JP2001117441A - 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ

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JP2001117441A JP29457699A JP29457699A JP2001117441A JP 2001117441 A JP2001117441 A JP 2001117441A JP 29457699 A JP29457699 A JP 29457699A JP 29457699 A JP29457699 A JP 29457699A JP 2001117441 A JP2001117441 A JP 2001117441A
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慎也 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何時でも時間をかけずに、現像剤収納容器内
の現像剤残量が少なくなりカートリッジの交換時期が近
づいたことを警告する「トナーLOW警告」や、現像剤
が無くなり直ぐに交換の必要があることを警告する「ト
ナーOUT警告」を使用者に知らせることのできる画像
形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッ
ジを提供する。 【解決手段】 カートリッジBは、現像剤残量検知手段
20により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器4
と、記憶手段31とを有する。記憶手段31には、現像
剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを検知
したか否かを記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する画像形成
装置に関し、特に、現像剤収納容器に収容した現像剤の
残量を逐次検知することのできる現像剤残量検知手段を
備えた現像剤量検出装置を有する画像形成装置、更に
は、画像形成装置本体に装着可能なカートリッジ、即
ち、プロセスカートリッジ、カートリッジ化された現像
装置などに関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置では、現像剤がなくなったらカート
リッジを交換することで再び画像を形成することができ
るが、カートリッジの交換はユーザー自身が行わなけれ
ばならず、そのために、現像剤が消費された場合にユー
ザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が必要と
なる。
【0006】現像剤量検出装置は、カートリッジ内の画
像形成に供することができる現像剤がどれくらい残って
いるかを随時知ることを可能とするために、現像剤残量
レベルを検知できる現像剤残量検知手段をカートリッジ
又は画像形成装置本体に設けている。
【0007】この現像剤残量検知手段の一方式として、
静電容量検知方式がある。これは、現像剤収納容器内に
現像剤残量検知用のアンテナを配置し、所定の位置に設
けられた電極にAC電圧を印加した際、電極−アンテナ
間の現像剤量に応じてアンテナに誘起される電流が変化
することを利用して現像剤残量を検知する方式である。
【0008】例えば、静電容量検知方式を用いた一例と
してフラットアンテナ方式がある。フラットアンテナ
は、図3に示すように、基板21に一対の導電パターン
22、23を所定の間隔で形成したもので、これを、例
えば、現像剤収納容器側面の現像剤と接する位置に配置
し、現像剤収納容器内の現像剤が減少するに従い、現像
剤とフラットアンテナ20との接触面積が減少するよう
にしたものである。
【0009】現像剤の消費によりこの導電パターン表面
と現像剤との接触面積が変化することで静電容量が変化
し、これにより、容器内現像剤残量とフラットアンテナ
の静電容量の対応づけが可能になり、フラットアンテナ
の静電容量を測定することにより随時容器内現像剤残量
を知ることができる。
【0010】フラットアンテナ20の静電容量は、一対
の導電パターン(電極)22、23の一方に一定の交流
バイアスを印加し、その際にもう一方の電極に流れる電
流から知ることができる。
【0011】実際には、現像剤収納容器内の現像剤が徐
々に減っても、フラットアンテナ20の表面にわずかに
付着して残る現像剤があるので、現像剤収納容器内に設
けられた攪拌部材の回転に伴いフラットアンテナ表面を
清掃することが行われている。
【0012】しかしながら、このようにアンテナ表面を
清掃することによって、フラットアンテナ20の出力は
清掃部材がアンテナ表面を清掃する周期で変動してしま
う。そこで、その周期に応じて平均値をとったり、最小
値を選んだりするなどの統計的処理をして、現像剤残量
レベルを確定している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のような現像剤残
量検知手段20を備えた現像剤残量検出装置を用いるこ
とで、現像剤収納部内の現像剤残量を随時検知すること
が可能となる。従って、現像剤収納容器内の現像剤残量
が極めて少なくなりカートリッジの交換時期が間近に迫
ったことをユーザーに知らしめる「トナーLOW」警告
や、現像剤が無くなりこれ以上の画像形成動作が不可能
であることをユーザーに知らしめる「トナーOUT」警
告を発することも可能となる。
【0014】しかしながら、現像剤残量レベルを検知で
きるフラットアンテナ20のような現像剤残量検知手段
が備えられていても、必ずしも常に現像剤残量レベルを
知ることができるわけではない。例えば、画像形成装置
本体の電源を入れた直後は、カートリッジ内の現像剤残
量は分からない。ある程度の枚数の画像形成を行うな
ど、装置を動作させてはじめて現像剤残量レベルが確定
できるため、測定結果がでるまでにある程度の時間が必
要となっている。
【0015】そのために、画像形成装置本体の電源を入
れた直後やジャム処理のためにカートリッジを一旦取り
出し再挿入した直後のような場合は、使用者は、これか
らプリントしようとするジョブ枚数分の現像剤量がカー
トリッジ内にあるかどうかを直ぐには知ることができな
い、という問題がある。
【0016】特に、現像剤が少なくなりカートリッジの
交換時期が近づいたことを警告する「トナーLOW警
告」や、現像剤が無くなり直ぐに交換の必要があること
を警告する「トナーOUT警告」が発せられたカートリ
ッジにおいて、ある程度の枚数の画像形成を行うなど、
装置を動作させなければ「トナーLOW警告」や「トナ
ーOUT警告」が発せられているカートリッジであるこ
とを知ることができないとなると、画像不良の発生する
確率は極めて高く、延いては画像形成装置の故障を引き
起こす可能性もある。
【0017】更に、現像剤収納容器内の現像剤残量を随
時検知することが可能な現像剤残量検知手段20或いは
現像剤残量検出装置が故障することが考えられる。故障
の原因としては、接点不良、バイアス印加不良等の電気
的なもの、或いは、攪拌手段及び表面清掃手段の回転不
良等の機械的なものなどが考えられる。
【0018】このような故障を知らずして、画像形成装
置を使用し続けることは、画像形成装置本体に甚大な損
傷を及ぼす可能性がある。例えば、機械的な故障により
攪拌手段の回転トルクが急激に増加した場合には、画像
形成装置本体にも同様の負荷が加わり、ギヤの破損等が
引き起こされる。
【0019】従って、本発明の主たる目的は、何時でも
時間をかけずに、現像剤収納容器内の現像剤残量が少な
くなりカートリッジの交換時期が近づいたことを警告す
る「トナーLOW警告」や、現像剤が無くなり直ぐに交
換の必要があることを警告する「トナーOUT警告」を
使用者に知らせることのできる画像形成装置及びこの画
像形成装置に着脱可能なカートリッジを提供することで
ある。
【0020】本発明の他の目的は、カートリッジに記憶
手段を設け、この記憶手段に現像剤残量に関する警告の
発生有無を記憶させ、現像剤残量検知手段の検知結果が
確定するまではカートリッジの記憶手段が記憶している
現像剤残量に関する警告を表示する構成とし、不必要な
画像形成装置本体の駆動を無くし、現像剤、記録紙など
の記録材或いは電力などの無駄な消費を無くすことので
きる画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカ
ートリッジを提供することである。
【0021】本発明の更に他の目的は、現像剤収納容器
内の現像剤残量が極めて少なくなりカートリッジの交換
時期が間近に迫ったことを使用者に知らしめる「トナー
LOW」警告や、現像剤が無くなりこれ以上の画像形成
動作が不可能であることをユーザーに知らしめる「トナ
ーOUT」警告を使用者に報知することができると同時
に、画像形成装置及びカートリッジの異常検知が可能で
あり、異常発生をも使用者に報知することができる画像
形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッ
ジを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、本発明に
係る画像形成装置及び画像形成装置に着脱可能なカート
リッジにて達成される。
【0023】第1の本発明によると、現像剤残量検知手
段により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器と、記
憶手段と、を有するカートリッジが着脱可能な画像形成
