JP4557707B2 - レンズ装置 - Google Patents

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本発明は、レンズを回転させることによって光軸方向に移動させるレンズ装置に関し、更に詳しくは、レンズの回転範囲を規制することにより、レンズの光軸方向の移動範囲を調整するようにしたレンズ装置に関する。
レンズ装置のフォーカス調整は、フォーカス用のレンズ群を光軸方向に移動させることによって行なわれる。フォーカスレンズ群の保持・駆動には、ヘリコイドネジやカムを使用して、フォーカスレンズ群の光軸周りでの回転運動を光軸方向の直線運動に変換する手法が多く用いられている。フォーカス用レンズ群の移動によるフォーカス可能な範囲は、そのレンズ群の性能によって予め決まっている。そのため、必要以上の移動が行なわれないように、通常のレンズ装置ではフォーカス用レンズ群の回動範囲を物理的に規制している(例えば、特許文献1参照)。
フォーカスレンズ群のフォーカス可能範囲は、個々のレンズや機構部品の製造精度、組立精度等のバラツキによってレンズ装置ごとに違っている。このバラツキが大きいと、無限遠までフォーカスが合わなかったり、至近側で必要な近さまでフォーカスが合わなかったり、必要以上に近距離までフォーカスが合ってしまう等の不都合が発生する。これらの不都合を解消するために、従来のレンズ装置は、フォーカスレンズ群の移動範囲を調整できるようにしている(例えば、特許文献1及び2参照)。
上記フォーカスレンズ群の移動範囲の調整を厳密に行なうには、至近端と無限端との両方を調整できるようにすればよい。しかし、一般的なカメラやプロジェクタ等に使用されるレンズ装置の多くは、フォーカス可能な範囲がフォーカス用レンズ群の移動量だけでほぼ決まるため、両端を独立して調整しなくても、決まった移動量を光軸方向の適切な位置に設定することで事足りる。そこで、本出願人による先行出願(特願2004−175819号)では、フォーカスレンズ群を保持した移動筒の外周に周方向に沿って複数の凹部を形成し、移動筒を保持する保持筒からいずれか一つの凹部内に選択的にストッパーを挿入することで、移動筒の光軸方向の移動位置を2箇所から選択できるようにしている。
特開平11−202186号公報 特開平05−232364号公報
フォーカスレンズ群の回転によってフォーカス調整を行なう場合、フォーカスレンズ群の回転量と光軸方向での移動量とのバランスが適切でないと、ピント移動が敏感になりすぎてフォーカスが合せにくくなる。そのため、フォーカス調整のための回転量には、フォーカスレンズ群の光軸方向の移動量に対して、一定以上の回転角度を割り当てなければならない。しかし、フォーカスレンズ群の回転角度を大きくすると、余分な回転角度が少なくなるため、移動筒の回転範囲の調整代が少なくなるという問題があった。
例えば、n条のヘリコイドネジを有するレンズ装置において、移動筒の回転範囲規制用の凹部αを円周n等分から互いにβ度ずつずらして設け、ヘリコイドネジを組み込む際のネジの入り口を変更することにより、α度刻みでn種類の組み合わせが得られる。しかし、n条のヘリコイドネジにおいてαとβとの関係は、構造上、
α+(n−1)×β<360/n・・・奇数条の時
α+ n ×β<360/n・・・偶数条の時
の関係を満たさなければならないことは自明である。したがって、操作性の向上のために一定以上のαをとると、調整代βが小さくなることがわかる。加えて、原理的にn通り以上の調整は行なえないという問題もある。
