筒13の内周面に
形成した上記の直進案内溝15に摺動可能に係合してい
る。従って、第1直進筒20は、光軸Oに沿う方向には
第1回転筒17と一体に移動されるが、光軸Oを中心と
する周方向には、固定鏡筒13に対する相対回転が規制
されている。つまり直進案内されている。
【0013】以上の第1回転筒17と第1直進筒20が
ズームレンズ鏡筒10の第1繰出段部を構成する。この
第1繰出段部は、ズームモータMによってズームギヤ1
1が所定の鏡筒繰出方向に回転されると、外周ギヤ19
を介して第1回転筒17が回転され、雌ヘリコイド14
と雄ヘリコイド18の関係によって固定鏡筒13から第
1回転筒17が回転しながら繰り出される。同時に、第
1回転筒17と相対回転可能に支持された第1直進筒2
0が、固定鏡筒13に対して直進案内されながら第1回
転筒17と共に光軸Oに沿って前後移動する。なお、ズ
ームギヤ11は、光軸方向に長い多連ピニオンなどで構
成されており、第1回転筒17が繰り出されても外周ギ
ヤ19とズームギヤ11の噛合は外れない。
【0014】第1直進筒20の内周面には、上記雌ヘリ
コイド14と同方向の雌ヘリコイド27が形成されてい
る。第1直進筒20の内周面にはさらに、周方向に所定
の間隔で、直進案内溝28が光軸Oと平行に形成されて
いる。この直進案内溝28は、第1直進筒20の周方向
に位置を異ならせて複数が設けられているが、図1及び
図2には1つのみが表されている。
【0015】第1直進筒20にはさらに、その内周面と
外周面を貫通する2本の貫通溝25が形成されている。
図5に示すように、該2本の貫通溝25は、雌ヘリコイ
ド27のねじ山と略平行となるように互いに平行に形成
され、光軸Oに対しては傾斜している。
【0016】第1直進筒20の内部には、雌ヘリコイド
27に螺合する雄ヘリコイド29を外周面に有する第2
回転筒30が配設される。雄ヘリコイド29は、第2回
転筒30の外周面の後端付近に設けられている。図4に
示すように、第2回転筒30の後端付近の外周面には、
雄ヘリコイド29の一部を切り欠いて一対の円筒状の支
持ピン30aが突設されており(図3及び図4には一つ
のみを示す)、この一対の支持ピン30aに対して一対
のカム突起31が取り付けられている。各カム突起31
は、第1直進筒20に形成した貫通溝25を貫通し、さ
らに先端部が、第1回転筒17内周面に光軸方向へ向け
て形成した直線カム溝16に係合している。従って、ズ
ームモータMの駆動に応じて第1回転筒17が回転され
ると、直線カム溝16に係合するカム突起31を介して
第2回転筒30に回転力が加わる。この回転力が加わる
と、雄ヘリコイド29と雌ヘリコイド27の係合関係に
よって、第2回転筒30は、第1回転筒17と同方向へ
回転しながら、第1直進筒20から前方へ繰り出され
る。カム突起31は、雌ヘリコイド27と平行な貫通溝
25を貫通しているので、該繰出動作に伴って貫通溝2
5内を移動する。反対に、第1回転筒17が収納方向に
回転されたときは、第2回転筒30は、第1回転筒17
と同方向に回転しながら、第1直進筒20内に収納され
る方向に移動する。
【0017】第2回転筒30の内側には、第2直進筒3
3が配設されている。この第2直進筒33は、後端側の
フランジ状部33aと、これより光軸方向前方に延設し
た3つの直進ガイド部33bを有しており、フランジ状
部33aの外周面に、光軸Oを中心とする環状溝34が
形成されている。一方、第2回転筒30の内周面には係
合爪32が突設されており、この係合爪32を環状溝3
4に嵌めることにより、第2回転筒30と第2直進筒3
3は、光軸Oに沿う方向には相対移動不能で、相対的な
回転は可能に結合される。この爪係合は特定の回転角度
位置で係脱可能になっている。
【0018】また、第2直進筒33の後端付近の外周面
には、周方向に位置を異ならせて、複数の直進案内突起
36が半径方向外方へ突設されている。各直進案内突起
36は、第1直進筒20の内周面に形成した直進案内溝
28にそれぞれ摺動可能に係合している。これにより第
2直進筒33は、第1直進筒20を介して直進案内され
る。
【0019】以上の第2回転筒30及び第2直進筒33
が、ズームレンズ鏡筒10の第2繰出段部を構成する。
前述したように、第1繰出段部を構成する第1回転筒1
7が回転して固定鏡筒13より繰り出されると、第2回
