JP2001120304A - インソール - Google Patents

インソール

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JP2001120304A
JP2001120304A JP30418099A JP30418099A JP2001120304A JP 2001120304 A JP2001120304 A JP 2001120304A JP 30418099 A JP30418099 A JP 30418099A JP 30418099 A JP30418099 A JP 30418099A JP 2001120304 A JP2001120304 A JP 2001120304A
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JP
Japan
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insole
cushion layer
foot
elastic resin
insole according
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JP30418099A
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English (en)
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Hideo Isoda
英夫 磯田
Mikiya Hayashibara
幹也 林原
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐久性、形態保持性、クッション性に優れ、蒸
れ難くく、洗浄後の水切り乾燥性が良く、常時洗濯によ
り清潔性を保てるインソールを提供する。 【解決手段】熱可塑性弾性樹脂からなる線条がループを
形成して、互いの接触部の大部分が接合した網状構造体
をクッション層としたインソール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたクッション
性と耐久性を有し、蒸れ難く、洗浄後の水切り性が良好
で洗濯が容易で常時清潔さを保てる靴用のインソールに
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インソール用クッション材には、
発泡ウレタン、ラテックス又はゴム、樹脂成形体などが
使用されている。これらは、布帛類や不織布と接合され
て成形加工されインソールとして提供されている。
【0003】しかしながら、発泡ウレタンやラテックス
類はクッション材としての耐久性は極めて良好だが、透
湿透水性に劣り蓄熱性があるため、蒸れやすく、かつ、
洗浄後の水切り性が悪く洗濯し難い問題がある。蒸れ軽
減方策として、例えば特公平7−100002号公報等
では通気孔を設けて通気性を向上させる提案や、特公平
10−33204号公報等では、突起を形成させて通気
性を向上する提案があるが、今だ不充分である。また、
地球環境面でもリサイクルが困難で、焼却されるので焼
却炉の損傷が大きく、かつ、有毒ガス除去に経費が掛か
る。このため埋め立てされることが多くなったが、地盤
の安定化が困難なため埋め立て場所が限定され経費も高
くなっていく問題がある。また、加工性は優れるが製造
中に使用される薬品の公害問題などもある。
【0004】蒸れ感を軽減するために皮膚温の上昇を抑
制する方法が特開平6−269305号公報等で提案さ
れているが、クッション性や蒸れやすさの改善は不足し
ており好ましくない。
【0005】特開平9−141775号公報には水分を
吸湿して乾燥させる方法が提案されているが初期の蒸れ
は多少改善されているが持続性に劣り充分とは言えな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】上記問題点を解決し、優れたクッション性
と耐久性を有し、蒸れ難く、洗浄後の水切り性が良好で
洗濯が容易で常時清潔さを保てる靴用のインソールを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】本発明者らは、上記目的を達成するために