また、逆に、回転規制範囲用の凹部に嵌まり込む回転規制構造(ストッパネジ等)の取り付け位置を多数設け、その中から適切な回転範囲となる1か所を選んで使用するという方法もある。しかし、多数の取り付け構造を設けることは、機械加工の鏡胴においては加工工数の増大を招き、プラスチック形成鏡胴においては、型構造が複雑になり過ぎて現実的ではないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、フォーカス調整のために必要な移動筒の回転量を確保しながら、多数の調整位置を得ることのできるレンズ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明のレンズ装置は、移動筒と保持筒とのいずれか一方に周方向に沿って複数の回転規制構造を設け、他方に周方向に沿って複数の回転規制構造を設け、これらを選択的に組み合わせて使用することにより、移動筒の光軸方向の移動範囲を複数位置で切り換えられるようにしている。
また、回転範囲規制構造の数と同数または整数倍の数の条数を有するヘリコイドネジを設けたため、回転規制構造及び回転範囲規制構造によって規制された移動筒の僅かな回転量でも、移動筒の光軸方向への移動に用いることができる。
また、回転規制構造は、移動筒または保持筒に周方向に沿って複数設けられた規制穴と、これらの規制穴の一つに挿入されて筒の内側または外側に突出し、回転範囲規制構造に当接する規制部材とから構成している。更に、回転範囲規制構造は、移動筒または保持筒に周方向に沿って複数設けられて回転規制構造と当接する規制突起と、これらの規制突起の間に設けられ、回転規制構造の周方向での移動を許容する回転許容部とから構成している。
本発明によれば、移動筒の回転量を小さくすることなく、移動筒の光軸方向の移動範囲の調整位置を多数得ることができる。調整位置の数としては、回転規制構造の数と回転範囲規制構造の数とを乗算した数の調整位置を得ることができ、例えば、回転規制構造及び回転範囲規制構造の数をそれぞれ3個とした場合、移動筒の回転量は最大で120°となり、調整位置の数は9個となる。これにより、フォーカス精度が高く、かつフォーカス調整が行ないやすいレンズ装置を提供することができる。
図1は、本発明を実施したズームレンズ装置の構成を示す分解斜視図である。ズームレンズ装置10は、第1レンズユニット11、カム筒12、固定筒13、第2レンズユニット14から構成されている。第1レンズユニット11及び第2レンズユニット14は、それぞれ内部に第1レンズ群15及び第2レンズ群16を保持しており、カム筒12及び固定筒13内で光軸方向に移動することにより変倍が行なわれる。また、第1レンズユニット11内で第1レンズ群15が光軸方向に移動することにより合焦が行なわれる。
第1レンズユニット11は、その外周面に第1カムフォロワー19が突出して設けられている。この第1カムフォロワー19は、カム筒12の外周前側に設けた第1カム開口20に係合する。また、第2レンズユニット14の外周にも第2カムフォロワー21が設けられており、この第2カムフォロワー21はカム筒12の外周後側に設けた第2カム開口22に係合する。なお、第1及び第2カムフォロワー19,21と第1及び第2カム開口20,22は、光軸Eを中心とする周方向の3分割位置にそれぞれ設けられている。
固定筒13には、第1カム開口20から突出する第1カムフォロワー19の先端が係合する第1直進ガイド開口25と、第2カム開口22から突出する第2カムフォロワー21の先端が係合する第2直進ガイド開口26とが設けられている。また、固定筒13には、カム筒12の外周に突出して設けたスラストストッパー用ピン27が係合するスラストストッパー用開口28が形成されている。これにより、固定筒13は、カム筒12の光軸方向への移動を阻止し、且つ光軸Eを中心とする周方向に回転自在に保持する。
カム筒12は、ズーム時にテレ位置とワイド位置との間の任意の回転位置に回転し、回転域に対する第1カム開口20の光軸方向への変位に応じて第1レンズユニット11を光軸方向に移動させ、且つ、回転域に対する第2カム開口22の光軸方向への変位に応じて第2レンズユニット14を光軸方向にそれぞれ移動させる。
