JP2005215273A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005215273A
JP2005215273A JP2004021261A JP2004021261A JP2005215273A JP 2005215273 A JP2005215273 A JP 2005215273A JP 2004021261 A JP2004021261 A JP 2004021261A JP 2004021261 A JP2004021261 A JP 2004021261A JP 2005215273 A JP2005215273 A JP 2005215273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens barrel
communication terminal
barrel
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004021261A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutsugu Shirakawa
泰嗣 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004021261A priority Critical patent/JP2005215273A/ja
Publication of JP2005215273A publication Critical patent/JP2005215273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

【課題】 通信端末装置の小型化を図りつつ、尚且つ、複雑な駆動機構を搭載することなく、簡単な操作で焦点距離の変更が可能となるカメラ機能を搭載した通信端末装置を提供する。
【解決手段】 レンズ群(6、7、8)を保持する略円筒状の鏡筒(9、10、11)にラッチ部(13、14)を設け、その鏡筒(9、10、11)に設けたラッチ部(13、14)を介して複数の鏡筒同士を連結させ、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築する。そして、鏡筒部を伸長した際に各鏡筒(9、10、11)の保持するレンズ群(6、7、8)により光学ズームレンズを形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯電話機あるいは携帯型パーソナルコンピュータ等の通信端末装置に関し、特に、操作者や周辺の風景などの映像を撮影可能なカメラ機能を搭載した通信端末装置に関するものである。
近年において、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)等の無線通信システムが開発され、画像信号を送受信可能な通信端末装置が普及している。この画像信号を送受信可能な通信端末装置には、操作者や周辺の風景などの映像を撮影可能なカメラ機能が搭載されている。なお、操作者や周辺の風景などの映像を撮影可能とするために用いられるカメラ機能を搭載した通信端末装置として、後付け式、又は、固定式の光学ユニットを用いた通信端末装置がある。
しかしながら、固定式の光学ユニットを用いた通信端末装置の場合には、常に通信端末装置の所定の位置に光学ユニットを備え付けて通信端末装置に光学ユニットを固定することから、通信端末装置自体の小型化を図ることが困難となる。一方、後付け式の光学ユニットを用いた通信端末装置の場合には、映像を撮影したい時に、迅速に撮影可能な状態に光学ユニットを構築することが困難となる。また、単一焦点距離の光学ユニットは、被写体の撮影範囲を調整するには一々撮影距離を変える必要があり、取り扱い上不便となることがある。
なお、このような問題を解決すべく、本発明より先に出願された技術文献として、携帯電話機に、変倍撮影可能な光学ユニットと、発音部の近くに操作者の耳あるいは頭部が近づいたことを検知する検知手段と、を設け、光学ユニットが本体から突出した望遠あるいは広角撮影可能な状態にあるときに、発音部に耳が近づいたことを検知手段が検知すると、この検知手段が検知した検知情報に基づいて制御回路がモータを駆動し、光学ユニットを沈胴させるように制御することで、小型化、簡略化を図りつつ、変倍撮影が可能で、通話の際に邪魔にならないカメラを備えた携帯電話機を可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、手動で焦点距離の変更操作を行い、且つ変更された焦点距離によってフォーカスレンズ群のフォーカス駆動量が異なるズームレンズ鏡胴であって、フォーカスレンズ群を保持する玉枠の可能範囲以内に、他の構成部材が位置しているズームレンズ鏡胴において、該玉枠を保持しつつフォーカスレンズ群をズーム駆動するフォーカスレンズ群玉枠との間で、両者を光軸方向に関して離反させる方向へ付勢するバネを備え、フォーカスレンズが手動で高速移動を行った場合にフォーカスレンズまたはその保持部材がその隣接部材に対して干渉するのを、機械的な簡単な構成で防止できるズームレンズ鏡胴がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−277723号公報 特開2002−296481号公報
しかしながら、携帯電話機等の通信端末装置は、物理的サイズや電源容量の制約があり、アクチュエータなどの駆動機構を通信端末装置自体に搭載させることが困難であるという問題点がある。このようなことからズーム調整の際に駆動制御を行わずに、他の代替手段を用いて、通信端末装置の小型化を図りつつ、尚且つ、ズーム調整が可能となる通信端末装置が現状において望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、通信端末装置の小型化を図りつつ、尚且つ、複雑な駆動機構を搭載することなく、簡単な操作で焦点距離の変更が可能となるカメラ機能を搭載した通信端末装置を提供することを目的とするものである。
かかる、目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる通信端末装置は、外部の映像を撮影する撮像手段を有する通信端末装置であって、撮像手段により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズと、各レンズを保持するための複数の鏡筒とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するための収納部と、を有し、複数の鏡筒の各々は、鏡筒同士を勘合するための勘合部を有し、勘合部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、鏡筒同士を勘合するための勘合部は、ラッチ構造からなり、鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、鏡筒同士を勘合するための勘合部は、突起部とくぼみとが対となるように、鏡筒の各々の有する勘合部が、突起部、または、くぼみからなる形状であり、突起部とくぼみとが勘合することで、勘合部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