JP2008209647A - レンズ調芯機構、鏡筒及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】省スペース化が図られ、さらに調芯工程が容易なレンズ調芯機構を提供する。
【解決手段】撮像レンズ12と、撮像レンズ12を保持するレンズ枠体13と、レンズ枠体13に挿通され、レンズ枠体13を撮像レンズ12の光軸方向と平行にガイドするガイド軸30と、ガイド軸30を支持する支持部21,46が形成されたレンズ鏡筒3を備え、ガイド軸30は、レンズ枠体13に挿通される偏心カム部32と、偏心カム部32の両側に同軸かつ偏心カム部32の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸33,33とを有し、回転操作軸33が回転されることにより、レンズ枠体13を光軸方向と直交する方向へ移動させ、撮像レンズ12の光軸を調整する。
【選択図】図4
【解決手段】撮像レンズ12と、撮像レンズ12を保持するレンズ枠体13と、レンズ枠体13に挿通され、レンズ枠体13を撮像レンズ12の光軸方向と平行にガイドするガイド軸30と、ガイド軸30を支持する支持部21,46が形成されたレンズ鏡筒3を備え、ガイド軸30は、レンズ枠体13に挿通される偏心カム部32と、偏心カム部32の両側に同軸かつ偏心カム部32の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸33,33とを有し、回転操作軸33が回転されることにより、レンズ枠体13を光軸方向と直交する方向へ移動させ、撮像レンズ12の光軸を調整する。
【選択図】図4
Description
本発明は、レンズを保持するレンズ保持部材がレンズ鏡筒本体に取り付けられた際に、このレンズの調芯を行うためのレンズ調芯機構、レンズ調芯機構を備えるレンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
従来より、カムコーダ、デジタルスチルカメラ等の撮影装置や双眼鏡または天体望遠鏡などに組み込まれているレンズ鏡筒では、レンズ群と撮像素子、あるいはレンズ間の光軸を調整するためのレンズ調芯機構が設けられている。レンズ調芯では、撮像レンズの光軸を傾倒させるチルト調芯と、撮像レンズを光軸方向と直交する方向へ移動させるシフト調芯がある。
このうち、シフト調芯を行う従来例としては、特許文献1(特開2002−196206号公報)に記載された調芯機構がある。図15に示すように、この調芯機構100は、撮像レンズ101と、撮像レンズ101を保持するレンズ保持枠102と、その一端がレンズ保持枠102に連結され他端が調芯ピン105に連結された2つの第1の付勢バネ103と、その一端がレンズ保持枠102に連結され他端が図示しないレンズ鏡筒に連結された第2の付勢バネ104と、第1の付勢バネ103と連結された調芯ピン105とを備える。
レンズ保持枠102は、レンズ鏡筒内において図示しない弾性手段により光軸方向には移動不可能に支持され、第1、第2の付勢バネ103,104により半浮動状態で支持されることにより光軸直交方向には移動可能とされている。またレンズ保持枠102は、第1、第2の付勢バネ103,104に光軸周りにおおよそ3等配に支持されている。
調芯ピン105は、同軸の主軸105aと副軸105bが設けられており、主軸105aと副軸105bとが、その中心軸と所定量だけ偏芯された偏芯軸105cによって連結されている。また、偏芯軸105cには、第1の付勢バネ103の一端が掛けられている。そして、調芯ピン105は、主軸105a及び副軸105bが、図示しないレンズ鏡筒の軸受けに嵌合され、回転自在に保持されている。
かかる調芯機構100は、調芯ピン105をマイナスドライバー等の工具で回転させることにより、偏芯軸105cを主軸105a及び副軸105bの中心軸Cを中心にして回転させることにより撮像レンズ101の調芯を行う。具体的に、偏芯軸105cには第1の付勢バネ103の一端が掛けられているので、調芯ピン105の回転により第1の付勢バネ103の張力が変化し、レンズ保持枠102が移動する。