装置において、現像剤残量に関する警告を発すべき現像
剤残量レベルを検知したか否かを、記憶手段に記憶させ
る手段と、現像剤残量に関する警告を表示するための信
号を出力する手段と、現像剤残量に関する警告を表示す
るための表示手段と、を有することを特徴とする画像形
成装置が提供される。
【0024】上記第1の本発明にて一実施態様による
と、前記出力手段は、前記現像剤残量検知手段の検知結
果が確定するまでの期間は、前記記憶手段が記憶してい
る現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベル
を検知したか否かのデータにより、現像剤残量に関する
警告を表示するための信号を出力する。他の実施態様に
よると、前記現像剤残量に関する警告とは、少なくとも
現像剤残量が少ないことを意味する警告と、現像剤残量
が無くなったことを意味する警告とのいづれか或いは両
方である。他の実施態様によると、前記記憶手段は、不
揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリ或いは非接触
メモリである。又、他の実施態様によると、前記カート
リッジは更に、電子写真感光体と、電子写真感光体を帯
電させる帯電手段と、電子写真感光体に現像剤を供給す
る現像手段と、電子写真感光体をクリーニングするクリ
ーニング手段のうち少なくとも一つを有する。更に他の
実施態様によると、画像形成装置は、ディスプレイを有
する機器と通信可能であり、前記現像剤残量レベルを表
示するための信号を出力する手段は、この機器に信号を
出力する。
【0025】第2の本発明によると、現像剤残量検知手
段により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器と、現
像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを検
知したか否かを記憶するための記憶手段と、を有するこ
とを特徴とするカートリッジが提供される。
【0026】上記第2の本発明にて一実施態様による
と、前記記憶手段に現像剤残量に関する警告を発すべき
現像剤残量レベルを検知したか否かを書き込む手段を有
する。他の実施態様によると、前記記憶手段への現像剤
残量に関する警告の書き込みは、一度限りである。他の
実施態様によると、前記現像剤残量に関する警告とは、
少なくとも現像剤残量が少ないことを意味する警告と、
現像剤残量が無くなったことを意味する警告とのいづれ
か或いは両方である。又、他の実施態様によると、前記
記憶手段は、不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモ
リ或いは非接触メモリである。更に他の実施態様による
と、前記カートリッジは更に、電子写真感光体と、電子
写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写真感光体に
現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光体をクリー
ニングするクリーニング手段のうち少なくとも一つを有
する。
【0027】第3の本発明によると、現像剤残量検知手
段により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器と、記
憶手段と、を有するカートリッジが着脱可能な画像形成
装置において、前記画像形成装置は、2つ以上の現像剤
残量に関する警告を発し、更に、前記画像形成装置は、
現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを
検知した旨を前記記憶手段に記憶させる手段と、現像剤
残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルが、現像
剤残量の減少に従った順序で検知されたかを判断する手
段と、現像剤残量に関する警告を表示するための信号を
出力する手段と、現像剤残量に関する警告を表示するた
めの表示手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置が提供される。
【0028】上記第3の本発明にて一実施態様による
と、更に、現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残
量レベルが、前記現像剤残量の減少に従った順序で検知
されたかを判断する手段の判断結果に応じて、画像形成
装置或いはカートリッジの異常を検知する異常検知手段
と、画像形成装置或いはカートリッジの異常を表示する
ための信号を出力する手段と、画像形成装置或いはカー
トリッジの異常を表示するための表示手段と、を有す
る。他の実施態様によると、現像剤残量に関する警告を
発すべき現像剤残量レベルが、現像剤残量の減少に従っ
た順序を逸脱した場合、画像形成装置或いはカートリッ
ジの異常と判断する。他の実施態様によると、現像剤残
量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを検知した
旨を、現像剤残量の減少に従った順序で前記記憶手段に
記憶する。他の実施態様によると、現像剤残量の減少に
従った順序で現像剤残量に関する警告を表示する。他の
実施態様によると、画像形成装置或いはカートリッジの
異常と判断された場合は、現像剤残量に関する警告を発
すべき現像剤残量レベルを検知した旨を、現像剤残量の
減少に従った順序を逸脱して前記記憶手段に記憶する。
他の実施態様によると、画像形成装置或いはカートリッ
ジの異常と判断された場合は、画像形成装置或いはカー
トリッジの異常を検知した旨を、前記記憶手段に記憶す
る。他の実施態様によると、前記記憶手段は、不揮発性
メモリ、電源を備えた揮発性メモリ或いは非接触メモリ
である。又、他の実施態様によると、前記カートリッジ
は更に、電子写真感光体と、電子写真感光体を帯電させ
る帯電手段と、電子写真感光体に現像剤を供給する現像
手段と、電子写真感光体をクリーニングするクリーニン
グ手段のうち少なくとも一つを有する。更に他の実施態
様によると、画像形成装置は、ディスプレイを有する機
器と通信可能であり、前記現像剤残量レベルを表示する
ための信号を出力する手段は、この機器に信号を出力す
る。
【0029】第4の本発明によると、現像剤残量検知手
段により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器と、記
憶手段と、を有するカートリッジにおいて、現像剤残量
に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを検知した旨
が、現像剤残量の減少に従った順序で記憶手段に記憶さ
れることを特徴とするカートリッジが提供される。
【0030】第5の本発明によると、前記現像剤残量検
知手段により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器
と、記憶手段と、を有する画像形成装置本体に着脱可能
なカートリッジにおいて、画像形成装置本体或いはカー
トリッジの異常と判断された場合は、現像剤残量に関す
る警告を発すべき現像剤残量レベルを検知した旨が、現
像剤残量の減少に従った順序を逸脱して前記記憶手段に
記憶されることを特徴とするカートリッジが提供され
る。
【0031】第6の本発明によると、現像剤残量検知手
段により現像剤残量を検知できる現像剤収納容器と、記
憶手段と、を有する画像形成装置本体に着脱可能なカー
トリッジにおいて、画像形成装置本体或いはカートリッ
ジの異常と判断された場合は、画像形成装置本体或いは
カートリッジの異常を検知した旨が、前記記憶手段に記
憶されることを特徴とするカートリッジが提供される。
【0032】上記第4〜第6の本発明にて一実施態様に
よると、前記記憶手段に、現像剤残量に関する警告を発
すべき現像剤残量レベルを検知した旨を書き込む手段、
を有する。他の実施態様によると、前記記憶手段に、画
像形成装置本体或いはカートリッジの異常を検知した旨
を書き込む手段、を有する。又、他の実施態様による
と、前記記憶手段は、不揮発性メモリ、電源を備えた揮
発性メモリ或いは非接触メモリである。更に他の実施態
様によると、前記カートリッジは更に、電子写真感光体
と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写真
感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光体
をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくとも
一つを有する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
及び画像形成装置に着脱可能なカートリッジを図面に則
して更に詳しく説明する。
【0034】実施例1 先ず、図1〜図3を参照して、本発明に従って構成され
るプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形成
装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電子
写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプリ
ンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって記録
材、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