、鏡筒は、鏡筒部の伸縮移動に伴い、突起部が移動する移動方向を固定する溝部を有し、溝部はくぼみと連結した形状からなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、鏡筒は、鏡筒部を収納部に収納した際に、鏡筒同士を固定するための第2の勘合部を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材を鏡筒部と連結しつつ収納部に設けてなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置は、外部の映像を撮影する撮像手段を有する通信端末装置であって、撮像手段により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズと、各レンズを保持するための複数の鏡筒とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するための収納部と、を有し、鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材を鏡筒部と連結しつつ収納部に設け、複数の鏡筒の各々は、鏡筒部を伸長した際に、鏡筒同士を勘合するための勘合部を有し、支援材の弾性力により勘合部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、収納部と、鏡筒部と、は、鏡筒部を収納部に収納した際に、鏡筒部と収納部とを固定するための固定部を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、収納部は、鏡筒部と収納部との固定を解除する解除部を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、鏡筒部は、鏡筒部を伸縮移動させる際に操作する操作部を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、突起部は、弾性体からなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、突起部は、ベアリング式からなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置において、突起部は、板バネ式からなることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる通信端末装置は、ヒンジ部を介して2つの筐体が回動可能な形状からなる通信端末装置であり、収納部は、ヒンジ部内に具備することを特徴とするものである。
本発明にかかる通信端末装置は、外部の映像を撮影する撮像手段を有する通信端末装置であり、撮像手段により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズと、各レンズを保持するための複数の鏡筒とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するための収納部と、を有し、複数の鏡筒の各々は、鏡筒同士を勘合するための勘合部を有し、勘合部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成するものである。また、本発明にかかる通信端末装置は、外部の映像を撮影する撮像手段を有する通信端末装置であり、撮像手段により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズと、各レンズを保持するための複数の鏡筒とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するための収納部と、を有し、鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材を鏡筒部と連結しつつ収納部に設け、複数の鏡筒の各々は、鏡筒部を伸長した際に、鏡筒同士を勘合するための勘合部を有し、支援材の弾性力により勘合部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成するものである。これにより、本発明にかかる通信端末装置は、駆動機構を使用しなくとも手動により鏡筒部を伸長することが可能となり、伸長した鏡筒部により光学ズームレンズを形成することが可能となる。また、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築することで、鏡筒部を通信端末装置の本体部分に収納することが可能となり、物理的サイズを抑えることが可能となる。また、解像度が劣化する電子ズームではなく、解像度の劣化が無い光学ズーム機能を通信端末装置に容易に取り入れることが可能となる。
本発明にかかるカメラ機能を搭載した通信端末装置は、レンズ群を保持する略円筒状の鏡筒にラッチ部を設け、その鏡筒に設けたラッチ部を介して複数の鏡筒同士を連結させ、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築することで、鏡筒部を伸長した際に各鏡筒の保持するレンズ群により光学ズームレンズを形成することを特徴とするものである。このように、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築することで、駆動機構を使用しなくとも手動により鏡筒部を伸長することが可能となり、伸長した鏡筒部により光学ズームレンズを形成することが可能となる。また、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築することで、鏡筒部を通信端末装置の本体部分に収納することが可能となり、物理的サイズを抑えることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる通信端末装置について説明する。まず、図1、図2を参照しながら本発明にかかる通信端末装置の外形形状について説明する。
図1、図2に示唆する通信端末装置は、カメラ機能を搭載した携帯電話機の形状からなる通信端末装置であり、携帯電話機の本体部分を構成する2つの筐体(1、2)がヒンジ部(3)を介して回動可能となるような形状から構成されている。なお、本発明にかかる通信端末装置は、図1、図2に示唆するように、ヒンジ部(3)内部に、伸縮可能な沈胴型のカメラを収納するためのカメラ収納部(4)を具備する形状を構築することになる。以下、図3を参照しながら、カメラ収納部(4)の内部構成について説明する。なお、図3は、図2に示唆するカメラ収納部(4)を拡大した図を示唆するものである。
カメラ収納部(4)には、図3に示唆するように、伸縮可能な沈胴型のカメラが内蔵されており、伸縮可能な沈胴型のカメラは、カメラ本体部(5)と、光学ズームレンズを構築する第1レンズ群(6)、第2レンズ群(7)、第3レンズ群(8)と、各レンズ群を保持する第1の鏡筒(9)、第2の鏡筒(10)、第3の鏡筒(11)と、を有して構成されている。なお、カメラ本体部(5)には、イメージセンサ部(12)が搭載されており、第3レンズ群(8)、第2レンズ群(7)、第1レンズ群(6)により形成される光学ズームレンズを介して撮影した撮影画像がイメージセンサ部(12)において読み取られることになる。