例えば、偏芯軸105cが光軸から遠ざかる方向に調芯ピン105を回転させるとレンズ保持枠102は調芯ピン105に近づく方向に移動し、偏芯軸105cが光軸に近づく方向に調芯ピン105を回転させるとレンズ保持枠102は調芯ピン105から遠ざかる方向に移動する。偏芯ピン5は2つあり、この2つの偏芯ピン5を回転調整することで、レンズ保持枠102を光軸直交方向に自在に移動させることができ、すなわち図示しないレンズ鏡筒に対するレンズ保持枠102の光軸直交方向の位置を調整することができ、シフト調芯を可能としている。なお第2の付勢バネ104は、2つの第1の付勢バネ103の張力と釣りあう張力を発生する長さに変化する。調芯機構100は、上記調芯作業の終了後、調芯ピン105が調整位置から回転しないように、接着剤等で固定される。
また、シフト調芯を行う他の従来例としては、特許文献2(特開2001−343574号公報)に記載された調芯機構がある。図16(a)及び図16(b)に示すように、この調芯機構200は、レンズ鏡筒201と、撮像レンズ202と、撮像レンズ202を保持するレンズ保持枠203と、調芯リング204とを有する。なお、図16(a)は、調芯機構200の一断面を示し、図16(b)は調芯機構200の他断面を示す。
調芯リング204は、図16(b)のようにクサビ部204aが設けられた部分と、図16(a)のようにクサビ部204aのない部分が交互に連結されリング形状を成している。また、調芯機構200は、図16(a)のように、調芯リング204にクサビ部204aがない断面においては、レンズ保持枠203及びレンズ鏡筒201にそれぞれバヨネット部203a,201aが設けられており、レンズ鏡筒201に対するレンズ保持枠203の光軸方向の移動を規制している。また調芯機構200は、バヨネット部203a,201a間に所定量の隙間Cが設けられており、その隙間量だけ光軸直交方向には移動可能に支持されている。
次いで、かかる調芯機構200の調芯工程を説明する。図17(a)は初期状態を表しており、調芯リング204は光軸方向前側(図中では左側)に退避している。したがって、この初期状態ではレンズ保持枠203は光軸直交方向には位置決めされていない。この状態から調芯リング204の軸を光軸と平行を保ったままレンズ鏡筒201に当接するまで光軸方向後側(図中では右側)に移動させる。このとき、レンズ保持枠203の軸は光軸C1と一致している。
さらにこの状態から調芯リング204を時計方向に傾けた状態を図17(b)に示す。上側ではクサビ部204aの突入量が多くなり、下側ではクサビ部204aの突入量が少なくなる。したがって、レンズ保持枠203は、レンズ鏡筒201に対して下側に移動し、レンズ保持枠203の軸もC2に移動する。ここで調芯リング204の傾ける量を変えることで、レンズ保持枠203の光軸直交方向の移動量を変えることができる。
また、調芯リング204を反時計方向に傾けた状態を図17(c)に示す。上側ではクサビ部204aの突入量が少なくなり、下側ではクサビ部204aの突入量が多くなる。したがって、レンズ保持枠203はレンズ鏡筒201に対して、上側に移動し、レンズ保持枠203の軸もC3に移動する。ここで調芯リング204の傾ける量を変えることで、レンズ保持枠203の光軸直交方向の移動量を変えることができる。
このように、調芯機構200は、調進リング204の傾ける量と方向を調整することで、レンズ保持枠203を光軸直交方向に自在に移動させることができ、すなわちレンズ鏡筒201に対するレンズ保持枠203の光軸直交方向の位置を調整することができ、シフト調芯を可能としている。調芯機構200は、調芯作業の終了後、調芯リング204が調整位置から移動しないように、接着等により固定される。