【0035】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感
光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって
帯電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報
に応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ド
ラム1に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像手段5によって現像され、可視像、即ち、トナ
ー像とされる。
【0036】つまり、現像手段5は、現像剤担持体とし
ての現像ローラ5aを備えた現像室5Aを有しており、
現像室5Aに隣接して形成された現像剤収容部としての
現像剤収納容器4内の現像剤Tを現像剤送り部材15の
回転によって、現像室5Aの現像ローラ5aへと送り出
す。本実施例では、現像剤Tとしては、絶縁性1成分ト
ナーを用いた。又、現像ローラ5aは、固定磁石5bを
内蔵しており、現像ローラ5aを回転することによって
現像剤は搬送され、現像ブレード5cにて摩擦帯電電荷
が付与されると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ド
ラム1の現像領域へと供給される。この現像領域へと供
給された現像剤は、感光体ドラム1上の潜像へと転移さ
れ、トナー像を形成する。現像ローラ5aは、現像バイ
アス回路に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧
が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
【0037】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット200にセットした記録材Pをピックアップローラ
8、搬送手段9Aを介して転写位置へと搬送する。転写
位置には、転写手段としての転写ローラ6が配置されて
おり、電圧を印加することによって、感光体ドラム1上
のトナー像を記録材Pに転写する。
【0038】トナー像の転写を受けた記録材Pは、搬送
手段9Bで定着手段10へと搬送される。定着手段10
は、ヒータ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動
ローラ10cを備え、通過する記録材Pに熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を記録材P上に定着する。
【0039】記録材Pは、搬送手段9Cにより排出トレ
イ14へと排出される。この排出トレイ14は、レーザ
ービームプリンタAの装置本体100の上面に設けられ
ている。
【0040】転写ローラ6によってトナー像を記録材P
に転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段7
によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去した
後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手
段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性クリ
ーニングブレード7aによって感光体ドラム7上の残留
現像剤を掻き落として現像剤溜め7bへと集める。
【0041】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像剤
収納容器4及び現像剤送り部材15を有する現像剤枠体
11と、現像ローラ5a及び現像ブレード5cなどの現
像手段5を保持する現像枠体12とを溶着して一体とし
て現像ユニットを形成し、更にこの現像ユニットに、感
光体ドラム1、クリーニングブレード7aなどのクリー
ニング手段7及び帯電ローラ2を取り付けたクリーニン
グ枠体13を一体に結合することによってカートリッジ
化されている。
【0042】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1)に対して取り外し可能に装着さ
れる。
【0043】本実施例では、現像剤残量検知装置30
は、プロセスカートリッジBに現像剤残量検知手段とし
て平面アンテナ(フラットアンテナ)20を設置した静
電容量検知方式を採用した。
【0044】つまり、本実施例によれば、上述のよう
に、現像剤収納容器4内には、図1の矢印方向に回転す
る撹拌手段15が設けられており、この撹拌手段15が
回転することで現像剤Tがほぐされつつ現像ローラ5a
へ供給される。また、現像剤収納容器4の内面側壁には
図3に示すような、現像剤残量検知手段である平面アン
テナ20が配設されている。
【0045】平面アンテナ20は、一般に用いられてい
るプリント基板21上にエッチングや印刷などで二つの
導体パターン(電極)22、23を形成したものであ
る。また、この回路図形を保護するために導電パターン
22、23上に保護膜(図示せず)が形成してある。導
電パターンは適当に設定すればよく、本実施例では、こ
の平面アンテナ20の二つの導電パターン22、23の
幅(W)を300μm、両導電パターン22、23の間
隔(G)を300μm程度まで狭くしてある。
【0046】本実施例の平面アンテナ20にて、各導電
パターンの電極22、23間に交流バイアスとして20
0Vpp、2000Hzを印加すると、平面アンテナ2
0に現像剤が触れていないときには20pF、平面アン
テナ20の全面に現像剤が触れているときには60p
F、と異なる静電容量値が観測された。
【0047】画像形成工程を繰り返すことで現像剤収納
容器4内の現像剤Tが減少するのに伴い、現像剤Tと平
面アンテナ20の接触面積が減少し、それに応じて平面
アンテナ20上の二つの導電パターン22、23間にお
ける静電容量も減少する。よって、この静電容量を観測
することで、随時、現像剤収納容器4内の現像剤T量を
知ることができる。
【0048】ところが実際には、現像剤収納容器4内の
現像剤Tが徐々に減っても、平面アンテナ20上にわず
かながら付着して残る現像剤のために、測定結果にばら
つきが生じてしまう。
【0049】そこで、その表面に付着した現像剤を除去
するため、撹拌手段15の端部にアンテナ清掃部材15
a設けて、撹拌手段15の回転に伴い平面アンテ20表
面を清掃している。このアンテナ清掃部材15aは、た
とえばPET(ポリエチレンテレフタレート)のシート
であり、平面アンテナ20の表面をなでるように清掃し
ている。
【0050】図3に示すように、平面アンテナ20のほ
ぼ中央部に穴24を設け、攪拌手段15の支持軸がこの
穴24を貫通することで攪拌手段15を現像剤収納容器
4などに回転自在に支持し、表面清掃手段15aにより
平面アンテナ20のほぼ全域を清掃することができる。
【0051】上記構成により、平面アンテナ20上にわ
ずかながら付着して残る現像剤による、測定結果のばら
つきはほぼ解消できるが、攪拌手段15の回転により現
像剤が流動することによって、平面アンテナ20の出力
が攪拌手段15の回転周期で変動してしまう。
【0052】そこで、攪拌手段15の回転周期に応じ
て、アンテナ出力の平均値をとったり、最小値を選んだ
りするなどの統計的処理をして、現像剤量を確定する。
これらの信号処理手段、即ち、演算手段32(図4)
は、画像形成装置本体100に配設されている。
【0053】本実施例における現像剤残量検知手段20
の分解能としては、測定分解能の限界、測定誤差等を考
慮すると、未使用状態における現像剤収納部内の現像剤
全量を100%として、1%の減少率で検知することが
できる。
【0054】確定された現像剤残量レベルが所定の値と
なった時点で、現像剤残量に関する警告を発して、使用
者に報知することができる。本実施例の画像形成装置で
は現像剤残量に関する警告として、現像剤残量レベルが
10%以下において「トナーLOW」を警告し、現像剤
残量レベルが0%となった時点で「トナーOUT」を警
告して、使用者に報知する。
【0055】「トナーLOW」とは、現像剤収納容器4
内の現像剤残量が極めて少なくなりカートリッジの交換
時期が間近に迫ったことをユーザーに知らしめる警告で
あり、「トナーOUT」は、現像剤が無くなりこれ以上
の画像形成動作が不可能であることをユーザーに知らし
める警告である。特に「トナーLOW」の警告は一つに
限るものではなく、閾値を複数設け、現像剤残量の減少
に従って、段階的に多数報知することも可能である。
【0056】しかしながら、現像剤残量レベルを確定さ
せるためには、平面アンテナ20へのバイアス印加、更
には、攪拌手段15及び平面アンテナ表面清掃手段15
aの回転などを行い、表面清掃手段15aの回転周期に
応じたアンテナ出力の統計処理を実行する必要があり、
その分の時間が必要となる。
【0057】つまり、画像形成装置本体100の電源ス
イッチを入れ、現像剤の攪拌が行われて十分な時間が経
った後は、最初の統計的処理が終わり、装置本体100
の表示手段25や、画像形成装置と通信可能なパソコン
のディスプレイに現像剤量に関する警告を表示できる。
しかし、画像形成装置本体100の電源スイッチを入れ
た直後や、カートリッジ交換直後、ジャム処理直後など
では残量を確定する十分な時間が無く、確定された現像
剤残量レベルにより警告される「トナーLOW」及び
「トナーOUT」を警告表示することができない。従っ