また、各レンズ群(6、7、8)は、各鏡筒(9、10、11)がレンズ群(6、7、8)を保持することで鏡筒内部(9、10、11)に固定されることになる。そして、第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)との伸縮方向への移動に合わせて第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)とが移動することで、光学ズームの焦点距離が変更されることになる。詳細には、第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)との伸縮方向への移動により、図3に示唆する第1の鏡筒(9)と第2の鏡筒(10)との勘合部(13)、及び、第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)との勘合部(14)が、図4に示唆するように、各鏡筒の具備するラッチ部(15、16)により勘合することになる。これにより、第1の鏡筒(9)と、第2の鏡筒(10)と、第3の鏡筒(11)と、が勘合部(13、14)を介して固定することになり、所定のズーム倍率に変更することが可能となる。例えば、図3、図4に示唆するように、第1の鏡筒(9)の具備するくぼみ(16)に第2の鏡筒(10)の具備する突起部(15)が勘合し、第2の鏡筒(10)の具備するくぼみ(16)に第3の鏡筒(11)の具備する突起部(15)が勘合することで、第1の鏡筒(9)と、第2の鏡筒(10)と、第3の鏡筒(11)と、が固定することになり、所定の光学ズーム倍率に変更することが可能となる。なお、図4に示唆するように、突起部(15)と勘合するくぼみ(16)を具備する鏡筒側(第1の鏡筒(9)、第2の鏡筒(10))には、突起部(15)の移動が容易となるようにガイド部(溝部)(17)が設けられており、この鏡筒(第1の鏡筒(9)、第2の鏡筒(10))に設けられたガイド部(溝部)(17)に沿って突起部(15)が移動することになる。これにより、突起部(15)が移動する移動方向を固定することが可能となる。なお、突起部(15)がガイド部(溝部)(17)に沿って移動する際は、突起部(15)が、図5(a)に示唆する形状にてガイド部(溝部)(17)に沿って移動することになり、図4に示唆するように、突起部(15)が、ガイド部(溝部)(17)と連結したくぼみ(16)と勘合する位置に到達した際に、突起部(15)は、図5(b)に示唆するように、突起部(15)の具備するバネの弾性力によりくぼみ(16)方向(下方向(鏡筒の伸縮方向と直行する方向)に移動し、突起部(15)とくぼみ(16)とが勘合することになる。なお、図5(c)に、突起部(15)がガイド部(溝部)(17)に沿って移動する場合(a)と、突起部(15)がくぼみ(16)と勘合する場合(b)と、における突起部(15)の形状の変化を示唆する。なお、本実施例では、突起部(15)にバネを具備するように構成したが、突起部(15)を上下方向(鏡筒の伸縮方向とは直交する方向)に移動可能となるような弾性力のある材質のものであれば特に限定するものではなく、公知の弾性体を用いることも可能である。また、本実施例では、図5に示唆するように、ベアリング式の突起部(15)を具備する鏡筒を用いることとしたが、図6に示唆するように板バネ式の形状からなる突起部(15)を具備する鏡筒を用いることも可能である。なお、この図6に示唆する板バネ式の形状からなる突起部(15)を具備する鏡筒は、くぼみ(16)と勘合する形状を構築したバネを鏡筒内部に設けることで構成することは可能である。
次に、図7を参照しながら、本発明にかかる鏡筒部の構成について詳細に説明する。
本発明にかかる鏡筒は、図7に示唆するように円筒状の形状からなり、この円筒状の鏡筒を複数個連結することで、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築することになる。なお、本実施例における鏡筒部は、図7に示唆するように、3つの鏡筒から構成されており、3つの鏡筒の中で最も内径の長さが短い第1の鏡筒(9)と、第1の鏡筒(9)の外径の長さと同等または若干長い内径の長さを保持する第2の鏡筒(10)と、第2の鏡筒(10)の外径の長さと同等または若干長い内径の長さを保持する第3の鏡筒(11)と、を有して構成されている。なお、各鏡筒における内径と外径との関係を図8に示唆する。そして、第1の鏡筒(9)の具備するくぼみ(16)(図7参照)と、第2の鏡筒(10)の具備する突起部(15)(図8参照)と、が勘合し、第2の鏡筒(10)の具備するくぼみ(16)(図7参照)と、第3の鏡筒(11)の具備する突起部(15)(図8参照)と、が勘合することで、図7に示唆するように、各鏡筒同士が固定した伸長時における鏡筒部の形状を構築することになる。なお、図7に示唆する伸長時における鏡筒部の立方形状を図9に示唆する。
また、本実施例における鏡筒部は、鏡筒部を伸縮する際の操作が容易となるように、第3の鏡筒(11)には、鏡筒部を移動させるための焦点距離変更操作部(18)が設けられており、この焦点距離変更操作部(18)を操作者が保持して鏡筒部を移動させることで、鏡筒部をカメラ収納部から取り出したり、鏡筒部をカメラ収納部に収納させたりすることが容易となる。更に、この焦点距離変更操作部(18)の表面は、焦点距離変更操作部(18)を操作者が保持して鏡筒部を移動させることが更に容易となるように、図10に示唆するように、摩擦係数を生じさせる形状とすることが好ましい。なお、図10(b)は、焦点距離変更操作部の立体形状を示唆するものであり、図10(a)は、図10(b)の焦点距離操作変更操作部の断面形状を示唆するものである。
このように、本発明にかかる通信端末装置は、第3の鏡筒(11)の具備する焦点距離変更操作部(18)を操作者が保持し、第3の鏡筒(11)と第2の鏡筒(10)とを第1の鏡筒(9)と第2の鏡筒(10)の具備するガイド部(溝部)(17に沿って移動させることで、図7、図9に示唆する形状に鏡筒部を伸長させることが可能となる。この時、各鏡筒(9、10、11)の具備するラッチ部(15、16)が勘合することになり、鏡筒同士が固定し、各鏡筒(9、10、11)の保持する3つのレンズ群(6、7、8)により所定の倍率の光学ズームを構築することになる。なお、各鏡筒(9、10、11)の保持する3つのレンズ群(6、7、8)により構築される倍率は、第1群レンズ(6)と第2レンズ群(7)との距離(x)により設定されることになる。また、光学ズームのピント調整は、第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)との距離(y)により設定されることになる。なお、第1レンズ群(6)と第2レンズ群(7)との距離(x)により設定される倍率と、第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)との距離(y)により設定されるピント調整と、の関係を図11、12に示唆する。図11に示唆する第1レンズ群(6)と第2レンズ群(7)との距離(x)により設定される倍率は、図12に示唆するグラフ図のように、第1レンズ群(6)と第2レンズ群(7)との距離(x)に比例するような関係となり、図11に示唆する第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)との距離(y)により設定されるピント調整は、図12に示唆するグラフ図のように、第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)との距離(y)に対して曲線的な関係となる。なお、図11に示唆する第1レンズ群(6)は移動することがないため、イメージセンサ部(12)と第1のレンズ群(6)との距離は固定されることになる。