ところで、近年の撮像装置の小型化に対する要求に伴い、レンズ鏡筒も小型化を要求されている。しかし、上述した調芯機構100を用いた場合、第1、第2の付勢バネ103,104を光軸に対して直交する方向すなわち、レンズ保持枠102の外側に突出する方向に配置しなければならず、外径側に大きく膨らんでしまい、レンズ鏡筒の小型化を妨げる要因となっていた。また、調芯ピン105を光軸方向から調整しなければならならず、調整工具等のスペースのために調芯ピン105の前(あるいは後)方向に部品を配置できず、設計の自由度の阻害、デッドスペースが生まれ、レンズ鏡筒の小型化を妨げる要因となっていた。更に、第1、第2の付勢バネ103,104等の弾性部材を必要とする為、そのためのコストアップも避けられなかった。
また、上述した調芯機構200を用いた場合、調芯リング204を操作するための調整治具が必要となる。そのため、レンズ鏡筒201の各々に対して、調整治具にセットする手間が必要であり、調整工程費のアップを招いていた。また、調整後の固定の際、リング状の調芯リング204を接着等により固定しなければならないため、接着等の固定箇所が多くなったり、調整後のショック等により、調芯リング204が調整後の位置から動いてしまい、撮像レンズ202が調整位置からずれる恐れがあった。
さらに、上記調芯機構100及び調芯機構200を、いわゆるズームレンズ群やフォーカスレンズ群等の移動群に適用するにはその機構上不適であり、適用できるレンズ群に制約ができてしまうという欠点があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために、レンズ鏡筒の小型化を図るとともに、省スペース化が図られ、さらに調芯工程が容易なレンズ調芯機構、レンズ調芯機構を備える鏡筒及び撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るレンズ調芯機構は、撮像レンズと、上記撮像レンズを保持するレンズ枠体と、上記レンズ枠体に挿通され、該レンズ枠体を上記撮像レンズの光軸方向と平行にガイドするガイド軸と、上記ガイド軸を支持する支持部が形成された鏡筒を備え、上記ガイド軸は、上記レンズ枠体に挿通される偏心カム部と、該偏心カム部の両側に同軸かつ上記偏心カム部の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸とを有し、該回転操作軸が回転されることにより、上記レンズ枠体を上記光軸方向と直交する方向へ移動させ、上記撮像レンズの光軸を調整するものである。
また、本発明に係る鏡筒は、撮像レンズと、上記撮像レンズを保持するレンズ枠体と、上記レンズ枠体に挿通され、該レンズ枠体を上記撮像レンズの光軸方向と平行にガイドするガイド軸と、上記ガイド軸を支持する支持部を備え、上記ガイド軸は、上記レンズ枠体に挿通される偏心カム部と、該偏心カム部の両側に同軸かつ上記偏心カム部の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸とを有し、該回転操作軸が回転されることにより、上記レンズ枠体を上記光軸方向と直交する方向へ移動させ、上記撮像レンズの光軸を調整するレンズ調芯機構が組み込まれたものである。
また本発明に係る撮像装置は、撮像レンズと、上記撮像レンズを保持するレンズ枠体と、上記レンズ枠体に挿通され、該レンズ枠体を上記撮像レンズの光軸方向と平行にガイドするガイド軸と、上記ガイド軸を支持する支持部を備え、上記ガイド軸は、上記レンズ枠体に挿通される偏心カム部と、該偏心カム部の両側に同軸かつ上記偏心カム部の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸とを有し、該回転操作軸が回転されることにより、上記レンズ枠体を上記光軸方向と直交する方向へ移動させ、上記撮像レンズの光軸を調整するレンズ調芯機構と、上記レンズ調芯機構が組み込まれた鏡筒とを有する。
本発明に係るレンズ調芯機構、鏡筒及び撮像装置によれば、ガイド軸に設けられた回転操作軸を回転させることにより、レンズ光軸の調芯を行うことができ、調芯機構の部品点数を削減でき、レンズ鏡筒の省スペース化、小型化を実現できる。また、本発明は、ガイド軸の回転を規制することで、調芯後における光軸ズレを容易に防止することができる。