転筒30は、固定鏡筒13に対しては第1回転筒17の
回転方向と同方向に回転しながら、第1直進筒20から
繰り出される。同時に、第2直進筒33は、第2回転筒
30と相対回転のみ可能に結合されているため、直進案
内突起36と直進案内溝28の関係によって第1直進筒
20に直進案内されつつ、第2回転筒30と共に光軸O
に沿って移動する。
【0020】第2回転筒30と第2直進筒33の間に
は、第3直進筒50が位置している。第3直進筒50
は、部分的な周面形状の第2直進筒33とは異なり、ズ
ームレンズ鏡筒10の外観を構成する完全な円筒状の周
面を有している。第3直進筒50の内部には、直進案内
環60を介してシャッタブロック35が固定され、この
シャッタブロック35に第1レンズ群L1が支持されて
いる。第1レンズ群L1は、フォーカシング用ヘリコイ
ド35aを介してシャッタブロック35に支持されてお
り、シャッタブロック35に内蔵したフォーカシングモ
ータ(不図示)を駆動させると、フォーカシング用ヘリ
コイド35aに従って、第1レンズ群L1が回転しなが
ら光軸Oに沿って前後移動し、フォーカシングを行うこ
とができる。
【0021】シャッタブロック35の後部には直進案内
環60が固定されている。直進案内環60には、それぞ
れ光軸方向へ向かう3つの第1直進ガイド溝61と3つ
の第2直進ガイド溝62が、周方向に交互に形成されて
いる。それぞれの直進ガイド溝61には、第2直進筒3
3に設けた3つの直進ガイド部33bの各々が嵌合して
いる。この直進ガイド溝61と直進ガイド部33bとの
嵌合関係によって、第3直進筒50(シャッタブロック
35)と直進案内環60は、光軸方向に直進案内され
る。なお、第3直進筒50の内周面には、第1直進ガイ
ド溝61に対応する周方向位置に、光軸方向への3つの
逃げ溝51(図2及び図3に一つみ示す)が形成されて
いる。逃げ溝51は、直進案内環60によって案内され
る直進ガイド部33bが、第3直進筒50と干渉しない
ようにするための溝である。
【0022】第3直進筒50の後端付近の外周面から
は、周方向に位置を異ならせて3つの第1ローラ38A
が突設されている。第3直進筒50と直進案内環60
は、互いの後端付近がオーバーラップしており、第1ロ
ーラ38Aの径方向内方の端部は、このオーバーラップ
部分において第3直進筒50を貫通して直進案内環60
まで挿入されており、光軸方向にも周方向にも相対移動
しないように第3直進筒50と直進案内環60を結合さ
せている。一方、第1ローラ38Aの径方向外方の端部
は、第2回転筒30の内周面に形成した1群ガイド溝3
9Aに摺動可能に嵌まっている。1群ガイド溝39Aは
光軸Oに対して所定の傾斜を有しており、第2回転筒3
0が回転すると該1群ガイド溝39Aによって第1ロー
ラ38Aが案内され、結果として、第2直進筒33を介
して直進案内された第3直進筒50が、第2繰出段部に
対して光軸方向に前後移動される。つまり、第3直進筒
50は、ズームレンズ鏡筒10の第3段目の繰出段部を
構成している。第1レンズ群L1は、この第3直進筒5
0と共に光軸方向に移動する。
【0023】また、直進案内環60の第2直進ガイド溝
62には、第2レンズ群L2を支持する2群支持枠37
に設けた3つの直進ガイド部37aが摺動可能に嵌合し
ている。この直進ガイド部37aと第2直進ガイド溝6
2の嵌合関係により、2群支持枠37は直進案内され
る。2群支持枠37の各直進ガイド部37aからは、半
径方向外方へ向けて第2ローラ38Bが突設されてお
り、この第2ローラ38Bが、第2回転筒30の内周面
に形成した2群ガイド溝39Bに摺動可能に嵌まってい
る。2群ガイド溝39Bは光軸Oに対して所定の傾斜を
有しており、第2回転筒30が回転すると該2群ガイド
溝39Bに第2ローラ38が案内され、結果として、直
進案内された後群支持枠37及び第2レンズ群L2が第
2直進筒33内で光軸方向に前後移動される。なお、図
1では、第1ローラ38Aと第2ローラ38Bは周方向
に重なって位置するため、第1ローラ38Aのみが示さ
れている。
【0024】以上のズームレンズ鏡筒10は、次のよう
に動作する。ズームモータMが繰出方向に駆動される
と、固定鏡筒13から第1回転筒17が回転して繰り出
され、第1直進筒20は、固定鏡筒13に直進案内され