て、このような時間帯では、使用者は現像剤残量に関す
る警告が発しているのかどうか、知ることができない。
【0058】そこで、本実施例では、プロセスカートリ
ッジBに記憶手段31を配設し、この記憶手段31に、
現像剤残量に関する警告を発すべき所定の現像剤残量を
検知した旨を書き込み、記憶保存させるものとし、この
データを用いて装置本体100の表示手段25や、画像
形成装置と通信可能なパソコンのディスプレイに警告を
表示する。なお、表示手段25は、装置本体100に設
けたディスプレイに表示することもでき、又、ディスプ
レイ表示と同時に或いは単独に、記録材Pに記録し出力
して表示することもできる。
【0059】これにより、画像形成装置本体100の電
源スイッチを入れた直後や、カートリッジ交換直後、ジ
ャム処理直後などの、現像剤残量レベルを確定するまで
に十分な時間が経過していない期間においては、前回の
現像剤残量検知時に記憶保存された、警告を発すべき現
像剤残量を検知した旨を、記憶手段から読み出すこと
で、現像剤残量に関する警告を表示することができる。
従って、現像剤残量レベルを確定できていない期間であ
っても、直ちに使用者に現像剤量に関する警告を報知す
ることができる。
【0060】又、プロセスカートリッジに記憶手段31
を配設することで、カートリッジBを交換使用した場合
においても、使用者は、交換したカートリッジが有する
記憶手段31から、このカートリッジが警告発すべき現
像剤残量を検知したか否かを呼び出すことで、現像剤残
量に関する警告を知ることができる。
【0061】なお、本実施例では、プロセスカートリッ
ジBに搭載する記憶手段31には、読み書き可能なNV
RAMを採用した。図4に示すように、現像剤残量検知
手段20を備えた現像剤残量検出装置30の記憶手段3
1に対するデータの書き込み、読み出し手段は、画像形
成装置本体100側に設けられている。また、現像剤残
量検出装置30の出力信号を処理して現像剤残量レベル
を確定させたり、「トナーLOW」及び「トナーOU
T」を警告すべき現像剤残量レベルに達したかどうか判
断するのは、画像形成装置本体100側に配設されてい
る信号処理手段32が行う。
【0062】図5のフローチャートを用いて、本実施例
の画像形成装置の動作を説明する。
【0063】本実施例では、画像形成装置本体100が
稼動している間、現像剤残量に関する警告(「トナーL
OW」及び「トナーOUT」)が発生している場合に
は、常に警告を装置本体100の表示手段25或いはパ
ソコンのディスプレイに表示しているものとする。
【0064】前述のように、本体電源スイッチを入れた
直後、カートリッジ交換直後、ジャム処理直後などの現
像剤残量検知手段20による現像剤残量レベルが未確定
の場合(ステップ101)、画像形成装置本体100
は、プロセスカートリッジBに搭載している記憶手段3
1から、前回の残量検知で確定され記憶された現像剤残
量に関する警告(「トナーLOW」及び「トナーOU
T」)を読み出し(ステップ102)、装置本体100
の表示手段25或いはパソコンのディスプレイに表示す
る(ステップ103)。現像剤残量に関する警告が発し
た旨が記憶手段31に記憶されていない場合、つまり現
像剤収納部内の現像剤残量レベルがまだ多量の場合は、
当然、警告は表示されない。
【0065】又、カートリッジBが装着されており、且
つ装置本体100の電源スイッチが入ったまましばらく
の間プリントを行っていない状態からプリントを開始す
る場合(ステップ104)、現像剤の攪拌が始まって現
像剤残量レベルが確定するまでにやはり時間を要する
が、ディスプレイには既に、前回の残量検知で確定され
た現像剤残量に関する警告(「トナーLOW」及び「ト
ナーOUT」)が表示されているので、ステップ101
〜103の工程は行わない。
【0066】その後、現像剤残量検知手段20による検
知が実行され(ステップ105)、現像剤残量検知手段
20により現像剤残量レベルがX%と確定される(ステ
ップ106)。
【0067】ここで、確定された現像剤残量レベルX%
が、「トナーLOW」を警告すべき現像剤残量レベル1
0%に達しているか比較される(ステップ107)。現
像剤残量レベルX%が10%よりも大きい値であるなら
ば、警告を発する必要は無く、従って、画像形成を行う
過程において、上記ステップ105〜107の工程を繰
り返す。現像剤残量レベルXが10%以下であるなら
ば、画像形成装置本体100側に配設された信号処理手
段32により「トナーLOW」警告が発せられる。「ト
ナーLOW」警告は装置本体100の表示手段25或い
はパソコンのディスプレイに表示され(ステップ10
8)、その後、記憶手段31に記憶される(ステップ1
09)。
【0068】次いで、現像剤残量レベルXが、「トナー
OUT」を警告すべき現像剤残量レベル0%に達してい
るかどうか比較される(ステップ110)。現像剤残量
レベルXが10%から0%の間であるならば、上記ステ
ップ105に戻り、「トナーLOW」警告の表示を繰り
返す。現像剤残量レベルXが0%に達したならば、画像
形成装置本体100側に配設された信号処理手段32に
より「トナーOUT」警告が発せられる。
【0069】「トナーOUT」警告は装置本体100の
表示手段25或いはパソコンのディスプレイに表示され
(ステップ108)、その後、記憶手段31に記憶され
る(ステップ109)。
【0070】記憶手段31への「トナーLOW」及び
「トナーOUT」の記憶は、それぞれを最初に検知した
時点における1回限りであって構わない。つまり、一度
記憶手段31への書き込みが行われた後は、新たな書き
込み命令が指示されたとしても、記憶手段31への書き
込みを行わなくてもよい。これにより、現像剤残量検知
手段20がもつ検知誤差等により、例えば現像剤残量レ
ベルが10%から11%に増加したような場合におい
て、「トナーLOW」警告の表示が点滅するような不安
定な状態をなくすことができる。
【0071】本実施例は、現像剤残量検知手段20とし
て静電容量検知方式の一形態である、フラットアンテナ
方式を用いたが、本発明は、この方式の現像剤残量検知
手段20に限定するものではく、静電容量検知方式の他
の形態であるプレートアンテナ方式の他、トルク検知方
式等、現像剤残量を検知できればその方式は問わない。
【0072】警告を発する現像剤残量レベル閾値をさら
に多数設定し、現像剤残量に関する警告を、多段階で発
生させることも、当然可能である。
【0073】又、現像剤残量検知手段20の出力信号を
統計的処理し、現像剤残量として確定される信号処理手
段32は、本実施例では画像形成装置本体100に配設
されているが、プロセスカートリッジBに設けることが
できる。画像形成装置本体100とプロセスカートリッ
ジBの両者に関わる演算処理手段をプロセスカートリッ
ジBに搭載することにより、画像形成装置本体100と
プロセスカートリッジBとの間で行われていたデータの
書き込み、読み出し等の通信を簡略化することができ
る。その結果、接点不良及びノイズ等による通信エラー
の発生機会を減少させることができ、安定した現像剤残
量レベル検知を行うことができる。
【0074】実施例2 本実施例においても、図1〜図4を参照して説明した実
施例1にて説明したと同じ構成の画像形成装置及びプロ
セスカートリッジ、更には現像剤残量検知手段20を備
えた現像剤残量検出装置30が使用された。従って、画
像形成装置、プロセスカートリッジ及び現像剤残量検知
手段20を備えた現像剤残量検出装置30の詳しい説明
は省略する。
【0075】本実施例においても、上述したように、実
施例1と同じく、攪拌手段15の回転周期に応じて、ア
ンテナ出力の平均値をとったり、最小値を選んだりする
などの統計的処理をして、現像剤量を確定する。これら
の信号処理手段32は、図4に示すように、画像形成装
置本体100に配設されている。
【0076】本実施例における現像剤残量検知手段20
の分解能は、実施例1と同じく、測定分解能の限界、測
定誤差等を考慮すると、未使用状態における現像剤収納
部内の現像剤全量を100%として、1%の減少率で検
知することができる。
【0077】確定された現像剤残量レベルが所定の値と
なった時点で、現像剤残量に関する警告を発して、使用
者に報知することができる。本実施例の画像形成装置で
は現像剤残量に関する警告として、現像剤残量レベルが
10%以下において「トナーLOW」を警告し、現像剤
残量レベルが0%となった時点で「トナーOUT」を警
告して、使用者に報知する。
【0078】「トナーLOW」とは、上述のように、現
像剤収納容器内の現像剤残量が極めて少なくなりカート
リッジの交換時期が間近に迫ったことをユーザーに知ら
しめる警告であり、「トナーOUT」は、現像剤が無く
なりこれ以上の画像形成動作が不可能であることをユー
ザーに知らしめる警告である。特に「トナーLOW」の
警告は一つに限るものではなく、閾値を複数設け、現像
剤残量の減少に従って、段階的に多数報知することも可
能である。
【0079】しかしながら、現像剤残量レベルを確定さ
せるためには、平面アンテナ20へのバイアス印加、更
には、攪拌手段15及び平面アンテナ表面清掃手段15
aの回転などを行い、表面清掃手段15aの回転周期に
応じたアンテナ出力の統計処理を実行する必要があり、
その分の時間が必要となる。
【0080】つまり、画像形成装置本体100の電源ス
イッチを入れ、現像剤の攪拌が行われて十分な時間が経
った後は、最初の統計的処理が終わり、装置本体100
の表示手段25やパソコンのディスプレイに、現像剤量
に関する警告を表示できる。しかし、画像形成装置本体
100の電源スイッチを入れた直後や、カートリッジ交