以下、本発明が適用されたレンズ調芯機構、鏡筒及び撮像装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、図1に示すように、レンズ鏡筒2が内蔵された撮像装置1に適用されるものである。撮像装置1内に内蔵されるレンズ鏡筒2は、図2及び図3に示すように、略円筒形状の固定鏡筒3を有し、この固定鏡筒3内に、1群レンズ10及び1群レンズ10を保持するレンズ保持枠11、ズームレンズ12及びズームレンズ12を保持するズーム移動枠13、フォーカスレンズ14及びフォーカスレンズ14を保持するフォーカス移動枠15と、固定鏡筒3の背面を閉塞する鏡筒蓋16とを備える。
1群レンズ10を保持するレンズ保持枠11は、固定鏡筒3の先端部に1群レンズ10を固定するものであり、矩形板状に形成され、中央部に1群レンズ10を保持する。また、レンズ保持枠11は、各コーナ部近傍に固定鏡筒3とビス止めされる固定孔20が複数穿設されている。固定鏡筒3は、レンズ保持枠11が固定されることにより、前面部が閉塞されるとともに、1群レンズ10がその光軸を固定鏡筒3の長手方向に向けて臨まされる。
さらに、レンズ保持枠11は、主面の一部に、後述する一対のズームガイド軸30,31の一端を外方に臨ませる調整孔21が穿設されている。調整孔21は、ズームガイド軸30,31の一端を支持するとともに、固定鏡筒3の前面側から端面を臨ませ、外部から各ズームガイド軸30,31の調整を可能としている。
ズームレンズ12を保持するズーム移動枠13は、固定鏡筒3内にズームレンズ12を保持するとともに、光軸方向に亘って移動させるものであり、図4に示すように、略矩形板状に形成され、中央部にズームレンズ12を保持する。またズーム移動枠13は、ズームレンズ12を挟んだ両側に、ズームレンズ12の光軸方向への移動をガイドする一対のズームガイド軸30,31が挿通されている。具体的に、ズーム移動枠13は、主面の一部に固定鏡筒3の長手方向に沿って背面側に延設された中空円筒状のスリーブ27が取り付けられている。このスリーブ27には、ズームガイド主軸30が挿通されている。また、ズーム移動枠13は、スリーブ27とズームレンズ12を挟んだ反対側に、外方側が開放された矩形凹部28が形成されている。矩形凹部28には、ズームガイド副軸31が挿通される。
ズーム移動枠13に挿通されるズームガイド主軸30及びズームガイド副軸31は、それぞれ一端をレンズ保持枠11に支持され、他端を鏡筒蓋16に支持されている。またズームレンズ12は、ズーム移動枠13がズームガイド主軸30及びズームガイド副軸31に支持されることにより、光軸方向が固定鏡筒3の長手方向と略平行となるように支持される。そしてズームレンズ12は、詳細を省略する移動手段によってズーム移動枠13がズームガイド主軸30及びズームガイド副軸31に沿って移動されることにより、光軸方向へ移動され、撮像倍率を変えることができる。
次いで、ズーム移動枠13を支持する一対のズームガイド軸30,31について説明する。ズームガイド主軸30は、ズーム移動枠13に形成されたスリーブ27内に挿通される偏心カム部32と、偏心カム部32の両端面より突設された一対の回転操作軸33,33とを有する。一対の回転操作軸33は、同軸で形成され、図5に示すように、一方の回転操作軸33はレンズ保持枠11に形成された調整孔21に挿通支持され、他方の回転操作軸33は、固定鏡筒3の背面側に取り付けられている鏡筒蓋16に設けられた軸受け部46に回転自在に支持されている。また図6(a)に示すように、調整孔21に挿通されている回転操作軸33は、端面に調整溝33aが形成されている。調整溝33aは、回転操作軸33の端面中心を通るスリットであり、図5に示すように、レンズ保持枠11の主面よりその調整溝33aが外方に臨まされ、調整治具によって回転操作可能とされている。
また偏心カム部32は、回転操作軸33よりも大径の円柱体をなし、その両端面に回転操作軸33が突設されている。また偏心カム部32は、一対の回転操作軸33に対して、偏心している。したがって偏心カム部32は、回転操作軸33が調整治具によって回転されると、回転操作軸33に対して所定量だけ偏心しながら回転される。