ながら第1回転筒17と共に前方へ移動する。すると、
第2回転筒30が第1回転筒17の回転方向と同方向に
回転しながら第1直進筒20から繰り出され、同時に、
第2直進筒33が第2回転筒30と共に光軸Oに沿って
直進移動する。第2回転筒30が回転繰出されると、該
第2回転筒30の内周に形成された1群ガイド溝39A
によって、第3直進筒50が第1レンズ群L1と共にさ
らに光軸前方に移動される。同時に、第2レンズ群L2
は、2群ガイド溝39Bの案内によって、第2回転筒3
0内方を所定の軌跡で移動する。よって、第1レンズ群
L1と第2レンズ群L2は、互いの間隔を相対的に変化
させつつ、全体として光軸前方に移動される。反対にズ
ームモータMを収納方向に駆動させると、ズームレンズ
鏡筒10は以上と逆の動作を行う。このように、3段の
繰出部からなるズームレンズ鏡筒10は、第1レンズ群
L1と第2レンズ群L2のフィルム面に対する距離変化
と、各レンズ群の相対的接離移動との複合動作によりズ
ーミングを行う。さらに、ズーミングにより変化される
各焦点距離において、第1レンズ群L1を光軸Oと平行
な方向に変位させることでフォーカシングを行う。
【0025】続いて、本発明の特徴に係る構成を説明す
る。以上で説明したように、第1回転筒17と第1直進
筒20は、光軸Oを中心とした相対的な回転は可能で、
光軸Oに沿う方向への相対的な移動は不能なように結合
されているが、その結合構造は以下のようになってい
る。
【0026】第1直進筒20の後端には、第1直進筒2
0の本体部より大径の後端リブ40が設けられ、この後
端リブ40から若干前方の第1直進筒20外周面上に、
周方向に位置を異ならせて2つの後方係合爪41(41
A、41B)が設けられている。また、これより前方の
第1直進筒20の外周面上には、各後方係合爪41A、
41Bと周方向に位置を対応させて2つの前方係合爪4
2(42A、42B)が設けられている。図4及び図5
に示すように、光軸方向に位置を異ならせている後方係
合爪41Aと前方係合爪42Aの組み合わせ、及び後方
係合爪41Bと前方係合爪42Bの組み合わせはそれぞ
れ、貫通溝25を挟んで光軸方向の前後に位置するよう
に配置されている。また、各係合爪41と42は、周方
向へは全て等しい長さに形成されており、この係合爪4
1、42の周方向長さは、第1回転筒17の内周面に形
成した直線カム溝16の周方向幅よりも大きい。
【0027】一方、第1回転筒17の内周面には、後端
付近に後方環状溝(周方向溝)44が形成され、この後
方環状溝44よりも前方には前方環状溝(周方向溝)4
5が形成されている。後方環状溝44と前方環状溝45
は共に光軸Oと直交する平行な平面内に形成された環状
の有底溝であり、第1回転筒17の光軸方向長さの中心
に関して、その前後に位置するように配されている。こ
の後方環状溝44と前方環状溝45の光軸方向の間隔
は、第1直進筒20側に設けた後方係合爪41と前方係
合爪42の光軸方向間隔に対応している。
【0028】後方係合爪41の光軸方向の幅は、後方環
状溝44に対して該光軸方向へはがたつきを生じずに、
周方向へは摺動可能な程度に設定されている。同様に、
前方係合爪42の光軸方向の幅は、前方環状溝45に対
して該光軸方向へはがたつきを生じずに、周方向へは摺
動可能な程度に設定されている。
【0029】さらに、第1回転筒17の内周面には、光
軸Oと平行な方向に向け、その後端部から後方環状溝4
4を通り前方環状溝45までを連通する2つの有底の爪
挿脱溝47A、47Bが形成されている。爪挿脱溝47
A、47Bの後端は、第1回転筒17の後端面に臨んだ
開口部となっている。
【0030】爪挿脱溝47A、47Bはそれぞれ、周方
向には、上記の後方係合爪41A及び前方係合爪42A
に対応する位置と、後方係合爪41B及び前方係合爪4
2Bに対応する位置とに形成されている。それぞれの爪
挿脱溝47A、47Bの周方向への幅は、各係合爪41
A、41B、42A及び42Bの周方向長さよりわずか
に大きく、これら係合爪は各爪挿脱溝47A、47B内
を光軸方向へ移動することができる。
【0031】以上の第1回転筒17と第1直進筒20を
組み合わせるときには、前方係合爪42A、42Bのそ
れぞれが爪挿脱溝47A、47Bに対応するように第1
回転筒17と第1直進筒20の回転位置を合わせた上