本発明にかかる通信端末装置は、第3の鏡筒(11)の具備する焦点距離変更操作部(18)を操作者が保持して第3の鏡筒(11)と第2の鏡筒(10)とを移動させ、図13に示唆する形状に鏡筒部を収縮し、鏡筒部をカメラ収納部(4)に収納することで、鏡筒部を伸長前の元の状態に戻すことになる。なお、鏡筒部を収縮し、鏡筒部がカメラ収納部(4)に収納された際にも、第1の鏡筒(9)と第2の鏡筒(10)とが勘合し、且つ、第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)とが勘合するように、第1の鏡筒(9)と、第2の鏡筒(10)とは、図14に示唆するように、ガイド部(溝部)(17)を介して両側にくぼみ(16)を設けるように構成することも可能である。これにより、鏡筒部をカメラ収納部(4)から取り出して鏡筒部を伸長した場合と、鏡筒部をカメラ収納部(4)に収縮した場合とにおいて、鏡筒の具備する突起部(15)とくぼみ(16)とが勘合し、各鏡筒同士を固定することになる。
次に、第2の実施例について説明する。
第1の実施例における通信端末装置の鏡筒部は、図7〜図9に示唆するように、鏡筒の表面部分にラッチ部となるくぼみ(16)と、ガイド部(溝部)(17)とを設け、鏡筒の裏面部分にラッチ部となる突起部(15)を設けた形状からなる鏡筒により構成することとしたが、第2の実施例における通信端末装置の鏡筒部は、鏡筒の表面部分にラッチ部となる突起部(15)を設け、鏡筒の裏面部分にラッチ部となるくぼみ(16)と、ガイド部(溝部)(17)とを設けた形状からなる鏡筒により構成することを特徴とするものである。このように、第2の実施例の鏡筒部も第1の実施例における鏡筒部のように、鏡筒に設けたラッチ部を介して複数の鏡筒を連結させ、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を構築することで、各鏡筒の保持するレンズ群により光学ズームレンズを構成することになる。以下、図15〜図17を参照しながら、第2の実施例における鏡筒部の形状について説明する。
第2の実施例における鏡筒部は、図15、図16に示唆するように、第1の鏡筒(9)の表面部分にラッチ部となる突起部(15)を設けることとする(図15参照)。また、第2の鏡筒(10)の表面部分にラッチ部となる突起部(15)を設け(図15参照)、第2の鏡筒(10)の裏面部分にラッチ部となるくぼみ(16)(図15参照)と、ガイド部(溝部)(17)と(図16参照)、を設けることとする。また、第3の鏡筒(11)の裏面部分にラッチ部となるくぼみ(16)(図15参照)と、ガイド部(溝部)(17)と(図16参照)、を設けることとする。そして、第1の鏡筒(9)の具備するラッチ部となる突起部(15)と第2の鏡筒(10)の具備するラッチ部となるくぼみ(16)とが勘合し、第2の鏡筒(10)の具備するラッチ部となる突起部(15)と第3の鏡筒(11)の具備するラッチ部となるくぼみ(16)とが勘合することになる。これにより、図15に示唆する伸長時における鏡筒部の形状を構築することになる。なお、図15に示唆する伸長時における鏡筒部の立体形状を図17に示唆する。
このように、本発明にかかる通信端末装置の鏡筒部は、突起部とくぼみとが一対となるように、鏡筒の各々の具備するラッチ部(勘合部)が、突起部、または、くぼみからなる形状であり、その突起部とくぼみとが勘合することで、ラッチ部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定することで、レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することが可能となる。
次に、第3の実施例について説明する。
第3の実施例は、第1、第2の実施例における通信端末装置の具備する沈胴型の鏡筒部の伸長操作が容易となるように、鏡筒部をカメラ収納部から外部に押し出すための弾性体となるコイルスプリング鏡筒部と連結しつつ、その鏡筒部と連結したコイルスプリングをカメラ収納部に設けたことを特徴とするものである。これにより、鏡筒部の伸長操作を行う際に、弾性体となるコイルスプリングの弾性力が鏡筒部に加わり鏡筒部をカメラ収納部から容易に押し出すことが可能となる。以下、図18、図19を参照しながら第3の実施例における鏡筒部の内部構成について説明する。
例えば、図18に示唆するように、第3の鏡筒(9)とカメラ本体部(5)との間にコイルスプリング(19)を設け、その設けた一方のコイルスプリング(19)の端と第3の鏡筒(9)とを連結させ、また、コイルスプリング(19)の他端とカメラ本体部(5)またはカメラ収納部(4)とを連結させることで、鏡筒部の伸長操作を行う際に、弾性体となるコイルスプリング(19)の弾性力が第3の鏡筒(11)に加わり第3の鏡筒(11)をカメラ収納部(4)から容易に押し出すことが可能となる。
なお、第3の鏡筒(11)をカメラ収納部(4)から外部に押し出すための弾性体となるコイルスプリング(19)を第3の鏡筒(11)に設けた場合には、鏡筒部を伸縮させて鏡筒部をカメラ収納部(4)に固定させるために、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)とにラッチ部(15、16)を設け、その設けたラッチ部(15、16)を用いて第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)とを勘合させて、第3の鏡筒(11)をカメラ収納部(4)に固定させることになる。
また、ラッチ部(15、16)が設けられたカメラ収納部(4)には、ラッチ部(15、16)により第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除するためのリリーススイッチ(20)が設けられることになる。そして、このリリーススイッチ(20)を押下し、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除することで、図18に示唆するように、鏡筒部がカメラ収納部(4)に収納された状態から図19に示唆するように鏡筒部がカメラ収納部(4)から外部に押し出されることになる。
なお、図18、図19に示唆する鏡筒部は、第3の鏡筒(11)にラッチ部となる突起部(15)を設け、カメラ収納部(4)にラッチ部となるくぼみ(16)を設ける構成としたが、第3の鏡筒(11)にラッチ部となるくぼみ(16)を設け、カメラ収納部(4)にラッチ部となる突起部(15)を設ける構成とすることも可能であり、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)とが固定するような固定部を有する形状からなる構成であれば特にラッチ部の構成は限定しないものとする。