ズームガイド副軸31も、ズームガイド主軸30と同様に、ズーム移動枠13に形成された矩形凹部28に挿通される偏心カム部35と、偏心カム部35の両端面より突設された一対の回転操作軸36,36とを有する。一対の回転操作軸36も、同軸で形成され、一方をレンズ保持枠11に設けられた調整孔21に挿通支持され、他方を鏡筒蓋16の軸受け部46に回転自在に支持されている。また図6(b)に示すように、調整孔21に挿通されている回転操作軸36には、端面に調整溝36aが形成され、レンズ保持枠11の主面より外方に臨まされている(図2)。さらに、ズームガイド副軸31は、偏心カム部35と回転操作軸36とは所定の偏心量を有し、回転操作軸36が調整治具によって回転されると、偏心カム部35が、回転操作軸36に対して所定量だけ偏心しながら回転される。
また、ズームガイド副軸31は、偏心カム部35が矩形凹部28に挿通されている。矩形凹部28は、ズームガイド主軸30の回転操作軸33とズームガイド副軸31の偏心カム部35との各軸中心を通る方向に向かって開口され、ズームガイド副軸31の偏心カム部35を、当該開口方向に摺動自在に、開口方向と直交する方向に対しては移動不能に挟持している。ズーム移動枠13は、矩形凹部28にズームガイド副軸31が挿通することにより、調芯工程以外の通常使用時において、回転が規制される。
なお、矩形凹部28の開口方向は適宜、選択可能であり、後述するように、ズームガイド主軸30の回転操作軸33の回転に応じてズーム移動枠13が光軸方向と直交する方向に移動できれば、その開口方向は問わない。
かかるズームガイド軸30,31は、レンズ保持枠11の調整孔21より回転操作軸33,36の各調整溝33a,36aが外方に臨まされ、レンズ鏡筒2の外側から調整治具によって回転操作されることにより、ズーム移動枠13を、ズームレンズ12の光軸方向と直交する方向へシフトさせる。これにより、ズームガイド軸30,31は、ズームレンズ12の光軸調整を行うことができる。
具体的に、図7及び図8に示すように、ズームレンズ12がレンズ理想光軸Oにある場合の回転操作軸33の軸中心をO1とする。ズームガイド主軸30の偏心角度がX軸からαとなるように回転させると、偏心カム部32の軸中心はO2となる。偏心カム部32の偏心量をAとした場合、ズームガイド主軸30の回転角度αを変化させていくと、図7に示すように、ズームレンズ12の光軸はOを中心とする楕円軌跡L1を描く。
次にこの状態からズームガイド副軸31を回転させたときの動きを説明する。図9に示すように、O1と、回転操作軸36の中心O4を結んだ直線からの角度がβとなるように、ズームガイド副軸31の回転操作軸36を回転させると、偏心カム部35の中心はO5となる。
この時、図10に示すように、ズームレンズ12の光軸O3は、角度βに応じて、O2を中心とする半径(O2〜O3)の円軌跡L2上に移動する。つまり、ズームガイド主軸30の回転角度αとズームガイド副軸31の回転角度βの組合わせにより、図11に示す範囲で、ズームレンズ12の光軸をシフトすることが可能となる。逆に、光学的に必要なシフト量から、ズームガイド主軸30の偏心量A及びズームガイド副軸31の偏心量Bを決めれば良く、偏心量AおよびBの設計量により光軸シフト調整可能量を自由に設定できる。
例えば、角度αおよび角度βの調整前初期位置を0とする。この時にレンズ鏡筒2の光学性能にいわゆる「片ボケ」が発生した場合、片ボケを収束させるズームレンズ位置を自動的に算出させ、角度αおよび角度βを割り出すことにより、簡単に調整することができる。
光軸調整後はレンズ保持枠11とズームガイド主軸30の回転操作軸33及びズームガイド副軸31の回転操作軸36を接着剤などにより固定すれば良い。したがって、本発明によれば、従来例で示したような調芯リング等の大きな部品を接着固定する必要はなく、ズームガイド軸30,31を固定すればよいので、調整後にレンズが調整位置から動いてしまうというリスクを軽減することができる。また、本発明によれば、レンズの調芯工程が、一対のガイド軸30,31のみで実現できるので、バネ等の弾性部品を用いることなく、部品点数の削減及び固定鏡筒3の省スペース化、レンズ鏡筒2の小型化、低コスト化を実現することができる。
