JP2001114879A - ポリエステルの製造法 - Google Patents
ポリエステルの製造法Info
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Abstract
がすぐれると共に、異物の少ないポリエステルを効率的
に製造する方法を提供する。 【解決手段】本発明のポリエステルの製造法は、芳香族
ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体からなるジ
カルボン酸成分と、1,4−ブタンジオールを主成分と
するジオール成分とを用い、触媒の存在下で、エステル
化反応もしくはエステル交換反応およびそれに続く重縮
合反応を行うことによりポリエステルを製造するに際
し、前記エステル化反応もしくはエステル交換反応を減
圧下で行い、かつ重合反応終了以前の任意の段階で、ア
ルカリ性化合物を添加することを特徴とする。
Description
基濃度が低く耐加水分解性にすぐれると共に、異物の少
ないポリエステルを効率よく製造する方法に関するもの
である。
フタレート(以下PBTと称する)は、成形性、耐熱
性、機械的性質および耐薬品性などの特性がすぐれてい
るため、電気部品や自動車部品などの成形材料としてば
かりか、ソフト性やストレッチ性を生かした繊維用とし
ても広く用いられている。
ル交換法によって製造される。ここでいう直接重合法と
は、テレフタル酸と1,4−ブタンジオールとを主成分
としてエステル化反応を行い、次いで減圧下で重縮合反
応することによりPBTを製造する方法である。また、
エステル交換法とは、テレフタル酸のエステル形成誘導
体と1,4−ブタンジオールとを主成分としてエステル
交換反応を行い、次いで減圧下で重縮合反応することに
よりPBTを製造する方法である。
ため、高温高湿雰囲気などの厳しい環境においても十分
に使用可能な耐加水分解性に優れたPBTの実現が求め
られている。
ては、例えば特開昭57−147516号、特開平6−
234909号および特開平8−253572号公報な
どに記載されているように、重縮合時にアルカリ性金属
化合物を添加することによって、生成するPBTのカル
ボキシル末端基濃度を低減するに方法が従来から知られ
ている。
るPBTのカルボキシル末端基濃度の低減効果が十分で
なく、特に直接重合法で製造した場合には、異物の生成
が多く、溶液ヘイズが高くなるという問題があった。
来技術における問題点の解決を課題として検討した結果
達成されたものであり、その目的とするところは、カル
ボキシル末端基濃度が低く耐加水分解性にすぐれると共
に、異物の生成が少ないポリエステルを効率的に製造す
る方法を提供することにある。
的を達成すべく鋭意検討した結果、エステル化反応また
はエステル交換反応を減圧下で行うと共に、重縮合反応
前の任意の段階で特定のアルカリ性化合物を添加するこ
とによって、上記の課題が効果的に達成できることを見
出し、本発明に到達した。
は、芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体
からなるジカルボン酸成分と、1,4−ブタンジオール
を主成分とするジオール成分とを用い、触媒の存在下
で、エステル化反応もしくはエステル交換反応およびそ
れに続く重縮合反応を行うことによりポリエステルを製
造するに際し、前記エステル化反応もしくはエステル交
換反応を減圧下で行い、かつ重合反応終了以前の任意の
段階で、アルカリ性化合物を添加することを特徴とす
る。
いては、前記ジカルボン酸成分がテレフタル酸を主成分
とする芳香族ジカルボン酸からなること、前記アルカリ
性化合物を重縮合反応前に添加すること、前記アルカリ
性化合物がナトリウム化合物、カリウム化合物、マグネ
シウム化合物およびカルシウム化合物から選ばれた少な
くとも1種であること、前記アルカリ性化合物を生成す
るポリエステル100重量部に対し、0.001〜0.