また、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除するためのリリーススイッチ(20)の構成も特に限定するものではなく、ラッチ部による第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除するための解除部を有する構成であればリリーススイッチの構成は限定しないものとする。
このように、第3の実施例における通信端末装置は、鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材となるコイルスプリングを鏡筒部と連結しつつカメラ収納部に設けたことを特徴とするものである。
次に、第4の実施例について説明する。
第3の実施例は、弾性体となるコイルスプリングの弾性力を用いて、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部を移動させ、各鏡筒の具備するラッチ部により各鏡筒同士を勘合させることとしたが、第4の実施例は、各鏡筒同士を勘合する際にラッチ部を設けずに、弾性体となるコイルスプリングの弾性力のみを用いて各鏡筒同士を勘合することを特徴とするものである。以下、図20〜図22を参照しながら、第4の実施例における鏡筒部の構成について説明する。
第4の実施例における鏡筒部を構成する第1の鏡筒(9)、第2の鏡筒(10)、第3の鏡筒(11)は、図20〜図22に示唆する形状からなり、第1の鏡筒(9)は、第1の鏡筒(9)と第2の鏡筒(10)とが勘合する部分(図21に示唆する勘合部(13))に、第2の鏡筒(10)の伸長時におけるスライド移動を停止させるストッパー部(21)(図22参照)を設けた形状からなる。また、第2の鏡筒(10)は、第1の鏡筒(9)と第2の鏡筒(10)とが勘合する部分(図21に示唆する勘合部(13))に、第2の鏡筒(10)の伸長時におけるスライド移動により第2の鏡筒(10)を第1の鏡筒(9)に設けたストッパー部(21)(図22参照)で停止させるためのストッパー部(21)(図22参照)を設け、更に、第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)とが勘合する部分(図21に示唆する勘合部(14))に、第3の鏡筒(11)の伸長時におけるスライド移動を停止させるためのストッパー部(22)(図22参照)を設けた形状からなる。また、第3の鏡筒(11)は、第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)とが勘合する部分(図21に示唆する勘合部(14))に、第3の鏡筒(11)の伸長時におけるスライド移動により第3の鏡筒(11)を第2の鏡筒(10)に設けたストッパー部(22)(図22参照)で停止させるためのストッパー部(22)(図22参照)を設けた形状からなる。
このように、第4の実施例における鏡筒部を形成する複数の鏡筒において、鏡筒部を形成する両端の鏡筒(図20〜図22に示唆する第1の鏡筒(9)、第3の鏡筒(11))が、他の鏡筒と勘合する側に1つのストッパー部(第1の鏡筒(9)は、ストッパー部(21)、第3の鏡筒(11)は、ストッパー部(22))を設けた形状からなり、両端以外の鏡筒(図20〜図22に示唆する第2の鏡筒(10))が、その鏡筒の両側にストッパー部(21、22)を設けた形状からなることで、弾性体となるコイルスプリング(19)の弾性力を用いて、伸縮可能な沈胴型の鏡筒部をカメラ収納部(4)から移動させた際に、各鏡筒に設けたストッパー部により各鏡筒同士が勘合することになる。
このように、第4の実施例における通信端末装置は、カメラ本体部(5)により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズ群(第1レンズ群(6)、第2レンズ群(7)、第3レンズ群(8))と、各レンズ群(第1レンズ群(6)、第2レンズ群(7)、第3レンズ群(8))を保持するための複数の鏡筒(第1の鏡筒(9)、第2の鏡筒(10)、第3の鏡筒(11))とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、その鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するためのカメラ収納部(4)と、を有し、上記鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材となるコイルスプリング(19)を鏡筒部と連結しつつカメラ収納部(4)に設け、複数の鏡筒の各々は、鏡筒部を伸長した際に、鏡筒同士を勘合するための勘合部となるストッパー部を有し、支援材となるコイルスプリング(19)の弾性力により勘合部となるストッパー部を介して鏡筒同士を勘合させ、鏡筒部を固定し、レンズ群間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することになる。
更に、第4の実施例における鏡筒部を構成する第3の鏡筒(11)は、鏡筒部をカメラ収納部(4)に収納させるために、第3の鏡筒(11)をカメラ収納部(4)側にスライド移動させた際に、その第3の鏡筒(11)のスライド移動に伴い第2の鏡筒(10)をスライド移動させるための移動部(23)(図22参照)を設けた形状からなる。これにより、第3の鏡筒(11)をスライド移動させた際に、第3の鏡筒(11)に設けた移動部(23)が第2の鏡筒(10)に設けたストッパー部(22)と接触することで、第3の鏡筒(11)のスライド移動と共に第2の鏡筒(10)もスライド移動させることが可能となる。
更に、第4の実施例における鏡筒部を構成する第2の鏡筒(10)は、鏡筒部をカメラ収納部(4)に収納させるための操作により第2の鏡筒(10)がカメラ収納部(4)側にスライド移動した際に、第2の鏡筒(10)がカメラ本体部(5)と接触しないようにするための停止部(24)を設けた形状からなる。これにより、第2の鏡筒(10)がカメラ収納部(4)側にスライド移動した際に、第2の鏡筒(10)に設けた停止部(24)と、第1の鏡筒に設けたストッパー部(21)とが接触し、第2の鏡筒(10)のスライド移動を停止させることになる。従って、第2の鏡筒(10)とカメラ本体部(5)との接触を回避することになり、カメラ本体部(5)を保護することが可能となる。なお、第4の実施例における鏡筒部は、第2の鏡筒(10)に停止部(24)を設けた形状としたが、停止部(24)を設けない形状とすることも可能である。
なお、第4の実施例における通信端末装置は、第3の実施例における通信端末装置と同様に、第3の鏡筒(11)をカメラ収納部(4)から外部に押し出すための弾性体となるコイルスプリング(19)を第3の鏡筒(11)に設けて構成されることから、鏡筒部を伸縮させて鏡筒部をカメラ収納部(4)に固定させるために、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)とにラッチ部(15、16)を設け、その設けたラッチ部(15、16)を用いて第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)とを勘合させて、第3の鏡筒(11)をカメラ収納部(4)に固定させることになる。また、ラッチ部(15、16)が設けられたカメラ収納部(4)には、ラッチ部(15、16)により第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除するためのリリーススイッチ(20)が設けられることになる。そして、このリリーススイッチ(20)を押下し、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除することで、図20に示唆するように、鏡筒部がカメラ収納部(4)に収納された状態から図21に示唆するように鏡筒部がカメラ収納部(4)から外部に押し出されることになる。