図2は、光軸後方から見た第1レンズユニット11の構成を示す分解斜視図である。第1レンズユニット11は、第1レンズ群15を保持する移動筒31と、この移動筒31を光軸周りで回転自在に保持する保持筒32とから構成されている。
移動筒31は、径の異なる3段の筒部31a〜31cからなり、各筒部の内部に第1レンズ群15を構成する複数のレンズが組み込まれる。光軸後方に設けられた最も径の小さい筒部31cの外周には、雄ヘリコイドネジ35と、例えば3個の回転許容部T1〜T3とが設けられている。
保持筒32は、径の異なる2段の筒部32a,32bからなり、各筒部の内部に移動筒31の筒部31b,31cが挿入される。光軸後方に設けられた径の小さい筒部32bの内周には前記雄ヘリコイドネジ35に螺合する雌ヘリコイドネジ38が、外周には前記第1カムフォロワー19及び複数個の規制穴S1〜S3が設けられている。これらの規制穴S1〜S3には、選択的に規制ネジ39が挿入され、回転規制構造が構成される。
ズームレンズ装置10のフォーカス調整は、移動筒31の回転操作によって行なわれる。移動筒31は、図中反時計方向(+方向)に回転されることにより、雄ヘリコイドネジ35及び雌ヘリコイドネジ38の作用によって光軸Eの前方に移動し、移動筒31が図中時計方向(−方向)に回転された場合には光軸Eの後方に移動する。
雄ヘリコイドネジ35及び雌ヘリコイドネジ38は、例えば、ネジ条数が回転許容部の数と等しく3であり、移動筒31は、1/3回転されることによってヘリコイドネジの1ピッチ分だけ光軸方向に移動する。なお、雄ヘリコイドネジ35及び雌ヘリコイドネジ38の条数は、回転許容部の数の整数倍としてもよい。
本発明では、移動筒31を保持筒32に組み込む際に、図5に示す「標準組込」と、図6に示すように+方向に120°回転させた「+120°組込」と、図7に示すように−方向に120°回転させた「−120°組込」との3種類の態様の中から選択的に組み込まれる。
移動筒31の回転許容部T1〜T3は、周方向に沿って溝状に形成された凹部からなり、この凹部内に設けられた複数の規制突起45とともに回転範囲規制構造を構成している。保持筒32の規制穴S1〜S3に挿入された規制ネジ39は、保持筒32の内側から突出され、いずれかの回転許容部T1〜T3内に挿入される。そして、移動筒31の回転時に規制ネジ39が規制突起45に当接することによって、その回転範囲が規制される。
各回転許容部T1〜T3は、移動筒31の回転範囲としてθtの幅を有している。各規制突起45は、規制ネジ39との関係においてθtを確保し、かつ各回転許容部T1〜T3の間にθp,θqの間隔を設ける位置に左右対称に設けられている。また、保持筒32の各規制穴S1〜S3は、規制穴S1に対してθsの間隔で左右対称にS2,S3の規制穴が設けられている。
図5に示すように、移動筒31を保持筒32に対して標準組込すると、規制穴S1及び回転許容部T1と、規制穴S2及び回転許容部T2と、規制穴S3及び回転許容部T3とが組み合わせ可能となる。前述の規制ネジ39を規制穴S1〜S3のいずれかに挿入すると、各規制穴S1〜S3と各回転許容部T1〜T3とを組みあわせてなる回転範囲W1,回転範囲W2,回転範囲W3のいずれかを使用することができる。
回転範囲W1は設計基準であり、規制ネジ39に対する回転許容部T1の間隔θf1及びθb1が共通にされている。すなわち、各部品の製造精度及び組立精度が設計値通りならば、この回転範囲W1を使用することで適正なフォーカス範囲を得ることができる。なお、θfは移動筒31を図中+方向に回転させて光軸前方(物体側)に移動させる際に使用される回転範囲であり、θbは移動筒31を図中−方向に回転させて光軸後方(結像面側)に移動させる際に使用される回転範囲である。