鋭意検討を行った結果、熱可塑性弾性樹脂からなる線条
がループを形成して、互いの接触部の大部分が接合した
網状構造体をクッション層としたインソールであり、表
面が実質的にフラット化された網状構造体をクッション
層とした上記インソールであり、上記クッション層の表
層に布帛又は不織布が接合一体化されたインソールであ
り、線条の繊度が1000デシテックス以上でクッショ
ン層の密度が0.03〜0.25g/cmであるイン
ソールであり、フラジール法による通気量が20cm
/cm秒以上である前記のインソールであり、クッショ
ン層を構成する熱可塑性弾性樹脂からなる成分は、示差
走査型熱量計にて測定した融解曲線において、融点以下
に吸熱ピ−クを有する前記インソールであり、足の裏の
土踏まず部分及び指の付け根部分が凸状に足の形状に沿
った形状を有するインソールである。
【0010】本発明における熱可塑性弾性樹脂とは、ソ
フトセグメントとして分子量300〜5000のポリエ
−テル系グリコ−ル、ポリエステル系グリコ−ル、ポリ
カ−ボネ−ト系グリコ−ルまたは長鎖の炭化水素末端を
カルボン酸または水酸基にしたオレフィン系化合物等を
ブロック共重合したポリエステル系エラストマ−、ポリ
アミド系エラストマ−、ポリウレタン系エラストマ−、
ポリオレフィン系エラストマ−などが挙げられる。熱可
塑性弾性樹脂とすることで、再溶融により再生が可能と
なるため、リサイクルが容易となる。例えば、ポリエス
テル系エラストマ−としては、熱可塑性ポリエステルを
ハ−ドセグメントとし、ポリアルキレンジオ−ルをソフ
トセグメントとするポリエステルエ−テルブロック共重
合体、または、脂肪族ポリエステルをソフトセグメント
とするポリエステルエステルブロック共重合体が例示で
きる。ポリエステルエ−テルブロック共重合体のより具
体的な事例としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナ
フタレン2・6ジカルボン酸、ナフタレン2・7ジカル
ボン酸、ジフェニル4・4’ジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸、1・4シクロヘキサンジカルボン酸等の脂
環族ジカルボン酸、琥珀酸、アジピン酸、セバチン酸ダ
イマ−酸等の脂肪族ジカルボン酸または、これらのエス
テル形成性誘導体などから選ばれたジカルボン酸の少な
くとも1種と、1・4ブタンジオ−ル、エチレングリコ
−ル、トリメチレングリコ−ル、テトレメチレングリコ
−ル、ペンタメチレングリコ−ル、ヘキサメチレングリ
コ−ル等の脂肪族ジオ−ル、1・1シクロヘキサンジメ
タノ−ル、1・4シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環
族ジオ−ル、またはこれらのエステル形成性誘導体など
から選ばれたジオ−ル成分の少なくとも1種、および平
均分子量が約300〜5000のポリエチレングリコ−
ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレング
リコ−ル、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重
合体からなるグリコ−ル等のポリアルキレンジオ−ルの
うち少なくとも1種から構成される三元ブロック共重合
体である。ポリエステルエステルブロック共重合体とし
ては、上記ジカルボン酸とジオ−ル及び平均分子量が約
300〜5000のポリラクトン等のポリエステルジオ
−ルのうち少なくとも各1種から構成される三元ブロッ
ク共重合体である。熱接着性、耐加水分解性、伸縮性、
耐熱性等を考慮すると、ジカルボン酸としてはテレフタ
ル酸、または、及びナフタレン2・6ジカルボン酸、ジ
オ−ル成分としては1・4ブタンジオ−ル、ポリアルキ
レンジオ−ルとしてはポリテトラメチレングリコ−ルの
3元ブロック共重合体または、ポリエステルジオ−ルと
してポリラクトンの3元ブロック共重合体が特に好まし
い。特殊な例では、ポリシロキサン系のソフトセグメン
トを導入したものも使うこたができる。また、上記エラ
ストマ−に非エラストマ−成分をブレンドされたもの、
共重合したもの、ポリオレフィン系成分をソフトセグメ
ントにしたもの等も本発明の熱可塑性弾性樹脂に包含さ
れる。ポリアミド系エラストマ−としては、ハ−ドセグ
メントにナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、
ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12等及びそ
れらの共重合ナイロンを骨格とし、ソフトセグメントに
は、平均分子量が約300〜5000のポリエチレング
リコ−ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリテトラメチ
レングリコ−ル、エチレンオキシド−プロピレンオキシ
ド共重合体からなるグリコ−ル等のポリアルキレンジオ
−ルのうち少なくとも1種から構成されるブロック共重
合体を単独または2種類以上混合して用いてもよい。更
には、非エラストマ−成分をブレンドされたもの、共重
合したもの等も本発明に使用できる。ポリウレタン系エ
ラストマ−としては、通常の溶媒(ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等)の存在または不存在下
に、(A)数平均分子量1000〜6000の末端に水
酸基を有するポリエ−テル及び又はポリエステルと
(B)有機ジイソシアネ−トを主成分とするポリイソシ
アネ−トを反応させた両末端がイソシアネ−ト基である
プレポリマ−に、(C)ジアミンを主成分とするポリア
ミンにより鎖延長したポリウレタンエラストマ−を代表
例として例示できる。(A)のポリエステル、ポリエ−
テル類としては、平均分子量が約1000〜6000、
好ましくは1300〜5000のポリブチレンアジペ−
ト共重合ポリエステルやポリエチレングリコ−ル、ポリ
プロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレングリコ−
ル、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重合体か
らなるグリコ−ル等のポリアルキレンジオ−ルが好まし
く、(B)のポリイソシアネ−トとしては、従来公知の
ポリイソシアネ−トを用いることができるが、ジフェニ
ルメタン4・4’ジイソシアネ−トを主体としたイソシ
アネ−トを用い、必要に応じ従来公知のトリイソシアネ
−ト等を微量添加使用してもよい。(C)のポリアミン
としては、エチレンジアミン、1・2プロピレンジアミ
ン等公知のジアミンを主体とし、必要に応じて微量のト
リアミン、テトラアミンを併用してもよい。これらのポ
リウレタン系エラストマ−は単独又は2種類以上混合し
て用いてもよい。なお、本発明の熱可塑性弾性樹脂の融
点は耐熱耐久性が保持できる140℃以上が好ましく、
160℃以上のものを用いると耐熱耐久性が向上するの
でより好ましい。なお、必要に応じ、抗酸化剤や耐光剤
等を添加して耐久性を向上させることができる。本発明
の目的であるインソールとしてのクッション性や衝撃吸
収機能及び耐久性をもたせる成分を構成する熱可塑性弾
性樹脂のソフトセグメント含有量は好ましくは15重量
%以上、より好ましくは30重量%以上であり、耐熱耐
へたり性からは80重量%以下が好ましく、より好まし
くは70重量%以下である。即ち、本発明のインソール
としてのクッション性や衝撃吸収機能及び耐久性をもた
せる成分のソフトセグメント含有量は好ましくは15重
量%以上80重量%以下であり、より好ましくは30重
量%以上70重量%以下である。
【0011】本発明インソールのクッション層を構成す
る熱可塑性弾性樹脂からなる成分は、示差走査型熱量計
にて測定した融解曲線において、融点以下に吸熱ピ−ク
を有するのが好ましい。融点以下に吸熱ピ−クを有する
ものは、耐熱耐へたり性が吸熱ピ−クを有しないものよ
り著しく向上する。例えば、本発明の好ましいポリエス
テル系熱可塑性樹脂として、ハ−ドセグメントの酸成分
に剛直性のあるテレフタル酸やナフタレン2・6ジカル
ボン酸などを90モル%以上含有するもの、より好まし
くはテレフタル酸やナフタレン2・6ジカルボン酸の含
有量は95モル%以上、特に好ましくは100モル%と
グリコ−ル成分をエステル交換後、必要な重合度まで重
合し、次いで、ポリアルキレンジオ−ルとして、好まし
くは平均分子量が500以上5000以下、特に好まし
くは1000以上3000以下のポリテトラメチレング
リコ−ルを15重量%以上70重量%以下、より好まし
くは30重量%以上60重量%以下共重合量させた場