フォーカスレンズ14を保持するフォーカス移動枠15は、固定鏡筒3内にフォーカスレンズ14を保持するとともに、光軸方向に亘って移動させるものであり、図3に示すように、略矩形板状に形成され、中央部にフォーカスレンズ14を保持する。またフォーカス移動枠15は、フォーカスレンズ14を挟んだ両側に、フォーカスレンズ14の光軸方向への移動をガイドする一対のフォーカスガイド軸40,41が挿通されている。具体的に、フォーカス移動枠15は、主面の一部に固定鏡筒3の長手方向に沿って背面側に延設された中空円筒状のスリーブ43が形成されている。このスリーブ43には、フォーカスガイド主軸40が移動自在に挿通される。またフォーカス移動枠15は、スリーブ43とフォーカスレンズ14を挟んだ反対側に、外方側が開放された矩形凹部44が形成されている。矩形凹部44には、フォースガイド副軸41が移動自在に挿通される。
フォーカス移動枠15に挿通されるフォーカスガイド主軸40及びフォーカスガイド副軸41は、いずれも、円柱体からなり、それぞれ、一端側をフォーカス移動枠15に挿通され、他端を固定鏡筒3の背面側に取り付けられている鏡筒蓋16に設けられた軸受け部46に支持されている。フォーカスレンズ14は、フォーカス移動枠15がフォーカスガイド軸40,41に支持されることにより、光軸方向が固定鏡筒3の長手方向と平行となるように支持される。そして、フォーカスレンズ14は、詳細を省略する移動手段によって、フォーカス移動枠15がフォーカスガイド主軸40及びフォーカスガイド副軸41に沿って移動されることにより、焦点調節を行うことができる。
なお、フォーカス移動枠15は、矩形凹部44にフォーカスガイド副軸41が挿通されることにより、光軸方向と直交する方向への回転が規制されている。
その他、固定鏡筒3内には、ズームレンズ12及びフォーカスレンズ14の調整に応じて、絞り調整を行うアイリス45が配設されている。また、固定鏡筒3の背面側を閉塞する鏡筒蓋16は、上述したズームガイド軸30,31及びフォーカスガイド軸40,41の各他端部を支持する軸受け部46が複数形成されている。
また、本発明は、一対のズームガイド軸及び一対のフォーカスガイド軸とを共用するように構成することもできる。なお、以下の実施例において、上述した固定鏡筒3内に配設された構成部品と同一の構成部品については、上記と同一の符号を付してその詳細を省略する。すなわち、図12に示すように、本実施例においても、1群レンズ10及び1群レンズ10を保持するレンズ保持枠11、ズームレンズ12及びズームレンズ12を保持するズーム移動枠13、フォーカスレンズ14及びフォーカスレンズ14を保持するフォーカス移動枠15、鏡筒蓋16が用いられる。
そして、本実施例では、図13及び図14に示すように、ズーム移動枠13及びフォーカス移動枠15は、ガイド主軸50及びガイド副軸51によって支持される。ガイド主軸50は、ズーム移動枠13に形成されたスリーブ27内に挿通される偏心カム部52と、偏心カム部52の両端面より突設された一対の回転操作軸53,54とを有する。
偏心カム部52は、回転操作部53,54よりも大径の円柱体をなし、中心軸が、両端面より突設された回転操作軸53,54の中心軸から偏心されている。
一対の回転操作軸53,54は、同軸で形成されている。固定鏡筒3の前面側に向かって突設された一方の回転操作軸53は、レンズ保持枠11に形成された調整孔21に回転自在に挿通支持され、その端面がレンズ保持枠11の外方に臨まされている。そして調整孔21より外方に臨まされた端面には、端面中心を通るスリットからなる調整溝53aが形成されている。
また、固定鏡筒3の背面側に向かって突設された他方の回転操作軸54は、フォーカス移動枠15の矩形凹部44に挟持される挟持部54aと、固定鏡筒3の背面側に取り付けられている鏡筒蓋16に設けられた軸受け部46に回転自在に支持されている支持部54bとからなる。支持部54bは、挟持部54aよりも小径に形成され、挟持部54aの端面より背面側に向かって突設されている。