換直後、ジャム処理直後などでは、残量を確定する十分
な時間が無く、確定された現像剤残量レベルにより警告
される「トナーLOW」及び「トナーOUT」を警告表
示することができない。従って、このような時間帯で
は、使用者は現像剤残量に関する警告が発しているのか
どうか、知ることができない。
【0081】そこで、本実施例では、プロセスカートリ
ッジBに記憶手段31を配設し、この記憶手段31に、
現像剤残量に関する警告を発すべき所定の現像剤残量を
検知した旨を書き込み、記憶保存させるものとし、この
データを用いて、実施例1と同様に、装置本体100の
表示手段25やパソコンのディスプレイに警告を表示す
る。
【0082】これにより、画像形成装置本体100の電
源スイッチを入れた直後や、カートリッジ交換直後、ジ
ャム処理直後などの、現像剤残量レベルを確定するまで
に十分な時間が経過していない期間においては、前回の
現像剤残量検知時に記憶保存された、警告を発すべき現
像剤残量を検知した旨を、記憶手段31から読み出すこ
とで、現像剤残量に関する警告を表示することができ
る。従って、現像剤残量レベルを確定できていない期間
であっても、直ちに使用者に現像剤量に関する警告を報
知することができる。
【0083】又、プロセスカートリッジBに記憶手段3
1を配設することで、カートリッジBを交換使用した場
合においても、使用者は、交換したカートリッジが有す
る記憶手段31から、このカートリッジBが警告を発す
べき現像剤残量を検知したか否かを呼び出すことで、現
像剤残量に関する警告を知ることができる。
【0084】本実施例においても、実施例1と同様に、
プロセスカートリッジに搭載する記憶手段31には不揮
発性メモリを使用したが、その他、記憶手段としては電
源を備えた揮発性メモリ、更には、画像形成装置本体1
00と記憶手段31とを機械的に接続することなく通信
することが可能な非接触メモリ(FeRAM)を使用す
ることも可能である。
【0085】プロセスカートリッジBに搭載する記憶手
段31の容量としては適当なものを選ぶことができる。
本実施例では、「トナーLOW」警告と「トナーOU
T」警告のそれぞれに、所定のアドレスの1ビットをあ
てがう。プロセスカートリッジBが未使用の状態におい
ては、各現像剤残量に関する警告フラグは0である。
「トナーLOW」を警告すべき現像剤残量を検知したな
らば、「トナーLOW」の警告フラグを1とし、「トナ
ーOUT」を警告すべき現像剤残量を検知したならば、
「トナーOUT」の警告フラグを1とする。このように
して、現像剤残量に関する警告を発すべき所定の現像剤
残量を検知したか否かを、記憶手段31に記憶保存でき
る。
【0086】又、原理的に、現像剤残量検知手段20が
検知する現像剤残量レベルが増加することはあり得な
い。従って、当然、現像剤が少なくなりカートリッジB
の交換時期が近づいたことを警告する「トナーLOW」
を警告すべき現像剤残量レベルを検知した後に、現像剤
が無くなり直ぐにカートリッジ交換の必要があることを
警告する「トナーOUT」を警告すべき現像剤残量レベ
ルを検知するのが、現像剤残量検知手段20の正常な動
作である。
【0087】そこで本実施例では、現像剤残量に関する
警告を発すべき所定の現像剤残量を検知した旨を、その
現像剤残量レベルの減少に従った順序どおりに、記憶手
段31に記憶保存することにする。
【0088】つまり、「トナーLOW」のフラグを1と
する際には、「トナーOUT」の警告フラグは0でなけ
らばならない。「トナーOUT」の警告フラグを1とす
る際には、「トナーLOW」の警告フラグはすでに1で
なければならない。「トナーLOW」警告を、現像剤残
量の減少に従って、複数の閾値で段階的に多数報知する
際にも同様であり、ある警告フラグを1とする際には、
それ以前の、より多量の現像剤残量において発すべき警
告の警告フラグは全て1であり、それ以降の、より少量
の現像剤残量において発すべき警告の警告フラグは全て
0でなければならない。
【0089】こうすることで、現像剤残量に関する警告
を発すべき所定の現像剤残量を検知したか否かを、正確
に記憶手段31に記憶保存できるとともに、使用者に
は、現像剤量に関する警告を、現像剤残量レベルの減少
に従った順序で正確に報知することができる。
【0090】更に、原理的に、現像剤残量検知手段20
が検知する現像剤残量レベルが、増加することはあり得
ないことから、「トナーLOW」を警告すべき現像剤残
量を検知するより先に、「トナーOUT」を警告すべき
現像剤残量を検知するのは、画像形成装置或いは画像形
成装置に着脱可能なカートリッジに何らかの異常が発生
した場合に限られる。「トナーLOW」警告を、現像剤
残量の減少に従って、複数の閾値で段階的に多数報知す
る場合においても同様であり、現像剤残量レベルの減少
に従った順序で現像剤残量を検知しなければ、画像形成
装置或いは画像形成装置に着脱可能なカートリッジの正
常な動作とは言えない。
【0091】そこで本実施例では、現像剤残量レベルの
減少に従った順序で、現像剤残量に関する警告を発すべ
き現像剤残量レベルを検知したかを判断し、その順序か
ら逸脱した場合は、画像形成装置或いは画像形成装置に
着脱可能なカートリッジに何らかの異常が発生したと検
知する。
【0092】本実施例で、「トナーLOW」警告フラグ
及び「トナーOUT」警告フラグの組み合わせを全て列
挙すると、以下の表に示す4通りである。
【0093】
【表1】 上述したように、「トナーLOW」を警告すべき現像剤
残量レベルを検知するより先に「トナーOUT」を警告
すべき現像剤残量レベルを検知することは、原理的にあ
り得ない。よって、ケース4に相当する場合、画像形成
装置は、異常が発生したと判断することができる。
【0094】現像剤残量検知手段20により確定された
現像剤残量レベルが現像剤残量に関する警告を発すべき
閾値となると、画像形成装置本体200は、プロセスカ
ートリッジの記憶手段31に記憶された、現像剤残量に
関する警告を発すべき所定の現像剤残量を検知したか否
かのデータ、つまり、警告フラグを読み取り、現像剤残
量レベルの減少に従って正常な動作で現像剤残量を検知
したか判断する。
【0095】正常な動作(ケース1からケース3)であ
れば、警告フラグを1とすることで、プロセスカートリ
ッジBの記憶手段31に現像剤残量に関する警告を発す
べき現像剤残量レベルを検知した旨を記憶保存し、現像
剤残量に関する警告を表示手段25或いはパソコンのデ
ィスプレイに表示する。
【0096】現像剤残量レベルの減少に従った順序を逸
脱している(ケース4)と判断されたならば、何らかの
異常が発生したものと判断し、その旨を示す信号を発信
する。
【0097】信号を受けた表示手段25或いはパソコン
のディスプレイの表示内容は、現像剤残量検知手段20
の故障発生、装置本体100の故障発生などの故障発生
の可能性を示すもの、或いは、プロセスカートリッジB
や装置本体100の点検が必要などのメンテナンスの必
要性を示唆するもの等であってよい。
【0098】本実施例においては、画像形成装置に設け
られた表示手段25において、ユーザーに「異常発生」
が報知される。別法として、「異常発生」を示す信号を
画像形成装置と通信可能なパソコンへと出力送信し、パ
ソコンのディスプレイにて表示することも可能である。
【0099】又、プロセスカートリッジに搭載した記憶
手段31の所定のアドレスにおける1ビットを、異常発
生の有無を記憶保存させるためにあてがい、異常発生フ
ラグを1とすることでも、カートリッジを交換装着した
場合に、記憶手段31と通信を行うことで、故障した可
能性のあるプロセスカートリッジであることを表示する
ことが可能となり、この異常が発生したカートリッジの
使用を避けることができる。
【0100】現像剤残量検知手段20を備えた現像剤残
量検出装置30の記憶手段31に対するデータの書き込
み、読み出し手段は画像形成装置本体100側に設けら
れている。
【0101】又、現像剤残量検知手段20の出力信号を
処理して現像剤残量レベルの確定、「トナーLOW」及
び「トナーOUT」を警告すべき現像剤残量レベルに達
したかどうか、それが現像剤残量レベルの減少に従った
順序であるかの判断、及び警告信号と異常発生信号の発
信は、画像形成装置本体100側に配設されている信号
処理手段32が行う。
【0102】図6〜図8のフローチャートを用いて、本
実施例の画像形成装置の動作を説明する。
【0103】本実施例では、画像形成装置本体100が
稼動している間、現像剤残量に関する警告(「トナーL
OW」及び「トナーOUT」)を発している場合には、
常に警告を装置本体100の表示手段25或いはパソコ
ンのディスプレイに表示しているものとする。
【0104】前述のように、本体電源スイッチを入れた
直後、カートリッジ交換直後、ジャム処理直後などの現
像剤残量検知手段20による現像剤残量レベルが未確定
の場合においては(ステップ101)、画像形成装置本
体100は、直ぐに、プロセスカートリッジBに搭載し
ている記憶手段31と通信して、前回の残量検知で確定
され、記憶された現像剤残量に関する警告を発すべき現
像剤残量レベルを検知したか否かを確認する。
【0105】又、カートリッジBが装着されており、且
つ装置本体100の電源スイッチが入ったまま暫くの間
プリントを行っていない状態からプリントを開始する場
合は、現像剤の攪拌が始まって現像剤残量レベルが確定
するまでにやはり時間を要するが、表示手段25或いは
パソコンのディスプレイには既に、前回の残量検知で確
定された現像剤残量に関する警告が表示されているの
で、ステップ101〜107の工程は行わない。