合、ハ−ドセグメントの酸成分に剛直性のあるテレフタ
ル酸やナフタレン2・6ジカルボン酸の含有量が多いと
ハ−ドセグメントの結晶性が向上し、塑性変形しにく
く、かつ、耐熱抗へたり性が向上するが、溶融熱接着後
更に融点より少なくとも10℃以上低い温度でアン−リ
ング処理するとより耐熱抗へたり性が向上する。圧縮歪
みを付与してからアニ−リングすると更に耐熱抗へたり
性が向上する。このような処理をしたクッション層を示
差走査型熱量計で測定した融解曲線に室温以上融点以下
の温度で吸熱ピークをより明確に発現する。なおアニ−
リングしない場合は融解曲線に室温以上融点以下に吸熱
ピ−クを発現しない。このことから類推するに、アン−
リングにより、ハ−ドセグメントが再配列され、疑似結
晶化様の架橋点が形成され、耐熱抗へたり性が向上して
いるのではないかとも考えられる。(この処理を疑似結
晶化処理と定義する)この疑似結晶化処理効果は、ポリ
アミド系弾性樹脂やポリウレタン系弾性樹脂にも有効で
ある。
【0012】本発明は熱可塑性弾性樹脂からなる線条が
ループを形成して、線条が互いの接触部の大部分で接合
した網状構造体をクッション層としたインソールであ
り、好ましくは表面が実質的にフラット化された構造体
をクッション層としたインソールである。本発明インソ
ールの保持する優れたクッション機能は、歩行時の足面
に掛かる体重を支える荷重と路面との接地による衝撃的
な圧力を均一分散化させる圧力分散性と共に衝撃を吸収
する衝撃吸収性及び、足面を適度の弾力で支える足面保
持性である。又、本発明インソールは、クッション層が
熱可塑性弾性樹脂からなる太い線条で三次元ループ構造
を形成しているので、洗濯水切り性が良好なので洗濯し
ても早く乾き、常に清潔な状態をたもつことができる。
本発明のクッション層は、連続線条がループを形成し
て、線条が互いの接触部の大部分で接合して一体化した
3次元コイル構造を形成し、好ましくは、表面が実質的
にフラット化されているので、歩行時の体重移動による
踏み込みで、瞬間的に足面に掛かる圧縮応力を熱可塑性
弾性樹脂からなる構造体が受け止め応力を分散させる
(好ましくはフラット面で受け止めるとより応力の分散
が向上する)と同時に、熱可塑性弾性樹脂からなる3次
元コイル構造体全体が変形することにより、コイル構造
の変形と線条の素材が持つゴム弾性機能が同時に作用し
てエネルギ−変換による衝撃を吸収するので優れた衝撃
吸収機能を発現する。更に、衝撃吸収しつつ変形する際
に、熱可塑性弾性樹脂線条がゴム弾性を発現し容易に元
の形態に回復しようとするので足面を適度の反発力で支
えつつ適度の沈み込みを生じて好ましい足面保持性をも
示す。瞬間衝撃応力を面で受け止めて3次元コイル構造
体全体が変形することにより個々の線条への応力集中を
回避できるので耐へたり性も良好となる。踏み出しによ
り、応力が解除されると熱可塑性弾性樹脂線条がゴム弾
性を発現し容易に元の形態に回復しようとするので足面
のフィット感も良好となる。この圧縮回復による変形が
空気の出入りを促進するポンプ機能を有するため、足面
の発汗による水分が移動して蒸れ難く感じる。本発明の
実施形態として好ましい見掛密度は0.03kg/m
以上、0.25kg/m以下である。0.01kg/
以下では、圧縮時の反発弾性が弱くてクッション性
が劣るので好ましくない。0.3kg/m以上では、
足面の圧縮力に対して圧縮変形量が少なくなって衝撃吸
収性が劣り、又フィット感も低下するので好ましくな
い。最も好ましい見掛密度は、0.04kg/m以上
0.2kg/mである。本発明のクッション層を構成
する繊度は特には限定されないが、細すぎると反発力が
劣り、太すぎると構造が粗くなり触感がごわごわしてク
ッション性能が劣る。好ましい繊度は1000デシテッ
クス以上、30000デシテックス以下である。より好
ましくは3000デシテックス以上、20000デシテ
ックス以下である。クッション層線条の断面形状は特に
は限定されないが、中空断面や異形断面にすることで好
ましい抗圧縮性(反発力)やタッチを付与することがで
きるので特に好ましい。抗圧縮性は繊度や用いる素材の
モジュラスにより調整して、繊度を細くしたり、柔らか
い素材では中空率や異形度を高くし初期圧縮応力の勾配
を調整できるし、繊度をやや太くしたり、ややモジュラ
スの高い素材では中空率や異形度を低くして座り心地が