なお、図20、図21に示唆する鏡筒部は、第3の鏡筒(11)にラッチ部となる突起部(15)を設け、カメラ収納部(4)にラッチ部となるくぼみ(16)を設ける構成としたが、第3の鏡筒(11)にラッチ部となるくぼみ(16)を設け、カメラ収納部(4)にラッチ部となる突起部(15)を設ける構成とすることも可能であり、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)とが固定するような固定部を有する形状からなる構成であれば特にラッチ部の構成は限定しないものとする。
また、第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除するためのリリーススイッチ(20)の構成も特に限定するものではなく、ラッチ部による第3の鏡筒(11)とカメラ収納部(4)との勘合を解除するための解除部を有する構成であればリリーススイッチの構成は限定しないものとする。なお、本実施例におけるカメラ収納部(4)に設けられるリリーススイッチ(20)の詳細構成図を図23に示唆する。
更に、第4の実施例における鏡筒部は、鏡筒部をスライド移動させた際に、各鏡筒の移動方向が固定するように、図24に示唆するように、各鏡筒同士が接触する部分において、一方の鏡筒にスライド部(25)を設け、他方の鏡筒にガイド部(溝部)(26)を設けることが好ましい。
なお、図24(a)に示唆する第2の鏡筒(10)と第3の鏡筒(11)との断面形状は、図22に示唆する第2の鏡筒(10)に設けられたストッパー部(21)、または、第3の鏡筒(11)に設けられたストッパー部(22)における鏡筒の断面形状であり、第2の鏡筒(10)を例として説明すると、第2の鏡筒(10)に設けられたストッパー部(21)が第1の鏡筒(9)と接触する部分にスライド部(25)が設けられた形状からなるものである。
また、図24(b)に示唆する第1の鏡筒(9)と第2の鏡筒(10)との断面形状は、第1の鏡筒(9)の断面形状の場合は、第2の鏡筒(10)に設けられたストッパー部(21)と接触する部分における鏡筒の断面形状であり、そのストッパー部(21)に設けられたスライド部(25)(図24(a)参照)と接触する部分にガイド部(溝部)(26)が設けられた形状からなるものである。また、第2の鏡筒(10)の断面形状の場合は、第3の鏡筒(11)に設けられたストッパー部(22)と接触する部分における鏡筒の断面形状であり、そのストッパー部(22)に設けられたスライド部(25)(図24(a)参照)と接触する部分にガイド部(溝部)(26)が設けられた形状からなるものである。
なお、図24に示唆する形状は、一例であり、鏡筒部をスライド移動させた際に、各鏡筒の移動方向が固定するような形状であれば特に限定しないものとする。また、スライド部(25)やガイド部(溝部)(26)の個数も特に限定しないものとする。また、各鏡筒同士が接触するあらゆる部分において、一方の鏡筒にスライド部(25)を設け、他方の鏡筒にガイド部(溝部)(26)を設けた形状を構成することは可能である。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、上記実施例のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、第3の鏡筒(11)に設けた焦点距離変更操作部(18)の形状は特に限定するものではなく、図25に示唆するように、焦点距離変更操作部(18)を第3の鏡筒(11)に環装することも可能である。
また、上記実施例では、ヒンジ部内にカメラ収納部を設けたが、カメラ収納部を設ける位置は特に限定しないものとする。なお、カメラ収納部をヒンジ部内に設けたのは、ヒンジ部を介して2つの筐体が回動可能な形状からなる既存の通信端末装置に対して焦点距離の変更が可能となるカメラ機能を搭載することが可能となるためである。
本発明にかかる通信端末装置は、カメラ機能を搭載した通信端末装置に適用可能である。
本発明にかかる通信端末装置の外形形状を示唆する斜視図である。 本発明にかかる通信端末装置の外形形状を示唆する平面図である。 本発明にかかる通信端末装置の具備するカメラ収納部の拡大図である。 図3に示唆する鏡筒同士が勘合する勘合部の拡大図である。 図4に示唆するラッチ部(突起部)の形状変化を説明する図であり、(a)は、突起部がガイド部(溝部)に位置する際の形状を示唆する図であり、(b)は、突起部がくぼみと勘合した際の形状を示唆する図であり、(c)は、(a)と、(b)と、の際の突起部の形状変化を説明するための図である。 突起部の変形例を示唆する図であり、板バネ式の形状からなる突起部を設けた鏡筒を示唆する図である。 本発明にかかる鏡筒部(第1の鏡筒、第2の鏡筒、第3の鏡筒)の構成を示唆する図である。 本発明にかかる鏡筒(第2の鏡筒、第3の鏡筒)の内部構成を示唆する図である。 本発明にかかる鏡筒部の伸長時における立体形状を示唆する図である。 本発明にかかる鏡筒部に設けられる焦点距離変更操作部の構成例を示唆する図である。 第1レンズ群(6)と第2レンズ群(7)との距離(x)により設定される倍率と、第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)との距離(y)により設定されるピント調整と、の関係を説明するための第1の図である。 第1レンズ群(6)と第2レンズ群(7)との距離(x)により設定される倍率と、第2レンズ群(7)と第3レンズ群(8)との距離(y)により設定されるピント調整と、の関係を説明するための第2の図である。 本発明にかかる鏡筒部の収縮時における立体形状を示唆する図である。 本発明にかかる鏡筒部を構成する鏡筒に設けられるラッチ部の変形例を示唆する図である。 第2の実施例における鏡筒部(第1の鏡筒、第2の鏡筒、第3の鏡筒)の構成を示唆する図である。 第2の実施例における鏡筒(第2の鏡筒、第3の鏡筒)の内部構成を示唆する図である。 第2の実施例における鏡筒部の伸長時における立体形状を示唆する図である。 第3の実施例における鏡筒部の内部構成を示唆する図であり、鏡筒部がカメラ収納部に収納されている際の構成を示唆する図である。 第3の実施例における鏡筒部の内部構成を示唆する図であり、鏡筒部がカメラ収納部から押し出された際の構成を示唆する図である。 第4の実施例における鏡筒部の内部構成を示唆する図であり、鏡筒部がカメラ収納部に収納されている際の構成を示唆する図である。 第4の実施例における鏡筒部の内部構成を示唆する図であり、鏡筒部がカメラ収納部から押し出された際の構成を示唆する図である。 第4の実施例における鏡筒部の詳細構成を示唆する図である。 本発明にかかるカメラ収納部に設けられるリリーススイッチの構成を示唆する図である。 第4の実施例における鏡筒部を構成する鏡筒の形状例を示唆する図である。 本発明にかかる鏡筒部に設けられる焦点距離変更操作部の第2の構成例を示唆する図である。
符号の説明
1、2 筐体
3 ヒンジ部
4 カメラ収納部
