JP2001112338A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP2001112338A
JP2001112338A JP29087099A JP29087099A JP2001112338A JP 2001112338 A JP2001112338 A JP 2001112338A JP 29087099 A JP29087099 A JP 29087099A JP 29087099 A JP29087099 A JP 29087099A JP 2001112338 A JP2001112338 A JP 2001112338A
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JP
Japan
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chaff
angle
adjusting
amount
sensor
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Pending
Application number
JP29087099A
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English (en)
Inventor
Osamu Matsuo
理 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理物量に応じて唐箕の排風調節する機構を
安価に構成するとともに、簡単な仕様変更だけで唐箕の
排風調節機構を提供する。 【解決手段】 角度調節を可能に並列配置したチャフ板
11aを閉じ側に付勢し、処理物の重量に応じて自動的
に開閉角度を変更可能に構成したチャフシーブ11を備
えた脱穀装置において、前記チャフ板11aの開閉角度
を検出するセンサ17を設け、このセンサ17が検出し
たチャフ板11aの開閉角度に基づいて、選別部Bへ供
給する選別風の風量を調節する風量調節手段を備えて
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャフシーブの開
度と選別風量とを調節可能に構成した脱穀装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】チャフシーブの開度と選別風量とを調節
可能に構成した脱穀装置としては、例えば、特開平7−
274696号公報に示されているように、チャフシー
ブ上の処理物の量をセンサで検出することにより、この
検出結果に応じてチャフ板の開度を調節制御し、さらに
唐箕の風量を調節制御するものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、チャフシーブの開度調節制御と、唐箕の風量調
節制御とを、それぞれ個別のモータで行うようになって
おり、2組の制御手段が必要になりコスト高となってし
まうものであった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、処理物量に応じたチャフシーブの開度調節制
御と選別風量の調節制御とを、構造簡単かつ安価に実施
できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕 本発明の特徴
構成は、角度調節可能に並列配置したチャフ板を閉じ側
に付勢し、処理物の重量に応じて自動的に開度を変更可
能に構成したチャフシーブを備えた脱穀装置において、
前記チャフ板の開度を検出するセンサを設け、このセン
サが検出したチャフ板の開度に基づいて、選別風へ供給
する選別風の風量を調節する風量調節手段を備えてある
ことにある。
【0006】〔作用〕 上記構成によると、チャフシー
ブ上の処理物の量が多くなると、その処理物の重量によ
ってチャフ板の開度が大きくなり、この開度はセンサに
よって検出されて、風量調節手段によって唐箕の送風量
を増大させる。また逆に、チャフシーブ上の処理物量が
少なくなれば、チャフ板の開度は小さくなり、唐箕の送
風量を減少させる。よって、チャフシーブ上の処理物の
量に応じて唐箕の排風量を調節することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したコンバ
イン搭載用の脱穀装置を示している。この脱穀装置は、
フィードチェーン1で挟持搬送されてきた刈取穀稈を脱
穀処理する扱胴3を扱室2に軸支し、この扱胴3の下方
で脱穀した処理物を漏下処理する受網4を張設する脱穀
部Aと、脱穀処理物を後方に揺動移送しながら篩い選別
ならびに風選別処理し、選別処理物を一番物(穀粒)と
二番物とに分けて回収する選別部Bとを備えて構成して
いる。
【0008】前記選別部Bは、受網4の前部から漏下し
た処理物を穀粒とわら屑とに比重選別しながら後方へ移
送するグレンパン10、グレンパン10や受網4からの
処理物を篩い選別するチャフシーブ11、穀粒を篩い選
別するとともに唐箕5からの選別風で風選別処理するグ
レンシーブ12、扱室後端からの処理物をわら屑と回収
可能な処理物とに選別処理するストローラック13等を
それぞれシーブケース6に設け、このシーブケース6を
一定ストロークで前後に揺動駆動するように構成してい
る。グレンシーブから漏下して風選された穀粒は、貯留
タンク(図示せず)に搬出する一番物回収部8aと、グ
レンシーブ12の後端から落下した刺さり籾や枝付き籾
等の二番物を二番物還元装置9を介して選別上手側に還
元して再処理させる二番物回収部8bとに選別されて回
収される。そして、シーブケース上に浮遊する塵埃は、
排塵ブロア7の吸引風によって機外に排出されるように