で、第1回転筒17の後端側から、図4における矢印S
方向に第1直進筒20を挿入する。すると、まず前方係
合爪42A、42Bがそれぞれ爪挿脱溝47A、47B
内に進入し、挿入動作を継続すると、後方係合爪41
A、42Bがそれぞれ爪挿脱溝47A、47B内に進入
する。第1直進筒20において後方係合爪41A、41
Bの後方には後端リブ40が設けられているため、後方
係合爪41A、42Bが爪挿脱溝47A、47Bに進入
した直後に、該後端リブ40が第1回転筒17の後端面
に当接してそれ以上の挿入動作が規制される。
【0032】この挿入規制時点で、光軸方向において、
一対の後方係合爪41(41A、41B)は後方環状溝
44と対応する位置にあり、一対の前方係合爪42(4
2A、42B)は前方環状溝45と対応する位置にあ
り、前後の環状溝と係合爪の係合関係によって第1回転
筒17と第1直進筒20は相対的な回転が可能になる。
挿脱可能な回転位置から第1回転筒17と第1直進筒2
0を若干量相対回転させると、各係合爪が爪挿脱溝47
A、47Bから離れて対応する環状溝内に進入するの
で、第1回転筒17から第1直進筒20を引き抜くこと
ができなくなる。つまり、第1回転筒17と第1直進筒
20は、光軸Oを中心とする相対的な回転は可能で、光
軸Oに沿う方向へは相対的に移動不能に結合される。第
1回転筒17と第1直進筒20の結合を解除するとき
は、以上と逆の手順で、係合爪41Aと42Aが爪挿脱
溝47A内に位置し、係合爪41Bと42Bが爪挿脱溝
47B内に位置する挿脱可能な回転位置まで第1回転筒
17と第1直進筒20を回転させてから、第1直進筒2
0を後方へ引き抜けばよい。
【0033】以上の組み立て時には、第1回転筒17と
第1直進筒20を組み合わせる前に、第2回転筒30を
第1直進筒20内に組み込んでおいてもよい。第2回転
筒30には一対のカム突起31が設けられており、第2
回転筒30を第1直進筒20内に組み込むと、一対のカ
ム突起31が対応する貫通溝25を貫通して、その先端
が半径方向外方に突出した状態となる。続いて、前述し
たように、各前方係合爪42が各爪挿脱溝47に対応す
るように第1回転筒17と第1直進筒20の回転位置を
合わせるが、ここで一対のカム突起31の位置が一対の
直線カム溝16に対応するように、第1直進筒20内に
おける第2回転筒30の回転位置も合わせておく。そし
て、図4のS方向に第1直進筒20を挿入すると、半径
方向外方に突出する一対のカム突起31が対応する直線
カム溝16内へ、第1回転筒17の後端側から挿入され
る。
【0034】なお、後方環状溝44と前方環状溝45の
それぞれは、カム突起31を案内するための直線カム溝
16と交差しており、各環状溝44、45内を係合爪4
1、42が摺動するときには、各係合爪41、42がこ
の直線カム溝16との交差位置を通過する。しかし、前
述したように、各係合爪41及び42の周方向長さは該
直線カム溝16の周方向への幅よりも大きいため、第1
回転筒17と第1直進筒20の相対回転時に、係合爪4
1、42が直線カム溝16部分で各環状溝44、45か
ら脱落してしまうことはない。
【0035】第1回転筒17と第1直進筒20が互いに
光軸方向へ挿脱不能な状態に維持される相対回転角度の
大きさ、逆に言えば挿脱可能な回転位置は、ズームレン
ズ鏡筒10の繰出及び収納に必要な範囲で任意に決めれ
ばよい。例えば、本ズームレンズ鏡筒10において、爪
挿脱溝47Aと47Bは周方向において光軸Oを挟んだ
対称位置には配置されておらず、これに応じて、後方係
合爪41Aと後方係合爪41Bの組み合わせと、前方係
合爪42Aと前方係合爪42Bの組み合わせのそれぞれ
も周方向へ対称とはならないように配置されている。従
って、前述した挿脱用の回転位置以外では、後方係合爪
41Aと前方係合爪42A、あるいは後方係合爪41B
と前方係合爪42Bの組み合わせのうち少なくとも一方
が、後方環状溝44と前方環状溝45に係合しているこ
とになるので、第1回転筒17と第1直進筒20は原理
的には360度近くまで抜け止め状態で相対回転させる
ことができるが、第1回転筒17と第1直進筒20の実
用上の相対回転角度はこれより小さくてもよい。鏡筒部
材の結合強度という観点からは、4つの全ての係合爪が
対応の環状溝に係合した状態が維持される範囲内で相対