良好な抗圧縮性を付与する。中空断面や異形断面の他の
効果として中空率や異形度を高くすることで、同一の抗
圧縮性を付与した場合、軽量化が可能となり好ましい実
施形態である。
【0013】本発明インソールのクッション層は表面に
布帛又は不織布を接合することで、足面のタッチを改良
でき、表面の磨耗を防止する効果が得られるので好まし
い実施形態である。布帛又は不織布は特には限定されな
いが、ソフトで通気性があり、耐磨耗性の良いものを使
用するのが好ましい。あまり硬いものはタッチが悪くな
るのでさけるのが望ましい。布帛の例としては、編織物
などが例示できるが、特には、ニットなどが、柔らかさ
と通気性の面から望ましい。不織布としては、ニードル
パンチ不織布、スパンボンド、熱接着不織布、マリフリ
ーフ、スパンレース不織布、メルトブローなどが例示で
きるが、特にはマリフリーフやスパンボンドをニードル
パンチ又はスパンレースしたものなどが、柔らかさと通
気性の面から望ましい。布帛や不織布の素材は焼却や廃
棄時に有害な物質を排出しないものなら(焼却時有毒な
ダイオキシン等を発生するものや環境ホルモンを多量に
含有したものは除く)特には限定されないが、吸湿性の
良好な素材を芯にして、表層は吸湿性の少ない素材を選
定すると、湿度勾配を足面より表面を介して芯部側を高
くできるので足面の湿気を早くインソール内部へ移動で
き、蒸れを軽減できるので、特に好ましい。布帛又は不
織布の厚みや密度は特には限定されないが、タッチの改
良と湿度勾配を形成しやすい0.5mmから2mmが適
当である。しかして、以下に述べる通気性を損なう場合
は、蒸れ軽減効果を阻害するので、避けるのがの望まし
い。本発明インソールでの好ましい実施形態としては、
通気性がフラジール法で測定したときの値で20cm
/秒以上がクッション層のポンプ効果による蒸れ防止機
能を制約しないので好ましい。20cm/秒以下で
は、蒸れをやや感じる場合があり、避けるのが望まし
い。
【0014】本発明インソールの好ましい実施形態とし
て足の裏の土踏まず部分又は、及び指の付け根部分が凸
状に足の形状に沿った形状を有するのが以下の理由で好
ましい。土踏まず部分をソフトに支持することで、足の
疲れが軽減される。理由は不明だが、偏平足の人では、
長時間の走行又は歩行による本願実施例で効果があっ
た。推測するに、扁平足では、土踏まずを支持させるこ
とで、足の骨のアーチが適度に矯正されて疲れ難いので
はないかと思われる。指の付け根部分に突起をつける
と、指先の巻きこみが防止でき、ダッシュが効くことが
わかった。理由はよくわからない。また、蒸れが軽減で
きる。この理由は、湿気をインソール表面で吸収するた
め、湿気の高い空気が指の付け根に滞留するのを防ぐた
めと推測される。
【0015】次に本発明の製法を述べる。特開平7−6
8061号公報等に記載された公知の方法でクッション
層の三次元ループ構造体は得られる。例えば、複数のオ
リフィスを持つ多列ノズルより熱可塑性弾性樹脂をノズ
ルオリフィスに分配し、該熱可塑性樹脂の融点より10
℃以上高く、50℃未満高い溶融温度で、該ノズルより
下方に向けて吐出させ、溶融状態でループを形成させつ
つ互いに接触接合させて3次元構造を形成しつつ、引取
り装置で挟み込み冷却槽で冷却せしめた後、引き出し、
水切り後又は乾燥して三次元ループ構造体を得る。次い
で、三次元ループ構造体をそのまま、又は、三次元ルー
プ構造体の表層に布帛又は不織布を接着剤を塗布又は熱
接着不織布等により接合できるようにして、所定の形状
になるように設計された成形型枠で熱プレス成形後、同
時に打ち抜いて本発明のインソールを得る。熱成形温度
は、クッション層を構成する素材の融点−20℃〜50
℃が好ましい。素材の融点−20℃を越える温度では構
造体の変形が生じる場合があり好ましくない。素材の融
点−50℃未満では外側の熱成形形状が充分に形成しな
い場合があり好ましくない。熱成形に供する三次元ルー
プ構造体の厚みは少なくともインソールの最大厚み部の
厚み以上のものを用いて熱プレス成形するのが好まし
い。厚みがインソールの最大厚み部の厚み以下では、所
望の凹凸形状にならないので好ましくない。布帛又は、
不織布を接合する接合剤は、熱接着により接合する場合
は、接合剤融点が熱プレス温度より少なくとも10℃低
いものを使用するのが好ましい。接合剤融点が熱プレス