1重量部添加すること、前記エステル化反応もしくはエ
ステル交換反応の反応触媒としてチタン化合物および/
またはスズ化合物を使用すること、前記エステル化反応
もしくはエステル交換反応を圧力13.3〜79.9k
Paの減圧下で行うこと、および前記重縮合反応終了以
前の任意の段階で更にリン化合物を添加することが、い
ずれも好ましい条件であり、これらの条件を適用するこ
とにより、さらにすぐれた効果の取得を期待することが
できる。
カルボン酸またはそのエステル形成誘導体からなるジカ
ルボン酸成分と、1,4−ブタンジオールを主成分とす
るジオール成分とを、エステル化反応またはエステル交
換反応し、次いで重縮合反応することにより製造される
主鎖にエステル結合を有する高分子量のポリエステルで
ある。
のエステル形成誘導体(ジカルボン酸成分)としては、
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン
酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタン、アントラ
センジカルボン酸、4,4´−ジフェニルエーテルジカ
ルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸などの芳
香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
ン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、
1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸および
これらのエステル形成性誘導体などが挙げられるが、こ
れらの中でもテレフタル酸および2,6−ナフタレンジ
カルボン酸が好ましく、特にテレフタル酸が好ましく使
用される。
1,4−ブタンジオールを主成分とするものであるが、
1,4−ブタンジオール以外の共重合ジオール成分、例
えばエチレングリコール、プロピレングリコ−ル、1,
6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノ−ル、ビスフェノ−ルA、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコールおよびテトラメチレングリコ
ールなどを、主成分に対して40モル%以下の範囲で用
いることもできる。
比は、1,4−ブタンジオールの分解によるテトラヒド
ロフランの副生などの副反応を抑制するために、ジオー
ル成分のジカルボン酸成分に対するモル比が1.1〜
2.0、特に1.1〜1.5の範囲であることが好まし
い。
エステル交換反応時に、触媒としてチタン化合物および
/またはスズ化合物を使用することによって、エステル
化反応またはエステル交換反応をより効果的に進めるこ
とができる。
ステル交換反応時に触媒として使用されるチタン化合物
は特に限定されるのものではないが、式(R1 O)n T
i(OR2 )4-n (ただし、式中のR1 、R2 は炭素数
1〜l0の脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素基、
nは0〜4の数字(小数を含む)である。)で表される
チタン酸エステルおよび縮合物が好ましい。
ン酸のメチルエステル、テトラ−n−プロピルエステ
ル、テトラ−n−ブチルエステル、テトライソプロピル
エステル、テトライソブチルエステル、テトラ−tert−
ブチルエステル、シクロヘキシルエステル、フェニルエ
ステル、ベンジルエステル、トリルエステル、あるいは
これらの混合エステルなどが挙げられるが、これらの内
でもチタン酸のテトラ−n−プロピルエステル、テトラ
−n−ブチルエステルおよびテトライソプロピルエステ
ルが、特にチタン酸のテトラ−n−ブチルエステルが好
ましく使用される。
もよく、2種以上を併用することもできる。
るポリエステル100重量部に対して0.01〜0.3
重量部が好ましく、特に0.02〜0.2重量部の範囲
が好ましい。
ステル交換反応時に触媒として使用されるスズ化合物は
特に限定されるものではないが、下記一般式
1 〜X4 はアルキル基、アリール基、アリルオキシ基、
シクロヘキシル基、ヒドロキシ基、ハロゲンなどを含む
1価の基を示し、同一であっても異なっていてもよい。
また、X5 は硫黄または酸素原子を示す。)で表される
化合物およびその縮合体が好ましく使用される。
ルスズオキサイド、メチルフェニルスズオキサイド、テ
トラエチルスズ、ヘキサエチルジスズオキサイド、シク
ロヘキサヘキシルジスズオキサイド、ジドデシルスズオ
キサイド、トリエチルスズハイドロオキサイド、トリフ
ェニルスズハイドロオキサイド、トリイソブチルスズア
セテート、ジブチルスズジアセテート、ジフェニルスズ
ジラウレート、モノブチルスズトリクロライド、ジブチ
ルスズジクロライド、トリブチルスズクロライド、ジブ
チルスズサルファイドおよびブチルヒドロキシスズオキ
サイドなどが挙げられるが、これらの内でも、特にモノ
アルキルスズ化合物が好ましく使用される。
ン酸も用いることができ、この場合には、メチルスタン
ノン酸、エチルスタンノン酸、ブチルスタンノン酸など
のアルキルスタンノン酸が好ましく使用される。
よく、2種以上を併用することもできる。
ポリエステル100重量部に対して0.02〜0.3重
量部が好ましく、特に0.03〜0.2重量部の範囲が
好ましい。