【0106】初めに、「トナーOUT」を警告すべき現
像剤残量レベルを検知したか否かを確認し(ステップ1
02)、次に「トナーLOW」を警告すべき現像剤残量
レベルを検知したか否かを確認する(ステップ103及
びステップ106)。 「トナーOUT」警告フラグ1(「トナーOUT」を
警告すべき現像剤残量レベルを検知したことが記憶手段
31に記憶されている)の場合 −1「トナーLOW」警告フラグが0(「トナーLO
W」を警告すべき現像剤残量レベルを検知していない)
の場合 「トナーLOW」よりも先に「トナーOUT」を警告す
べき現像剤残量レベルを検知したカートリッジであり、
これはケース4に相当する。従って、画像形成装置は
「異常発生」を表示する(ステップ104)。 −2「トナーLOW」警告フラグが1(「トナーLO
W」を警告すべき現像剤残量レベルを検知したことが記
憶手段31に記憶されている)の場合 「トナーOUT」及び「トナーLOW」を警告すべき現
像剤残量レベルともに正常に検知され、各現像剤残量に
関する警告を発したものと判断する。これはケース3に
相当する。従って、現像剤残量に関する最終的な警告で
ある「トナーOUT」を警告表示する(ステップ10
5)。 「トナーOUT」警告フラグ0(「トナーOUT」を
警告すべき現像剤残量レベルを検知していない)の場合 −1「トナーLOW」警告フラグが1(「トナーLO
W」を警告すべき現像剤残量レベルを検知したことが記
憶手段31に記憶されている)の場合 現像剤収納容器4内の現像剤量は、「トナーLOW」を
警告すべき現像剤レベルまで減少したが、「トナーOU
T」を警告するには及ばない量であることを意味する。
これはケース2に相当する。従って、「トナーLOW」
を警告表示する(ステップ107)。 −2「トナーLOW」警告フラグが0(「トナーOU
T」を警告すべき現像剤残量レベルを検知していない)
の場合 未だ現像剤残量レベルに関する警告を発すべき現像剤残
量レベルに達しておらず、現像剤収納容器4内に多量の
現像剤が存在しているカートリッジである。これはケー
ス1に相当する。従って、特別な表示は行わない。
【0107】以上の工程が終了した後、画像形成装置は
レディ状態となり、ユーザーからの印刷要求を待つ(ス
テップ108)。
【0108】ユーザーからの印刷要求を受け、画像形成
装置が画像形成を繰り返すことにより、現像剤収納容器
4内の現像剤残量レベルは減少していく。同時に、現像
剤残量検知手段20は、現像剤収納容器4内の現像剤残
量レベルを検知(ステップ109)する。
【0109】検知された現像剤残量レベルが、現像剤残
量に関する最初の警告である「トナーLOW」を警告す
べき現像剤残量レベルであるか判断される(ステップ1
10)。ステップ110にて「トナーLOW」を警告す
べき現像剤残量レベルにない(NO)場合には、「トナ
ーLOW」を警告すべき現像剤残量レベルとなるまで上
記工程が繰り返される。
【0110】現像剤残量レベルが減少し、ステップ11
0にて「トナーLOW」を警告すべき現像剤残量レベル
と判断された(YES)場合、「トナーLOW」を警告
するにあたり、以下の工程で、画像形成装置及び画像形
成装置に着脱可能なカートリッジの異常検知がなされ
る。
【0111】初めに、「トナーOUT」を警告すべき現
像剤残量レベルを検知したか否かを確認し(ステップ1
11)、次に「トナーLOW」を警告すべき現像剤残量
レベルを検知したか否かを確認する(ステップ112及
びステップ114)。 「トナーOUT」警告フラグ1の場合 −1「トナーLOW」警告フラグが0の場合 「トナーLOW」よりも先に「トナーOUT」を検知し
たカートリッジであり、これはケース4に相当する。従
って、画像形成装置の表示手段25或いはパソコンのデ
ィスプレイは「異常発生」を表示する(ステップ11
3)。 −2「トナーLOW」警告フラグが1の場合 「トナーOUT」及び「トナーLOW」ともに正常に検
知されたものと判断する。これはケース3に相当する。
従って、最終的な現像剤残量レベルの警告である「トナ
ーOUT」を警告表示する(ステップ125へ)。 「トナーOUT」警告フラグ0の場合 −1「トナーLOW」警告フラグが1の場合 現像剤収納容器4内の現像剤量は、「トナーLOW」を
警告すべき現像剤レベルまで減少したが「トナーOU
T」を警告するには及ばない量であることを意味する。
これはケース2に相当する。従って、「トナーLOW」
を警告表示する(ステップ116へ)。 −2「トナーLOW」警告フラグが0の場合 今回の現像剤残量検知によって、初めて「トナーLO
W」を警告すべき現像剤レベルを検知した場合である。
これはケース1に相当する。従って、プロセスカートリ
ッジの記憶手段31に「トナーLOW」を警告すべき現
像剤レベルを検知した旨を記憶保存するよう、フラグを
1とし(ステップ115)、「トナーLOW」を警告表
示する(ステップ116)。
【0112】次に、検知された現像剤残量レベルが、現
像剤残量に関する最期の警告である「トナーOUT」を
警告すべき現像剤残量レベルであるか判断される(ステ
ップ117)。
【0113】ステップ117にて「トナーOUT」を警
告すべき現像剤残量レベルでなければ(NOの場合)、
再び、画像形成を行うことで現像剤残量検知手段20は
現像剤収納容器4内の現像剤残量レベルを検知する(ス
テップ109へ)。上記工程を繰り返すことで、異常検
知及び「トナーLOW」の警告表示が継続される。
【0114】現像剤残量レベルが減少し、ステップ11
7にて「トナーOUT」を警告すべき現像剤残量レベル
と判断された場合(YESの場合)、「トナーOUT」
を警告するにあたり、以下の工程で、画像形成装置及び
画像形成装置に着脱可能なカートリッジの異常検知がな
される。
【0115】初めに、「トナーOUT」を警告すべき現
像剤残量レベルを検知したか否かを確認し(ステップ1
18)、次に「トナーLOW」を警告すべき現像剤残量
レベルを検知したか否かを確認する(ステップ119及
びステップ121)。 「トナーOUT」警告フラグ1 −1「トナーLOW」警告フラグが0の場合 「トナーLOW」よりも先に「トナーOUT」を検知し
たカートリッジであり、これはケース4に相当する。従
って、画像形成装置の表示手段25或いはパソコンのデ
ィスプレイは「異常発生」を表示する(ステップ12
0)。 −2「トナーLOW」警告フラグが1の場合 「トナーOUT」及び「トナーLOW」ともに正常に検
知されたものと判断する。これはケース3に相当する。
従って、最終的な現像剤残量レベルの警告である「トナ
ーOUT」を警告表示する(ステップ125へ)。 「トナーOUT」警告フラグ0 −1「トナーLOW」警告フラグが1の場合 「トナーLOW」を警告後、初めて「トナーOUT」を
警告すべき現像剤レベルを検知した場合である。これは
ケース2に相当する。従って、プロセスカートリッジの
記憶手段31に「トナーOUT」を警告すべき現像剤残
量レベルを検知した旨を記憶保存するようフラグを1と
し(ステップ124)、「トナーOUT」を警告表示す
る(ステップ125)。 −2「トナーLOW」警告フラグが0の場合 初めて「トナーOUT」を警告すべき現像剤レベルを検
知したにもかかわらず、当然検知しているはずの「トナ
ーLOW」を検知した旨を記憶していない場合である。
このケース(ケース5)はどのケースにもあてはまらな
いが、現像剤残量レベルの減少に従った警告の発生順序
を逸脱していると判断される。従って、プロセスカート
リッジの記憶手段31に「トナーOUT」を警告すべき
現像剤残量レベルを検知した旨を記憶保存するようフラ
グを1とし(ステップ122)、これによって、画像形
成装置或いはプロセスカートリッジが故障した可能性が
あるケース4に相当するようにする。従って、この場合
においても、画像形成装置の表示手段25或いはパソコ
ンのディスプレイは「異常発生」を表示する(ステップ
123)。
【0116】以上説明したように、現像剤残量に関する
警告を発すべき所定の現像剤残量を検知した旨を、その
現像剤残量レベルの減少に従った順序どおりに、記憶手
段31に記憶保存することで、現像剤残量に関する警告
を発すべき所定の現像剤残量を検知したか否かを、正確
に記憶手段31に記憶保存できると共に、使用者には、
現像剤量に関する警告を、現像剤残量レベルの減少に従
った順序で正確に報知することができる。
【0117】又、現像剤残量レベルの減少に従った順序
で現像剤残量レベルに関する警告が発すべき現像剤残量
レベルを検知したかを判断し、その順序から逸脱した場
合は画像形成装置及び画像形成装置に着脱可能なカート
リッジに何らかの異常が発生したと検知することが可能
となる。
【0118】更に、現像剤残量レベルに関する警告を発
すべき現像剤残量レベルの検知有無を、プロセスカート
リッジに搭載した記憶手段31に記憶保存させることが
できる。
【0119】別法として、現像剤残量レベルに関する警
告を発したか否かを、プロセスカートリッジに搭載した
記憶手段31に記憶保存させることもできる。
【0120】本実施例は、現像剤残量検知手段20とし
て静電容量検知方式の一形態であるフラットアンテナ方
式を用いたが、本発明は、この方式の現像剤残量検知手
段20に限定するものではく、静電容量検知方式の他の
形態である、プレートアンテナ方式の他、トルク検知方
式等、現像剤残量を検知できれば、その方式は問わな
い。
【0121】又、現像剤残量検知手段20の出力信号を
統計的処理し、現像剤残量として確定される信号処理手
段32は、本実施例では画像形成装置本体100に配設
されているが、プロセスカートリッジBに設けることが
できる。画像形成装置本体100及びプロセスカートリ