温度より10℃以上高い場合は、クッション層と表層の
布帛又は不織布が接合しない場合があり好ましくない。
接合剤融点が熱プレス温度より50℃以上低い場合は、
接着剤が熱プレス前に流れて接合剤としての機能を果た
せない場合があるので余熱時間と昇温の関係から最適な
余熱時間設定を行なう必要がある。熱プレス用金型形状
は特には限定されないが、例えば、片面(下面)はフラ
ットで上面の型枠を所望の凹凸形状を付与できる打ち抜
き金型にするのが好ましい。上面及び下面となる金型は
直接加熱で所望の温度に設定されるものが好ましいが、
片面(下面)で余熱して、上面は非加熱でプレス成形し
ても良い。この場合はプレス圧力を約10%程度高くす
るとプレス接合が上下加熱型枠で形成したものと同等の
接合状態を得られる。プレス圧力を掛ける方向は特には
限定されないが、上面型枠側からプレス圧力を掛ける方
法が成形打ち抜きし易いので好ましい選択である。プレ
ス型枠は上面型枠を複数個プレス打ち抜きできるように
して、下面型枠はフラット板としたものが生産性が向上
するので好ましい。本発明のインソールは、熱プレス成
形により融点以下の温度で加熱することにより、前記の
擬似結晶化処理効果を付与することができるので、成形
前に積極的にアニーリングを施す必要はない。疑似結晶
化処理温度は、少なくとも融点(Tm)より10℃以上
低く、Tanδのα分散立ち上がり温度(Tαcr)以
上で行う。この処理で、融点以下に吸熱ピ−クを持ち、
疑似結晶化処理しないもの(吸熱ピ−クを有しないも
の)より耐熱耐へたり性が著しく向上する。本発明の好
ましい疑似結晶化処理温度は(Tαcr+10℃)から
(Tm−20℃)である。単なる熱処理により疑似結晶
化させると耐熱耐へたり性が向上する。が更には、10
%以上の圧縮変形を付与してアン−リングすることで耐
熱耐へたり性が著しく向上するのでより好ましい。最適
な擬似結晶化処理温度と熱プレス成形温度や圧縮率が一
致する条件で熱プレス成形することで耐熱耐へたり性が
向上するのでより好ましい。かくして得られたインソー
ルは、優れたクッション性と耐久性を有し、蒸れ難く、
洗浄後の水切り性が良好で洗濯が容易なため常時清潔さ
を保てる靴用のインソールである。
【0016】本発明のインソールは樹脂製造工程から性
能を低下させない範囲で製造過程から成形体に加工し、
熱プレス成形打ち抜きして製品化する任意の段階で防臭
抗菌、消臭、防黴、着色、芳香、難燃等の機能を薬剤添
加等の処理加工で付与できる。
【0017】
【実施例】以下に実施例で本発明を詳述する。
【0018】なお、実施例中の評価は以下の方法で行っ
た。 ・融点(Tm)および融点以下の吸熱ピ−ク 島津製作所製TA50,DSC50型示差熱分析計を使
用し、昇温速度20℃/分で測定した吸発熱曲線から吸
熱ピ−ク(融解ピ−ク)温度を求めた。 ・見掛密度 クッション層の重量と体積を求め(表層に布帛又は不織
布が接合されている場合は表層を剥離して試料とする)
の重量を体積で徐した値で示す。(n=4の平均値) ・線条の繊度 試料を10箇所から各線条部分を切り出し、アクリル樹
脂で包埋して断面を削り出し切片を作成して断面写真を
得る。各部分の断面写真より各部の断面積(Si)を求
める。また、同様にして得た切片をアセトンでアクリル
樹脂を溶解し、真空脱泡して密度勾配管を用いて40℃
にて測定した比重(SGi)を求める。ついで次式より
線状の9000mの重さを求める。(単位cgs) 繊度=〔(1/n)ΣSi×SGi〕×900000 ・接合 試料を目視判断で接合しているか否かを接合している繊
維同士を手で引っ張って外れないか否かで外れないもの
が70%以上含むものを接合していると判断する。 ・耐熱耐久性(70℃残留歪) 試料を5cm×5cmの大きさに切断(凸部と打ち抜き
部を除く)し、50%圧縮して70℃乾熱中22時間放
置後冷却して圧縮歪みを除き1日放置後の厚みと処理前
の厚みの差と処理前の厚みとの差を圧縮厚み量との比
(%)で示す(n=3の平均値) ・繰返し圧縮歪 試料を5cm×5cmの大きさに切断(凸部と打ち抜き
部を除く)し、島津製作所製サ−ボパルサ−にて、25
℃65%RH室内にて50%の厚みまで1Hzのサイク
ルで圧縮回復を繰り返し2万回後の試料を1日放置後の
厚みと処理前の厚みの差と処理前の厚みとの差を圧縮厚
み量との比(%)示す。(n=3の平均値) ・履き心地 作成したインソール及び市販のインソールを運動靴に敷