回転範囲W2は、θf2がθb2よりもわずかに広くされている。これとは逆に、回転範囲W3では、θb3がθf3よりもわずかに広くされている。図8は、ヘリコイドネジのリードによって変化する移動筒31の回転位置と光軸方向の移動位置との関係を表すグラフであり、Aは、移動筒31の全回転範囲を示し、Bは移動筒31の光軸方向の全移動量を示し、符号Cはヘリコイドネジのリードを表している。このグラフで分かるように、回転範囲W2は、回転範囲W1に対してθf2とθb2との差分だけ+方向側に移動され、光軸方向の移動位置B2は移動位置B1よりも物体側に移動される。また、回転範囲W3は、θb3とθf3との差分だけ−方向側に移動され、光軸方向の移動位置B3はB1よりも結像面側に移動される。
また、図6及び図9に示すように、移動筒31を保持筒32に+120°組込すると、規制穴S1と回転許容部T3とを組みあわせた回転範囲W4と、規制穴S2と回転許容部T1とを組みあわせた回転範囲W5と、規制穴S3と回転許容部T2とを組みあわせた回転範囲W6とが選択的に使用可能となる。回転範囲W4では、前述の回転範囲W2と同じ回転範囲を得ることができる。これに対し、回転範囲W5は、θf5がθf4よりも広くされているため、+方向側への移動量が回転範囲W4よりも大きくなる。これとは逆に、回転範囲W6では、θb6がθb3よりも大幅に広くされているため、−方向への移動量が前述の回転範囲W3よりも大きくなる。
また、図7及び図10に示すように、移動筒を−方向に120°回転させて保持筒に組み込むと、規制穴S1と回転許容部T2とを組みあわせた回転範囲W7と、規制穴S2と回転許容部T3とを組みあわせた回転範囲W8と、規制穴S3と回転許容部T1とを組みあわせた回転範囲W9とが選択的に使用可能となる。回転範囲W7は、前述の回転範囲W3と同じ回転範囲を得ることができる。これに対し、回転範囲W8は、θf8がθf7よりも大幅に広くされているため、+方向側への移動量が回転範囲W7よりも大きくなる。これとは逆に、回転範囲W9では、θb9がθb3よりも広くされているため、−方向への移動量が前述の回転範囲W3よりも大きくなる。
このように、本願発明では、保持筒32に対する移動筒31の組込角度を変更し、かつ規制穴S1〜S3と回転許容部T1〜T3との組み合わせを適切に選択することで、幅広い範囲で移動筒31の回転範囲を光軸方向で移動させることができる。これにより、フォーカス精度を向上させることができる。また、調整範囲が広くなるにも関わらず、移動筒31の回転量が極端に小さくなることがないため、フォーカス調整の操作性も維持することができる。
次に上記実施形態の作用について説明する。ズームレンズ鏡筒10の組み立ては、カム筒12の前側から第1レンズユニット11を、また後側から第2レンズユニット14を内部に挿入する。次に、スラストストッパー用ピン27をスラストストッパー用開口28を通してカム筒12の外周に取り付ける。これにより、カム筒12は、固定筒13の内部で光軸方向への移動が阻止された状態で光軸Eを中心とする周方向に回転自在に支持される。
次に、3つの第1カムフォロワー19を第1直進ガイド開口25及び第1カム開口20を通して保持筒32にそれぞれ取り付ける。次に3つの第2カムフォロワー21を第2直進ガイド開口26及び第2カム開口22を通して第2レンズユニット14の外周にそれぞれ取り付ける。これによりカム筒12の回転により第1レンズユニット11及び第2レンズユニット14が互いの間隔が変化するように光軸方向に移動する。
ズームレンズ装置10に組み込まれる第1レンズユニット11は、移動筒31を保持筒32に標準組込し、かつ規制穴S1に規制ネジ39を挿入して回転範囲W1を使用する状態で組み立てられている。
組み立て完了後、ズームレンズ鏡筒10は、調整工程に送られる。調整工程は、一例として以下のような手順となる。まず、第1レンズユニット11の移動筒31を保持筒32に対して回転させ、規制ネジ39が回転許容部T1の至近端側の規制突起45に突き当たるようにする。ここでピントが合っている距離を測定し、この距離が予め定められた範囲に入っていれば、調整は不要で、次の工程に移る。もしこの距離が予め定められた範囲に入っていなかった場合、近すぎるか遠すぎるか、どのくらい近いか遠いかによって、使用する回転範囲W1〜W9を決定する。なお、無限遠側については、移動筒31の移動量のみで保証できるため、通常は至近側の調整だけで事足りる。