5 カメラ本体部
6 第1レンズ群
7 第2レンズ群
8 第3レンズ群
9 第1の鏡筒
10 第2の鏡筒
11 第3の鏡筒
12 イメージセンサ部
13、14 勘合部
15 ラッチ部(突起部)
16 ラッチ部(くぼみ)
17、26 ガイド部(溝部)
18 焦点距離変更操作部
19 コイルスプリング
20 リリーススイッチ
21、22 ストッパー部
23 移動部
24 停止部
25 スライド部

Claims (14)

  1. 外部の映像を撮影する撮像手段を有する通信端末装置であって、
    前記撮像手段により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズと、各レンズを保持するための複数の鏡筒とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、
    前記鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するための収納部と、
    を有し、前記複数の鏡筒の各々は、前記鏡筒同士を勘合するための勘合部を有し、前記勘合部を介して前記鏡筒同士を勘合させ、前記鏡筒部を固定し、前記レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記鏡筒同士を勘合するための勘合部は、ラッチ構造からなり、前記鏡筒同士を勘合させ、前記鏡筒部を固定し、前記レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記鏡筒同士を勘合するための勘合部は、突起部とくぼみとが対となるように、前記鏡筒の各々の有する勘合部が、突起部、または、くぼみからなる形状であり、
    前記突起部と前記くぼみとが勘合することで、前記勘合部を介して前記鏡筒同士を勘合させ、前記鏡筒部を固定し、前記レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とする請求項1または2記載の通信端末装置。
  4. 前記鏡筒は、前記鏡筒部の伸縮移動に伴い、前記突起部が移動する移動方向を固定する溝部を有し、前記溝部は前記くぼみと連結した形状からなることを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  5. 前記鏡筒は、前記鏡筒部を前記収納部に収納した際に、前記鏡筒同士を固定するための第2の勘合部を有することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信端末装置。
  6. 前記鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材を前記鏡筒部と連結しつつ前記収納部に設けてなることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の通信端末装置。
  7. 外部の映像を撮影する撮像手段を有する通信端末装置であって、
    前記撮像手段により撮影される映像の焦点距離を変更するための光学ズームレンズを形成する複数のレンズと、各レンズを保持するための複数の鏡筒とを有し、伸縮可能な沈胴型からなる鏡筒部と、
    前記鏡筒部を通信端末装置本体内部に収納するための収納部と、
    を有し、前記鏡筒部の伸長方向への移動を支援するための弾性力のある支援材を前記鏡筒部と連結しつつ前記収納部に設け、前記複数の鏡筒の各々は、前記鏡筒部を伸長した際に、前記鏡筒同士を勘合するための勘合部を有し、前記支援材の弾性力により前記勘合部を介して前記鏡筒同士を勘合させ、前記鏡筒部を固定し、前記レンズ間の距離に応じた所定の光学ズームを形成することを特徴とする通信端末装置。
  8. 前記収納部と、前記鏡筒部と、は、前記鏡筒部を前記収納部に収納した際に、前記鏡筒部と前記収納部とを固定するための固定部を有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の通信端末装置。
  9. 前記収納部は、前記鏡筒部と前記収納部との固定を解除する解除部を有することを特徴とする請求項8記載の通信端末装置。
  10. 前記鏡筒部は、前記鏡筒部を伸縮移動させる際に操作する操作部を有することを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の通信端末装置。
  11. 前記突起部は、弾性体からなることを特徴とする請求項3または4記載の通信端末装置。
  12. 前記突起部は、ベアリング式からなることを特徴とする請求項3または4記載の通信端末装置。
  13. 前記突起部は、板バネ式からなることを特徴とする請求項3または4記載の通信端末装置。
  14. 前記通信端末装置は、ヒンジ部を介して2つの筐体が回動可能な形状からなる通信端末装置であり、前記収納部は、ヒンジ部内に具備することを特徴とする請求項1または7記載の通信端末装置。
JP2004021261A 2004-01-29 2004-01-29 通信端末装置 Pending JP2005215273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004021261A JP2005215273A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004021261A JP2005215273A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005215273A true JP2005215273A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34904960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004021261A Pending JP2005215273A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005215273A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326499A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Nikon Corp 携帯端末
JP2021043393A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 日本電産コパル株式会社 カメラ装置
JP7424843B2 (ja) 2020-01-22 2024-01-30 ニデックプレシジョン株式会社 カメラ装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11256529A (ja) * 1998-03-06 1999-09-21 Asahi Kako Kk 伸縮コーン
JP2001029187A (ja) * 1999-07-15 2001-02-06 Milk Joho Group:Kk 陳列品ハンガー
JP2001124971A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ鏡筒