回転角を設定することが望ましい。
【0036】なお、本実施形態では、全ての係合爪と爪
挿脱溝の周方向の幅を共通としているが、周方向におい
て位置の異なる係合爪相互及び爪挿脱溝相互で、その周
方向幅や径方向の係合深さがそれぞれ不均一となるよう
に構成することもできる。このように構成することで、
全ての係合爪が対応する環状溝に係合している状態での
鏡筒の相対回転角を大きく取ることができる。
【0037】以上の鏡筒結合構造によれば、第1回転筒
17と第1直進筒20は、後端側の後方環状溝44に対
する後方係合爪41(41Aと41B)の係合関係に加
えて、光軸前方の前方環状溝45に対する前方係合爪4
2(42Aと42B)も係合関係も有するため、後端部
のみを結合した場合に比して強度的に優れている。従来
はこのような鏡筒の強度を得るために、鏡筒を肉厚にし
たり、カム溝や貫通溝がある場合には光軸方向の長さを
増やしたり、回転繰出筒と直進筒の前端に補強用のリン
グなどを取り付けるなどしており、鏡筒の大型化、部品
点数の増加を招いていたが、以上説明した本実施形態に
よる鏡筒結合構造では、こうした不具合を伴うことなく
鏡筒の十分な強度を得ることができる。特に、本実施形
態では、第1直進筒20に内外周面を貫通する貫通溝2
5が形成されているため、この貫通溝25よりも前方の
部分において倒れや歪みなどが生じやすいので、本発明
による結合構造が有用である。
【0038】但し、本発明は図示実施形態に限定される
ものではない。例えば、実施形態では、第1回転筒17
側に周方向溝を設け、第1直進筒20側に係合爪を設け
るものとした。これは、第1回転筒17よりも第1直進
筒20の肉厚が薄く、さらに第1直進筒20側に貫通溝
25を設けている関係上、第1直進筒20の方が強度的
に弱いという理由からであるが、場合によっては、直進
筒側に周方向溝を設け、回転繰出筒側に係合爪を設けて
もよい。また、光軸方向に位置を異ならせて形成した周
方向溝(及び対応する係合爪)の数は、図示実施形態で
は2つとしたが、3つ以上設けることも可能である。
【0039】さらに、実施形態とは逆に、直進する鏡筒
部材の方が大径で径方向の外側に位置し、この内側に小
径で回転する鏡筒部材が設けられているような構成であ
っても、本発明を適用することができる。つまり、相対
回転は可能で、光軸方向の移動は不能に結合されるよう
な一対の筒状部材を結合させるものであれば、光軸方向
に位置を異ならせた複数の周方向溝とこれに係合する係
合爪を備えた結合構造を用いることにより、簡単な構成
で大型化を伴わずに鏡筒の強度を確保しやすくなる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡単かつ小型な構成でありながら強度的に優
れたズームレンズ鏡筒を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したズームレンズ鏡筒の一実施形
態の収納状態における側断面図である。
【図2】図1のズームレンズ鏡筒をワイド端まで繰り出
した状態の側断面図である。
【図3】図1及び図2のズームレンズ鏡筒のうち、第2
回転筒から内方の構成部材を分解して示す斜視図であ
る。
【図4】図1及び図2のズームレンズ鏡筒のうち、第1
回転筒、第1直進筒及び第2回転筒を分解して示す斜視
図である。
【図5】第1回転筒及び第1直進筒を展開して示す図で
ある。
【符号の説明】
10 ズームレンズ鏡筒 13 固定鏡筒 16 直線カム溝(光軸方向溝) 17 第1回転筒(回転繰出筒) 20 第1直進筒(直進筒) 25 貫通溝 30 第2回転筒 31 カム突起 33 第2直進筒 40 後端リブ 41(41A 41B) 後方係合爪 42(42A 42B) 前方係合爪 44 後方環状溝(周方向溝) 45 前方環状溝(周方向溝) 47A 47B 爪挿脱溝 50 第3直進筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 啓光 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 石塚 和宜 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H044 BD08 BD09 DA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されると光軸方向に進退する回