移動筒31の保持筒32への組込態様を変更するには、いったん第1レンズユニット11をズームレンズ装置10から取り外して行なう。なお、カム筒12及び固定筒13に規制穴S1〜S3にアクセス可能な開口を形成しておき、保持筒32をカム筒12内に組み込んだ状態で、移動筒31の組込態様及び規制ネジ39の挿入位置を変更できるようにしてもよい。
上記第1レンズユニット11の各角度は、例えば以下の表1及び表2に記す数値とすることができる。
Figure 0004557707
Figure 0004557707
第1レンズユニット11の各角度を前記表1及び表2の数値とした場合、標準組込の回転範囲W1〜W3では、0°,+10°,−10°の調整位置を得ることができる。また、+120°組込の回転範囲W4〜W6では、+10°,+20°,−30°の調整位置を得ることができる。更に、−120°組込の回転範囲W7〜W9では、−10°,+30°,−20°の調整位置を得ることができる。すなわち、−30°〜+30°の範囲で10°刻みに回転範囲の調整位置を得ることができるため、細やかな調整を行なうことができ、フォーカス精度の向上に資することができる。
なお、上記実施形態では、回転許容部、規制穴、ヘリコイドネジの条数、欠条帯の各数を3個ずつとしたが、これに限定されるものではなく、使用するレンズ装置の性能に応じて適宜選択することが可能である。
本発明を実施したズームレンズ装置の構成を示す分解斜視図である。 第1レンズユニットの構成を示す分解斜視図である。 移動筒の回転許容部の光軸方向に直交する断面を表す要部断面図である。 保持筒の規制穴の光軸方向に直交する断面を表す要部断面図である。 移動筒を保持筒に標準組込した状態を表す要部断面図である。 移動筒を保持筒に+120°組込した状態を表す要部断面図である。 移動筒を保持筒に−120°組込した状態を表す要部断面図である。 標準組込時の移動筒の回転位置と移動位置との関係を表すグラフである。 +120°組込時の移動筒の回転位置と移動位置との関係を表すグラフである。 −120°組込時の移動筒の回転位置と移動位置との関係を表すグラフである。
符号の説明
10 ズームレンズ装置
11 第1レンズユニット
15 第1レンズ群
31 移動筒
32 保持筒
35 雄ヘリコイドネジ
38 雌ヘリコイドネジ
39 規制ネジ
1〜S3 規制穴
1〜T3 回転許容部
1〜W9 回転範囲

Claims (1)

  1. レンズを保持する移動筒と、この移動筒を光軸周りで回転自在に保持する保持筒と、移動筒と保持筒とにそれぞれ設けられて螺合され、移動筒の回転に応じて該移動筒を光軸方向に移動させるヘリコイドネジとを備えたレンズ装置において、
    前記移動筒と保持筒とのいずれか一方に周方向に沿って設けられた複数の規制穴と、
    前記規制穴のいずれか一つに挿入されて筒の内側または外側に突出する規制部材と、
    前記移動筒と保持筒とのいずれか他方に周方向に沿って設けられ、前記規制部材と当接する複数の規制突起と、
    前記各規制突起の間に設けられ、前記規制部材の周方向での移動を許容する複数の回転許容部とを備え、
    前記ヘリコイドネジは、前記回転許容部の数と同数または整数倍の数の条数を有し、
    前記移動筒を前記保持筒に組み込む際に、前記移動筒の光軸周りの組込角度を変更して前記各規制穴と前記各回転許容部との組み合わせ及び前記各規制穴と前記各規制突起との相対位置を調整し、かつ前記各規制穴のいずれかに前記規制部材を挿入して前記移動筒の回転範囲を規制することにより、前記移動筒の光軸方向の移動範囲を調整することを特徴とするレンズ装置。
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