ッジBの両者に関わる演算処理手段をプロセスカートリ
ッジBに搭載することにより、画像形成装置本体100
とプロセスカートリッジBとの間で行われていたデータ
の書き込み、読み出し等の通信を簡略化することができ
る。その結果、接点不良及びノイズ等による通信エラー
の発生機会を減少させることができ、安定した現像剤残
量レベル検知を行うことができる。
【0122】実施例3 図9には、本発明の他の態様であるカートリッジ化され
た現像装置Cの一実施例を示す。
【0123】本実施例の現像装置Cは、現像ローラ5a
のような現像剤担持体と、この現像剤担持体に現像剤を
供給するために、内部に現像剤を収容した現像室5A
と、を有し、プラスチック製の現像枠体11、12によ
り一体的にカートリッジ化される。即ち、本実施例の現
像装置Cは、実施例1で説明したプロセスカートリッジ
Bの現像装置構成部をユニット化したものであり、即
ち、プロセスカートリッジBから、感光ドラム1、帯電
手段2、クリーニング手段7を除いて一体化したカート
リッジと考えることができる。従って、実施例1、2に
て説明した全ての現像装置構成部及び現像剤量検知手段
構成が同様に本実施例の現像装置においても適用され
る。従って、これら構成及び作用についての説明は、実
施例1、2において行った上記説明を援用する。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従った画
像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジは、画像形成装置に着脱自在とされたカートリッジ
に、現像剤残量検知手段により現像剤レベルを検知でき
る現像剤収納容器と、記憶手段と、を設け、(A)現像
剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを検知
したか否かを記憶手段に記憶させる手段と、現像剤残量
に関する警告を表示するための信号を出力する手段と、
現像剤残量に関する警告を表示するための表示手段と、
を備える構成とするか、(B)前記出力手段は、前記現
像剤残量検知手段の検知結果が確定するまでの期間は、
前記記憶手段が記憶している現像剤残量に関する警告を
発すべき現像剤残量レベルを検知したか否かのデータに
より、現像剤残量に関する警告を表示するための信号を
出力する構成とすることで、 (1)何時でも時間をかけずに、現像剤残量に関する警
告を使用者に報知できる。 (2)不必要な画像形成装置本体の駆動を無くし、現像
剤、記録紙などの記録材或いは電力などの無駄な消費を
無くすことができる。 といった効果を奏し得る。
【0125】更には、本発明に従った画像形成装置及び
この画像形成装置に着脱可能なカートリッジは、画像形
成装置に着脱自在とされたカートリッジに、現像剤残量
検知手段により現像剤レベルを検知できる現像剤収納容
器と、記憶手段と、を設け、(A)画像形成装置は、2
つ以上の現像剤残量に関する警告を発し、更に、画像形
成装置は、現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残
量レベルを検知した旨を記憶手段に記憶させる手段と、
現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルが
現像剤残量の減少に従った順序で検知されたかを判断す
る手段と、現像剤残量に関する警告を表示するための信
号を出力する手段と、現像剤残量に関する警告を表示す
るための表示手段と、を備える構成とするか、(B)現
像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルが、
現像剤残量の減少に従った順序で、検知されたかを判断
する手段の判断結果に応じて、装置の異常を検知する異
常検知手段と、画像形成装置或いはカートリッジの異常
を表示するための信号を出力する手段と、画像形成装置
或いはカートリッジの異常を表示するための表示手段
と、を有する、構成とすることで、 (1)現像剤残量に関する警告を、使用者に現像剤残量
レベルの減少に従った順序で正確に報知することができ
る。 (2)画像形成装置及び画像形成装置に着脱可能なカー
トリッジの異常検知が可能であり、異常発生をも使用者
に報知することができる。 といった効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジと画像形成
装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの拡大断面図であ
る。
【図3】本発明に係るプロセスカートリッジに搭載する
ことのできる現像剤残量検知手段の図である。
【図4】本発明に係るプロセスカートリッジと画像形成
装置との関係を説明する概略関係図である。
【図5】本発明の一実施例に従った、現像剤残量に関す
る警告を表示するための動作を説明するフローチャート
である。
【図6】本発明の他の実施例に従った、現像剤残量に関
する警告を表示するための動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】本発明の他の実施例に従った、現像剤残量に関
する警告を表示するための動作を説明するフローチャー
トである。
【図8】本発明の他の実施例に従った、現像剤残量に関
する警告を表示するための動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】本発明に係るカートリッジ化された現像装置の
一実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電手段 3 レーザースキャナー 4 現像剤収納容器 5 現像手段 7 クリーニング手段 15 攪拌手段 15a 表面清掃手段 20 現像剤残量検知手段 25 表示手段 30 現像剤量検出装置 31 記憶手段 32 信号処理手段 100 画像形成装置本体 101 装着手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DD02 DE04 EC10 ED02 ED03 ED27 EE02 EE08 EE10 GA23 GA30 GA48 GB07 HB01 HB05 HB15 HB18 HB20 ZA09 2H071 BA04 BA13 BA33 DA06 DA08 DA13 DA15 DA32 EA08 2H077 AA12 AB04 AB13 AB14 AB15 AD06 AD17 AD23 BA08 BA09 DA15 DA34 DA43 DA58 DA59 DA86 DA93 DB03 DB10 DB14

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤残量検知手段により現像剤残量を
    検知できる現像剤収納容器と、記憶手段と、を有するカ
    ートリッジが着脱可能な画像形成装置において、 現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを
    検知したか否かを、記憶手段に記憶させる手段と、 現像剤残量に関する警告を表示するための信号を出力す
    る手段と、 現像剤残量に関する警告を表示するための表示手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記現像剤残量検知手
    段の検知結果が確定するまでの期間は、前記記憶手段が
    記憶している現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤
    残量レベルを検知したか否かのデータにより、現像剤残
    量に関する警告を表示するための信号を出力することを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤残量に関する警告とは、少な
    くとも現像剤残量が少ないことを意味する警告と、現像
    剤残量が無くなったことを意味する警告とのいづれか或
    いは両方であることを特徴とする請求項1又は2の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、電源
    を備えた揮発性メモリ或いは非接触メモリである請求項
    1、2又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジは更に、電子写真感光
    体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写
    真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光
    体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくと
    も一つを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かの項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置は、ディスプレイを有する
    機器と通信可能であり、前記現像剤残量レベルを表示す
    るための信号を出力する手段は、この機器に信号を出力
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 現像剤残量検知手段により現像剤残量を
    検知できる現像剤収納容器と、現像剤残量に関する警告
    を発すべき現像剤残量レベルを検知したか否かを記憶す