のではなく、エステル化またはエステル交換反応の直前
または反応初期から反応終了までの任意の段階で添加し
てもよい。
応後の重縮合反応においては、この重縮合反応を効果的
に進める上で、必要な触媒を別途添加、使用することが
でき、通常使用されている触媒、例えば三酸化アンチモ
ン、酢酸アンチモンなどのアンチモン化合物、ジルコニ
ウムテトラ−n−ブトキシドなどのジルコニア化合物、
前記チタン化合物、前記スズ化合物などを、生成するポ
リエステル100重量部に対して0.01〜0.15重
量部の範囲で添加することが好ましく、特にチタン化合
物を使用するのが好ましい。
合物は、特に限定されるものではないが、周期律表Ia
族(アルカリ金属)、IIa族(アルカリ土類金属)の水
酸化物、無機酸塩、有機酸塩、例えば酢酸塩、炭酸塩ま
たはこれらの水和物、錯塩、アンモニウム塩などが挙げ
られ、また、アミン化合物なども用いることができる。
物の具体例としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウ
ム、水酸化ベリリウム、水酸化マグネシウム、水酸化ス
トロンチウム、水酸化バリウム、酢酸リチウム、酢酸ナ
トリウム、酢酸カリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カル
シウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、安息香酸リチウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸
カリウム、トリエチルアミン、アニリン、ピリジンなど
を挙げることができる。これらの内でも、ナトリウム化
合物、カリウム化合物、マグネシウム化合物およびカル
シウム化合物が好ましく使用される。なお、これらのア
ルカリ性化合物は、1種のみを使用してももよく、また
2種以上を併用することもできる。
合終了以前の任意の段階で添加することができるが、重
縮合反応前の段階に添加するのがより好ましい。
および分割添加のどちらであってもよい。
体のまま加える方法および適当な溶媒を使用して溶解も
しくは懸濁液にして添加する方法などが挙げられるが、
中でも、1,4−ブタンジオールの懸濁液として添加す
るのが好ましい。
は特に限定されるものではないが、生成するポリエステ
ル100重量部に対して0.001〜0.1重量部、特
に0.005〜0.09重量部の範囲が好ましい。
は、エステル化反応を行ってオリゴマーとし、またエス
テル交換法を用いる場合には、エステル交換反応を行っ
てオリゴマーとし、次いで重縮合反応してポリエステル
を製造する。
応の方法は特に限定されるものではなく、回分法あるい
は連続法などの通常のポリエステル製造に用いられるエ
ステル化条件をそのまま適用することができる。
換反応は、圧力が101kPa以下、好ましくは13.
3〜79.9kPa、さらに好ましくは13.3〜5
3.3kPaの範囲となる減圧下で行うことが必要であ
る。
反応温度は特に限定するものではないが、PBTを製造
する場合には、140〜250℃、さらには180〜2
40℃で行うことが好ましい。また、反応を直接重合法
で行う場合には、エステル化反応後のオリゴマーの反応
率が97%以上であることが好ましい。
ら得られたオリゴマーは、次いで重縮合反応に供される
が、その方法は特に限定されるものではなく、回分法お
よび連続法などの通常のポリエステルの製造に用いられ
る重縮合条件をそのまま適用することができ、例えば反
応温度を230〜260℃、好ましくは240〜255
℃の範囲とした条件で行うことが好ましい。
しては、本発明の目的を損なわない範囲で、通常の添加
剤、例えば紫外線吸収剤、熱安定剤、滑剤、離形剤、染
料および顔料を含む着色剤などの1種または2種以上を
添加することができる。
合物、例えばリン酸、亜リン酸、次亜リン酸、ピロリン
酸、リン酸トリアミド、リン酸モノアンモニウム、リン
酸トリメチル、リン酸ジメチル、リン酸ジフェニル、リ
ン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニル、亜リン酸トリ
フェニルおよびホスホン酸ジメチルフェニルなどから選
ばれたリン化合物を添加すると、生成するPBTの色調
が改善に著しく改善されるという好ましい効果が得られ
る。
られるポリエステル、特にPBTは、カルボキシル末端
基濃度が低く耐加水分解性にすぐれると共に、異物の生
成が少ないポリマーであり、電気部品や自動車部品など
の成形材料としてばかりか、フイルム用や繊維用として
も広く用いることができる。
る。
フェノール中、25℃で測定した値である。
ーをo−クレゾール/クロロホルム溶媒に溶解し、エタ
ノール性水酸化カリウムで滴定して測定した値である。
ール/テトラクロロエタン混合溶媒に溶解し、日本電色
工業(株)製のヘイズメーターを使用して測定した値で
ある。 [実施例1]テレフタル酸1132g、1,4−ブタン
ジオール880g、エステル化反応触媒としてのチタン
化合物(テトラ−n−ブチルチタネート)0.9g、お
よびエステル化反応触媒としてのスズ化合物(モノブチ
ルヒドロキシスズオキサイド)0.6gを、精留塔の付
いた反応器に仕込み、190℃、40kPaの減圧下に
エステル化反応を開始した後、徐々に昇温しエステル化
反応を行った。得られた反応物に重縮合反応触媒として
のチタン化合物(テトラ−n−ブチルチタネート)1.