なっている。
【0009】次に、前記チャフシーブ11の角度調節構
造について説明する。図2に示されているように、チャ
フシーブ11は、傾斜させた複数のチャフ板11aを処
理物移送方向の一定間隔おきに並列配置することによっ
て構成されている。そして、各チャフ板11aの上部を
位置固定した支持部材14に、支軸21を介して軸芯P
周り前後揺動自在に枢支連結するとともに、チャフ板1
1aの下部を前後動自在なリンクアーム15に回動自在
に支軸22を介して軸支している。また、前記リンクア
ーム15にスプリング16を設けて、チャフシーブ11
の開閉角度を閉じ側に復帰付勢している。
【0010】従って、リンクアーム15の前後動によっ
て、全チャフ板11aが軸芯P周りに揺動することによ
り、隣接するチャフ板11aとの隙間が変化する。そし
て、閉じ側に付勢しているスプリング16に対して、チ
ャフシーブ11上の処理物が多くなるに伴って、その処
理物の自重によってスプリング16に抗してチャフシー
ブ11の下端部を押し下げることで、チャフシーブ11
上の処理物の量に応じたチャフシーブ11の開閉角度を
自動的に変更可能な構成としている。
【0011】次に、唐箕5の風量を調節する構造につい
て説明する。図2に示されているように、角度調節可能
なチャフ板11aの一つの上部支点に、そのチャフ板1
1aの揺動角度を検出する角度センサ17を設け、この
角度センサ17が検出した情報はマイクロコンピュータ
等で構成される制御装置18に入力されている。この制
御装置18からは、角度センサ17の検出した情報に基
づいて、モータ19に対して駆動信号が出力され、この
駆動信号に応じて前記モータ19がワイヤ20を操作し
て、唐箕5の排風カバー5aを開閉し、送風口5bから
送り出される風量を調節する構造としている。
【0012】つまり、チャフシーブ11上の処理物量が
少なく、処理物の漏下の少ない閉じ側に付勢されている
チャフ板11aの角度を検出した場合には、排風カバー
5aを図2の矢印方向に操作し、唐箕5の風を逃がすこ
とで送風口5bの風量を減少させて穀粒の三番飛散を抑
えている。また逆に、処理物量の漏下の多い開き側のチ
ャフ板11aの角度を検出した場合には、排風カバー5
aを閉じて送風口5bの風量を増加させることで選別性
能を向上している。
【0013】尚、上記実施の形態では、チャフ板11a
の揺動に対して、直接的に開度を検出しているが、支持
部材とリンクアームとをチャフ板とは別に架設した部材
の角度を検出する等の、チャフ板の揺動に伴って変位す
る部材を間接的に検出してもよい。
【0014】尚、上記実施の形態では、風量調節手段
を、チャフ板11aの開閉角度によって唐箕5の風量を
調節する手段としていたが、唐箕5とは別に補助ファン
を設けて、唐箕5の選別風量を調節するとともに補助フ
ァンの選別風量を調節する風量調節手段、或いはこの別
に設けた補助ファンのみの選別風量を調節する風量調節
手段としてもよい。
【発明の効果】従って、本発明にかかる構成によれば、
本発明のチャフ角度検出構造は、チャフシーブ上の処理
物量をセンサを用いて検出する穀粒層厚感知式等の構造
に比べて、この穀粒層厚感知式の構造と同等の機能を発
揮できるとともに、処理物量に応じた唐箕の風量調節構
造を簡易で安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の縦断側面図
【図2】チャフシーブの側面図と唐箕の風量を調節する
制御手段を示す概略側面図
【符号の説明】
11 チャフシーブ 11a チャフ板 17 角度センサ B 選別部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角度調節可能に並列配置したチャフ板を
    閉じ側に付勢し、前記チャフ板を処理物の重量に応じて
    自動的に開閉角度を変更可能に構成したチャフシーブを
    備えた脱穀装置において、 前記チャフ板の開閉角度を検出するセンサを設け、この
    センサが検出したチャフ板の開閉角度に基づいて、選別
    部へ供給する選別風の風量を調節する風量調節手段を備
    えてある脱穀装置。
JP29087099A 1999-10-13 1999-10-13 脱穀装置 Pending JP2001112338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29087099A JP2001112338A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 脱穀装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29087099A JP2001112338A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 脱穀装置

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JP2001112338A true JP2001112338A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17761576

Family Applications (1)

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JP29087099A Pending JP2001112338A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 脱穀装置

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