かかるガイド主軸50は、調整孔21より外方に臨まされた調整溝53aが、調整治具により回転操作されると、偏心カム部52が一対の回転操作軸53,54に対して所定量だけ偏心しながら回転される。したがって、ガイド主軸50は、偏心カム部52によってズーム移動枠13をズームレンズ12の光軸方向と直交する方向へ移動させることができる。また、ガイド主軸50は、回転操作軸54がフォーカス移動枠15の矩形凹部44に挟持されることにより、フォーカス移動枠15の光軸方向への移動をガイドするとともに、フォーカス移動枠15が光軸方向と直交する方向へ回転することを防止している。
ガイド副軸51も、ガイド主軸50と同様に、ズーム移動枠13に形成された矩形凹部28に挟持される偏心カム部56と、偏心カム部56の両端面より突設された一対の回転操作軸57,58とを有する。
偏心カム部56は、回転操作部57,58よりも大径の円柱体をなし、中心軸が、両端面より突設された回転操作軸57,58の中心軸から偏心されている。
一対の回転操作軸57,58は、同軸で形成されている。固定鏡筒3の前面側に向かって突設された一方の回転操作軸57は、レンズ保持枠11に形成された調整孔21に回転自在に挿通支持され、その端面がレンズ保持枠11の外方に臨まされている。そして調整孔21より外方に臨まされた端面には、端面中心を通るスリットからなる調整溝57aが形成されている。
また、固定鏡筒3の背面側に向かって突設された他方の回転操作軸58は、フォーカス移動枠15のスリーブ43に挿通される挿通部58aと、固定鏡筒3の背面側に取り付けられている鏡筒蓋16に設けられた軸受け部46に回転自在に支持されている支持部58bとからなる。支持部58bは、挿通部58aよりも小径に形成され、挿通部58aの端面より背面側に向かって突設されている。
かかるガイド副軸51は、調整孔21より外方に臨まされた調整溝57aが、調整治具により回転操作されると、偏心カム部56が一対の回転操作軸57,58に対して所定量だけ偏心しながら回転される。したがって、ガイド副軸51も、偏心カム部56によってズーム移動枠13をズームレンズ12の光軸方向と直交する方向へ移動させることができる。また、ガイド副軸51も、回転操作軸58がフォーカス移動枠15のスリーブ43に挿通されることにより、フォーカス移動枠15の光軸方向への移動をガイドする。
このようなガイド主軸50及びガイド副軸51は、偏心カム部52,56に挿通されているズーム移動枠13をズームレンズ12の光軸方向と直交する方向へ移動させることができ、ズームレンズ12の調芯を行うことができる。また、ガイド主軸50及びガイド副軸51は、回転操作軸53,54,57,58が同軸に形成されていることから、ズームレンズ12の調芯工程においても、フォーカス移動枠15をフォーカスレンズ14の光軸方向と直交する方向へ移動させることはない。なお、ズームレンズ12の調芯工程は、上述した工程と同様であるため省略する。
このように、ズーム移動枠13及びフォーカス移動枠15を、ガイド主軸50及びガイド副軸51によって支持することにより、ズームガイド軸30,31及びフォーカスガイド軸40,41を用いた構成に比して、ガイド軸の部品点数を削減することができ、また固定鏡筒3内におけるガイド軸が占める領域が削減でき、固定鏡筒3及びレンズ鏡筒2の小型化を図ることができる。
なお、上述した各実施例では、ズームレンズ12の光軸調整を行う構成としたが、本発明は、フォーカスレンズ14の光軸調整を行う構成としてもよい。この場合、ズーム移動枠13に挿通されるズームガイド軸には偏心カム部が形成されないか、あるいはズーム移動枠13にガイド主軸の回転操作軸が挿通され、フォーカス移動枠15に挿通されるフォーカスガイド主軸には偏心カム部が形成され、あるいはフォーカス移動枠15にガイド主軸の偏心カム部が挿通される。
また、上述した各実施例においては、ズーム移動枠13やフォーカス移動枠15、及びこれらに支持されるズームレンズ12やフォーカスレンズ14は、単レンズ以外にも、光軸方向と直交する方向への位置決めがなされた固定レンズ群とすることもできる。この場合、ズームガイド軸30,31やガイド軸50,51は、複数のズーム移動枠13や、複数のフォーカス移動枠15に挿通される。