    転繰出筒と;この回転繰出筒の内側に位置し、光軸方向
    に直進案内された直進筒と;この直進筒を、回転繰出筒
    に対し相対回転は自在で光軸方向の相対移動は不能に結
    合させる結合手段と;を有するズームレンズ鏡筒におい
    て、上記結合手段は、 回転繰出筒の内周面と直進筒の外周面のいずれか一方
    に、光軸方向に位置を異ならせて設けた、光軸を中心と
    する少なくとも2つの周方向溝と;回転繰出筒の内周面
    と直進筒の外周面の他方に、この少なくとも2つの周方
    向溝に対応させて光軸方向に位置を異ならせて径方向に
    突出させた、該周方向溝にそれぞれ周方向には摺動可能
    で光軸方向には相対移動不能に係合する少なくとも2つ
    の係合爪と;を備えていることを特徴とするズームレン
    ズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズームレンズ鏡筒におい
    て、上記少なくとも2つの周方向溝は、該周方向溝が形
    成される回転繰出筒または直進筒の光軸方向長さの中心
    の前後に位置しているズームレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のズームレンズ鏡
    筒において、上記少なくとも2つの係合爪は上記直進筒
    に設けられ、該直進筒は光軸に対して傾斜する貫通溝を
    有し、 上記少なくとも2つの係合爪は、光軸方向においてこの
    貫通溝を挟んだ前後に位置しているズームレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 請求項1から3いずれか1項記載のズー
    ムレンズ鏡筒において、上記少なくとも2つの周方向溝
    のそれぞれに対応して、周方向に位置を異ならせた複数
    の同心の係合爪が設けられているズームレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 請求項1から4いずれか1項記載のズー
    ムレンズ鏡筒において、上記少なくとも2つの周方向溝
    は回転繰出筒の内周面に形成され、上記少なくとも2つ
    の係合爪は直進筒の外周面に形成されており、 回転繰出筒の内周面にはさらに、その後端部から最も光
    軸前方に位置する周方向溝までを光軸と平行に連通し、
    回転繰出筒と直進筒の特定の相対回転位置で、上記少な
    くとも2つの周方向溝に対して上記少なくとも2つの係
    合爪を光軸方向に挿脱可能にさせる爪挿脱溝が形成され
    ているズームレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のズームレンズ鏡筒におい
    て、上記回転繰出筒の内周面または直進筒の外周面のう
    ち上記周方向溝と同一の周面には、光軸と平行で該周方
    向溝と交差する、上記爪挿脱溝とは異なる光軸方向溝が
    形成されており、上記係合爪の周方向長さは該光軸方向
    溝の幅よりも大きいズームレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 相対回転は自在で光軸方向の相対移動は
    不能に結合された、互いに径の異なる一対の筒状部材を
    備えたズームレンズ鏡筒において、 この一対の筒状部材を結合させるための結合手段は、 大径の筒状部材の内周面と小径の筒状部材の外周面のい
    ずれか一方に、光軸方向に位置を異ならせて設けた、光
    軸を中心とする少なくとも2つの周方向溝;及び大径の
    筒状部材の内周面と小径の筒状部材の外周面の他方に、
    この少なくとも2つの周方向溝に対応させて光軸方向に
    位置を異ならせて径方向に突出させた、該周方向溝にそ
    れぞれ周方向には摺動可能で光軸方向には相対移動不能
    に係合する少なくとも2つの係合爪;を備えていること
    を特徴とするズームレンズ鏡筒。
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