き、パネラーにランニングで4km走った後、10分休
憩して後に着用感を以下の基準で評価した。 (n=5) (1)クッション性:走行時の足面に感じた衝撃やクッ
ション感を官能評価した。弾力があり足面に衝撃を感じ
ない;◎、弾力があり衝撃を殆ど感じない;○、衝撃を
やや感じる;△、衝撃を顕著に感じる;× (2)蒸れ感:走行後に足の感覚として蒸れた感じを感
覚的に定性評価した。殆ど感じない:◎、僅かに蒸れを
感じる;○、やや蒸れを感じる;△、蒸れを著しく感じ
る;× (3)疲れ:走行後10分休憩して足の疲れを官能評価
した。疲れを感じない:◎、殆ど疲れない;○、やや疲
れる;△、非常に疲れる;× (4)フィット感:足面へのフィット感を官能評価し
た。フィット感大:◎、フィット感あり:○、フィット
感やや欠ける:△、フィット感なし:× (5)総合評価:(1)から(4)までの評価の◎を4
点、○を3点、△を2点、×を1点として12点以上で
△を含まないもの;非常に良い(◎)、12点以上で△
を含むもの;良い(○)、8点以上で×を含まないも
の;やや悪い(△)、×を含むもの;悪い(×)として
評価した。 ・洗濯乾燥性 インソールを自動洗濯機で洗濯した後、洗濯バサミで中
吊りにして陰干しして乾燥するまでの時間を測定した。
水分が1%以下になった時点が乾燥終了とした。
【0019】実施例1 ポリエステル系エラストマ−として、ジメチルテレフタ
レ−ト(DMT)又は、ジメチルナフタレ−ト(DM
N)と1・4ブタンジオ−ル(1・4BD)を少量の触
媒と仕込み、常法によりエステル交換後、ポリテトラメ
チレングリコ−ル(PTMG)を添加して昇温減圧しつ
つ重縮合せしめポリエ−テルエステルブロック共重合エ
ラストマ−を生成させ、次いで抗酸化剤2%を添加混合
練込み後ペレット化し、50℃48時間真空乾燥して得
られた熱可塑性弾性樹脂原料の処方を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】幅方向700mm、厚み方向の幅18mm
のノズル有効面にオリフィスの形状は外径2mm、内径
1.6mmでトリプルブリッジの中空形成性断面としたオ
リフィスを孔間ピッチを5mm(5列)の千鳥配列とし
たノズルに、得られた熱可塑性弾性樹脂原料(A−1)
を溶融温度210℃にて、吐出量を350g/分にてノ
ズル下方に吐出させ、ノズル面15cm下に冷却水を配
し、幅100cmのステンレス製エンドレスネットを平
行に10mm間隔で一対の引取りコンベアを水面上に一
部出るように配して、該溶融状態の吐出線状を曲がりく
ねらせル−プを形成して接触部分を融着させつつ3次元
ループ構造を形成し、該溶融状態の構造体の両面を引取
りコンベア−で挟み込みつつ毎分1mの速度で25℃の
冷却水中へ引込み固化させ両面をフラット化した後、所
定の大きさに切断して得た表面側の熱可塑性弾性樹脂層
の網状体は断面形状が三角おむすび型の中空断面で中空
率が28%、繊度が5830デシテックスの線条で形成
しており、平均の見掛け密度が0.050g/cm3
クッション層となる三次元ループ構造体を得た。別途、
常法により公知の複合紡糸機にて、熱可塑性弾性樹脂A
−2とA−3をサイドバイサイドとなるように個々に溶
融してオリフィス直前で分配し、各吐出量を50/50
重量比で、単孔当たり1.6g/分孔(0.8g/分:
0.8g/分)として紡糸温度245℃にて吐出し、紡
糸速度3500m/分にて得た単繊維繊度が4.1デシ
テックス/12フィラメントの繊維を、熱ローラー50
℃、熱板135℃にて2.0倍延伸して得た単繊維繊度
が2.3デシテックスのフィラメントを、常法にて丸編
機で目付け50g/m2のニットを製編し、常法により
精錬、染色後、仕上げセットして表層の布帛とした。型
枠は下型枠はフラットな平板で280℃まで加熱できる
オイル循環式加熱板を用い、上型枠は足の裏の土踏まず
部分(最大厚み8mm)及び指の付け根部分(最大厚み
6mm)が実質的にフラットでなだらかに凸と成るよう
な形状を付与し、足形状の回りを厚み4mm(打ち抜き
部は1mm)になるように圧着できるようにした。16
0℃に加熱した平板側に離型シートを敷き、その上に得
られた三次元ループ構造体を置き、その上に30g/m
2の熱接着不織布と表層の布帛を置いて、約5分放置