1 撮像装置、2 レンズ鏡筒、3 固定鏡筒、10 1群レンズ、11 レンズ保持枠、12 ズームレンズ、13 ズーム移動枠、14 フォーカスレンズ、15 フォーカス移動枠、16 鏡筒蓋、20 固定孔、21 調整孔、27 スリーブ、28 矩形凹部、30 ズームガイド主軸、31 ズームガイド副軸、32 偏心カム部、33 回転操作軸、33a 調整溝、35 偏心カム部、36 回転操作軸、36a 調整溝、40 フォーカスガイド主軸、41 フォーカスガイド副軸、43 スリーブ、44 矩形凹部、45 アイリス、46 軸受け部
Claims (7)
- 撮像レンズと、
上記撮像レンズを保持するレンズ枠体と、
上記レンズ枠体に挿通され、該レンズ枠体を上記撮像レンズの光軸方向と平行にガイドするガイド軸と、
上記ガイド軸を支持する支持部が形成された鏡筒を備え、
上記ガイド軸は、上記レンズ枠体に挿通される偏心カム部と、該偏心カム部の両側に同軸かつ上記偏心カム部の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸とを有し、該回転操作軸が回転されることにより、上記レンズ枠体を上記光軸方向と直交する方向へ移動させ、上記撮像レンズの光軸を調整するレンズ調芯機構。 - 上記ガイド軸は、上記レンズ枠体の上記撮像レンズを挟んだ両側に配設され、一方のガイド軸は、上記偏心カム部が上記レンズ枠体と一体に設けられたスリーブに嵌合され、他方のガイド軸は、上記偏心カム部が上記レンズ枠体に形成され一方が開口された凹部に挟持されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ調芯機構。
- 上記凹部は、上記一方のガイド軸の上記回転操作軸の軸中心と、上記他方のガイド軸の偏心カム部の軸中心を通る方向に開口されていることを特徴とする請求項2記載のレンズ調芯機構。
- 上記ガイド軸は、上記回転操作部の一端面に調整治具が係合される係合部が形成され、該係合部が上記鏡筒の外方へ臨まされていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のレンズ調芯機構。
- 上記ガイド軸は、上記撮像レンズの光軸方向に離間して配置された複数のレンズ枠体を支持し、一のレンズ枠体のスリーブには上記偏心カム部が挿通され、他のレンズ枠体には上記回転操作部と同軸で該他のレンズ枠体の光軸方向への移動をガイドするガイド部が挿通されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ調芯機構。
- 撮像レンズと、上記撮像レンズを保持するレンズ枠体と、上記レンズ枠体に挿通され、該レンズ枠体を上記撮像レンズの光軸方向と平行にガイドするガイド軸と、上記ガイド軸を支持する支持部を備え、上記ガイド軸は、上記レンズ枠体に挿通される偏心カム部と、該偏心カム部の両側に同軸かつ上記偏心カム部の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸とを有し、該回転操作軸が回転されることにより、上記レンズ枠体を上記光軸方向と直交する方向へ移動させ、上記撮像レンズの光軸を調整するレンズ調芯機構が組み込まれた鏡筒。
- 撮像レンズと、上記撮像レンズを保持するレンズ枠体と、上記レンズ枠体に挿通され、該レンズ枠体を上記撮像レンズの光軸方向と平行にガイドするガイド軸と、上記ガイド軸を支持する支持部を備え、上記ガイド軸は、上記レンズ枠体に挿通される偏心カム部と、該偏心カム部の両側に同軸かつ上記偏心カム部の中心軸とは偏心されて形成された一対の回転操作軸とを有し、該回転操作軸が回転されることにより、上記レンズ枠体を上記光軸方向と直交する方向へ移動させ、上記撮像レンズの光軸を調整するレンズ調芯機構と、
上記レンズ調芯機構が組み込まれた鏡筒とを有する撮像装置。
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