    るための記憶手段と、を有することを特徴とするカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に現像剤残量に関する警告
    を発すべき現像剤残量レベルを検知したか否かを書き込
    む手段を有することを特徴とする請求項7のカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段への現像剤残量に関する警
    告の書き込みは、一度限りであることを特徴とする請求
    項8のカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記現像剤残量に関する警告とは、少
    なくとも現像剤残量が少ないことを意味する警告と、現
    像剤残量が無くなったことを意味する警告とのいづれか
    或いは両方であることを特徴とする請求項7、8又は9
    のカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、電
    源を備えた揮発性メモリ或いは非接触メモリである請求
    項7〜10のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジは更に、電子写真感
    光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
    写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
    光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
    とも一つを有することを特徴とする請求項7〜11のい
    ずれかの項に記載のカートリッジ。
  13. 【請求項13】 現像剤残量検知手段により現像剤残量
    を検知できる現像剤収納容器と、記憶手段と、を有する
    カートリッジが着脱可能な画像形成装置において、 前記画像形成装置は、2つ以上の現像剤残量に関する警
    告を発し、更に、前記画像形成装置は、 現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを
    検知した旨を前記記憶手段に記憶させる手段と、 現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベル
    が、現像剤残量の減少に従った順序で検知されたかを判
    断する手段と、 現像剤残量に関する警告を表示するための信号を出力す
    る手段と、 現像剤残量に関する警告を表示するための表示手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 更に、現像剤残量に関する警告を発す
    べき現像剤残量レベルが、前記現像剤残量の減少に従っ
    た順序で検知されたかを判断する手段の判断結果に応じ
    て、画像形成装置或いはカートリッジの異常を検知する
    異常検知手段と、 画像形成装置或いはカートリッジの異常を表示するため
    の信号を出力する手段と、 画像形成装置或いはカートリッジの異常を表示するため
    の表示手段と、を有することを特徴とする請求項13の
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 現像剤残量に関する警告を発すべき現
    像剤残量レベルが、現像剤残量の減少に従った順序を逸
    脱した場合、画像形成装置或いはカートリッジの異常と
    判断することを特徴とする請求項14の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 現像剤残量に関する警告を発すべき現
    像剤残量レベルを検知した旨を、現像剤残量の減少に従
    った順序で前記記憶手段に記憶することを特徴とする請
    求項13、14又は15の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 現像剤残量の減少に従った順序で現像
    剤残量に関する警告を表示することを特徴とする請求項
    16の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 画像形成装置或いはカートリッジの異
    常と判断された場合は、現像剤残量に関する警告を発す
    べき現像剤残量レベルを検知した旨を、現像剤残量の減
    少に従った順序を逸脱して前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする請求項14又は15の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 画像形成装置或いはカートリッジの異
    常と判断された場合は、画像形成装置或いはカートリッ
    ジの異常を検知した旨を、前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする請求項14又は15の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、電
    源を備えた揮発性メモリ或いは非接触メモリである請求
    項13〜19のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記カートリッジは更に、電子写真感
    光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
    写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
    光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
    とも一つを有することを特徴とする請求項13〜20の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 画像形成装置は、ディスプレイを有す
    る機器と通信可能であり、前記現像剤残量レベルを表示
    するための信号を出力する手段は、この機器に信号を出
    力することを特徴とする請求項13〜21のいずれかの
    項に記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 現像剤残量検知手段により現像剤残量
    を検知できる現像剤収納容器と、記憶手段と、を有する
    カートリッジにおいて、 現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残量レベルを
    検知した旨が、現像剤残量の減少に従った順序で記憶手
    段に記憶されることを特徴とするカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記現像剤残量検知手段により現像剤
    残量を検知できる現像剤収納容器と、記憶手段と、を有
    する画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおい
    て、 画像形成装置本体或いはカートリッジの異常と判断され
    た場合は、現像剤残量に関する警告を発すべき現像剤残
    量レベルを検知した旨が、現像剤残量の減少に従った順
    序を逸脱して前記記憶手段に記憶されることを特徴とす
    るカートリッジ。
  25. 【請求項25】 現像剤残量検知手段により現像剤残量
    を検知できる現像剤収納容器と、記憶手段と、を有する
    画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、 画像形成装置本体或いはカートリッジの異常と判断され
    た場合は、画像形成装置本体或いはカートリッジの異常
    を検知した旨が、前記記憶手段に記憶されることを特徴
    とするカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記記憶手段に、現像剤残量に関する
    警告を発すべき現像剤残量レベルを検知した旨を書き込
    む手段、を有することを特徴とする請求項23のカート
    リッジ。
  27. 【請求項27】 前記記憶手段に、画像形成装置本体或
    いはカートリッジの異常を検知した旨を書き込む手段、
    を有する請求項24又は25のカートリッジ。
  28. 【請求項28】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、電
    源を備えた揮発性メモリ或いは非接触メモリである請求
    項23〜27のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  29. 【請求項29】 前記カートリッジは更に、電子写真感
    光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
    写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
    光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
    とも一つを有することを特徴とする請求項23〜28の
    いずれかの項に記載のカートリッジ。
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