後、上型枠で約2分間圧縮後、抜取り冷却し、打ち抜き
は足型のトムソン歯をつけた型で打ち抜き、クッション
層の表面が実質的にフラット化されたインソールを得
た。得られたインソールの特性を表2に示す。得られた
インソールは、履き心地は良好で、耐久性、乾燥性も良
好であった。
【0022】
【表2】
【0023】実施例2 熱接着不織布及び表層に布帛を用いなかった以外は実施
例1と同一の方法で得たインソールの特性を表2に示
す。タッチが実施例1より劣るが履き心地、耐久性、乾
燥性も良好なインソールである。
【0024】実施例3 ポリマーにA−2を用い、紡糸温度を240℃とした以
外実施例1と同様にて得た単繊維繊度が6380デシテ
ックス、中空率が21%の線条からなる網状構造体を用
い、上型枠は全面フラットで4mm(打ち抜き部は1m
m)となるようにしたものを用いて、熱成形温度を19
0℃とした以外、実施例2と同様にして得たインソール
の特性を表2に示す。タッチが実施例1より劣るが履き
心地、耐久性、乾燥性も良好なインソールである。
【0025】比較例1 市販のクッション層がゴム製で表層が綿布を貼付け、4
個/cm2の孔を空けた、厚み3mmのインソールを用い
て評価した結果を表1に示す。耐久性には優れるが、履
き心地は悪く、乾燥性も劣るインソールであった。
【0026】比較例2 メルトインデックス50のポリプロピレンを用いた以
外、実施例1と同様にして得た網状構造体をクッション
層として、熱成形温度を150℃とした以外実施例3と
同様にして得たインソールの特性を表2に示す。耐久性
と履き心地が劣るインソールであった。
【0027】比較例3 実施例3で得たインソールを揉み解して接合不良とした
インソールの特性を表2に示す。接合不良により、履き
心地がやや劣るインソールであった。
【0028】実施例4 実施例3で得たインソールに目付け150g/m2のス
パンボンドをゴムのりを充分スパンボンド側に塗り接着
したインソールの特性を表2に示す。通気度がやや劣る
ため、履き心地と乾燥性が実施例1〜3よりやや劣るイ
ンソールであった。
【0029】実施例5 紡糸温度を250℃、吐出量を130g/分とし、引取
りコンベアの間隔を15mmとし、保温を強化して吐出
線条の冷却を送らせたた以外、実施例3と同様にして得
た厚み15mm、見掛密度が0.012g/cm3、線
条の単繊維繊度が1210デシテックスの網状構造体の
片面をスライスして厚み5mm、見掛密度0.025g
/cm3としたの構造体をクッション層としたインソー
ルの特性を表2に示す。見掛密度が低いと実施例1〜3
に較べてクッション性がやや劣るインソールになる。
【0030】
【発明の効果】振動や応力吸収性の良い熱可塑性弾性樹
脂からなる線条が互いに接合して三次元ループ構造を形
成した網状体をクッション層としたインソールは、優れ
たクッション性と耐久性を有し、蒸れ難く、洗浄後の水
切り乾燥性が良好で洗濯が容易なため常時清潔さを保て
るインソールである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性弾性樹脂からなる線条がループ
    を形成して、互いの接触部の大部分が接合した網状構造
    体をクッション層としたインソール。
  2. 【請求項2】 表面が実質的にフラット化された網状構
    造体をクッション層とした請求項1記載のインソール。
  3. 【請求項3】 表層に布帛又は不織布が接合一体化され
    た請求項1記載のインソール。
  4. 【請求項4】 線条の繊度が1000デシテックス以上
    でクッション層の密度が0.03〜0.25g/cm
    である請求項1及び2記載のインソール。
  5. 【請求項5】 フラジール法による通気量が20cm
    /cm秒以上である請求項1及び2記載のインソール。
  6. 【請求項6】 クッション層を構成する熱可塑性弾性樹
    脂からなる成分は、示差走査型熱量計にて測定した融解
    曲線において、融点以下に吸熱ピ−クを有する請求項1
    及び2記載のインソール。
  7. 【請求項7】 足の裏の土踏まず部分及び指の付け根部
    分が凸状に足の形状に沿った形状を有する請求項1及び
    2記載のインソール。
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