0gおよびアルカリ性化合物(水酸化カリウム)0.4
gを添加し、250℃、67Paの条件で重縮合反応を
行った。 [実施例2]エステル化反応触媒を、テトラ−n−ブチ
ルチタネート1.3gの単独に変更した以外は、実施例
1と同様にして行った。 [実施例3]エステル化反応触媒を、モノブチルヒドロ
キシスズオキサイド1.2gの単独に変更した以外は、
実施例1と同様にして行った。 [実施例4]アルカリ性化合物を、炭酸ナトリウム0.
4gに変更した以外は、実施例1と同様にして行った。 [実施例5]アルカリ性化合物を、酢酸マグネシウム
0.6gに変更した以外は、実施例1と同様にして行っ
た。 [実施例6]アルカリ性化合物を、酢酸リチウム0.5
gに変更した以外は、実施例1と同様にして行った。 [実施例7]アルカリ性化合物を、エステル化反応開始
前に添加した以外は、実施例1と同様にして行った。 [比較例1]エステル化反応を常圧下で行った以外は、
実施例1と同様にして行った。 [比較例2]エステル化反応を常圧下で行った以外は、
実施例2と同様にして行った。 [比較例3]エステル化反応を常圧下で行った以外は、
実施例3と同様にして行った。 [比較例4]エステル化反応を常圧下で行った以外は、
実施例4と同様にして行った。 [比較例5]エステル化反応を常圧下で行った以外は、
実施例7と同様にして行った。 [比較例6]アルカリ性化合物(水酸化カリウム)の添
加を省略した以外は、実施例1と同様にして行った。
について、エステル化反応時間、重縮合反応時間、得ら
れたポリマーの固有粘度、カルボキシル末端基濃度およ
び溶液ヘイズを評価した結果を表1に示す。
の製造法によれば、カルボキシル末端基濃度が低く耐加
水分解性にすぐれると共に、異物の少ないPBTを、短
時間で効率的に製造することができる。
テルの製造法によれば、カルボキシル末端基濃度が低く
耐加水分解性にすぐれると共に、異物の少ないポリエス
テル(PBT)を効率的に得ることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 芳香族ジカルボン酸またはそのエステル
形成誘導体からなるジカルボン酸成分と、1,4−ブタ
ンジオールを主成分とするジオール成分とを用い、触媒
の存在下で、エステル化反応もしくはエステル交換反応
およびそれに続く重縮合反応を行うことによりポリエス
テルを製造するに際し、前記エステル化反応もしくはエ
ステル交換反応を減圧下で行い、かつ重合反応終了以前
の任意の段階で、アルカリ性化合物を添加することを特
徴とするポリエステルの製造法。 - 【請求項2】 前記ジカルボン酸成分が、テレフタル酸
を主成分とする芳香族ジカルボン酸からなることを特徴
とする請求項1に記載のポリエステルの製造法。 - 【請求項3】 前記アルカリ性化合物を、重縮合反応前
に添加することを特徴とする請求項1または2に記載の
ポリエステルの製造法。 - 【請求項4】 前記アルカリ性化合物が、ナトリウム化
合物、カリウム化合物、マグネシウム化合物およびカル
シウム化合物から選ばれた少なくとも1種であることを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリエ
ステルの製造法。 - 【請求項5】 前記アルカリ性化合物を、生成するポリ
エステル100重量部に対し、0.001〜0.1重量
部添加することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
項に記載のポリエステルの製造法。 - 【請求項6】 前記エステル化反応もしくはエステル交
換反応の反応触媒として、チタン化合物および/または
スズ化合物を使用することを特徴とする請求項1〜5の
いずれか1項に記載のポリエステルの製造法。 - 【請求項7】 前記エステル化反応もしくはエステル交
換反応を、圧力13.3〜79.9kPaの減圧下で行
うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
のポリエステルの製造法。 - 【請求項8】 前記重縮合反応終了以前の任意の段階
で、更にリン化合物を添加することを特徴とする請求項
1〜7のいずれか1項に記載のポリエステルの製造法。
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- 1999-10-15 JP JP29311599A patent/JP4783961B2/ja not_active Expired - Fee Related
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