JP2002132386A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Nec Corp 携帯型情報端末装置
JP2002219013A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Minoru Ishihara 携帯型伸縮式傘入れケース
JP2002277723A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Nidec Copal Corp 携帯情報端末機
JP2002281142A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ機能付き携帯端末装置
JP2003163824A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Minolta Co Ltd カメラ付き折畳式携帯機器
JP2003188968A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ付き携帯端末装置
JP2003319227A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Hiromasa Suzuki ディスプレイ用遮光フード及びそれを備えたデジタルカメラ
JP2004015184A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Fuji Photo Optical Co Ltd 携帯電話機

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11256529A (ja) * 1998-03-06 1999-09-21 Asahi Kako Kk 伸縮コーン
JP2001029187A (ja) * 1999-07-15 2001-02-06 Milk Joho Group:Kk 陳列品ハンガー
JP2001124971A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ鏡筒
JP2002132386A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Nec Corp 携帯型情報端末装置
JP2002219013A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Minoru Ishihara 携帯型伸縮式傘入れケース
JP2002281142A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ機能付き携帯端末装置
JP2002277723A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Nidec Copal Corp 携帯情報端末機
JP2003163824A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Minolta Co Ltd カメラ付き折畳式携帯機器
JP2003188968A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ付き携帯端末装置
JP2003319227A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Hiromasa Suzuki ディスプレイ用遮光フード及びそれを備えたデジタルカメラ
JP2004015184A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Fuji Photo Optical Co Ltd 携帯電話機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326499A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Nikon Corp 携帯端末
JP4604548B2 (ja) * 2004-05-12 2011-01-05 株式会社ニコン 携帯端末
JP2021043393A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 日本電産コパル株式会社 カメラ装置
JP7292160B2 (ja) 2019-09-13 2023-06-16 ニデックプレシジョン株式会社 カメラ装置
JP7424843B2 (ja) 2020-01-22 2024-01-30 ニデックプレシジョン株式会社 カメラ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4830512B2 (ja) レンズ鏡筒及びカメラ
JP4964654B2 (ja) レンズ鏡胴、カメラおよび情報機器
JP4691675B2 (ja) レンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えたカメラ
JP2007163961A (ja) レンズ鏡筒
JP4835095B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2007034123A (ja) 撮影装置、および光学鏡胴
JP4731110B2 (ja) 携帯機器
JP2006064958A (ja) 撮像装置
US7660056B1 (en) Lens barrel
JP2006064930A (ja) レンズ鏡筒装置
JP2015055726A (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
KR101706264B1 (ko) 줌 렌즈 시스템
JP2007298915A (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
JP2005215273A (ja) 通信端末装置
JP5566163B2 (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2011154065A (ja) 光学装置及び光学機器
JP2009181102A (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
JP4974833B2 (ja) レンズ装置及び撮像装置
JP2009128472A (ja) レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置
JP2008051928A (ja) 切替変倍光学系及び撮像装置
JP5513961B2 (ja) レンズ枠の移動機構およびレンズホルダ
JP2009169243A (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
JP2012118337A (ja) 鏡筒装置及び撮像装置
JP2010026164A (ja) レンズ鏡筒、光学機器
JP2023030454A (ja) 光学機器、像ブレ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100817